JP3361457B2 - コネクタソケット - Google Patents

コネクタソケット

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JP3361457B2 JP19276798A JP19276798A JP3361457B2 JP 3361457 B2 JP3361457 B2 JP 3361457B2 JP 19276798 A JP19276798 A JP 19276798A JP 19276798 A JP19276798 A JP 19276798A JP 3361457 B2 JP3361457 B2 JP 3361457B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプリント基板の表
面に実装されるコネクタソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコネクタソケットの構成
を図15に示す。絶縁樹脂材よりなるボディ11にピン
状のコンタクト12が取り付けられている。コンタクト
12はその一端側がボディ11の前面側に形成された開
口部13に位置され、他端側はボディ11の背面から突
出された後、その背面に沿ってボディ11の底面側に延
長され、さらにその先端がボディ11の底面の後方延長
上に位置するように折り曲げ伸長されている。コンタク
ト12はこの例では4本設けられており、その中間部が
ボディ11に圧入されることにより、ボディ11に保持
されている。
【0003】ボディ11の前面側にはシールドカバー1
4の筒状とされた挿入部15が配設されており、この挿
入部15を介して相手方プラグ(図示せず)がボディ1
1の開口部13に挿入されるものとなっている。シール
ドカバー14は金属板よりなり、挿入部15と、その挿
入部15の両側からそれぞれ折り曲げ延長された腕部1
6とを有するものとされ、これら両腕部16はボディ1
1の両側面に配されてボディ11に係止されるものとな
っている。
【0004】コ字状に折り曲げられてボディ11の上面
及び両側面に被されているロックバネ17はバネ性を有
する金属板よりなるもので、その上面部18にはロック
片19が設けられている。ロック片19はボディ11の
開口部13に臨むように内側に折り曲げられて形成され
ており、その突部19aが相手方プラグの凹部と係合す
るものとなっている。なお、シールドカバー14の両腕
部16はロックバネ17の両側面部21とボディ11と
の間に挟まれており、その両腕部16と係合して抜け止
めされるように、ロックバネ17の両側面部21には爪
22がそれぞれ内向きに切り起こされて形成されてい
る。
【0005】ロックバネ17の両側面部21の下端には
互いに対向する位置に脚部23がボディ11の底面より
突出するように形成されており、この例では脚部23は
両側面部21にそれぞれ2つずつ形成され、つまり2対
設けられている。一方、シールドカバー14の両腕部1
6の下側縁には、ロックバネ17の各脚部23と対応す
る位置に取り付け部24が突出形成されており、これら
脚部23と取り付け部24とはボディ11の底面より突
出する部分が互いに重なるように同一形状とされて対面
されている。
【0006】上記のような構成とされたコネクタソケッ
ト25のプリント基板への取り付けは、図16に示した
ようにプリント基板26に各取り付け部24・脚部23
と対応する取り付け孔27を形成して、それら取り付け
孔27に取り付け部24・脚部23を挿通し、プリント
基板26の裏面側において、それら取り付け部24・脚
部23をランド(配線パターン)28に半田付けするこ
とによって行われる。一方、各コンタクト12はこの半
田付け作業とは別に、プリント基板26の表面側におい
て対応するランドに半田接続され、つまり面実装され
る。なお、取り付け孔27は例えばスルーホールめっき
が施されたものとされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のこの種のプリント基板26に面実装されるコネクタソ
ケット25においては、シールドカバー14及びロック
バネ17に取り付け部24及び脚部23を突設し、それ
ら取り付け部24及び脚部23をプリント基板26の取
り付け孔27に挿通して半田付けすることにより、プリ
ント基板26に固定されるものとなっており、この固定
構造により例えば相手方プラグとの挿抜によって加わる
外力に耐えうるものとしている。
【0008】しかしながら、この構造においてはコネク
タソケット25の面実装のための半田付け作業とは別
に、プリント基板26の裏面側において、4箇所の例え
ば手半田による半田付け作業を行わなければならず、そ
の作業は面倒で工数がかかるものとなっていた。また、
半田による固定は強度上、充分とは言えないものとなっ
ていた。
【0009】この発明の目的は上述した問題点に鑑み、
プリント基板の裏面側における半田付け作業を不要と
し、かつ充分な固定強度を得られるようにしたコネクタ
ソケットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、コンタクトを保持した絶縁ボディと、そのボディの
上面及び両側面に被され、その上面部に相手方プラグと
係合するロック片を有するロックバネと、ボディの、プ
ラグが挿入される前面及び両側面に配され、その両側面
に配された両腕部がロックバネとボディとの間に挟まれ
たシールドカバーとを備え、ロックバネの両側面部の下
端に互いに対向して突設された脚部と、それら脚部とそ
れぞれ対面するように上記両腕部に突設された取り付け
部とがプリント基板に設けられた取り付け孔に挿通され
て固定される構造とされたコネクタソケットにおいて、
上記各取り付け部の先端にキンクが形成され、上記各脚
部にフクリン出しが行われ、ロックバネがボディに対し
て上下方向に変位可能とされ、ロックバネを上方に位置
させた状態で、上記取り付け部を上記取り付け孔に挿通
した後、ロックバネを押下することにより、上記脚部に
よって上記キンクの互いの外側への変形が抑止されて上
記取り付け孔に上記キンクが固定される構造とされる。
【0011】請求項2の発明では請求項1の発明におい
て、上記脚部のフクリンが上記取り付け孔の内壁面に圧
接するように形成される。請求項3の発明では請求項1
乃至2の何れかの発明において、ロックバネの両側面部
に互いの内側に切り起こされた爪がそれぞれ形成され、
それら爪と係合してロックバネの上下2位置を規定する
第1、第2の係止部が上記両腕部に形成される。
【0012】請求項4の発明によれば、コンタクトを保
持した絶縁ボディと、そのボディの上面及び両側面に被
され、その上面部に相手方プラグと係合するロック片を
有するロックバネと、ボディの、プラグが挿入される前
面及び両側面に配され、その両側面に配された両腕部が
ロックバネとボディとの間に挟まれたシールドカバーと
を備え、上記両腕部にボディの底面側に突出するように
互いに対向して形成された取り付け部がプリント基板に
設けられた取り付け孔に挿通されて固定される構造とさ
れたコネクタソケットにおいて
【0013】ボディの上面側よりロックバネの外側に嵌
め込まれるコ字状スペーサを具備し、上記各取り付け部
の先端にキンクを形成し、上記各取り付け部を上記取り
付け孔に挿通した後、スペーサを嵌め込むことにより、
その上記取り付け孔に挿通された先端部によって上記キ
ンクの互いの外側への変形が抑止されて上記取り付け孔
に上記キンクが固定される構造とされる。
【0014】請求項5の発明では請求項1乃至の何れ
かの発明において、ロックバネに端子が一体形成され、
その端子の先端部はボディの底面の後方延長上に位置さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。なお、図15と対応する
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1は
請求項1の発明の一実施例を示したものであり、図2乃
至4はそれぞれそのシールドカバー14、ロックバネ1
7及びボディ11の構造を示したものである。まず、各
部品の構造について説明する。
【0016】この例ではシールドカバー14の各取り付
け部24の先端に図2に示したようにキンク31が形成
される。キンク31は取り付け部24の先端がくの字状
に折り曲げられて形成され、両腕部16の互いに対向す
るキンク31はくの字の中央部が互いの内側とされてい
る。両腕部16には共にその後方端から切欠き32が形
成されて、上腕部33と下腕部34とに分離されてお
り、上腕部33の切欠き32に沿う内側縁にはさらに方
形状の小さな切欠き35が形成されている。一方、下腕
部34にはそれぞれ一対の方形状の窓36が形成されて
おり、これら窓36の下縁には図2に示すように、厚さ
方向にテーパ37が形成されている。
【0017】ロックバネ17の各脚部23には図3に示
したようにフクリン出しが行われる。フクリン38は対
向する脚部23の互いの外側に突出するように形成され
ており、その脚部23の先端側部分はテーパ面38aを
なすように突出されている。両側面部21にはこの例で
はそれぞれ一対の爪39が内向きに切り起こされて形成
されており、またその前端側の下縁には係止部41がそ
れぞれ内側に180°曲げされて形成されている。
【0018】一方、上面部18の後方端には下向きに9
0°曲げされた延長部42が設けられており、さらにそ
の延長部42に一体に、一対の端子43が形成されてい
る。これら端子43は下方に延長された後、外側に90
°曲げされており、即ち、その先端部43aがボディ1
1の底面の後方延長上に位置するように形成されてい
る。
【0019】ボディ11の両側面の上縁部分には図4に
示したように、全長に渡って突部44が設けられてお
り、さらにこれら突部44の下方に、前後方向に長い島
状の突部45がそれぞれ形成されている。突部45はそ
の中間部分を除いて、その頂面がテーパ面45aとされ
ている。なお、これら突部44と45との間における後
端側には凹部46が設けられており、その凹部46の前
方には突起47が形成されている。
【0020】図5は上述したボディ11にコンタクト1
2が圧入されて取り付けられ、さらに図2に示したシー
ルドカバー14が取り付けられた状態を示したものであ
る。シールドカバー14はボディ11の前方側から嵌め
込まれ、その上腕部33に形成されている切欠き35が
ボディ11の突起47にそれぞれ係合されることにより
係止され、さらにその上腕部33の先端がそれぞれ凹部
46内へ折り曲げられることによってボディ11に取り
付け固定される。なお、この状態でシールドカバー14
の上腕部33はボディ11の突部44と45との間に組
み込まれ、また上腕部33と下腕部34との間の切欠き
32にボディ11の突部45が組み込まれる。
【0021】シールドカバー14が取り付けられたボデ
ィ11に対し、ロックバネ17はボディ11の上方側か
ら嵌め込まれて取り付けられる。図1は嵌め込まれたロ
ックバネ17が完全に押下された状態を示したものであ
るが、ロックバネ17はこの例ではボディ11に対して
上下方向に変位可能(移動可能)とされており、即ちこ
の図1の最終嵌合位置に対して仮嵌合位置をとれるもの
となっている。
【0022】ロックバネ17のこれら上下2位置はロッ
クバネ17に設けられている爪39の係止位置によって
規定される。即ち、図5中、破線で示したように爪39
がシールドカバー14に設けられている窓36に係合し
て、その先端が窓36の上縁に係止されることによって
最終嵌合位置が規定され、一方、一点鎖線で示したよう
に爪39がボディ11の突部45のテーパ面45a上に
位置し、その先端がシールドカバー14の上腕部33の
下縁に係止されることによって仮嵌合位置が規定され
る。このように、シールドカバー14の腕部16には、
この例では上腕部33及び窓36によって構成される第
1、第2の係止部が設けられたものとなっている。な
お、ロックバネ17の係止部41は図5中、破線で示し
たように最終嵌合状態において、シールドカバー14の
下腕部34の下縁に係止される。
【0023】次に、上記のような構成とされたコネクタ
ソケット48のプリント基板26への実装について説明
する。図6はプリント基板26の実装面(表面)側から
見たコネクタソケット48取り付け部の構成を示したも
のであり、所定の配置で取り付け孔27が4つ形成され
ており、さらにコンタクト接続用の4つのランド51及
びその両側に2つの大形のランド52が形成されたもの
となっている。なお、各ランド51,52への配線パタ
ーンの図示は省略している。
【0024】コネクタソケット48の取り付けは、図7
に示したようにロックバネ17を上方に位置させ、即ち
ロックバネ17を前述した仮嵌合位置に位置させた状態
で、まず各取り付け部24を取り付け孔27に挿通させ
る。各取り付け部24にはキンク31が形成されている
ため、対向するキンク31は外側に押し広げられた後、
復帰し、図に示したように互いに対向するキンク31に
よってプリント基板26が挟持された状態となる。
【0025】次に、ロックバネ17を、図8に示したよ
うに最終嵌合位置まで押し下げる。これにより、ロック
バネ17のフクリン38が形成された脚部23が取り付
け孔27にそれぞれ挿入され、取り付け部24の外側に
位置される。脚部23のフクリン38は図に示したよう
に取り付け孔27の内壁面に圧接した状態となり、この
脚部23によってキンク31の互いの外側への変形が抑
止されるため、キンク31は取り付け孔27に堅固に固
定され、即ちコネクタソケット48がプリント基板26
に堅固に固定される。
【0026】ロックバネ17に設けた一対の端子43の
各先端部43aは、この状態で対応するランド52上に
それぞれ位置されており、これら先端部43aとランド
52とはコンタクト12とランド51とのリフロー半田
による半田付け時に一括して半田付けすることができる
ものとなっている。なお、シールドカバー14はロック
バネ17と接触しているため、シールドカバー14は端
子43を介してプリント基板26に電気的に接続され
る。
【0027】上述したように、このコネクタソケット4
8の構造によれば、従来のようにプリント基板26の裏
面側において半田付け作業を行うといった面倒な工程は
不要となり、極めて簡易にプリント基板26に実装で
き、かつ充分な固定強度を得られるものとなる。なお、
ロックバネ17に設けた端子43の先端部43aの曲げ
角度を若干鈍角として、プリント基板26への実装時に
先端部43aがランド52に圧接するようにすれば、半
田付けを不要とすることも可能である。端子43の形成
はこの例のように2つでなくてもよく、例えば1つとし
てもよい。
【0028】図9はシールドカバー14の取り付け部2
4のキンク31の形状を変え、即ち互いの内側への折れ
込みを小として、プリント基板26への実装時に自重落
下により各取り付け孔27に取り付け部24を装着でき
るようにしたものである。この例においても装着後、ロ
ックバネ17を押し込むことにより、キンク31は取り
付け孔27に圧接し、堅固に固定されるものとなる。
【0029】次に、請求項4の発明の実施例について図
10及び図11を参照して説明する。この例ではコネク
タソケットは図11に示したコ字状のスペーサ53を2
つ具備するものとされる。スペーサ53はボディ11の
上面側よりロックバネ17の外側に嵌め込まれる大きさ
とされており、嵌め込まれた状態でそのコ字の両脚部の
先端部53aが、シールドカバー14の取り付け部24
の先端に形成されているキンク31の外側に位置するも
のとされている。
【0030】このコネクタソケット54のプリント基板
26への固定は、各取り付け部24を取り付け孔27に
挿通した後、スペーサ53を嵌め込むことによって行わ
れ、これにより取り付け孔27に挿通されたスペーサ5
3の先端部53aによってキンク31の互いの外側への
変形が抑止され、取り付け孔27にキンク31が固定さ
れるものとなっている。
【0031】なお、この例においてはロックバネ17の
各脚部23は図10に示したように、従来と同様に平板
状のストレートとされ、その長さは取り付け部24のキ
ンク31にかからない長さとされる。また、ロックバネ
17は単にボディ11に嵌め込まれて取り付けられるも
のとされ、即ち図1におけるロックバネ17のように上
下に変位しないものとされる。
【0032】スペーサ53は例えば樹脂製とされる。な
お、金属材で構成することも可能である。図12は考え
られる他の例を示したものである。この例ではコネクタ
ソケットはストッパ55を具備するものとされる。スト
ッパ55は例えばバネ性を有する金属板よりなり、図1
3に示したように平面形状がコ字状とされたもので、シ
ールドカバー14の4つの取り付け部24と対応する4
つの穴56が図に示したように切り起こしによって形成
されたものとなっている。
【0033】シールドカバー14の取り付け部24は、
この例では図12に示したようにキンクのない、従来と
同様のストレート形状とされ、またロックバネ17は脚
部23のない形状とされている。このコネクタソケット
57のプリント基板26への固定は、シールドカバー1
4の各取り付け部24を取り付け孔27に挿通した後、
プリント基板26の裏面側において、その取り付け孔2
7から突出した取り付け部24の先端に、対応する穴5
6を一致させてストッパ55を圧入することによって行
われ、これにより各取り付け部24が穴56に嵌合係止
され、即ち取り付け孔27に固定される。
【0034】このような構造のコネクタソケット57で
は、そのプリント基板26への実装時に、プリント基板
26の裏面側においてストッパ55を取り付けるといっ
た作業は必要となるものの、単に圧入するだけでよく、
従来の半田付け作業に比べ、簡単であり、また半田付け
に比し、固定強度の向上を図ることができる。上述した
実施例では、ロックバネ17はプリント基板26の実装
面上に位置する端子43をいずれも有するものとしてい
るが、例えば端子43のない構成であってもよい。この
場合、図1のコネクタソケット48及び図10のコネク
タソケット54に対しては、取り付け部24のキンク3
1の圧接によって導通が得られるようにプリント基板2
6の取り付け孔27はスルーホールめっき孔とされる。
【0035】また、図12のコネクタソケット57に対
しては、ストッパ55と圧接導通する配線パターンをプ
リント基板26の裏面に設けておけばよい。なお、この
場合ストッパ55に、図14に示したように接片58を
切り起こして形成し、この接片58によって配線パター
ンとの良好な接触状態が得られるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
面実装されるコネクタソケットにおいて、面実装のため
の半田付けとは別に、従来行われていたプリント基板の
裏面側におけるシールドカバー取り付け部(及びロック
バネ脚部)の面倒な半田付け作業を不要とすることがで
き、よって実装作業を簡易に行うことができ、工数の削
減を図ることができる。
【0037】また、従来のようにコネクタソケットの固
定強度を半田により得るものではないため、強度及び信
頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示す図、Aは正面
図、Bは平面図、Cは側面図。
【図2】Aは図1におけるシールドカバーの正面図、B
はその平面図、Cはその断面図。
【図3】Aは図1におけるロックバネの正面図、Bはそ
の平面図、Cはその断面図。
【図4】Aは図1におけるボディの断面図、Bはその正
面図、Cはその平面図、Dはその側面図。
【図5】ボディへのシールドカバーの取り付け及びロッ
クバネの爪の嵌合位置(上下2位置)を説明するための
図。
【図6】プリント基板の実装面の構成を示す平面図。
【図7】図1のコネクタソケットの仮実装状態を示す
図、Aは正面図、Bは側面図。
【図8】図1のコネクタソケットの最終実装状態を示す
図、Aは正面図、Bは側面図。
【図9】Aはキンクの内側への折れ込みを小とすること
による自重落下による装着を説明するための図、Bはそ
の最終実装状態を示す図。
【図10】請求項4の発明の実施例を説明するための
図。
【図11】図10におけるスペーサの斜視図。
【図12】考えられる他の例を説明するための図。
【図13】Aは図12におけるストッパの平面図、Bは
その正面図。
【図14】Aは接片を有するストッパの平面図、Bはそ
の側面図。
【図15】従来のコネクタソケットを示す図、Aは断面
図、Bは正面図、Cは平面図、Dは側面図。
【図16】図15のコネクタソケットの実装状態を示す
図。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04 - 12/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に面実装されるコネクタソ
    ケットであって、 コンタクトを保持した絶縁ボディと、そのボディの上面
    及び両側面に被され、その上面部に相手方プラグと係合
    するロック片を有するロックバネと、上記ボディの、上
    記プラグが挿入される前面及び両側面に配され、その両
    側面に配された両腕部が上記ロックバネとボディとの間
    に挟まれたシールドカバーとを備え、上記ロックバネの
    両側面部の下端に互いに対向して突設された脚部と、そ
    れら脚部とそれぞれ対面するように上記両腕部に突設さ
    れた取り付け部とが上記プリント基板に設けられた取り
    付け孔に挿通されて固定される構造とされたコネクタソ
    ケットにおいて、 上記各取り付け部の先端にキンクが形成され、 上記各脚部にフクリン出しが行われ、 上記ロックバネは上記ボディに対して上下方向に変位可
    能とされ、 上記ロックバネを上方に位置させた状態で、上記取り付
    け部を上記取り付け孔に挿通した後、上記ロックバネを
    押下することにより、上記脚部によって上記キンクの互
    いの外側への変形が抑止されて上記取り付け孔に上記キ
    ンクが固定される構造とされていることを特徴とするコ
    ネクタソケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタソケットにおい
    て、 上記脚部のフクリンは上記取り付け孔の内壁面に圧接す
    るように形成されていることを特徴とするコネクタソケ
    ット。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載の何れかのコネクタ
    ソケットにおいて、 上記ロックバネの両側面部に互いの内側に切り起こされ
    た爪がそれぞれ形成され、 それら爪と係合して上記ロックバネの上下2位置を規定
    する第1、第2の係止部が上記両腕部に形成されている
    ことを特徴とするコネクタソケット。
  4. 【請求項4】 プリント基板に面実装されるコネクタソ
    ケットであって、 コンタクトを保持した絶縁ボディと、そのボディの上面
    及び両側面に被され、その上面部に相手方プラグと係合
    するロック片を有するロックバネと、上記ボディの、上
    記プラグが挿入される前面及び両側面に配され、その両
    側面に配された両腕部が上記ロックバネとボディとの間
    に挟まれたシールドカバーとを備え、上記両腕部に上記
    ボディの底面側に突出するように互いに対向して形成さ
    れた取り付け部が上記プリント基板に設けられた取り付
    け孔に挿通されて固定される構造とされたコネクタソケ
    ットにおいて、 上記ボディの上面側より上記ロックバネの外側に嵌め込
    まれるコ字状スペーサを具備し、 上記各取り付け部の先端にキンクを形成し、 上記各取り付け部を上記取り付け孔に挿通した後、上記
    スペーサを嵌め込むことにより、その上記取り付け孔に
    挿通された先端部によって上記キンクの互いの外側への
    変形が抑止されて上記取り付け孔に上記キンクが固定さ
    れる構造とされていることを特徴とするコネクタソケッ
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至記載の何れかのコネクタ
    ソケットにおいて、 上記ロックバネに端子が一体形成され、その端子の先端
    部は上記ボディの底面の後方延長上に位置されているこ
    とを特徴とするコネクタソケット。
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