JP2526970Y2 - ガード固定構造 - Google Patents

ガード固定構造

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JP2526970Y2
JP2526970Y2 JP6241791U JP6241791U JP2526970Y2 JP 2526970 Y2 JP2526970 Y2 JP 2526970Y2 JP 6241791 U JP6241791 U JP 6241791U JP 6241791 U JP6241791 U JP 6241791U JP 2526970 Y2 JP2526970 Y2 JP 2526970Y2
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昌文 田中
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は石油燃焼装置等の前面
に取り外し可能に備えられたガードを、石油燃焼装置等
の出荷時等に固定させるガード固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は石油燃焼装置の代表的な例である
石油ストーブの外観構成を示している。石油ストーブ等
の燃焼装置は通常、前面に保護用のガード1を備えてい
る。ガード1は横方向に多数の棒状の鋼材1aを備え、
その鋼材1aを両端部で支柱1bによって固定させたも
のである。このガード1は一般に、持ち上げれば左右の
支柱1bが下面の挿入孔2から抜き取られ、さらに、ガ
ード1の下端部を手前に引いて下方に下げれば、上端部
が天板3から外れてガード1が石油ストーブの本体から
取り外される。すなわちガード1は上下方向に簡単に動
く構造となっており、製品の輸送時等に震動によってガ
ード1が外れてしまったり、他の部品を傷つけてしまう
こともある。このため輸送時等にはガード1を固定部材
によって固定していた。
【0003】図6は従来のガード固定構造例を示してい
る。ガード固定部材4は、発泡スチロール成形品であ
り、ガードの棒状部に差し込むための溝部4aが形成さ
れている。このガード固定部材4によって、天板3や石
油ストーブ本体とガード1との間隙を詰め、ガード1が
動かないように固定している。
【0004】また図7は他のガード固定構造例であり、
片面に糊が塗布されたビニールテープまたはそれと同等
のテープ5を用い、その一端を図7(B)に示したよう
に予め折り返しておき、その折り返し部を図7(A)に
示したようにガード1の最下端の横棒に引っ掛けてテー
プの糊面を貼り付けて固定し、他端側を引っ張りながら
石油ストーブ本体の壁面に貼り付けて固定する。なおテ
ープの一端を予め折り返しておくのは、ガード1からテ
ープを外すときにその剥離を容易にするためである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら図6,図
7に示したような従来のガード固定構造には以下のよう
な問題があった。
【0006】図6の固定構造の場合 発泡スチロールの成形金型費用が高くなる。
【0007】 固定部材4は嵩張り保管場所が広く必
要であるとともに、固定部材4の納品時の輸送費が高く
なる。
【0008】図7の固定構造の場合 テープ貼り付けの際、テープの折り返し作業と貼り
付け作業に時間が掛かり、また作業中、テープが他の場
所に貼り付いてしまうなどの作業ミスも生じ易い。
【0009】 テープを貼り付けたまま長時間保管し
ておくと、経時変化(温湿度変化)によりガードおよび
石油ストープ本体への糊残りが生じるようになる。
【0010】この考案は上記の問題点を解消し、ガード
固定部材が小さく、ガードの固定作業およびその取り外
しが容易なガード固定構造を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案は、段ボールま
たは厚紙等の紙材の打ち抜き加工で構成されるガード固
定部材6を備え、該ガード固定部材6は、舌片61およ
び舌片62を有し、一方の舌片61が本体前面から内側
に挿入されて本体の前面内側壁部に圧接または係止さ
れ、他方の舌片62がガード1の前面から内側に挿入さ
れてガード内側に圧接または係止される固定部6aと、
ガード1の側面と本体との間隙から湾曲されながら挿入
され、本体の背面内側壁部に圧接される固定部6bと、
を有し、前記固定部6aが本体の前面内側壁部およびガ
ード内側を押圧する押圧力と、前記固定部6bが本体の
背面内側壁部を押圧する押圧力と、によってガード1を
固定することを特徴とする。
【0012】
【作用】この考案においては、段ボールまたは厚紙等の
紙材の打ち抜き加工によって構成されるガード固定部材
6が、湾曲されることによって生じる弾性力、すなわ
ち、湾曲された紙材が元の形に戻ろうとする力を利用し
てガードの固定を行っている。ガード固定部材6は固定
部6aと固定部6bとを有し、固定部6aは本体および
ガードの前面内側に沿わされる。一方、固定部6bは本
体の背面内側に沿わされ、その結果、ガード固定部材6
は両端部(固定部6aと固定部6bと)が平行になるよ
うに湾曲させられ、元に戻ろうとする力を生じさせる。
この力によってガードは固定され、本体から外れてしま
うことがなくなる。
【0013】
【実施例】図1はこの考案に係るガード固定部材の平面
図、図2は同ガード固定部材の斜視図、図3は同ガード
部材によるガード固定作業手順を示した図、図4および
図5は同ガード固定部材によりガードを固定した状態を
示した平面断面図、側面断面図である。
【0014】ガード固定部材6は段ボールを打ち抜き加
工して構成されている。段ボールの段は図1において一
部を切り欠いて示したように横方向になるように構成さ
れている。このためガード固定部材6を縦方向に折り曲
げたり湾曲させた場合には大きな反発力が生じる。図1
において、ガード固定部材6はほぼ右半分が天板3(ス
トーブ本体)およびガード1の内側に接触する固定部6
aであり、ほぼ左半分がストーブ本体の内側背面壁部に
接触する固定部6bである。固定部6aには上方に突出
し後述するように天板3の内側面に圧接する舌片61
と、下方に突出し後述するようにガード1の内側面に圧
接する舌片62と、を有している。図においてA線より
左側の部分、すなわち、ガード1の側面と本体との間隙
から挿入されてストーブ本体の背面内側壁部に圧接され
る固定部6bの部分は段ボールの段部が予め押し潰され
ている。ストーブ本体とガード1側面部との間隙7から
ガード固定部材6を挿入させるときに、その作業を容易
にさせるためである。また図において一点鎖線は折り線
であり、取り付け前に予め折り曲げられている。折り線
で折り曲げた状態を図2に示している。
【0015】このように一部の段を潰し、折り線で折り
曲げたガード固定部材6をストーブ本体に取り付けてガ
ード1を固定させる。まず、図3に示したようにガード
1の側面部と、ストーブ本体の側壁面との間隙7から固
定部6bを回し込んで差し込み、他方の固定部6aは、
上側の舌片61を天板3の前面内側の壁面内に差し込
み、下側の舌片62をガード1の最上部の鋼棒6aの内
側に差し込む。この状態を示したのが図4および図5で
ある。このようにしてガード固定部材6を装着するとガ
ード部材6の固定部6aが天板3およびガードに押さ
れ、また、固定部6bが本体の背面内側壁部である反射
板8に押された状態で湾曲状態となる。この湾曲状態に
抗するように、ガード固定部材6は図4中矢印で示した
ように前方および後方に付勢力を生じさせ、この力でガ
ード1を固定させる。このとき、ガード固定部材を構成
する段ボールは、段の筋目が折り曲げられて差し込まれ
ているため、折り曲げに対する反発力が強く、ガード1
を確実に固定させる。
【0016】なおこの実施例では段ボールによってガー
ド固定部材を構成しているが、湾曲や折り曲げに対する
反発力を生じるものであれば他の部材であってよいが、
段ボールや厚紙等の紙材を用いた場合にはコスト的に安
価になる利点がある。
【0017】
【考案の効果】この考案によれば、ガード固定部材6は
段ボールや厚紙等の紙材によって構成されているため原
料自体がコスト的に安価であるとともに、紙材の打ち抜
き加工は木型によって打ち抜くことができ型費用が大幅
に削減できる。また紙材からなるガード固定部材6は嵩
張らず、保管,輸送時に便利である。さらにガード固定
部材6は差し込んで止めるだけでよく、作業性が良く、
テープのように取り付けミスが生じることもない。また
糊残りの心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例であるガード固定部材の平面
【図2】同ガード固定部材を折り曲げた状態を示した図
【図3】同ガード固定部材にガード部に取りつける作業
状態を示した図
【図4】同ガード固定部材を取りつけた状態を示した平
面断面図
【図5】同ガード固定部材を取りつけた状態を示した側
面断面図
【図6】従来のガード固定部材を示した図
【図7】従来のガード固定部材を示した図
【図8】一般的な石油ストーブの構成を示した図
【符号の説明】
1 ガード 3 天板 6 ガード固定部材 7 間隙 8 反射板 6a (前面側用)固定部 6b (背面側用)固定部 61 (天板用)舌片 62 (ガード用)舌片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】段ボールまたは厚紙等の紙材の打ち抜き加
    工で構成されるガード固定部材6を備え、 該ガード固定部材6は、 舌片61および舌片62を有し、一方の舌片61が本体
    前面から内側に挿入されて本体の前面内側壁部に圧接ま
    たは係止され、他方の舌片62がガード1の前面から内
    側に挿入されてガード内側に圧接または係止される固定
    部6aと、 ガード1の側面と本体との間隙から湾曲されながら挿入
    され、本体の背面内側壁部に圧接される固定部6bと、
    を有し、 前記固定部6aが本体の前面内側壁部およびガード内側
    を押圧する押圧力と、前記固定部6bが本体の背面内側
    壁部を押圧する押圧力と、によってガード1を固定する
    ことを特徴とするガード固定構造。
JP6241791U 1991-08-07 1991-08-07 ガード固定構造 Expired - Fee Related JP2526970Y2 (ja)

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JPH0516685U JPH0516685U (ja) 1993-03-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815413B1 (ko) * 2000-11-22 2008-03-20 니혼 앗사쿠단시세이조 가부시키가이샤 프린트 배선판용 커넥터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100815413B1 (ko) * 2000-11-22 2008-03-20 니혼 앗사쿠단시세이조 가부시키가이샤 프린트 배선판용 커넥터

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