JP3474815B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP3474815B2
JP3474815B2 JP30298199A JP30298199A JP3474815B2 JP 3474815 B2 JP3474815 B2 JP 3474815B2 JP 30298199 A JP30298199 A JP 30298199A JP 30298199 A JP30298199 A JP 30298199A JP 3474815 B2 JP3474815 B2 JP 3474815B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気調和機
の室外機あるいはウインドエアコンなどの方形体の形態
からなる被包装製品の包装に用いられる包装装置に関
し、特に、被包装製品が載置収納される底パッドの組立
て構造に改良を施した包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の室外機あるいはウイ
ンドエアコンなどの方形体の形態の製品を、運搬時にお
ける衝撃等から守るため包装を行う包装装置がある。こ
の包装装置においては、図8に示すように、被包装製品
が載置収納される底パッドを組立加工する場合、段ボー
ルからなる方形状の台紙aの各々の対向辺部に折り罫線
bを介して各々の側板cを一体的に形成し、各々の側板
cを折り罫線bに沿って折り込んで起立させ、これら各
々の側板cが隣合う隅部を接着テープdにて互いに固定
して受皿状の組立体eに組み立てる。この受皿状の組立
体e内に一対の緩衝部材fを各々の側板cに隣接させて
設置し、図9に示すように、これらの緩衝部材fを接着
テープgにて各々の側板cに固定する。この緩衝部材f
としては、一般に発泡スチロールが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来構造の
包装装置では、組立体eの側板cを緩衝部材fにて補強
することにより、底パッドとしての強度を得るようにな
っている。しかし、緩衝部材fとして、金型にて成型加
工された発泡スチロール成型品を用いていることから、
限定少量生産される製品への金型投資費用が高くなるば
かりでなく、組立部品点数が多いために、組立て作業が
面倒で、生産コストも高くなる。
【0004】しかも、底パッドを構成する緩衝部材f
が、使用後に、ゴミ廃棄物として廃棄されるために、プ
ラスチック製品のゴミ処理に伴う環境汚染を助長させた
り、資源の再利用及び回収処理が困難であるという問題
があった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、金型投資費用を削減し、組立部品点数の削減化に
よる生産コストの低減化を図り、環境汚染を助長させる
ことなく底パッドとしての組立強度を高めるとともに、
資源の再利用及び回収処理が容易に行うことができるよ
うにした包装装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
め、本発明は、方形状の台紙の一対の対向辺部に、そ
の端縁に沿って延びる折り罫線を複数本形成してなる
1ダンボールと第2段ボールとを備え、第1段ボール
は、内側から2番目の折り罫線で折り返す側板を一対立
設するとともに、これら側板の外側の折り罫線を折り曲
げて該側板に接する筒状の補強体を一対形成し、両側板
の両端から差込み舌片をそれぞれ延出する一方、第2段
ボールは、内側から2番目の折り罫線で折り返す側板を
一対立設するとともに、これら側板の外側の折り罫線を
折り曲げて該側板に接する筒状の補強体を一対形成し、
これら補強体の両端部上面に差込み溝をそれぞれ形成
し、前記差込み溝に前記差込み舌片を差し込んで前記第
1段ボールと第2段ボールの補強体を井桁状に嵌め合わ
せて、被包装製品を収容する底パッドを形成することを
特徴とする。
【0007】
【0008】また、本発明は、前記筒状の補強体内に被
包装製品の付属部品を収納可能にしたことを特徴とす
る。
【0009】本発明においては、上記の構成を採用する
ことにより、包装装置の底パッドを2つの段ボールを井
桁状に嵌め合わせて組立てているので、従前のような成
形金型が不要となる。しかも、全て段ボールで形成する
ので、資源の再利用及び回収処理が容易に行える。
【0010】また、第1及び第2段ボールは、1枚の段
ボールの折り曲げ加工により一体的に形成されることに
より、部品点数を減らすとともに、輸送時の落下等によ
る衝撃に対しても、ねじれ、歪みを生じにくい。
【0011】さらに、第1段ボール及び第2段ボールに
おいて、補強体は筒状を内に被包装製品の付属部品を収
納可能とするために、付属部品の収納場所の有効利用が
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図7に示す図面を参照しながら詳細に説明する。図1
に示すように、本発明に係る包装装置を構成する底パッ
ド1は、例えば、空気調和機の室外機などの方形体の形
態からなる被包装製品Aが載置収納されるようになって
いる。そして、底パッド1は、図2に示すように、第1
段ボール2と第2段ボール3との2つの段ボールの重ね
合わせて組合せ一体化することにより形成されている。
【0013】第1段ボール2は、図3に示すように、1
枚の段ボールからなり、あらかじめ図3に示す形状に打
ち抜かれている。この形状は、方形状の台紙21の対向
する一対の辺部の外側に、折曲加工部22を形成したも
のである。この折曲加工部22には、折り罫線2a〜2
fが形成されており、この折り罫線2a〜2fにより台
紙21側から、側板23をなす折込み片23A,23B
と、補強体25をなす折込み片25A,25B,25
C,25Dが形成されている。また、折曲加工部22
は、台紙21側から、側板23をなす折込み片23A,
23Bと、補強体25をなす折込み片25A,25B,
25C,25Dが形成されている。そして、側板23の
両端辺から外側へ突出し、台紙1の辺に沿って切り込み
が入った、差込み舌片24をなす折込み片24A,24
Bとが形成されている。
【0014】この第1段ボール2の組み立ては、次のよ
うに行う。まず、図3に示すように、折り罫線2a,2
cを内側に、折り罫線2bを外側に折り曲げ、折込み片
23A,23Bが背中合わせに台紙21に対して起立し
て側板23を形成する。このとき、差込み舌片24が側
板23の両端から下側を向いた形状で突出する。図4に
示すように、折り罫線2d〜2fを内側に折り曲げ、側
板23の外側に角筒状の補強体25が折込み片25A〜
25Dにより形成される。こうして、組み立てられた結
果、図2に示したように、第1段ボール2は、方形状の
台紙21の一対の対向辺部に、その対向辺と同じ幅の角
筒状の補強体25と、補強体25の内側に接して両端部
に差込み舌片24を有する側板23とが一体的に形成さ
れる。
【0015】一方、第2段ボール3は、図5に示すよう
に、1枚の段ボールからなり、あらかじめ図5に示す形
状に打ち抜かれている。この形状は、方形状の台紙31
の対向する一対の辺部の外側に、折曲加工部32を形成
したものである。この折曲加工部32には、折り罫線3
a〜3fが形成されており、この折り罫線3a〜3fに
より台紙31側から、側板33をなす折込み片33A,
33Bと、補強体35をなす折込み片35A,35B,
35C,35Dが形成されている。そして、折曲加工部
32には、組み立て後に、側板33と補強体側板33の
上面に位置するように差込み溝34がそれぞれ4箇所形
成されている。
【0016】この第2段ボール3の組み立ては、次のよ
うに行う。まず、図5に示すように、折り罫線3a,3
cを内側に、折り罫線3bを外側に折り曲げ、折込み片
33A,33Bが背中合わせに台紙31に対して起立し
て側板33を形成する。このとき、差込み溝34が側板
33の上部の両端付近に形成されている。図4に示すよ
うに、折り罫線3d〜3fを内側に折り曲げ、側板33
の外側に角筒状の補強体35が折込み片35A〜35D
により形成される。このとき、角筒状の補強体35の上
面には差込み溝34が形成されている。こうして、組み
立てられた結果、図2に示したように、第2段ボール3
は、方形状の台紙31の一対の対向辺部に、その対向辺
と同じ幅の角筒状の補強体35と、補強体35の内側に
接する側板33とが一体的に形成される。これら各々の
差込み溝34には、第1段ボール2の側板23の両端部
に突出形成された差込み舌片24が差し込まれるように
なっている。
【0017】上記した構成の底パッド1は、第1段ボー
ル2と第2段ボール3とをそれぞれ折り曲げ形成後、図
2に示すように、第1段ボール2と第2段ボール3とを
重ね合わせて組み立てる。このとき、第1段ボール2の
各々の補強体25を第2段ボール3の各々の補強体35
間に井桁状に嵌め合わせるとともに、第1段ボール2の
各々の差込み舌片24を第2段ボール3の各々の差込み
溝34に差し込む。
【0018】包装装置の底パッド1を2つの段ボール
2,3を井桁状に嵌め合わせて組立てているので、従前
のような発泡スチロールを成形する成形金型が不要とな
り、投資費用が削減できる。しかも、全て段ボールで形
成するので、生産コストの低減化が図れるとともに、資
源の再利用及び回収処理が容易に行え、環境汚染を助長
させることがない。また、第1及び第2段ボール2,3
は、1枚の段ボールの折り曲げ加工により一体的に形成
されるので、部品点数を減らすとともに、輸送時の落下
等による衝撃に対しても、ねじれ、歪みを生じにくくな
り、頑丈である。
【0019】図7は、本発明に係る包装装置に用いられ
る底パッド1の他の実施形態を示す。この包装装置は、
第1段ボール2及び第2段ボール3の組立て状態におい
て、第1段ボール2に折り曲げ形成される角筒状の補強
体25を展開し、この補強体25の空間に、例えば、空
気調和機の室外機の設置に用いられるアングル部材等の
被包装製品Aの付属部品Bを収納可能とするものであ
る。
【0020】なお、本発明は、上記した実施形態には限
定されず、本発明の要旨を免脱しない範囲で種々変更実
施可能なことは云うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
包装装置の底パッドを2つの段ボールのみを井桁状に嵌
め合わせて組立てているので、従前のような成形金型が
不要となり、投資費用が削減できる。しかも、全て段ボ
ールで形成するので、生産コストの低減化が図れるとと
もに、資源の再利用及び回収処理が容易に行え、環境汚
染を助長させることがない。
【0022】また、第1及び第2段ボールは、1枚の段
ボールの折り曲げ加工により一体的に形成されることに
より、部品点数を減らすとともに、輸送時の落下等によ
る衝撃に対しても、ねじれ、歪みを生じにくく、底パッ
ドとして十分な強度が得られる。
【0023】さらに、第1段ボール及び第2段ボールに
おいて、補強体は筒状を内に被包装製品の付属部品を収
納可能とするために、付属部品の収納場所の有効利用に
よる装置全体のコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装装置における底パッドの一実
施形態を示す外観図である。
【図2】底パッドの第1段ボールと第1段ボールとの分
解図である。
【図3】底パッドの第1段ボールの展開加工状態を示す
説明図である。
【図4】底パッドの第1段ボールの折込み状態を示す説
明図である。
【図5】底パッドの第2段ボールの展開加工状態を示す
説明図である。
【図6】底パッドの第2段ボールの折込み状態を示す説
明図である。
【図7】本発明に係る包装装置における底パッドの他の
実施形態を示す外観図である。
【図8】従来の包装装置における底パッドの組立て状態
を示す分解図である。
【図9】従来の底パッドの組立て後の説明図である。
【符号の説明】 1 包装装置(底パッド) 2 第1段ボール 2a〜2f 折り罫線 21 台紙 22 折曲加工部 23 側板 23A 折込み片 23B 折込み片 24 差込み舌片 24A 折込み片 24B 折込み片 25 角筒状の補強体 25A 折込み片 25B 折込み片 25C 折込み片 25D 折込み片 3 第2段ボール 3a〜3f 折り罫線 31 台紙 32 折曲加工部 33 側板 33A 折込み片 33B 折込み片 34 差込み溝 35 角筒状の補強体 35A 折込み片 35B 折込み片 35C 折込み片 35D 折込み片 A 被包装製品 B 付属部品
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/68 B65D 5/44 B65D 5/52 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状の台紙の一対の対向辺部に、その
    端縁に沿って延びる折り罫線を複数本形成してなる第1
    ダンボールと第2段ボールとを備え、第1段ボールは、内側から2番目の折り罫線で折り返す
    側板を一対立設するとともに、これら側板の外側の折り
    罫線を折り曲げて該側板に接する 筒状の補強体を一対形
    成し、両側板の両端から差込み舌片をそれぞれ延出する
    一方、 第2段ボールは、内側から2番目の折り罫線で折り返す
    側板を一対立設するとともに、これら側板の外側の折り
    罫線を折り曲げて該側板に接する 筒状の補強体を一対形
    成し、これら補強体の両端部上面に差込み溝をそれぞれ
    形成し、 前記差込み溝に前記差込み舌片を差し込んで前記第1段
    ボールと第2段ボールの補強体を井桁状に嵌め合わせ
    て、被包装製品を収容する底パッドを形成することを特
    徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】 前記筒状の補強体内に被包装製品の付属
    部品を収納可能にしたことを特徴とする請求項1記載
    の包装装置。
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