JP3653322B2 - 包装用受止緩衝材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種の被包装体を受け止めて緩衝保護させる包装用受止緩衝材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、包装用受止緩衝材の多くは硬質の発泡スチロール樹脂を材料にして、被包装体と包装材との隙間を埋める形に成型したものが使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような発泡スチロール樹脂は、受止緩衝材としていわゆるワンウエイに使用され、使用後に焼却処理すれば多量の発熱と黒煙,有害ガスを発生するといった問題があり、廃棄処理に苦慮している。
そこで本発明は、このような従来技術にみられる課題を解決するべくなされたものであり、リサイクルが可能な段ボールを材料にして、これを折線やミシン目線に沿って折り曲げることで簡単に形成できて、しかも優れた保形性と緩衝性及び耐圧縮性を持った包装用受止緩衝材を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明に係わる包装用受止緩衝材は、段ボールよりなる方形の板材の一側端にミシン目線を介して係止舌片を突設し、この係止舌片を突設した一側端から所定の間隔置きに複数のミシン目線をそれぞれ平行に設けると共にこれらのミシン目線で形成された四方側壁部を順次内側に折り曲げることにより角筒体を形成するようになして、該角筒体に前記係止舌片を嵌挿係止させる長孔を設け、さらに前記角筒体となる他側端に折線を介して中央の補強片と両側の補強片とをそれぞれ延設すると共に前記中央の補強片は前記角筒体内に対角線をなす長さに設定し、また、両側の補強片は前記中央の補強片に直交して前記角筒体内に対角線をなす長さに設定すると共に該各両側の補強片のそれぞれ内側端に突片を延設し、先ず、中央の補強片を折線で折り曲げ、次に両側の補強片を折り曲げて各突片で中央の補強片を抑止させ、ついで各ミシン目線で四方側壁部を順に折り曲げて前記中央の補強片と両側の補強片を互いに対角線がX状に交差するように介在させた角筒体を組み付け、係止舌片をミシン目線で折り曲げ長孔に嵌挿係止させ、角筒体を固定させて構成される。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係わる包装用受止緩衝材の実施の一形態を図面と共に説明する。図において1は段ボールを所要寸法の正方形に裁断した板材であり、該板材の一側端2の中央にミシン目線3を介して形止舌片4を突設する。そして、この一側端2から所定の間隔を置いてそれぞれ平行に3本のミシン目線5,6,7を設けて、これらの各ミシン目線5,6,7で折り曲げることで区画される四方側壁部8〜11を連設し、側壁部11を区画する折線12沿いに前記ミシン目線3で折り曲げられる係止舌片4を嵌挿係止させる長孔hを形成させる浅いコ形状をなす切断線13を設ける。
【0006】
そして、前記折線12を介して中央に補強片14を延設する。この中央の補強片14は折線12,ミシン目線7で順に折り曲げた際に先端がミシン目線6に達する長さに設定させる。
前記中央の補強片14の両側に折線12を基端にして前記側壁部11の巾に見合う巾の支持片部15,15を延設し、これらの支持片部15,15に折線16,16を介して両側の補強片17,17を延設する。これらの両側の補強片17,17は折線16,12で内側へ順に折り曲げた際に先端がミシン目線7に達する長さに設定し、さらに補強片17,17のそれぞれ内側に突片18,18を延設している。
【0007】
このように形成した板材1は先ず、図2に示すように中央の補強片14を折線12に沿って上向きに折り曲げる。この状態で中央の補強片14の基端沿いに浅いコ形状をなす切断線13によって、係止舌片4を挿入して係止させる長孔hが開口形成される。
次に支持片部15,15を図3に示すように折線12で上向きに折り曲げ、続いて両側の補強片17,17を折線16で折り曲げて、突片18,18で中央の補強片14の両端をそれぞれ抑えさせる。
【0008】
次いで図4のように両側の補強片17,17の先端をミシン目線7に合わせながら、このミシン目線7を折り曲げて、中央の補強片14の先端をミシン目線6に合わせた状態で、図5に示すようにミシン目線5が起立するように折り曲げて、側壁部9を起立させ、さらにミシン目線6を前方に折り曲げ、最後に係止舌片4をミシン目線3で折り曲げて長孔hに差し込んで係止させることで、接着等の固定手段によることなく図6及び図7に示す断面方形の柱状の受止緩衝材Sの組み付けが完成する。
【0009】
このように組み付けられた受止緩衝材Sは、図7に示すように両側の補強片17,17と中央の補強片14とがX状に交差して、四側壁部8〜11の各角を衝止して補強することによって緩衝機能を発揮すると共に圧縮荷重を支えて押し潰されることのないようにする。
【0010】
このように形成される包装材の受止緩衝材Sの材料取りは図8に示すように広い面積の段ボールから効率よく裁断することができる。即ち、板材1は一側端2に係止舌片4を突出させ、ミシン目線3,5〜7及び折線12,12をそれぞれ入れ、中央の補強片14と支持片部15,15の切り離し、さらに両側の補強片17,17と突片18,18の切断等を例えばトムソン裁断機等で一挙になし得て、しかも、段ボールの裁断屑の発生を極く僅かに抑えることができる。
【0011】
図9及び図10にこのように構成した受止緩衝材Sを液晶偏光板Iを運搬及び保管するために使用した実施状態を示す。先ず、図9に示すように長方形をなす段ボールの板材で形成される支持板Pの上面で四方側縁沿いのそれぞれ中央部に受止緩衝材Sの下面を接着固定させ、この支持板Pの上面で各受止緩衝材Sで囲われる内側に液晶偏光板Iを収容させ、図10のように包装箱Bの底に装置し、次に支持板Pの各受止緩衝材Sで囲われる内側に液晶偏光板Iを収容させた支持板Pを重ねることを繰返して、多数枚の液晶偏光板Iを安全にしかも効率よく重ねて包装することができる。
【0012】
また、図11は断面形状が逆凸形をなした物体Tの包装に本発明に係わる受止緩衝材Sを使用する状態を示す。この使用例では包装箱Bの底板の上に物体Tの下面両側の凹部E,Eを受け止めさせる大きさに形成した受止緩衝材S,Sを前記凹部E,Eの間隔に合わせて固定し、これらの受止緩衝材S,Sで物体Tの下面両側の凹部E,Eを受け止めさせている。
この使用例に見られるように本発明の受止緩衝材Sは使用する対象に合わせて自由に大きさや長さを設定して使用することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明に係わる包装用受止緩衝材は、段ボールよりなる方形の板材を各折線や各ミシン目線で折り曲げることで簡単に組み付けられて、保形と緩衝性及び耐圧縮性を兼ね備えた受止緩衝材を提供することができる。
そして、本発明に係わる包装用受止緩衝材は段ボールを材料とするものであるから、使用後には製紙原料にリサイクルができて、従来の発泡スチロール樹脂製のもののようにワンウエイに使って資源を無駄にしたり、廃棄処理に公害を発生させるといった問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる包装用受止緩衝材の素材である段ボール製の板材の斜視図。
【図2】同板材の組み付け順を説明する斜視図。
【図3】図2に引き続き板材の組み付け順を説明する斜視図。
【図4】図3に引き続き板材の組み付け順を説明する斜視図。
【図5】図4に引き続き板材の組み付け順を説明する斜視図。
【図6】組み付けを完成した受止緩衝材の斜視図。
【図7】図6の拡大断面図。
【図8】包装用受止緩衝材の板材の裁断例を示す平面図。
【図9】本発明に係わる包装用受止緩衝材の使用例を示す斜視図。
【図10】同梱包等をする状態を示す一部断面図。
【図11】他の使用例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 板材
2 一側端
3,5,6,7 ミシン目線
4 係止舌片
12,16 折線
14 中央の補強片
17,17 両側の補強片
18,18 突片
h 長孔

Claims (1)

  1. 段ボールよりなる方形の板材の一側端にミシン目線を介して係止舌片を突設し、この係止舌片を突設した一側端から所定の間隔置きに複数のミシン目線をそれぞれ平行に設けると共にこれらのミシン目線で形成された四方側壁部を順次内側に折り曲げることにより角筒体を形成するようになして、該角筒体に前記係止舌片を嵌挿係止させる長孔を設け、さらに前記角筒体となる他側端に折線を介して中央の補強片と両側の補強片とをそれぞれ延設すると共に前記中央の補強片は前記角筒体内に対角線をなす長さに設定し、また、両側の補強片は前記中央の補強片に直交して前記角筒体内に対角線をなす長さに設定すると共に該各両側の補強片のそれぞれ内側端に突片を延設し、先ず、中央の補強片を折り曲げ、次に両側の補強片を折り曲げて各突片で中央の補強片を抑止させ、ついで各ミシン目線で四方側壁部を順に折り曲げて前記中央の補強片と両側の補強片を互いに対角線がX状に交差するように介在させた角筒体を組み付け、係止舌片をミシン目線で折り曲げ長孔に嵌挿係止させ、角筒体を固定させて構成される包装用受止緩衝材。
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