JP3937733B2 - ランプ包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ランプ包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ランプは、輸送時に破損する恐れがあるので、通常、ランプ包装箱に収容され輸送されている。
特に、ランプは、ガラス製であるため衝撃、押圧、振動が加わった場合、容易に破損する恐れがあり、単に、ランプをランプ包装箱に収容するのでなく、ランプとランプ包装箱との間に、発泡スチロールや、紙、スポンジ等の緩衝材をつめてランプに加わる力を吸収するようにしていた。
【0003】
しかしながら、このような方法では、ランプ包装箱以外に、緩衝材とい別途の部材が必要であり部品点数が多くなるという問題があり、また、この緩衝材を箱に詰めたり、ランプを包む作業を必要とし、人手を有するという問題があった。
【0004】
このような問題を解決するために、緩衝材を用いずに、1枚の紙を折り曲げてランプ包装箱とすることも提案されている。
図8は、このような従来のランプ包装箱の断面図を示すものである。
ランプ包装箱は、一枚の厚紙を折り曲げて形成されており、側壁10と下壁11と上壁12により、四角形体となっている。
そして、一部の側壁10aにつながる折曲部13が形成され、この折曲部13が四角形体の内部に折り曲げられ、内部のランプAの頂部を下壁11方向に押し圧して、上壁12を閉めることにより、ランプAをランプ包装箱内で固定するものである。
【0005】
しかしながら、このようなランプ包装箱では、図8中、ランプの軸線方向であるX方向に加わる振動や衝撃に対する力は折曲部13で吸収することができるが、X方向と交差するY方向の振動や衝撃による力は吸収することができず、ランプAがランプ包装箱内で動くことにあり、Y方向に加わる力の大きさによってはランプAがランプ包装箱の中で動き破損する場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、簡単な構造のランプ包装箱であって、しかも、ランプ包装箱内のランプをどのような方向の振動や衝撃からも保護することができるランプ包装箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のランプ包装箱は、1枚紙からなる板状体を折り曲げ成型して側壁と底壁と上壁とした直方体の内部にランプを収納するランプ包装箱において、前記直方体の対向する側壁に、一端側と他端側のみが谷折になる折目でつながったランプ保持部材を有し、前記ランプ保持部材は、板状体の一部であるとともに、一端側と他端側を直方体の内部に折り曲げる山折になる折目で折り曲げ成型した折曲部と、一端側の折曲部と他端側の折曲部との間に谷折になる折目でつながったランプ保持部とを有し、前記各折曲部は、山折になる折目を中心に伸縮し、前記ランプ保持部は、ランプの両側を個別に挿入してランプを保持するための貫通口が形成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図1は本発明のランプ包装箱の展開図であり、図2は組立後のランプ包装箱の斜視図であり、図3は組立後のランプ包装箱にランプを収容した時の斜視図を示す。
【0010】
図1は、本発明のランプ包装箱を構成する所定の形状に打ち抜かれた一枚の板状体である紙である。
図中、実線は打ち抜かれた紙の輪郭線であり、破線は折り曲げ位置を示す折目であり、一重破線は谷折にする折目であり、2重破線は山折にする折目である。11a、11b、11c、11dは側壁であり、側壁11aには接合片10aが繋がり、側壁11cには接合片10bが繋がり、側壁11dには接合片10cが繋がっている。
側壁11bには底壁12aが繋がり、側壁11dには底壁12bと上壁13aが繋がり、さらに、この上壁13aには舌片13bが繋がっている。
【0011】
また、ランプ保持部材14は、組立後、対向する側壁となる側壁11a、11cのみに繋がった状態になっている。
このランプ保持部材14は、一端側と他端側を組立後の多角形体の内部に折り曲げ成型する折曲部14a、14bを有し、この折曲部14a、14bの間にランプ保持部14cを有する構造になっている。
ランプ保持部14cは、ランプの両側が個別に挿入される貫通口15a、15bを有している。
【0012】
そして、この1枚の紙を点線で示す折目に沿って折り曲げ、接合片10aと底壁12aを接着剤で接合し、接合片10bと底壁12bを接着剤で接合し、接続片10cを側壁11aと接着剤で接合することにより、多角形体、本実施例では、4角形の立方体になり、側壁11a、11b、11c、11dと、底壁12a、12bと上壁13aとが外壁となるものである。
このように、一枚の紙を折り曲げて、図2に示すようなランプ包装箱となる。
【0013】
図2は、側壁11a側からの斜視図である。
図2に示すように、ランプ保持部材14の一端側の折曲部14aは側壁11aに繋がり、ランプ保持部材14の他端側の折曲部14bは側壁11cに繋がっており、それぞれの折曲部14a、14bは、折目Tの山が直方体の内部に向くように折り曲げられている。
そして、このランプ保持部材14を、直方体の内側に折り曲げて内部に収容するものである。
【0014】
そして、図3に示すように、ランプAの発光管がランプ保持部材14の貫通口15bに挿入され、ランプAのベースがランプ保持部材14の貫通口15aに挿入されて、ランプAの発光管側とベース側が個別にランプ保持部材14によって保持されているので、ランプ保持部材14によって確実にランプAを保持した状態でランプ包装箱内に収容することができる。
【0015】
次に、ランプを収容した本発明のランプ包装箱の衝撃吸収機能を説明する。
図4は、ランプ包装箱に衝撃が加わっていない状態の時の上壁13aを取り除いた状態の正面図である。
図4に示されているようにランプAは、発光管がランプ保持部材14の貫通口15bに挿入され、ベースが貫通口15aに挿入されて、ランプ包装箱内で保持されている。
図5は、図4中X方向に衝撃が加わった状態の時の上壁13aを取り除いた状態の正面図である。
図5に示すとおり、ランプの管軸方向であるX方向に衝撃が加わった場合、ランプAはX方向に移動することになるが、この場合、ランプ保持部材14の折曲部14b、14aが一枚板を折り曲げて成型されたものであり弾性を有しており、折曲部14bが図4中折目Tを中心に側壁11c方向に縮み、折曲部14aが図4中X方向に伸びることにより、X方向の衝撃を吸収することができる。
つまり、X方向に衝撃や振動、或いは、押圧が加わってもこの折曲部14b、14aでその力を吸収することができ、ランプ包装箱内のランプを保護することができる。
【0016】
図6は、図4中ランプAの管軸方向と交差する方向であるY方向に衝撃が加わった状態の時の上壁13aを取り除いた状態の正面図である。
図6に示すとおり、Y方向に衝撃が加わった場合、ランプAはY方向に移動することになるが、この場合、ランプ保持部材14の折曲部14a、14bが一枚板を折り曲げて成型されたものであり弾性を有しており、この折曲部14a、14bが折目Tを中心に側壁11a、11c方向に縮むことにより、Y方向の衝撃を吸収することができる。
つまり、Y方向に衝撃や振動、或いは、押圧が加わってもこの折曲部14a、14bでその力を吸収することができ、ランプ包装箱内のランプを保護することができる。
【0017】
図7は、図4中紙面と直交する方向に衝撃が加わった状態の時の上壁13aを取り除いた状態の正面図である。
図7に示すとおり、紙面と直交する方向に衝撃が加わった場合、ランプAは紙面と直交する方向に移動することになるが、この場合、ランプ保持部材14の折曲部14a、14bが一枚板を折り曲げて成型されたものであり弾性を有しており、この折曲部14a、14bが折目Tを中心線として開くことにより、紙面と直交する方向の衝撃を吸収することができる。
つまり、紙面と直交する方向に衝撃や振動、或いは、押圧が加わってもこの折曲部14a、14bでその力を吸収することができ、ランプ包装箱内のランプを保護することができる。
【0018】
従って、図5、図6、図7に示すように、ランプ包装箱にどのような方向の振動や衝撃、あるいは、押圧が加わっても内部のランプを確実に保護することができ、ランプのガラス製発光管が破壊することがない。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のランプ包装箱によれば、簡単な構造でありながらも、ランプ包装箱内のランプをどのような方向の振動や衝撃からも保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプ包装箱の展開図である。
【図2】本発明のランプ包装箱の斜視図である。
【図3】ランプを収容した本発明のランプ包装箱の斜視図である。
【図4】本発明のランプ包装箱に衝撃が加わっていない状態の時の上壁と取り除いた状態の正面図である。
【図5】図4中ランプの管軸方向であるX方向に衝撃が加わった状態の時の上壁と取り除いた状態の正面図である。
【図6】図4中ランプの管軸方向と交差する方向であるY方向に衝撃が加わった状態の時の上壁を取り除いた状態の正面図である。
【図7】図4中紙面と直交する方向に衝撃が加わった状態の時の上壁を取り除いた状態の正面図である。
【図8】従来のランプ包装箱の断面図である。
【符号の説明】
11a 側壁
11b 側壁
11c 側壁
11d 側壁
12a 底壁
12b 底壁
13a 上壁
13b 舌片
14 ランプ保持部材
14a 折曲部
14b 折曲部
14c ランプ保持部
15a 貫通口
15b 貫通口
T 折目
A ランプ

Claims (1)

  1. 1枚紙からなる板状体を折り曲げ成型して側壁と底壁と上壁とした直方体の内部にランプを収納するランプ包装箱において、
    前記直方体の対向する側壁に、一端側と他端側のみが谷折になる折目でつながったランプ保持部材を有し、
    前記ランプ保持部材は、板状体の一部であるとともに、一端側と他端側を直方体の内部に折り曲げる山折になる折目で折り曲げ成型した折曲部と、一端側の折曲部と他端側の折曲部との間に谷折になる折目でつながったランプ保持部とを有し、
    前記各折曲部は、山折になる折目を中心に伸縮し、
    前記ランプ保持部は、ランプの両側を個別に挿入してランプを保持するための貫通口が形成されていることを特徴とするランプ包装箱。
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