JP3155113U - 包装容器 - Google Patents

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浩則 島木
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Abstract

【課題】筒体内に収納物をダメージなく収納できると共に、容易に取り出すことができ、伝票を貼り付けるスペースを大きくできる安価な包装容器を提供する。【解決手段】折れ線13を介して連接する側板14、14aと、両端のいずれか一方に連接する糊代板15とを備えてなり、側板を折れ線13で山折りにして糊代板15を介して接着する長方形の筒体からなる容器本体11を有すると共に、側板のいずれか1つの両端部に折れ線13aを介して連接する差し込み片16と、これにミシン目17を介して連接する蓋板18と、この3つの各端部のそれぞれにミシン目を介して連接する差し込み片とを備えてなり、差し込み片を折れ線で山折り、及びミシン目で谷折りにし側板の内壁に当接させて蓋板を筒体内に差し込むことで差し込み片が容器本体11の内部に突出することなく封止できる蓋体12を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、紙類を用いて作製された組み立て型の包装容器に関し、より詳細には、各種賞状や、証書や、ポスターや、カレンダー等を収納して保管したり、送付したりするための包装容器に関する。
従来から、各種賞状や、証書等は、これらの大きさに適合する包装容器に収納して大切に保管したりしている。また、ポスターや、カレンダー等は、これらの大きさに適合する包装容器に収納して遠方へ送ったりしている。このような包装容器は、各種賞状や、証書や、ポスターや、カレンダー等を円筒状に丸めてこれを容器内に外周をぴったりと当接させて収納するのに都合がよいことから円筒状の筒体で構成されるものが用いられてきた。また、この包装容器は、通常、各種紙類から作製される容器本体と、この容器本体の中に収納された収納物が飛び出さないようにするための蓋体等で構成されている。
ここで、図3(A)〜(C)を参照しながら従来の紙製の円筒状の筒体からなる包装容器を説明する。図3(A)に示すように、従来の包装容器50は、円筒状の筒体の一方の端部が開放し、他方の端部が予め塞がれた容器本体51と、容器本体51の一方の端部を覆うように着脱自在に嵌合できる円筒状の蓋体52とで構成されている。この包装容器50によれば、各種賞状や、証書や、ポスターや、カレンダー等を筒状に丸めて容器本体51の一方の端部から収納した収納物は、蓋体52を装着させることで外部に飛び出さないように保持することができる。この円筒状の蓋体52の場合には、収納物を常時は安全に保管しておいて、所望の場合に蓋体52を取り外して容器本体51から収納物を取り出すことができるので、各種賞状や、証書等のようなような自分用の収納物の包装容器50として適している。このような包装容器50は、保管用として用いることから、比較的薄い紙類で作製されているので安価でもある。
また、図3(B)に示すように、従来の円筒状の包装容器50aには、厚手の紙類で作製された容器本体51に収納物を円筒状に丸めて収納した後、容器本体51の開放している一方の端部、又は、他方の端部が開放している場合には両方の端部に円盤状にした蓋体52aを粘着テープ53等で容器本体51に固定して、収納物を遠方に発送できるようにしたものがある。
更には、図3(C)に示すように、従来の円筒状の包装容器50bには、厚手の紙類で作製された容器本体51に収納物を円筒状に丸めて収納した後、容器本体51の開放している一方の端部、又は、他方の端部が開放している場合には両方の端部の一部を円筒内に折り曲げ部54を設けて収納物が外部に飛び出るのを防止して収納物を遠方に発送するようにしたものもある。上記の包装容器50a、50bは、収納物を遠方に発送するために厚手の紙類を用いて収納物を安全に届けることが可能となっている。
しかしながら、上記の包装容器50は、ポスターや、カレンダー等のような収納物を筒状に丸めて収納した後、円筒状の蓋体52を粘着テープ53等で容器本体51に固定して収納物を遠方に発送する場合には、比較的薄い紙類で作製されているので、包装容器50に破壊が発生することがあり、収納物に破壊、傷付き、汚染等の被害を発生させることがある。この包装容器50を遠方に発送するのに用いるために、この包装容器50を厚手の紙類で作製するには、円筒状の容器本体51や、蓋体52を作製するのに平らな厚手の紙類から円筒状にして継ぎ目を接合したり、あるいは、厚手の紙類で継ぎ目なしの円筒状にするには高価な装置が必要で、いずれも包装容器50が高価なものとなっている。
また、上記の包装容器50a、50bは、厚手の紙類を用いて円筒状に作製するには、上記の包装容器50の場合と同様に高価な装置が必要で、いずれも包装容器50a、50bが高価なものとなっている。また、上記の包装容器50bは、容器本体51の端部の一方、又は両方に外部に露出する開口部が存在するので、この開口部から雨水等が侵入したりして収納物が汚染される場合がある。
更に、上記のような円筒状の包装容器50、50a、50bは、構造が円筒状の筒体であるので、円筒直径の小さな容器本体51や、蓋体52を安価な段ボールで作製することが難しくなっている。
従来の円筒状のポスター・カレンダー等の書類発送用具には、例えば、硬質性の紙製素材を筒状に一体形成してなる書類収納筒と、この書類収納筒の一端若しくは両端を嵌合するキャップとから構成される書類発送用具本体を設け、この書類発送用具本体の書類収納筒内にポスター及びカレンダー等の書類を巻装して収納し発送するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、このポスター・カレンダー等の書類発送用具は、ポスター・カレンダー等を破損や、雨水からブロックでき、コスト面や環境面に配慮した発送用具としている。
従来の円筒状の包装容器は、蓋体が容器本体から脱落するのを防止するために嵌合精度を高める必要があった。また、円筒状の包装容器は、転がりやすく、安定した状態で保管ができない上に嵩張ることから広い場所の保管場所を必要としていた。そこで、このような問題に対処できる包装容器として、従来の包装容器には、正方形の角筒状の容器本体と、この容器本体に差し込み自在の蓋体を備えるものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この包装容器は、安価で、外部からの衝撃に強い段ボール等からなる平らな紙を用いて、組み立てることで成形体となる容器本体と、この容器本体に連接する蓋体の展開体を作製し、折り曲げて接合することで正方形の角筒状の容器本体と、容器本体の内部に差し込み片の先端部を差し込んで封止する蓋体を備えている。
特開2002−46786号公報 実用新案登録第3109425号公報
しかしながら、前述したような従来の包装容器は、いまだ解決すべき次のような問題がある。
(1)特開2002−46786号公報で開示されるような円筒型の包装容器は、安価で、雨水に対する対応がとられているものの、容器の形態が円筒体であることから、円筒体中に丸めて収納した収納物が容器本体の内壁にぴったりと当接した状態となって、容易に収納物を容器本体から取り出すことが困難となっている。また、円筒型の包装容器は、発送用の伝票を貼り付けるスペースが湾曲しているので、伝票の内容を確認するのが難しくなっている。
(2)実用新案登録第3109425号公報で開示されるような正方形角筒型の包装容器は、角筒体中に丸めて収納した収納物との間に収納物を把持できる隙間があるので、容易に収納物を容器本体から取り出すことができものの、正方形角筒体からなる包装容器は、発送用の伝票を貼り付けるスペースが小さく、貼り付けた伝票の紛失が発生することがある。
(3)実用新案登録第3109425号公報で開示されるような正方形角筒型の包装容器は、収納物を容器本体に連接する蓋体の差し込み片を容器本体の内部に差し込んで封止しているが、収納物の筒長さが容器本体の長さと同じくらいの場合にはこの差し込み片の差し込み時に差し込み片が収納物に当たるようなことがあり、収納物を傷つけたり、破壊させたりしている。また、収納物が容器本体内に余裕をもって収納される場合には、輸送中等に容器本体内で収納物が移動することで差し込み片に衝突し、収納物を傷つけたり、破壊させたりしている。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、筒体内に収納物にダメージを与えることなく収納できると共に、筒体内から収納物を容易に取り出すことができ、発送用の伝票を貼り付けるスペースを大きくできる安価な包装容器を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る包装容器は、折れ線を介して長方形状の長手方向で互いに連接する4つの側板と、連接する両端に位置するいずれか一方の側板の長手方向に折れ線を介して連接する糊代板とを備えてなり、側板を折れ線で山折りにして糊代板を介して側板の両側端を接着することで横断面視して長方形の筒体からなる容器本体を有すると共に、容器本体の側板のいずれか1つの両端部に折れ線を介して連接する差し込み片と、差し込み片にミシン目を介して連接する長方形の筒体の内径と同等の大きさからなる蓋板と、蓋板の3つの各端部のそれぞれにミシン目を介して連接する差し込み片とを備えてなり、差し込み片を折れ線で山折り、及びミシン目で谷折りにし側板の内壁に当接させて蓋板を筒体内に差し込むことで差し込み片が容器本体の内部に突出することなく封止できる蓋体を有する。
ここで、上記の包装容器は、容器本体、及び蓋体が波状に形成した波状紙の両面に平面状の厚紙を貼り合わせた段ボールからなると共に、容器本体の段ボールの波溝の延設方向が容器本体の長さ方向に対して直角方向からなるのがよい。
また、上記の包装容器は、容器本体の横断面視する長方形の長手方向の大きさが短手方向の大きさの2倍の大きさからなるのがよい。
上記本考案の包装容器は、折れ線を介して長方形状の長手方向で互いに連接する4つの側板と、連接する両端に位置するいずれか一方の側板の長手方向に折れ線を介して連接する糊代板とを備えてなり、側板を折れ線で山折りにして糊代板を介して側板の両側端を接着することで横断面視して長方形の筒体からなる容器本体を有すると共に、容器本体の側板のいずれか1つの両端部に折れ線を介して連接する差し込み片と、差し込み片にミシン目を介して連接する長方形の筒体の内径と同等の大きさからなる蓋板と、蓋板の3つの各端部のそれぞれにミシン目を介して連接する差し込み片とを備えてなり、差し込み片を折れ線で山折り、及びミシン目で谷折りにし側板の内壁に当接させて蓋板を筒体内に差し込むことで差し込み片が容器本体の内部に突出することなく封止できる蓋体を有するので、横断面視して長方形の筒体からなる容器本体内に収納した収納物を取り出すための指を差し込む隙間が角部にあり収納物を容易に取り出すことができると共に、長方形の筒体であり多くの包装容器を重ねて安定した状態で積載することができる。また、長方形の筒体からなる容器本体には、発送用の伝票をしっかりと見やすく貼り付ける広い面積が確保でき、伝票の紛失を防止することができると共に、伝票の内容を容易に確認することができる。更に、蓋体は、差し込み片が容器本体内に折り曲げられて差し込まれなく、収納物に差し込み片が当たったりしないし、輸送途中に収納物が移動したとしても収納物に差し込み片が当たったりしないので、収納物を傷つけたり、破壊させたりすることを防止することができる。
特に、上記の包装容器は、容器本体、及び蓋体が波状に形成した波状紙の両面に平面状の厚紙を貼り合わせた段ボールからなると共に、容器本体の段ボールの波溝の延設方向が容器本体の長さ方向に対して直角方向からなるので、容器本体の長さ方向の角部が段ボールの波溝の延設方向に対して直角に折り曲げられることになり、容器本体に人が踏みつける程度の外圧があっても角部が突っ張りとなって強度が確保でき破壊を防止することができる。
また、上記の包装容器は、容器本体の横断面視する長方形の長手方向の大きさが短手方向の大きさの2倍の大きさからなるので、従来の正方形の容器本体より2倍の収納物を収納できる。また、容器本体の長手方向には、発送用の伝票をしっかりと見やすく貼り付ける広い面積を確保でき、伝票の紛失を防止することができると共に、伝票の内容を容易に確認することができる。
(A)、(B)はそれぞれ本考案の一実施の形態に係る包装容器の説明図である。斜視図、展開図である。 (A)、(B)はそれぞれ同包装容器に用いられる段ボールの説明図である。 (A)〜(C)はそれぞれ従来の包装容器の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施するための形態について説明し、本考案の理解に供する。
図1(A)、(B)を参照しながら、本考案の一実施の形態に係る包装容器を説明する。ここで、図1(A)は包装容器の斜視図、図1(B)は包装容器の展開図である。
図1(A)、(B)に示すように、本考案の一実施の形態に係る包装容器10は、横断面視して長方形の筒体からなる容器本体11と、この容器本体11の両端部のそれぞれに連接して設けられた蓋体12とで構成されている。容器本体11は、折れ線13を介して長方形状の全てが同じ長さの長手方向で互いに連接する4つの短手方向の長さが異なる2組の側板14、14aを備えている。この側板14、14aは、長方形状の短手方向の大きさが2組の互いに比較して大、小2種からなり、長方形状の短手方向の大きさが他方より大きい側板14と、この側板14より短手方向の大きさが小さい側板14aが折れ線13を介して交互に連接している。また、容器本体11は、互いに連接する側板14、14aの両端に位置するいずれか一方の長手方向に折れ線13を介して連接する糊代板15を備えている。そして、この包装容器10は、側板14、14aを折れ線13で山折りにした後、糊代板15を介して側板14と、側板14aの両側端を接着することで横断面視して長方形の筒体からなる容器本体11を有している。この長方形の筒体からなる容器本体11は、側板14の短手方向の長さが長方形の長手方向の長さとなっており、側板14aの短手方向の長さが長方形の短手方向の長さとなっている。
蓋体12は、容器本体11の側板14、14aのいずれか1つの両端部のそれぞれに折れ線13aを介して連接する差し込み片16を備えている。また、蓋体12は、このそれぞれの差し込み片16に長円や、楕円や、円状等の貫通孔を間歇的に直線状に連続させたミシン目17を介して連接する上記の長方形の筒体の内径と同等の大きさからなる蓋板18を備えている。更に、蓋体12は、蓋板18と、上記の差し込み片16の境であるミシン目17のところ以外の蓋板18の3つの各端部のそれぞれにミシン目17a、17b、17cを介して連接する差し込み片16a、16b、16cを備えている。この包装容器10は、差し込み片16を折れ線13aで山折り、及びそれぞれの差し込み片16、16a、16b、16cをそれぞれミシン目17、17a、17b、17cで谷折りにしている。そして、包装容器10は、差し込み片16、16a、16b、16cを側板14、14aの内壁に当接させて蓋板18を筒体内に差し込むことで、差し込み片16、16a、16b、16cが容器本体11の内部に突出することなく封止できる蓋体12を有している。
上記の包装容器10は、容器本体11を筒体や、蓋体12を折り曲げて容器本体11に差し込む前の状態が平板状の形態となっているので、保管のためのスペースを小さくすることができる。また、上記の包装容器10は、容器本体11を筒体に積み立てた後、各種賞状や、証書や、ポスターや、カレンダー等の収納物を円筒状に丸めてこれを容器本体11内に収納して蓋体12で封止して保管する場合も、安定して積み重ねることができ、保管のためのスペースを小さくすることができる。上記の包装容器10は、各種賞状や、証書や、ポスターや、カレンダー等の収納物を円筒状に丸めてこれを容器本体11内に収納して蓋体12で封止しても差し込み片16、16a、16b、16cが容器本体11の内部に突出しないので、収納物を傷つけたり、破壊させたりすることがない。また、この包装容器10は、容器本体11内で収納物が移動したとしても差し込み片16、16a、16b、16cの容器本体11の内部への突出がなく、平板な蓋板18に衝突するだけであるので、収納物を傷つけたり、破壊させたりすることがない。更に、この包装容器10は、容器本体11と、この中に円筒状に丸めて収納した収納物との間の角部に空隙があるので、この空隙に指を突っ込んで容器本体11内から収納物を容易に掴み出すことができる。
上記の包装容器10に、例えば、丸めた時の長さ寸法が515mm程度のポスター等を収納して発送する場合には、容器本体11の長さを600mm程度、差し込み片16、16a、16b、16cの長さを30mm程度、蓋板18の大きさを60mm×120mm程度にすることで、このポスターを傷つけたり、破壊させたりすることなく収納できる。また、上記の包装容器10に、例えば、丸めた時の長さ寸法が594mm程度のポスター等を収納して発送する場合には、差し込み片16、16a、16b、16cや、蓋板18の大きさは上記と同様にして、容器本体11の長さを660mm程度とすることで、このポスターを傷つけたり、破壊させたりすることなく収納できる。更に、上記の包装容器10に、例えば、丸めた時の長さ寸法が728mm程度のポスター等を収納して発送する場合には、差し込み片16、16a、16b、16cや、蓋板18の大きさは上記と同様にして、容器本体11の長さを820mm程度とすることで、このポスターを傷つけたり、破壊させたりすることなく収納できる。
次いで、図2(A)、(B)を参照しながら、前記の包装容器10に用いられる段ボールについて説明する。ここで、図2(A)は容器本体11の斜視図、図2(B)は図2(A)におけるA−A’線拡大縦断面図である。
図2(A)、(B)に示すように、包装容器10は、容器本体11、及び蓋体12が波状に形成した波状紙19の両面に平面状の厚紙20を貼り合わせた段ボール21からなるのがよい。これと共に、包装容器10は、容器本体11の段ボール21の波溝22が直線方向に延設する波溝延設方向23が容器本体11の長さ方向に対して直角方向からなるのがよい。この容器本体11は、段ボール21の波溝延設方向23に対して直角に折り曲げ、波溝22を潰すように圧縮することで角部を設けている。従って、容器本体11は、外圧に対する強い突っ張り力を発揮することができると共に、横断面視して長方形の筒体としての容器の形状を維持することができる。また、上記の包装容器10は、段ボール21を用いているので安価である。
なお、従来の包装容器を段ボールを用いて円筒状の容器本体に形成する場合には、段ボールの波溝延設方向を容器本体の長さ方向に対して直角方向にして円筒体を形成したとしても、円筒状に形成することが難しく、例え、円筒状に形成できたとしても角部が存在しないので、外圧に対する強い突っ張り力を発揮することができない。また、段ボール21を用いて円筒状や、角筒状の容器本体を形成するのに、段ボールの波溝延設方向を容器本体の長さ方向に対して並行方向にして形成する場合には、いずれも外圧に対する強い突っ張り力を発揮することができないと共に、筒体としての容器の形状を維持することができない。
上記の包装容器10は、容器本体11の横断面視する長方形の長手方向の大きさaが短手方向の大きさbの2倍、すなわちa=2bの大きさからなるのがよい。この包装容器10は、容器本体11に各種賞状や、証書や、ポスターや、カレンダー等の収納物を円筒状に丸めて互いに変形を発生させることなく2倍の収納物を収納して保管できる。また、この包装容器10は、容器本体11にポスターや、カレンダー等の収納物を円筒状に丸めて収納し、遠方に送付する場合に、2倍の収納物を収納して送付できると共に、容器本体11の横断面視する長方形の長手方向の大きさが大きく発送用伝票を見やすく、且つ発送途中の脱落発生を防止できるように貼り付けることができる。更に、この包装容器10は、容器本体11の大きさがa=2bの大きさであるので、縦横様々な形態で積み重ねることができ効率的に保管場所を活用できる。
本考案の包装容器は、各種賞状や、証書や、ポスターや、カレンダー等の収納物を円筒状に丸めて収納し、収納物を傷つけたり、破壊させたりすることなく保管したり、遠方に送付したりすることができる容器として用いることができる。
10:包装容器、11:容器本体、12:蓋体、13、13a:折れ線、14、14a:側板、15:糊代板、16、16a、16b、16c:差し込み片、17、17a、17b、17c:ミシン目、18:蓋板、19:波状紙、20:厚紙、21:段ボール、22:波溝、23:波溝延設方向

Claims (3)

  1. 折れ線を介して長方形状の長手方向で互いに連接する4つの側板と、連接する両端に位置するいずれか一方の前記側板の長手方向に前記折れ線を介して連接する糊代板とを備えてなり、前記側板を前記折れ線で山折りにして前記糊代板を介して前記側板の両側端を接着することで横断面視して長方形の筒体からなる容器本体を有すると共に、該容器本体の前記側板のいずれか1つの両端部に前記折れ線を介して連接する差し込み片と、該差し込み片にミシン目を介して連接する前記長方形の前記筒体の内径と同等の大きさからなる蓋板と、該蓋板の3つの各端部のそれぞれにミシン目を介して連接する前記差し込み片とを備えてなり、前記差し込み片を前記折れ線で山折り、及び前記ミシン目で谷折りにし前記側板の内壁に当接させて前記蓋板を前記筒体内に差し込むことで前記差し込み片が前記容器本体の内部に突出することなく封止できる蓋体を有することを特徴とする包装容器。
  2. 請求項1記載の包装容器において、前記容器本体、及び前記蓋体が波状に形成した波状紙の両面に平面状の厚紙を貼り合わせた段ボールからなると共に、前記容器本体の前記段ボールの波溝の延設方向が前記容器本体の長さ方向に対して直角方向からなることを特徴とする包装容器。
  3. 請求項1又は2記載の包装容器において、前記容器本体の横断面視する長方形の長手方向の大きさが短手方向の大きさの2倍の大きさからなることを特徴とする包装容器。
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