JP4427862B2 - 梱包装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、梱包装置に関し、より詳しくは空気調和機の室内機に好適な梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の室内機の梱包には例えば図3に示すような梱包装置が利用されている。この梱包装置は一側に空気調和機の室内機21の背面側を下にし、側方を収容・保持する凹部22を有し、他側に把手部23を有する一対の緩衝部材24および25と、これらを一式を収納するスリーブ状の外装ダンボール26等から成り、外部にバンド27を結束して外装ダンボ−ル26に収納された緩衝部材24および25の動きを規制するようになっている。なお、緩衝部材24および25には例えば発泡スチロール等の合成樹脂製のもの、または、ダンボールを幾重にも重ねて形成したものが利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、緩衝部材24および25に上記発泡スチロール等の合成樹脂製のものを用いた場合には回収に費用がかかり過ぎるなどの理由で再利用が難しく、廃棄したり焼却したりすれば環境を汚染するという問題があった。また、ダンボール製のものは前者に比べて形成が難しく、かつ、緩衝部材としての性能が劣り、底面落下等による衝撃は室内機の背面側に固定されている据付板の両端部と緩衝部材の嵌合部に集中し、据付板が変形する(曲がる)恐れがあった。そこで、従来の梱包装置では室内機背面の緩衝のため、室内機の背面側と外装ダンボール間にダンボール製の付属品箱を配置することが必要であった。また、緩衝部材24および25と外装ダンボールと付属品箱が別体であり、加工も複雑となる等の問題点があった。これら問題点を解決するため、特開平7−2290号のように一枚のダンボールで形成した梱包装置も近年では使われるようになった。しかしながらこの梱包装置は緩衝力が弱いばかりか、上下方向及び前後方向の強度も弱い等の問題点があった。したがって、本発明においては、上記問題点を解決するため、一枚のダンボールでかつ、緩衝力が強くまた、上下方向及び前後方向の強度を強化した梱包装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、被梱包物を梱包する外装や緩衝材を一枚のダンボールで形成した梱包装置において、前記外装の底部の四方の側面の対向する一方の面に左右の側部と、対向する他方の面に前部と背部を形成し、同背部に連続して天部とフラップが設けられ、前記側部の前部側の側面には、側部の側面と長さが等しい複数の面からなる第一の緩衝部が複数の折り目線を介して連続して設けられ、背部側の側面には、略L字形で、その内角から前記側部に向かうカッティング線により分離され、側部の側面と長さが等しい複数の面と、カッテイング線で分離された側面の天部側に連続して設けられる複数の面からなる第二の緩衝部と、側部の側面と長さが等しい面と、カッティング線で分離された側面の底部側に連続して設けられる複数の面で形成される第三の緩衝部とが、それぞれ複数の折り目線を介して連続して設けられており、前記各部を折り曲げて、前記前部と前記第一の緩衝部および前記背部と第二の緩衝部とをそれぞれ固着することにより形成した構成となっている。
【0005】
また、前記第一の緩衝部と前記第二の緩衝部を、前記被梱包物の前後方向の緩衝部とし、前記第三の緩衝部を、前記被梱包物の上下方向の緩衝部とした構成となっている。
【0006】
また、前記第一の緩衝部と前記第三の緩衝部を合わせた前後方向の長さを、前記底部、天部及び側部の前後方向の長さと等しくした構成となっている。
【0007】
また、前記第二の緩衝部は側部の天部側に設けられ、前記第三の緩衝部は側部の底部側に設けられた構成となっている。
【0008】
また、前記第二の緩衝部の前後方向の長さを、第三の緩衝部の前後方向の長さより短くした構成となっている。
【0009】
また、前記第一、第二および第三の緩衝部は、角筒状に形成された構成となっている。
【0010】
また、前記第一の緩衝部および第二の緩衝部を付属品収納箱とした構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1、図2に基づいて説明する。図1の(a)は本発明による梱包装置の展開図を示したものであり、外縁及び1kの実線はカッティング線で1a乃至1j及び1l乃至1rの破線は折り目線で全て谷折りとなっている。
梱包装置1に設けられた底部2の四方の側面の一方の対向する面に折り目線1a、1bをそれぞれ介して左右の側部3がを備え、もう一方の対向する面に折り目線1cを介して、出し入れが容易なように切欠部4aを備えた前部4と、折り目線1dを介して背部5を形成し、前記背部5に連続して折り目線1eを介して天部6と、折り目線1fを介してフラップ7が設けられている。
また、前記側部3の前部側の側面に、前記側部3側面の長さが等しい8、9、10、11で形成される第一の緩衝部1Aが折り目線1g、1h、1i、1jを介して連続して設けられている。また、前記側部3の背部側の側面には、略「L」字形をした緩衝部1Bが設けられ、前記略「L」字形の緩衝部1Bは前記略「L」字形の内角から側部3に向かってカッティングするカッティング線1kで分離される第二の緩衝部1Cと第三の緩衝部1Dで形成されている。また、前記第二の緩衝部1Cは、前記側部3に折り目線1l、1m、1n、1oを介して、前記側部3と側面の長さが等しい12、13とカッティング線1kで分離され側面の天部側の14、15で連続して設けられている。更に、前記第三の緩衝部1Dは、前記第二の緩衝部1Cの12、13とカッティング線1kで分離され側面の底部側の16、及び17、18で折り目線1m、1p、1q、1rを介して連続して設けられている。なお、前記第二の緩衝部1Cと前記第三の緩衝部1Dの一側を兼ねた13は、前記側部3に対して「L」字形をしており、前記13の前記側部3からみて長辺の長さは、前記第三の緩衝部1Dの一側16と同じ長さであり、これらの長さは前記第一の緩衝部1Aの一側である8または10の前後方向の長さと合わせた場合、前記底部2の前後方向の長さ及び前記側部3の前後方向の長さからダンボールの厚さ分引いた長さと同一になるようにしている。なお、側面は左右対象のため、片側のみの説明とする。また、前記側部3には持ち運びのための把手部3aが前記側部3の天部6側に設けられている。
次に、本発明による梱包装置1の組立て方について、説明する。
一枚のダンボールをプレス加工等でカッティング線及び折り目線をつける。次に梱包装置1の外側の11から順に折り目線1jに従って90度に折り曲げる。因みに、折り曲げ角度は全て90度である。図1の(b)は第一の緩衝部Aであり、11から順に10、9、8と折り目線1j、1i、1h、1gに従って折り曲げると前記側部3の側面に第一の緩衝部Aが形成される。図1の(c)は第二の緩衝部1C、第三の緩衝部1Dであり、15から順に14、13、12と折り目線1o、1n、1m、1lに従って折り曲げると前記側部3の側面の第一の緩衝部1Aの対向する面の天部6側に配置される第二の緩衝部1Cが形成される。また、18から順に17、16と折り目線1r、1q、1pに従って折り曲げると前記側部3の側面の第一の緩衝部1Aの対向する面の底部2側に配置される第三の緩衝部1Dが形成される。同様に対向する側部も組み立てる。次に、フラップ7から順番に天部6、背部5と折り目線1f、1e、1dに従って折り曲げ、次に、左右の側部3、前部4を折り目線1a、1b、1cに従って折り曲げる。最後に前部4と左右の前記第一の緩衝部1Aの8及び背部5と左右の前記第二の緩衝部1Cの12をステッチャー19等で固定して梱包装置1が完成する。
図2は本発明の梱包装置の梱包方法であり、図2(a)は本発明の梱包装置1の被梱包物20の収納方法である。梱包するときは、空気調和機の室内機20の前面側を梱包装置1の前方に向け、梱包装置1の上方から、左右にそれぞれ設けられた第一の緩衝部1Aと第二の緩衝部1Cの間に挟持しながら収める。収められた前記空気調和機の室内機20は第三の緩衝部1Dによって支持される。また、第一の緩衝部1A及び第2の緩衝部1Cは上部が開放した四角柱のため、収納空間として利用でき、付属品等を収納する。図2(c)は梱包された状態であり、梱包装置1が開放することを前後方向のバンド20aにより規制している。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、底部を中心に前部、背部、左右の側部、左右の側部に連続して緩衝部を設け、一枚のダンボールで梱包装置を形成したので加工及び搬送も容易で、また、丈夫な梱包装置が得られる。また、左右の緩衝部の上下方向の長さと前部、背部、左右の側部の上下方向の長さを同じにしたので前記緩衝部は、緩衝ばかりではなく、上下方向の梱包装置の変形も防止できる。また、一方の緩衝部を第一の緩衝部とし、対向するもう一方の緩衝部を第二、第三の緩衝部して、第二、第三の緩衝部の上下方向を接して設け、第二、第三の緩衝部の上下方向の合わせた長さが第一の緩衝部と同じにしたので、第一の緩衝部の緩衝部と合わせて、上下方向の箱の変形も防止できる。また、第二の緩衝部の長さを第三の緩衝部より短くしたので被収納物を第三の緩衝部の上部に収納できる。また第一の緩衝部の前後方向の長さと第三の緩衝部の前後方向の長さを合わせた長さが、左右の側部、天部の前後方向の長さを同じにしているので、前後方向の梱包装置の変形も防止できる。更に、第一、第三の緩衝部は上方向が開放しているので付属する付属品の付属品収納箱として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による梱包装置の展開図でる。
【図2】本発明による梱包装置の梱包図である。
【図3】本発明の梱包装置の従来例である。
【符号の説明】
1 梱包装置
1a〜1j 折り目線
1k カッティング線
1l〜1r 折り目線
2 底部
3 側部
3a、23 把手部
4 前部
4a 切欠部
5 背部
6 天部
7 フラップ
1A、8、9、10、11 第一の緩衝部
1B 緩衝部
1C 12、13、14、15 第二の緩衝部
1D、16、17、18 第三の緩衝部
19 ステッチャー
20、21 空気調和機の室内機
20a、27 バンド
22 凹部
24、25 緩衝部材
26 外装ダンボール

Claims (7)

  1. 被梱包物を梱包する外装や緩衝材を一枚のダンボールで形成した梱包装置において、前記外装の底部の四方の側面の対向する一方の面に左右の側部と、対向する他方の面に前部と背部を形成し、同背部に連続して天部とフラップが設けられ、前記側部の前部側の側面には、側部の側面と長さが等しい複数の面からなる第一の緩衝部が折り目線を介して連続して設けられ、背部側の側面には、略L字形で、その内角から前記側部に向かうカッティング線により分離され、側部の側面と長さが等しい複数の面と、カッティング線で分離された側面の天部側に連続して設けられる複数の面で形成される第二の緩衝部と、側部の側面と長さが等しい複数の面と、カッティング線で分離された側面の底部側に連続して設けられる複数の面で形成される第三の緩衝部とが、それぞれ折り目線を介して連続して設けられており、前記各部を折り曲げて、前記前部と前記第一の緩衝部および前記背部と前記第二の緩衝部とをそれぞれ固着することにより形成してなることを特徴とする梱包装置。
  2. 前記第一の緩衝部と前記第二の緩衝部を、前記被梱包物の前後方向の緩衝部とし、前記第三の緩衝部を、前記被梱包物の上下方向の緩衝部としてなることを特徴とする請求項1記載の梱包装置。
  3. 前記第二の緩衝部は側部の天部側に配置され、前記第三の緩衝部は側部の底部側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至2記載の梱包装置。
  4. 前記第一の緩衝部と前記第三の緩衝部を合わせた前後方向の長さを、前記底部、天部及び側部の前後方向の長さと等しくしたことを特徴とする請求項1乃至3記載の梱包装置。
  5. 前記第二の緩衝部の前後方向の長さを、第三の緩衝部の前後方向の長さより短くしたことを特徴とする請求項1乃至4記載の梱包装置。
  6. 前記第一、第二および第三の緩衝部は、角筒状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5記載の梱包装置。
  7. 前記第一の緩衝部および第二の緩衝部を付属品収納箱としたことを特徴とする請求項1乃至6記載の梱包装置。
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