JP3200021U - 緩衝機能付き包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で組み立てやすく、様々な形態の収容物を適切に保護できる緩衝機能付き包装箱を提供する。【解決手段】互いに平行に連接された側面板14,16,18,20を有する。側面板14,16,18,20の連接方向に対して直角方向の各端部に連接され、組み立て状態でワンタッチ型の底面を形成するための底片50,66,82,100を有する。各底片50,66,82,100は、各側面板14,16,18,20の底面が形成される側の端辺から延設された立板部54,70,86,104と、平坦な底面の一部となる底板部56,72,88,106とで構成される。組み立て状態で、側面板14,16,18,20により筒体が形成され、底面は、立板部54,70,86,104により支持されて、筒体の一方の開口端より内側の位置に上げ底状に形成される。【選択図】図2

Description

本考案は、収容物を緩衝的に保護する構造を備えた緩衝機能付き包装箱に関する。
ブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片を糊付して折り畳み、これを立体的に起して形成される包装箱が広く使用されており、従来から、ガラス製のビン等の衝撃に弱い収容物を保持する構造を設けた緩衝機能付きの包装箱が複数提案されている。
例えば、特許文献1に開示されているように、箱体形成片に筒体を形成するための4つの胴板と、各胴板の底側の端辺に延設された4つの底板とが設けられ、折り畳まれた箱体形成片を起こすと、4つの底板により上げ底が形成される箱があった。筒体の開口端を4つの底板で成るいわゆるワンタッチ型の底面(平坦面)で閉鎖する構造は広く知られているが、特許文献1の箱は、一般的な4つの底板の形状を部分的に変更し、組み立て状態で角錐状の底部が形成されるようにしたものであり、収容物の下部を角錐状の頂部で支持することにより、収容物を緩衝的に保護することができる。
また、特許文献2に開示されているように、箱体形成片に筒体を形成するための4つの外壁板と、一外壁板の底側の端辺に延設された連結片と、連結の先端部に延設された四角形の底板と、底板の各端辺に延設された3つの支持片とを備え、折り畳まれた箱体形成片を起こすと、底板、連結片、及び3つの支持片が協働して上げ底が形成される包装用組み立て箱があった。この包装用組み立て箱は、組み立て状態で、底板が連結片及び3つの支持片に支持され、筒体の一方の開口より内側の位置に配置されるようにしたものであり、収容物の下部を底板の平坦面で支持することにより、収容物を緩衝的に保護することができる。また、この包装用組み立て箱は、組み立て状態で、箱体内の収容部に緩衝用の保護板が配置される構造になっている。
特開2011−57271号公報 実開平2−135433号公報
特許文献1の箱は、角錐状の底部で収容物の下部を支持する構造なので、下部が徐々に細くなっている収容物等を入れると、角錐状の頂点が収容物の下部を適切に支持することができず、十分な緩衝性が得られない。また、収容物の素材によっては、角錐状の頂部が収容物に傷つけたり凹ませたりするおそれがある。
特許文献2の包装用組み立て箱は、収容物を支持する底面が一枚物の底板で形成されるので、底面が変形しやすく、大型の収容物又は重い収容物を包装する箱には適用しにくいものである。
本考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で組み立てやすく、様々な形態の収容物を適切に保護できる緩衝機能付き包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、互いに平行に連接された4つの側面板と、前記側面板の連接方向に対して直角方向の各端部に連接され、組み立て状態でワンタッチ型の底面を形成するための4つの底片とを有し、前記各底片は、前記各側面板の前記底面が形成される側の端辺から延設された立板部と、この立板部の先端部に延設され、前記ワンタッチ型の底面の一部となる底板部とで構成され、組み立て状態で、前記4つの側面板により筒体が形成され、前記ワンタッチ型の底面は、前記4つの立板部により支持されて、前記筒体の一方の開口端より内側の位置に上げ底状に形成される緩衝機能付き包装箱である。
組み立て状態で、前記4つの立板部の中の互いに対向している一対の立板部が、自己と連続している前記側面板に重なって糊付けされていることが好ましい。
また、前記4つの側面板のうちの片端に位置する前記側面板は、連接方向の端辺に糊付け片が延設され、さらに前記糊付け片に仕切り片が延設され、組み立て状態で、前記糊付け片が、反対側の片端に位置する前記側面板の内側の端部に糊付けされ、前記4つの側面板で形成された筒体の内壁面と前記ワンタッチ型の底面の内側面とで囲まれた空間に、前記仕切り片が配置される構成にすることが好ましい。
本考案の緩衝機能付き包装箱は、構成が簡単で組み立てやすく、箱体形成片を糊付して折り畳まれた後、ワンアクションで容易に底面を組み立てることができる。しかも、ワンタッチ型の底面は、複数の底板部が重なって成る平坦面であり、上げ底状で強度も十分なので、優れた緩衝性能を実現することができ、様々な収容物を適切に保護にすることができる。
本考案の緩衝機能付き包装箱の一実施形態の組み立て状態を示す斜視図(a)、開封した状態を示す斜視図である。 この実施形態の緩衝機能付き包装箱の箱体形成片を裏面側から見た展開図である。 図2の箱体形成片の組み立て工程を示す図である。 図2の箱体形成片の組み立て工程を示す図である。 図2の箱体形成片の組み立て工程を示す図である。 図2の箱体形成片の組み立て工程を示す図である。 図2の箱体形成片の組み立て工程を示す図である。 図2の箱体形成片の組み立て工程を示す図である。 図2の箱体形成片の組み立て工程を示す図であって、筒体とワンタッチ型の底部が形成された箱体を示す正面図である。 図9の箱体のA−A断面図(a)、図9の箱体の平面図(b)である。
以下、本考案の緩衝機能付き包装箱の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の緩衝機能付き包装箱10は、図1に示すように、略直方体の箱体であり、厚紙等の一枚のブランクシートを一体的に打ち抜いた箱体形成片12を組み立てることによって形成される。
図2は、箱体形成片12を裏面側から見た図であり、箱体形成片12は、互いに平行に連接された4つの側面板14,16,18,20を有している。4つの側面板14,16,18,20は、連接方向と直角な幅方向の長さが同じであり、連接方向の長さは側面板14,18が短くて互いにほぼ等しく、側面板16,20が長くて互いにほぼ等しい。4つの側面板14,16,18,20は、各々折罫線22,24,26で区切られている。4つの側面板14,16,18,20の連接方向に対して直角方向の端部のうち、図2における上側の端部が蓋側、下側の端部が底側である。
側面板20の連接方向の端部には、組み立て状態で側面板14の端部の裏面に糊付けされる糊付け片28延設され、折罫線30で側面板20と区切られている。糊付け片28の延設方向長さは、側面板14,18の各連接方向長さの約1/2程度である。
糊付け片28の先端部の蓋側の部分には、略長方形の仕切り片32が延設され、折罫線34で糊付け片28と区切られている。仕切り片32は、蓋側の端部が台形状に切り込まれ、延設方向の中央部に設けられた折罫線35によって第一の仕切り部32a及び第二の仕切り部32bに区切られている。
仕切り片32の底側の端部には、台形状の第一の補強部36aと第二の補強部36bとで構成される補強片36が延設されている。第一の補強部36aは、折罫線38で第一の仕切り部32aと区切られ、折罫線38で折り曲げたとき、第一の仕切り部32aの内側に重る大きさになっている。第二の補強部36bは、折罫線40で第二の仕切り部32bと区切られ、折罫線40で折り曲げたとき、第二の仕切り部32bの内側に重なる大きさになっている。
仕切り片32の先端部には、略長方形の補助片42が延設され、折罫線44で仕切り片32と区切られている。補助片42の大きさは、糊付け片28とほぼ同じであるが、底側の端部がやや短くなっている。
側面板14の蓋側の端部にはサイドフラップ46が延設され、折罫線48で側面板14と区切られている。側面板14の他端部には、底片50が延設され、折罫線52で側面板14と区切られている。底片50は、側面板14の端部に延設された略長方形の立板部54と、立板部54の先端部に延設された略三角形の底板部56とで構成され、折罫線58で互いに区切られている。立板部54の延設方向長さは、側面板14,16,18,20の高さ(連接方向に対して直角方向の長さ)の約1/6程度である。底板部56は、組み立て状態で、後述するワンタッチ型の底面120の一部になる部分である。
側面板16は、蓋側の端辺60の内側に、指で押圧可能な大きさの開封部62が設けられている。開封部62は、端辺60の中央部と略U字状の破断線64とで囲まれている。側面板16の他端部には底片66が延設され、折罫線68で側面板16と区切られている。底片66は、側面板16の端部に延設された略長方形の立板部70と、立板部70の先端部に延設された底板部72とで構成され、折罫線74で互いに区切られている。立板部70の延設方向長さは、上記の立板部54とほぼ同じである。底板部72は、組み立て状態で、後述するワンタッチ型の底面120の一部になる部分である。
底板部72は、折罫線74から折罫線74に対して平行な端部72aまでの長さが、側面板14,18の各連接方向長さの約1/2になっている。また、端部72aの中心から側面板18側の部分は、端部72aよりも外側に幅広に形成された差し込み部72bとなる。さらに、底板部56側の端部が略三角形の糊付け部72cであり、底板部72の他の部分と折罫線76で区切られている。折罫線76は、折罫線74に対して約45度で交差する方向に設けられている。
側面板18の蓋側の端部にはサイドフラップ78が延設され、折罫線80で側面板18と区切られている。側面板18の他端部には、底片82が延設され、折罫線84で側面板18と区切られている。底片82は、側面板18の端部に延設された略長方形の立板部86と、立板部86の先端部に延設された略三角形の底板部88とで構成され、折罫線90で互いに区切られている。立板部86の延設方向長さは、上記の立板部54とほぼ同じである。底板部88は、組み立て状態で、後述するワンタッチ型の底面120の一部になる部分である。
側面板20の蓋側の端部には、略矩形の蓋片92が延設され、折罫線94で側面板20と区切られている。蓋片92の延出方向長さは、側面板14,18の各連接方向長さとほぼ同じである。蓋片92の先端部には、差し込み片96が延設され、折罫線98で蓋片92と区切られている。側面板20の他端部には、底片100が延設され、折罫線102で側面板20と区切られている。底片100は、側面板20の端部に延設された略長方形の立板部104と、立板部104の先端部に延設された底板部106とで構成され、折罫線108で互いに区切られている。立板部104の延設方向長さは、上記の立板部54とほぼ同じである。底板部106は、組み立て状態で、後述するワンタッチ型の底面120の一部になる部分である。
底板部106は、折罫線108から折罫線108に対して平行な端部106aまでの長さが、側面板14,18の各連接方向長さの約1/2になっている。また、端部106aの中心から糊付け片28側の部分は、端部106aよりも外側に幅広に形成された差し込み部106bとなる。さらに、底板部88側の端部が略三角形の糊付け部106cであり、底板部106の他の部分と折罫線110で区切られている。折罫線106は、折罫線104に対して約45度で交差する方向に設けられている。
次に、再封可能な包装箱10の組み立て方法の一例を説明する。なお、図2は箱体形成片12を裏面側から見たものであり、以下、箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称して説明する。
まず、補強片36の第一及び第二の補強部36a,36bの各裏面に糊112を塗布する。そして、図3に示すように、折罫線38を正折りして第一の補強部36aの裏面を第一の仕切り部32aの裏面に糊付けすると共に、折罫線40を正折りして第二の補強部36bの裏面を第二の仕切り部32bの裏面に糊付けする。これで、仕切り片32が2重構造になって補強される。そして、図4に示すように、折罫線34を正折りして仕切り片32及び補助片42を側面板18,20に重ね、さらに、4つの立板部54,70,86,104の裏面に糊114を塗布する。そして、折罫線52,68,84,102を正折りし、図5に示すように、立板部54,70,86,104の裏面を、側面板14,16,18,20の裏面の端部に糊付けする。
その後、底片66の折罫線76及び底片100の折罫線110をそれぞれ逆折りし、糊付け部72c,106cの裏面に糊116を塗布する。そして、図6に示すように、折罫線22を正折りして側面板14を折り重ね、糊付け部72cの裏面を、底片50の底板部56の表面に糊付けする。さらに、図7に示すように、折罫線26を正折りして側面板20を折り重ね、糊付け部106cの裏面を、底片82の底板部88の表面に糊付けする。また、折罫線26が正折りされたとき、折罫線44も一緒に逆折りされ、補助片42と第二の仕切り部32bとが折り重なる。
次に、糊付け片28の表面に糊118を塗布し、側面板14と側面板20を逆折りの方向に少し引き上げ、側面板14と底片50とが重なっている隙間に糊付け片28を差し込み、糊付け片28の表面を、側面板14の裏面の端部に糊付けする。箱体形成片12は、この折り畳まれた状態で出荷される。
次に、収容物Sを包装する工場等において立体的に組み立てる。まず、4つの側面板14,16,18,20を四角形の筒体にするため、折罫線20,24,26,30を各々90度に正折りする。すると、図9、図10(a)に示すように、立板部54,70,86,104が、糊付けされた相手方の側面板14,16,18,20と共に移動する。このとき、底板部56と糊付け部72cが糊付けされ、底板部88と糊付け部106cが糊付けされているので、逆折されている折罫線76,110が自動的に開き、折罫線58,74,90,108が自動的に90度に逆折りされ、4つの底板部56,72,88,106が倒れて重なり合い、平坦な底面120が形成される。この状態で、底面120は、底板部72の差し込み部72bが底板部106の端部106aの裏面に重ねられ、底板部106の差し込み部106bが底板部72の端部72aの裏面に重ねられ、互いに係止される状態になるので、底板部52,72,88,106が元の折り畳み状態に戻らない。このように、ワンタッチ型の底面120が立板部54,70,86,104に支持されて上げ底状に形成され、形成された底面120は、底板部52,72,88,106が面一状態にロックされることによって、平坦な状態に保持される。
また、4つの側面板14,16,18,20を筒体にするとき、糊付け片28が、糊付けされた相手方の側面板14を共に移動し、正折りされている折罫線34が自動的に開く。さらに、第二の仕切り部32bと補助片42とが交わる折罫線44の部分が、側面板18と側面板20とが交わる折罫線26の部分に押され、仕切り片32の折罫線35が自動的に正折りされて屈曲する。そして、指で補助片42を側面板16側に寄せると、第二の仕切り部32bが所定位置に位置決めされ、図10(b)に示す状態になる。
これで底側が閉鎖された箱体が形成されるので、開放している蓋側から収容物S(円柱状のビン等)を入れる。収容物Sが収容されると、折罫線48,80でサイドフラップ46,78を90度に正折りし、折罫線94で蓋片92を90度に正折りする。そして、差し込み片96の表面の中央部に図示しない糊を塗布し、折罫線98で差し込み片96を90度に正折りし、差し込み片96を側面板16の内側に差し込み、差し込み片96の表面を開封部62の裏面に糊付けし、箱体の他端部も閉鎖される。これで包装作業が終了して図1(a)に示す組み立て状態となり、この状態で出荷される。
包装された収容物Sは、下端部が上げ底状の平坦な底面120により保護され、収容物Sの側周面の2箇所が仕切り片32(第一及び第二の仕切り部32a,32b)により保護されるので、優れた緩衝性能を得ることができる。また、例えば、収容物Sと側面板20との間に、取扱説明書(紙を折り畳んだもの)等を差し込めば、緩衝性能をさらに向上させるができる。
緩衝機能付き包装箱10を開封するときは、側面板16の開封部62を指で押して破断線64を破断させ、開封部62を側面板16から分離させる。そして、差し込み片96及び蓋片92を引き上げ、サイドフラップ46,78を引き上げると、図1(b)に示すように、箱体の端部が開放し、中の収容物Sを取り出すことができる。開封部62は側面板16から分離するが、差し込み片96に糊付けされているのでゴミにはならない。
再封するときは、サイドフラップ46,78を90度に正折りし、蓋片92を90度に正折りし、差し込み片96をサイドフラップ46,78と側面板16との隙間に差し込んで係合させ、箱体の端部を閉鎖する。
緩衝機能付き包装箱10を廃棄するときは、ワンタッチ型の底面120を外側から軽く押し込むことによってロックが簡単に解除できるので、全体をコンパクトに折り畳むことができる。
以上説明したように、緩衝機能付き包装箱10は、構成が簡単で組み立てやすく、箱体形成片12を糊付して折り畳まれた後、ワンアクションで容易に底面120を組み立てることができる。しかも、ワンタッチ型の底面120は、平坦な上げ底状に形成され、複数の底板部56,72,88,106が相互に重なって強度も十分なので、優れた緩衝性能を得ることができる。さらに、仕切り片32によって、収容物Sの側周面の2箇所も保護されるので、緩衝性能がさらに向上し、様々な収容物を適切に保護にすることができる。
なお、本考案の緩衝機能付き包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。ワンタッチ型の底面を形成するための4つの底板部は、ロックされた平坦な底面が確実に得られるものであれば、上記実施形態以外の形状に変更してもよい。例えば、上記実施形態では、底板片56と底板片72とを接続するための糊付け片を底板片72側に設けてある(糊付け片72c)が、同様の働きをする糊付け片を底板片56側に設けてもよい。底板片88と底板片106の接続についても同様である。
仕切り片は、糊付け片に延設された構成であれば、収容物の形態(形状、大きさ、数)に合わせて自由に変更することができる。
また、上述した組み立て方法は単なる一例であり、適宜変更することができる。例えば、上述した組み立て方法では、図4に示すように、立板部54,70,86,104を、4つとも側面板に糊付けしている。この糊付けは、ワンタッチ型の底面120が立体的に形成される動作を円滑にすることや、底面120を支持する立板部を補強することを主な目的にしているので、箱体形成片の材質や厚み、立板部の大きさ等に応じて、糊付けの数を減らしてもよい。例えば、糊付けの数を2つに減らしたい場合、糊付けする立板部として、互いに対向している一対の立板部を選択することが好ましい。
10 緩衝機能付き包装箱
12 箱体形成片
14,16,18,20 側面板
28 糊付け片
32 仕切り片
50,66,82,100 底片
54,70,86,104 立板部
56,72,88,106 底板部
120 ワンタッチ型の底面

Claims (3)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、互いに平行に連接された4つの側面板と、前記側面板の連接方向に対して直角方向の各端部に連接され、組み立て状態でワンタッチ型の底面を形成するための4つの底片とを有し、
    前記各底片は、前記各側面板の前記底面が形成される側の端辺から延設された立板部と、この立板部の先端部に延設され、前記ワンタッチ型の底面の一部となる底板部とで構成され、
    組み立て状態で、前記4つの側面板により筒体が形成され、前記ワンタッチ型の底面は、前記4つの立板部により支持されて、前記筒体の一方の開口端より内側の位置に上げ底状に形成されることを特徴とする緩衝機能付き包装箱。
  2. 組み立て状態で、前記4つの立板部の中の互いに対向している一対の立板部が、自己と連続している前記側面板に重なって糊付けされている請求項1又は2記載の緩衝機能付き包装箱。
  3. 前記4つの側面板のうちの片端に位置する前記側面板は、連接方向の端辺に糊付け片が延設され、さらに前記糊付け片に仕切り片が延設され、
    組み立て状態で、前記糊付け片が、反対側の片端に位置する前記側面板の内側の端部に糊付けされ、前記4つの側面板で形成された筒体の内壁面と前記ワンタッチ型の底面の内側面とで囲まれた空間に、前記仕切り片が配置される請求項1又は2記載の緩衝機能付き包装箱。
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