JP6685262B2 - ファブリックパネル - Google Patents

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Description

本発明は、表面に印刷が施されたシート地をパネルに張った状態で、壁等に掛けたり、立てかけたりして、インテリアとして用いるファブリックパネルに関する。
一般に、この種のファブリックパネルは、パネルが木材片などで形成され、シート地を張る際にはパネルの裏面の枠に釘やガンタッカー等で打ち付けて張っていた。
また、パネルの裏面の枠に周回する溝を形成し、その溝の幅と長さに適合する樹脂製などの決め込み具を用いてシート地を押し込んで張ることも従来より行われている(特許文献1参照)。
ところが、前記従来のファブリックパネルでは、シート地の表面に施された印刷自体がいずれも既製品を対象としているため、インテリアとして用いる際の選択肢が限られたものとなり、選択肢を拡大させたいという要求があった。
しかも、パネルが木材片などで形成されていると、ファブリックパネル自体の価格が高価なものとなるため、インテリアとして複数所有するだけの余裕に恵まれ難く、安価なファブリックパネルへの要求が高まりつつあった。
そこで、本出願人は先に、特許文献2において、インテリアとして用いる際の選択肢を飛躍的に拡大させつつ、インテリアとして複数所有する余裕に恵まれ易く安価に提供することができるファブリックパネルを提案している。
具体的には、シート地としてインクジェットプリンターにより印刷可能な紙材を適用し、パネルは、画用紙状の厚紙を折り畳んで薄箱状に形成し、シート地がその裏面に塗布した接着材により張った状態に貼り付けられる貼り付け面を備えている。
そして、パネルは、貼り付け面が略矩形状に形成され、貼り付け面の4辺にそれぞれ連なる連なり片がその貼り付け面の裏面側から見た4辺よりそれぞれ3度ずつ谷折りされて裏面側の中央部分に凹部を有する枠体形状に形成されているとともに、凹部に嵌挿されかつ当該凹部の深さよりも浅い嵌挿体を備えている。この場合、貼り付け面の裏面側から見た4辺のうちの互いに平行な一方の第1辺及び第2辺と他方の第3辺及び第4辺とが順にそれぞれ3度ずつ谷折りされて裏面側の中央部分に凹部を有する枠体形状に形成されている。このとき、先に谷折りされた一方の第1辺及び第2辺からの連なり片によりそれぞれ形成された枠体部分の両端を後に谷折りされた他方の第3辺及び第4辺からの連なり片によりそれぞれ形成された枠体部分の両端により押さえ込んで凹部を有する枠体形状を確保するようにしている。
特開2008−194194号公報 実登3205869号公報
ところで、前記提案のものは、画用紙状の厚紙を折り畳んで薄箱状に形成する際にパネルの貼り付け面の4辺にそれぞれ連なる連なり片がそれぞれ3度ずつ谷折りされて裏面側の中央部分に凹部を有する枠体形状に形成されているため、パネルの凹部に位置する凹部部分と連なり片がそれぞれ3度ずつ谷折りされた枠体部分との強度差などが起因して凹部部分に経時的な弛みが生じる傾向にある。その場合、凹部に嵌挿された嵌挿体によって凹部部分においてもある程度の強度が確保されてはいるものの、嵌挿体が凹部に嵌挿されているに過ぎないものであるため、凹部部分の経時的な弛みに対する抑制効果が不十分なものとなる。
具体的には、画用紙状の厚紙を折り畳んで薄箱状に形成するに当たり、貼り付け面の裏面側から見た4辺のうちの互いに平行な一方の第1及び第2辺からの連なり片と他方の第3及び第4辺からの連なり片とがそれぞれ順に3度ずつ谷折りされる際、先に谷折りされた一方の2辺からの連なり片による両枠体部分の両端を後に谷折りされた他方の2辺からの連なり片による枠体部分の両端により押さえ込んでいる。このため、先に谷折りされた一方の2辺からの連なり片による両枠体部分の間での経時的な弛みに対する抑制効果が発揮されてはいる。しかし、この後に谷折りされた他方の2辺からの連なり片による両枠体部分は、別部材の嵌挿体による当接のみで支えられているに過ぎないため、別部材故の製作誤差などによって嵌挿体による当接が不十分となることもあり、他方の第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分の間での経時的な弛みに対する抑制効果が発揮されておらず、その対策を講じる必要があった。
本発明は、前記目的を達成するために講じたものであり、その目的とするところは、画用紙状の厚紙を折り畳んで薄箱状に形成する際に後に谷折りされた他方の第3辺及び第4辺からの連なり片による両枠体部分に対し確実に当接させ、かつその両枠体部分同士の間での経時的な弛みに対する抑制効果を発揮することができるファブリックパネルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、表面に印刷が施されたシート地をパネルに張った状態で、立てかけて飾ったり、壁等にフックで掛けて飾ったりして、インテリアとして用いるファブリックパネルを前提とする。前記シート地として紙材を適用し、その表面側にプリンターにより印刷可能な印刷面を設ける一方、裏面側に接着材を介して前記パネルの表面に張った状態に貼り付けられる貼り付け面を設けている。更に、前記パネルは、厚紙を折り畳んで前記貼り付け面が略矩形状となる薄箱状に形成され、前記貼り付け面の4辺にそれぞれ連なる連なり片を有し、その貼り付け面の裏面側から見た4辺のうちの互いに平行な一方の第1及び第2辺からの連なり片と他方の第3及び第4辺からの連なり片とがそれぞれ順に3度ずつほぼ同じような間隔で谷折りされた状態で4度目に山折れされて裏面側の中央部分に凹部を有する枠体形状に形成され、先に谷折りされた一方の第1及び第2辺からの連なり片同士によりそれぞれ形成された枠体部分の両端を後に谷折りされた他方の第3及び第4辺からの連なり片同士によりそれぞれ形成された枠体部分の両端により押さえ込んで枠体形状を保持するようにしている。そして、前記凹部に、前記他方の第3及び第4辺からの連なり片同士による両枠体部分を互いに離反させる方向へ押し付ける厚紙よりなる押し付け部材を装着する。この押し付け部材は、前記一方の第1及び第2辺方向の略中央部分が前記壁側に膨出するように前記他方の第3及び第4辺側寄りからそれぞれ谷折りと山折りとで形成された膨出部と、前記凹部の底部に接触する各平坦部の外方端及び幅方向両端にそれぞれ突設され、かつ前記第1ないし第4辺からの連なり片による各枠体部分の下端において4度目に山折れした折れ線に沿ってそれぞれ開口する切欠孔に挿通される凸片とを有している。更に、前記押し付け部材は、前記他方の第3及び第4辺からの連なり片同士による両枠体部分を常時離反させる方向へ押圧するように前記膨出部に連なる斜面の傾斜角を増加させる傾向に設定されているとともに、前記他方の第3及び第4辺からの連なり片による各枠体部分側へ長めに切り欠かれた状態となる前記一方の第1及び第2辺からの連なり片による各枠体部分下端の各切欠孔に対し挿通された前記各凸片が前記他方の2辺からの連なり片による各枠体部分側へ移動可能となるように設定されていることを特徴としている。
また、前記一方の第1辺及び第2辺の長さは、前記他方の第3辺及び第4辺の長さよりも長く設定されていてもよい。
また、前記パネルとして、画用紙状の厚紙を適用する一方、押し付け部材として、段ボール状の厚紙を適用してもよい。
更に、前記膨出部の内部に、この膨出部に連なる両斜面の傾斜角の増加傾向を積極的に促進させる促進部材を収容していてもよい。
また、前記押し付け部材の膨出部に、壁に設けられたフックに対し係止される菱形形状の係止孔を設けていてもよい。
以上、要するに、先に谷折りされた一方の第1及び第2辺方向の略中央部分が壁側に膨出するように他方の第3及び第4辺側寄りからそれぞれ谷折りと山折りとで形成された膨出部を有する押し付け部材をパネルの凹部に装着し、その膨出部に連なる斜面の傾斜角を増加させる傾向に設定して、他方の第3及び第4辺からの連なり片による枠体部分を常時押圧している。これにより、他方の第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分に対し当該両枠体部分を常時離反させる方向へ押圧するように押し付け部材の両端を確実に当接することができる。
しかも、押し付け部材の膨出部に連なる斜面の傾斜角を増加させる傾向に設定していることにより、他方の第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分に対し膨出部の斜面の傾斜角の増加傾向に伴い押し付け部材の両端を常時押圧状態で追従させて、他方の第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分同士の間での経時的な弛みに対する抑制効果を発揮することができる。
また、第1及び第2辺の長さを第3及び第4辺の長さよりも長く設定することで、長さが長い故に弛みが発生し易い第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分に対し押し付け部材の両端を確実に当接させ、第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分の間において膨出部の斜面の傾斜角の増加傾向に伴い押し付け部材の両端を押圧状態で効果的に追従させて、第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分同士の間で経時的に生じ易い弛みに対する抑制効果を効率よく発揮することができる。
また、パネルとして画用紙状の厚紙を適用することで、貼り付け面の裏面側から見た4辺のうちの互いに向き合う一方の第1及び第2辺と他方の第3及び第4辺とを順にそれぞれ3度ずつ谷折りして裏面側の中央部分に凹部を有する枠体形状を保持しつつ強度を確保した状態で薄箱状のパネルを見映えよく形成することができる。
一方、押し付け部材として段ボール状の厚紙を適用することで、押し付け部材の膨出部の斜面の傾斜角の増加傾向を拡大させ、他方の第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分の間において押圧状態となる押し付け部材の両端を効果的に追従させて、他方の第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分同士の間で経時的に生じ易い弛みに対する抑制効果をより一層効率よく発揮することができる。
更に、膨出部の内部に収容した促進部材によって、膨出部に連なる両斜面の傾斜角の増加傾向を積極的に促進させることで、押し付け部材の膨出部の斜面の傾斜角の増加傾向をより拡大させ、他方の第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分の間において押し付け部材の両端をさらに効果的に追従させて、他方の第3及び第4辺からの連なり片による枠体部分同士の間で経時的に生じ易い弛みに対する抑制効果をさらに効率よく発揮することができる。
しかも、壁に設けられたフックに対し係止される菱形形状の係止孔を押し付け部材の膨出部に設けることで、貼り付け面の4辺が菱形形状の係止孔の4つの角部と一致し、ファブリックパネルを壁に掛けた際にフックが係止孔のいずれかの角部に係止されてファブリックパネルの傾きによるズレが解消され、ファブリックパネルの見映えを良好に保つことができる。
本発明の第1の実施の形態に係るファブリックパネルを壁に掛けた状態の斜視図である。 図1のファブリックパネルのシート地とパネルとの関係を示す説明図である。 図2のシート地を表面に貼り付けた展開状態で裏面側から見たパネルの折り線を説明する説明図である。 図3のシート地の剥離紙の残りを剥離して展開状態のパネルに対し貼り付ける工程を説明する説明図である。 図4のシート地を表面に貼り付けた展開状態で裏面側から見たパネルの折り線を説明する説明図である。 図5の折り線のとおりに折り癖を付けた状態を示すパネルの斜視図である。 図6の貼り付け面の第1及び第2辺からの連なり片を起こしきった際にそれぞれの連なり片の延長部分の一側同士を噛み合わせてロックした状態を示すパネルの斜視図である。 図5ではみ出しているシート地のはみ出し部分を内側に折り畳んでパネルに貼り付けた状態を説明するパネルの一つの角部での説明図である。 図8のシート地のはみ出し部分を指で摘んで貼り合わせた状態を説明するパネルの一つの角部での説明図である。 一方の第1及び第2辺からの連なり片により両枠体部分を形成し終えた状態で第3辺からの連なり片によりシート地のはみ出し部分を内側に折り畳みながら枠体部分を形成し始めた状態を説明する説明図である。 一方の第1及び第2辺からの連なり片により両枠体部分を形成し終えた状態で第3辺からの連なり片によりシート地のはみ出し部分を内側に折り畳んで貼り付けながら枠体部分を形成し終える直前の状態を説明する説明図である。 図11の第3辺からの連なり片により枠体部分を形成し終えてその両端の突起部分を下角の隙間に差し込んで固定した状態を説明する説明図である。 図12の第3辺からの連なり片により枠体部分を形成し終えた状態で第4辺からの連なり片によりシート地のはみ出し部分を内側に折り畳んで貼り付けながら枠体部分を形成し終える直前の状態を説明する説明図である。 図13の第4辺からの連なり片により枠体部分を形成し終えて完成させたパネルを裏側から見た斜視図である。 図14のパネルの裏側の中央部分の凹部に装着される押し付け部材の展開図である。 図15の押し付け部材を組み立てた状態を示す斜視図である。 図16の押し付け部材を短手方向から見た側面図である。 図16の押し付け部材をパネルの裏側の中央部分の凹部に装着した状態を示す斜視図である。 図18の押し付け部材の膨出部の係止孔を係止するフックを壁に対し専用の接着材を介して取り付ける状態を示す斜視図である。 図19の押し付け部材の膨出部の係止孔を壁のフックに係止してファブリックパネルを掛ける状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るファブリックパネルのシート地とパネルとの関係を示す説明図である。 図21のシート地の剥離紙を剥離して展開状態のパネルに対し貼り付けた状態で表面側から見た平面図である。 図22のシート地を表面に貼り付けた展開状態で裏面側から見たパネルの折り線を説明する説明図である。 図23の折り線のとおりに折り癖を付けた状態を示すパネルの斜視図である。 図24の貼り付け面の第1〜第4辺からの連なり片によりそれぞれ枠体部分を形成し終えた状態で第3及び第4辺からの連なり片による両枠体部分の両端の突起部分を下角の隙間に差し込んで完成させたパネルを裏側から見た斜視図である。 図25のパネルの裏側の中央部分の凹部に装着される押し付け部材の展開図である。 図26の押し付け部材を組み立てた状態を示す斜視図である。 図27の押し付け部材をパネルの裏側の中央部分の凹部に装着した状態を示す斜視図である。 図28の押し付け部材の膨出部の係止孔を壁のフックに係止してファブリックパネルを掛ける状態を示す斜視図である。 各実施の形態の変形例に係る促進部材を膨出部の内部に収容した状態での平面図である。 図30の促進部材を押し付け部材の短手方向から見た側面図である。 各実施の形態のその他の変形例に係る促進部材を膨出部の内部に収容する前の状態での平面図である。 図32の促進部材を膨出部の内部に収容した状態での平面図である。 図33の促進部材を押し付け部材の短手方向から見た側面図である。 各実施の形態のその他の変形例に係るフックを壁に対し両面テープを介して取り付ける状態を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るファブリックパネルを壁に掛けた状態の斜視図、図2は図1のファブリックパネルのシート地とパネルとの関係を示す説明図をそれぞれ示している。
図1において、1は本発明の第1の実施の形態に係るファブリックパネルであって、このファブリックパネル1は、正面視で一辺(縦辺)が約225mmに、他辺(横辺)が約342mmにそれぞれ設定された略長方形状を呈している。そして、ファブリックパネル1は、壁K等に掛けたり、立てかけたりして、インテリアとして用いられる。この場合、壁Kの壁面は、鏡面に比して凹凸のある紙製、ビニル製又はオレフィン製などの壁紙により形成されている。
図2において、ファブリックパネル1は、シート地2とパネル3とを備えている。パネル3は、シート地2を張った状態に貼り付ける略長方形状の貼り付け面30を正面側に有している。このパネル3は、画用紙状の厚紙を折り畳んで薄箱状に形成されている。具体的には、パネル3は、貼り付け面30の第1〜第4辺30a〜30dにそれぞれ連なる連なり片31〜34がその貼り付け面30の裏面側から見た第1〜第4辺30a〜30dよりそれぞれ3度ずつ山折りされて裏面側にそれぞれ形成された枠体部分36a〜36dを有しているとともに、裏面側の中央部分に枠体部分36a〜36dに囲まれた凹部35を有する枠体形状に形成されている。この場合、パネル3の裏面には、枠体部分36a〜36dによって略ロの字状の枠体部36が設けられている。
また、シート地2としては、図示しないプリンターにより印刷可能な紙材が適用されている。このシート地2としては、一辺(縦辺)が約300mmに、他辺(横辺)が約410mmにそれぞれ設定された略長方形状の紙製のシート材が適用され、表面に生地状の細かい模様が形成されている。そして、シート地2の裏面には、図示しない接着材が塗布され、この接着材を介して剥離紙21が貼り付けられている。この剥離紙21は、シート地2の一辺に沿った一部分に接着される幅狭な帯状の一部分剥離紙(図示せず)と、シート地2の残る部分に接着される幅広な多部分剥離紙23とに分割されている。
次に、パネル3の組み立て手順を図3〜図18に基づいて説明する。
図3は図2のシート地2を表面に貼り付けた展開状態で裏面側から見たパネル3の折り線を説明する説明図、図4は図3のシート地2の剥離紙21の残りを剥離して展開状態のパネル3に対し貼り付ける工程を説明する説明図をそれぞれ示している。図3及び図4において、パネル3の表面には、この表面に対するシート地2の4辺の貼り付け位置をそれぞれガイドするガイド線G,G,…が記されている。
先ず、図3に示すように、シート地2の一辺に沿った一部分の裏面から幅の狭い帯状の一部分剥離紙(図示せず)を剥離し、パネル3の表面のいずれかのガイド線Gに対しシート地2の一辺の貼り付け位置をガイドさせて位置合わせしながら貼着する。次いで、図4に示すように、シート地2の残る部分の裏面から多部分剥離紙23を剥離しながら、パネル3の表面の残る3辺のガイド線G,G,Gに対しシート地2の残る3辺の貼り付け位置をガイドさせて位置合わせしながらシート地2をパネル3の表面に貼着する。
このとき、シート地2の四隅は、パネル3の各連なり片31〜34の間から表面側に略L字状に露呈している。また、シート地2に対する印刷は、パネル3に貼り付けた際にその貼り付け面30から側面に及んでいる。
図5は図4のシート地を表面に貼り付けた展開状態で裏面側から見たパネルの折り線を説明する説明図を示している。この図5において、パネル3は、貼り付け面30の第1〜第4辺30a〜30dにそれぞれ連なる連なり片31〜34をその貼り付け面30の裏面側から見た各辺30a〜30dからそれぞれ3度ずつ谷折りする折れ線a〜c(図5では一点鎖線で示す)が形成されているとともに、4度目にそれぞれ山折りする折れ線d(図5では破線で示す)が形成されている。なお、折れ線aは、貼り付け面30の第1〜第4辺30a〜30dと同じである。
図6は図5の折り線a〜dのとおりに折り癖を付けた状態を示すパネル3の斜視図を示している。この図6にも示すように、貼り付け面30の第1〜第4辺30a〜30d(折り線a)のうちの互いに平行な一方の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32には、折り線cと折り線dとの間において長手方向両側方へそれぞれ延びる延長部分311,321が設けられている。この延長部分311,321の基端つまり折り線cの長手方向両側端位置には、当該延長部分311,321の長手方向両側端を貼り付け面30の裏面側から見て山折りする折れ線e(図3〜図6では破線で示す)が形成されている。各延長部分311,321には、切込312,322が設けられている。そして、貼り付け面30の第1〜第4辺30a〜30dのうちの互いに平行な一方の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32を折り線a〜eのとおりに付けた折り癖に従ってそれぞれ起こしきる。
図7は図6の貼り付け面30の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32を起こしきって枠体部分36a,36bを形成した際にそれぞれの連なり片31,32の延長部分311,321の一側同士を噛み合わせてロックした状態を示すパネルの斜視図を示している。この図7において、起こしきった貼り付け面30の互いに平行な一方の第1,第2辺30a,30bからの連なり片31,32の各延長部分311,321の一側同士を切込312,322の上下方向からの噛み合わせによってロックしておく。また、貼り付け面30の一方の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32の各延長部分311,321の他側同士も切込312,322の上下方向からの噛み合わせによって同様にロックしておく。
また、図5にも示すように、パネル3の互いに相隣なる辺(例えば第1及び第3辺30a,30c)からの連なり片31,33の折り線aは当該連なり片31,33の両端まで形成され、その連なり片31,33同士の間に略矩形状の連結片37をそれぞれ備えている。これらの連結片37,37,…は、互いに相隣なる連なり片31〜34同士の間に設けられ、その対角線上に内側へ折り曲げ易くするミシン目f(図5では破線で示す)が形成されている。そして、貼り付け面30の他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34を折り線a〜dのとおりに付けた折り癖に従ってそれぞれ起こしきるようにしておく。
図8は図5ではみ出しているシート地2のはみ出し部分を内側に折り畳んでパネル3に貼り付けた状態を説明するパネル3の一つの角部での説明図を示している。この図8において、パネル3の各辺30a〜30dからの連なり片31〜34の間から表面側に略L字状に露呈するシート地2の四隅のはみ出し部分26を、ミシン目fに沿って内側に折り畳んだパネル3の角部つまり連結片37に貼り付けておく。
図9は図8のシート地2のはみ出し部分を指で摘んで貼り合わせた状態を説明するパネル3の一つの角部での説明図、図10は一方の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32により両枠体部分36a,36bを形成し終えた状態で第3辺30cからの連なり片33によりシート地2のはみ出し部分を内側に折り畳みながら枠体部分36cを形成し始めた状態を説明する説明図をそれぞれ示している。図9及び図10において、ミシン目fに沿って内側に折り畳んだパネル3の角部つまり連結片37に貼り付けておいたシート地2の四隅のはみ出し部分26を指で摘んで互いに貼り合わせておく。
図11は一方の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32により両枠体部分36a,36bを形成し終えた状態で第3辺30cからの連なり片33によりシート地2のはみ出し部分を内側に折り畳んで貼り付けながら枠体部分36cを形成し終える直前の状態を説明する説明図である。図11に示すように、貼り付け面30の一方の第1及び第2辺からの連なり片31,32とこれに隣接する他方の第3辺30cからの連なり片33を、当該連なり片33の両側端の連結片37,37にかぶせるように折り込んで起こし始める。
また、図5にも示すように、貼り付け面30の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32とこれに隣接する他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34には、折り線dを跨いで外方(図5では左右方向)へそれぞれ突出する突起部分331,341が設けられている。また、貼り付け面30の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32には、折り線cと折り線dとの間において折り線d及び折り線eに沿って略L字状に切り欠いた切欠313,323が設けられている。このとき、貼り付け面30の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32の切欠313,323は、当該両連なり片31,32を起こしきって枠体部分36a,36bを形成し終えた際に、貼り付け面30の裏面との間に略L字状の隙間を形成している。
図12は図11の第3辺30cからの連なり片33により枠体部分36cを形成し終えてその両端の突起部分331,331を下角の隙間に差し込んで固定した状態を説明する説明図を示している。この図12において、貼り付け面30の第3辺30cからの連なり片33を起こしきって枠体部分36cを形成し終えた際に、その折り線dを跨いで外方へ突出する突起部分331,331を、貼り付け面30の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32を起こしきって枠体部分36a,36bを形成し終えた際に貼り付け面30の裏面との間に形成された略L字状の隙間(切欠313,323)に差し込んで固定しておく。
そして、貼り付け面30の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32とそれぞれ隣接する他方の第4辺30dからの連なり片34についても、図8〜図12の手順を同様に繰り返して起こしきる。
図13は図12の第3辺30cからの連なり片33により枠体部分36cを形成し終えた状態で第4辺30dからの連なり片34によりシート地2のはみ出し部分を内側に折り畳んで貼り付けながら枠体部分36dを形成し終える直前の状態を説明する説明図、図14は図13の第4辺30dからの連なり片34により枠体部分36dを形成し終えて完成させたパネル3を裏側から見た斜視図をそれぞれ示している。
図13に示すように、貼り付け面30の第4辺30dからの連なり片34についても、同様に連なり片34を起こしきった際に、その折り線dを跨いで外方へ突出する突起部分341,341を、貼り付け面30の第1及び第2辺30a,30bの連なり片31,32を起こしきった際に貼り付け面30の裏面との間に形成された略L字状の隙間(切欠313,323)に差し込んで固定する。これにより、図14に示すように、貼り付け面30の第4辺30dからの連なり片34による枠体部分36dを形成してパネル3を完成させる。
図15は図14のパネル3の裏側の中央部分の凹部35に装着される押し付け部材の展開図、図16は図15の押し付け部材を組み立てた状態を示す斜視図、図17は図16の押し付け部材を短手方向から見た側面図、図18は図16の押し付け部材をパネル3の裏側の中央部分の凹部35に装着した状態を示す斜視図をそれぞれ示している。そして、図15及び図16に示すように、凹部35には、貼り付け面30他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36dを互いに離反させる方向へ押し付ける段ボール製の厚紙よりなる矩形状の押し付け部材38が装着されている。
押し付け部材38の短手方向の長さは、貼り付け面30の一方の第1及び第2辺30a,30bからの連なり片31,32による枠体部分36a,36b同士の間、つまり凹部35の短手方向長さとほぼ同じ長さに形成されている。一方、押し付け部材38の長手方向の長さは、貼り付け面30の他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による枠体部分36c,36d同士の間、つまり凹部35の長手方向長さよりも十分に長い長さに形成されている。
また、図17及び図18に示すように、押し付け部材38には、貼り付け面30の一方の第1及び第2辺30a,30b方向(図5では左右方向)の略中央部分が壁K側に膨出するように、表面側(押し付け部材38の壁K側)から見て貼り付け面30の他方の第3及び第4辺30c,30d側寄りから順にそれぞれ谷折りする折れ線h,h(図15では破線で示す)と山折りする折れ線i,i(図15では一点鎖線で示す)とで形成された膨出部381が設けられている。この押し付け部材38の膨出部381の麓に位置する折れ線h,hと両端との間の平坦部382,382は、パネル3の凹部35の底部に接触している。
押し付け部材38の長手方向両端つまり各平坦部382の外方端には、それぞれ一対の凸片383,383が突設されている。この各凸片383は、貼り付け面30の他方の第3及び第4辺30c,30dによる枠体部分36c,36dの下端にそれぞれ開口する切欠孔39,39に挿通されている。また、押し付け部材38の短手方向両端つまり各平坦部382の幅方向両端には、それぞれ一対の凸片384,384が突設されている。この各凸片384は、貼り付け面30の一方の第1及び第2辺30a,30bによる枠体部分36a,36bの下端にそれぞれ開口する切欠孔39,39に挿通されている。
そして、押し付け部材38の膨出部381に連なる両斜面385,385の傾斜角αは、112°に設定されている。この傾斜角αを112°に設定することで、膨出部381を形成するに当たって折れ線h,iで折り曲げた押し付け部材38の復元力によって斜面385,385の傾斜角αが増加する傾向となり、貼り付け面30の他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36dを常時離反させる方向へ押圧している。また、各切欠孔39は、傾斜角αの増加に伴い各凸片384が貼り付け面30の他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36d側へ移動可能となるように当該両枠体部分36c,36d側へ長めに切り欠かれている。
膨出部381には、菱形形状の係止孔387が設けられている。この係止孔387の4つの角部は、凹部35内に押し付け部材38を装着した際に貼り付け面30の4辺30a〜30dの略中央に位置している。この場合、パネル3の厚みつまり折り線aと折り線bとの間は25〜30mmに、押し付け部材38を凹部35に装着した際の膨出部381の高さ(凹部35の底部からの高さ)は15〜18mmにそれぞれ設定されている。
図19は図18の押し付け部材38の膨出部381の係止孔387を係止するフックを壁Kに対し専用の接着材を介して取り付ける状態を示す斜視図、図20は図19の押し付け部材38の膨出部381の係止孔387を壁Kのフックに係止してファブリックパネル1を掛ける状態を示す斜視図をそれぞれ示している。
図19に示すように、壁KのフックK1は、その裏面に接着材Sを塗布して壁Kの壁面に貼り付け、しっかりと密着させて取り付ける。図19に示すように、フックK1にパネル3の押し付け部材38の係止孔387のいずれかの角部を係止してファブリックパネル1を掛ける。この場合、接着剤Sとしては、例えば株式会社清和産業の「くりぴた接着材」などが適用される。
したがって、本実施の形態では、先に谷折りされた一方の第1及び第2辺30a,30b方向の略中央部分が壁K側に膨出するように他方の第3及び第4辺30c,30d側寄りからそれぞれ谷折りと山折りとで形成された膨出部381を有する押し付け部材38をパネル3の凹部35に装着した際、膨出部381を形成するに当たって折れ線h,iで折り曲げた押し付け部材38の復元力によって、膨出部381に連なる斜面385,385の傾斜角αが増加する傾向となるような角度に設定することで、他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による枠体部分36c,36dを常時押圧している。これにより、他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36dに対し当該両枠体部分36c,36dを常時離反させる方向へ押圧するように押し付け部材38の両端を確実に当接することができる。
しかも、膨出部381を形成するに当たって折れ線h,iで折り曲げた押し付け部材38の復元力によって膨出部381に連なる斜面385,385の傾斜角αが増加する傾向となるような角度に設定されていることにより、他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36dに対し膨出部381の斜面385,385の傾斜角αの増加傾向に伴い押し付け部材38の両端を常時押圧状態で追従させて、他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36d同士の間での経時的な弛みに対する抑制効果を発揮することができる。
また、第1及び第2辺30a,30bの長さが第3及び第4辺30c,30dの長さよりも長く設定されているので、長さが長い故に弛みが発生し易い第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36dに対し押し付け部材38の両端を確実に当接させ、第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36dの間において膨出部381の斜面385,385の傾斜角αの増加傾向に伴い押し付け部材38の両端を押圧状態で効果的に追従させて、第3及び第4辺30c、30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36d同士の間で経時的に生じ易い弛みに対する抑制効果を効率よく発揮することができる。
また、パネル3として画用紙状の厚紙が適用されているので、貼り付け面30の裏面側から見た4辺30a〜30dのうちの互いに向き合う一方の第1及び第2辺30a,30bと他方の第3及び第4辺30c,30dとを順にそれぞれ3度ずつ谷折りして裏面側の中央部分に凹部35を有する枠体形状を保持しつつ強度を確保した状態で薄箱状のパネル3を見映えよく形成することができる。
一方、押し付け部材38として段ボール状の厚紙が適用されているので、押し付け部材38の膨出部381の斜面385,385の傾斜角αの増加傾向を拡大させ、他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36dの間において押圧状態となる押し付け部材38の両端を効果的に追従させて、他方の第3及び第4辺30c,30dからの連なり片33,34による両枠体部分36c,36d同士の間で経時的に生じ易い弛みに対する抑制効果をより一層効率よく発揮することができる。
しかも、壁Kに設けられたフックK1に対し係止される菱形形状の係止孔387が押し付け部材38の膨出部381に設けられ、係止孔387の4つの角部が、凹部35内に押し付け部材38を装着した際に貼り付け面30の4辺30a〜30dの略中央に位置しているので、ファブリックパネル1を壁Kに掛けた際にフックK1が係止孔387のいずれかの角部に係止されてファブリックパネル1の傾きによるズレが解消され、ファブリックパネル1の見映えを良好に保つことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を図21〜図29に基づいて説明する。
この実施の形態では、ファブリックパネルの形状を変更している。なお、ファブリックパネルを除くその他の構成は、前記第1の実施の形態の場合と同じであり、同一の部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図21は本発明の第2の実施の形態に係るファブリックパネルのシート地とパネルとの関係を示す説明図を示している。この図21において、ファブリックパネル5は、正面視で一辺が約180mmの略正方形状を呈している。また、ファブリックパネル5は、シート地6とパネル7とを備えている。パネル7は、シート地6を張った状態に貼り付ける略長方形状の貼り付け面70を正面側に有している。このパネル7は、画用紙状の厚紙を折り畳んで薄箱状に形成されている。そして、パネル7は、略正方形状の貼り付け面70の4辺70a〜70dにそれぞれ連なる連なり片71〜74がその貼り付け面70の裏面側から見た4辺70a〜70dよりそれぞれ3度ずつ山折りされて裏面側の中央部分に凹部75(後述する)を有する枠体形状に形成されている。この場合、シート地6としては、一辺が約250mmの略正方形状の紙製のシート材が適用され、表面に生地状の細かい模様が形成されている。また、第1〜第4辺70a〜70dの長さは全て同じ長さに設定されている。
図22は図21のシート地6の剥離紙を剥離して展開状態のパネル7に対し貼り付けた状態で表面側から見た平面図を示している。この図22において、シート地6の一辺に沿った一部分の裏面から幅の狭い帯状の一部分剥離紙(図示せず)を剥離し、パネル7の表面のいずれかのガイド線Gに対しシート地6の一辺の貼り付け位置をガイドさせて位置合わせしながら貼着する。次いで、シート地6の残る部分の裏面から多部分剥離紙を剥離しながら、パネル7の表面の残る3辺のガイド線に対しシート地6の残る3辺の貼り付け位置をガイドさせて位置合わせしながらシート地6をパネル7の表面に貼着する。このとき、シート地6の四隅は、パネル7の各連なり片71〜74同士の間から表面側に略L字状に露呈している。また、シート地6に対する印刷は、パネル7に貼り付けた際にその貼り付け面70から側面に及んでいる。
図23は図22のシート地6を表面に貼り付けた展開状態で裏面側から見たパネル7の折り線を説明する説明図を示している。この図23において、パネル7は、貼り付け面70の4辺70a〜70dにそれぞれ連なる連なり片71〜74がその貼り付け面70の裏面側から見た4辺70a〜70dよりそれぞれ3度ずつ谷折りする折れ線a〜c(図23では一点鎖線で示す)が形成されているとともに、4度目にそれぞれ山折りする折れ線d(図23では破線で示す)が形成されている。
図24は図23の折り線a〜dのとおりに折り癖を付けた状態を示すパネル7の斜視図を示している。この図24に示すように、折り線a〜dのとおりに展開状態のパネル7に折り癖を付けておく。それから、前記第1の実施の形態の場合と同様に、貼り付け面70の4辺70a〜70dのうちの互いに平行な一方の第1及び第2片70a,70bからの連なり片71,72を起こしきり、当該連なり片71,72の各延長部分711,721の一側及び他側同士を切込712,722の上下方向からの噛み合わせによってロックする。
また、図23に示すように、パネル7の互いに相隣なる連なり片(たとえば71,73)の折り線aは当該連なり片71,73の両端まで形成され、その連なり片71,73同士の間に略矩形状の連結片77,77,…を備えている。これらの連結片77は、互いに相隣なる連なり片71〜74同士の間に設けられ、その対角線上に内側へ折り曲げ易くするミシン目f(図23では破線で示す)が形成されている。そして、貼り付け面70の互いに平行な他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74を折り線a〜eのとおりに付けた折り癖に従ってそれぞれ起こしきるようにする。このとき、パネル7の各連なり片71〜74同士の間から表面側に略L字状に露呈するシート地6の四隅のはみ出し部分66も、前記第1の実施の形態の場合と同様に、ミシン目fに沿って内側に折り畳んだパネル7の角部つまり連結片77に貼り付けてから、指で摘んで互いに貼り合わせておく。
図25は図24の貼り付け面70の第1〜第4辺70a〜70dからの連なり片71〜74によりそれぞれ枠体部分76a〜76dを形成し終えた状態で第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による両枠体部分76c,76dの両端の突起部分を下角の隙間に差し込んで完成させたパネルを裏側から見た斜視図を示している。この図25において、貼り付け面70の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74を起こしきった際に、その折り線c,dを跨いでそれぞれ外方へ突出する突起部分731,741を、貼り付け面70の第1及び第2辺70a,70bの連なり片71,72を起こしきった際に貼り付け面70の裏面との間に形成された略L字状の隙間(切欠713,723)に差し込んで固定する。これにより、貼り付け面70の第3及び4辺70c,70dからの連なり片73,74による枠体部分76c,76dを形成してパネル7を完成させる。また、パネル7は、裏面側の中央部分に枠体部分76a〜76dに囲まれた凹部75を有する枠体形状に形成されている。この場合、パネル7の裏面には、枠体部分76a〜76dによって略ロの字状の枠体部76が設けられている。
図26は図25のパネル7の裏側の中央部分の凹部75に装着される押し付け部材の展開図、図27は図26の押し付け部材を組み立てた状態を示す斜視図、図28は図27の押し付け部材をパネル7の裏側の中央部分の凹部75に装着した状態を示す斜視図をそれぞれ示している。そして、図26及び図27に示すように、凹部75には、貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による両枠体部分76c,76dを互いに離反させる方向へ押し付ける段ボール製の厚紙よりなる矩形状の押し付け部材78が装着されている。
押し付け部材78の短手方向の長さは、貼り付け面70の一方の第1及び第2辺70a,30bからの連なり片71,72による枠体部分76a,76b同士の間、つまり凹部75の縦方向長さとほぼ同じ長さに形成されている。一方、押し付け部材78の長手方向の長さは、貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,30dからの連なり片73,74による枠体部分76c,76d同士の間つまり凹部75の横方向長さよりも十分に長い長さに形成されている。
また、図28に示すように、押し付け部材78には、貼り付け面70の一方の第1及び第2辺70a,70b方向(図23では左右方向)の略中央部分が壁K側に膨出するように、表面側(押し付け部材78の壁K側)から見て貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,70d側寄りから順にそれぞれ谷折りする折れ線h,h(図26では破線で示す)と山折りする折れ線i,i(図26では一点鎖線で示す)とで形成された膨出部781が設けられている。この押し付け部材78の膨出部781の麓に位置する折れ線h,hと両端との間の平坦部782,782は、パネル7の凹部75の底部に接触している。
押し付け部材78の長手方向両端つまり各平坦部782の外方端には、それぞれ一対の凸片783,783が突設されている。この各凸片783は、貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,70dによる枠体部分76c,76dの下端にそれぞれ開口する切欠孔79,79に挿通されている。また、押し付部材78の短手方向両端つまり各平坦部782の縦方向両端には、それぞれ凸片384が突設されている。この凸片384は、折れ線h沿いを貼り付け面70の一方の第1及び第2辺70a,70bによる枠体部分76a,76b側へ向かって突設され、その枠体部分76a,76bの下端にそれぞれ開口する切欠孔79,79に挿通されている。
そして、押し付け部材78の膨出部781に連なる両斜面785,785の傾斜角αを112°に設定することで、膨出部781を形成するに当たって折れ線h,iで折り曲げた押し付け部材78の復元力によって膨出部781に連なる斜面785,785の傾斜角αが増加する傾向となり、貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による両枠体部分76c,76dを常時離反させる方向へ押圧している。また、各切欠孔79は、傾斜角αの増加に伴い各凸片784が貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による両枠体部分76c,76d側へ移動可能となるように当該両枠体部分76c,76d側へ長めに切り欠かれている。
膨出部781には、菱形形状の係止孔787が設けられている。この係止孔787の4つの角部は、凹部75内に押し付け部材78を装着した際に貼り付け面70の4辺70a〜70dの略中央に位置している。この場合、パネル7の厚みつまり折り線aと折り線bとの間は25〜30mmに、押し付け部材78を凹部75に装着した際の膨出部781の高さ(凹部75の底部からの高さ)は15〜18mmにそれぞれ設定されている。
図29は図28の押し付け部材78の膨出部781の係止孔787を係止するフックを壁Kに対し専用の接着材を介して取り付ける状態を示す斜視図を示している。この図29に示すように、壁KのフックK1は、その裏面に接着材Sを塗布して壁Kの壁面に貼り付け、しっかりと密着させて取り付けられている。そして、フックK1にパネル7の押し付け部材78の係止孔787のいずれかの角部を係止してファブリックパネル5が掛けられている。
したがって、本実施の形態においても、先に谷折りされた一方の第1及び第2辺70a,70b方向の略中央部分が壁K側に膨出するように他方の第3及び第4辺70c,70d側寄りからそれぞれ谷折りと山折りとで形成された膨出部781を有する押し付け部材78をパネル7の凹部75に装着した際、膨出部781を形成するに当たって折れ線h,iで折り曲げた押し付け部材78の復元力によって、膨出部781に連なる斜面785,785の傾斜角αが増加する傾向となるような角度に設定することで、略正方形状の貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による枠体部分76c,76dを常時押圧している。これにより、他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による両枠体部分76c,76dに対し当該両枠体部分76c,76dを常時離反させる方向へ押圧するように押し付け部材78の両端を確実に当接することができる。
しかも、膨出部781を形成するに当たって折れ線h,iで折り曲げた押し付け部材78の復元力によって膨出部781に連なる斜面785,785の傾斜角αが増加する傾向となるような角度に設定されていることにより、略正方形状の貼り付け面70の他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による両枠体部分76c,76dに対し膨出部781の斜面785,785の傾斜角αの増加傾向に伴い押し付け部材78の両端を常時押圧状態で追従させて、他方の第3及び第4辺70c,70dからの連なり片73,74による両枠体部分76c,76d同士の間での経時的な弛みに対する抑制効果を効率よく発揮することができる。
なお、本発明は、前記各実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、前記各実施の形態では、押し付け部材38,78の復元力によって膨出部381,781に連なる両斜面385,785の傾斜角αを増加傾向となるような角度に設定したが、膨出部の内部にこの膨出部に連なる両斜面の傾斜角の増加傾向を積極的に促進させる促進部材が収容されていてもよい。
具体的には、図30及び図31に示すように、薄く細長い鋼を有端環状にして拡径方向へ弾性変形する促進部材81を構成し、両斜面385(又は785)に設けたスリット82,82に促進部材81の周方向の一部を係止することで、促進部材81による拡径効果と押し付け部材38(又は78)の復元力とが相俟って、膨出部381(又は781)に連なる両斜面385(785)の傾斜角αの増加傾向を積極的に促進させている。
これにより、押し付け部材38(78)の膨出部381(781)の斜面385(785)の傾斜角αの増加傾向をより拡大させ、他方の第3辺30c(又は70c)及び第4辺30d(又は70d)からの連なり片33,34(又は73,74)による両枠体部分36c,36d(又は76c,76d)の間において押し付け部材38(78)の両端をさらに効果的に追従させて、他方の第3辺30c(70c)及び第4辺30d(70d)からの連なり片33,34(73,74)による両枠体部分36c,36d(又は76c,76d)同士の間で経時的に生じ易い弛みに対する抑制効果をさらに効率よく発揮することができる。
また、図32〜図34に示すように、促進部材85が、2つの円環部分83,83とこの両円環部分83,83同士を互いに180°離間した位置で連結する2つの連結柵84,84とによって構成されていてもよい。各円環部分83及び各連結柵84は、1mm厚で高さ15mmのPET(ポリエチレンテレフタラート)によって形成されている。そして、両円環部分83,83はそれぞれ直径100mmに設定され、促進部材85の両端が270mmとなるように両円環部分83,83が連結柵84,84によって連結されている。
この場合、促進部材85が膨出部861の内部に収容される押し付け部材86は、図示しないパネルの凹部に装着される際に、押し付け部材86の短手方向両端つまり各平坦部862の幅方向両端の各凸片864を含む長さは305mmに、押し付け部材86の長手方向両端つまり各平坦部862の外方端の各凸片863を含む長さは480mmにそれぞれ設定され、非常に大きなパネルの凹部に装着されるようになっている。また、促進部材85は、膨出部861の内部においてこの膨出部861に連なる両斜面865,865の間に挟まれた各円環部材83の短径が82mmまで圧縮され、それに伴い各円環部材83の長径が120mmまで拡張された状態で収容されることで、押し付け部材86の両斜面865,865の傾斜角αの増加傾向を積極的に促進させるようにしている。
また、前記各実施の形態では、フックK1の裏面に接着材Sを塗布して、鏡面に比して凹凸のある紙製、ビニル製又はオレフィン製などの壁紙により形成した壁Kの壁面に貼り付けたが、鏡面に近く凹凸がきわめて少ないタイルやガラスなどのような平坦な壁面を有する壁であれば、図35に示すように、フックK2の裏面に対しその周囲に盗み部K21を存して表面が貼着された、厚肉で弾性を有する両面テープのような接着シートK22によってフックK2が貼り付けられていてもよい。この場合、フックK2は、接着シートK22の裏面から剥離紙K23を捲るだけで簡単に壁面に貼り付けられる。
更に、前記各実施の形態では、ファブリックパネル1,5を鏡面に比して凹凸のある壁紙よりなる壁Kの壁面に貼り付けたフックK1に掛けたが、ファブリックパネルを鏡面のような壁の壁面に接着されるフックに掛けたり、壁に立てかけたりしてもよい。
また、前記各実施の形態では、シート地2,6に対する印刷を、パネル3,7に貼り付けた際にその貼り付け面30,70から側面に及ばせたが、シート地に対する印刷が、パネルに貼り付けた際にその貼り付け面から側面に及んで、背面への折返し部分に跨っていてもよい。
更に、前記各実施の形態では、押し付け部材38,78の膨出部381,781に連なる各斜面385,785の傾斜角αを112°に設定したが、この傾斜角αは、100°〜140°の範囲に設定されていればよい。
1 ファブリックパネル
2 シート地
3 パネル
30 貼り付け面
30a 第1辺
30b 第2辺
30c 第3辺
30d 第4辺
31〜34 連なり片
35 凹部
36 枠体部
36a〜36d 枠体部分
38 押し付け部材
381 膨出部
385 斜面
387 係止孔
5 ファブリックパネル
6 シート地
7 パネル
70 貼り付け面
70a 第1辺
70b 第2辺
70c 第3辺
70d 第4辺
71〜74 連なり片
75 凹部
76 枠体部
76a〜76d 枠体部分
78 押し付け部材
781 膨出部
785 斜面
787 係止孔
81,85 促進部材
α 傾斜角
K 壁
K1,K2 フック

Claims (5)

  1. 表面に印刷が施されたシート地をパネルに張った状態で、立てかけて飾ったり、壁等にフックで掛けて飾ったりして、インテリアとして用いるファブリックパネルにおいて、
    前記シート地としては、紙材が適用され、その表面側にはプリンターにより印刷可能な印刷面が設けられている一方、裏面側には接着材を介して前記パネルの表面に張った状態に貼り付けられる貼り付け面が設けられており、
    前記パネルは、厚紙を折り畳んで前記貼り付け面が略矩形状となる薄箱状に形成され、前記貼り付け面の4辺にそれぞれ連なる連なり片を有し、その貼り付け面の裏面側から見た4辺のうちの互いに平行な一方の第1及び第2辺からの連なり片と他方の第3及び第4辺からの連なり片とがそれぞれ順に3度ずつほぼ同じような間隔で谷折りされた状態で4度目に山折れされて裏面側の中央部分に凹部を有する枠体形状に形成され、先に谷折りされた一方の第1及び第2辺からの連なり片同士によりそれぞれ形成された枠体部分の両端を後に谷折りされた他方の第3及び第4辺からの連なり片同士によりそれぞれ形成された枠体部分の両端により押さえ込んで枠体形状を保持するようにしているとともに、
    前記凹部には、前記他方の第3及び第4辺からの連なり片同士による両枠体部分を互いに離反させる方向へ押し付ける厚紙よりなる押し付け部材が装着され、
    前記押し付け部材は、
    前記一方の第1及び第2辺方向の略中央部分が前記壁側に膨出するように前記他方の第3及び第4辺側寄りからそれぞれ谷折りと山折りとで形成された膨出部と、前記凹部の底部に接触する各平坦部の外方端及び幅方向両端にそれぞれ突設され、かつ前記第1ないし第4辺からの連なり片による各枠体部分の下端において4度目に山折れした折れ線に沿ってそれぞれ開口する切欠孔に挿通される凸片とを有し、前記他方の第3及び第4辺からの連なり片同士による両枠体部分を常時離反させる方向へ押圧するように前記膨出部に連なる斜面の傾斜角を増加させる傾向に設定されているとともに、
    前記他方の第3及び第4辺からの連なり片による各枠体部分側へ長めに切り欠かれた状態となる前記一方の第1及び第2辺からの連なり片による各枠体部分下端の各切欠孔に対し挿通された前記各凸片が前記他方の2辺からの連なり片による各枠体部分側へ移動可能となるように設定されていることを特徴とするファブリックパネル。
  2. 前記一方の第1辺及び第2辺の長さは、前記他方の第3辺及び第4辺の長さよりも長く設定されている請求項1に記載のファブリックパネル。
  3. 前記パネルとしては、画用紙状の厚紙が適用されている一方、押し付け部材としては、段ボール状の厚紙が適用されている請求項1又は請求項2に記載のファブリックパネル。
  4. 前記膨出部の内部には、この膨出部に連なる両斜面の傾斜角の増加傾向を積極的に促進させる促進部材が収容されている請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のファブリックパネル。
  5. 前記押し付け部材の膨出部には、壁に設けられたフックに対し係止される菱形形状の係止孔が設けられている請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のファブリックパネル。
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