JP4844802B2 - 組立紙函 - Google Patents

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Description

本発明は、ワンタッチで組立構成可能な二重側壁を有する組立紙函に関する。
従来、二重側壁を有する組立紙函は、種々の形状・構造のものが開発され実用化されており、組立操作の簡便化等各種の効果を奏するものがある。本出願人も先に、底板、側板、妻板、縁板、重合側板、重合妻板等よりなる箱に於いて、重合側板の両側面部に底板の隅部に折畳貼着可能な隅足部を連設し、重合妻板の両側部に斜折曲線を介して係合足部連設してなり、外隅足部と係合足部を組合せることによって縁付箱をワンタッチ状に組立構成し且つ偏平に折畳み出来ることによって保管及び搬送を容易とすることを可能にしたものを提案している(例えば、特許文献1参照)。
実開昭51−7323公報
しかしながら、前記公報記載の縁付箱に於いては、図4、従来例の展開平面図にも示すように、外側壁を構成する側板102、102及び妻板108、108それぞれすなわち隣接する側壁が折込片により連結されおらず、組立構成された状態では前記側板102、102及び妻板108、108それぞれの両側端辺は連続しない突合せ状となっているのみであって、紙箱の外側を構成する四隅部としては、上下方向の圧縮強度に関して不足するものであった。また、同じく展開平面図において、底板101の内周縁に表される貼着部分j〜mのように、前記底板101の内面周縁全域に貼着する必要があり、さらに隅足部の貼着足107の貼着部への折り曲げ貼着工程が複雑なものとなって、貼着工程の不安定さと時間的制約を生じるものとなっていた。
さらに、組立操作に於いては、貼着片111と並列してそれぞれ連設されている重合係止片112との間が直線状の切れ目である為に、それぞれの切断面が噛み合って起動しにくかったり、逆に係止状態にあっては重なり合って係止部分の働きを悪くするような状況や、貼りずれによって貼着片111への接着が重合係止片112部分へはみ出し、該重合係止片112が貼着されてしまい可動しなくなるなどの問題点もあった。
本発明の目的は、上記問題を解決するためになしたものであって、保管及び搬送に於いては偏平に折畳みが出来、使用組立構成時に於いては簡便な操作によって強度を有する連続した側壁の起立形成と安定した係止が可能で、且つ製造工程に於いては貼着工程の省力化が可能で経済性にも優れた組立紙函を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、矩形状或いは正方形状の底板の両側部に側板、重合側板をそれぞれ順次対称的に連設するとともに、前記底板の両端部に端板、重合端板をそれぞれ順次対称的に連設し、前記各側板と各端板との間にそれぞれ折線で山折りされる二つの略三角形部分からなる折込角部を設けた紙函用ブランク板からなり、前記各重合端板の端辺中央部にそれぞれ横長略矩形の切欠を穿設するとともに、該切欠のブランク板中央寄りの両角部から前記端板の両角隅に到る斜め折線を設け、前記各重合端板の両側端部にそれぞれ係止凸部を設けるとともに、前記各重合側板の両側端部にそれぞれ前記係止凸部が係合する係止用切欠部を設け、前記各重合側板をこれに隣接する前記各側板に貼着し、前記折込角部の一方の略三角形部分をこれに隣接する前記各端板に貼着し、前記重合端板を前記切欠の長辺に沿い前記両斜め折線から隔てた部分でこれに隣接する前記各端板に貼着してなり、前記各側板を起立させたとき前記各端板が起立せしめられ、前記各係止凸部と前記各係止用切欠部との係合により紙函が形成されるように構成したことを特徴とする組立紙函である。
本発明の組立紙函は、上述のように構成されているので、保管及び搬送に於いては偏平に折畳みが出来、使用組立構成時に於いては簡便な操作によって強度を有する連続した側壁の起立形成と安定した係止が可能で、且つ製造工程に於いては貼着工程の省力化が可能で経済性にも優れているという効果がある。
また、各重合端板の端辺中央部に横長略矩形の切欠を穿設し、貼着部分と係止遊動部が明確に区画して設けたので、貼りずれによる接着部のはみ出しで発生する係止遊動部の固着や、従来技術において発生していた貼着部近傍切れ目間での切断面の噛み合いによる起動の不具合や係止時の切れ目の重なりによる不具合等が発生しない。さらに、使用後は簡便な操作で偏平な状態に再折畳みができ、廃棄容積を減じることが可能で廃棄性にも優れている
上記本発明につき、図面等を用いて以下に詳述する。図1は本発明に係る組立紙函の実施例の展開平面図。図2は同じく実施例の折畳み貼着された状態を示す平面図。図3(A)は同じく実施例の組立途中の状態を示す部分斜視図。図3(B)は同じく実施例の組立完了の状態を示す部分斜視図。図4は従来技術の展開平面図である。
図1は本発明に係る組立紙函の実施例の展開平面図で、本実施例において、紙函用ブランク板1は、矩形状の底板2の両側部にそれぞれ順次対称的に連設された側板3、3、重合側板4、4、を有し、また前記底板2の両端部にそれぞれ順次対称的に連設された端板5、5、重合端板6、6を有している。前記各側板3、3と各端板5、5との間の隅角部には、それぞれ、中央部が折線b、b、b、bを境界線として山折りされるように構成された二つの略三角形部分からなる折込角部7、7、7、7が設けられている。また、前記各重合端板6、6の端辺中央部にそれぞれ横長略矩形の切欠8、8が穿設され、該切欠8、8のブランク板中央寄りの両角部から前記端板5、5の両角隅に到る斜め折線a、a、a、aを設けている。また、前記各重合端板6、6の両側端部にそれぞれ係止凸部9、9、9、9を設けるとともに、前記各重合側板4、4の両側端部にそれぞれ前記係止凸部9、9、9、9が係合する係止用切欠部10、10、10、10を設けている。尚、前記底板2、各側板3、3、各重合側板4、4、各端板5、5、各重合端板6、6および各折込角部7、7、7、7との境界部は、それぞれ折線の刻設によって区画されている。さらに、前記斜め折線a、a、a、aおよび折線b、b、b、bは、それぞれ折り曲げやすくするために破断状の切線が刻設されている。
前述のように構成された紙函用ブランク板1は、重合側板4、4のそれぞれ外側近傍、折込角部7、7、7、7のそれぞれ端板5、5寄りの三角形部分および重合端板6、6の端辺中央部に穿設された切欠8、8近傍部分に接着剤を塗布し、折線を用いて折り曲げ、前記重合側板4、4をそれぞれ隣接する側板3、3に側板貼着部分c、cで重合貼着し、次いで前記折込角部7、7、7、7の折込角部貼着部分d、d、d、dを隣接する端板5、5に貼着し、さらに前記重合端板6、6の端板貼着部分e、eをそれぞれ隣接する端板5、5に貼着して、図2に示すように、実施例の折畳み貼着された偏平な状態となる
図3(A)は同じく実施例の組立途中の状態を示す部分斜視図で、前述の折畳み貼着状態から、底板2の両側部の重合貼着された側板3、3、重合側板4、4からなる部分を起立させると、その操作に連動して端板5、5および貼着された重合端板6、6からなる部分が起立し、それぞれの部分が前記底板2に垂直となる状態で、前記重合端板6、6両側をそれぞれ端板5、5へ当接させるとともに、係止凸部9、9、9、9をそれぞれ前記重合側板4,4両側端部の係止用切欠部10、10、10、10に係合させることにより、図3(B)に示す如く、本実施例の組立が完了する。
本発明に係る組立紙函は、前述の如く組み立てられトレー状に形成されるので、開放したトレーとしての使用が可能であるが、通常、嵌合のための寸法差で設計される蓋函と身函とからなり、身函に物品を収納し、これに蓋函を嵌め合わせた蓋身函として使用される。使用後は、前述した係止凸部と係止用切欠部の係合を解くことにより、速やかに図2に示した偏平な状態とすることができる。
本発明に係る組立紙函の実施例の展開平面図。 同じく実施例の折畳み貼着された状態を示す平面図。 (A)同じく実施例の組立途中の状態を示す部分斜視図。(B)同じく実施例の組立完了の状態を示す部分斜視図。 従来技術の展開平面図。
符号の説明
1 紙函用ブランク板
2 底板
3 側板
4 重合側板
5 端板
6 重合端板
7 折込角部
8 切欠
9 係止凸部
10 係止用切欠部
a 斜め折線
b 折線
c 側板貼着部分
d 折込角部貼着部分
e 端板貼着部分

Claims (1)

  1. 矩形状或いは正方形状の底板の両側部に側板、重合側板をそれぞれ順次対称的に連設するとともに、前記底板の両端部に端板、重合端板をそれぞれ順次対称的に連設し、前記各側板と各端板との間にそれぞれ折線で山折りされる二つの略三角形部分からなる折込角部を設けた紙函用ブランク板からなり、
    前記各重合端板の端辺中央部にそれぞれ横長略矩形の切欠を穿設するとともに、該切欠のブランク板中央寄りの両角部から前記端板の両角隅に到る斜め折線を設け、前記各重合端板の両側端部にそれぞれ係止凸部を設けるとともに、前記各重合側板の両側端部にそれぞれ前記係止凸部が係合する係止用切欠部を設け、
    前記各重合側板をこれに隣接する前記各側板に貼着し、前記折込角部の一方の略三角形部分をこれに隣接する前記各端板に貼着し、前記重合端板を前記切欠の長辺に沿い前記両斜め折線から隔てた部分でこれに隣接する前記各端板に貼着してなり、
    前記各側板を起立させたとき前記各端板が起立せしめられ、前記各係止凸部と前記各係止用切欠部との係合により紙函が形成されるように構成したことを特徴とする組立紙函。
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