JP2013039963A - 段ボール製緩衝材 - Google Patents

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Akira Hashimoto
章 橋本
Takeshi Yoshida
健 吉田
Atsuo Ishikawa
淳生 石川
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Abstract

【課題】胴枠に繋がる底壁を容易に折り曲げて箱に挿入でき、また、厚手の段ボールを使用しても組み立てられるようにする。
【解決手段】角筒状の胴枠1を、外面部2と内面部3とを重ね合わせて形成し、胴枠1の各側壁4を、外面部2と内面部3の側板5が上端の折目線6を介して繋がり、隣り合う側板5が折目線7を介して繋がったものとし、物品を下方から受け止める底壁8を、側板5の下端から延設した底板9を重ね合わせて形成する段ボール製緩衝材において、底壁8の隣り合う底板9を繋部11を介して繋いでおき、胴枠1の外面部2及び内面部3と底壁8とを折り重ねた扁平状態から巻き込むように折り曲げ、底壁8の繋部11を切断し、底板9の折り曲げを水平方向へ戻すことにより組み立てるようにする。
【選択図】図5

Description

この発明は、破損しやすく重量のある物品の梱包に適した段ボール製緩衝材に関するものである。
例えば、瓶の箱詰めに用いる段ボール製緩衝材として、下記特許文献1には、図6及び図7に示すように、角筒状の胴枠51を、外面部52と内面部53とを重ね合わせて形成し、胴枠51の側壁54を、外面部52と内面部53の側板55が上端の折目線56を介して繋がり、隣り合う側板55が折目線57を介して繋がったものとし、瓶を下方から受け止める底壁58を、3方向の側板55の下端から延出した底板59を順次重ね合わせて形成するものが記載されている。
この緩衝材では、胴枠51の外面部52と内面部53の各隅に切欠部60,61を設けて、折目線57に沿った折り曲げに伴う段ボールの膨らみを逃がすようにしている。
このような緩衝材を縦長の箱Cに挿入し、瓶Bを箱Cに収納すると、胴枠51と底壁58とが繋がっていることから、箱Cを斜めに落としても、胴枠51と底壁58とが分離せず、衝撃が緩衝材全体で受け止められて、物品が保護される。
特許第4088806号公報
しかしながら、上記のような構成を、例えば、建築材料であるセラミック板の輸送箱に挿入する緩衝材に適用しようとすると、底面積が大きくなることから、3枚の底板を重ね合わせて底壁を形成した状態で、箱に挿入するのが難しくなる。
また、材料として、複両面段ボールのように、極めて厚い段ボールを用いると、胴枠を各隅の折目線に沿って折り曲げる際、外面部と内面部の周方向の寸法差が大きくなり、切欠部を設けるだけでは折り曲げられなくなるという問題がある。
そこで、この発明は、胴枠に繋がる底壁を容易に折り曲げて箱に挿入でき、また、厚手の段ボールを使用しても組み立てられるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、角筒状の胴枠を、外面部と内面部とを重ね合わせて形成し、胴枠の各側壁を、外面部と内面部の側板が上端の折目線を介して繋がり、隣り合う側板が折目線を介して繋がったものとし、物品を下方から受け止める底壁を、側板の下端から延設した底板を重ね合わせて形成する段ボール製緩衝材において、底壁の隣り合う底板を繋部を介して繋いでおき、胴枠の外面部及び内面部と底壁とを折り重ねた扁平状態から巻き込むように折り曲げ、底壁の繋部を切断し、底板の折り曲げを水平方向へ戻すことにより組み立てるようにしたのである。
また、前記外面部の各隅の折目線を、段ボールの表面側から厚さ方向の途中まで切り込んだ半切線としたのである。
この発明に係る段ボール製緩衝材では、隣り合う底板同士を繋いで底壁を形成しているので、底壁を胴枠から折り曲げることにより、各側板に繋がる底板を一斉に折り曲げて箱に挿入でき、底板の折り曲げを繋部の切断に伴い水平方向に戻すだけで、底壁を容易に平坦な状態にすることができる。
また、外面部の各隅の折目線を段ボールの表面側から切り込んだ半切線としたので、材料として厚手の段ボールを使用しても、組立に際し、内面部より外周側の周囲が大きくなる外面部を、各隅の折目線に沿って内面部と共に折り曲げることができる。
そして、胴枠と底壁とが繋がっていることから、箱を斜めに落としても、胴枠と底壁とが分離せず、衝撃が緩衝材全体で受け止められて、物品が保護される。
この発明に係る段ボール製緩衝材のブランクを示す表面図 同上の組立過程の扁平折畳状態を示す斜視図 同上の角筒状に折り曲げた状態を示す斜視図 同上の箱への挿入過程を示す斜視図 同上の箱への挿入状態を示す斜視図 従来の段ボール製緩衝材を示す斜視図 同上の箱への挿入状態を示す縦断側面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この段ボール製緩衝材は、図5に示すように、直方体の段ボール箱Aに挿入されて、家屋の内装用セラミック板の輸送に使用されるものであり、図1に示すような複両面段ボールのブランクから形成される。
図1に示すように、この緩衝材のブランクでは、胴枠1となる部分が外面部2と内面部3とから構成され、外面部2と内面部3は、各面を形成する5つの側壁4に区画されている。側壁4をなす外面部2と内面部3の側板5は、上端及び各隅となる折目線6,7を介して繋がったものとされている。
ここで、中央の側壁4は、段ボール箱Aの長手方向に対応し、その両側に隣り合う側壁4は、段ボール箱Aの幅方向に対応し、その外側の側壁4は、互いに突き合わされて段ボール箱Aの長手方向に対応する。
外面部2と内面部3の境界は、厚手の複両面段ボールを180°折り曲げられるようにするため、僅かな繋部を残して厚さ方向に完全に切断され、その繋部に折目線6となる押罫線が入れられている。
外面部2の隣り合う側板5の境界となる折目線7は、段ボールの表面側から厚さ方向に裏面側のライナのみ残して切り込んだ半切線とされ、内面部3の隣り合う側板5の境界となる折目線7は、段ボールの裏面側から入れた押罫線とされている。
外面部2と内面部3の折目線7は、同一直線上に揃えて配置され、また、外面部2の折目線7は、側板5の高さ方向の中間部分にのみ存在し、その上方及び下方は、長手方向の側板5に張出部5aを形成するように、折目線7からずらして切断されている。
内面部3の下辺には、底壁8となる部分として、各側板5にそれぞれ底板9が連設されている。側板5と底板9との境界の折目線10は、段ボールの裏面側から入れた押罫線とされている。
そして、隣り合う底板9の先端部分は、切目入りの繋部11を介して繋がれ、他の部分は、スロット状の切抜穴により切り離されている。
長手方向の側板5に繋がった底板9には、根元の角部から内側へ45°傾斜した折目線12が入れられ、折目線12は、谷折りを可能とするため、段ボールの裏面側から押罫線と切目線とを入れたリード罫とされている。中央に位置する底板9の先端縁には、底壁の組立時に指を掛ける切欠部13が設けられている。
外面部2の幅方向の側板5には、段ボール箱Aの取手穴に一致するように取手穴14が設けられ、この側板5と内面部3の側板5とに亘って、段ボール箱Aからの取出時に指を入れる切欠部15が設けられている。
このようなブランクから緩衝材を組み立てて使用するには、まず、図2に示すように、外面部2と内面部3とを折目線6に沿って折り重ね、底壁8を折目線10に沿って折り返し、内面部3に重ねた扁平状態とする。このとき、底板9は、繋部11で繋がっているので、一斉に折れ曲がる。
次に、この扁平状態から、図3に示すように、胴枠1を折目線7に沿って底壁8と共に角筒状に折り曲げる。このとき、外面部2の各隅の折目線7を段ボールの表面側から切り込んだ半切線としたので、内面部3より外周側の周囲が大きくなる外面部2を、各隅の折目線7に沿って内面部3と共に無理なく折り曲げることができる。
そして、図4に示すように、この緩衝材を段ボール箱Aに上方から挿入し、図5に示すように、繋部11を切断して、長手方向の底板9を折目線12に沿って屈曲させつつ、水平方向へ戻して、折目線12での屈曲を復元させ、幅方向の底板9を水平方向へ戻して、底板9同士を重ね合わせると、平坦な底壁8が形成される。
上記のような緩衝材を使用してセラミック板を梱包すると、胴枠1と底壁8とが繋がっていることから、段ボール箱Aを斜めに落としても、胴枠1と底壁8とが分離せず、衝撃が緩衝材全体で受け止められて、セラミック板の破損が防止される。
また、長手方向の側板5から突出した張出部5aが段ボール箱Aの幅方向の側壁内面に当接し、緩衝空間が形成されているので、優れた緩衝性が得られる。
なお、上記実施形態では、底板9が内面部3の側板5に連設されたものを例示したが、底板9は、外面部2の側板5に連設してもよい。
また、隣り合う底板9を先端部分の繋部11で繋いだものを例示したが、繋部11は、底板9の中間部分に位置するようにしてもよい。
そのほか、材料として、複両面段ボールを使用したものを例示したが、通常の両面段ボールのうち、厚手ものを使用するようにしてもよい。
1 胴枠
2 外面部
3 内面部
4 側壁
5 側板
5a 張出部
6,7 折目線
8 底壁
9 底板
10 折目線
11 繋部
12 折目線
13 切欠部
14 取手穴
15 切欠部
A 段ボール箱

Claims (2)

  1. 角筒状の胴枠(1)を、外面部(2)と内面部(3)とを重ね合わせて形成し、胴枠(1)の各側壁(4)を、外面部(2)と内面部(3)の側板(5)が上端の折目線(6)を介して繋がり、隣り合う側板(5)が折目線(7)を介して繋がったものとし、物品を下方から受け止める底壁(8)を、側板(5)の下端から延設した底板(9)を重ね合わせて形成する段ボール製緩衝材において、底壁(8)の隣り合う底板(9)を繋部(11)を介して繋いでおき、胴枠(1)の外面部(2)及び内面部(3)と底壁(8)とを折り重ねた扁平状態から巻き込むように折り曲げ、底壁(8)の繋部(11)を切断し、底板(9)の折り曲げを水平方向へ戻すことにより組み立てることを特徴とする段ボール製緩衝材。
  2. 前記外面部(2)の各隅の折目線(7)を、段ボールの表面側から厚さ方向の途中まで切り込んだ半切線としたことを特徴とする請求項1に記載の段ボール製緩衝材。
JP2011179543A 2011-08-19 2011-08-19 段ボール製緩衝材 Withdrawn JP2013039963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019182488A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 レンゴー株式会社 底ワンタッチ箱
GB2601403A (en) * 2020-11-26 2022-06-01 Webb Susan A protector for a delicate item

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