JP2015209227A - 梱包用仕切材 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業が容易で、かつ大きさの異なる物品を安定して収容できる梱包用仕切材を提供する。【解決手段】板状の部材が折り曲げられて、上下方向に延びる折曲縁11が形成されると共に対向する第一の板部12と第二の板部14とが設けられ、前記第一の板部12の下端13には、前記第二の板部14から離れる方向に延びる第一の脚部20が延設され、前記第二の板部14の下端15には、前記第一の板部12から離れる方向に延びる第二の脚部30が延設され、前記第一の板部12の下端13は、前記第二の板部14の下端15よりも上方に位置することよりなる。【選択図】図1

Description

本発明は、梱包用仕切材に関する。
輸送用の包装箱に物品を収容する際、包装箱内に梱包用仕切材を設けて、流通過程で物品が所定の位置から移動したり、物品同士が接触して破損するのを防止している。
例えば、特許文献1には、収容されるべき物品の寸法に応じた間隔をもって設けられる1以上の仕切壁をもつものであって、仕切壁基盤の上下について左右交互の位置に台紙を切り込んで上下2枚又はそれ以上の枚数の壁面を連結部により離隔して形成し、その壁面から突出した係止片部分において相互に係止状にすることにより仕切壁を構成した箱用中仕切切台紙が開示されている。特許文献1の発明によれば、包装箱が動揺した際に、仕切壁が倒れたりせず、物品を整然と収容した状態を維持することが図られている。
また、例えば、特許文献2には、複数個の物品載置板部を備え、隣接する2個の物品載置板部間には、一対の第1立上り板部及び第2立上り板部からなる仕切り板部が形成され、第1立上り板部及び第2立上り板部の端縁には、それぞれ第1折目及び第2折目を介して第1折込み片部及び第2折込み片部が連設され、第1折込み片部と第2折込み片部とが互いに第3折目を介して連結され、第1折込み片部及び第2折込み片部が、それぞれ第1折目及び第2折目から折り曲げられると共に互いに第3折目から折り曲げられた状態で、両立上り板部間に折り込まれた包装容器が開示されている。特許文献2の発明によれば、仕切り板部の自立性が高められている。
特許文献1〜2に記載された発明は、梱包用仕切材の自立性を高められるものの、大きさの異なる物品を収容することを想定していない。
例えば、太さが異なる複数の物品を1つの包装箱に収容する場合には、図9に示す梱包用仕切材900のように、板状の部材を複雑に折り曲げて、収容される物品に応じた収容部を形成する必要がある。
実公昭63−35948号公報 登録実用新案第3081985号公報
しかしながら、梱包用仕切材900は、収容される物品に対して梱包用仕切材の部材量が多く、経済的に不利である。
加えて、特許文献1〜2の発明や梱包用仕切材900は、これを組み立てるのが煩雑である。
さらに、特許文献1〜2の発明や梱包用仕切材900を用いて、高さが異なる複数の物品を1つの包装箱に収容しようとすると、高さの低い物品の上方の空間が大きくなり、高さの低い物品が包装箱内で不安定になる。
そこで、本発明は、組立作業が容易で、かつ大きさの異なる物品を安定して収容できる梱包用仕切材を目的とする。
本発明の梱包用仕切材は、板状の部材が折り曲げられて、上下方向に延びる折曲縁が形成されると共に対向する第一の板部と第二の板部とが設けられ、前記第一の板部の下端には、前記第二の板部から離れる方向に延びる第一の脚部が延設され、前記第二の板部の下端には、前記第一の板部から離れる方向に延びる第二の脚部が延設され、前記第一の板部の下端は、前記第二の板部の下端よりも上方に位置することを特徴とする。
本発明の梱包用仕切材によれば、組立作業が容易で、かつ大きさの異なる物品を安定して収容できる。
本発明の第一の実施形態にかかる梱包用仕切材の斜視図である。 本発明の第一の実施形態にかかる梱包用仕切材のブランクの平面図である。 本発明の第一の実施形態にかかる梱包用仕切材を包装箱に収容した状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態にかかる梱包用仕切材を用いた梱包体の斜視図である。 梱包用仕切材の比較例を示す斜視図である。 本発明の第二の実施形態にかかる梱包用仕切材の斜視図である。 本発明の第二の実施形態にかかる梱包用仕切材のブランクの平面図である。 本発明の第二の実施形態にかかる梱包用仕切材を用いた梱包体の斜視図である。 従来の仕切材の一例を示す斜視図である。
本発明の梱包用仕切材(以下、単に仕切材ということがある)は、複数の物品と共に包装箱に収容されて用いられる。以下、本発明の仕切材について、実施形態を挙げて説明する。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態にかかる仕切材について、以下に図面を参照して説明する。
図1の仕切材1は仕切本体10と、仕切本体10の下端に設けられた第一の脚部20及び第二の脚部30とを備える。
仕切本体10は、板状の部材が折り曲げられて、上下方向に延びる折曲縁11が形成されると共に対向する第一の板部12と第二の板部14とを備える。
第一の板部12の下端13には、第一の脚部20が延設され、第二の板部14の下端15には、第二の脚部30が延設されている。本実施形態において第一の板部12の下端13は、折曲縁11の端部に位置し、第二の板部14の下端15は、折曲縁11の端部から離れている。第一の脚部20は第二の板部14から離れる方向に延び、第二の脚部30は、第一の板部12から離れる方向に延びている。即ち、第一の脚部20と第二の脚部30とは、互いに離れる方向に延びている。
第一の板部12の下端13は、第二の板部14の下端15よりも上方に位置している。このため、第一の脚部20と第二の脚部30とは、上下方向の段差をもって設けられている。後述するように、第一の脚部20と第二の脚部30とに段差があることで、仕切本体10は第一の板部12方向に傾斜する。
仕切材1の大きさは、仕切材1が収容される包装箱の大きさ等に応じて適宜決定される。
第一の板部12の下端13と第二の板部14の下端15との距離(段差)D1は、包装箱に収容される物品の大きさ等を勘案して適宜決定される。段差D1が小さすぎると、仕切本体10の傾きが小さくなりすぎて、本発明の効果を奏しにくい。段差D1が大きすぎると、下端15の近傍で第二の板部14が折れ曲がり、仕切本体10の強度が低下するおそれがある。このため、段差D1は、1〜20mmが好ましい。
仕切材1は、例えば、図2のブランク1aにより構成される。
ブランク1aは、板状の部材である。ブランク1aは、平面視長方形の第一の板部12と、第一の板部12の長手を形成する一方の辺から延設された平面視長方形の第二の板部14とを備え、第一の板部12と第二の板部14との境界に山折線11aが形成されている。
本稿において長方形とは、頂部に曲線や直線の隅切が形成されたものや、各辺が曲線で形成されたものを含む概念である。
第一の板部12の長手方向の一端には、平面視長方形の第一の脚部20が延設され、第一の板部12と第一の脚部20との境界には谷折線13aが形成されている。第二の板部14の長手方向の一端には、第一の脚部20と同方向に延びる平面視長方形の第二の脚部30が延設され、第二の板部14と第二の脚部30との境界には、谷折線15aが形成されている。谷折線13aと谷折線15aとは、山折線11aの延在方向にずれている。第一の脚部20と第二の脚部30との境界には、切込線21が形成されている。
ブランク1aの材質としては、折り曲げ加工が可能なものであればよく、仕切材1に求める強度等を勘案して決定できる。ブランク1aの材質としては、例えば、紙類又は紙類の成形加工品である紙製の材料、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂、アルミニウム等の金属、紙製の材料に樹脂層又は金属層を設けた積層物等が挙げられる。
紙類は、JIS P0001で定義される「紙」の他、JIS P0001で定義される「板紙」を含む概念である。また、紙製とは、紙類、紙類の成形加工品でありJIS Z0104で定義される「段ボール」を含む概念である。
ブランク1aの材質としては、紙製の中でも、ライナー紙等の段ボール原紙、白板紙、色板紙等の紙器用板紙、防水原紙、紙管原紙等の雑板紙等の板紙、段ボールが好ましい。板紙、段ボールは、自立性を有し、成形が容易であり、軽量で、持ち運びに便利である。
ブランク1aに用いられる材料の厚さは、仕切材1に求める強度等を勘案して決定される。
本実施形態において、第一の脚部20の長さL1は、第二の脚部30の長さL2よりも短い。長さL1及び長さL2は、包装箱に収容される物品の大きさ等を勘案して適宜決定される。
第一の脚部20の幅W1は、材質や包装箱の大きさ等を勘案して適宜決定される。第二の脚部30の幅W2は、第一の脚部20の幅W1と同様である。
第一の脚部20の幅W1と第二の脚部30の幅W2とは、同じでもよいし、異なってもよい。
第一の板部12の長さl1は、材質や包装箱の大きさ等を勘案して適宜決定される。本実施形態において、第二の板部14の長さl2は、第一の板部12の長さl1よりも長い。
第一の板部12の幅w1は、材質や包装箱の大きさ等を勘案して適宜決定される。第二の板部14の幅w2は、第一の板部12の幅w1と同様である。第一の板部12の幅w1と第二の板部14の幅w2とは、同じでもよいし、異なってもよい。
本実施形態において、幅W1と幅w1とは同等とされ、幅W2と幅w2とは同等とされている。
ブランク1aは、例えば、以下の手順で、図1の仕切材1とされる。
山折線11aでブランク1aを山折りし、第一の板部12と第二の板部14とが対向した仕切本体10を形成する。谷折線13aでブランク1aを谷折りし、谷折線15aでブランク1aを谷折りする。こうして、ブランク1aから、仕切本体10の下端に第一の脚部20及び第二の脚部30が設けられた仕切材1を得る。
次に、図3の梱包体2を作製する場合を例にして、仕切材1の使用方法を説明する。
図3の梱包体2は、包装箱50内に、第一の物品61と第二の物品62とが仕切本体10を介して隣り合って収容されたものである。梱包体2において、仕切本体10は、第一の物品61方向(即ち、第一の板部12方向)に傾斜している。
本実施形態において、第一の物品61は、第二の物品62よりも高さが低く、かつ幅が狭いものである。
包装箱50は、直方体であり、前板部55には開口部56が形成されている。開口部56は、透光性を有するフィルムで覆われ、包装箱50の内部が視認可能とされている。
前板部55の上端には、上方に突出する上方板部58が延設され、上方板部58には、係止孔59が形成されている。
包装箱50の材質としては、包装箱50に求められる強度等を勘案して適宜決定され、例えば、ブランク1aと同様の材質が挙げられる。
第一の物品61及び第二の物品62を包装箱50に収容する手順について、図4を参照して説明する。
図4は、包装箱50内に仕切材1を収容した様子を模式的に表した斜視図であり、説明の便宜上、包装箱50の詳細部の図示を省略し、包装箱50を透過した状態で示されている。
図4に示す通り、第一の脚部20及び第二の脚部30が包装箱50の底部54に当接するように、仕切材1を包装箱50に収容する。この段階において、第二の板部14の下端15は底部54に当接し、第一の板部12の下端13は、底部54と離間している。
仕切材1を包装箱50内に収容すると、包装箱50内は仕切本体10により仕切られて、第一の収容部51と第二の収容部52とが形成される。
次いで、第二の収容部52に第二の物品62を収容し、第一の収容部51に第一の物品61を収容する。
第二の収容部52に第二の物品62を収容すると、第二の脚部30が底部54に押し付けられる。
第一の収容部51に第一の物品61を収容すると、第一の脚部20が底部54に押し付けられ、第一の板部12の下端13が底部54方向(即ち、下方)に引っ張られる。下端13が下方に引っ張られると、仕切本体10は、X1方向に傾斜して、第一の物品61を押さえ付けるように作用する。この際、第一の板部12と第二の板部14とは上下方向に延びる折曲縁11を介して連結されているため、第一の板部12と第二の板部14とは、一体となってX1方向に付勢される。加えて、第一の脚部20の幅又は第二の脚部30の幅が包装箱50の底部54の幅よりも狭いか、第一の脚部20の長さと第二の脚部30の長さの合計が底部54の長さより短かければ、折曲縁11の反対側において第一の板部12の端部と第二の板部14の端部とが離れやすい。折曲縁11の反対側において第一の板部12の端部と第二の板部14の端部とが離れると、仕切本体10は、X1方向に向けてより強く付勢される。そして、仕切本体10は、第一の物品61方向に傾斜した姿勢を保ち、第一の物品61の上方に緩衝材等を設けなくても、第一の物品61の姿勢を包装箱50内で安定にできる。
例えば、図5に示す仕切材800のように、第一の脚部20と第二の脚部30とに段差が設けられていない場合、第一の脚部20及び第二の脚部30に物品を載せても、仕切本体10は傾斜しない。加えて、仕切材800は、傾斜しないため、いずれの方向にも付勢されず、その姿勢が不安定となる。
本実施形態によれば、第一の脚部20と第二の脚部30とが段差をもって設けられているため、物品と共に包装箱に収容されると、仕切本体10が一方に傾斜し、物品を押さえ付ける。このため、仕切本体10の姿勢は良好に保たれ、高さの異なる2つの物品を包装箱内に安定して収容できる。即ち、本実施形態によれば、大きさの異なる2つの物品を安定して収容できる。
さらに、本実施形態によれば、ブランク1aを折り曲げるという簡単な作業で仕切材1を形成でき、包装箱50へ容易に収容できる。
(第二の実施形態)
本発明の第二の実施形態にかかる仕切材は、第一の実施形態における仕切材1と、仕切材1の鏡像体である仕切材とが、第一の脚部の先端同士で連結されたものである。
本実施形態の仕切材について、以下に図面を参照して説明する。
図6の仕切材100は、左仕切本体110aと、右仕切本体110bと、第一の脚部120と、左第二の脚部130aと、右第二の脚部130bと、を備える。即ち、本実施例の仕切材100は、2つの仕切本体を備え、包装箱内に3つの収容部を形成できる。
左仕切本体110aは、板状の部材が折り曲げられて、上下方向に延びる折曲縁111が形成されると共に対向する左第一の板部112aと左第二の板部114aとを備える。
左第一の板部112aの下端113には、第一の脚部120が延設され、左第二の板部114aの下端115には、左第二の脚部130aが延設されている。第一の脚部120は、左第二の板部114aから離れる方向に延び、左第二の脚部130aは左第一の板部112aから離れる方向に延びている。
右仕切本体110bは、板状の部材が折り曲げられて、上下方向に延びる折曲縁111が形成されると共に対向する右第一の板部112bと右第二の板部114bとを備える。右第一の板部112bの下端113には、第一の脚部120が延設され、第一の脚部120は右第二の板部114bから離れる方向に延びている。右第二の板部114bの下端115には、右第二の脚部130bが延設され、右第二の脚部130bは、右第一の板部112bから離れる方向に延びている。
本実施形態において、左仕切本体110aと右仕切本体110bは、第一の脚部120を共有している。
左第一の板部112aの下端113は、左第二の板部114aの下端115よりも上方に位置し、右第一の板部112bの下端113は、右第二の板部114bの下端115よりも上方に位置している。このため、第一の脚部120と左第二の脚部130aとは、上下方向の段差をもって設けられ、第一の脚部120と右第二の脚部130bとは、上下方向の段差をもって設けられている。
仕切材100は、例えば、図7のブランク100aにより構成される。
ブランク100aは、板状の部材であり、平面視において一方を長手とする長方形である。
ブランク100aは、平面視長方形の左第一の板部112aを備える。
左第一の板部112aには、その長手を形成する一方の辺から、平面視長方形の左第二の板部114aが延設されている。左第一の板部112aと左第二の板部114aとの境界には、山折線111aが形成されている。
左第一の板部112aには、その短手を形成する一方の辺から、平面視長方形の第一の脚部120が延設されている。左第一の板部112aと第一の脚部120との境界には谷折線113aが形成されている。
左第二の板部114aには、第一の脚部120と同方向に延びる平面視長方形の左第二の脚部130aが延設されている。左第二の板部114aと左第二の脚部130aとの境界には、谷折線115aが形成されている。
第一の脚部120には、左第一の板部112aと反対側に、平面視長方形の右第一の板部112bが延設されている。第一の脚部120と右第一の板部112bとの境界には、谷折線113aが形成されている。
右第一の板部112bには、左第二の板部114aと同方向に延びる平面視長方形の右第二の板部114bが延設されている。右第一の板部112bと右第二の板部114bとの境界には、山折線111aが形成されている。
右第二の板部114bには、その短手を形成する一方の辺から左第二の脚部130aに向かい、平面視長方形の右第二の脚部130bが延設されている。左第二の脚部130aと右第二の脚部130bとの境界には、切込線121が形成されている。この切込線121は、2つの谷折線115aと等距離に位置する。
左第二の脚部130aと第一の脚部120との境界、及び右第二の脚部130bと第一の脚部120との境界には、切込線131が形成されている。
ブランク100aにおいて、谷折線115aは、谷折線113aよりも切込線121に近い位置に形成されている。
ブランク100aの材質は、第一の実施形態におけるブランク1aと同様である。
ブランク100aは、例えば、以下の手順で、図6の仕切材100とされる。
山折線111aでブランク100aを山折りし、左仕切本体110a及び右仕切本体110bを形成する。谷折線113aでブランク100aを谷折りし、谷折線115aでブランク100aを谷折りにする。こうして、ブランク100aから、左仕切本体110aと、右仕切本体110bと、第一の脚部120と、左第二の脚部130aと、右第二の脚部130bとを備える仕切材100を得る。
次に、図8の梱包体102を作製する場合を例にして、仕切材100の使用方法を説明する。梱包体102を構成する包装箱50は、第一の実施形態における包装箱50と同じである。
図8の梱包体102は、包装箱50内に、第一の物品161と第二の物品162と第三の物品163とが収容されたものである。梱包体102において、第一の物品161と第二の物品162とは、左仕切本体110aを介して隣り合い、第二の物品162と第三の物品163とは、右仕切本体110bを介して隣り合っている。梱包体102において、左仕切本体110aは、第二の物品162方向に傾斜し、右仕切本体110bは、第二の物品162方向に傾斜している。
本実施形態において、第二の物品162は、第一の物品161及び第三の物品163よりも高さが低く、かつ幅が狭いものである。
まず、包装箱50内に仕切材100を収容する。この際、左第二の脚部130a及び右第二の脚部130bが包装箱50の底部に当接するようにする。
次いで、第一の脚部120に第二の物品162を載せ、左第二の脚部130aに第一の物品161を載せ、右第二の脚部130bに第三の物品163を載せ、包装箱50内に物品を収容する。第一の脚部120に第二の物品162を載せると、左第一の板部112aの下端113が下方に引っ張られ、左仕切本体110aはX2方向に傾斜する。また、第一の脚部120に物品を載せると、右第一の板部112bの下端113が下方に引っ張られ、右仕切本体110bはX3方向に傾斜する。即ち、左仕切本体110aと右仕切本体110bとは互いに近づくように傾斜する。そして、傾斜した左仕切本体110a及び右仕切本体110bは、第一の脚部120に載せられた第二の物品162を押さえ付けるように作用する。このため、第一の脚部120に載せられた第二の物品162を安定して収容できる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、1つの包装箱に1つの仕切材を収容している。しかしながら、本発明はこれに限定されず、包装箱に収容される仕切材の数は、包装箱に収容される物品の数に応じて適宜決定されればよい。
上述の実施形態では、第一の板部及び第二の板部が、ブランクにおいて平面視長方形とされている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、第一の板部及び第二の板部の形状は、上下方向に延びる折曲縁が形成される形状であれば特に限定されない。
上述の実施形態では、第一の脚部及び第二の脚部が、ブランクにおいて平面視長方形とされているが、本発明はこれに限定されず、第一の脚部及び第二の脚部は、平面視長方形以外の形状でもよい。
上述の実施形態では、第一の板部の下端は、折曲縁の端部に位置しているが、本発明はこれに限定されず、第一の板部の下端が折曲縁から離れていてもよい。ただし、物品に対する仕切本体の押さえ付ける力を高め、物品の姿勢をより安定に保つ観点から、第一の板部の下端は、折曲縁の端部に位置するのが好ましい。
上述の実施形態では、第一の板部とこれに延設された第一の脚部とは、同じ幅とされているが、本発明はこれに限定されず、第一の板部と第一の脚部の幅は、相互に異なってもよい。
上述の実施形態では、第二の板部とこれに延設された第二の脚部とは、同じ幅とされているが、本発明はこれに限定されず、第二の板部と第二の脚部の幅は、相互に異なってもよい。
上述の実施形態では、第一の板部が第二の板部よりも短いが、本発明はこれに限定されず、第一の板部の下端が第二の板部の下端よりも上方に位置していれば、第一の板部と第二の板部とが同じ長さでもよいし、第一の板部が第二の板部よりも長くてもよい。
第一の実施形態では、第一の脚部が第二の脚部よりも短いが、本発明はこれに限定されず、第一の脚部が第二の脚部より長くてもよいし、第一の脚部と第二の脚部とが同じ長さでもよい。
第二の実施形態では、左仕切本体と右仕切本体とが互いに近づくように傾斜するが、本発明はこれに限定されない。
例えば、図7のブランク100aにおいて、谷折線115aを谷折線113aよりも切込線121から遠い位置に形成して、左仕切本体110aと右仕切本体110bとが互いに離れる方向に傾斜するようにしてもよい。この場合、左第一の板部112aは左仕切本体における第二の板部となり、左第二の板部114aは左仕切本体における第一の板部となる。また、右第一の板部112bは右仕切本体における第二の板部となり、右第二の板部114bは右仕切本体における第一の板部となる。
あるいは、例えば、左第二の板部114aと左第二の脚部130aとの境界に位置する谷折線115aを、左第一の板部112aと第一の脚部120との境界に位置する谷折線113aよりも、切込線121から遠い位置に形成して、左仕切本体110aと右仕切本体110bとが同方向に傾斜するようにしてもよい。この場合、左第一の板部112aは左仕切本体における第二の板部となり、左第二の板部114aは左仕切本体における第一の板部となる。
第一の実施形態では、第一の物品が第二の物品よりも高さが低く、かつ幅が狭いものであるが、本発明はこれに限定されず、第一の物品が第二の物品よりも高さが低いか、又は幅が狭いものでもよい。
第二の実施形態では、第二の物品が第一の物品及び第三の物品よりも高さが低く、かつ幅が狭いものとされているが、本発明はこれに限定されず、第二の物品が第一の物品及び第三の物品よりも高さが低いか、又は幅が狭いものでもよい。
1、100 仕切材
10 仕切本体
11、111 折曲縁
12 第一の板部
13、15、113、115 下端
14 第二の板部
20、120 第一の脚部
30 第二の脚部
110a 左仕切本体
110b 右仕切本体
112a 左第一の板部
112b 右第一の板部
114a 左第二の板部
114b 右第二の板部
130a 左第二の脚部
130b 右第二の脚部

Claims (1)

  1. 板状の部材が折り曲げられて、上下方向に延びる折曲縁が形成されると共に対向する第一の板部と第二の板部とが設けられ、
    前記第一の板部の下端には、前記第二の板部から離れる方向に延びる第一の脚部が延設され、前記第二の板部の下端には、前記第一の板部から離れる方向に延びる第二の脚部が延設され、
    前記第一の板部の下端は、前記第二の板部の下端よりも上方に位置することを特徴とする、梱包用仕切材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017114530A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 シグマ紙業株式会社 包装容器

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