JP2017532260A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、側壁および底面を含み、少なくとも一つの側壁はスタッキングのための少なくとも一つの突起を備え、底面は対応する凹部を備えた段ボール紙で作られた梱包箱に関する。
本発明は、そのような箱を形成するための切り抜きまたは切り抜きのセットにも関する。
本発明は、スタッキング突起を備え、とりわけパレットからの積み下ろし段階中にいくつかの処理作業を必要とする、パレット上で互いにスタック(積み重ね)されることができる箱の分野において唯一ではないものの特に重要な適用を見出すものである。
垂直かつ長方形である突起(ほぞ)が相補的な長方形の形状を有する対応する凹部と協働し、横滑りを可能にすることができるように設計された、ほぞ/ほぞ穴タイプの箱スタッキングシステムは既に知られている。
そのようなシステムは確かに互いによくロックするようになっているが、同じ理由により、箱をその一方の側から下ろそうとするときに、取り外すことが難しい。それらはまた脆弱であり、繰り返しの取り扱いの作業に耐えることができない。
その一部が同様にフラップで形成された底面に形成された切り欠きの形状を補完する形状であるフラップで蓋が形成され、連結および、それ故に、側方ロッキングを可能にする、梱包材も公知である(FR−A−2 311 717)。
そのような態様が、フラップの二つ組セットを備えたブランク形状を決定づけるという事実の他に、それは、低坪量ボードには好適でなく、箱を作成する際に生じることのある不一致により、完全に垂直に積み重ねることができるとは限らない。
例えば、壁とフラップとの間の折り線を中心に折ることによって、側壁に係合し、その上面にのり付けされるタブを備えたカバーを有する箱も公知である。
そのような箱は、良好なセンタリングを可能にし、しっかりと極めて頑丈に互いにロックする一方、その設計は、概して、壁の弱体化につながり、過度な横方向への力による倒れに対して互いのロックが不十分であることが判明する場合がある。
本発明は、これらの不都合を軽減し、そうするために、特にそれがとりわけスタックの一つの側方側から積み下ろされる間、箱の突起が容易にガイドおよびリリースされることを可能にする解決策を提案し、作業者によってつかまれた箱の側面が破れるリスクなしでそうするという点において、これまでに公知のものよりよく実際的経験の要求を満たす箱、切り抜きおよび切り抜きのセットを提供しようとする。
したがって、本発明は、特に低坪量の段ボール紙のトレイを積み下ろすことを容易にし、同時に、パレットに載せる間に、箱を相互に接した状態で保持し、優れた側方ロッキングを維持する。
本発明は、箱の容易で安価な作成も可能にし、蓋を有する箱に制限されず、トレイに対して特に有利である。
したがって、本発明によれば、梱包材が相互の上に重ねられてパレットに載せられるときに、梱包材の滑りを回避し、軽坪量(150g/m2未満)を使用することができるようになる一方、同時に、それらを損傷させるリスクなしで、相互に関して梱包材の優れたリリースおよびロック解除を可能にする。
箱の構成は、上側の箱の重量の負荷の、下側の箱への最適化された伝達も可能にし、それにより、互いに垂直方向に位置合わせする際に、壁の優れたセンタリングを可能にする。
このために、本発明は、とりわけ、側壁及び底面を含む段ボールで作られた梱包箱であって、少なくとも一つの側壁が少なくとも一つのスタッキング用突起を備え、底面が対応する凹部を備えた梱包箱を提案する。梱包箱は、各突起が、一つの傾斜した側辺と、少なくとも底面部分において真っすぐな他の辺とを含む実質的に直角台形形状であることを特徴とする。梱包箱は、各対応する凹部が、箱の底面において切り抜かれた長方形の第一の領域と、隣接する側壁において切り抜かれた、隣接する三角形の第二の領域とで形成されることを特徴とする。底面と、隣接する側壁とが、前記長方形および三角形の切り抜かれた領域の端部において交わる接合領域は、底面に対してある角度をなす押しつぶされた三角形の角を形成し、下の箱の突起との連結または突起の押し出しのためのガイド傾斜を構成する。
隣接した三角形の領域は、長方形の切り抜かれた第一の領域と隣接し、その側方延長部(隣接した壁上で)にある切り抜かれた領域を意味する。
一部の有利な実施態様では、以下の配置の一つおよび/またはもう一つが、さらにおよび/または加えて取られる:
−切り抜かれた長方形の第一の領域は、(箱が作成されるときに)突起の真っすぐな辺に対し向かい合うとともに垂直であり、かつ、上方の箱の突起の真っすぐな辺に(少なくとも底面部分において)当接する第一の側辺と、底面に対してある角度をなし、隣接した側壁において、押しつぶされた三角形の角を形成することができる切り抜かれた三角形の領域の一つの辺の範囲を定める第二の側辺とを含み、押しつぶされた三角形の角が、下方の箱の突起の傾斜した側辺と当接するように設計される。底面に対してある角度をなす側辺とは、とりわけ、底面に対してある角度をなす平面に側辺が内接することを意味する。
−箱は、底面と、少なくとも四つの側壁とを含み、二つの向かい合った壁が、一方の側で第一の折り線によって底面に接続され、他方の側で上端を含む。上端が、突起の少なくとも一つを含む。底面の下端および隣接した側壁の下端が、突起と垂直な一直線上にありかつそれと協働することができる、対応する凹部の少なくとも一つを備える。各突起が、対応する側壁の上端と一直線上にあるおよび/または一致する、所定の第一の長さの長い底辺と、端に関して所定の角度を形成し、傾斜した側辺を形成するために、突起の内側に向けて方向づけられた第一の側辺と、上側の第一の部分を備え、少なくとも底面部分において真っすぐな反対側の辺を形成するために、突起の内側に向けて面取りされ、対応する上端に直角でありかつ隣接した下側の第二の部分によって延長された、反対側の第二の側辺と、二つの辺の頂点を接続する所定の第二の長さの短い底辺とを有し、箱の底面の、切り抜かれた各長方形の第一の領域が、第一の折り線と一致する(または実質的に一致する)一つの辺を有する、所定の第三の長さの第一の部分と、長方形の第一の領域の延長部にある第二の部分とを有し、三角形の領域と垂直な一直線上において、第二の部分および三角形の領域の側方外端に隣接した領域が押しつぶされて、押しつぶされた三角形の角を形成する;
−長方形の第一の切り抜かれた領域の幅は、0.7cm〜1.2cmで構成される;
−長方形の第一の切り抜かれた領域の長さは、2cm〜5cmで構成される;
−突起の傾斜した側辺の傾斜は、10°〜45°、例として、30°で構成される;
−箱は、側方フラップを備えた中央パネルボードを含むトレイで形成され、少なくとも二つの向かい合った側方フラップが突起を備える;
−トレイは、突起が切り抜かれた縁を含む;
−箱は、のりしろタブで終わる、少なくとも四つのメインパネルの一連を含む切り抜きまたはブランクから形成され、これらが第一の折り線によって互いに結合され、メインパネルのうち二つが、箱の底面およびカバーを形成し、他の二つが、対面する二つの第一の側壁を形成し、前記一連が、一方の側でフラップの第一のセットを、他方の側でフラップの第二のセットを備え、前記セットが対面する第一の壁に隣接した他の二つの側壁を形成し、凹部および突起が、第一の折り線の、および/または、一連のメインパネルのフラップのない外端の位置で、前記パネルに形成される;
−箱は、のりしろタブで終わる、少なくとも四つのメインパネルの一連を含む切り抜きから形成され、これらが第一の折り線によって互いに結合され、箱の側壁を形成し、前記一連が、第二の折り線によって、一方の側で箱の底面を形成するフラップの第一のセットに結合され、他方の側でカバーを形成するフラップの第二のセットに結合され、凹部および突起が、第二の折り線の位置でフラップに形成される;
−箱は、段ボール紙シート材料の二つの切り抜き、すなわち、箱の底面のためのオープンボックスを形成することができる第一の切り抜きと、箱のカバーを形成することができる第二の切り抜きとから形成され、第一の切り抜きが突起および/または凹部を含み、第二の切り抜きが対応する突起または凹部を含む。
−切り抜かれた長方形の第一の領域は、(箱が作成されるときに)突起の真っすぐな辺に対し向かい合うとともに垂直であり、かつ、上方の箱の突起の真っすぐな辺に(少なくとも底面部分において)当接する第一の側辺と、底面に対してある角度をなし、隣接した側壁において、押しつぶされた三角形の角を形成することができる切り抜かれた三角形の領域の一つの辺の範囲を定める第二の側辺とを含み、押しつぶされた三角形の角が、下方の箱の突起の傾斜した側辺と当接するように設計される。底面に対してある角度をなす側辺とは、とりわけ、底面に対してある角度をなす平面に側辺が内接することを意味する。
−箱は、底面と、少なくとも四つの側壁とを含み、二つの向かい合った壁が、一方の側で第一の折り線によって底面に接続され、他方の側で上端を含む。上端が、突起の少なくとも一つを含む。底面の下端および隣接した側壁の下端が、突起と垂直な一直線上にありかつそれと協働することができる、対応する凹部の少なくとも一つを備える。各突起が、対応する側壁の上端と一直線上にあるおよび/または一致する、所定の第一の長さの長い底辺と、端に関して所定の角度を形成し、傾斜した側辺を形成するために、突起の内側に向けて方向づけられた第一の側辺と、上側の第一の部分を備え、少なくとも底面部分において真っすぐな反対側の辺を形成するために、突起の内側に向けて面取りされ、対応する上端に直角でありかつ隣接した下側の第二の部分によって延長された、反対側の第二の側辺と、二つの辺の頂点を接続する所定の第二の長さの短い底辺とを有し、箱の底面の、切り抜かれた各長方形の第一の領域が、第一の折り線と一致する(または実質的に一致する)一つの辺を有する、所定の第三の長さの第一の部分と、長方形の第一の領域の延長部にある第二の部分とを有し、三角形の領域と垂直な一直線上において、第二の部分および三角形の領域の側方外端に隣接した領域が押しつぶされて、押しつぶされた三角形の角を形成する;
−長方形の第一の切り抜かれた領域の幅は、0.7cm〜1.2cmで構成される;
−長方形の第一の切り抜かれた領域の長さは、2cm〜5cmで構成される;
−突起の傾斜した側辺の傾斜は、10°〜45°、例として、30°で構成される;
−箱は、側方フラップを備えた中央パネルボードを含むトレイで形成され、少なくとも二つの向かい合った側方フラップが突起を備える;
−トレイは、突起が切り抜かれた縁を含む;
−箱は、のりしろタブで終わる、少なくとも四つのメインパネルの一連を含む切り抜きまたはブランクから形成され、これらが第一の折り線によって互いに結合され、メインパネルのうち二つが、箱の底面およびカバーを形成し、他の二つが、対面する二つの第一の側壁を形成し、前記一連が、一方の側でフラップの第一のセットを、他方の側でフラップの第二のセットを備え、前記セットが対面する第一の壁に隣接した他の二つの側壁を形成し、凹部および突起が、第一の折り線の、および/または、一連のメインパネルのフラップのない外端の位置で、前記パネルに形成される;
−箱は、のりしろタブで終わる、少なくとも四つのメインパネルの一連を含む切り抜きから形成され、これらが第一の折り線によって互いに結合され、箱の側壁を形成し、前記一連が、第二の折り線によって、一方の側で箱の底面を形成するフラップの第一のセットに結合され、他方の側でカバーを形成するフラップの第二のセットに結合され、凹部および突起が、第二の折り線の位置でフラップに形成される;
−箱は、段ボール紙シート材料の二つの切り抜き、すなわち、箱の底面のためのオープンボックスを形成することができる第一の切り抜きと、箱のカバーを形成することができる第二の切り抜きとから形成され、第一の切り抜きが突起および/または凹部を含み、第二の切り抜きが対応する突起または凹部を含む。
本発明は、本発明書において先に記載したように、箱を形成するための切り抜きまたは切り抜きのセットも提案する。
本発明は、側方パネルボードと、底面を形成する主パネルボードとを含む、段ボール紙箱を形成するための切り抜きまたは切り抜きのセットも提案する。側方パネルボードは、ネスティング(nesting)のための少なくとも一つの突起を備える。主パネルボードは、対応する凹部を備える。各突起が、一つの傾斜した側辺と、少なくとも部分的に真っすぐである他の辺とを含む、実質的に直角台形形状である。各対応する凹部が、主パネルボードの切り抜かれた長方形の第一の領域と、隣接した側方パネルボードの切り抜かれた隣接した三角形の第二の領域とで形成される。底面と、隣接した側壁とが、長方形および三角形の切り抜かれた領域の端で交わる接合領域が、三角形の角を形成することが可能であり、箱が作成されるとき、下の箱の突起との結合または押し出しのためのガイド傾斜を構成するために、三角形の角が底面に対してある角度をなして押しつぶされることができることを特徴とする。
有利には、側方パネルボードが一つの側で第一の折り線により二つの向かい合った側方パネルボードによって中央パネルボードに結合され、前記パネルボードが反対側で上端を含み、上端が少なくとも一つの突起を含み、主パネルボードの下面および隣接した側方パネルボードの下面が、突起と垂直方向に一致しかつそれと協働するように設計された少なくとも一つの対応する凹部を備え、各突起は、対応する側壁の上端と一致する、所定の第一の長さの長い底辺と、端に対して所定の角度を形成し、傾斜した側辺を形成するために突起の内側に向けて方向づけられた第一の側辺と、上側の第一の部分を備え、少なくとも底面部分において真っすぐな反対側の辺を形成するために、突起の内側に向けて面取りされ、対応する上端に直角でありかつ隣接した下側の第二の部分によって延長された、反対側の第二の側辺と、二つの辺の頂点を接続する所定の第二の長さの短い底辺と、を有し、箱の底面の、切り抜かれた各長方形の第一の領域が、第一の折り線と一致する辺を有する、所定の第三の長さの第一の部分と、長方形の第一の領域の延長部にある第二の部分とを有し、三角形の領域と垂直な一直線上において、第二の部分および三角形の領域の外端に隣接した領域が、箱が作成されるときに押しつぶされるように設計される。
有利には、切り抜きまたは切り抜きのセットは、段ボール紙シート材料で作られた少なくとも一つの切り抜き、すなわち、オープンボックスを形成することができる第一の切り抜きから作成され、第一の切り抜きが突起および/または凹部を含む。
また有利には、セットは、第二の切り抜きを含み、第二の切り抜きがカバーを形成することができ、第一の切り抜きの突起または凹部に対応する、凹部および/または突起を含む。
本発明は、非限定的な例として本明細書の以降に付与する一部の実施態様の以下の記載を読むことからよりよく理解される。
本発明は、添付の図を参照する:
本発明の第一の実施態様を例示するトレイの斜視図である。
図1のトレイに対応する切り抜きの平面図である。
図2の突起および対応する凹部の拡大図である。
実施態様、より詳細にここに記載された実施態様によるほぞ(突起)/ほぞ穴(凹部)結合の正面および背面からの分解斜視図である。
実施態様、より詳細にここに記載された実施態様によるほぞ(突起)/ほぞ穴(凹部)結合の正面および背面からの分解斜視図である。
トレイの形態の本発明の実施態様による切り抜きの平面図である。
トレイの形態の本発明の実施態様による切り抜きの平面図である。
トレイの形態の本発明の実施態様による切り抜きの平面図である。
トレイの形態の本発明の実施態様による切り抜きの平面図である。
縁を持つトレイのための本発明のもう一つの実施態様による切り抜きの平面図を示す。
パネルに凹部および突起を持つ、本発明によるフラップを持つ一連のパネルを形成する切り抜きの二つの実施態様の平面図を示す。
パネルに凹部および突起を持つ、本発明によるフラップを持つ一連のパネルを形成する切り抜きの二つの実施態様の平面図を示す。
フラップに凹部および突起を持つ、本発明による切り抜きの二つの実施態様の平面図を示す。
フラップに凹部および突起を持つ、本発明による切り抜きの二つの実施態様の平面図を示す。
本発明の他の実施態様によるカバーを持つトレイのための切り抜きの平面図である。
本発明の他の実施態様によるカバーを持つトレイのための切り抜きの平面図である。
本発明の他の実施態様によるカバーを持つトレイのための切り抜きの平面図である。
本発明による二つの結合された箱を係合解除する際に関わる工程を示す。
本発明による二つの結合された箱を係合解除する際に関わる工程を示す。
本発明による二つの結合された箱を係合解除する際に関わる工程を示す。
図1は、本発明の第一の実施態様による段ボール紙トレイ1を示す。
それは、四つの長方形の側壁、すなわち、対で互いに向かい合うとともに、長方形の底面4に対して直角に接続される、二つの横手方向壁2、2′および二つの長手方向壁3、3′を含む。
長手方向壁3、3′は、各々、第一の折り線によって底面に接続された下端5と、スタッキングのための二つの突起7を備えた上端6とを含む。
下端5は、突起に沿って位置する対応する凹部8を備える。
記載の残りの部分を通じて、同じ符号は、同一のまたは同様の要素を表すために使用される。
図2は、図1のトレイ1を得るために使用することができる切り抜き9の平面図である。
この切り抜きは、底面を形成し、長手方向側壁を形成する二つの長方形の側方パネルボード3、3′に各側で接続された中央パネルボード4を含み、それらが第一の折り線11を介して中央長手方向軸10に関して対称である。
側方パネルボード3、3′の各一つは、加えて、第二の折り線13によって、その端の各々において、それぞれ長方形または正方形のフラップ12に接続される。
中央パネルボード4は、また、他の二つの側で、それ自体は公知である方法によって、第三の折り線14によって、横手方向壁を形成する二つのパネルボード2、2′に接続される。
より詳細にここに記載された本発明の実施態様によると(図2Aも参照されたい)、上端6は、突起7の外側に向けて傾斜した、すなわち、上端6に対して10°〜45°、例として、30°の角度αをなすとともに、例として、1cm〜3cmで構成される所定の第一の長さdを有する第一の側辺15を含む、実質的に直角台形形状の突起7を有する。
反対側において、突起7は、(底部において)少なくとも上端6に隣接する部分17が、対応する上端6に実質的に垂直である第二の側辺16を含む。
より具体的には、第二の側辺16は、端6と一直線上にある突起の長い底辺18と、台形の外方側の短い底辺19とを接続する。それは、部分17の外側に向かった延長部分において、連結を容易にするための面取りまたは切断された角20を、上端部分において含む。
長い底辺18の長さはL(例として、5cm)であり、(面取りされた部分を含む)短い底辺19の長さはl(例として、3cm)であり、突起によって形成された台形の高さはh(例として、1cm)である。
その部分の突起に対応する凹部8は、長手方向に伸びる、すなわち第一の折り線11に平行である、底面4に形成された、長方形の切り抜かれた第一の領域21を含む。
それは、1〜7cm、例として、2〜5cmで例として構成される長さl′を有し、0.4〜1.5cm、例として、0.7〜1.2cmで例として構成される幅xを有し、l′がlと等しいまたは実質的に等しい(連結を容易にするために、lよりも少し小さい、例として、0.1cm小さい)。
したがって、長方形の切り抜かれた第一の領域21は、二つの長手方向辺22、23、すなわち、長さlの外側の第一の辺22と、第一の折り線11上においてその長さlの第一の部分に一致する、第二の辺23とを含む。
凹部8は、第一の領域21の端部25に隣接した、三角形の切り抜かれた第二の領域24も含む。
換言すると、凹部8は、第一の折り線11をまたいでおり、底面4上の一方の側で長方形の領域21を備え、隣接した長手方向のパネルボード3′上の他方の側で三角形の領域24を備える。切り抜かれた第二の領域24を形成する三角形は、直角三角形であり、パネルボード3にある頂点Aまで延長する。
(頂点Aから出発する)三角形の直角の一つの辺26は、長方形の第一の領域の一つの横手方向辺27と一直線上にあり、直角三角形それ自体の(想像上の)他の辺は、折り線11の延長部上にある。
三角形の第二の切り抜かれた領域24の斜辺28は、頂点Aと、長方形の領域21の第二の長手方向辺23上に位置している(第一の折り線上に位置している)中間端Bとを接続しており、凹部の第一のおよび第二の領域が、線11をまたぐ一つの単一の穴だけを形成するようにしている。
本発明によると、底面と側壁とが交わり、段ボール紙で作られた三角形の接合領域29は、押しつぶされた角を形成するために提供される。
それは、第一の折り線11上に位置している点Cから出発する二本の第四の折り線30、31によって区切られる。点Cは、頂点Dと垂直な一直線上にある。頂点Dは、端6上に位置し、凹部8に対応する突起7の台形の傾斜の端部、又は、第一の側辺15の端部に形成されている。したがって、接合領域29は、凹部8の側辺の端AおよびE、ならびに、頂点Cとの間に三角形を形成する。凹部8は、互いに向かい合う第一及び第二の切り抜かれた領域によって形成され、それらは横方向に凹部領域8に対面する。
それは、図8A〜8Cを参照しながら本明細書の以降により具体的に記載されるように、凹部領域8に対する上のトレイの突起の連結または押し出しのためのガイド傾斜を構成するための、一つの側で底面に、他方の側で壁に固定された、底面に対してある角度をなす、三角形の押しつぶされた角を形成することができる。
したがって、第一のトレイが作成されるとき(図3Aおよび3B参照)、突起7は、第一のトレイ上に積み重ねられた箱またはトレイの対応する凹部8に挿入されることができ、接合領域29の三角形が(トレイの作成中に)底面4および壁3′に関して斜めである平面方向をとり、押しつぶされた角を形成する。
したがって、後者は、頂点Cが第一の折り線上にあり、その底辺AEが角度づけられ、長方形の第一の切り抜かれた領域によって延長された、4面体を形成する。
換言すると、4面体の接合領域29(押しつぶされた角)の内面32は、それ故に、傾斜した平面を形成し、下に連結されたトレイの突起7の連結または押し出しのためのガイド傾斜を構成する。
より具体的には、挿入中、突起7の傾斜した第一の側辺15は、面32に当接し、後者によって垂直にガイドされる。
突起7は、長方形の領域21の側辺によってもガイドされる。側辺に対しては、凹部8の第一の横手方向側辺に対して確実に当接するまで、突起7の第二の側辺16がすれる。
突起7は、次に、凹部の上端と、上に積み重ねられたトレイの底面4とによってロックされる。
トレイ1は、それ故に、あちこちに動かされても正しく所定位置に留まる。
図4A〜7Cは、本発明による箱またはトレイのための切り抜きのいくつかの実施態様を図示する。
図4A〜4Dに図示された実施態様では、各トレイは、それぞれトレイの上端6上および第一の折り線11上に対で配された、四つの突起7と、四つの凹部8とを含む。
したがって、図4Aを参照すると、切り抜きは、対称中心33を有し、突起7および凹部8が、それ故に、中心33に関して対称に形成される。
図4Bでは、切り抜きの長手方向軸34に関して長手方向対称が、図4Cでは、横手方向軸35に関して横手方向対称がある。
図4A〜4Cでは、4対の突起/凹部によって形成されるセットは、垂直にセンタリングされ、各対に対して、当該対に最も近い第二の折り線14と、対との間に等しい平均距離yを残す。
図4Dは、互い違いの構成を持つ二つの同一の切り抜きを同時に得るための配置36を示し、二つのトレイを形成することで段ボール紙の切れ端を制限することをできるようにする。
ここで、突起7/凹部8の対は、センタリングされていないか、対称でなく、第二の折り線14と第一の対37との間に、第二の対38と反対側の対応する折り線との間の距離bよりも小さい距離aを残す。
第一のおよび第二の切り抜きがくまなく相互に関連して配置されるため、これは、段ボール紙の節約を可能にする。
図4Eは、縁を持つトレイを作成するための本発明による切り抜き39のもう一つの実施態様を示す。ここでの切り抜きは、一方では、横手方向壁2、2′が実質的にT状であり、Tの水平バーの外端が第二の折り線14と一致し、他方では、それがさらに長手方向パネルボード3、3′の各側で、第一の折り線に平行な第五の折り線41によってそれが接続される長方形のフラップ40を含むことを除き、全体としては図4Aの切り抜きと同様である。
各第五の折り線は、その外周(その長い底辺を除く)を切ることによって、突起を形成する二つの不連続部42を含む。
長方形のフラップ40は、作成されたトレイの縁を形成し、それ自体が公知であるように、それらの長手方向端の各々に関節接合されたのりしろフラップ43を含む。
図5A〜7Cは、底面と、カバーとを含む段ボール紙箱のための本発明による実施態様を示す。
図5Aおよび5Bは、折りタブ48で終わる一組の四つのメインパネル44、45、46、47を含む箱を形成するための切り抜きを図示する。
メインパネルおよびのりしろタブは、第一の折り線49、50、51、52によって相互に接続される。
隣接していないメインパネルのうち二つ(図5Aの44、46または図5Bの45、47)は、箱の底面およびカバーを形成し、他の二つのパネルは、箱が作成されたとき、二つの対向する第一の側壁を形成する。
一連のパネルは、一方の側でフラップの第一のセット53を備えており、他方の側でフラップの第二のセット54を備えており、それらは側壁の一部を形成するためのものである。
図5Aでは、凹部8は、底面4を形成するメインパネル45のうちの一つの、第一の折り線50のうちの一つの上に形成される。突起7は、隣接したパネル46の反対側の第一の折り線51上に、それら自体相互に向かい合って、対応する隣接したパネル47内に形成される。
図5Bでは、一方では、パネル44の上端6上に連続して、他方では、第一の折り線49〜52上に、突起7の第一の対があり、次に、第一の折り線49上に、対応する凹部8の対があり、その後、折り線50上に、凹部8のもう一つの対があり、最後に、パネル46の次の折り線51上に、対応する突起7の第二の対がある。のりしろタブ48の凹部55も、パネル44の突起7を収容するために提供される。
まとめると、突起8および突起7は、第一の折り線および/またはフラップのない外端6の一連の位置で、パネルに形成される。
突起7の第一の対の突起7は、例えば、第二の対の高さよりも大きい高さを有しているか、上端とそれらとの間の長方形の底面上にある。したがって、それらが通る段ボール紙の厚さは補われ、箱の二つの側部の各々の上に、同じ保持能力を持つ突起7を提供する。
図6Aおよび6Bの実施態様では、切り抜きは、のりしろタブ60を備えた一連の四つの長方形のパネル56、57、58、59を含む。パネルの各側部には、接合線63、64によって、フラップ61、62の2つの組が接合される。ここで、突起7および凹部8は、それぞれ、接合線63、64上に位置する。接合線63、64において、突起7および凹部8がパネルと接続し、底面4およびカバーが、前記接合線の高さでフラップによって形成される。
図6Aでは、突起7および凹部8は、一つの同じパネル58の各側部に形成される。
図6Bでは、二つの隣接していないパネル56および58は、突起7と、凹部8とを含む。
図7A〜7Cは、本発明の他の実施態様による箱を作成するための二つの切り抜き(70、71;72、73;74、75)の三つのセット65、66、67を示す。
箱は、段ボール紙シート材料の二つの切り抜き、すなわち、箱の底面4のためにオープンボックスを形成することができる第一の切り抜き(70、72、74)と、箱の上面76でカバーを形成することができる第二の切り抜き(71、73、75)とで作成される。
図7Aおよび7Bの実施態様では、第一の切り抜き70、72は、突起7または凹部8を含み、第二の切り抜きは、対応する折り線上に、対応する凹部8または突起7を含む。
底面4を形成する第一の切り抜きは、図2に記載されているものと同様であるが、それが突起または凹部8のみを含むという点において異なる。
カバーを形成する第二の切り抜きは、それ自体は、第一の折り線78によって長手方向に第一のフラップ77に、第二の折り線80によって横方向に第二のフラップ79に接続されたメインパネル76で形成される。
図7Aでは、第一の切り抜き70は、中央パネルボード4を含み、その第二の折り線82の各側に二つの突起7が形成されている。カバーは、第二の切り抜きの第一の折り線83のそれぞれの上に対で配された四つの凹部を含む。
図7Bでは、突起および凹部の場所が反転され、突起は、第二の切り抜きのメインパネル76に形成される。
図7Cでは、第一の切り抜きは、図2に記載のものと同様である。
第二の切り抜きそれ自体は、メインパネル76における、突起7と垂直方向に一直線上に位置する場所において、突起7が通ることが可能な好適な長さおよび幅を有する長方形の開口84を含む。
本発明によるスタッキング機能は、図8A〜8Cをより具体的に参照しながら記載される。
図8Aでは、第一のトレイ85は、第二のトレイ86上に置かれ、スタックされる。第二のトレイ86の突起7は、それ故に、第一のトレイ85の対応する凹部8にロックされ、凹部がしたがって、ほぞ穴のような働きをする。
図8Bでは、垂直な力(矢印87)が、例えば作業者によって、第一のトレイの端88の一つに加えられる。
上の第一のトレイ85は、それ故に、力が加えられた結果として持ち上げられ、それ故に、該当する側において底面の第二のトレイ86の突起7を解放する。
反対側において、突起7の第一の側辺15の傾斜部は、接合領域上および/または対応する凹部8の第二の側辺を、滑りを持ってわずかに押圧して回動する。
次に、第一のトレイを自らの方向に引く作業者によって、長手方向かつ斜めの力89が、トレイに加えられる(図8C参照)。
反対側において、突起7が、長方形の凹部8に沿って長手方向に摺動するとともに、押しつぶされた角の面は、突起に対して横手方向に力を加えるのと同時に、ガイド傾斜を形成する。
横手方向の力は、次に、突起が上の第一のトレイの側壁によってもはや垂直方向に維持されないとき、突起を脇に動かす傾向がある。
突起の真っすぐな端部が、対応する凹部の長方形の領域の第一の部分を越えて動くまで突起が摺動するとき、突起は、次に、上のトレイの側壁の反対側において、トレイから押し出される。
真っすぐな端部の面取りによって、真っすぐな端部が上のトレイの凹部の第二の側辺に引っかかることを防止できるため、前記押し出しが容易になる。パレットからの積み下ろしは、したがって、大幅により容易になる。
言うまでもなく、そして、前述から明らかなように、本発明は、より詳細に記載された実施態様に限定されない。むしろ、本発明は、すべての代替形態および特に突起が箱の外壁を形成する壁以外の壁上に位置付けられたもの、例えば、補強内部パネルボードを包含する。
Claims (17)
- 段ボール紙で作られた梱包箱であって、
側壁(2、2′、3、3′;45、47;57、59)と、底面(4;46;58)とを含み、
少なくとも一つの側壁が(3、3′;45、47)、少なくとも一つのスタッキング用突起(7)を備え、底面(4;46;58)が、対応する凹部(8)を備え、
各突起(7)が、傾斜した第一の側辺(15)と、少なくとも底部(17)において真っすぐな第二の側辺(16)とを含む実質的に直角台形形状であり、
各対応する凹部(8)が、箱の底面(4)の切り抜かれた長方形の第一の領域(21)と、隣接した側壁(2、2′、3、3′;45、47;57、59)の切り抜かれた隣接した三角形の第二の領域(24)とで形成されることを特徴とし、
底面(4;46;58)と、隣接した側壁(2、2′、3、3′;45、47;57、59)との間に位置し、長方形(21)および三角形(24)の切り抜かれた領域の端に隣接する接合領域(29)が、底面(4;46;58)に対してある角度をなす三角形の角を形成し、下の箱の突起(7)との結合または押し出しのためのガイド傾斜を構成する、箱。 - 切り抜かれた長方形の第一の領域(21)が、
突起(7)の第二の側辺(16)の真っすぐな底部(17)に対面しかつ直角であり、上の箱の突起(7)に当接することが可能な第一の側辺(22)と、
隣接した側壁(2、2′、3、3′;45、47;57、59)において、底面(4;46;58)に対してある角度をなし、切り抜かれた三角形の領域(24)の一つの辺(28)を形成する第二の側辺(23)と、を含み、
三角形の角(29)が、下の箱の突起(7)の傾斜した第一の側辺(15)と当接するように設計された、請求項1記載の箱。 - 底面(4;46;58)と、少なくとも四つの側壁(2、2′、3、3′;45、47;57、59)とを含み、それらのうち二つの向かい合った壁が一方の側で第一の折り線(11;49、50、51、52)によって底面(4;46;58)に接続され、他方の側で上端(6)を含み、
上端(6)が、少なくとも一つの突起(7)を含み、底面(4;46;58)の下端、および隣接した側壁(2、2′、3、3′;45、47;57、59)の下端が、突起(7)と垂直な一直線上にあり、突起と協働することが可能な、少なくとも一つの対応する凹部(8)を備え、
各突起(7)が、対応する側壁(2、2′、3、3′;45、47;57、59)の上端(6)と一直線上にあるおよび/または一致する、所定の第一の長さ(L)の長い底辺(18)と、長い底辺(18)に対して所定の角度(α)を形成し、傾斜した側辺(15)を形成するために、突起(7)の内側に向けて方向づけられた第一の側辺(15)と、上側の第一の部分(20)を備え、少なくとも底部(17)において真っすぐな反対側の辺(16)を形成するために、突起(7)の内側に向けて切断された角を形成しており、対応する上端(6)に直角でありかつ隣接した下側の第二の部分(17)によって延長された、反対側の第二の側辺(16)と、二つの辺(15、16)の頂点を接続する所定の第二の長さ(l)の短い底辺(19)とを有し、
箱の底面(4;46;58)の、切り抜かれた各長方形の第一の領域(21)が、第一の折り線(11;49、50、51、52)と一致する一つの辺(23)を有する、所定の第三の長さの第一の部分と、第一の部分の延長部にある第二の部分(25)とを有し、
切り抜かれた三角形の第二の領域(24)と垂直な一直線上において、第二の部分(25)および三角形の領域(24)の側方外端に隣接した領域が三角形の角(29)を形成することを特徴とする、請求項2記載の箱。 - 長方形の第一の切り抜かれた領域の幅(x′)が、0.7cm〜1.2cmで構成されることを特徴とする、請求項3記載の箱。
- 長方形の第一の切り抜かれた領域(21)の長さが2cm〜5cmで構成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項記載の箱。
- 突起(7)の傾斜した側辺(15)の傾斜(α)が10°〜45°で構成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項記載の箱。
- 側方フラップ(2、2′、3、3′;45、47;57、59)を備えた中央パネルボード(4;46;58)を含むトレイで形成されており、少なくとも二つの向かい合った側方フラップが、突起(7)を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項記載の箱。
- 突起(7)が切り込みされた縁(40)をトレイが含むことを特徴とする、請求項7記載の箱。
- のりしろタブ(48)で終わる、少なくとも四つのメインパネル(44、45、46、47)の一連を含む切り抜きから形成され、これらが第一の折り線(49、50、51、52)によって互いに結合され、メインパネルのうち二つ(44、46)が、箱の底面およびカバーを形成し、他の二つ(45、47)が、対面する二つの第一の側壁を形成し、前記一連が、一方の側でフラップの第一のセット(53)を、他方の側でフラップの第二のセット(54)を備え、前記セットが対面する第一の壁に隣接した他の二つの側壁を形成し、凹部(8)および突起(7)が、前記パネル(44、45、46、47)に形成され、第一の折り線、および/または、一連のメインパネルのフラップのない外端(6)に位置することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項記載の箱。
- のりしろタブ(60)で終わる、少なくとも四つのメインパネル(56、57、58、59)の一連を含む切り抜きから形成され、これらが第一の折り線によって互いに結合され、箱の側壁を形成し、前記一連が、第二の折り線(63、64)によって、一方の側で箱の底面を形成するフラップの第一のセット(61)に結合され、他方の側でカバーを形成するフラップの第二のセット(62)に結合され、凹部(8)及び突起(7)が、第二の折り線(63、64)の位置でフラップに形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項記載の箱。
- 段ボール紙シート材料の二つの切り抜き(70、71;72、73;74、75)、すなわち、箱の底面(4)のためのオープンボックスを形成することができる第一の切り抜き(70、72、74)と、箱のカバーを形成することができる第二の切り抜き(71;73;75)とから形成され、第一の切り抜きが突起(7)および/または凹部(8)を含み、第二の切り抜きが対応する突起(7)または凹部(8)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項記載の箱。
- 側方パネルボードと、底面を形成する主パネルボードとを含む、段ボール紙箱を形成するための切り抜きまたは切り抜きのセット(9;39;70、71;72、73;74、75)であって、
側方パネルボード(2、2′、3、3′;45、47;57、59)が、ネスティングのための少なくとも一つの突起(7)を備え、主パネルボードが、対応する凹部(8)を備え、
各突起(7)が、一つの傾斜した側辺(15)と、少なくとも部分的に真っすぐである他の辺(16)とを含む、実質的に直角台形形状であり、
各対応する凹部(8)が、主パネルボードに切り抜かれた長方形の第一の領域(21)と、隣接した側方パネルボードに切り抜かれた隣接した三角形の第二の領域(24)とで形成され、
底面と、隣接した側壁との間に位置し、長方形(21)および三角形(24)の切り抜かれた領域の端に隣接する接合領域(29)が、箱が作成されるとき、下の箱の突起(7)との結合または押し出しのためのガイド傾斜を構成するために、底面に対してある角度をなす三角形の角を形成することが可能であることを特徴とする、切り抜きまたは切り抜きのセット。 - 側方パネルボードが一つの側でメインパネルボード(4)に結合され、二つの向かい合った側方パネルボードが一つの側で第一の折り線(11)によってメインパネルボードに結合され、他方の側で上端(6)を含み、上端が少なくとも一つの突起(7)を含み、主パネルボードの下面および隣接した側方パネルボードの下面が、突起(7)と垂直方向に一致しかつそれと協働するように設計された少なくとも一つの対応する凹部(8)を備え、
各突起(7)が、対応する側壁の上端(6)と一致する、所定の第一の長さ(L)の長い底辺(18)と、長い底辺(18)に対して所定の角度(α)を形成し、傾斜した側辺を形成するために突起(7)の内側に向けて方向づけられた第一の側辺(15)と、上側の第一の部分(20)を備え、真っすぐな他の辺(16)を形成するために、突起(7)の内側に向けて切断された角を形成し、対応する上端(6)に直角でありかつ隣接した下側の第二の部分(17)によって延長された、反対側の第二の側辺(16)と、二つの辺(15、16)の頂点を接続する所定の第二の長さ(l)の短い底辺(19)と、を有し、
箱の底面の、切り抜かれた各長方形の第一の領域(21)が、第一の折り線(11;49、50、51、52)と一致する辺を有する、所定の第三の長さの第一の部分と、第一の部分の延長部にある第二の部分(25)とを有し、
切り抜かれた三角形の第二の領域(24)と垂直な一直線上において、第二の部分および三角形の領域の外端に隣接した領域が、箱が作成されるときに三角形の角(29)を形成するように設計されていることを特徴とする、請求項12記載の切り抜きまたは切り抜きのセット。 - のりしろタブ(60)で終わる、少なくとも四つのメインパネル(56、57、58、59)の一連を含むブランクから作成され、これらが第一の折り線によって互いに結合され、箱の側壁を形成し、前記一連が、第二の折り線(63、64)によって、一方の側で箱の底面を形成するフラップの第一のセット(61)に結合され、他方の側でカバーを形成するフラップの第二のセット(62)に結合され、凹部および突起が、第二の折り線の位置でフラップに形成されることを特徴とする、請求項12記載の切り抜き。
- のりしろタブ(48)で終わる、少なくとも四つのメインパネル(44、45、46、47)の一連を含むブランクから作成され、これらが第一の折り線(49、50、51、52)によって相互に結合され、箱の側壁を形成し、前記一連が、一方の側で、箱の底面を形成するフラップの第一のセット(53)を備え、他方の側で、カバーを形成するフラップの第二のセット(54)を備え、凹部(8)および突起(7)が、第一の折り線の、および/または、一連のメインパネルのフラップのない外端の位置で、前記メインパネルに形成されることを特徴とする、請求項12記載の切り抜きまたは切り抜きのセット。
- 段ボール紙シート材料で作られた少なくとも一つの切り抜き(70;72;74)、すなわち、オープンボックスを形成することができる第一の切り抜きから作成され、第一の切り抜きが突起(7)および/または凹部(8)を含むことを特徴とする、請求項12または13のいずれか一項記載の切り抜きまたは切り抜きのセット。
- 第二の切り抜き(71;73;75)を含み、第二の切り抜きがカバーを形成することができ、第一の切り抜きの突起(7)または凹部(8)に対応する、凹部(7)および/または突起(8)を含むことを特徴とする、請求項16記載の切り抜きのセット。
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