JP3042197U - 貼 凾 - Google Patents

貼 凾

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JP3042197U
JP3042197U JP1996011151U JP1115196U JP3042197U JP 3042197 U JP3042197 U JP 3042197U JP 1996011151 U JP1996011151 U JP 1996011151U JP 1115196 U JP1115196 U JP 1115196U JP 3042197 U JP3042197 U JP 3042197U
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JP
Japan
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side wall
folded
folding
frame
bending
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JP1996011151U
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English (en)
Inventor
弘一 板倉
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有限会社板倉製凾所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は厚みの増減を可能とする額縁状の二
重側壁を有す貼凾を新規に提供することを目的とするも
のである。 【構成】 本考案は多角形の各辺より突出する各側壁用
板を折り立てて各辺に側壁を有す紙凾とし、該紙凾の外
面と側壁内面に化粧紙を貼着して形成する貼凾におい
て、該各側壁用板の外側に額縁状の二重側壁を形成する
ための第1乃至第3折曲代を折曲可能に延設し、前記各
側壁用板の折り立てに際して該第1乃至第3折曲代を順
次内側に折返し固定することにより多角底板の各辺に厚
さを自由に選定することのできる額縁状の二重側壁を形
成するようにしたことを特徴とする貼凾にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は貼凾、詳しくは額縁状の二重側壁を形成する貼凾に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、貼凾は多角形底板の各辺より突出する各側壁用壁を折り立て固定して紙 凾とし、該紙凾の底板下面を含む外面全面と折り立て側壁の内面上半に化粧紙を 貼着して形成しており、各折り立て側壁に厚みを持たすときは図9に示すように 折り立て側壁の内面に必要な厚さの段ボール紙を貼り付けてきたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、各折り立て側壁の内面への段ボール紙の貼付けは手間を要して 生産性を妨げるという課題があり、しかも厚みの増減が容易でなく、さらには段 ボール紙に波凹みがあることから、内面上半の化粧紙にしわが生ずるという課題 があった。なお、段ボール紙にかえて別途板紙にて形成する四角凾体を紙凾の側 壁に貼付けるという提案もあるが、板紙を凾体に組立てるために材料と手間が嵩 むほか、貼凾が非常に重くなってしまうという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は多角形の各辺より突出する各側壁用板を折り立てて各辺に側壁を有す 紙凾とし、該紙凾の外面と側壁内面に化粧紙を貼着して形成する貼凾において、 該各側壁用板の外側に額縁状の二重側壁を形成するための第1乃至第3折曲代を 折曲可能に延設し、前記各側壁用板の折り立てに際して該第1乃至第3折曲代を 順次内側に折返し固定することにより多角底板の各辺に厚さを自由に設定するこ とのできる額縁状の二重側壁を形成するようにして、かかる課題を解決するよう にしたのである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下図面に基づいて説明する。
【0006】 板紙(ボール紙)にてなる四角形の底板1の各辺1a乃至1dの外側に側壁用板2a 乃至2dと、額縁状の二重側壁を形成するための第1折曲代3a乃至第3折曲代3cを 延設する。
【0007】 第1,第3折曲代3a,3cは二重壁の厚みを形成するものであり、第2折曲代3b は側壁用板2a乃至2dに対応するものである。4は折曲線であり、該折曲線4は外 面より板紙厚の中間まで切込んで形成している。
【0008】 なお、5は第1折曲代3aの両端に設ける突合い斜面、6a,6bは第2折曲代3cの 両端に設ける嵌合用の凹凸部、7a,7bは第3折曲代3cの両端に設ける嵌合用の凹 凸部である。
【0009】 四角形の底板1の各辺1a乃至1dの外側の側壁用板2a乃至2dを折曲線4より折り 立てて、四隅の突合い端をテープ止め固定しておいてから、先づ凸部6b,6bを有 す側の第1折曲代3a乃至第3折曲代3cを内側に折返して二重側壁8b,8dを形成し 、次いで凹部6a,6aを有す側の第1折曲代3a乃至第3折曲代3cを内側に折返して 二重側壁8a,8cを形成して四角形の底板1の各辺の外側に額縁状の二重側壁を有 す紙凾9を形成する。この際第2折曲代3bの凹部6a,6aがそれぞれ隣り合う第2 折曲代3b,3bの凸部6b,6bに被さり、また第3折曲代3cの凹部7a,7aのそれぞれ に凸部7b,7bが嵌合する。紙凾9は図4乃至図5に示すように四角形の底板1の 底板下面を含む外側全面から二重側壁8a乃至8dの内面上半に化粧紙10を貼着して 貼凾11とするのである。
【0010】 第1折曲代3aの両端に設けた各斜面5,5が突合い、また第2折曲代3bの両端 に設けた各凹凸部6a,6bが嵌合することによって二重側壁の上面および内面四隅 の突合わせ部分に隙間が生じないこととなるほか、各凹部6aに嵌入した凸部6bが 二重側壁8a,8cの各第1折曲代3a,3aを内側から支えて各第1折曲代3a,3aの上 からの押圧に対して凹まない強度を付与している。また各第3折曲代3cの外端が それぞれの側壁用板2a乃至2dに当接することにより内側面からの押圧に対する二 重側壁の強度も増強される。さらには第3折曲代3cの両端に設ける凹凸部7a,7b の嵌合掛止によって第3折曲代からの戻り開きが防止されることとなる。
【0011】 図6は二重側壁8aと8cを他の二重側壁8b,8dより部厚とした紙凾9aを示すもの で、第1折曲代3aと第3折曲代3cの幅を広狭するとともに斜面5,5の角度を調 整することによって二重側壁8a乃至8dの厚みを自由に設定することができる。
【0012】 図7乃至図8は六角形の貼凾用の紙凾を示す例で、図7に示す展開図より側壁 用板2a乃至2fを折り立ててテープで固定した後、最初に両端に凸部6b,6bを有す 二重側壁8aを折曲形成し、続いて凹部6aと凸部6bを備えた二重側壁8b乃至8eを順 番に折曲形成して、最後に両端に凹部6aを設けた二重側壁8fを折曲形成して、そ れぞれ隣り合う凹凸部6a,6bおよび7a,7bを嵌合し掛止して図8に示す紙凾9bを 形成するようにしたほかは前例と同じである。なお、本考案の貼凾11はこのほか 三角形、五角形、八角形などのあらゆる多角形にて形成することができることは 勿論である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上のようにして、多角形底板の各辺より突出する側壁用板の外側に 第1折曲代乃至第3折曲代を延設して、側壁用板の折り立てに際して第1乃至第 3折曲代を順次内側に折返すことにより、側壁用板との間で厚みを自由に厚薄設 定することのできる額縁状の二重側壁を備えた貼凾を容易に形成することができ るという効果を生ずる。
【0014】 第2折曲代と第3折曲代の両端に嵌合用の凹凸部を設けたので、該凹凸部の嵌 合と掛止とにて、各突合わせ部分を補強強化して且つ隙間が生じないようにする とともに、二重側壁の戻り開きによる形崩れを防止することができるという効果 を生ずる。
【0015】 また二重側壁の内面は板紙によるから、貼り付けする化粧紙にしわの生ずるお それを解消するという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 四角形の底板を有す貼凾用の紙凾の展開図で
ある。
【図2】 同、一側の二重側壁を折曲形成した状態を示
す部分拡大斜視図である。
【図3】 同、一側に次いで他側の二重側壁を折曲形成
した状態を示す部分拡大斜視図である。
【図4】 形成した紙凾と該紙凾に貼着する化粧紙とを
示す平面図である。
【図5】 紙凾に化粧紙を貼着しつつある状態を示す斜
視図である。
【図6】 対向する二辺の二重側壁を厚く形成した紙凾
の例を示す平面図である。
【図7】 六角形の貼凾を形成するための紙函を示す展
開図である。
【図8】 同、形成した六角形の紙凾の平面図である。
【図9】 従来例の厚くした側壁を示す平面図である。
【符号の説明】
1は多角形の底板 1a乃至1fは底板の各辺 2a乃至2fは側壁用板 3aは第1折曲代 3bは第2折曲代 3cは第3折曲代 4は折曲線 5は斜面 6aは嵌合用の凹部 6bは嵌合用の凸部 7aは嵌合用の凹部 7bは嵌合用の凸部 8a乃至8fは二重側壁 9,9a,9bは紙凾 10は化粧紙 11は貼凾

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形の各辺より突出する各側壁用板を
    折り立てて各辺に側壁を有す紙凾とし、該紙凾の外面と
    側壁内面に化粧紙を貼着して形成する貼凾において、該
    各側壁用板の外側に額縁状の二重側壁を形成するための
    第1乃至第3折曲代を折曲可能に延設し、前記各側壁用
    板の折り立てに際して該第1乃至第3折曲代を順次内側
    に折返し固定することにより多角底板の各辺に厚さを自
    由に設定することのできる額縁状の二重側壁を形成する
    ようにしたことを特徴とする貼凾。
  2. 【請求項2】 第1折曲代の両端に突合い斜面を設ける
    とともに、第2折曲代と第3折曲代の両端に嵌合用の凹
    凸部を設けた請求項1記載の貼凾。
JP1996011151U 1996-10-15 1996-10-15 貼 凾 Expired - Lifetime JP3042197U (ja)

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JP1996011151U JP3042197U (ja) 1996-10-15 1996-10-15 貼 凾

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