JPH0528257Y2 - - Google Patents

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JPH0528257Y2
JPH0528257Y2 JP5666686U JP5666686U JPH0528257Y2 JP H0528257 Y2 JPH0528257 Y2 JP H0528257Y2 JP 5666686 U JP5666686 U JP 5666686U JP 5666686 U JP5666686 U JP 5666686U JP H0528257 Y2 JPH0528257 Y2 JP H0528257Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ステンレス板、鋼板等の金属板から
なる金属製タイルに関する。
(従来技術及びその問題点) 従来の金属製タイルでは第5図に示すように、
金属板からなる表面板Aの裏面側にスレート材又
はこれに類似の材料で形成された厚板状の裏当材
Bが装着されていたために、強度が弱いうえにタ
イル重量が重くなり、しかも水分をよく吸収して
壊れ易くなることから、屋外や浴室等には使用で
きないといつた問題があつた。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案は上記の問題点を解決すると共に、モル
タル等の食い付きが良好で壁面等に対して確実に
貼着しうる金属製タイルを提供することを目的と
しており、そのための技術的手段は、底壁部3a
と周側壁部3bとで構成された浅い箱状の裏当部
材3の内部底面上に、一連の又は多数独立した突
起部材4を突設し、この裏当部材3を、金属板か
らなる表面板2の裏面に当該裏当部材の開口面側
を外向きにして当接して、この表面板2周縁の折
返し縁部7により裏当部材3の周側壁部3bを把
持固定させてなることを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図および第2図において1は金属製タイル
で、ステンレス鋼板によつて平面視方形状に形成
された表面板2と、同じくステンレス鋼板によつ
て底壁部3aと周側壁部3bとからなる浅い箱状
に形成された裏当部材3と、この箱状裏当部材3
の内部底面上に固着されて突設された格子構造か
らなる一連の突起部材4と、から構成されてい
る。突起部材4はそれぞれステンレスやアルミ等
の帯状金属板からなる同一幅の縦板材5…と横板
材6…とを格子状に互いに一体的に組み付けてな
るもので、斯る格子状突起部材4は例えばスポツ
ト溶接によつて箱状裏当部材3の底壁部3a内面
上に固着されている。この格子状突起部材4の高
さは裏当部材3に固着された状態においてこの裏
当部材3の周側壁部3bの上端位置か又はそれよ
り若干低い位置程度の高さとされる。尚、この格
子状突起部材4は金属材に限らず、合成樹脂材な
どによつて作ることもできる。また、箱状の裏当
部材3は上記のように格子状突起部材4を内部に
固着した状態で、当該裏当部材3の開口面側を外
向きにして底壁部3aの外面が表面板2の裏面に
当接され、そしてこの表面板2の周縁から内向き
弯曲状をなして折返された複数の折返し縁部7…
によつて周側壁部3bが押圧状態で把持固定され
る。この場合、箱状裏当部材3のの底壁部3a外
面にはあらかじめ適当な接着剤が塗布され、この
接着剤を介して裏当部材3を表面板2の裏面にあ
らかじめ固着させたあと、プレス等により折返し
縁部7…を折曲して折返すことによつて周側縁部
3bが把持固定される。
また、表面板2の外面(即ち表面)には鏡面加
工、エツチング加工、カラー印刷等があらかじめ
施されている。
上記の構成よりなる金属製タイル1の使用にあ
たつて、各タイル1は第3図に示すようにその裏
面側がモルタルやセメントペースト等Mを介して
例えば床面に貼り付けられるわけであるが、この
場合において同図から明らかなように各タイル1
の箱状裏当部材3内部及び該裏当部材3の周側壁
部3bと表面板2の周縁部との間隙部にモルタル
等Mが入り込むと同時に、ここに入り込んだモル
タル等M内に格子状突起部材4更には裏当部材3
の周側壁部3bが突入して介在することになるた
め、モルタル等の食い付きが非常に良くなつて、
床面等への各タイル1の貼着が確実となる。尚、
第3図に示すように各タイル1相互間の目地には
白セメント等の目地材8が充填される。
第4図は他の実施例による金属製タイル11を
示したもので、このタイル11では、箱状裏当部
材3の開口面上に、当該開口面とほぼ同じ大きさ
の矩形板状に形成されていると共にその全面に亘
り凹凸部19a,19bを形成したステンレスそ
の他の金属板からなる断面波形状の裏板材19が
載置されていて、表面板12の折返し縁部17…
が裏板材19の周縁部を間に挟んだ状態で箱状裏
当部材13の周側壁部13bを把持している。ま
た裏板材19は箱状裏当部材13の底壁部13a
上に配設された格子状突起部材14によつて全体
が平面状となるように支持されている。この金属
製タイル11の使用においては、モルタル等は、
箱状裏当部材13の内部には詰め込まれることは
ないが、その周側壁部13bと表面板12の周縁
部との空間部に入り込むと共に、波形状裏板材1
9の各凹部19aに介在することになる。このタ
イル11によればモルタル等が少なくて済む利点
がある。
以上の実施例では、突起部材については格子構
造体4,14のみ例示したが、本考案の突起部材
としては金属材あるいは合成樹脂材などによつて
形成されたハネカム構造体でもよい。更にこのよ
うに全体が一連の突起部材に限らずそれぞれ独立
した多数個の突起部材でもよく、このような突起
部材としては箱状裏当部材の底壁部上に金属又は
プラスチツク製の釘のようなスパイク状体を溶接
等によつて固着したものを使用できる。
(考案の効果) 本考案の金属製タイルによれば、従来の金属製
タイルに比べてその重量を軽減できると共に、屋
外、浴室等での使用も可能となる。また本考案に
よれば、表面板の裏側に箱状の裏当部材を取付け
ているため、この箱状裏当部材が一種の補強構造
体の役割を果たして、表面板に比較的薄い金属板
を使用しても十分強度を得ることができ、また金
属製の突起部材を溶接によつて固着する場合に表
面板に直接溶接すると表面板表面の装飾加工部分
が熱変化して不都合を生じることになるが本考案
のように裏当部材に溶接できるためにそのような
不都合を生じることがない。更に、突起部材はセ
メントの食い付きを良好にしてタイルの貼着を確
実ならしめる一方、裏当部材の開口面上に裏板材
が配装される場合には該裏板材の支持構造体とし
ての役割を果たし、しかしてこの裏板材と共働し
てモルタル等使用量を少なくすることができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る金属製タイルの一実施例
を示す表側から見た斜視図、第2図は同上のタイ
ルを裏側から見た斜視図、第3図は同上のタイル
の使用状態を示す縦断面図、第4図は他の実施例
による金属製タイルの縦断面図、第5図は従来の
金属製タイルを示す縦断面図である。 1……金属製タイル、2……表面板、3……箱
状の裏当部材、4……突起部材、7……折返し縁
部、19……裏板材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 底壁部と周側壁部とで構成された浅い箱状の
    裏当部材の内部底面上に、一連の又は多数独立
    した突起部材を突設し、この裏当部材を、金属
    板からなる表面板の裏面に当該裏当部材の開口
    面側を外向きにして当接して、この表面板周縁
    の折返し縁部により裏当部材の周側壁部を把持
    固定させてなる金属製タイル。 2 一連の突起部材は格子構造体からなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の金属製タイル。 3 一連の突起部材はハネカム構造体からなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の金属製タイ
    ル。 4 多数独立した突起部材の各々はスパイク状体
    からなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    金属製タイル。
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