JPS5911161Y2 - 装飾タイル - Google Patents
装飾タイルInfo
- Publication number
- JPS5911161Y2 JPS5911161Y2 JP1978038596U JP3859678U JPS5911161Y2 JP S5911161 Y2 JPS5911161 Y2 JP S5911161Y2 JP 1978038596 U JP1978038596 U JP 1978038596U JP 3859678 U JP3859678 U JP 3859678U JP S5911161 Y2 JPS5911161 Y2 JP S5911161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin plate
- back side
- tile
- adhesive layer
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、裏面に剥離紙付き粘着層が形威された薄板製
の装飾タイルに関する。
の装飾タイルに関する。
この種の装飾タイルとして、従来、実開昭50−690
19号公報に記載されたものが知られている。
19号公報に記載されたものが知られている。
その装飾タイルは、矩形薄板の四周辺部を裏側へ僅かに
屈折させて浅皿状とし、そのへの字状の屈折部の裏面に
スポンジ等のクッション性帯状片を貼着し、更に、この
帯状片の裏面に剥離紙付き粘着層を形或したものであり
、前記帯状片の肉厚は、前記浅皿状薄板の窪み深さより
僅がに太きいもので、帯状片裏面の粘着層は、前記四つ
の屈折部の端辺を結ぶ平面に対し、裏側に僅がに出た位
置にある。
屈折させて浅皿状とし、そのへの字状の屈折部の裏面に
スポンジ等のクッション性帯状片を貼着し、更に、この
帯状片の裏面に剥離紙付き粘着層を形或したものであり
、前記帯状片の肉厚は、前記浅皿状薄板の窪み深さより
僅がに太きいもので、帯状片裏面の粘着層は、前記四つ
の屈折部の端辺を結ぶ平面に対し、裏側に僅がに出た位
置にある。
このような構造の従来の装飾タイルには、次のような問
題があった。
題があった。
(イ)矩形薄板は、その四周辺部が僅がに屈折されてい
るだけであるから、補強性が低く、タイルが、そのタイ
ル面に対する直交方向で変形する可能性があった。
るだけであるから、補強性が低く、タイルが、そのタイ
ル面に対する直交方向で変形する可能性があった。
(ロ)粘着層を設けるのに、矩形薄板とは別に、クッシ
ョン性帯状片を用いているから、その分、コスト高につ
いていた。
ョン性帯状片を用いているから、その分、コスト高につ
いていた。
又、このクッション性帯状片は、矩形薄板の補強には何
ら役立つものではない。
ら役立つものではない。
(ハ)粘着面を壁面などの下地面に貼着するときに、タ
イルを下地面へ押付ける力がクッション性帯状片で減殺
されてしまうし、周辺の屈折部の端辺が下地面で受け止
められると、それ以上押付けることができないので貼着
力に不足を生じやすかった。
イルを下地面へ押付ける力がクッション性帯状片で減殺
されてしまうし、周辺の屈折部の端辺が下地面で受け止
められると、それ以上押付けることができないので貼着
力に不足を生じやすかった。
(ニ)下地面への貼着後に、クッション性帯状片が弾性
復帰するため、周辺の屈折部端辺が下地面から浮き上が
った状態になる。
復帰するため、周辺の屈折部端辺が下地面から浮き上が
った状態になる。
このため、手でさわったときなど、タイルが奥へ凹む不
都合があった。
都合があった。
つまり、タイルの安定性が悪がった。本考案の目的は、
上記従来例がもつ欠点(イ)〜(ニ)の解消を図ること
である。
上記従来例がもつ欠点(イ)〜(ニ)の解消を図ること
である。
この目的を達或するための本考案の構戊は、矩形の表側
薄板部分の周辺部で裏側に折返された四つの薄板部分の
各々が、前記表側薄板部分に対し空間を隔てた平行姿勢
の状態にあるとともに、前記四つの各裏側薄板部分の端
辺部が表側に更に折返されて前記表側薄板部分の裏面に
当接しており、前記四つの各裏側薄板部分の裏面に剥離
紙付き粘着層が形或されている装飾タイルというもので
ある。
薄板部分の周辺部で裏側に折返された四つの薄板部分の
各々が、前記表側薄板部分に対し空間を隔てた平行姿勢
の状態にあるとともに、前記四つの各裏側薄板部分の端
辺部が表側に更に折返されて前記表側薄板部分の裏面に
当接しており、前記四つの各裏側薄板部分の裏面に剥離
紙付き粘着層が形或されている装飾タイルというもので
ある。
この構或の本考案によれば、次の効果がある。
i 前記裏側薄板部分と表側薄板部分とが空間を隔てて
いるため、タイル周辺部が、タイルを構戒する薄板の厚
みに比べてかなり大きな肉厚の状態となっている。
いるため、タイル周辺部が、タイルを構戒する薄板の厚
みに比べてかなり大きな肉厚の状態となっている。
しかも、裏側薄板部分の端辺側で表側に折返された部分
が表側薄板部分に当接しているため、裏側薄板部分は、
それの幅方向両端で表側薄板部分に支持された両持ち状
態にあり、強度の高い梁構造となっている。
が表側薄板部分に当接しているため、裏側薄板部分は、
それの幅方向両端で表側薄板部分に支持された両持ち状
態にあり、強度の高い梁構造となっている。
従って、タイル周辺部は、ループ状となっていて、全体
として、極めて高い強度の補強構造をもち、タイルが、
従来例のようにタイル面に対する直交方向で変形するよ
うなことがなく、所定の扁平姿勢を確実に保持すること
ができる。
として、極めて高い強度の補強構造をもち、タイルが、
従来例のようにタイル面に対する直交方向で変形するよ
うなことがなく、所定の扁平姿勢を確実に保持すること
ができる。
ii 前記高強度の補強構造は、タイルを構或する薄
板(素材)の四周辺部を、単に2回にわたって折返すだ
けで簡単につくることができ、かつ、この補強構造をな
すところの裏側薄板部分の裏面自体を粘着層の形或面と
して兼用的に有効利用しているから、粘着層を設けるの
に薄板とは別にクッション性帯状片を用いていた従来例
に比べて、低コスト化が図られる。
板(素材)の四周辺部を、単に2回にわたって折返すだ
けで簡単につくることができ、かつ、この補強構造をな
すところの裏側薄板部分の裏面自体を粘着層の形或面と
して兼用的に有効利用しているから、粘着層を設けるの
に薄板とは別にクッション性帯状片を用いていた従来例
に比べて、低コスト化が図られる。
iii 裏面に粘着層を形威している裏側薄板部分が
上記の通り高強度の補強構造になっているから、粘着面
を下地面に貼着するときに、その補強構造のところにか
ける押付け力を大なるものとしてよく、又、その補強構
造のところは殆ど撓まないので、この大なる押付け力が
、従来例のように減殺されることなく、そのま・粘着面
を下地面に押付ける力として働く。
上記の通り高強度の補強構造になっているから、粘着面
を下地面に貼着するときに、その補強構造のところにか
ける押付け力を大なるものとしてよく、又、その補強構
造のところは殆ど撓まないので、この大なる押付け力が
、従来例のように減殺されることなく、そのま・粘着面
を下地面に押付ける力として働く。
従って、,、蒜イルを下地面に対し、十分な貼着力の状
態て固に取付けることができる。
態て固に取付けることができる。
iv 更に、下地面への貼着後において、従来例のよ
うにタイル周辺部が下地面から浮き上がるといったこと
がなく、タイルを下地面に、ピッタリとひつつけて安定
よく取付けることができる。
うにタイル周辺部が下地面から浮き上がるといったこと
がなく、タイルを下地面に、ピッタリとひつつけて安定
よく取付けることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
表面に合威樹脂製の装飾シ一ト2が貼着された矩形状の
板金1を素材として、その四周辺部を台形状に形威し、
それら台形状の四つの薄板部分3・・・・・・を裏側へ
折返し、更に、これら裏側薄板部分3・・・・・・の端
辺部を表側へ折返して、矩形の表側薄板部分7の裏面に
当接させてある。
板金1を素材として、その四周辺部を台形状に形威し、
それら台形状の四つの薄板部分3・・・・・・を裏側へ
折返し、更に、これら裏側薄板部分3・・・・・・の端
辺部を表側へ折返して、矩形の表側薄板部分7の裏面に
当接させてある。
裏側薄板部分3・・・・・・は、表側薄板部分7に対し
、空間を隔てた平行姿勢の状態にある。
、空間を隔てた平行姿勢の状態にある。
そして、四つの裏側薄板部分3・・・・・・の裏面に夫
々剥離紙5付き粘着層4・・・・・・が形威されている
。
々剥離紙5付き粘着層4・・・・・・が形威されている
。
上記のように構或された装飾タイルAを下地面に貼着す
るに際しては、剥離紙5・・・・・・を剥がして粘着層
4・・・・・・を露出させてから行なうことはいうまで
もない。
るに際しては、剥離紙5・・・・・・を剥がして粘着層
4・・・・・・を露出させてから行なうことはいうまで
もない。
尚、タイル本体を、板金1に代えて、塩ビ等のプラスチ
ックから構戒するも良い。
ックから構戒するも良い。
図面は本考案に係る装飾タイルの実施例を示し、第1図
は破断部の拡大図を含む一部破断の側面図、第2図は背
面図である。 3・・・・・・裏側薄板部分、4・・・・・・粘着層、
5・・・・・・剥離紙、7・・・・・・表側薄板部分。
は破断部の拡大図を含む一部破断の側面図、第2図は背
面図である。 3・・・・・・裏側薄板部分、4・・・・・・粘着層、
5・・・・・・剥離紙、7・・・・・・表側薄板部分。
Claims (1)
- 矩形の表側薄板部分7の周辺部で裏側に折返された四つ
の薄板部分3・・・・・・の各々が、前記表側薄板部分
7に対し空間を隔てた平行姿勢の状態にあるとともに、
前記四つの各裏側薄板部分3・・・・・・の端辺部が表
側に更に折返されて前記表側薄板部分7の裏面に当接し
ており、前記四つの各裏側薄板部分3・・・・・・の裏
面に剥離紙5付き粘着層4が形威されている装飾タイル
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978038596U JPS5911161Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | 装飾タイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978038596U JPS5911161Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | 装飾タイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54141123U JPS54141123U (ja) | 1979-10-01 |
JPS5911161Y2 true JPS5911161Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=28903863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978038596U Expired JPS5911161Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | 装飾タイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911161Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49124821U (ja) * | 1973-02-16 | 1974-10-25 | ||
JPS538431Y2 (ja) * | 1973-10-24 | 1978-03-04 |
-
1978
- 1978-03-24 JP JP1978038596U patent/JPS5911161Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54141123U (ja) | 1979-10-01 |
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