JPH0521356Y2 - - Google Patents

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JPH0521356Y2
JPH0521356Y2 JP2942986U JP2942986U JPH0521356Y2 JP H0521356 Y2 JPH0521356 Y2 JP H0521356Y2 JP 2942986 U JP2942986 U JP 2942986U JP 2942986 U JP2942986 U JP 2942986U JP H0521356 Y2 JPH0521356 Y2 JP H0521356Y2
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JP
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cushion material
cutting die
sponge
cutter
rubber
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、トムソン抜型のクツシヨン材に関
し、詳しくは、本抜型に突設した刃物の側面に配
置し、打ち抜き後にクツシヨン材の反揆力で打ち
抜かれたシート等を抜型から切り放す作用をする
ものである。
従来の技術 従来、この種のクツシヨン材はゴム等の弾性材
で形成し、刃物の側面にクツシヨン材の側面を当
接させて設置していたが、シート等を打ち抜く際
にクツシヨン材にも圧力がかかつて横方向へ拡張
し、当接した刃物に歪みや湾曲を発生させる不具
合があつた。該不具合を解消するため、本出願人
は先に、第4図に示す如き、クツシヨン材1の一
側面を波型2に形成し、波型2の先端が刃物3の
側面に当接するように本抜型4にクツシヨン材1
を固着したものを提供した。(実願昭56−179566
号) しかしながら、上記したクツシヨン材において
も、波型2の溝部2aと刃物3との隙間Sにシー
ト等の屑が入り込み、該屑で打ち抜くシート等が
汚れると共に、波型2の先端が圧縮時に刃物3を
不均一に押圧するために、刃物3に歪みや倒れが
生じ易い。また、シート側の打抜部位ではクツシ
ヨン材1により押圧される部分(波型突出部2
b)と押圧されない部分(波型溝部2a)が生
じ、打抜力が均一に作用せず、例えば、切り目だ
けを入れる場合、つなぎ部分も切れてしまう等の
欠点があつた。さらに、クツシヨン材1はその波
型2の先端を刃物3に丁度当接させて本抜型に固
着しなければならないため、取付作業に手間がか
かり時間的ロスを生じる問題もあつた。
考案の目的 本考案は上記した問題を解消せんとするもの
で、クツシヨン材と刃物との間に切り屑等が入り
込まないと共に、クツシヨン材の圧力で刃物に歪
等を発生させず、かつ、本抜型へのクツシヨン材
の取付作業が極めて簡単に出来るようにするもの
である。
考案の構成 上記した目的を達成するため、本考案は、断面
矩形状とした比較的硬いゴムの一側面全体に、ス
ポンジ等の柔軟性材を薄幅で貼着してクツシヨン
材を形成し、本抜型に突設した刃物の側面に上記
柔軟性材の側面全体が当接するようにクツシヨン
材を本抜型に固定したことを特徴とするトムソン
抜型のクツシヨン材を提供するものである。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に
説明する。
第1図はクツシヨン材5を示し、該クツシヨン
材5は断面矩形状のゴム6の一側面全体に薄幅な
スポンジ7を接着剤8で貼着している。クツシヨ
ン材5の本体となる上記ゴム6は比較的硬く大き
な弾性力を有する材質のものを用いており、スポ
ンジ7はゴム6より柔軟性を有する材質のものを
用いている。該スポンジ7に代えて、同等な柔軟
性を有する発泡プラスチツク材からなるものを用
いてもよい。また、ゴム6とスポンジ7を接着す
る接着剤8として柔軟性を有するゴム系接着剤を
用いている。
上記クツシヨン材5は第2図に示すように、本
抜型4に突設した刃物3の側面にスポンジ7の側
面全体が当接するように配置して、本抜型4に接
着剤9を介して固着している。
上記の如きクツシヨン材5を取り付けることに
より、第3図に示す如く、基板10上に載置した
シート11を打ち抜く際、刃物3とクツシヨン材
5とが当接して密着しているため、その間に切り
屑が入り込む余地はない。また、打抜時に弾性力
の大きいゴム6が圧縮して偏平化し、横方向に拡
張しても、柔軟性の高いスポンジ7を介在させて
いるため、刃物3に直接的な圧力をかけることを
除去でき、よつて、クツシヨン材による横方向か
らの圧力で刃物3に歪や湾曲が発生させることは
ない。さらに、シート11の打抜部に沿つてスポ
ンジ7およびゴム6で均一に押圧するため、刃物
3による打抜力が均一に作用し、切目をいれるだ
けの場合も、つなぎ部が打ち抜かれてしまうこと
はない。しかも、クツシヨン材5の大部分が弾性
力の大きなゴム6からなるため、打抜後にシート
11を反揆力で確実に除去する。
また、クツシヨン材5はそのスポンジ7の側面
全体を刃物3の側面に当接させて配置するため、
クツシヨン材5の位置決めが容易で本抜型4への
固着作業が簡単に出来る。
考案の効果 以上の説明より明らかなように、本考案に係る
クツシヨン材によれば、クツシヨン材による刃物
の歪みや湾曲の発生を防止でき、かつ、クツシヨ
ン材と刃物の隙間に切り屑が入り込むことが防止
できる。かつ、本抜型へのクツション材の取付も
極めて容易に出来る等の種々の利点を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるクツシヨン材の斜視
図、第2図は上記クツシヨン材を取り付けた抜型
の正面図、第3図は上記抜型による打抜状態を示
す正面図、第4図は従来例を示す抜型の底面図で
ある。 3……刃物、4……本抜型、5……クツシヨン
材、6……ゴム、7……スポンジ、8,9……接
着剤、10……基板、11……シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面矩形状とした比較的硬いゴムの一側面全体
    に、スポンジ等の柔軟性材を薄幅で貼着してクツ
    シヨン材を形成し、本抜型に突設した刃物の側面
    に上記柔軟性材の側面全体が当接するようにクツ
    シヨン材を本抜型に固定したことを特徴とするト
    ムソン抜型のクツシヨン材。
JP2942986U 1986-02-28 1986-02-28 Expired - Lifetime JPH0521356Y2 (ja)

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JPS62141499U JPS62141499U (ja) 1987-09-07
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JP4656907B2 (ja) * 2004-10-08 2011-03-23 テーピ熱学株式会社 切断機及び定尺シートの製造装置

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JPS62141499U (ja) 1987-09-07

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