JPH0552Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0552Y2
JPH0552Y2 JP13156488U JP13156488U JPH0552Y2 JP H0552 Y2 JPH0552 Y2 JP H0552Y2 JP 13156488 U JP13156488 U JP 13156488U JP 13156488 U JP13156488 U JP 13156488U JP H0552 Y2 JPH0552 Y2 JP H0552Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
upper cylinder
reinforcing member
leg
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13156488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0252649U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13156488U priority Critical patent/JPH0552Y2/ja
Publication of JPH0252649U publication Critical patent/JPH0252649U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0552Y2 publication Critical patent/JPH0552Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天面に品物を展示することができ
る厚紙製の筒形陳列台に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の陳列台として、第8図及び第9図
に示すように、角筒形脚41の中に断面X字形の
補強材42を挿入し、脚の上半部に逆角錐形上位
筒体43を嵌合させ、この上位筒体の中に脚上端
に当接する天板44を嵌め込んでなるものが知ら
れている。
脚と上位筒体との係止手段として、脚側板のほ
ぼ中央部に横スリツト45を設け、上位筒体の下
縁に差込片46を突設させ、横スリツトに差込片
を挿入するようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この従来の陳列台においては、例え
ば店頭で移動させるような場合、上位筒体を持ち
上げると補強材が抜け落ちると共に、差込片46
が横スリツト45から抜けやすく脚が脱落するこ
とがある等の問題点があつた。
また、上位筒体に上から荷重を加えると、上位
筒体が脚に沿つて落込むことがあり不安定である
問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、上位筒
体を持つて移動させても補強材が抜け落ちること
のない安定した構造の陳列台を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における
陳列台は、筒形脚と逆錐形上位筒体とを一体に形
成し、この中に両者に渡る断面X字形の補強材を
挿入し、上位筒体の中に補強材上端に当接する天
板を嵌め込み、補強材上部に上位筒体の内面に当
接する拡大部を設けてなるものである。
〔作用〕
このように構成された陳列台は、補強材の拡大
部が上位筒体に内接し補強材は懸吊状態となつて
おり、抜け落ちるようなことはない。
〔実施例〕
第1図〜第7図は、この考案の実施例を示し、
この陳列台は、第1図〜第3図に示すように、段
ボール等の厚紙からなる角筒形脚1と逆角錐形上
位筒体2とが一体に形成され、この中に両者に渡
る断面X字形の補強材3が挿入され、上位筒体2
の中に補強材上端に当接する方形状天板4が嵌め
込まれ、補強材の上部両端コーナに上位筒体の内
面に当接する三角形状拡大部5が連設されてなる
ものでなる。
脚1と上位筒体2との連結体は、第4図及び第
5図に示すように、脚1の上端に上位筒体の側板
6を連設した1個の打抜基板101と、上位筒体
の端板7となる2個の打抜基板102とから組立
てられている。
打抜基板101を詳細に説明すると、脚を形成
する対の方形状側壁8と対の方形状端壁9とが交
互に横に連設され、端の端壁9の端縁にのり代1
0が連設され、各側壁8の上縁に台形状側板6が
連設されると共に各端壁9の上縁に別の打抜基板
102を接合するのり代11が連設され、各側板
6の上縁に二条の折目線12を介して折返して側
板の内側に重合する台形状の第1の重合板13が
連設され、この重合板13の両端縁に第1の折込
片14が連設されると共に境目に短い切込み15
が設けられている。
また打抜基板102は、台形状端板7の下縁に
打抜基板101ののり代11に重合貼着するのり
代16が突設され、上縁に二条の折目線17を介
して折返して端板の内側に重合する台形状の第2
の重合板18が連設され、端板7の両端縁に第2
の折込片19が連設され、第2の重合板18の両
端コーナに打抜基板101の切込み15に係合す
る小突片20が連設されている。
上述の両打抜基板101,102より脚1と上
位筒体2との連結体を組立てる場合、第5図に示
すように、端の側壁8の内面にのり代10を貼着
して角筒形脚を作り、のり代11に端板7ののり
代16を重合貼着すると共に各側板6及び各端板
7を起立させ、先ず側板6の内面に第2の折込片
19を重合させると共に第1の重合板13を折込
んで第2の折込片19を第1の重合板13と側板
6とで挟持し、次に端板7の内面に第1の折込片
14を重合させると共に第2の重合板18を折込
んで第2の重合板18と端板7とで第1の折込片
14を挟持し、小突起20を切込み15に押込む
と全体が保形される。
補強材3は、第6図に示すように角筒形脚1の
対角線の寸法とほぼ同じ幅の2個の方形状補強板
21,22から組立てられる。一方の補強板21
には上半部中央に縦スリツト23が、また他方の
補強板22の下半部中央には縦スリツト24がそ
れぞれ設けられ、各補強板の上部両端コーナには
逆角錐形上位筒体2の斜面に当接する三角形状拡
大部5が連設されている。
この補強材3は両縦スリツトを噛合せ(第1図
参照)両補強板21,22を交差させると組み上
がり、脚の中に上方から挿入すると4つの端縁が
角筒体の各コーナに嵌まり込み角筒体がしつかり
と保形されると共に拡大部5の斜縁が逆角錐形上
位筒体2の4つの斜線コーナに嵌まり込み係止さ
れるようになる。
天板4は、第7図に示す展開図のように、方形
状天板4の四辺に小幅の折返片25が連設された
ものであり、各折返片を下向きに屈曲して(第1
図参照)、上位筒体2の中へ嵌め込み補強材の上
端に当接するまで押し込む。
この考案の陳列台は、製造工場において、打抜
基板101と打抜基板102とを各のり代11,
16で接合しても全体が偏平体に折畳まれるので
使用前の輸送保管に嵩張らず、且つ店頭では何ら
の接着材を用いずに容易に組立てられる。
また、内部の補強材は上端両コーナに突出した
拡大部があるのでこれより狭い脚内に落ち込むよ
うなことがなく、例えば天板上に品物を展示した
ままで上位筒体を持つて移動しても何ら支障のな
い構造となつている。
〔考案の効果〕
この考案は、上述の通り構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
店頭において、移動させる際上位筒体を持つて
移動させても、従来例のように中の補強材が抜け
落ちたり、脚がずれ動いたりするようなことがな
く、また上位筒体に上から荷重を加えてもこれが
脚に落込ようなことがなく安定している等の効果
がある。
更に上位筒体の中に断面X字形の補強材の上部
が嵌まり込んで補強しているので、上位筒体のゆ
がみが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す分解斜視
図、第2図は同上の組立斜視図、第3図は組立縦
断面図、第4図及び第5図は脚と上位筒体との連
結体の展開図及び組立手順を示す説明図、第6図
は補強材の展開図、第7図は天板の展開図であ
る。また、第8図及び第9図は、従来例の分解斜
視図及び縦断面図である。 1,41……脚、2,43……上位筒体、3,
42……補強材、4,44……天板、5……拡大
部、101,102……打抜基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形脚と逆錐形上位筒体とを一体に形成し、こ
    の中に両者に渡る断面X字形の補強材を挿入し、
    上位筒体の中に補強材上端に当接する天板を嵌め
    込み、補強材上部に上位筒体の内面に当接する拡
    大部を設けてなる陳列台。
JP13156488U 1988-10-06 1988-10-06 Expired - Lifetime JPH0552Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13156488U JPH0552Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13156488U JPH0552Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252649U JPH0252649U (ja) 1990-04-16
JPH0552Y2 true JPH0552Y2 (ja) 1993-01-05

Family

ID=31387754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13156488U Expired - Lifetime JPH0552Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0552Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048655A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Welco Butsuryu Kk 什器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0252649U (ja) 1990-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0552Y2 (ja)
JPH049298Y2 (ja)
JPS6318377Y2 (ja)
JP3098516B1 (ja) 仕切り付き組立式紙箱および仕切り体
JPH0314683Y2 (ja)
JPH0314682Y2 (ja)
JPS609140Y2 (ja) 紙箱
JP2562599Y2 (ja) 梱包用ストッパ及びこれを用いた梱包箱
JPH0331731Y2 (ja)
JPS6142461Y2 (ja)
JPH0314680Y2 (ja)
JPH0415618Y2 (ja)
JPS604891Y2 (ja) 組立箱
JPH0227818Y2 (ja)
JPH0646818Y2 (ja) 収容箱
JPH0635935Y2 (ja) 詰め合わせ用紙箱
JP2507513Y2 (ja) トレ―
JPH0314681Y2 (ja)
JPS6130543Y2 (ja)
JPH0619462Y2 (ja) 紙製平パレット
JPH068014Y2 (ja) デコレーションケーキ等の紙箱
JPH0231022Y2 (ja)
JPS5816509Y2 (ja) 組立式容器
JPS5910017Y2 (ja) 紙製組立式枠体
JPH0568823U (ja) 包装箱