JP2526848Y2 - 制御装置におけるセンサーチェック回路 - Google Patents

制御装置におけるセンサーチェック回路

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JP2526848Y2
JP2526848Y2 JP1989102430U JP10243089U JP2526848Y2 JP 2526848 Y2 JP2526848 Y2 JP 2526848Y2 JP 1989102430 U JP1989102430 U JP 1989102430U JP 10243089 U JP10243089 U JP 10243089U JP 2526848 Y2 JP2526848 Y2 JP 2526848Y2
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sensor
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敏夫 柏
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、制御装置におけるセンサーチェック回路
に関するものである。
〈従来の技術〉 例えばコンバインなどのように、操作レバー等の操作
系や、シリンダの伸縮等の作動系の変化量を制御部で管
理し、各部の作業を制御している。これらの操作系や作
動系の変化量は、動作する機構に付設されたセンサー
が、変化量を電気的に検出して制御部へ入力する。制御
部はセンサーからの入力信号に基づいて各部の作業制御
を行う。
従って、センサーから入力される検出値が狂っている
と、制御部による作業制御に狂いが生じるため、センサ
ーから出力される検出値は常時チェックする必要があ
る。
ここで、従来例えば操作レバーのセンサー検出値をチ
ェックする場合には、操作レバーを所定のチェック位置
に設定し、制御部をチェックモードに切り換えて、制御
部に記憶された適正値と比較させることにより、センサ
ー検出値の適正をチェックしていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来のようなチェック方法では、変化量
のある一点における検出値のチェックしかできず、変化
量の変化に対する検出値の変化の異常や、変化量の他の
点における検出値の異常は測定することができない。
この様な異常は作業中にオペレータが気付くことが多
いが、チェック位置以外でのセンサー検出値のチェック
は、センサー取付位置へ測定器具を運んで測定しなけぱ
ならず、チェックの際には作業を一時中断する必要があ
り、作業効率が悪くなるといった問題があった。
また既述の如く、センサーは各機構の内部に付設され
ている場合もあり、センサーの取付位置によっては作業
機を一部分解して測定する必要があるなど、チェック作
業の効率が極めて悪かった。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するための本考案は、機械的
変化量を電気的な値で検出する複数のセンサー3,8と、
該各センサー3,8の検出値に基づいて各作動系の動作を
制御する制御部5とを備えた制御回路を設け、該制御部
5からの出力により各部の作動状態や異常時の運転必要
情報等を表示する表示装置15を設けた制御装置におい
て、制御部5を介して各センサー3,8の検出値を連続的
に表示装置へ表示するチェック回路を構成し、上記制御
部5には、前記制御回路とチェック回路のいずれかの回
路への切り換えを行う切換スイッチ16と、前記表示装置
15に複数のセンサー3,8の検出値のいずれかを選択表示
する手段とを設けたことを特徴としている。
〈作用〉 センサー3,8は機械的変化量を電気的に検出し、その
検出値を電気信号として制御部5へ入力する。制御部5
はセンサーからの信号に基づいて各部の動作を制御す
る。表示装置15は制御部5からの出力によって、例えば
エンジンや扱ぎ胴の回転数などの各部の作動状態や、故
障した場合等異常時の運転必要情報等を表示する。
制御部5は上記通常制御時における作用の他、切換ス
イッチ16の切り換えによって、センサー3,8からの検出
値を直接表示装置15に表示する作用も有し、機械的変化
量の変化に伴うセンサー3,8の検出値の変化も連続的に
表示装置15に表示される。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例について図面に基づき詳説す
る。第1図はコンバインの操作部1を示す斜視図であ
る。運転席の前方に配置された操作パネルには操向操作
レバー6が立設され、各部の作動状態を表示するモニタ
ー21や方向自動メインスイッチ19,扱深さ自動メインス
イッチ20が配置されている。操作パネルの側方には無段
変速レバー2や前処理昇降レバー7が前後揺動自在に立
設されている。
無段変速レバー2はコンバインの走行速度を調節する
変速レバーで、傾ける向きが、前方で前進、後方で後進
し、傾斜角度に比例して速度が速くなる。第2図に示す
ように、無段変速レバー2の下端部にはボス状の回動支
点2aが設けられ、その近傍には、ニュートラル位置から
の無段変速レバー2の傾斜方向を検出するロータリース
イッチ4と、揺動角度に応じた電気信号を出力するセン
サー3が取り付けられている。本実施例の装置ではセン
サー3は無段変速レバー2の揺動角度に対応した電圧を
出力し、該電圧値が検出値として後述する制御部5に送
られる。
第3図は制御部5に接続されるセンサーやスイッチ類
及び制御部5によって操作されるソレノイドバルブ等の
接続関係を示すものである。
本実施例の装置における制御部5はマイクロコンピュ
ータユニットからなっている。制御部5の入力側には前
処理昇降レバー7に取り付けられた感知スイッチ7U,7
D、操向操作レバー6に取り付けられた操作方向感知ス
イッチ6R,6L、ロータリースイッチ4、無段変速レバー
2の揺動角を検出する前記センサー3、無段変速プーリ
24に設けられた無段変速シリンダの伸縮量を検出するセ
ンサー8、後述する切換スイッチ16,チェックスイッチ1
7,18が接続されており、出力側には操向操作用ソレノイ
ドバルブ9a,9b、前後進切換用ソレノイドバルブ10a、無
段変速シリンダ操作用ソレノイドバルブ14a,14b、表示
装置15などコンバインの各部に設けられた作業走行部の
被制御系が接続されている。これらのソレノイドバルブ
は油圧によって各部のシリンダを操作する際、シリンダ
への油による加圧を調節するもので、油圧をソレノイド
バルブによって電気的に制御することにより、各部の動
作が制御部5によって制御される。
制御部5は既述の通り主にマイクロコンピュータユニ
ットにより成っており、通常の作業状態における制御で
は、扱深さセンサーからの入力信号によって扱深さを制
御したり、方向自動センサーからの入力信号によって操
向制御をする。そして、表示装置15のモニター21には、
通常制御時ではエンジンや扱ぎ胴の回転数や時刻、或は
異常時等における運転必要情報を表示する。
また無段変速レバー2のセンサー3からの入力信号と
無段変速シリンダのセンサー8からの入力信号を比較し
て、ソレノイドバルブ14a,14bを操作し、無段変速レバ
ー2の揺動角に応じた速度になるよう無段変速プーリ24
を制御する。
さらに、制御部5にはセンサー3及びセンサー8から
の電気信号を数値化するチェック機能も設定されてお
り、切換スイッチ16を切り換えることによって、該チェ
ック機能に切り換わる。制御部5によって数値化された
センサー3及びセンサー8の検出値は、第6図の如く、
表示装置15のモニター21に表示される。
ここで、切換スイッチ16,チェックスイッチ17,18は、
第4図に示すようにスイッチボックス22に一体として配
設され、第1図に示す如く、操作パネルの下方に配置さ
れている。
以上のように構成された制御装置において、センサー
3,8の検出値のチェックを行う場合には、第3図及び第
4図に示す切換スイッチ16を切り換える。以下第5図に
基づいて制御部5の作動を説明する。切換スイッチ16が
OFFの場合には既述の通常制御が行なわれる。切換スイ
ッチ16がONするとチェックプログラムとなり、チェック
スイッチ17がONされていれば、センサー3の検出値が第
6図に示すように、モニター21に表示される。ここで、
本実施例のセンサーは電圧値で変化量を検出するため、
センサーから出力される電圧値がモニター21に表示され
ることとなる。
チェックスイッチ17がOFF状態である場合にはチェッ
クスイッチ18のONによってセンサー8の検出値がモニタ
ー21に表示される。オペレータは各表示値と無段変速レ
バー2や走行速度とを比較して、モニター21に表示され
た値が適正なものであるかどうか判断する。
また、センサー検出値をモニター21に表示した状態
で、無段変速レバー2を揺動させれば、揺動角の変化に
応じてモニター21に示されたセンサー検出値が変化する
ため、一連の走行操作に対するセンサーの応答状態も容
易にチェックすることができる。
さらに、この様な構成とすることによって、作業中に
切換スイッチ16やチェックスイッチ17,18をONするだけ
で、容易にセンサー3,8のチェックをすることが可能と
なる。
また、他の実施例として切換スイッチ16のみを設け、
切換スイッチ16をONした後のチェックスイッチ17,18
は、操作パネル上にも設けられた方向自動メインスイッ
チ19と扱深さ自動メインスイッチ20で兼用することも可
能である。この例によれば、新たにチェックスイッチを
設ける必要がない点で部材点数の削減やコストの低減を
図ることができる。
第7図は、センサーの検出値をチェックする他の方式
を示すものである。チェックスイッチ17,18の代わり
に、テスター接続端子3′,8′が設けられている。セン
サー3,8のチェックを行う場合には、切換スイッチ16をO
Nしてチェックするセンサーの接続端子にテスターの接
続すれば、センサーの出力電圧を測ることができる。テ
スター接続端子3′,8′は第1図に示すようにセンサー
3,8に対して並列に接続されている。この方式では、既
存のコンバインに対しても取り付けが可能であるといっ
た利点がある。
〈考案の効果〉 以上の如く構成されるこの考案の装置によれば、切換
スイッチの切換えにより通常の作動系の制御時の機械駆
動部各部の作動状態や異常表示等の表示と、センサー自
体をチェックするための検出値との両方を選択表示する
ことができるほか、センサーの検出値を連続的にチェッ
クすることができるため、変化量の全範囲におけるセン
サーの検出値をチェックでき、センサーの検出値と機械
変化量の応答をより正確にすることが可能となる。
さらに複数のセンサーの個々の検出値を選択して表示
することができるため、連係して作動する複数のセンサ
ーのいずれの検出値に問題があるかを特定して確認でき
る利点がある。これらにより、従来よりも正確な制御動
作を得ることができる。
また、チェック回路が予め別個に構成されているた
め、センサーチェックのために機体の一部を分解したり
することなく、スイッチの切り換えによって容易にチェ
ックすることができる。
さらに、制御部をチェックの際の測定装置として共用
しているため、部品点数も少なく作業中でも容易にセン
サーのチェックが可能となり、チェック及び調整による
作業の中断を最小限にして、常時正確な制御動作を維持
させることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの操作部を示す斜視図、第2図は無
段変速レバーの支持部に設けられたセンサー取付構造を
示す分解斜視図、第3図は制御装置の回路図、第4図は
スイッチボックスの全体斜視図、第5図はチェック回路
の作動手順を示すフローチャート、第6図は表示部での
表示状態を示す表示部の平面図、第7図はスイッチボッ
クスの他の実施例を示すものである。 3:センサー、5:制御部 8:センサー、15:表示装置 16:切換スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械的変化量を電気的な値で検出する複数
    のセンサー(3),(8)と、該各センサー(3),
    (8)の検出値に基づいて各作動系の動作を制御する制
    御部(5)とを備えた制御回路を設け、該制御部(5)
    からの出力により各部の作動状態や異常時の運転必要情
    報等を表示する表示装置(15)を設けた制御装置におい
    て、制御部(5)を介して各センサー(3),(8)の
    検出値を連続的に表示装置へ表示するチェック回路を構
    成し、上記制御部(5)には、前記制御回路とチェック
    回路のいずれかの回路への切り換えを行う切換スイッチ
    (16)と、前記表示装置(15)に複数のセンサー
    (3),(8)の検出値のいずれかを選択表示する手段
    とを設けてなる制御装置におけるセンサーチェック回
    路。
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