JP2526007Y2 - 磁気チップ及び磁気チップ処理装置 - Google Patents

磁気チップ及び磁気チップ処理装置

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JP2526007Y2
JP2526007Y2 JP2799490U JP2799490U JP2526007Y2 JP 2526007 Y2 JP2526007 Y2 JP 2526007Y2 JP 2799490 U JP2799490 U JP 2799490U JP 2799490 U JP2799490 U JP 2799490U JP 2526007 Y2 JP2526007 Y2 JP 2526007Y2
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信博 小寺
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グローリー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的; (産業上の利用分野) この考案は、磁気カードと同様の機能を有し、自重で
下降して搬送される構造の磁気チップ及びその処理装置
に関する。
(従来の技術) 従来より磁気カードは広く利用されており、磁気カー
ドは薄い平板状の紙又は合成樹脂等の表面上に磁気記録
帯を一部又は全面に設けた構造となっており、磁気カー
ドを受け入れてそのデータを処理する磁気カード処理装
置は、磁気カードの搬送路を内部に設けてその駆動を制
御するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の磁気カード処理装置は、装置内に磁気カードを
搬送するための複雑な搬送系を有しており、その搬送系
の制御が複雑であると共に、大型化してしまうといった
欠点がある。又、磁気カードは強度が弱いため折れ曲っ
たりし、磁気カードの管理上に問題があると共に、磁気
カード処理装置の搬送系もこの点を考慮した機構にしな
ければならないといった欠点があった。
この考案は、上述のような事情より成されたものであ
り、この考案の目的は、磁気カードに代わる利用し易い
簡便な媒体(磁気チップ)及びその処理装置を提供する
ことにある。
(考案の構成) この考案は磁気チップに関するものであり、この考案
の上記目的は、自重で下降する質量の材質で成る平板状
のベースと、前記ベースに搬送規制のために設けられた
規制部と、前記ベースに層設された磁気記録帯及び同期
信号帯とを設けることによって達成される。又、この考
案の磁気チップ処理装置は、情報を記録する磁気記録帯
及び同期をとるための同期信号帯を有し、自重で搬送路
を下降する磁気チップの下降通路に設けられ、前記同期
信号帯の同期信号を読取るための第1の同期信号読取手
段と、前記第1の同期信号読取手段によって読取られた
同期信号と同期して前記磁気記録帯の情報を読取るため
の磁気情報読取手段と、情報を受入れる情報受入手段
と、前記磁気情報読取手段によって読取られた情報及び
前記情報受入手段によって受入れた情報に基づいて演算
を行ない新たな必要情報を生成する情報生成手段と、前
記第1の同期信号読取手段よりも下方の前記下降通路に
設けられ、前記同期信号帯の同期信号を読取るための第
2の同期信号読取手段と、前記第2の同期信号読取手段
によって読取られた同期信号に同期して前記必要情報を
前記磁気記録帯に磁気情報として書込む書込手段とを設
けることによって達成される。
(作用) この考案では、磁気カードと同様の磁気情報処理が可
能で折れ曲がり難い磁気媒体(磁気チップ)が自重で下
降するような質量を有し、磁気チップを処理装置の上側
より投入することによって搬送系が無くても自重で落下
することによって、磁気情報の読取や書込を行ない得る
ようにしている。このため、カードのように折れ曲った
りする破損の事故もなく、処理装置も搬送系を必要とし
ない為に構造が簡単であり、小型化及び価格の軽減化を
図ることができる。
(実施例) 第1図(A)はこの考案の磁気チップの表面を示し、
同図(B)はその裏面を示している。また、第2図は第
1図(A)のX−Xの断面構造を示している。磁気チッ
プ10は小判もしくは大判状の形状をしており、両サイド
には磁気チップ10の自重による搬送を規制するための直
線状にカットされた規制面11A,11Bが設けられており、
ベース14の表面及び裏面には、それぞれ読取及び書込の
タイミングを取るための同期信号帯13A,13Bが規制面11
A,11Bに沿って設けられ、更に磁気情報を書込んだり読
取るための磁気記録帯12A,12Bが規制面11A,11Bに沿って
設けられている。磁気チップ10は自重で下降する質量の
材質で成るベース14で成っており、そのベース14の表裏
両面に磁気記録帯12A,同期信号帯13A及び磁気記録帯12
B,同期信号帯13Bが層設され、その上側にそれぞれ保護
層15A,15Bが層設されており、この保護層15A,15Bの上側
には更に必要な情報(例えば投入方向,会社名)を印字
して利用者の便宜を図るようにしている。
第3図(A)はこの考案の磁気チップ処理装置100の
正面を示しており、同図(B)はその断面側面構造を示
している。又、第4図は磁気チップ処理装置100の平面
構成を示している。このように,磁気チップ処理装置10
0の表面パネルには、処理され投出された磁気チップを
手で取出すための磁気チップ取出し口101が設けられて
おり、装置の上面には磁気チップ10を投入するための磁
気チップ投入口102が設けられており、磁気チップ投入
口102から下方に向かって搬送路103が垂設されており、
搬送路103を通過した磁気チップ10は磁気チップ取出し
口101に落下して貯溜されるようになっている。
一方、搬送路103の両側には、磁気記録帯12A又は12B
の情報を読取る為の情報読取手段(読取ヘッド)110が
設けられると共に、同期信号帯13A又は13Bの同期信号を
読取るための同期信号読取手段(読取ヘッド)117が設
けられており、その対向面にはフリーローラ113が設け
られている。そして、その下方には搬送される磁気チッ
プ10の落下を阻止するために搬送路103に進退可能な部
材で成る通過阻止手段116が設けられており、更にその
下方に、磁気記録帯12B又は12Aに情報を書込むための情
報書込手段(書込ヘッド)111が設けられると共に、同
期信号帯13B又は13Aの同期信号を読取る為の同期信号読
取手段(読取ヘッド)118が設けられており、その対向
面にはフリーローラ114が設けられている。更にその下
方には、反対側の磁気記録帯12A又は12Bに情報を書込む
ための情報書込手段(書込ヘッド)112及び同期信号帯1
3A又は13Bの同期信号を読取るための同期信号読取手段
(読取ヘッド)119が、フリーローラ115と対向した状態
で設けられている。フリーローラ113〜115は情報の読取
や書込を安定に行なうと共に、磁気チップ10の下降を円
滑にするための役割を持っている。又、磁気チップ処理
装置100の背面には、レジスタと接続して又は単体で使
用する場合の切換スイッチ104が設けられている。な
お、第3図(B)では情報読取手段110と同期信号読取
手段117及び情報書込手段111,112と同期信号読取手段11
8,119とは多少ずらして設けられているが、平行に設け
ても良い。
第4図は磁気チップ処理装置100の上面を示している
が、磁気チップ10のトータルポイントを表示するための
表示部120が設けられ、加算ポイントを表示するための
表示部121が設けられており、オペレータもしくは顧客
がこれら表示を見てポイントを確認できるようになって
いる。又、加算ポイントをクリアするためのクリアボタ
ン122が設けられ、加算ポイント数を手動で入力するた
めの加算ポイント入力手段(ボタン)123が設けられて
いる。
第5図は、磁気チップ処理装置100の内部構成をキャ
ッシュレジスタ200と連結した場合の構成で示してお
り、キャッシュレジスタ200から入力された販売価格に
従って加算ポイントを算出するための加算ポイント算出
手段130が設けられ、情報読取手段110で読取られた磁気
チップ10のポイントと、加算ポイント算出手段130で算
出されたポイント又は加算ポイント入力手段123から手
動入力されたポイントとを加算する加算手段131が設け
られている。加算ポイント算出手段130によるポイント
を加算するか、又は加算ポイント入力手段123による入
力ポイントを加算するかを、切換スイッチ104で切換え
るようにしている。
このような構成において、その動作を第6図のフロー
チャートを参照して説明する。この場合、通過阻止手段
116は無くても良い。
先ず、切換スイッチ104が加算ポイント入力手段123側
又はキャッシュレジスタ200側になっているか否かを判
定し(ステップS1)、加算ポイント入力手段123側に切
換えられている場合には、加算ポイント入力手段123で
加算ポイントを手動で入力する(ステップS2)。又、切
換スイッチ104がキャッシュレジスタ200側となっている
場合はキャッシュレジスタ200から販売価格を入力し、
この販売価格に従って加算ポイント算出手段130が加算
ポイントを算出する(ステップS4)。このようにして計
算されもしくは入力された加算ポイントは第7図の
(C),(D)の如く示され、そのポイントは表示部12
1に表示され(ステップS5)、その後に磁気チップ投入
口102から磁気チップ10を投入する(ステップS6)。
そして、情報読取手段110は同期信号読取手段117の読
取の同期に従って(第7図(A)参照)、磁気記録帯12
A又は12Bに記録されている情報を第7図(B)の如く読
取る(ステップS7)。この場合、磁気チップ10の投入方
向(上下)が正しければその表裏に関係なく、磁気記録
帯12A又は12Bの情報を読取ることができる。磁気記録帯
12A及び12Bには同一の情報が記録されているので、磁気
チップ10は表裏いずれの関係で投入されても良い。この
後、投入方向が正しいか(ステップS10)、更に認証がO
Kか否かを判断し(ステップS11)、投入方向が正しくな
い場合又は認証がOKでない場合はエラーを表示し、トー
タルポイント表示120に“EEEE"を表示する(ステップS1
5)。又、投入方向が正しくて認証もOKの場合には、読
取ったポイント数を表示部120に表示し(ステップS1
2)、読取ったポイント数に加算ポイントを加算手段131
で加算し(ステップS13)、加算された加算後のポイン
ト数を情報書込手段111及び112を介して磁気記録帯12A
及び12Bに第7図(E)のように書込む(ステップS1
4)。この書込も、同期信号読取手段118及び119の読取
った同期信号に従って行なう。磁気記録帯12A及び12Bに
記録された磁気チップ10は更に下降し、磁気チップ投出
口101に落下して投出される(ステップS16)。
次に、磁気チップ10をプリペイド方式で使用する場合
の構成を第8図に示して説明する。すなわち、磁気チッ
プ処理装置100にはキャッシュレジスタ200が接続可能で
あり、自動販売機210が接続される構成となっており、
表示手段120,121で表示された表示は自動販売機210の表
示部211にも表示されるようになっている。又、通過阻
止手段116が作動されるようになっており、減算手段132
が設けられている。
このような構成において、その動作を第9図のフロー
チャートを参照して説明する。この場合、通過阻止手段
116が作動され、搬送路103に阻止部材が進出した初期状
態となっている。先ず磁気チップ10を磁気チップ投入口
102に投入すると(ステップS20)、投入方向が正しいか
否かが判断され(ステップS21)、更に認証がOKか否か
が判断される(ステップS22)。投入方向が正しくない
か又は認証がOKでない場合はエラー表示となり(ステッ
プS23)、通過阻止手段116を解除する(ステップS2
4)。これにより、投入された磁気チップ10は下降して
磁気チップ取出し口101に投出される(ステップS25)。
一方、投入方向が正しくかつ認証がOKの場合には、投
入口102から通過阻止手段116まで下降する間に情報読取
手段110が読取った磁気チップ10の金額を自動販売機210
の表示部211に表示し(ステップS25)、その範囲内で自
動販売機210の商品選択ボタンを操作する(ステップS2
6)。この状態では、投入された磁気チップ10は通過阻
止手段116の位置に停止している。そして、金額内の商
品か否かを判定し(ステップS27)、金額内の商品であ
れば商品の投出を行ない(ステップS30)、販売商品金
額の減算処理を減算手段132で行ない(ステップS31)、
残額を表示部211に表示する(ステップS32)。この後に
通過阻止手段116を解除し(ステップS33)、その下降途
中で計算された残額を磁気チップ10に書込む(ステップ
S34)。残額を記録された磁気チップ10は磁気チップ投
出口101に投出される(ステップS35)。
上述の実施例では、磁気チップを小判状の形状として
両サイドに規制部を直線状に設けているが、規制部には
凹凸や曲線部があっても良く、片側にのみ規制部を設け
るようにしても良い。要は、投入された磁気チップが常
に一定状態で下降する様になっていれば良い。又、ベー
スの両側に磁気記録帯及び同期信号帯を設けているが、
片側にのみ設けて磁気チップ投入の面を規制するように
しても良い。さらに又、上記実施例では同期信号読取手
段として磁気ヘッドを用いているが、同期信号帯を光学
的に構成して光学センサで同期をとるようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)はこの考案の磁気チップの表面図、同図
(B)はその裏面図、第2図は第1図(A)のX−Xの
断面構造図、第3図(A)はこの考案の磁気チップ処理
装置の正面図、同図(B)はその断面側面図、第4図は
磁気チップ処理装置の平面図、第5図は磁気チップ処理
装置の内部構成を示すブロック図、第6図はその動作例
を示すフローチャート、第7図はその動作を説明するた
めの図、第8図は磁気チップ処理装置を磁気チップのプ
リペイド方式で使用する場合の構成例を示すブロック
図、第9図はその動作例を示すフローチャートである。 10……磁気チップ、12A,12B……磁気記録帯、13A,13B…
…同期信号帯、14……ベース、15A,15B……保護層、100
……磁気チップ処理装置、110……情報読取手段、111,1
12……情報書込手段、117,118……同期信号読取手段、1
20,121……表示手段、130……加算ポイント算出手段、1
31……加算手段、132……減算手段。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自重で下降する質量の材質で成る平板状の
    ベースと、前記ベースに搬送規制のために設けられた規
    制部と、前記ベースに層設された磁気記録帯及び同期信
    号帯とで成ることを特徴とする磁気チップ。
  2. 【請求項2】情報を記録する磁気記録帯及び同期をとる
    ための同期信号帯を有し、自重で搬送路を下降する磁気
    チップの下降通路に設けられ、前記同期信号帯の同期信
    号を読取るための第1の同期信号読取手段と、前記第1
    の同期信号読取手段によって読取られた同期信号と同期
    して前記磁気記録帯の情報を読取るための磁気情報読取
    手段と、情報を受入れる情報受入手段と、前記磁気情報
    読取手段によって読取られた情報及び前記情報受入手段
    によって受入れた情報に基づいて演算を行ない新たな必
    要情報を生成する情報生成手段と、前記第1の同期信号
    読取手段よりも下方の前記下降通路に設けられ、前記同
    期信号帯の同期信号を読取るための第2の同期信号読取
    手段と、前記第2の同期信号読取手段によって読取られ
    た同期信号に同期して、前記必要情報を前記磁気記録帯
    に磁気情報として書込む書込手段とを具備したことを特
    徴とする磁気チップ処理装置。
JP2799490U 1990-03-19 1990-03-19 磁気チップ及び磁気チップ処理装置 Expired - Lifetime JP2526007Y2 (ja)

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