JPS62288970A - カ−ドの精算システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばテレホンカード型の磁気カーｌに予め
支払った料金を情報として記憶さセ、使用の毎に減算し
ていき、支払料金の範囲内で交通機関、ゲーム機、電話
、自動販売機の利用を許可できるカードの精算システム
に関し、特に料金精算時にカードの読み取りをした際に
読み取り不良が検出されたときには、当該カード」−に
目視可能な障害表示を行い当該カードの再使用を不能に
したカードの精算システムに関する。

〔従来の技術〕

例えばテレホンカード型の磁気カードを乗物の回数券カ
ードとして採用し、この回数券カードを使用して搭乗運
賃を精算する精算システムは、搭乗時に、精算装置に回
数券カードの磁気ストライプの記録内容を読み込ませ、
所定の運賃を減額して磁気ストライプの記録内容の書換
をするとともに、当該回数券カードにパンチ穴を開けて
利用回数を目視可能としたものが一般的である。

このような精算システムによれば、−８、回数券カード
を購入すると、回数券カードの残額がなくなるまで搭乗
可能であり、搭乗の都度現金を用意するなどの面倒がな
くなるという利点がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記回数券カードは記録情報が磁気ストライ
プに磁気的に記録されているため、事故によりあるいは
不正利用の目的で記録情報の消失があった場合に、これ
を使用すると次のような問題が発生する。すなわち、記
録情報が消失した回数券カードを精算装置に読み込ませ
て運賃精算しようとすると、回数券カードの磁気ストラ
イプに記録された情報を読み取れず、精算ができないこ
とになる。このような場合には回数券カードの磁気情報
が読み取り不能であって精算できないから営業所等にて
チェックを受けるように、例えば乗物の運転士が乗客に
対して注意をするものの、実質的には搭乗させてしまう
ことになる。このような事態を利用して回数券カードの
磁気ストライプの記録情報を故意に消去して何度も乗物
に搭乗するということを行うことが可能であった。

本発明は上述した問題点に鑑み、予め情報を記憶させた
カードの読み取り不良時に、当該カード上に目視可能な
障害表示を行うことにより、当該カードの再度使用を防
止してなるカードの精算システムを提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決した本発明に係るカードの精算システ
ムは、一定の金額等の情報が記録されているカードの情
報を読み取ることのできる情報処理機と、前記情報処理
機に前記カードを挿入する挿入口及び前記回数券カード
を排出する放出口とを設けてなり、−前記カードを挿入
口より挿入してその記録された情報を読み取り、その読
み取った情報を処理すると共に、読み取ったカードの情
報を書き換えてから放出口より排出するようにしたカー
ドの精算システムにおいて、前記カードには障害表示領
域を設け、かつ前記情報処理機はカートの読み取り不良
が発生したときに、前記領域に目視可能な障害表示をな
すと共に、障害表示のあるカードが挿入されたときには
これを検知して再使用をできない処理を行うカードの精
算システムを特徴とするものである。

〔作用〕

カードを情報処理機に挿入して記録情報を読み込ませ、
カードの読み取り不良が生じたときにはカードの所定領
域に目視可能な表示をする。また、障害表示のされたカ
ードが情報処理機に挿入されてくると、これを検出して
再使用ができないようにした。これにより料金精算の精
度が向上する。

〔実施例〕

以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

本実施例では、バスに乗車を許可できる回数券カードを
その具体的な例として説明する。

第１図は本発明の実施例を路線バスに適用した例を一部
を切り欠いて示す斜視図であり、バス１はその後部側面
に降車口２を、運転席近くの側面に乗車口３をそれぞれ
設けた形式のものである。

この乗車口３には情報処理機としての運賃精算機４を設
けてあり、乗客が乗車する際には運賃精算機４に磁気ス
トライプを設けたテレホンカード型の回数券カードを挿
通して前記磁気カードの磁気ストライプに記録された情
報を読み取らせることにより運賃の精算をし、所定の運
賃を減額して再度磁気ストライプに書き込むと共に、所
定の使用回数位置にパンチ穴を開けて再度上記回数券カ
ードを乗客に交付するようにしたものである。

第２図は本発明の実施例の運賃精算機４を示す斜視図で
あり、運賃精算機４は、前記磁気ストライプ５を有する
回数券カード６が挿入される挿入ロアを設け、その上方
に各種の表示をする表示装置８と、運賃を投入する運賃
投入口９と釣銭用運賃投入口１０とを設け、かつ運賃投
入口９．１ｏの下方に釣銭等の受は皿１１を設けてあり
、上面には回数券カード６を放出する排出口１２が開口
しである。

ここで乗客が乗車する際には前記回数券カードＧを挿入
ロアに挿入すると、運賃精算機４により回数券カード６
の磁気ストライプ５に記録された情報が読み取られると
共に、使用回数を示す穴を読み取り、これらの情報から
運賃の精算がなされ、所定の額が減額されると共に、使
用回数のパンチ穴が開けられる。一方、乗客は現金払い
のときは、運賃投入口９又は１０に運賃を投入すること
により運賃の精算を行うことができる。尚、回数券カー
ド６により精算が完了すると、回数券カード６は排出口
１２より放出されるので回数券カード６を再び受は取る
ことができる。

この回数券カード６は薄いプラスチック、紙などにより
形成された柔軟性のあるもので、その表面には第３図に
示すように利用回数マーク１３、トラブルマークエリア
（障害表示領域）１４、及びその他の必要な事項（販売
した金額、社名等）が印刷されており、かつその裏面に
は第４図（Ａ）に示すように磁気記録媒体としての磁気
ストライプ５が設けてあり、この回数券カード６の磁気
ストライプ５には発売時に第４図（Ｂ）に示すフォーマ
ットのように、ｒｓＴＸＪ、［会社コードＪ５ａ、、ｒ
券金額コードＪ５ｂ、「券種コードＪ５ｃを磁気的に記
録するようになっている。ここで、ｒｓＴＸＪは読み取
り対し方向を示し、「会社コードＪ５ａは発券した会社
名をコードで、「券金額コード」５ｂは発券時には表面
に印刷した金額に相当する金額がコードで、「券種コー
ドＪ５ｃは大人用であるか子供用であるかの区別がコー
ドでそれぞれ示している。ｒ　Ｓ　Ｕ　Ｍ　Ｊは全デー
タ量のサムヂエソク値を、「ＥＴＸ」は読俄りの終了を
示している。

次に、第５図は前記運賃精算機４内の回数券カード６を
移送する搬送機構、読取り装置及び書込み装置を示すも
のである。挿入ロアに対応した位置には一対の送りロー
ラー４０．４１が平行に軸支してあり、この送りローラ
ー４１に接近して磁気ストライプ５の情報を読み取る磁
気ヘッド４２（後述の磁気ストライプ読取り装置３２に
接続されている）及び光学読取り検出部（投光器４３Ａ
と、検出器４３Ｂとからなる）４３が設けである。この
磁気へソド４２に接近して一対のガイド用のローラー４
４．４５が軸支してあり、ローラー４４に接近してその
下部接線がローラー４４と水平になるように大径のピン
チローラ−４６が軸支してあり、このピンチローラ−４
６は図示しないモータによって駆動される。そして、こ
のピンチローラ−４６の上方には、ローラー４７．４８
があり、これらのローラ４７．４８の接線がピンチロー
ラ−４６の接線と垂直になるように軸支しである。さら
に、ピンチローラ−４６とローラー４７の間には押さえ
ローラー４９が軸支しである。そして、ローラー４４．
４９、ピンチローラ−４６の外周には無端状となったベ
ルト５０が巻回してあり、このベルト５０の外周には押
さえローラー４７が押し当ててあってベルト５０を常に
弛ませないでいる。また、前記ローラー４５と同一水平
位置には間隔を置いてローラー５１が軸支してあり、こ
のローラー５１の上方には間隔を置いて垂直にローラー
４８．５２を配置して軸支されている。このローラー４
５．５１．５２の外周には無端状のベルト５３が巻回し
てあり、ベルト５３の外周左半分は前記ベルト５０の外
周右半分に接触させである。なお、前記ローラー４７．
４８の間は排出口１２の下方に位置させである。前記ロ
ーラー４７．４８の間の垂直方向には対になったガイド
ローラー５４．５５と、５６．５７とが間隔を置いて軸
支してあり、ガイドローラー４８と５５の間にトラブル
マーク（障害表示）用のパンチ機構５８が設けである。

また、ガイドローラー５４．５６の間には、磁気書込み
用の磁気ヘッド５９、利用回数マーク用のパンチ機構６
０が設けである。

また、第５図及び第６図に示すように、ガイドローラー
５６の一ヒ方で排出口１２の下方に位置して立体形状を
した当て板６５が固定してあり、この当て扱６５の反対
の位置にはＬ字形をしたレバー６６がその下部にある軸
６７により揺動自在に保持されている。このレバー６６
は当て板６５に対してその先端が接離自在であり、バネ
６８によって常時当て板６５に対して押圧する方向に付
勢されている 第７図は本発明の実施例の信号系全体を示すブロック図
であり、上記では回示しなかったが、ハス１の運転席の
近くにはバスの停留所に応してアナウンスする装置が設
けられており、運転士が停留所の手前に来ると押しボタ
ン１７を押圧することにより、駆動回路１８が作動し、
予めアナウンス内容及び必要な情報が記録されたカセッ
ト磁気テープ１９が駆動される。このカセｙ　ｌ・ｉｌ
’ｉ　気テープ１９ニ記録されているアナウンス内容は
再生ヘッド２０で再生され、この再生信号を増幅器２１
で増幅してバス１の車内に設けたスピーカー２２を通し
てアナウンス内容がアナウンスされる。同時に、再生ヘ
ッド２３により、必要な情報を再生して信号判別回路２
４に供給し、この情報を基に駆動回路１８を停止させ、
かつ前記信号判別回路２４からの前記情報信号を信号分
析回路２５に与えて停留所に関する情報を前記情報から
分析させるようになっている。前記信号分析回路２５か
らの出力信号は精算処理制御回路３１に与えられるよう
になっている。精算処理制御回路３１は、精算処理のほ
か、後述する各種制御装置や制御回路の動作制御をする
ものである。また、精算処理制御回路３１は挿入ロアよ
り挿入された回数券カード６の磁気ストライプ５に記録
された情報を磁気ヘッド４２を介して読み取る磁気スト
ライプ読取り装置３２と、回数券カード６にトラブルマ
ークがないか等を光学読取り検出部４３を介して読み取
る光学読取り装置３４からの情報を取り込み、これらの
情報を基に残額の有無、磁気読取り不良、トラブルマー
クの有無を検出して以後の処理を決定すると共に、減額
可能時にはその金額分を減額するために減額指示を書込
み制御回路２８にを与え、かつ減額分を運賃データ記憶
回路３３に与え、残額零時には表示装置８にその旨を表
示し、トラブルマーク検出時には同様に表示装Ｗ８にそ
の旨を表示し、読取り不良の時にはその旨表示すると共
にパンチ制御回路３５を介してパンチ機構５８を駆動し
て回数券カード６の所定位置（トラブルマークエリア１
４）にトラブルマーク穴をあけるように動作制御する。

書込み制御回路２８は、データ書込み装置２９、磁気ヘ
ッド５９を介して回数券カード６の磁気ストライプ５の
［金額コードＪ５ｂ部分の記録情報を書き換えると共に
、パンチ制御回路３０を介してパンチ機構６０を駆動す
ることにより利用回数マーク１３部分に必要なパンチ穴
をあけるように動作制御する。尚、３６は正常、異常及
び異常の内容を運転士に報知する報知装置である。

次に、本実施例の動作を説明する。

停留所に到着する前に運転士により押しボタン１７が押
されている（ステップ５１００、Ｓ　１０１）。すると
、駆動回路１８が作動してカセット磁気テープ１９が再
生される（ステップＳ　１０２）。これにより、再生ヘ
ッド２０で再生された信号が増幅器２１で増幅されてス
ピーカー２２に与えられ、停留所の名称、案内等がアナ
ウンスされる（ステップｓ　１０３）。同時に、カセッ
ト磁気テープ１９から再生ヘッド２３により必要な情報
が再生されて信号判別回路２４に与えられ、この信号判
別回路２４で信号判別がなされて信号分析回路２５に供
給される。信号分析回路２５では、現在どの停留所であ
るかを信号分析してその出力を精算制御回路３１に供給
する（ステップ５ＩＯ４）。しかして、信号判別回路２
４はアナウンスが終了した旨の信号を判別すると駆動回
路１８を停止する（ステップｓ　１０５）。

次に、それぞれの停留所に近づくと、運転士により乗降
客の有無が確認され（ステップＳ　１０６）、乗降客が
無いときにはステップ５１００に移るが、乗降客が有る
ときにはステップ５１０７に移り、運転子により停留所
でバス１を停止する。そして、乗降客の判断が運転士に
よりなされる（ステップ３１０Ｂ）。ステップ８１０８
で乗車客のみと判断されたときは、乗車口３のドアーが
開かれ（ステップｓ　１０９）、降車客のみなら降車口
２のドアーが開かれ（ステップ５ｉｌｏ）、双方のとき
は降車口２、乗車口３がいずれも開かれる。

乗車客が乗車口３から乗車すると、定期券・現金か回数
券カード６かの判断がなされる（ステップＳ　１１１）
。これは、回数券カード６が挿入ロアに挿入されたか否
かで判定ができる。定期券・現金の場合は、ステップ５
１１２に移り、現金等の処理がなされて、処理を終了し
ステップ８１２８に移る。

乗客は回数券カード６Ｃを運賃精算機４の挿入ロアに挿
入すると、送りローラー４０．４１に挟持されて取り込
まれ、磁気ヘッド４２に磁気ストライプ５が接触して磁
気ストライプ読取り装置ｆ　３２によって情報が読み取
られる（ステップ５１１３）。前記読取り装置３２で読
み取られた情報は、精算処理制御回路３１に取り込まれ
て、減額が可能か否か判定される（ステップＳ　１１４
）。

〈回数券カード読取り正常の時〉 ステップ５１１４で減額可と判断されると、この後、ピ
ンチローラ−４６が第５図中矢印の方向に回転し、巻廻
しであるベルト５０を従動させ、同時に接触させである
ベルト５３も従動させる。このため、回数券カード６Ｃ
は両ベルト５０．５３に挟持されながら移送され、運賃
精算機４の上方に向けてその移送方向を転換しながら送
られ、ローラー４７．４８間より排出口１２方向に押し
上げられる。次いで、ガイドローラー５４．５５を通過
すると共に、この間にステップ５１１５に移り、−乗車
運賃分及び必要な情報を運賃データ記憶回路に記憶させ
ると共に、書込み回路２８に減額指令を出す。書込み回
路２８はデータ書込み装置ｆｆ１２９、磁気ヘッド５９
を作動させ、ガイドローラー５４．５５により送られる
。回数券カード６の磁気ストライプ５の「金額コードＪ
Ｓｂ部における記録上方を減額する書換えを行い（ステ
ップ５１１６）、かつパンチ制御回路３０を作動制御し
てパンチ機構６０を駆動することにより利用回数マーク
をつける（ステップＳ　１１７）。次いで、ガイドロー
ラー５６．５７で排出口１２に向けて押し上げられた回
数券カード６Ｄはレバー６６を揺動させ、当て板６５と
レバー６６の先端の間を滑りながら排出口１２にその上
半分程度を露出させる。しかし、バネ６８の弾力によっ
てレバー６６の先端は当て仮６５方向に付勢されており
、回数券カード６Ｄの下部は当て板６５とレバー６６の
先端の間の挟持力によって保持され、第６図に示すよう
に排出口１２に回数券カード６Ｄを起立させた状態で保
持されることになる（ステップ３１１Ｂ）。そこで、乗
客はこの起立して運賃精算機４の上面に起立した回数券
カード６Ｄを指で摘み取り、排出口１２より引き出して
回数券カード６Ｄを回収して降車することになる（ステ
ップＳ　１２７）。以後の動作も上記搬送機構は同様に
動作するものとする。

〈回数券カード読取り不良時〉 ステップ５１１４で回数券カード６の磁気ストライプ５
の記録内容を読み取れなかったと判定されると、トラブ
ルマークエリア１４を光学読取り検出部４３・光学読取
り装置３４を介して読取り（ステップ５１１９）、これ
を精算処理制御回路３１に与えてトラブルカードがある
か否かを判定する（ステップＳ］２０）。トラブルマー
クが無い場合に、同様に、光学読取り装置３４からの情
報を基に利用回数マークを読取り（ステップＳ　１２１
）、これが全部使用済でないことを精算処理制御回路３
１で確認すると（ステップＳ　１２２）、パンチ制御回
路３５を作動制御してパンチ機構５８を駆動することに
より、第９図に示すように、回数券カード６のトラブル
マークエリア１４にトラブルマークとしてのパンチ穴７
０をあける（ステップＳ　１２３）。次いで、表示装置
８及び報知袋ｆｆ３６に読取り不良の旨を表示して報知
される（ステップ５１２４）、　Ｌかして、ステップ８
１１８に移る。このとき、必要なら「営業所に行って再
発行するように」とアナウンスする。

これにより、乗客は乗車が可能となり、後日営業所等で
回数券カード６を再発行させる。

〈トラブルカードの時〉 回数券カード６を挿入ロアより挿入して磁気ストライプ
５の読取りが不可であり（ステップ５ｌ１１〜Ｓ　１１
４）、かつトラブルマークがあるときはくステップ８１
１９〜Ｓ　１２０）、精算処理制御回路３１によって過
去にトラブル（読取り不良等）があったものと判断され
る。これにより精算処理制御回路３１からは表示袋Ｍ８
にこの回数券カード６では乗車できない旨の表示情報が
送られると共に、報知装置３６にはトラブルカードであ
る旨が報知される（ステップＳ　１２５）。しかる後に
、回数券カード６は放出口１２より放出・返却され（ス
テップ３１１Ｂ）、現金を支払う以外に、乗車できなく
なる。尚、必要なら表示情報と同様なアナウンスをする
。

〈利用回数の全てを使い切った時〉 回数券カード６を挿入ロアより挿入して磁気ストライプ
５の読取りが不可であり（ステップ８１１１〜Ｓ　１１
４）、かつトラブルマークがない（ステップ８１１９〜
Ｓ　１２１）と精算処理制御回路３１で判断されたとき
は、光学読取り装置３４からの情報を基に利用回数マー
クを読取り（ステップＳ　１１９）、その利用マークが
全部使用済であるかを精算処理制御回路３１、により判
定し、使用済であるときはステップ８１２６に移る。ス
テップ８１２６では、全利用回数を使い切ったのでこの
回数券カードでは乗車できない旨を表示装置８を介して
表示すると共に、報知装置３６にその旨を報知し、ステ
ップ８１１８に移り回数券カード６を排出口１２より放
出する（ステップ３１１８）。この場合、現金を支払う
以外には、乗車が不可となる。尚、必要なら、表示袋Ｎ
８に表示されると同様の内容をアナウンスする。ステッ
プ８１１８の次は回数券カード６が乗客に受は取られた
か否かが判断され（ステップ５１２７）、受は取られれ
ばステップ５１１１に移り再び運賃精算をする。その停
留所での乗客の全てが乗車終了したかを運転士により判
断されて（ステップ３１２Ｂ）、終了ならば乗車口３の
ドアーを閉しくステップ５１２９）、次いで全停留所を
通過したかが判断され（ステップ５１３０）、終了なら
フロー終了となり、これ以外ではステップ５１００に戻
る。

一方、降車の場合は、ステップ５１１０からステップ５
１３５に移り、このステップ５１３５で全乗客が終了し
たならば、降車口２のドアーを閉じ（ステップＳ　１３
６）、全停留所の処理が終了したかを判定しくステップ
ｓ　１３７）、終了してないときはステップ５１００に
戻り、終了しているときはフローを停止する。

」二記実施例では路線バスに適用した例で説明したが、
路線バスに限らず、鉄道、モルレール、船等にも応用で
きることはいうまでもない。また、交通機関に限定され
ず、情報を記憶したカードで料金を精算できるものであ
れば、電話器、自動販売機などに応用できるのは当然で
ある。

また、本実施例では、第９図に示すように、トラブルマ
ークエリア１４にトラブルマークとしてパンチ穴７０を
あけたが、これに限らず目視できるようにトラブルマー
クが付けられるものならどのような手段であってもよい
。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、カードの磁気読取り
不良が発生した際に目視可能な障害表示をしたので、読
取り不良となったカードの再使用が防止でき、かつ料金
精算の精度を向上できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第°１図は本発明の実施例を適用した路線バスの例を一
部切り欠いて示す斜視図、第２図は本発明の実施例のう
ちの運賃精算機を示す斜視図、第３図は回数券カードの
表側を示す説明図で、第４図は回数券カードの裏側を示
す説明図、第５図は運賃精算機の内部を示す断面図、第
６図は排出口付近の拡大図、第７図は本発明の実施例の
信号系全体を示すブロック図、第８図は同作用を説明す
るために示すフローチャート、第９図はトラブルマーク
が付けられた回数券カード例を示す図である。 １・・・バス、４・・・運賃精算機、５・・・磁気スト
ライブ、６・・・回数券カード、７・・・挿入口、１２
・・・排出口、１３・・・利用回数マーク、１４・・・
トラブルマークエリア、３１・・・精算処理制御回路、
４２．５９・・・磁気ヘッド、４３・・・光学読取り樟
出部、５８．６ｏ・・・パンチ機構、６５・・・当て板
、６６・・・レバー、６８・・・バネ。 第２図 Ｐ 第３図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定の金額等の情報が記録されているカードの情報を読
   み取ることのできる情報処理機と、前記情報処理機に前
   記カードを挿入する挿入口及び前記カードを排出する放
   出口とを設けてなり、前記カードを挿入口より挿入して
   その記録された情報を読み取り、その読み取った情報を
   処理すると共に、読み取ったカードの情報を書き換えて
   から放出口より排出するようにしたカードの精算システ
   ムにおいて、前記カードには障害表示領域を設け、かつ
   前記情報処理機はカードの読み取り不良が発生したとき
   に、前記領域に目視可能な障害表示をなすと共に、障害
   表示のあるカードが挿入されたときにはこれを検知して
   再使用をできない処理を行うカードの精算システム。