JPH0636092A - 券類処理装置、自動精算装置 - Google Patents

券類処理装置、自動精算装置

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JPH0636092A
JPH0636092A JP19255992A JP19255992A JPH0636092A JP H0636092 A JPH0636092 A JP H0636092A JP 19255992 A JP19255992 A JP 19255992A JP 19255992 A JP19255992 A JP 19255992A JP H0636092 A JPH0636092 A JP H0636092A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者が、カ−ド状の券類を複数枚使用して
精算操作等を行う場合、自動精算装置等との券類の授受
に要する時間を短縮し、サ−ビス性の向上を図る。 【構成】 自動精算装置10の開口18から券類処理手
段21に達する搬送路22a上に、搬送路22aと券類
1枚分の厚さの間隙を有し、開口18側にはフリ−に回
動出来るものの、券類処理手段21側への回動を阻止さ
れるレバー24を設け、更に券類処理手段21より排出
された券類17をゲ−ト手前にて集積する集積部27を
設けた構成とする。これにより、複数枚の券類17を一
括して排出する事により、券類授受に要する時間を短縮
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動精算機や自動券売機
等において、カ−ド状の券類を取扱う際の操作性向上を
図る券類処理装置及び自動精算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通機関の駅業務の省力化を行う
定期券印刷発行装置、自動券売装置、自動精算装置等に
あっては、各種装置の処理を、所定の情報が磁気的に記
録される乗車券や定期券及び、プリペイドカ−ド等の金
額券を介して実行することにより、駅員等の業務の軽
減、ひいてはより一層の省力化を計っている。
【0003】そしてこれ等各種省力化装置にあっては、
従来、乗車券や定期券及び金額券等券類を複数枚投入す
る場合及び、装置から複数枚排出する場合は、いずれも
順次1枚ずつ投入し更に、1枚ずつ排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】駅業務において券類を
取扱う各種省力化装置にあっては、券類が複数枚ある場
合であっても、その授受を順次1枚ずつ行っていた。
【0005】このため開口部における券類の授受操作に
時間が掛かり、利用客に対するサ−ビス性が低下される
と共に、混雑時には利用客の流れが滞ったり混乱を生じ
てしまうという問題があった。また、利用客が急いでい
る場合には、2枚目以降の券を取り忘れてしまう等の問
題もあった。
【0006】そこで本発明は上記問題を除去するもの
で、省力化装置において複数枚の券類を授受する際の操
作時間を短縮出来、利用客を待たせることなく又、混雑
を防止することにより、利用客へのサ−ビス向上を図る
券類処理装置及び自動精算装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、所定の情報が記録された券類の投入ある
いは排出を行う開口手段と、この開口手段より投入され
た前記券類を所定方向に搬送する搬送手段と、この搬送
手段の搬送路上に設けられ前記券類に記録される情報に
応じて少なくとも前記券類に必要な処理を施す処理手段
と、前記処理手段から前記開口手段に達する前記搬送路
上に設けられ前記処理手段から搬送される前記券類を前
記規制手段手前にて複数枚集積する集積手段と、前記搬
送路上の前記開口手段及び前記処理手段の間に設けられ
前記開口手段より投入された前記券類を順次1枚ずつ分
離して前記処理手段側に取込む一方、前記処理手段から
排出され前記集積手段により集積された前記複数枚の券
類を前記開口手段側に一括して排出する規制手段とを設
けるものである。
【0008】又本発明は、上記課題を解決する為に、利
用者情報が記録された定期券及び残高情報が記録された
金額券の投入あるいは排出を行う開口手段と、この開口
手段より投入された前記定期券及び前記金額券を所定方
向に搬送する搬送手段と、この搬送手段の搬送路上に設
けられ前記定期券の前記利用者情報及び前記金額券の前
記残高情報に応じて少なくとも前記定期券及び/あるい
は前記金額券に必要な精算処理を施す処理手段と、前記
搬送路上の前記開口手段及び前記処理手段の間に設けら
れ先端が前記搬送手段の搬送路と前記定期券あるいは前
記金額券1枚分の間隙を有するように設置されると共
に、前記処理手段方向への回動を阻止される一方、前記
開口手段方向への回動が可能とされ、前記開口手段より
投入された前記定期券及び前記金額券を1枚ずつ分離し
て前記処理手段に取込む一方、前記処理手段から排出さ
れた前記定期券及び前記金額券を前記開口手段側に一括
して複数枚排出可能とする規制手段と、前記処理手段か
ら前記規制手段に達する前記搬送路上に設けられ前記処
理手段から搬送される前記定期券及び前記金額券を停止
手段に当接させつつ複数枚重合する集積手段とを設ける
ものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の様に構成され、カ−ド状の券類
が複数枚ある場合に、省力化装置から複数枚の券類を一
括排出する事により、利用客へのカ−ド返却に要する時
間を短縮出来、更には混雑の解消を図れ、サ−ビス性向
上を実現出来る。
【0010】
【実施例】以下本発明を図1乃至図5に示す一実施例を
参照して説明する。
【0011】図1は、券類処理装置であり、交通機関の
駅業務において使用される自動精算装置10の外観を概
略的に示すものである。この自動精算装置10は、硬貨
や紙幣等を扱う貨幣処理機構10aと、普通乗車券(図
示せず)、定期乗車券17a、及び金額券であるプリペ
−ドカ−ド17b等の券類17を扱う券類処理機構10
bとを有している。
【0012】そしてこの自動精算装置10の前面には利
用客に対し不足金額等の案内表示や操作指示等を行う表
示部11及び使用路線あるいは乗継経路等の入力プリペ
イドカードの新規発行の指示を行う各種操作キ−12a
を有する操作部12からなる接客部13が設けられてい
る。又操作部12の下方には、硬貨投入口14、紙幣投
入口16及び、普通乗車券(図示せず)や定期乗車券1
7a及び金額券であるプリペ−ドカ−ド17b等の券類
17の授受を行う為、投入口と排出口とを兼用する開口
手段である開口18が設けられている。
【0013】尚、各券類17は、夫々表面に必要事項や
写真画像が印刷表示される一方、裏面にコ−ティングさ
れる磁気膜上には、普通乗車券であれば、発券駅、発行
日、料金等が、又定期乗車券17aであれば乗車区間、
有効期限、性別、年齢、等が、更にプリペ−ドカ−ド1
7bであれば残高が2進法のコ−ドに変換され磁気的に
記録されている。
【0014】次に自動精算装置10内の、券類17を取
扱う券類処理機構10b側の構成について詳細に説明す
る。
【0015】図2に示すように、自動精算装置10の券
類処理機構10b側には、開口18から投入された券類
17をゲ−ト手段20を介し券類処理手段21に搬送
し、再度開口18に戻す搬送手段22が設けられてい
る。
【0016】ここで搬送手段22の搬送路22a上の開
口18に隣接する位置に設けられるゲ−ト手段20は、
開口18から投入された券類17を券類処理手段21側
に受け入れ、あるいは、券類処理手段21から搬送され
た券類17を開口18側に排出するものである。このた
めゲ−ト手段20は、図4及び図5に示すように、開口
18近傍に配設され券類の投入を検知する取込みセンサ
23、搬送路22aと券類1枚分の厚さの間隙を有し、
矢印s方向へは回動されるものの、ストッパピン24a
により矢印t方向への回動が阻止される規制手段である
レバー24を有している。
【0017】更にレバー24の前後には、上ロ−ラ25
a、26aが、常時は第1及び第2のスプリング25
b、26bにより下ロ−ラ25c、26c側に付勢され
る一方、通過する券類17の枚数に応じて押し上げられ
る、上下一対の第1及び第2のピンチロ−ラ25、26
が正逆両方向に回転可能に設けられている。
【0018】但しこの第1及び第2のピンチロ−ラ2
5、26は、正転時、即ち開口18から投入された券類
17の取込み時には、下ロ−ラ25c、26cのみが駆
動し、上ロ−ラ25a、26aはニュ−トラル状態に保
持される一方、逆転時、即ち開口18側への排出時に
は、上下両ロ−ラ25a、25c、26a、26c共に
駆動し券類17を挾持排出する様になっている。又、第
2のピンチロ−ラ26と、券類処理手段21との間には
券類17の搬送及び集積を行う集積部27が設けられて
いる。
【0019】この集積部27は、第1及び第2のプ−リ
28a、28bに掛け渡される正逆両方向に回転可能な
上下一対の搬送ベルト28を有し、更に第1及び第2の
プ−リ28a、28bの間には券類17の集積時に券類
17を一旦停止させるよう、駆動手段30aにより搬送
路22aに突出可能に上下動される停止手段であるスト
ッパ30及び、上ロ−ラ31aが、常時は第3のスプリ
ング31bにより下ロ−ラ31c側に付勢される一方、
集積される券類17の枚数に応じて押し上げられる上下
一対の正逆両方向に回転可能な第3のピンチロ−ラ31
が設けられている。
【0020】又32は券類17の先端及び後端を検知す
る判別センサであり、検知結果は、後述する制御装置7
0の演算部70aに入力され、券類17の長さが判別さ
れると共に、券類の通過枚数がカウントされる。
【0021】次に券類処理手段21は、搬送路22aに
そって、順次残高の目安をパンチするパンチ装置36、
券類17に記録される情報を読取ったり、あるいは、新
たに金額を書き変えたりする第1の読取り/書込み磁気
ヘッド37及び第2の読取り/書込み磁気ヘッド38が
設けられている。
【0022】一方第1の振り分けゲ−ト40により搬送
路22aから振り分けられる分岐搬送路41に沿って
は、プリペ−ドカ−ドの残金を印刷する第1及び第2の
サ−マル印字ヘッド42、43が設けられている。
【0023】又、44は券類17を券類保留部46側に
導く第2の振り分けゲ−トであり、47、48は、搬送
路22aより券類17を第1乃至第3の券類保留部46
a〜46cのいずれかに導く第3、第4の振り分けゲ−
トである。尚パンチ装置36から第3の券類保留部46
cに達する搬送路22a及び分岐搬送路41上の各搬送
ロ−ラ49はいずれも正逆回転可能とされている。
【0024】更に50は、普通乗車券(図示せず)を切
符回収容器51に導く第5の振り分けゲ−トである。
【0025】一方、52、53は新規のプリペ−ドカ−
ド発行のために未使用のカ−ド54を収納する第1及び
第2のカ−ドホッパであり、夫々の底面には下端部52
a、53aより第1及び第2の供給路56、57側にカ
−ド54を取出す第1及び第2の取出しロ−ラ52b、
53bが設けられている。
【0026】尚58は、定期乗車券の期限が切れている
場合、プリペ−ドカ−ドの残高がゼロとなった場合、新
規のプリペ−ドカ−ド54の発行時に書込みミスあるい
は印刷ミス等を生じた場合等に夫々そのカ−ドを回収す
るカ−ド回収容器であり、60はパンチ装置36にて生
じたパンチ屑を入れるチップ回収容器である。
【0027】一方、貨幣処理機構10a側には、図示し
ない硬貨あるいは紙幣の搬送路に沿って、硬貨あるいは
紙幣の真偽を判定するセンサ62や、種類により金額を
判別する判定器63が設けられている。
【0028】そして自動精算装置10にあっては、第1
及び第2の読取り/書込み磁気ヘッド37、38により
読取った普通乗車券あるいは定期乗車券17aの記録情
報より精算金額を算出し、次いで、プリペ−ドカ−ド1
7bの残金や、硬貨投入口14、あるいは紙幣投入口1
6より投入され貨幣処理機構10aのセンサ62により
真偽判定された後判定器63により判別された投入金額
情報等より精算後の残高を算出する演算部(図示せず)
を有すると共に、自動精算装置10全体の制御を行う制
御装置70が設けられている。
【0029】次に図3は自動精算装置10の制御系のブ
ロック図を示し、自動精算装置10の制御装置70に
は、入力インタフェ−ス71を介し各種操作キ−12
a、取込みセンサ23、判別センサ32、貨幣処理機構
10aのセンサ62及び判定器63が接続されている。
【0030】更に、制御装置70には、入出力インタフ
ェ−ス72を介し第1及び第2の磁気コントロ−ラ73
a、73b、第1及び第2のアンプ73c、73dによ
り制御される第1及び第2の読取り/書込み磁気ヘッド
37、38、が接続されている。
【0031】一方、自動精算装置10駆動のために、制
御装置70には、出力インタフェ−ス74を介し、メカ
コントロ−ラ76、メカドライバ76aにより制御され
るピンチロ−ラ25、26、31、プ−リ28a、28
b、駆動手段30a、振り分けゲ−ト等各種券類17搬
送手段22や、各種貨幣搬送手段80更には、パンチ装
置36等が接続され、第1及び第2の印刷コントロ−ラ
77a、77b、第1及び第2の印刷アンプ77c、7
7dに制御される第1及び第2のサ−マル印字ヘッド4
2、43、操作コントロ−ラ78、操作アンプ78aに
制御される表示部11等が接続されている。
【0032】次に作用について述べる。定期乗車券17
a使用時に乗越をした利用者は、自動精算装置10によ
り精算を行う為先ず、定期乗車券17aを開口18に投
入する。そして取込みセンサ23が定期乗車券17aを
検知すると第1及び第2の下ロ−ラ25c、26c、第
1及び第2のプ−リ28a、28b、等搬送路22a上
の各種券類搬送手段の駆動が開始される。
【0033】これにより定期乗車券17aは、第1の下
ロ−ラ25c及びこれに従動する上ロ−ラ25aに挾持
され、搬送路22aに沿って搬送を開始されレバー24
を通過する。但しこのレバー24はストッパピン24a
により矢印t方向への回動が規制され、しかも搬送路2
2aとの間隙は、券類1枚分が通過可能となるように規
制されているので、もし複数枚の券類17が投入される
と、図4に点線で示すように、2枚目より上の券類17
はレバー24により阻止され、最下位の券類17のみが
第1の下ロ−ラ25cにより搬送され、1枚だけ通過さ
れる事となる。尚この時、第1の上ロ−ラ25aは投入
された券類17の枚数に応じて順次実線で示す位置から
点線で示す位置に押し上げられた状態で静止されてい
る。
【0034】そしてレバー24により1枚だけ分離搬送
された定期乗車券17aは、第2のピンチロ−ラ26及
び搬送ベルト28により挾持搬送される。この時定期乗
車券17aは、判別センサ32による先端及び後端検知
により長さを判別され、適正な券類であるか否かの判定
が為され、普通乗車券、定期乗車券17a、プリペ−ド
カ−ド17b以外のものであることが判別された場合
は、券類処理装置21側に搬送される事無く直ちに、開
口18より排出される事となる。
【0035】尚この時ストッパ30は、搬送路22aの
下方に位置しており、定期乗車券17aは、ストッパ3
0に阻止されること無く券類処理手段21側に搬送され
る。次いで定期乗車券17aはパンチ装置36を経て第
1の読取り/書込み磁気ヘッド37に搬送され、この第
1の読取り/書込みヘッド37にて、磁気膜上に記録さ
れる乗車区間、有効期限、あるいは性別等の記録情報が
読取られ、第1の券類保留部46aに保留される。
【0036】そして、第1の読取り/書込みヘッド37
より制御装置70の演算部(図3参照)に記録情報が入
力されると、演算部にて精算金額が算出され、表示部1
1に表示される。但し路線経路が複数考えられる場合に
は、表示部11に路線経路の指示が必要である旨を表示
し、利用者による操作キ−12aでの路線経路の指示を
待って精算金額を算出する事となる。
【0037】これにより精算のため利用者は必要金額の
プリペ−ドカ−ド17bを1枚あるいは2枚開口18よ
り投入する。そして投入されたプリペ−ドカ−ド17b
は定期乗車券17aと同様にして搬送され第1の読取り
/書込みヘッド37にて残高を読取られ、次いで第2の
読取り/書込みヘッド38にて精算後の残高が、磁気記
録され、この後券類17の排出操作が開始される事とな
る。但し、1枚目のプリペ−ドカ−ド17bの残高が精
算金額に達しない場合は、1枚目のプリペ−ドカ−ドを
第2の券類保留部46bに保留し、2枚目のプリペ−ド
カ−ドが投入されるのを待って、、第1の読取り/書込
みヘッド37にて、2枚目のプリペ−ドカ−ド17bの
残高を読取り、次いで第2の読取り/書込みヘッド38
にて第2のプリペ−ドカ−ド17bに精算後の残高を磁
気記録する。
【0038】更に1枚あるいは2枚のプリペ−ドカ−ド
17b投入後、不足金額を貨幣で精算する場合は、硬貨
投入口14あるいは紙幣投入口16より不足金額を投入
する事となる。
【0039】そしてこの時、投入された貨幣が精算金額
より多い場合は、釣銭を戻すこと無く、利用者には、釣
銭に相当する残高のプリペ−ドカ−ドを新規に発券す
る。
【0040】即ち、第1あるいは第2のいずれかのカ−
ドホッパ52、53より第1あるいは第2の取出しロ−
ラ52b、53bにより無記入のプリペ−ドカ−ドを取
出し、第2の読取り/書込みヘッド38により残高を磁
気記録するものである。
【0041】尚、この新規のプリペ−ドカ−ドの発行
時、前もって投入されたプリペ−ドカ−ドは、第2及び
第3の券類保留部46b、46cに一旦保留しておく。
【0042】次に券類17の排出を行う事となる。
【0043】券類17排出時、操作キー12aにより新
規のプリペ−ドカ−ド17bが発券された場合は、先ず
第2の読取り/書込みヘッド38により必要情報を記録
し、第1の読取り書込みヘッド37により記録された情
報をチェックし、必要に応じ、パンチ装置36にて残高
を表す位置にパンチ穴を開け、集積部27に搬送する。
また、操作キー12aの操作により、新規のプリペイド
カード17bを複数枚発行することも可能である。
【0044】但しこの時、必要であれば、パンチ穴を開
けた後、プリペ−ドカ−ド17bを分岐回路41側に戻
し、第2のサ−マル印字ヘッド43によりその裏面に残
高を印字してから、集積部27に搬送する事となる。
【0045】一方集積部27にあっては、券類17の排
出操作開始により駆動手段30aが駆動され、ストッパ
30が、搬送路22aに突出された状態となっており、
新規プリペ−ドカ−ド17bはストッパ30に当接し停
止される。
【0046】次いで第1の券類保留部46aの搬送ロ−
ラ49を逆転し、定期乗車券17aを第2の読取り/書
込みヘッド38に搬送し、精算済みである旨を磁気記録
し、第1の読取り/書込みヘッド37で、記録内容をチ
ェックし、集積部27に搬送する。
【0047】この時定期乗車券17aは、搬送ベルト2
8の搬送力により、既に停止されているプリペ−ドカ−
ド17bの上下いずれかに搬送され、プリペ−ドカ−ド
と集積される事となる。
【0048】この後残高ゼロとなった使用済のプリペ−
ドカ−ド17bも第2及び第3の券類保留部46b、4
6cより取出され、パンチ装置36で使用済み位置にパ
ンチ穴を開けられた後集積部27に搬送され、新規プリ
ペ−ドカ−ド17b、定期乗車券17aと共に集積され
る。但し、第3のピンチロ−ラ31の上ロ−ラ31a
は、集積される券類17の厚さ(枚数)に応じてスプリ
ング31bに抗して順次押し上げられる。
【0049】そして利用者に返却するため排出すべき券
類17が全て集積部27に集積されると、ストッパ30
が搬送路22aより下方に降下され、券類17は、集積
された状態でスプリング26bに抗して上ロ−ラ26a
を図5の点線で示す位置から実線で示す位置に押し上げ
つつ第2のピンチロ−ラ26に挾持され、レバー24に
達する。このときレバー24は矢印s方向へフリ−に回
動されるので、図5に示すように券類17はレバー24
に阻止される事無く全て集積された状態でスプリング2
5bに抗して上ロ−ラ25aを点線で示す位置から実線
で示す位置に押し上げつつ第1のピンチロ−ラ25に達
し、第1及び第2のピンチロ−ラ25、26に挾持され
た状態で一括集積されて開口18に排出され、全ての精
算操作を終了する。
【0050】従って利用者は、開口18より定期乗車券
17a、使用済及び新規のプリペ−ドカ−ド17b等の
全ての券類17を一括して取出し、この後、精算済みが
記録される定期乗車券17aにより自動改札装置にて改
札を行い駅より出場する事となる。
【0051】尚、定期乗車券17aではなく、普通乗車
券の精算を行う場合は、図示しない発券装置より精算券
が発券され、カ−ド状の券類17と前後して開口18よ
り排出される事となる。
【0052】この様に構成すれば定期乗車券17a及び
プリペ−ドカ−ド17b等カ−ド状の券類17を複数枚
使用して自動精算装置10により精算を行う場合、投入
時には券類17を1枚ずつ取込むものの、返却時には、
1枚ずつではなく券類17を集積部27で集積した後一
括排出するので、1枚ずつ取込み、1枚ずつ返却する従
来の装置に比し、精算に要する時間を短縮出来、利用者
の待ち時間を短縮出来、特に混雑時その緩和が可能とな
ること、排出券の取り忘れを防止することができ、サ−
ビス性が向上される。
【0053】尚本発明は上記実施例に限られるものでは
無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であっ
て、例えばプリペ−ドカ−ドによる精算は、2枚に限定
されないし、精算後残高がゼロとなったプリペ−ドカ−
ドも、利用者に返却することなく、カ−ド回収容器に回
収してしまっても良い。この様にすれば、プリペ−ドカ
−ドの使用枚数が増えても券類保留部を増設する必要が
ない。
【0054】又、自動精算装置も、鉄道業務に限らず例
えば劇場や駐車場あるいは航空、船舶業務等の精算や改
札業務に適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数枚のカ−ド状の券類を用いて精算を行う場合、投入時
には、券類を1枚ずつ分離して取込むものの、返却時に
は、複数枚の券類を一括して排出出来、従来に比し利用
者が券類授受に要する時間を短縮出来、ひいては、混雑
緩和も可能となり、サ−ビス性向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動精算装置の外観を概略
的に示す斜視である。
【図2】本発明の一実施例の自動精算装置の内部を示す
構成図である。
【図3】本発明の一実施例の自動精算装置の制御系を示
すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例のゲ−ト機構による券類取込
み操作を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例のゲ−ト機構による券類排出
操作を示す説明図である。
【符号の説明】
10…自動精算装置 17…券類 18…開口 24…レバー 37、38…第1及び第2の読取り/書込み磁気ヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報が記録された券類の投入ある
    いは排出を行う開口手段と、この開口手段より投入され
    た前記券類を所定方向に搬送する搬送手段と、この搬送
    手段の搬送路上に設けられ前記券類に記録される情報に
    応じて少なくとも前記券類に必要な処理を施す処理手段
    と、前記処理手段から前記開口手段に達する前記搬送路
    上に設けられ前記処理手段から搬送される前記券類を前
    記規制手段手前にて複数枚集積する集積手段と、前記搬
    送路上の前記開口手段及び前記集積手段の間に設けられ
    前記開口手段より投入された前記券類を順次1枚ずつ前
    記処理手段側に取込む一方前記処理手段から排出され前
    記集積手段により集積された前記複数枚の券類を前記開
    口手段側に一括して排出する規制手段とを具備する事を
    特徴とする券類処理装置。
  2. 【請求項2】 利用者情報が記録された定期券及び残高
    情報が記録された金額券の投入あるいは排出を行う開口
    手段と、この開口手段より投入された前記定期券及び前
    記金額券を所定方向に搬送する搬送手段と、この搬送手
    段の搬送路上に設けられ前記定期券の前記利用者情報及
    び前記金額券の前記残高情報に応じて少なくとも前記定
    期券及び/あるいは前記金額券に必要な精算処理を施す
    処理手段と、前記搬送路上の前記開口手段及び前記処理
    手段の間に設けられ先端が前記搬送手段の搬送路と前記
    定期券あるいは前記金額券1枚分の間隙を有するように
    設置されると共に、前記処理手段方向への回動を阻止さ
    れる一方、前記開口手段方向への回動が可能とされ、前
    記開口手段より投入された前記定期券及び前記金額券を
    1枚ずつ前記処理手段に取込む一方、前記処理手段から
    排出された前記定期券及び前記金額券を前記開口手段側
    に一括して複数枚排出可能とする規制手段と、前記処理
    手段から前記規制手段に達する前記搬送路上に設けられ
    前記処理手段から搬送される前記定期券及び前記金額券
    を停止手段に当接させつつ複数枚集積する集積手段とを
    具備する事を特徴とする自動精算装置。
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