JP3197066B2 - 券類処理装置、自動精算装置 - Google Patents

券類処理装置、自動精算装置

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JP3197066B2
JP3197066B2 JP19255992A JP19255992A JP3197066B2 JP 3197066 B2 JP3197066 B2 JP 3197066B2 JP 19255992 A JP19255992 A JP 19255992A JP 19255992 A JP19255992 A JP 19255992A JP 3197066 B2 JP3197066 B2 JP 3197066B2
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    • GPHYSICS
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/42Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for ticket printing or like apparatus, e.g. apparatus for dispensing of printed paper tickets or payment cards

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動精算機や自動券売機
等において、カ−ド状の券類を取扱う際の操作性向上を
図る券類処理装置及び自動精算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通機関の駅業務の省力化を行う
定期券印刷発行装置、自動券売装置、自動精算装置等に
あっては、各種装置の処理を、所定の情報が磁気的に記
録される乗車券や定期券及び、プリペイドカ−ド等の金
額券を介して実行することにより、駅員等の業務の軽
減、ひいてはより一層の省力化を計っている。
【0003】そしてこれ等各種省力化装置にあっては、
従来、乗車券や定期券及び金額券等券類を複数枚投入す
る場合及び、装置から複数枚排出する場合は、いずれも
順次1枚ずつ投入し更に、1枚ずつ排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】駅業務において券類を
取扱う各種省力化装置にあっては、券類が複数枚ある場
合であっても、その授受を順次1枚ずつ行っていた。
【0005】このため開口部における券類の授受操作に
時間が掛かり、利用客に対するサ−ビス性が低下される
と共に、混雑時には利用客の流れが滞ったり混乱を生じ
てしまうという問題があった。また、利用客が急いでい
る場合には、2枚目以降の券を取り忘れてしまう等の問
題もあった。
【0006】そこで本発明は上記問題を除去するもの
で、省力化装置において複数枚の券類を授受する際の操
作時間を短縮出来、利用客を待たせることなく又、混雑
を防止することにより、利用客へのサ−ビス向上を図る
券類処理装置及び自動精算装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、所定の情報が記録された券類の投入ある
いは排出を行う開口手段と、この開口手段より投入され
た前記券類を所定方向に搬送する搬送手段と、この搬送
手段の搬送路上に設けられ前記券類に記録される情報に
応じて少なくとも前記券類に必要な処理を施す処理手段
と、前記処理手段から前記開口手段に達する前記搬送路
上に設けられ前記処理手段から搬送される前記券類を前
開口手段手前にて複数枚集積する集積手段と、前記搬
送路上の前記開口手段及び前記集積手段の間に設けられ
前記開口手段より投入された前記券類を順次1枚ずつ前
記処理手段側に取込む一方前記処理手段から排出され前
記集積手段により集積された前記複数枚の券類を前記開
口手段側に一括して排出する規制手段とを設けるもので
ある。
【0008】又本発明は、上記課題を解決するために、
利用者情報が記録された定期券及び残高情報が記録され
た金額券の投入あるいは排出を行う開口手段と、この開
口手段より投入された前記定期券及び前記金額券を所定
方向に搬送する搬送手段と、この搬送手段の搬送路上に
設けられ前記定期券の前記利用者情報及び前記金額券の
前記残高情報に応じて少なくとも前記定期券及び/ある
いは前記金額券に必要な精算処理を施す処理手段と、前
記搬送路上の前記開口手段及び前記処理手段の間に設け
られ先端が前記搬送手段の搬送路と前記定期券あるいは
前記金額券1枚分の間隙を有するように設置されると共
に、前記処理手段方向への回動を阻止される一方、前記
開口手段方向への回動が可能とされ、前記開口手段より
投入された前記定期券及び前記金額券を1枚ずつ前記処
理手段に取込む一方、前記処理手段から排出された前記
定期券及び前記金額券を前記開口手段側に一括して複数
枚排出可能とする規制手段と、前記処理手段から前記規
制手段に達する前記搬送路上に設けられ前記処理手段か
ら搬送される前記定期券及び前記金額券を停止させつつ
複数枚集積する集積手段とを設けるものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の様に構成され、カ−ド状の券類
が複数枚ある場合に、省力化装置から複数枚の券類を一
括排出する事により、利用客へのカ−ド返却に要する時
間を短縮出来、更には混雑の解消を図れ、サ−ビス性向
上を実現出来る。
【0010】
【実施例】以下本発明を図1乃至図5に示す一実施例を
参照して説明する。
【0011】図1は、券類処理装置であり、交通機関の
駅業務において使用される自動精算装置10の外観を概
略的に示すものである。この自動精算装置10は、硬貨
や紙幣等を扱う貨幣処理機構10aと、普通乗車券(図
示せず)、定期乗車券17a、及び金額券であるプリペ
−ドカ−ド17b等の券類17を扱う券類処理機構10
bとを有している。
【0012】そしてこの自動精算装置10の前面には利
用客に対し不足金額等の案内表示や操作指示等を行う表
示部11及び使用路線あるいは乗継経路等の入力プリペ
イドカードの新規発光の指示を行う各種操作キ−12a
を有する操作部12からなる接客部13が設けられてい
る。又操作部12の下方には、硬貨投入口14、紙幣投
入口16及び普通乗車券(図示せず)や定期乗車券17
a及び金額券であるプリペ−ドカ−ド17b等の券類1
7の授受を行う為、投入口と排出口とを兼用する開口手
兼排出手段である開口18が設けられている。
【0013】尚、各券類17は、夫々表面に必要事項や
写真画像が印刷表示される一方、裏面にコ−ティングさ
れる磁気膜上には、普通乗車券であれば、発券駅、発行
日、料金等が、又定期乗車券17aであれば乗車区間、
有効期限、性別、年齢、等が、更にプリペ−ドカ−ド1
7bであれば残高が2進法のコ−ドに変換され磁気的に
記録されている。
【0014】次に自動精算装置10内の、券類17を取
扱う券類処理機構10b側の構成について詳細に説明す
る。
【0015】図2に示すように、自動精算装置10の券
類処理機構10b側には、開口18から投入された券類
17を第1の搬送手段であるゲ−ト手段20を介し券類
処理手段21に搬送し、再度開口18に戻す搬送手段2
2が設けられている。
【0016】ここで搬送手段22の搬送路22a上の開
口18に隣接する位置に設けられるゲ−ト手段20は、
開口18から投入された券類17を券類処理手段21側
に受け入れ、あるいは、券類処理手段21から搬送され
た券類17を開口18側に排出するものである。このた
めゲ−ト手段20は、図4及び図5に示すように、開口
18近傍に配設され券類の投入を検知する取込みセンサ
23、搬送路22aと券類1枚分の厚さの間隙を有し、
矢印s方向へは回動されるものの、ストッパピン24a
により矢印t方向への回動が阻止される規制手段である
レバー24を有している。
【0017】更にレバー24の前後には、上ロ−ラ25
a、26aが、常時は第1及び第2のスプリング25
b、26bにより下ロ−ラ25c、26c側に付勢され
る一方、通過する券類17の枚数に応じて押し上げられ
る、搬送部である上下一対の第1及び第2のピンチロ−
ラ25、26が正逆両方向に回転可能に設けられてい
る。
【0018】但しこの第1及び第2のピンチロ−ラ2
5、26は、正転時、即ち開口18から投入された券類
17の取込み時には、下ロ−ラ25c、26cのみが駆
動し、上ロ−ラ25a、26aはニュ−トラル状態に保
持される一方、逆転時、即ち開口18側への排出時に
は、上下両ロ−ラ25a、25c、26a、26c共に
駆動し券類17を挾持排出する様になっている。又、第
2のピンチロ−ラ26と、券類処理手段21との間には
券類17の搬送及び集積を行う集積部27が設けられて
いる。
【0019】この集積部27は、第1及び第2のプ−リ
28a、28bに掛け渡される正逆両方向に回転可能
あり第2の搬送手段及び排出手段を構成する上下一対の
搬送ベルト28を有し、更に第1及び第2のプ−リ28
a、28bの間には券類17の集積時に券類17を一旦
停止させるよう、駆動手段30aにより搬送路22aに
突出可能に上下動される停止手段であるストッパ30及
び、上ロ−ラ31aが、常時は第3のスプリング31b
により下ロ−ラ31c側に付勢される一方、集積される
券類17の枚数に応じて押し上げられる上下一対の正逆
両方向に回転可能であり第2の搬送手段及び排出手段を
構成する第3のピンチロ−ラ31が設けられている。
【0020】又32は券類17の先端及び後端を検知す
る判別センサであり、検知結果は、後述する制御装置7
0の演算部70aに入力され、券類17の長さが判別さ
れると共に、券類の通過枚数がカウントされる。
【0021】次に券類処理手段21は、搬送路22aに
そって、順次残高の目安をパンチするパンチ装置36、
券類17に記録される乗車情報等の情報を読取ったり、
あるいは、新たに金額を書き変えたりする第1の読取り
/書込み磁気ヘッド37及び第2の読取り/書込み磁気
ヘッド38が設けられている。
【0022】一方第1の振り分けゲ−ト40により搬送
路22aから振り分けられる分岐搬送路41に沿って
は、プリペ−ドカ−ドの残金を印刷する第1及び第2の
サ−マル印字ヘッド42、43が設けられている。
【0023】又、44は券類17を券類保留部46側に
導く第2の振り分けゲ−トであり、47、48は、搬送
路22aより券類17を第1乃至第3の券類保留部46
a〜46cのいずれかに導く第3、第4の振り分けゲ−
トである。尚パンチ装置36から第3の券類保留部46
cに達する搬送路22a及び分岐搬送路41上の各搬送
ロ−ラ49はいずれも正逆回転可能とされている。
【0024】更に50は、普通乗車券(図示せず)を切
符回収容器51に導く第5の振り分けゲ−トである。
【0025】一方、52、53は新規のプリペ−ドカ−
ド発行のために未使用のカ−ド54を収納する第1及び
第2のカ−ドホッパであり、夫々の底面には下端部52
a、53aより第1及び第2の供給路56、57側にカ
−ド54を取出す第1及び第2の取出しロ−ラ52b、
53bが設けられている。
【0026】尚58は、定期乗車券の期限が切れている
場合、プリペ−ドカ−ドの残高がゼロとなった場合、新
規のプリペ−ドカ−ド54の発行時に書込みミスあるい
は印刷ミス等を生じた場合等に夫々そのカ−ドを回収す
るカ−ド回収容器であり、60はパンチ装置36にて生
じたパンチ屑を入れるチップ回収容器である。
【0027】一方、貨幣処理機構10a側には、図示し
ない硬貨あるいは紙幣の搬送路に沿って、硬貨あるいは
紙幣の真偽を判定するセンサ62や、種類により金額を
判別する判定器63が設けられている。
【0028】そして自動精算装置10にあっては、第1
及び第2の読取り/書込み磁気ヘッド37、38により
読取った普通乗車券あるいは定期乗車券17aの記録情
報より精算金額を算出し、次いで、プリペ−ドカ−ド1
7bの残金や、硬貨投入口14、あるいは紙幣投入口1
6より投入され貨幣処理機構10aのセンサ62により
真偽判定された後判定器63により判別された投入金額
情報等より精算後の残高を算出する演算部(図示せず)
を有すると共に、自動精算装置10全体の制御を行う制
御装置70が設けられている。
【0029】次に図3は自動精算装置10の制御系のブ
ロック図を示し、自動精算装置10の制御装置70に
は、入力インタフェ−ス71を介し各種操作キ−12
a、取込みセンサ23、判別センサ32、貨幣処理機構
10aのセンサ62及び判定器63が接続されている。
【0030】更に、制御装置70には、入出力インタフ
ェ−ス72を介し第1及び第2の磁気コントロ−ラ73
a、73b、第1及び第2のアンプ73c、73dによ
り制御される第1及び第2の読取り/書込み磁気ヘッド
37、38、が接続されている。
【0031】一方、自動精算装置10駆動のために、制
御装置70には、出力インタフェ−ス74を介し、メカ
コントロ−ラ76、メカドライバ76aにより制御され
るピンチロ−ラ25、26、31、プ−リ28a、28
b、駆動手段30a、振り分けゲ−ト等各種券類17搬
送手段22や、各種貨幣搬送手段80更には、パンチ装
置36等が接続され、第1及び第2の印刷コントロ−ラ
77a、77b、第1及び第2の印刷アンプ77c、7
7dに制御される第1及び第2のサ−マル印字ヘッド4
2、43、操作コントロ−ラ78、操作アンプ78aに
制御される表示部11等が接続されている。
【0032】次に作用について述べる。定期乗車券17
a使用時に乗越をした利用者は、自動精算装置10によ
り精算を行う為先ず、定期乗車券17aを開口18に投
入する。そして取込みセンサ23が定期乗車券17aを
検知すると第1及び第2の下ロ−ラ25c、26c、第
1及び第2のプ−リ28a、28b、等搬送路22a上
の各種券類搬送手段の駆動が開始される。
【0033】これにより定期乗車券17aは、第1の下
ロ−ラ25c及びこれに従動する上ロ−ラ25aに挾持
され、搬送路22aに沿って搬送を開始されレバー24
を通過する。但しこのレバー24はストッパピン24a
により矢印t方向への回動が規制され、しかも搬送路2
2aとの間隙は、券類1枚分が通過可能となるように規
制されているので、もし複数枚の券類17が投入される
と、図4に点線で示すように、2枚目より上の券類17
はレバー24により阻止され、最下位の券類17のみが
第1の下ロ−ラ25cにより搬送され、1枚だけ通過さ
れる事となる。尚この時、第1の上ロ−ラ25aは投入
された券類17の枚数に応じて順次実線で示す位置から
点線で示す位置に押し上げられた状態で静止されてい
る。
【0034】そしてレバー24により1枚だけ分離搬送
された定期乗車券17aは、第2のピンチロ−ラ26及
び搬送ベルト28により挾持搬送される。この時定期乗
車券17aは、判別センサ32による先端及び後端検知
により長さを判別され、適正な券類であるか否かの判定
が為され、普通乗車券、定期乗車券17a、プリペ−ド
カ−ド17b以外のものであることが判別された場合
は、券類処理装置21側に搬送される事無く直ちに、開
口18より排出される事となる。
【0035】尚この時ストッパ30は、搬送路22aの
下方に位置しており、定期乗車券17aは、ストッパ3
0に阻止されること無く券類処理手段21側に搬送され
る。次いで定期乗車券17aはパンチ装置36を経て第
1の読取り/書込み磁気ヘッド37に搬送され、この第
1の読取り/書込みヘッド37にて、磁気膜上に記録さ
れる乗車区間、有効期限、あるいは性別等の記録情報が
読取られ、第1の券類保留部46aに保留される。
【0036】そして、第1の読取り/書込みヘッド37
より制御装置70の演算部(図3参照)に記録情報が入
力されると、演算部にて精算金額が算出され、表示部1
1に表示される。但し路線経路が複数考えられる場合に
は、表示部11に路線経路の指示が必要である旨を表示
し、利用者による操作キ−12aでの路線経路の指示を
待って精算金額を算出する事となる。
【0037】これにより精算のため利用者は必要金額の
プリペ−ドカ−ド17bを1枚あるいは2枚開口18よ
り投入する。そして投入されたプリペ−ドカ−ド17b
は定期乗車券17aと同様にして搬送され第1の読取り
/書込みヘッド37にて残高を読取られ、次いで第2の
読取り/書込みヘッド38にて精算後の残高が、磁気記
録され、この後券類17の排出操作が開始される事とな
る。但し、1枚目のプリペ−ドカ−ド17bの残高が精
算金額に達しない場合は、1枚目のプリペ−ドカ−ドを
第2の券類保留部46bに保留し、2枚目のプリペ−ド
カ−ドが投入されるのを待って、、第1の読取り/書込
みヘッド37にて、2枚目のプリペ−ドカ−ド17bの
残高を読取り、次いで第2の読取り/書込みヘッド38
にて第2のプリペ−ドカ−ド17bに精算後の残高を磁
気記録する。
【0038】更に1枚あるいは2枚のプリペ−ドカ−ド
17b投入後、不足金額を貨幣で精算する場合は、硬貨
投入口14あるいは紙幣投入口16より不足金額を投入
する事となる。
【0039】そしてこの時、投入された貨幣が精算金額
より多い場合は、釣銭を戻すこと無く、利用者には、釣
銭に相当する残高のプリペ−ドカ−ドを新規に発券す
る。
【0040】即ち、第1あるいは第2のいずれかのカ−
ドホッパ52、53より第1あるいは第2の取出しロ−
ラ52b、53bにより無記入のプリペ−ドカ−ドを取
出し、第2の読取り/書込みヘッド38により残高を磁
気記録するものである。
【0041】尚、この新規のプリペ−ドカ−ドの発行
時、前もって投入されたプリペ−ドカ−ドは、第2及び
第3の券類保留部46b、46cに一旦保留しておく。
【0042】次に券類17の排出を行う事となる。
【0043】券類17排出時、操作キー12aにより新
規のプリペ−ドカ−ド17bが発券された場合は、先ず
第2の読取り/書込みヘッド38により必要情報を記録
し、第1の読取り書込みヘッド37により記録された情
報をチェックし、必要に応じ、パンチ装置36にて残高
を表す位置にパンチ穴を開け、集積部27に搬送する。
また、操作キー12aの操作により、新規のプリペイド
カード17bを複数枚発行することも可能である。
【0044】但しこの時、必要であれば、パンチ穴を開
けた後、プリペ−ドカ−ド17bを分岐回路41側に戻
し、第2のサ−マル印字ヘッド43によりその裏面に残
高を印字してから、集積部27に搬送する事となる。
【0045】一方集積部27にあっては、券類17の排
出操作開始により駆動手段30aが駆動され、ストッパ
30が、搬送路22aに突出された状態となっており、
新規プリペ−ドカ−ド17bはストッパ30に当接し停
止される。
【0046】次いで第1の券類保留部46aの搬送ロ−
ラ49を逆転し、定期乗車券17aを第2の読取り/書
込みヘッド38に搬送し、精算済みである旨を磁気記録
し、第1の読取り/書込みヘッド37で、記録内容をチ
ェックし、集積部27に搬送する。
【0047】この時定期乗車券17aは、搬送ベルト2
8の搬送力により、既に停止されているプリペ−ドカ−
ド17bの上下いずれかに搬送され、プリペ−ドカ−ド
と集積される事となる。
【0048】この後残高ゼロとなった使用済のプリペ−
ドカ−ド17bも第2及び第3の券類保留部46b、4
6cより取出され、パンチ装置36で使用済み位置にパ
ンチ穴を開けられた後集積部27に搬送され、新規プリ
ペ−ドカ−ド17b、定期乗車券17aと共に集積され
る。但し、第3のピンチロ−ラ31の上ロ−ラ31a
は、集積される券類17の厚さ(枚数)に応じてスプリ
ング31bに抗して順次押し上げられる。
【0049】そして利用者に返却するため排出すべき券
類17が全て集積部27に集積されると、ストッパ30
が搬送路22aより下方に降下され、券類17は、集積
された状態でスプリング26bに抗して上ロ−ラ26a
を図5の点線で示す位置から実線で示す位置に押し上げ
つつ第2のピンチロ−ラ26に挾持され、レバー24に
達する。このときレバー24は矢印s方向へフリ−に回
動されるので、図5に示すように券類17はレバー24
に阻止される事無く全て集積された状態でスプリング2
5bに抗して上ロ−ラ25aを点線で示す位置から実線
で示す位置に押し上げつつ第1のピンチロ−ラ25に達
し、第1及び第2のピンチロ−ラ25、26に挾持され
た状態で一括集積されて開口18に排出され、全ての精
算操作を終了する。
【0050】従って利用者は、開口18より定期乗車券
17a、使用済及び新規のプリペ−ドカ−ド17b等の
全ての券類17を一括して取出し、この後、精算済みが
記録される定期乗車券17aにより自動改札装置にて改
札を行い駅より出場する事となる。
【0051】尚、定期乗車券17aではなく、普通乗車
券の精算を行う場合は、図示しない発券装置より精算券
が発券され、カ−ド状の券類17と前後して開口18よ
り排出される事となる。
【0052】この様に構成すれば定期乗車券17a及び
プリペ−ドカ−ド17b等カ−ド状の券類17を複数枚
使用して自動精算装置10により精算を行う場合、投入
時には券類17を1枚ずつ取込むものの、返却時には、
1枚ずつではなく券類17を集積部27で集積した後一
括排出するので、1枚ずつ取込み、1枚ずつ返却する従
来の装置に比し、精算に要する時間を短縮出来、利用者
の待ち時間を短縮出来、特に混雑時その緩和が可能とな
ること、排出券の取り忘れを防止することができ、サ−
ビス性が向上される。
【0053】尚本発明は上記実施例に限られるものでは
無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であっ
て、例えばプリペ−ドカ−ドによる精算は、2枚に限定
されないし、精算後残高がゼロとなったプリペ−ドカ−
ドも、利用者に返却することなく、カ−ド回収容器に回
収してしまっても良い。この様にすれば、プリペ−ドカ
−ドの使用枚数が増えても券類保留部を増設する必要が
ない。
【0054】又、自動精算装置も、鉄道業務に限らず例
えば劇場や駐車場あるいは航空、船舶業務等の精算や改
札業務に適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数枚のカ−ド状の券類を用いて精算を行う場合、投入時
には、券類を1枚ずつ分離して取込むものの、返却時に
は、複数枚の券類を一括して排出出来、従来に比し利用
者が券類授受に要する時間を短縮出来、ひいては、混雑
緩和も可能となり、サ−ビス性向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動精算装置の外観を概略
的に示す斜視である。
【図2】本発明の一実施例の自動精算装置の内部を示す
構成図である。
【図3】本発明の一実施例の自動精算装置の制御系を示
すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例のゲ−ト機構による券類取込
み操作を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例のゲ−ト機構による券類排出
操作を示す説明図である。
【符号の説明】
10…自動精算装置 17…券類 18…開口 24…レバー 37、38…第1及び第2の読取り/書込み磁気ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報が記録された券類の投入ある
    いは排出を行う開口手段と、この開口手段より投入され
    た前記券類を所定方向に搬送する搬送手段と、この搬送
    手段の搬送路上に設けられ前記券類に記録される情報に
    応じて少なくとも前記券類に必要な処理を施す処理手段
    と、前記処理手段から前記開口手段に達する前記搬送路
    上に設けられ前記処理手段から搬送される前記券類を前
    開口手段手前にて複数枚集積する集積手段と、前記搬
    送路上の前記開口手段及び前記集積手段の間に設けられ
    前記開口手段より投入された前記券類を順次1枚ずつ前
    記処理手段側に取込む一方前記処理手段から排出され前
    記集積手段により集積された前記複数枚の券類を前記開
    口手段側に一括して排出する規制手段とを具備すること
    を特徴とする券類処理装置。
  2. 【請求項2】 利用者情報が記録された定期券及び残高
    情報が記録された金額券の投入あるいは排出を行う開口
    手段と、この開口手段より投入された前記定期券及び前
    記金額券を所定方向に搬送する搬送手段と、この搬送手
    段の搬送路上に設けられ前記定期券の前記利用者情報及
    び前記金額券の前記残高情報に応じて少なくとも前記定
    期券及び/あるいは前記金額券に必要な精算処理を施す
    処理手段と、前記搬送路上の前記開口手段及び前記処理
    手段の間に設けられ先端が前記搬送手段の搬送路と前記
    定期券あるいは前記金額券1枚分の間隙を有するように
    設置されると共に、前記処理手段方向への回動を阻止さ
    れる一方、前記開口手段方向への回動が可能とされ、前
    記開口手段より投入された前記定期券及び前記金額券を
    1枚ずつ前記処理手段に取込む一方、前記処理手段から
    排出された前記定期券及び前記金額券を前記開口手段側
    に一括して複数枚排出可能とする規制手段と、前記処理
    手段から前記規制手段に達する前記搬送路上に設けられ
    前記処理手段から搬送される前記定期券及び前記金額券
    を停止させつつ複数枚集積する集積手段とを具備する事
    を特徴とする自動精算装置。
  3. 【請求項3】 複数枚の乗車券が投入される開口部と、
    この開口部に投入された前記複数枚の乗車券を搬送する
    第1の搬送手段と、この第1の搬送手段上に設けられ、
    前記第1の搬送手段による前記複数枚の乗車券の搬送を
    規制して1枚ずつに分離して搬送させる規制手段と、こ
    の規制手段により分離された1枚ずつ の乗車券から乗車
    情報を読み取る読取手段と、この読取手段で前記乗車情
    報が読み取られた前記複数枚の乗車券を順次搬送する第
    2の搬送手段と、この第2の搬送手段上に設けられ、順
    次搬送される前記複数枚の乗車券を停止させて集積する
    集積手段と、この集積手段を制御して前記複数枚の乗車
    券の停止を解除し、前記第2の搬送手段の搬送により前
    記集積手段で集積された前記複数枚の乗車券を一括排出
    させる排出手段とを具備した事を特徴とする券類処理装
    置。
  4. 【請求項4】 第1の搬送手段は、開口部と規制手段と
    の間に、前記開口部に複数枚の乗車券が投入されたとき
    に前記乗車券の厚さ方向に移動する搬送部を備えたこと
    を特徴とする請求項3に記載の券類処理装置。
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