JP2001023008A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2001023008A
JP2001023008A JP11193078A JP19307899A JP2001023008A JP 2001023008 A JP2001023008 A JP 2001023008A JP 11193078 A JP11193078 A JP 11193078A JP 19307899 A JP19307899 A JP 19307899A JP 2001023008 A JP2001023008 A JP 2001023008A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動販売機で現金とICカードのどちらでも購
入できる商品とICカードでのみ購入できる商品が混在
していても、利用者がこれら商品を容易に判別して購入
できる非接触データキャリア又は現金で商品購入可能な
自動販売機を提供する。 【解決手段】販売商品を複数の商品で成る商品群として
表示する商品表示手段と、前記商品群の表示を切換える
表示切換手段と、前記商品表示手段に表示されている商
品群の中から所望商品を選択する商品選択手段と、前記
非接触データキャリアのデータ読取り及びデータ書換え
を行うリードライト手段と、投入された現金を処理する
現金処理部と、現金購入する場合に現金で購入できる商
品の商品群のみを前記商品表示手段に表示させるように
制御する制御手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式ICカー
ド、ICタグ等の非接触データキャリア又は現金でタバ
コ等の商品を購入(販売)したり、劇場のチケット等を
予約・販売することができると共に、販売商品を画像表
示して利用者が購入し易くなっている自動販売機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、現金により、又はICカード、磁
気カード等のカードを使用して商品を購入(販売)する
自動販売機においては、販売する全ての商品が現金又は
カードで購入できるのが一般的である。しかし、現金又
はカードで購入できる商品と、カードでのみ購入できる
商品とを分けた方が、事業者や販売会社に都合の良い場
合がある。例えば、タバコや清涼飲料のように自動販売
機の中に装填するような商品は、品切れとならないよう
に商品の補充作業が必要であり、この商品補充作業の際
に同時に売上金を回収できるため、現金でも購入できる
ようにした方が利用者にとっては便利であり、また事業
者や販売会社にとっては負担にならない。また、コンサ
ートや劇場の予約などのように実際の商品が販売されて
いるものではなく、予約券を印刷して販売するような商
品については商品の補充作業を必要としないため、自動
販売機に投入された現金を回収する機会がなく、カード
でのみ購入できるようにした方が事業者や販売会社にと
って便利である。更に、自動販売機で扱う商品は非常に
多種類であり、1台の自動販売機で扱っている商品の販
売会社がそれぞれ異なる場合などは、全ての販売会社が
商品を現金で販売するとは限らず、現金又はカードで購
入できる商品と、カードでのみ購入できる商品とが混在
する場合も考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
場合、現金又はカードで購入できる商品とカードでのみ
購入できる商品とが明確に分けられていないと、利用者
は、どの商品が現金で買えるものであるかを判別しにく
いという問題がある。サンプルに印や記号等を付したと
しても、利用者がそれを判別して商品を買わなければな
らず、非常に不便なものとなる。
【0004】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、自動販売機で現金とカード
のどちらでも購入できる商品と、カードでのみ購入でき
る商品とが混在していても、利用者がこれら商品を容易
に判別して購入できる非接触データキャリア又は現金で
商品の購入が可能な自動販売機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、現金又は非接
触データキャリアを使用して商品を販売する自動販売機
に関し、本発明の上記目的は、販売商品を複数の商品で
成る商品群として表示する商品表示手段と、前記商品群
の表示を切換える表示切換手段と、前記商品表示手段に
表示されている商品群の中から所望商品を選択する商品
選択手段と、前記非接触データキャリアのデータ読取り
及びデータ書換えを行うリードライト手段と、投入され
た現金を処理する現金処理部と、現金購入する場合に現
金で購入できる商品の商品群のみを前記商品表示手段に
表示させるように制御する制御手段とを設けることによ
って達成される。
【0006】また、本発明の上記目的は、前記表示切換
手段を前記自動販売機の前面パネルの左右に設けられた
ボタンスイッチとし、前記制御手段が前記商品表示手段
における前記商品群の表示を時間帯で切換えるように
し、前記商品選択手段を、非接触データキャリアで商品
を購入する場合に使用する非接触データキャリア用商品
選択手段と、現金で商品を購入する場合に使用する現金
用商品選択手段との各1対で構成することにより達成さ
れる。前記商品選択手段を、非接触データキャリアで商
品を購入する場合には非接触データキャリア用商品選択
手段として機能させると共に、現金で商品を購入する場
合には現金用商品選択手段として機能させるようにして
も良い。
【0007】更に、本発明の上記目的は、前記非接触デ
ータキャリア用商品選択手段を商品選択のための押圧動
作を検知する押圧検知手段と、前記非接触データキャリ
アの有無を検知する有無検知手段とで構成し、前記非接
触データキャリア用商品選択手段に前記非接触データキ
ャリアのデータの読取り及び書換えを行うリードライト
手段を設け、前記非接触データキャリア用商品選択手段
を復元可能な押しボタン構造とし、前記自動販売機の販
売商品は全て非接触データキャリアで購入可能であり、
前記販売商品のうち前記自動販売機内に装填されている
商品は現金又は非接触データキャリアで購入可能とし、
前記商品表示手段に表示されている商品群の上流側商品
群及び下流側商品群の案内表示を前記商品表示手段に表
示することによって、より効果的に達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の自動販売機は、非接触I
CカードやICタグ等の非接触データキャリア又は現金
で商品を購入できるようになっていると共に、現金と非
接触データキャリアのどちらでも購入できる商品と、非
接触データキャリアでのみ購入できる商品とが混在して
いる場合においても、現金で購入できる商品の商品群の
みを利用者に分かるように表示している。また、自動販
売機が販売する商品はスクロール式に一群の商品として
商品表示手段(液晶ディスプレイ)に表示されるように
なっているので、小型装置で多種多様な商品を販売する
ことができ、操作案内なども非常に見やすい。商品選択
時に、利用者が購入しようとしている商品の商品画像を
拡大するようにしているので、間違って別の商品を購入
することを防止することができる。さらに、本発明の自
動販売機は通信手段を有しているので、予約券などを販
売した場合には、事業者や販売店に様々な情報(管理番
号、商品名、購入時間、購入者等)を送信することがで
き、これにより利用者は販売店などに出向いて商品を受
け取るだけでよく、また、事業者や販売店としても販売
管理が容易である。
【0009】以下に、本発明の詳細を、非接触データキ
ャリアとして非接触ICカードを使用する場合につい
て、図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明に係る自動販売機の構造例を
示す外観図であり、自動販売機101の前面パネル上部
に、販売商品や商品情報などを表示するための液晶ディ
スプレイ102が商品表示手段として設けられている。
液晶ディスプレイ102に表示される商品群は、表示切
換手段として設けられた両サイドの画面セレクトボタン
103A及び103Bによって左右(上下流)にスクロ
ールされ、例えば5品目を一群としての商品群で切換え
られて順次表示され、液晶ディスプレイ102の下部の
前面パネルには非接触ICカードで商品を購入する際に
使用する非接触ICカード用選択スイッチ104が商品
選択手段として設けられている。画面セレクトボタン1
03A及び103Bは画面両サイドに1つずつ設けら
れ、一方(例えば画面左側のセレクトボタン103A)
が次の商品群を順次選択し、他方(例えば画面右側のセ
レクトボタン103B)が前の商品群を順次選択するよ
うになっている。また、自動販売機101の前面パネル
には、現金で商品を購入する際に使用する現金用選択ボ
タン105、現金で商品を購入する際に紙幣や硬貨の現
金を投入するための現金投入部106、必要な現金(釣
り銭等)を返金するための現金返却口107が設けら
れ、更に販売(購入)した商品を投出して顧客に渡すた
めの商品投出口108、予約購入した券類を発行して顧
客に渡すための券類発行部109が設けられている。更
にまた、この自動販売機101には、現金で購入できる
商品だけを液晶ディスプレイ102に表示することを指
示するための現金購入指示ボタン110が設けられてい
る。
【0011】なお、現金投入部106に現金を投入した
ときに自動的に、現金で購入できる商品だけを液晶ディ
スプレイ102に表示するように制御しても良く、この
場合には現金購入指示ボタン110は不要である。ま
た、現金用選択ボタン105の機能を、非接触ICカー
ド用選択スイッチ104に兼用させるようにしても良
い。更に、商品表示手段として液晶ディスプレイ102
を用いているが、文字や画像を表示できるものであれば
良い。
【0012】図2(A)及び(B)は、自動販売機10
1の前面パネルに対して非接触ICカード用選択スイッ
チ104が傾斜して設けられている様子を示しており、
本例では液晶ディスプレイ102に一度に表示する商品
群を5品としているので、それら商品数に対応して、ま
た幅も使用する非接触ICカードの幅に対応して5組の
復元可能な押しボタン構造のスイッチが配列されてい
る。図2(B)に示すようにパネル面(液晶ディスプレ
イ102面)自身も、顧客が画面を見やすくするために
垂直線に対して適当な角度(約4.5度)に傾斜してお
り、非接触ICカード用選択スイッチ104は水平線に
対して約30度傾斜してパネル面に設置されている。こ
のように非接触ICカード用選択スイッチ104を傾斜
させて、またパネル面から突出させて配置しているの
で、顧客が非接触ICカード用選択スイッチ104上に
非接触ICカードを置いて操作する動作が非常に容易に
なる。
【0013】非接触ICカード用選択スイッチ104の
各スイッチは図3(A)及び(B)に示す構造となって
おり、上面は弾性作用を有する凸面状に湾曲したカバー
201で覆われ、非接触ICカードリーダライタ(R/
W)202は可動支点部205を支点として図示X方向
に回動するカバー201内に設置されている。カバー2
01の他端部には弾性を有するコイルバネ204が設け
られ、カバー201を常時図示Y方向に押し上げてい
る。即ち、非接触ICカード用選択スイッチ104は、
復元可能な押しボタン構造となっている。また、カバー
201の下方にはメカスイッチ203が設置されてお
り、カバー201が可動支点部205を支点として回動
したときに、何かが押し当てられていることを検知す
る。即ち、非接触ICカードによってカバー201が押
さえられると、カバー201と非接触ICカードリーダ
ライタ202とは一体となって動き、ある程度まで押さ
れるとメカスイッチ203がONとなり、選択スイッチ
が押されていることを検知する。非接触ICカード用選
択スイッチ104の形状及び大きさは、非接触ICカー
ドの形状及び大きさと対応したものとなっている。非接
触ICカード用選択スイッチ104の各スイッチは実際
には図2(B)に示すように傾斜して設置されている
が、図3(B)では便宜的に水平状態にして示してい
る。
【0014】また、図4に示すように、非接触ICカー
ド206は非接触ICカードリーダライタ202より非
接触で電力供給を受け、相互に非接触のデータ通信を行
うようになっている。尚、非接触ICカードリーダライ
タ202は非接触ICカード206のデータ読取り及び
書込みを行うほか、非接触ICカード206が選択スイ
ッチ上に有るかどうかの検知も行う。即ち、非接触IC
カードリーダライタ202は非接触ICカードと通信を
行うことによって、選択スイッチ上に非接触ICカード
が有るか否かを検知することができ、有無検知手段とし
ての機能も有している。
【0015】図5は本発明の自動販売機の内部構成例を
示しており、販売商品の画像表示や非接触ICカードの
データの読込み/書込み、販売などの主要な制御を行う
制御部301を有し、この制御部301に、非接触IC
カード用選択スイッチ104に設けられているICカー
ドリーダライタ202及びメカスイッチ203が接続さ
れると共に、現金購入指示ボタン110、スピーカ30
5、液晶ディスプレイ102、券類発行部109が接続
されている。スピーカ305は音声案内等様々な音を出
力するように設けられている。現金購入指示ボタン11
0は自販機主制御部311に接続する非接触ICカード
用金額データ処理部308、現金処理部309を切り換
えるためのスイッチである。現金購入指示ボタン110
がOFFの状態では、自販機主制御部311には非接触
ICカード用金額データ処理部308が接続されてお
り、相互に通信で金額データ等を授受するようになって
いる。また、現金購入指示ボタン110をONにする
と、自販機主制御部311と現金処理部309が接続さ
れ、現金で商品を購入する通常の自動販売機として動作
するようになる。ただし、現金で購入する場合も金額デ
ータは通信でやり取りされる。なお、金額データの通信
は犯罪防止のためセキュリティ処理が施されている。制
御部301には外部と通信するための通信手段310が
接続されている。
【0016】上述のような構成において、その動作を図
6の処理フローを参照して説明する。
【0017】先ず非接触ICカードを使用して自動販売
機で商品を購入する場合について説明する。待機中の液
晶ディスプレイ102には図7(A)に示すように、商
品画像(♯1,♯2,♯3,♯4,♯5)と、現在表示
中の商品群名称Gと、前商品群名称Fと、次商品群名称
Nとが表示されている。商品群の表示は、制御部301
によって所定の時間帯で切換えられるようになってい
る。利用者は自動販売機101の画面セレクトボタン1
03A又は103Bを操作し、前商品群名称F及び次商
品群名称Nを参照しながら液晶ディスプレイ102を見
て所望の商品を探す。本発明では液晶ディスプレイ10
2に表示されている商品画像の直下に、それら各商品に
対応した非接触ICカード用選択スイッチ104を配置
しているので、液晶ディスプレイ102で商品を探した
購入者が商品選択のスイッチを間違えて指示することは
ない。そして、液晶ディスプレイ102上で所望の商品
が見つかれば、自分が所有している非接触ICカードを
所望の商品画像に対応している非接触ICカード用選択
スイッチ104のカバー201に密着させ、更にそのま
ま非接触ICカード用選択スイッチ104を下方に押し
込む。つまり、非接触ICカードを非接触ICカード用
選択スイッチ104に押し付けるようにする。これによ
りカバー201が可動支点部205を支点として回動
し、遂にはメカスイッチ203がONし、自動販売機1
01の制御部301はメカスイッチONを検知し(ステ
ップS1−1)、更に非接触ICカードが非接触ICカ
ード用選択スイッチ104上に有るか否かを通信で判定
する(ステップS1−2)。ここで、非接触ICカード
が非接触ICカード用選択スイッチ104上にないと判
定された場合は、非接触ICカードで商品を購入しよう
としていないとみなす。
【0018】上記ステップS1−2で非接触ICカード
が非接触ICカード用選択スイッチ104上に有ると判
定された場合は、カードデータを読込んで当該非接触I
Cカードが正当なものであるか否か(例えば紛失、盗難
カードでないか、期限切れでないかなど)を判定し(ス
テップS1−3)、カードが正当なものであると判定さ
れた場合は更にカード残高をチェックする(ステップS
1−4)。カード残高が商品を購入できる金額以上であ
ればカード残高OKとなり、更に利用者が購入の意思を
有しているかどうかを確認するために、メカスイッチ2
03が一定時間継続してONであり、かつ非接触ICカ
ードが非接触ICカード用選択スイッチ104上に有る
か否かを再度判定する(ステップS1−5)。このステ
ップS1−5の判定により購入意思があり、非接触IC
カードが継続して非接触ICカード用選択スイッチ10
4上に押し当て続けられていれば、非接触ICカードよ
り商品の価格分の減算処理を行う(ステップS1−
6)。このように、本発明では、途中で非接触ICカー
ド用選択スイッチ104より非接触ICカードを離す
と、購入をキャンセルしたとみなす処理をしている。
【0019】なお、利用者が購入しようとしている商品
を間違ったものでないかの判別を一層容易にするため
に、液晶ディスプレイ102の現在選択されている商品
の画像を図7(B)に示すように拡大表示するようにし
ている。図7(B)は商品♯3が選択された例を示して
おり、拡大画像は商品が選択されていることが分るもの
であれば良い。例えば食券の購入時に食事のカロリー表
示をしたり、コンサートチケットの購入時に、購入した
指定座席からステージを見た様子で表示したり、画像を
順番に複数表示したり、動画を使用するようにしても良
い。
【0020】次に、カードデータの確認(減算処理前後
でカード残高が正常に書換えられているかなどの確認)
が行われ(ステップS1−7)、商品の購入履歴を非接
触ICカードに書込む(ステップS1−8)。これらの
処理が行われた後、購入商品が予約券などの印刷発行さ
れたものである場合は、券類発行部109により券類が
発行され、自動販売機に装填されているタバコ等の商品
は商品投出口108より投出される。このようにして非
接触ICカードを使用して所望の商品を簡単かつ確実に
購入することができる。なお、予約券等が購入された場
合は、通信手段310により事業者や販売店に購入され
た商品に関する情報(管理番号、商品名、購入時間、購
入者情報など)が送信される。
【0021】次に、現金で商品を購入する場合について
説明する。本実施例における自動販売機は、現金購入指
示ボタン110の押下により液晶ディスプレイ102に
表示される商品群は現金又は非接触ICカードで購入可
能な商品群のみに制限される。
【0022】以下、図8を参照して現金で商品を購入す
る場合の動作例について具体的に説明する。待機画面
(ステップS2−1)において利用者が現金購入指示ボ
タン105を押すと(ステップS2−2のNO)、これ
により現金で購入するものと判断され、現時点において
現金購入可能な商品群画像が液晶ディスプレイ102に
表示されているか否かを確認する(ステップS2−
5)。そして、現金購入可能な商品群画像が表示されて
いなければ、液晶ディスプレイ102に現金で購入でき
る商品の商品群画像を表示する(ステップS2−8)。
上記ステップS2−5において、現金購入可能な商品群
画像が液晶ディスプレイ102に表示されているとき
に、画面セレクトボタン103A,103Bが押された
場合(ステップS2−6)、液晶ディスプレイ102は
これまで表示されていた商品群の次又は前の、現金で購
入可能な商品の商品群画像を表示する(ステップS2−
7)。ここで現金購入を止める場合は、現金購入指示ボ
タン110をOFFにすれば良い。なお、現金購入指示
ボタン110がONになっている間は、非接触ICカー
ドでのみ購入する商品群画像は表示されないようになっ
ている。
【0023】そして、利用者は順次切り換えられて表示
される商品群の中から所望の商品があれば、現金を現金
投入部106に投入し、それに対応する現金用選択ボタ
ン105を押す。これにより、自動販売機内に装填され
ている商品が商品投出口108より投出される。なお、
現金購入を指示しているときに非接触ICカード用選択
ボタン104を押したとしても、何の動作もしない。こ
こで、現金購入指示ボタン110が押されているにも拘
らず、非接触ICカード用選択ボタン104が押された
場合、液晶ディスプレイ102に現金用商品選択ボタン
105を押すように指示するメッセージを表示するよう
にしても良い。
【0024】上記ステップS2−2において、現金購入
指示ボタン110がOFFとなっておれば、画面セレク
トボタン103A,103Bが押されていないかを判断
する(ステップS2−3)。そして、画面セレクトボタ
ン103A,103Bが押された場合には、全商品を対
象として商品群表示を切換え(ステップS2−9)、画
面セレクトボタン103A,103Bが押されない場合
には、非接触ICカード用選択スイッチ104のメカス
イッチ203がOFFであるか否かを判断し(ステップ
S2−4)、メカスイッチ203がONであれば非接触
ICカードの取り引きとなる(ステップS2−10)。
【0025】図9は実際の表示画面の例を示しており、
同図(A)はタバコの販売画面、同図(B)は食券の販
売画面を示している。
【0026】上述ではプリペイド方式の非接触ICカー
ドを使用して商品を購入する例について説明したが、後
払い式の他の非接触データキャリア、接触型ICカード
や磁気カードであっても適用は可能である。また、上述
では商品群の商品数を5個としているが、その数と対応
する商品選択用のスイッチ数は任意である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、現金と
非接触データキャリアを兼用して使用する自動販売機
で、現金と非接触データキャリアで購入できる商品と、
非接触データキャリアでのみ購入できる商品が混在する
場合でも、利用者は非常に容易に現金で買える商品を判
別することができる。また、画面セレクトボタンで一群
の商品をスクロール表示できる液晶ディスプレイなどの
商品表示手段を有しているので、小型で多種多様な商品
を販売することができ、操作案内なども非常に見やすく
できる。さらに、利用者が購入しようとしている商品の
商品画像を拡大するようにしているので、間違って商品
を購入することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の構成例を示す外観図
である。
【図2】本発明に係る商品選択手段の配置例を示す図で
あり、同図(A)は平面図、同図(B)は断面側面図あ
る。
【図3】本発明に係る商品選択手段の構造例を示す図で
あり、同図(A)は平面図、同図(B)は断面側面図あ
る。
【図4】本発明で使用する非接触ICカードと非接触I
Cカードリーダライタとの間の動作を説明するための図
である。
【図5】本発明の自動販売機の内部構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の自動販売機で非接触ICカードを使用
して商品を購入する際の自動販売機の処理フロー図であ
る。
【図7】本発明の画面表示例を示す図であり、同図
(A)は待機中の通常時の画面、同図(B)は商品選択
時の画面、同図(C)は購入動作後の画面である。
【図8】本発明の自動販売機で現金により商品を購入で
きる商品を表示する場合の自動販売機の処理フロー図で
ある。
【図9】実際の表示画面の例を示しており、同図(A)
はタバコの販売画面、同図(B)は食券の販売画面であ
る。
【符号の説明】
101 自動販売機 102 液晶ディスプレイ 103A,103B 画面セレクトボタン 104 非接触ICカード用選択スイッチ 105 現金用選択ボタン 106 現金投入部 108 商品投出口 110 現金購入指示ボタン 202 非接触ICカードリーダライタ 203 メカスイッチ 204 コイルバネ 301 制御部 310 通信手段 311 自販機主制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現金又は非接触データキャリアを使用して
    商品を販売する自動販売機において、販売商品を複数の
    商品で成る商品群として表示する商品表示手段と、前記
    商品群の表示を切換える表示切換手段と、前記商品表示
    手段に表示されている商品群の中から所望商品を選択す
    る商品選択手段と、前記非接触データキャリアのデータ
    読取り及びデータ書換えを行うリードライト手段と、投
    入された現金を処理する現金処理部と、現金購入する場
    合に現金で購入できる商品の商品群のみを前記商品表示
    手段に表示させるように制御する制御手段とを具備した
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】前記表示切換手段が前記自動販売機の前面
    パネルの左右に設けられたボタンスイッチである請求項
    1に記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】前記制御手段が、前記商品表示手段におけ
    る前記商品群の表示を時間帯で切換えるようになってい
    る請求項1又は2に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】前記商品選択手段が、非接触データキャリ
    アで商品を購入する場合に使用する非接触データキャリ
    ア用商品選択手段と、現金で商品を購入する場合に使用
    する現金用商品選択手段との各1対で構成されている請
    求項1乃至3に記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】前記商品選択手段が、非接触データキャリ
    アで商品を購入する場合には非接触データキャリア用商
    品選択手段として機能すると共に、現金で商品を購入す
    る場合には現金用商品選択手段として機能するようにな
    っている請求項1乃至3に記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】前記非接触データキャリア用商品選択手段
    が商品選択のための押圧動作を検知する押圧検知手段
    と、前記非接触データキャリアの有無を検知する有無検
    知手段とで構成されている請求項4又は5に記載の自動
    販売機。
  7. 【請求項7】前記非接触データキャリア用商品選択手段
    に前記非接触データキャリアのデータの読取り及び書換
    えを行うリードライト手段が設けられている請求項6に
    記載の自動販売機。
  8. 【請求項8】前記非接触データキャリア用商品選択手段
    が復元可能な押しボタン構造となっている請求項7に記
    載の自動販売機。
  9. 【請求項9】前記自動販売機の販売商品は全て非接触デ
    ータキャリアで購入可能であり、前記販売商品のうち前
    記自動販売機内に装填されている商品は現金又は非接触
    データキャリアで購入可能となっている請求項8に記載
    の自動販売機。
  10. 【請求項10】前記商品表示手段に表示されている商品
    群の上流側商品群及び下流側商品群の案内表示を前記商
    品表示手段に表示するようになっている請求項1乃至9
    に記載の自動販売機。
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