JP2010020498A - リーダライタユニット、リーダライタユニットの通信制御方法、リーダライタユニットの通信制御プログラム、および駐車料金精算機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 駐車料金を精算する集中精算機1は、最初に精算処理用のリーダライタ部19のみを通信可能な状態に制御しておき、利用者が切り替えボタン20を操作したら、割引きサービス用のリーダライタ部18のみを通信可能な状態に制御する。割引きサービス用のリーダライタ部18の非接触無線通信が終了したタイミングで、再度、精算処理用のリーダライタ部19のみを通信可能な状態に制御する。
【選択図】 図3
Description
まず、特開平10−293824号の公開特許公報(特許文献1)には、リーダライタに、他のリーダライタからの干渉を検出する干渉レベル検出手段と、干渉検出モードおよび通信モードを切換えるモード切換手段を設け、通信前に干渉検出モードによって干渉が生じるか否かを識別し、干渉が生じない状態でデータ通信を行うことで、近接して設けられた各リーダライタの通信干渉を防止可能とした識別システムが開示されている。
すなわち、非接触無線通信方式に対応する非接触ICカードとの間で第1の情報の非接触無線通信を行うための第1のリーダライタ装置と、 上記非接触ICカードとの間で上記第1の情報とは異なる第2の情報の非接触無線通信を行うための第2のリーダライタ装置と、 上記第1のリーダライタ装置による上記第1の情報の非接触無線通信を指定操作するための操作ボタンと、以下のような制御部とを備える。
すなわち、その制御部は、 上記第1のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御する。 上記操作ボタンの操作の有無、および上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接の有無を監視し、上記操作ボタンが操作されることなく、上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した場合、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する。 上記操作ボタンの操作を検出した場合、上記第2のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第1のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御する。 上記第1のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第1の情報の非接触無線通信を行うように上記第1のリーダライタ装置を制御する。 この第1のリーダライタ装置による通信終了後に、該第1のリーダライタ装置を通信停止状態に制御する。 上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態に制御し、該第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する。
このような本発明は、通常、第1のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御しておき、操作ボタンが操作されることなく、上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した場合、該非接触ICカードとの間で第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する。
すなわち、操作ボタンが操作されるまでの間は、第2のリーダライタ装置のみを通信可能な状態に制御し、操作ボタンが操作されてから第1の情報の非接触無線通信が終了するまでの間は、第1のリーダライタ装置のみを通信可能な状態に制御することで、各リーダライタ装置が同時に駆動されることによる該各リーダライタ装置間の通信干渉の防止を図る。
この本発明が適用された実施の形態の集中精算機を備えた駐車管理システムは、図1に示すように各駐車車両の駐車料金を精算する集中精算機1と、各駐車区画2にそれぞれ設けられ、駐車車両を鎖錠するための鎖錠装置3とを、通信ライン4および電源ライン5で相互に接続することで構成されている。
各駐車区画2毎に設置された鎖錠装置3は、駐車車両の前後のタイヤ間で回動軸により起立/倒伏して該駐車車両を鎖錠/解錠する鎖錠板と、駐車車両の有無に伴う磁束変化から、該駐車車両の有無を検知する車両検知センサと、車両検知センサの検知信号に基づく集中精算機1からの制御信号により、上記鎖錠板を起立/倒伏駆動する駆動部とを有している。
また、この集中精算機1は、各駐車区画2に割り当てられ駐車番号を入力するための、例えばテンキー等の駐車番号入力部14と、現在時刻を計時する時計ユニット15と、投入された紙幣や硬貨等の金銭を計数処理するとともに釣銭の支払い処理を行う金銭処理ユニット16と、投入金額や駐車料金等を表示する表示部17とを有している。
図3に、集中精算機1の外観の斜視図を示す。この図3からわかるように、集中精算機1は、箱状のリーダライタユニットとなっており、ユーザインターフェイスとなる前面パネル1aに、上記駐車番号入力部14、金銭処理ユニット16、表示部17、オプションサービス用リーダライタ部18、およびメインサービス用リーダライタ部19とともに、音声出力用のスピーカ部21が設けられている。
また、理由は後述するが、この集中精算機1の場合、利用者が前面パネル1aに向かって立った場合に、該前面パネル1aの右下となる部分にオプションサービス用リーダライタ部18を配置し、該前面パネル1aの左下となる部分にメインサービス用リーダライタ部19を配置している。
このような集中精算機1を有する駐車管理システムにおいて、図1に示す駐車区画2に車両が駐車されると、当該車両が駐車された駐車区画2の鎖状装置3は、この車両が駐車された駐車区画2に割り当てられている駐車番号を示す駐車番号情報を、通信ライン4を介して集中精算機1の制御部27に供給する。制御部27は、この駐車番号情報を受信すると、この受信した駐車番号情報に対応する駐車区画2の鎖状装置3に対し、通信部26および通信ライン4を介して鎖錠板の起立駆動制御信号を供給する。鎖状装置3は、この起立駆動制御信号を受信すると、駆動部を介して鎖錠板を起立駆動する。これにより、駐車車両が鎖錠されることとなる。また、制御部27は、鎖状装置3から上記駐車番号情報を受信すると、時計ユニット15から現在時刻情報を取得し、この取得した現在時刻情報を入庫時刻情報として上記駐車番号情報とともに、図示を省略したメモリに記憶する。
ここで、当該実施の形態の集中精算機1は、上述のように「パーク&ライドサービス」に対応しており、交通ICカードに記憶されている降車履歴で示される降車駅が、当該集中精算機1が設けられた駐車場の最寄りの鉄道の駅を示し、かつ、上記降車履歴で示される降車日が、駐車日と同じ日にちを示していた場合、駐車料金から所定の金額を自動的に割引いて精算するようになっている。
ステップS1では、制御部27が、交通ICカードで駐車料金を精算する際に用いられるリーダライタ部であるメインサービス用リーダライタ部19から、電子マネー情報の通信を行うための電波(メインサービス用の電波)を出力するように、該メインサービス用リーダライタ部19を駆動制御する。そして、この後、制御部27は、ステップS2において、当該駐車管理システムにおけるオプションサービスである上記駐車料金の割引きサービスの適用を指定するための上記切り替えボタン20の押圧操作の有無を監視するとともに、ステップS3において、メインサービス用リーダライタ部19に対する交通ICカードの近接の有無を監視する監視モードに移行する。
これにより、割引きサービスが適用されることなく、交通ICカードに記憶されている電子マネーにより、駐車料金の精算が行われることとなる。なお、この例は、交通ICカードに記憶されている電子マネーで駐車料金を精算する例であるが、金銭やクレジットカードで駐車料金の精算を行ってもよい。
このオプションサービス用リーダライタ部18と交通ICカードとの間における非接触無線通信により、該交通ICカードから降車履歴情報が読み込まれると、制御部27は、その利用者の駐車日に対応する降車日の有無、および当該割引きサービスの対象となる駅(多くの場合は、集中精算機1が設けられた駐車場の最寄りとなる指定の駅)に対応する降車駅情報の有無を、上記降車履歴情報に基づいて検出する。そして、制御部27は、降車履歴情報で示される降車日と駐車日とが同日であり、かつ、予め指定されている駅の降車駅情報を検出した場合に、その利用者を、駐車料金の割引きサービスの対象者として認識し、ステップS8において、オプションサービス用リーダライタ部18と交通ICカードとの間における非接触無線通信の終了を待って、処理をステップS9に進める。あるいは、中止ボタン20aが操作された場合にも、処理をステップS9に進める。
ここで、大半の利用者は右利きであり、この右利きの利用者は、利き腕である右手で交通ICカードを持って各リーダライタ部18、19に近接させることが多い。また、メインサービスを提供するメインサービス用リーダライタ部19を使用する前に、オプションサービスを提供するオプションサービス用リーダライタ部18が使用されることが多いことが予想される(=メインサービス用リーダライタ部19を使用して駐車料金の決済を行う前に、オプションサービス用リーダライタ部18を使用して駐車料金の割引きサービスの適用を受けることが多いことが予想される。)。
次に、この例では、利用者が駐車番号を入力して駐車料金を精算する駐車管理システムであるため、前面パネル1aの右側(右下)および左側(左下)との概念に基づいて、各リーダライタ部18、19を集中精算機1に配置することとしたが、駐車場に入庫する際に駐車日時が磁気記録された駐車券を用いて駐車料金を精算する駐車管理システムの場合、集中精算機1に設けられる各リーダライタ部18、19は、以下の概念に基づく配置となる。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の集中精算機1は、最初にメインサービス用リーダライタ部19を通信可能な状態に制御するとともに、オプションサービス用リーダライタ部18を通信停止状態に制御しておき、切り替えボタン20の押圧操作を検出した際に、メインサービス用リーダライタ部19を通信停止状態に制御して、オプションサービス用リーダライタ部18を通信可能な状態に制御し、該オプションサービス用リーダライタ部18と交通ICカードとの間で、降車履歴情報の非接触無線通信を行う。そして、この降車履歴情報の非接触無線通信終了後に、オプションサービス用リーダライタ部18を通信停止状態に制御し、メインサービス用リーダライタ部19を通信可能な状態に制御して、交通ICカードに記憶されている電子マネー情報に基づいて、割引きサービスを適用した駐車料金を精算処理する。
上述の実施の形態の説明では、駐車料金を精算する駐車管理システムの集中精算機1に本発明を適用することとしたが、この他、コンビニエンスストアやデパートメントストア等の店舗の料金支払い装置、自動販売機、入退室管理装置等に本発明を適用してもよい。いずれの場合も、上述と同様の効果を得ることができる。
2 駐車区画 3 鎖錠装置
4 通信ライン 5 電源ライン
11 精算制御部 12 AC/DC変換部
13 AC/DC変換部 14 駐車番号入力部
15 時計ユニット 16 金銭処理ユニット
17 表示部 18 オプションサービス用リーダライタ部
19 メインサービス用リーダライタ部
20 各リーダライタ部を切り替えるための切り替えボタン
20a オプションサービス中止ボタン
25 切り替え制御プログラムメモリ
26 通信部 27 制御部
Claims (7)
- 非接触無線通信方式に対応する非接触ICカードとの間で第1の情報の非接触無線通信を行うための第1のリーダライタ装置と、
上記非接触ICカードとの間で上記第1の情報とは異なる第2の情報の非接触無線通信を行うための第2のリーダライタ装置と、
上記第1のリーダライタ装置による上記第1の情報の非接触無線通信を指定操作するための操作ボタンと、
上記第1のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、上記操作ボタンの操作の有無および上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接の有無を監視し、上記操作ボタンが操作されることなく、上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した場合、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する制御部とを備え、
その制御部は、上記操作ボタンの操作を検出した場合、上記第2のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第1のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、
前記第1のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第1の情報の非接触無線通信を行うように上記第1のリーダライタ装置を制御し、
この第1のリーダライタ装置による通信終了後に、該第1のリーダライタ装置を通信停止状態に制御するとともに、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態に制御し、該第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御することとしたリーダライタユニット。 - 上記第1のリーダライタ装置を当該リーダライタユニットの本体の前面パネルの右部分に設けるとともに、上記第2のリーダライタ装置を上記前面パネルの左部分に設けた請求項1に記載のリーダライタユニット。
- 上記第1のリーダライタ装置と上記非接触ICカードとの間で非接触無線通信される上記第1の情報は、当該非接触ICカードを用いて利用した交通機関における少なくとも降車日および降車駅を含む降車情報であり、
上記第2のリーダライタ装置と上記非接触ICカードとの間で非接触無線通信される上記第2の情報は、所定の金銭の支払いに対応する決済情報であり、
上記制御部は、上記第1のリーダライタ装置と上記非接触ICカードとの間で非接触無線通信を行うことで得られた上記降車情報が、予め定められている割引対象となる降車日および降車駅を示す降車情報であった場合、上記第2のリーダライタ装置と上記非接触ICカードとの間で上記決済情報の非接触無線通信を行う際に、所定の金額を割り引いた決済となる上記決済情報の非接触無線通信を行うように該第2のリーダライタ装置を制御することとした請求項1または請求項2に記載のリーダライタユニット。 - 少なくとも非接触無線通信方式に対応する非接触ICカードとの間で第1の情報の非接触無線通信を行うための第1のリーダライタ装置と、上記非接触ICカードとの間で上記第1の情報とは異なる第2の情報の非接触無線通信を行うための第2のリーダライタ装置と、上記第1のリーダライタ装置による上記第1の情報の非接触無線通信を指定操作するための操作ボタンを備えたリーダライタユニットの通信制御方法であって、
制御部が、上記第1のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、上記操作ボタンの操作の有無、および上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接の有無を監視する第1のステップと、
上記第1のステップにおいて、上記操作ボタンの操作を検出することなく、上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した場合、制御部が、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する第2のステップと、
上記第1のステップにおいて、上記操作ボタンの操作を検出した場合、制御部が、上記第2のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第1のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、上記第1のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第1の情報の非接触無線通信を行うように上記第1のリーダライタ装置を制御する第3のステップと、
上記第3のステップにおける上記第1のリーダライタ装置の通信が終了した際に、制御部が、該第1のリーダライタ装置を通信停止状態に制御するとともに、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態に制御し、該第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する第4のステップと
を有するリーダライタユニットの通信制御方法。 - 少なくとも非接触無線通信方式に対応する非接触ICカードとの間で第1の情報の非接触無線通信を行うための第1のリーダライタ装置と、上記非接触ICカードとの間で上記第1の情報とは異なる第2の情報の非接触無線通信を行うための第2のリーダライタ装置と、上記第1のリーダライタ装置による上記第1の情報の非接触無線通信を指定操作するための操作ボタンを備えたリーダライタユニットの通信制御プログラムであって、
上記第1のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、上記操作ボタンの操作の有無、および上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接の有無を監視する監視手段としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記監視手段として機能させることで、上記操作ボタンの操作が検出されることなく、上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接が検出された場合、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する第1の通信形態制御手段としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記監視手段として機能させることで、上記操作ボタンの操作が検出された場合、上記第2のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第1のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、上記第1のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第1の情報の非接触無線通信を行うように上記第1のリーダライタ装置を制御する第2の通信形態制御手段としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記第2の通信形態制御手段として機能させることで、上記第1のリーダライタ装置の通信が終了した際に、該第1のリーダライタ装置を通信停止状態に制御するとともに、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態に制御し、該第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する第3の通信形態制御手段としてコンピュータを機能させることとしたリーダライタユニットの通信制御プログラム。 - 駐車料金の精算する駐車料金精算機であって、
非接触無線通信方式に対応する非接触ICカードとの間で、当該非接触ICカードを用いて利用した交通機関の、少なくとも降車日および降車駅を含む降車情報を非接触無線通信するための第1のリーダライタ装置と、
上記非接触ICカードとの間で、駐車料金に対応する決済情報を非接触無線通信するための第2のリーダライタ装置と、
上記第1のリーダライタ装置による上記降車情報の非接触無線通信を指定操作するための操作ボタンと、
上記第1のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、上記操作ボタンの操作の有無および上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接の有無を監視し、上記操作ボタンが操作されることなく、上記第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した場合、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御する制御部とを備え、
その制御部は、上記操作ボタンの操作を検出した場合、上記第2のリーダライタ装置を通信停止状態に、上記第1のリーダライタ装置を通信可能な状態にそれぞれ制御するとともに、
前記第1のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第1の情報の非接触無線通信を行うように上記第1のリーダライタ装置を制御し、
この第1のリーダライタ装置による通信終了後に、該第1のリーダライタ装置を通信停止状態に制御するとともに、上記第2のリーダライタ装置を通信可能な状態に制御し、該第2のリーダライタ装置に対する上記非接触ICカードの近接を検出した際に、該非接触ICカードとの間で上記第2の情報の非接触無線通信を行うように上記第2のリーダライタ装置を制御することとした駐車料金精算機。 - 上記第1のリーダライタ装置は、車両の出庫方向に沿った手前側に位置するようにリーダライタユニット本体の前面パネルに設けられており、
上記第2のリーダライタ装置は、車両の出庫方向に沿った奥側に位置するように上記リーダライタユニット本体の前面パネルに設けられた請求項6に記載の駐車料金精算機。
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