JP2524468Y2 - 空気吹出口のフィン構造 - Google Patents

空気吹出口のフィン構造

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JP2524468Y2 JP1989119200U JP11920089U JP2524468Y2 JP 2524468 Y2 JP2524468 Y2 JP 2524468Y2 JP 1989119200 U JP1989119200 U JP 1989119200U JP 11920089 U JP11920089 U JP 11920089U JP 2524468 Y2 JP2524468 Y2 JP 2524468Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両に装備される空気吹出口のフィン構造に
関する。
(従来の技術) 車両には車室内に臨んで空気吹出口が配設されてお
り、空気調和装置により適温に調節された空気もしくは
外気等をこの空気吹出口から車室内に吹き出すようにな
っている。具体的には、第4図に示すように、車両のイ
ンストルメントパネル1の左右両端に空気吹出口2、3
が、そして、中央付近に空気吹出口4、5が夫々配設さ
れている。そして、各空気吹出口2〜5は夫々空気の吹
き出し方向を上下左右に変化させることが可能である。
第5図乃至第7図はかかる空気吹出口のうち、グリル
タイプのものを示し、空気吹出口6は枠体状のグリル
7、このグリル7の前面に当該グリル7と一体に形成さ
れた互いに平行な横板状の複数の固定フィン8、8、…
固定フィン8の奥に互いに平行な縦板状の複数の可動フ
ィン9〜13等から構成される。第6図に示すように、各
可動フィン9〜13は上下端面に一体に形成された軸9a〜
13aによりグリル7の上下面7a,7bに回動可能に軸支えら
れ、各可動フィン9〜13の後端は連結棒(リンク)14に
より連結されている。そして、例えば、中央の可動フィ
ン11の先端にはノブ15が一体に形成されており、当該ノ
ブ15を左右に動かすと、可動フィン11が回動し、当該可
動フィン11の回動が連結棒14を介して他のフィン9、1
0、12、13に伝達され、各可動フィンが一斉に向きを変
えるため、空気吹出口6から吹き出される空気の向きを
左右に変更することができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述したような従来の構造のグリル7
においては、空気吹出口6を閉塞しようとすると、第7
図に示すように、ノブ20が隣接する可動フィン12に干渉
して或る開度以下に可動フィン11を回動させることがで
きなくなる。つまり、この構成では可動フィン9〜13に
より空気吹出口6を十分に閉塞することは困難である。
この不具合を解消するためには、例えば、ノブ15の基部
15aを前方に延ばして当該ノブ15の干渉を除くようにす
る構成も考えられるが、かかる構造は、ノブ15がグリル
前面にかなり突出することとなるため実用的であるとは
言い難い。
本考案は上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、可動フィンの回動による簡単な構成で、空気吹出
口を十分に閉塞することが可能な空気吹出口のフィン構
造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案によれば、空気吹出
口に配設された枠体の前面に該枠体と一体に形成された
複数の固定フィンと、これらの固定フィンの奥側に直交
して配置され、連結部材により一体に回動するように連
結された複数の可動フィンとからなる空気吹出口のフィ
ン構造において、前記各可動フィンの前記固定フィン側
の同一方向の側面部を前記連結部材に連結すると共に、
前記固定フィンの手前側に突出する操作ノブを前記連結
部材に形成し、前記操作ノブの作動により隣り合う前記
可動フィンが互いに当接して前記空気吹出口を閉塞可能
としたものである。
(作用) ノブの平行移動が各可動フィンの回動運動に変換さ
れ、且つ、ノブが可動フィンに干渉することなくなり、
各可動フィンを空気吹出口を閉塞する位置まで回動させ
ることが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。尚、第5図乃至第7図と同一の部材には同一の符号
を付して示してある。
第1図乃至第3図は本考案のグリルタイプの空気吹出
口の構成の一例を示し、空気吹出口6を構成する枠体状
のグリル7の手前側即ち車室側には、これと一体に互い
に平行な横板状の固定フィン8、8、…が適宜な間隔で
複数形成されている。グリル7は、左右両側壁に一体に
形成された軸7c、7dにより、インストルメントパネルの
収容内部に回動可能に軸支されており、上下方向に回動
可能とされ上下の吹き出し方向の変更が可能となってい
る。
一方、固定フィン8の奥側のグリル7内には、例え
ば、5枚の縦板状の可動フィン20〜24が配設されてお
り、各可動フィン20〜24は夫々上下両端中央に一体に形
成された軸20a〜24aによりグリル7の上下面7a,7b回動
可能に軸支されている。各可動フィン20〜24は、同一方
向の側面部が夫々アーム部材20b〜24bを介して連結部材
25に連結されている(第2図)。連結部材25の略中央に
はノブ26が一体に形成されており、第1図に示すように
このノブ26は中央の固定フィン8、8の間から前方即
ち、車室内に突出している。アーム20b〜24bは可動フィ
ン20〜24に一体に形成され、その先端が連結部材25の各
取付部25a〜25eに回動可能に取り付けられている。
以下に作用を説明する。
可動フィン20〜24を回動させて、空気吹出口6を完全
に閉塞するには、第3図に示すように、例えば、ノブ26
を矢印A方向に水平に移動させる。連結部材25はノブ26
と一体に水平に移動し、この連結部材25の移動に伴い、
各アーム20a〜24aは連結部材25の各取付部25a〜25eを中
心に回動し、このアーム20a〜24aの回動に伴い、各可動
フィン20〜24が軸20a〜24aを中心に図中反時計回りに回
動し、可動フィン20〜23の先端が隣接するフィン21〜24
の後端と略重なり合い、可動フィン20の後端、可動フィ
ン24の前端が側壁内面に当接して空気吹出口を略完全に
閉塞する。
かかる可動フィン20〜24の動作時において、ノブ26の
移動がアーム部材20b〜24bを介して各可動フィン20〜24
に夫々同時に伝達されるため、第6図に示した従来のフ
ィン構造のように一枚のフィン11に与えられたノブ15の
移動が連結部材14を介して間接的に他のフィンに伝達さ
れる場合に比べて、各可動フィン20〜24の動きが円滑で
ある。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、空気吹出口に配
設された枠体の前面に該枠体と一体に形成された複数の
固定フィンと、これらの固定フィンの奥側に直交して配
置され、連結部材により一体に回動するように連結され
た複数の可動フィンとからなる空気吹出口のフィン構造
において、前記各可動フィンの前記固定フィン側の同一
方向の側面部を前記連結部材に連結すると共に、前記固
定フィンの手前側に突出する操作ノブを前記連結部材に
形成し、前記操作ノブの作動により隣り合う前記可動フ
ィンが互いに当接して前記空気吹出口を閉塞可能とした
ので、空気吹出口の構造を複雑化することなく、各可動
フィンを充分に回動させて、空気吹出口を十分に閉塞す
ることが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案のグリルタイプの空気吹出口のフィン構造の一部
切欠き斜視図、第2図は第1図の可動フィンの矢印II-I
Iに沿う断面図、第3図は第2図の閉塞状態を示す図、
第4図は車両のインストルメントパネルの正面図、第5
図は従来のグリルタイプの空気吹出口の一部切欠き斜視
図、第6図は第5図の可動フィンの矢印VI-VI線に沿う
断面図、第7図は第6図の閉塞状態を示す図である。 6……空気吹出口、7……グリル、8……固定フィン、
20〜24……可動フィン、20a〜24a……アーム、25……連
結部材、26……ノブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 深見 秀雄 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三 菱自動車エンジニアリング株式会社岡崎 事業所内 (56)参考文献 実開 昭53−76671(JP,U) 実開 昭50−121539(JP,U) 実開 昭48−4753(JP,U) 実公 昭47−40854(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気吹出口に配設された枠体の前面に該枠
    体と一体に形成された複数の固定フィンと、 これらの固定フィンの奥側に直交して配置され、連結部
    材により一体に回動するように連結された複数の可動フ
    ィンとからなる空気吹出口のフィン構造において、 前記各可動フィンの前記固定フィン側の同一方向の側面
    部を前記連結部材に連結すると共に、前記固定フィンの
    手前側に突出する操作ノブを前記連結部材に形成し、前
    記操作ノブの作動により隣り合う前記可動フィンが互い
    に当接して前記空気吹出口を閉塞可能とした ことを特徴とする空気吹出口のフィン構造。
JP1989119200U 1989-10-13 1989-10-13 空気吹出口のフィン構造 Expired - Fee Related JP2524468Y2 (ja)

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