JP2524316B2 - 高所作業車両の手摺り装置 - Google Patents

高所作業車両の手摺り装置

Info

Publication number
JP2524316B2
JP2524316B2 JP6177526A JP17752694A JP2524316B2 JP 2524316 B2 JP2524316 B2 JP 2524316B2 JP 6177526 A JP6177526 A JP 6177526A JP 17752694 A JP17752694 A JP 17752694A JP 2524316 B2 JP2524316 B2 JP 2524316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basket
handrail
ladder
displaced
mounting body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6177526A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0820497A (ja
Inventor
通弘 市原
裕之 西風
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORITA HONPU KK
Original Assignee
MORITA HONPU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORITA HONPU KK filed Critical MORITA HONPU KK
Priority to JP6177526A priority Critical patent/JP2524316B2/ja
Publication of JPH0820497A publication Critical patent/JPH0820497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524316B2 publication Critical patent/JP2524316B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ladders (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梯子やブーム等のバス
ケット取付体の先端に相対変位可能に取付けられるバス
ケットを備える高所作業車両において、そのバスケット
取付体とバスケットとの間で人が往き来する際に利用さ
れる手摺り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】梯子と、その梯子の先端に取付けられる
バスケットとを備え、その梯子は揺動することで先端が
上下に変位され、そのバスケットは床面が水平になるよ
う梯子に対し変位可能とされている梯子付消防自動車が
従来より用いられている(実開昭61‐166099号
公報参照)。
【0003】図23に示すように、そのような梯子10
1とバスケット102との間で人103が往き来する場
合があることから、その梯子101に体を安定させるた
めに用いる手摺り104が固定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造では、その
梯子101の長手方向の水平に対する傾斜角度が大きく
なった場合、バスケット102が床面を水平に維持する
ため梯子101に対し変位すると、手摺り104とバス
ケット102との間隔が大きくなってしまう。そのため
手摺り104を利用するのが困難になり、人103の体
は梯子101から大きく外に出て不安定になってしま
う。そこで、手摺り104を大型化することが考えられ
るが、手摺り104を大型化するとバスケット102の
梯子101に対する変位が手摺り104により制限され
てしまう。また、消防自動車の長さや高さが手摺り10
4により大きくなってしまう。
【0005】また、消防自動車の全長と全高を小さくす
るため、そのバスケットを使用位置と収納位置とに位置
変更可能とし、その収納位置のバスケットはバスケット
取付体に前後方向に関して重合する部分を有するよう上
方から被せられる高所作業車両(実公平5‐24713
号公報参照)では、手摺りを大型化するとバスケットを
収納位置に変位させる際の邪魔になる。また、たとえバ
スケットを収納位置に変位させることができても、その
手摺りにより車両の高さや長さが大きくなるため、高さ
制限のある道路や狭い路地等に入るのが困難になり、消
防自動車のような緊急用車両では緊急性を損なわれる。
【0006】本発明は、上記課題を解決することのでき
る高所作業車両の手摺り装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明の高所
作業車両の手摺り装置は、揺動することで先端が上下に
変位するバスケット取付体と、そのバスケット取付体の
先端に相対変位可能に取付けられるバスケットと、その
バスケット取付体とバスケットとの間に配置される手摺
りとを備え、そのバスケット取付体とバスケットとの間
隔変化に応じ手摺りは変位可能とされている。その手摺
りの変位により、手摺りとバスケットとの間隔および手
摺りとバスケット取付体との間隔が、手摺りを利用し難
くなる程に大きくなるのを防止できる。また、バスケッ
ト取付体とバスケットとの間隔が小さい場合は手摺りを
邪魔にならない位置に変位させ、バスケットのバスケッ
ト取付体に対する変位が手摺りにより制限されるのを防
止できる。
【0008】そのバスケット取付体の長手方向の水平に
対する傾斜角度に応じバスケットは床面が水平になるよ
う変位可能とされ、そのバスケット取付体の長手方向の
水平に対する傾斜角度が大きくなると手摺りはバスケッ
ト取付体からの突出量が多くなるよう変位され、そのバ
スケット取付体の長手方向の水平に対する傾斜角度が小
さくなると手摺りはバスケット取付体からの突出量が少
なくなるよう変位されるのが好ましい。この構成によれ
ば、バスケット取付体の水平に対する傾斜角度が大きく
なり、バスケットが床面が水平になるようバスケット取
付体に対し変位し、バスケットとバスケット取付体との
間隔が大きくなると、手摺りのバスケット取付体からの
突出量が多くなる。一方、バスケット取付体の水平に対
する傾斜角度が小さくなり、バスケットが床面が水平に
なるようバスケット取付体に対し変位し、バスケットと
バスケット取付体との間隔が小さくなると、手摺りのバ
スケット取付体からの突出量が少なくなる。これによ
り、バスケットの床面を水平に保つ場合に、手摺りのバ
スケット取付体からの突出量を適正量にできる。
【0009】そのバスケットは使用位置と収納位置とに
位置変更可能とされ、その収納位置のバスケットはバス
ケット取付体に前後方向に関して重合する部分を有する
よう上方から被せられ、その手摺りは、バスケットが使
用位置に変位する時はバスケット取付体から突出する方
向に変位されると共にバスケットが収納位置に変位する
時はバスケット取付体内に没入する方向に変位されるの
が好ましい。これにより、バスケットを収納位置に変位
させる際に手摺りが邪魔になることはなく、また、バス
ケットを収納位置とした場合に、手摺りにより車両の高
さや長さが大きくなることはない。この際、そのバスケ
ットは収納位置への変位途中にバスケット取付体に対す
る変位を阻止される可動部を有し、その可動部のバスケ
ット取付体に対する変位に連動して手摺りは変位可能と
されているのが好ましい。これにより、その可動部のバ
スケット取付体に対する変位が阻止されると、手摺りの
変位も阻止されるので、手摺りの変位量を少なくでき、
手摺りの小型軽量化が図れる。
【0010】そのバスケットはバスケット取付体の揺動
中心に平行な横軸中心に回転可能とされ、そのバスケッ
トのバスケット取付体に対する回転角度に応じて手摺り
はバスケット取付体の長手方向に沿って直線的に変位可
能とされているのが好ましい。これにより、手摺りはバ
スケット取付体の長手方向に沿って配置されるので、そ
の手摺りにより車両の高さが大きくなるのを防止でき
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1、図2は高所作業車両の一例として示す梯子
付消防自動車1であって、車体2と、梯子(バスケット
取付体)3と、バスケット4とを備えている。
【0012】その梯子3は、図6に示すように(図6に
おいて中心より右方は左方と同一なので左方のみを示
す)、4段の単位梯子3a、3b、3c、3dを長手方
向に相対移動可能に積層することで構成され、図外駆動
装置により伸縮駆動される。その最下層の単位梯子3d
は、車体2の後部に設けられたターンテーブル5に取り
付けられ、第1横軸7中心に揺動するよう図外油圧シリ
ンダにより駆動され、その揺動により梯子3の先端は上
下に変位し、梯子3の長手方向の水平に対する傾斜角度
が変化する。その梯子3のターンテーブル5に対する相
対揺動角度を検知するポテンショメータ(図示省略)が
設けられている。そのターンテーブル5は梯子3を上下
方向軸中心に旋回駆動するもので、梯子支持面の水平に
対する傾斜角度の検知センサーと、その傾斜角度に応じ
梯子支持面を水平に矯正するための傾斜矯正機構とを内
蔵する。その傾斜矯正機構付ターンテーブル5は公知の
ものを採用でき、例えば特開昭61‐55095号公報
に開示されたものを採用できる。その梯子3にリフター
8が取り付けられ、そのリフター8は図外駆動装置によ
り梯子3に沿って移動可能とされている。そのリフター
8は公知のものを採用でき、例えば実公昭58‐266
79号公報に開示されたものを採用できる。
【0013】その梯子3を構成する最上層の単位はしご
3aの先端にバスケット4が取付けられている。図3〜
図6、図13に示すように(図13において中心より右
方は左方と同一なので左方のみを示す)、その最上層の
単位梯子3aの先端下面に、下方に突出する左右一対の
連結部材11が取り付けられている。両連結部材11に
バスケット4は第2横軸12中心に相対回転可能に連結
されている。その最上層の単位梯子3aの先端の各外側
面それぞれに、油圧シリンダ13のシリンダ本体が第3
横軸14中心に相対回転可能に取り付けられている。各
油圧シリンダ13の伸縮ロッドに、第1アーム15と第
2アーム16とが第4横軸17中心に相対回転可能に取
り付けられている。各第1アーム15は前記連結部材1
1に第5横軸18中心に相対回転可能に取り付けられ、
各第2アーム16はバスケット4に第6横軸19中心に
相対回転可能に取り付けられている。その第2〜第6横
軸12、14、17、18、19は前記第1横軸7に平
行とされている。
【0014】図8〜図10に示すように、そのバスケッ
ト4は、床部材21と、この床部材21を囲むフレーム
22とを有する。そのフレーム22は、その床部材21
の両側部と前縁とに沿うよう床部材21に固定される固
定部22aと、その床部材21の後縁に沿うよう固定部
22aに相対変位可能に取り付けられる一対の可動部2
2bとを有する。
【0015】図8に示すように、そのフレーム22の固
定部22aの正面に正面乗降口22dが形成されてい
る。その正面乗降口22dの上部は、固定部22aにヒ
ンジ23を介し上下方向軸中心に回転可能に取り付けら
れる一対の上扉24により開閉可能とされている。その
正面乗降口22dの下部は、固定部22aに図9に示す
ようにヒンジ25を介し横軸中心に回転可能に取り付け
られる下扉26により開閉可能とされている。図9にお
いて2点鎖線により各扉24、26が開いた状態を示
す。
【0016】図10に示すように、そのフレーム22の
背面に乗り移り口22cが形成されている。その乗り移
り口22cの上部は背面扉29により開閉可能とされて
いる。その背面扉29は、一方の可動部22bに各一端
が前後方向軸中心に相対回転可能に連結されている上下
桟29a、29bと、その上桟29aに一端が下桟29
bに他端が前後方向軸中心に相対回転可能に連結されて
いる中間桟29cとで構成され、図10において2点鎖
線により背面扉29が開いた状態を示す。その乗り移り
口22cの下部は、床部材21に取り付けられた一対の
連結支柱30の間にあり、各連結支柱30に前記第2横
軸12の軸受部31と第6横軸19の軸受部32とが設
けられている。
【0017】そのフレーム22の各可動部22bは、連
結支柱30と固定部22aの後端とにヒンジ35を介し
前記第2横軸12と平行な横軸中心に回転可能に取り付
けられている。各可動部22bは、その回転により図9
において2点鎖線で示す退避位置に変位可能とされてい
る。また、固定部22aと可動部22bとはガスダンパ
ー34により連結され、そのガスダンパー34は退避位
置に変位した可動部22bにフレーム22の背面を構成
する位置に復帰させる弾性力を作用させる。その弾性力
により可動部22bがフレーム22の背面を構成する位
置を超えないように、図10に示すように、固定部22
aにストッパー33が取り付けられている。
【0018】各可動部22bは、それぞれロック装置3
7により回転が規制される。各ロック装置37は、図9
〜図12に示すように、可動部22bに固定されるスリ
ーブ38、39に第2横軸12と平行な軸中心に回転可
能に取り付けられるシャフト40と、そのシャフト40
に同行回転するよう連結されるアーム42およびフック
44と、そのアーム42に第2横軸12と平行な軸中心
に回転可能に取り付けられるゴムローラ45と、フレー
ム22の固定部22aに取り付けられるピン46と、そ
のアーム42をフック44がピン46に引っ掛かかる方
向に付勢するバネ47とを備える。その可動部22bが
フレーム22の背面を構成する位置では、図11におい
て実線で示すようにフック44はピン46に引っ掛けら
れ、可動部22bの変位は阻止され、そのアーム42が
図11において矢印A方向に揺動すると2点鎖線で示す
ようにフック44はピン46から外れ、可動部22bは
前記ヒンジ35を介し固定部22aに対し相対変位可能
になる。
【0019】図3に示すバスケット4は収納位置にあ
り、その収納位置においてバスケット4は長手方向が前
後方向に沿う梯子3に前後方向に関して重合する部分を
有するよう上方から被せられ、バスケット4の床面4a
は梯子3の長手方向に対し略直角とされる。その収納位
置にあるバスケット4は、前記油圧シリンダ13の伸長
により第2横軸12中心に回転して図4、図5に示す使
用位置に変位する。その使用位置においてバスケット4
の床面4aは水平とされ、バスケット4の背面と梯子3
の先端とは対向する。その使用位置にあるバスケット4
は、その油圧シリンダ13の収縮により第2横軸12中
心に回転して収納位置に変位する。
【0020】その使用位置にあるバスケット4の床面4
aが水平になるように、その第2横軸12中心の梯子3
に対するバスケット4の相対回転角度を検出するポテン
ショメータ(図示省略)が設けられ、そのポテンショメ
ータからの信号と、前記第1横軸7中心の梯子3のター
ンテーブル5に対する相対揺動角度のポテンショメータ
による検知信号と、そのターンテーブル5の梯子支持面
の水平に対する傾斜角度の検知センサーからの検知信号
とにより、油圧シリンダ13の伸縮を制御する制御装置
(図示省略)を消防自動車1は備える。
【0021】図4に示す梯子3の長手方向の水平に対す
る傾斜角度が小さい場合に比べ、図5に示す梯子3の長
手方向の水平に対する傾斜角度が大きい場合の方が、バ
スケット4の背面上部と梯子3の先端との距離は大きく
なる。その梯子3の長手方向の傾斜角度に応じ距離が変
動するバスケット4の背面上部と梯子3との間に、一対
の手摺り60が配置されている。各手摺り60の一端側
は梯子3に連結され、他端側はバスケット4に連結され
ている。
【0022】図3〜図6に示すように、各手摺り60は
パイプ材により外周が長方形のフレーム状に形成され、
その長手方向が梯子3の長手方向に沿うように、最上層
の単位梯子3aの相対向する内側面に複数のローラー6
1を介し連結されている。各ローラー61は、手摺り6
0の上下に2個宛つ第2横軸12と平行な軸中心に相対
回転可能に取り付けられ、図7に示すように、各ローラ
ー61の両端に形成されるフランジ61aの間に手摺り
60が保持される。それらローラー61に案内されるこ
とで、各手摺り60は梯子3の長手方向に沿って直線的
に変位可能とされている。各手摺り60の他端側に、リ
ンクロッド62が連結片63とボルト64とを介し第2
横軸12と平行な軸中心に相対回転可能に連結されてい
る。各リンクロッド62は、バスケット4の可動部22
bに連結片65とボルト66とを介し第2横軸12と平
行な軸中心に相対回転可能に連結されている。
【0023】図3〜図5および図13に示すように、そ
のバスケット4と梯子3とはステップ装置70により連
結されている。そのステップ装置70は、最上層の単位
梯子3aの先端下面にブラケットを介し取り付けられる
一対のピン71と、一対の第1支持リンク72と、一対
の第2支持リンク74とを有する。各ピン71は軸心が
前記第2横軸12に平行とされ、支持リンク72に形成
された長孔72aに相対移動可能に挿入されている。各
第1支持リンク72と第2支持リンク74とに、互いに
平行に配置された2枚のプレート73がステップとし
て、第2横軸12と平行な軸中心に相対回転可能に連結
されている。各第1支持リンク72と第2支持リンク7
4は、バスケット4のフレーム22の固定部22aに第
2横軸12と平行な軸中心に相対回転可能に連結されて
いる。各プレート73の上面はバスケット4の床面4a
に平行とされる。
【0024】上記構成において、バスケット4が使用位
置にある場合は、水平に対する長手方向の傾斜角度が増
大するように梯子3が揺動すると、バスケット4の床面
4aを水平にするため梯子3の先端とバスケット4の背
面上部との距離が大きくなるため、手摺り60は梯子3
から突出する方向に変位され、梯子3からの突出量が増
大する。また、水平に対する長手方向の傾斜角度が減少
するように梯子3が揺動すると、バスケット4の床面4
aを水平にするため梯子3の先端とバスケット4の背面
上部との距離が小さくなるため、手摺り60は梯子3内
に没入する方向に変位され、梯子3からの突出量が減少
する。すなわち、バスケット4の梯子3に対する第2横
軸12中心の回転角度に応じ、手摺り60は梯子3の長
手方向に沿って直線的に変位される。
【0025】また、バスケット4の背面は使用位置にお
いて梯子3の先端と対向するので、バスケット4が梯子
3に対し第2横軸12中心に回転して収納位置に変位す
る時、その変位途中において前記可動部22bの梯子3
に対する変位は阻止される。すなわち、その変位途中に
前記ロック装置37のゴムローラ45が梯子3の先端面
により押し上げられることで、アーム42が図11にお
いて矢印A方向に揺動され、フック44がピン46から
外され、その可動部22bは固定部22aに対し第2横
軸12と平行な軸中心に相対変位可能になる。これによ
り、そのバスケット4の収納位置への変位途中におい
て、可動部22bは梯子3に対する変位を阻止され、同
時に手摺り60の変位も阻止され、バスケット4が収納
位置に位置すると可動部22bは前記退避位置に位置す
る。
【0026】上記構成によれば、梯子3とバスケット4
との間隔変化に応じた手摺り60の変位により、手摺り
60とバスケット4との間隔および手摺り60と梯子3
との間隔が、その手摺り60を利用し難くなる程に大き
くなることはなく、バスケット4の床面4aを水平に保
つ場合に、手摺り60の梯子3からの突出量を適正量に
できる。これにより、バスケット4と梯子3との間で人
が乗り移る際に、梯子3の揺動量に拘らず、常に手摺り
60を利用して充分に体の安定を保てる。よって、消火
現場において被災者をバスケット4から梯子3に迅速に
乗り移らせ、特にリフター8を用いる救助活動に寄与で
きる。また、手摺り60とバスケット4との間隔が小さ
い場合、手摺り60は梯子3への没入方向に変位するの
で、バスケット4の梯子3に対する変位が手摺り60に
より阻害されることはない。また、バスケット4が収納
位置に変位する時は手摺り60は梯子3内に没入する方
向に変位されるので、バスケット4の収納位置への変位
が手摺り60により邪魔されることはなく、消防自動車
1の高さや長さを大きくする必要もない。また、バスケ
ット4の収納位置への変位途中に可動部22bの梯子3
に対する変位が阻止されると手摺り60の変位も阻止さ
れるので、手摺り60の変位量を少なくでき、手摺り6
0の小型軽量化を図れる。さらに、手摺り60は梯子3
の長手方向に沿って配置されるので、手摺り60により
消防自動車1の高さが大きくなるのを防止できる。
【0027】本発明は上記実施例に限定されない。例え
ば、図14の第1変形例に示すように、上記手摺り60
に代えて、直線的に相対移動可能に連結される複数の分
割部60a′、60b′、60c′から構成される手摺
り60′を用い、その一端の分割部60a′を梯子3に
固定し、他端の分割部60c′をリンクロッド62を介
しバスケット4の可動部22bに連結してもよい。これ
により、図において実線で示すようにバスケット4が収
納位置では手摺り60′は収縮され、2点鎖線で示すよ
うにバスケット4が使用位置では手摺り60′は伸長さ
れる。他は上記実施例と同様で、同一部分は同一符号で
示す。
【0028】また、図15の第2変形例に示すように、
上記手摺り60に代えて、第2横軸12を中心とする円
周方向に沿って相対移動可能に連結される複数の湾曲し
た分割部60a″、60b″、60c″、60d″から
構成される手摺り60″を用い、その一端の分割部60
a″を梯子3に固定し、他端の分割部60d″をバスケ
ット4の可動部22bに連結してもよい。これにより、
図において実線で示すようにバスケット4が収納位置で
は手摺り60″は収縮され、2点鎖線で示すようにバス
ケット4が使用位置では手摺り60″は伸長される。ま
た、上記実施例では梯子付消防自動車に本発明を適用し
たが、例えばブーム状のバスケット取付体を有する電線
工事用車両等にも本発明を適用でき、そのバスケットか
らブームに取り付けられた梯子等への乗り移りを安全か
つ迅速に行なえる。なお、図14、図15において他は
上記実施例と同様で、同一部分は同一符号で示す。他は
上記実施例と同様で、同一部分は同一符号で示す。
【0029】また、図16の第3変形例に示すように、
上記手摺り60に代えて、第2横軸12を中心とする円
周方向に沿う外縁を有する複数の扇形分割部61a、6
1b、61c、61dから構成される手摺り61を用い
てもよい。その一端の分割部61aは梯子3に固定さ
れ、他端の分割部61dはバスケット4の可動部22b
に連結され、その他端の分割部61d以外の分割部61
a、61b、61cはバスケット4の変位に応じ第2横
軸12を中心として揺動可能とされる。また、相隣接す
る分割部同志は、バスケット4側の分割部の揺動量が一
定以上になると同行揺動するように連結されている。こ
れにより、バスケット4が収納位置では図において実線
で示すように各分割部61a、61b、61c、61d
は互いに重なり、手摺り61の梯子3からの突出量は小
さく、バスケット4が使用位置では2点鎖線で示すよう
に各分割部61a、61b、61c、61dはバスケッ
ト4と梯子3との間で並列し、手摺り61の梯子3から
の突出量は大きい。他は上記実施例と同様で、同一部分
は同一符号で示す。
【0030】また、図17の第4変形例に示すように、
上記手摺り60に代えて、第2横軸12を中心として円
周方向に沿う外縁を有する単一の扇形形状の手摺り62
を用いてもよい。その手摺り62は、一端がバスケット
4の可動部22bに連結され、バスケット4の変位に応
じ第2横軸12を中心として揺動可能とされている。こ
れにより、バスケット4が収納位置では図において実線
で示すように手摺り62の梯子3からの突出量は少な
く、バスケット4が使用位置では2点鎖線で示すように
手摺り62の梯子3からの突出量は多くなる。他は上記
実施例と同様で、同一部分は同一符号で示す。
【0031】また、上記実施例ではバスケット4は第2
横軸12を中心として揺動可能とされ、その揺動により
使用位置と収納位置とに変位可能とされると共に梯子3
の長手方向の水平に対する傾斜角度に応じ床面が水平に
なるように変位したが、図18、図19の第5変形例に
示すように、2つの軸を中心に揺動可能とされてもよ
い。すなわち、梯子3の先端に支持アーム80の一端が
連結フレーム83を介し第1横軸7に平行な第1揺動軸
81中心に揺動可能に取り付けられ、その支持アーム8
0の他端にバスケット4の上部が第1揺動軸81に平行
な第2揺動軸82中心に揺動可能に取り付けられてい
る。その支持アーム80は連結フレーム83に取り付け
られた油圧モータ(図示省略)により、第1揺動軸81
中心に揺動駆動される。その支持アーム80に油圧シリ
ンダー85の一端85aが第1揺動軸81に平行な軸中
心に相対揺動可能に連結され、その油圧シリンダー85
の他端85bがバスケット4の床面近傍の下部に第1揺
動軸81に平行な軸中心に相対揺動可能に連結され、そ
の油圧シリンダー85の伸縮によりバスケット4は第2
揺動軸82中心に揺動駆動される。梯子3が車両の前後
方向に略沿う状態では、図18に示すようにバスケット
4が収納位置にある時の第2揺動軸82は第1揺動軸8
1の後方かつ上方とされ、図19に示すようにバスケッ
ト4が使用位置にある時の第2揺動軸82は第1揺動軸
81の前方かつ下方とされる。図19において、支持ア
ーム80が第1揺動軸81中心に矢印P方向に揺動する
と共にバスケット4が第2揺動軸82中心に矢印Q方向
に揺動することで、バスケット4は使用位置から収納位
置に変位し、支持アーム80とバスケット4とが逆方向
に揺動することで収納位置から使用位置に変位する。ま
た、梯子3の長手方向の水平に対する傾斜角度に応じ支
持アーム80が第1揺動軸81中心に揺動すると共にバ
スケット4が第2揺動軸82中心に揺動することで、バ
スケット4は床面が水平になるよう変位する。そして、
上記実施例と同様に手摺り63は梯子3にその長手方向
に沿って直線的に変位可能に取り付けられている。その
バスケット4と手摺り63とを連結するため、梯子3が
車両の前後方向に略沿う状態で、使用位置にあるバスケ
ット4から上方に延びるロッド86と、そのロッド86
と手摺り63とを連結するリンクロッド87とが設けら
れている。これにより、バスケット4が収納位置では図
において実線で示すように手摺り63の梯子3からの突
出量は少なく、バスケット4が使用位置では2点鎖線で
示すように手摺り63の梯子3からの突出量は多くな
る。他は上記実施例と同様で、同一部分は同一符号で示
す。
【0032】また、図20〜図22の第6変形例に示す
ように、バスケット4を第5変形例と同様に第1揺動軸
81と第2揺動軸82とを中心に揺動するものとし、第
1揺動軸81を中心とする円周方向に沿う外縁を有する
2つの扇形分割部64a、64bから構成される手摺り
64を用いてもよい。その一方の分割部64aは、図2
2に示すように、第1揺動軸81にボス部64a′を介
し相対回転可能に嵌合される。そのボス部64a′には
長孔64a″が形成され、その長孔64a″に挿通され
るボルト90が第1揺動軸81に取り付けられ、そのボ
ルト90はバスケット4が収納位置にある時は長孔64
a″の一端に当接する。その他方の分割部64bは一方
の分割部64aに、一方の分割部64aの揺動量が一定
以上になると同行揺動するよう連結される。また、バス
ケット4が収納位置にある時は両扇形分割部64a、6
4bは互いに重なる。そのバスケット4が収納位置から
使用位置に変位を開始する当初は、支持アーム80が第
1揺動軸81中心に揺動しても、ボルト90が長孔64
a″内を移動することで、一方の分割部64aは変位し
ない。そのバスケット4が使用位置に至ると、そのボル
ト90が長孔64a″の他端に当接するので、支持アー
ム80の第1揺動軸81中心の回転によりバスケット4
と梯子3との間隔が大きくなると、そのボルト90を介
し一方の分割部64aが梯子3からの突出量が大きくな
るように第1揺動軸81中心に揺動し、その突出量が大
きくなると他方の分割部64bの梯子3からの突出量も
大きくなる。そのバスケット4が使用位置から収納位置
に変位する時は、ボルト90が長孔64a″の一端に当
接することで一方の分割部64aの梯子3からの突出量
が小さくなり、その突出量が大きくなると他方の分割部
64bの梯子3からの突出量も小さくなる。これによ
り、バスケット4が収納位置では図において実線で示す
ように手摺り64の分割部64a、64bは互いに重な
り、バスケット4が使用位置では2点鎖線で示すように
手摺り64の分割部64a、64bはバスケット4と梯
子3との間で並列する。他は上記実施例と同様で、同一
部分は同一符号で示す。
【0033】また、上記実施例では梯子付消防自動車に
本発明を適用したが、例えばブーム状のバスケット取付
体を有する電線工事用車両等にも本発明を適用でき、そ
のバスケットからブームに取り付けられた梯子等への乗
り移りを安全かつ迅速に行なえる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、バスケットを使用する
バスケット取付体の全揺動範囲において、バスケットと
バスケット取付体との間隔変化に拘らず手摺りを利用す
ることができ、しかも、手摺りがバスケットのバスケッ
ト取付体に対する変位を阻害することもない。また、そ
の手摺りをバスケット取付体への没入方向に変位可能と
することで、バスケットの収納位置への変位が阻害され
るのを防止でき、また、車両の高さや長さが大きくなる
のを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の梯子付消防自動車の側面図
【図2】本発明の実施例の梯子付消防自動車の平面図
【図3】その消防自動車においてバスケットが収納位置
にある状態での要部の側断面図
【図4】そのバスケットが使用位置にあって梯子の傾斜
角度が小さい状態での要部の側断面図
【図5】そのバスケットが使用位置にあって梯子の傾斜
角度が大きい状態での要部の側断面図
【図6】その梯子に連結された手摺りの中心より左方に
おける正断面図
【図7】図6における要部の拡大図
【図8】そのバスケットの正面図
【図9】そのバスケットの側面図
【図10】そのバスケットの背面図
【図11】そのバスケットの可動部のロック装置の動作
説明図
【図12】そのロック装置の平断面図
【図13】その梯子に連結されたステップ装置の中心よ
り左方における正断面図
【図14】第1変形例における要部の側断面図
【図15】第2変形例における要部の側断面図
【図16】第3変形例における要部の側断面図
【図17】第4変形例における要部の側断面図
【図18】第5変形例における要部のバスケット収納時
の側面図
【図19】第5変形例における要部のバスケット使用時
の側面図
【図20】第6変形例における要部のバスケット収納時
の側面図
【図21】第6変形例における要部のバスケット使用時
の側面図
【図22】第6変形例における要部の断面図
【図23】従来の問題点の説明図
【符号の説明】
3 梯子(バスケット取付体) 4 バスケット 12 第2横軸 22b 可動部 60、60′、60″、61、62、63、64 手摺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 11/04 B66F 11/04 E06C 5/44 E06C 5/44 7/14 7/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動することで先端が上下に変位するバ
    スケット取付体と、そのバスケット取付体の先端に相対
    変位可能に取付けられるバスケットと、そのバスケット
    取付体とバスケットとの間に配置される手摺りとを備
    え、そのバスケット取付体とバスケットとの間隔変化に
    応じ手摺りは変位可能とされている高所作業車両の手摺
    り装置。
  2. 【請求項2】 そのバスケット取付体の長手方向の水平
    に対する傾斜角度に応じバスケットは床面が水平になる
    よう変位可能とされ、そのバスケット取付体の長手方向
    の水平に対する傾斜角度が大きくなると手摺りはバスケ
    ット取付体からの突出量が多くなるよう変位され、その
    バスケット取付体の長手方向の水平に対する傾斜角度が
    小さくなると手摺りはバスケット取付体からの突出量が
    少なくなるよう変位される請求項1に記載の高所作業車
    両の手摺り装置。
  3. 【請求項3】 そのバスケットは使用位置と収納位置と
    に位置変更可能とされ、その収納位置のバスケットはバ
    スケット取付体に前後方向に関して重合する部分を有す
    るよう上方から被せられ、その手摺りは、バスケットが
    使用位置に変位する時はバスケット取付体から突出する
    方向に変位されると共にバスケットが収納位置に変位す
    る時はバスケット取付体内に没入する方向に変位される
    請求項1または2に記載の高所作業車両の手摺り装置。
  4. 【請求項4】 そのバスケットは収納位置への変位途中
    にバスケット取付体に対する変位を阻止される可動部を
    有し、その可動部のバスケット取付体に対する変位に連
    動して手摺りは変位可能とされている請求項3に記載の
    高所作業車両の手摺り装置。
  5. 【請求項5】 そのバスケットはバスケット取付体の揺
    動中心に平行な横軸中心に回転可能とされ、そのバスケ
    ットのバスケット取付体に対する回転角度に応じて手摺
    りはバスケット取付体の長手方向に沿って直線的に変位
    可能とされている請求項1〜4のいずれかに記載の高所
    作業車両の手摺り装置。
JP6177526A 1994-07-05 1994-07-05 高所作業車両の手摺り装置 Expired - Fee Related JP2524316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6177526A JP2524316B2 (ja) 1994-07-05 1994-07-05 高所作業車両の手摺り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6177526A JP2524316B2 (ja) 1994-07-05 1994-07-05 高所作業車両の手摺り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0820497A JPH0820497A (ja) 1996-01-23
JP2524316B2 true JP2524316B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=16032470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6177526A Expired - Fee Related JP2524316B2 (ja) 1994-07-05 1994-07-05 高所作業車両の手摺り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524316B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4504781B2 (ja) * 2004-10-22 2010-07-14 株式会社モリタホールディングス 消防用梯子
KR100666659B1 (ko) * 2005-04-12 2007-01-10 주식회사 한우티엔씨 소방차용 바스켓
CN102935989B (zh) * 2012-11-15 2015-02-11 长沙中联消防机械有限公司 高空作业车及其工作斗护栏
CN109594872A (zh) * 2018-10-16 2019-04-09 中车四方车辆有限公司 高空作业车
CN112645256A (zh) * 2020-12-28 2021-04-13 长沙中联消防机械有限公司 一种工作斗平台及消防车

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0820497A (ja) 1996-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5385212A (en) Vehicle bonnets
ES2381249T3 (es) Plataforma de trabajo
JP2524316B2 (ja) 高所作業車両の手摺り装置
CA1084005A (en) Wheelchair lift device
KR100680148B1 (ko) 굴절식 보조사다리를 구비한 고가사다리
JP4105969B2 (ja) 梯子車
JP2546779B2 (ja) 輪転印刷機の作業床昇降用踏段
JPH0524713Y2 (ja)
JP2591146Y2 (ja) 扉面体の開閉装置
JP3051061U (ja) 車両用昇降装置におけるプラットホームの手摺自動起伏装置
JPH0116668Y2 (ja)
JPH07279564A (ja) 跳ね上げ式門扉
JPH11342871A (ja) キャブオーバトラックのキャブチルト装置
JP2009046932A (ja) 産業車両用キャビンドア開閉装置
JPS6030369Y2 (ja) 移動式駐車設備
JPH074978Y2 (ja) 産業車両のlpgボンベ支持装置
JPH0649588Y2 (ja) 消防用高所作業車
JPH071349Y2 (ja) 産業車両のエンジンフード支承装置
JPH0132571Y2 (ja)
JP4411619B2 (ja) 車両用昇降装置における手摺自動起伏装置
JP4720012B2 (ja) 跳ね上げ式門扉
JPH07233541A (ja) 建設車両の乗降用ステップ
JP3956477B2 (ja) 産業車両におけるフードの開閉機構及び産業車両
JPH08209971A (ja) ドアプロテクタ
JPH0428273Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees