JPH074978Y2 - 産業車両のlpgボンベ支持装置 - Google Patents

産業車両のlpgボンベ支持装置

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Publication number
JPH074978Y2
JPH074978Y2 JP4145089U JP4145089U JPH074978Y2 JP H074978 Y2 JPH074978 Y2 JP H074978Y2 JP 4145089 U JP4145089 U JP 4145089U JP 4145089 U JP4145089 U JP 4145089U JP H074978 Y2 JPH074978 Y2 JP H074978Y2
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JP
Japan
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cylinder
support device
engine hood
lpg
lpg cylinder
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Application number
JP4145089U
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JPH02130816U (ja
Inventor
弘二 西井
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フォークリフトやショベルローダ等のような
産業車両に係り、詳しくはLPG(液化石油ガス)を燃料
とする産業車両のLPGボンベ支持装置に関する。
(従来の技術) 第5図及び第6図はフォークリフトに装備された従来の
LPGボンベ支持装置を示している。図示のようにLPGボン
ベ31のボンベ受台32は、三角形をなす左右一対の側板3
3、両側板33を相互に連結する3本の支持棒34、この支
持棒34上に乗せられたLPGボンベ31を固定するためのバ
ンド35及びバックル36からなっており、そしてこのよう
な構成のボンベ受台32は、通常の場合、安全を考慮して
車体後部を構成しているカウンタウェイト37の後端部側
には取付けず、カウンタウェイト37の前側に位置するヘ
ッドガードのリヤピラー38を利用して取付けるのが一般
的となっている。
すなわち、ボンベ受台32における一方の側板33には貫通
孔を有したヒンジブラケット39を固着するとともに、該
ヒンジブラケット39を一方のリヤピラー38に固定された
固定ブラケット40にヒンジピン41を介して水平回動可能
に取付け、また他方の側板33には貫通孔を有した係止片
42を固着するとともに、該係止片42を他方のリヤピラー
38に固着された固定ブラケット43に抜脱可能の係止ピン
44を介して着脱可能に係止している。
つまり、従来のボンベ受台32は、係止ピン44を抜取った
状態では、ヒンジピン41回りに水平回動することによ
り、車体側方へ変位できる構成となっており、これはエ
ンジンの保守・点検等のサービス作業時にエンジンルー
ム開放のためにエンジンフード45(ティルトオーバーキ
ャブ式車両にあってはキャビン)を後方へ傾動させたと
きに、それらとの干渉を避けるようにしたものである。
このようなLPGボンベ支持装置としては、たとえば実開
昭63−18497号公報を挙げることができる。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述した従来のLPGボンベ支持装置では、エ
ンジンのサービス作業に際してエンジンフード45に対す
るLPGボンベ31の干渉を避けるべくその都度係止ピン44
の脱着作業及びボンベ受台32の水平回動作業を必要とす
るものであり、結果としてサービス作業そのものがすこ
ぶる煩しいという問題がある。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、エンジンルームの
開放に際して、LPGボンベの干渉回避のための特別の作
業が要らないLPGボンベ支持装置を提供することを、そ
の目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するために、車体後部上にボ
ンベ受台を前後方向に移動可能に取付けるとともに、同
ボンベ受台の前方において車体に後傾可能に設置された
エンジンフード又はキャビンの後傾時に前記ボンベ受台
が後方へ移動されるようにボンベ受台とエンジンフード
又はキャビンとをリンクにより連結する構成としてい
る。
(作用) 上述のように構成されたLPGボンベ支持装置によれば、
エンジンルーム開放のためにエンジンフード又はキャビ
ンを後傾したとき、該後傾動作に連動してLPGボンベが
ボンベ受台と共に後方へ移動し、該エンジンフード又は
キャビンとの干渉が回避される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
<実施例1> まず、エンジンフード式の車両に適用した実施例1を第
1図〜第3図に基づいて説明する。LPGボンベ1のボン
ベ受台2は、従来と同様に、三角形をなす左右一対の側
板3と、両側板3を相互に連結する3本の支持棒4と、
この支持棒4上に乗せられたLPGボンベ1を固定するた
めのバンド5及びバックル6から構成されている。そし
て、車体後部のカウンタウェイト7上には断面溝形に形
成された左右2本のトラックレール8がブラケット9を
介して前後方向に並行して設置されており、このトラッ
クレール8に上記のように構成されたボンベ受台2がそ
の側板3の下部に設けられた少なくとも前後2個のロー
ラ10を介して前後動可能に取付けられている。
一方、カウンタウェイト7の前方にはエンジンルームを
隠蔽するためのエンジンフード13が配置されるととも
に、ヘッドガードの左右のリヤピラー11に蝶番12を介し
て前後傾可能に取付けられている。そしてエンジンフー
ド13上には左右2本のステー14が立設されており、この
ステー14の上端部と、前記ボンベ受台2における左右の
側板3の下端部側とがリンク15を介してピン16により連
結されている。
本実施例は上述のように構成したものであり、エンジン
フード13がエンジンルームを閉鎖している通常時にはボ
ンベ受台2は第1図に実線で示すようにカウンタウェイ
ト7の比較的前側に位置している。従って、この状態で
は走行中にボディ後端部が壁等に当接したような場合に
あってもLPGボンベ1が当ることはなくその安全が確保
される。
一方、エンジンルームのサービス作業を行なうために、
エンジンフード13を第1図に仮想線で示すように後傾さ
せると、ステー14及びリンク15を介してボンベ受台2が
押され、該ボンベ受台2はトラックレール8に沿ってロ
ーラ10を介してカウンタウェイト7の後側へ移動し、こ
のことによってエンジンフード13、具体的にはエンジン
フード13上に設置されているシート17との干渉が回避さ
れる。
なお、エンジンルームを閉鎖すべくエンジンフード13を
前傾したときは、ボンベ受台2はステー14及びリンク15
を介して前方へ引張られ初期位置へ復帰される。
<実施例2> つぎに、第4図に基づいて実施例2を説明する。この実
施例2はティルトオーバーキャブ形式の車両に適用した
ものであり、基本的には前述した実施例1と同様であ
る。すなわち、ボンベ受台2はカウンタウェイト7上に
設置された左右2本のトラックレール8に沿って前後方
向に移動可能に支持され、そしてキャビン18の後端部と
ボンベ受台2の側板3とを左右2本のリンク15を介して
ピン16により連結した構成となっている。
従って、実施例1の場合と同様に、エンジンルームを開
放すべくキャビン18を後傾したときは図示仮想線のよう
にリンク15を介して押されたボンベ受台2がトラックレ
ール8に沿って後方へ移動され、キャビン18とボンベ受
台2との干渉が回避される。
なお、図示の実施例で説明したトラックレール8は、必
要ならば2重レールによる伸縮形式に構成し、エンジン
フード13又はキャビン18の後傾時において、ボンベ受台
2がカウンタウェイト7の後端部よりもさらに後方へ突
出するように大きく変位させることが可能である。この
ときはエンジンルームの開度をより大きくとることがで
き、とくにカウンタウェイト7の小さい小型車の場合に
有利となる。また、ボンベ受台2の移動はローラ10を利
用した転動式に代え、摺動式に変更しても差支えない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、エンジンルーム
内のサービス作業時において、エンジンフード又はキャ
ビンの後傾動作を利用してLPGボンベを干渉位置から退
避できるので、従来装置のような煩しさが解消され、保
守・点検等のためのサービス作業の簡便化に役立つもの
である。また、エンジンルームの閉鎖時にあってはLPG
ボンベをエンジンフード又はキャビンに接近した位置、
つまりカウンタウェイトの後端部から離れた前側位置に
保持できるため、走行時あるいは荷役作業中において、
カウンタウェイトの後端部が壁等に当接した場合の安全
を確保する上で有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例1のLPGボンベ支持装置を示す
側面図、第2図は同じく平面図、第3図はボンベ受台の
移動部の背面図、第4図は実施例2のLPGボンベ支持装
置を示す側面図、第5図は従来のLPGボンベ支持装置を
示す側面図、第6図は同じく背面図である。 1…LPGボンベ 2…ボンベ受台 7…カウンタウェイト 8…トラックレール 10…ローラ 13…エンジンフード 14…ステー 15…リンク 18…キャビン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体後部上にボンベ受台を前後方向に移動
    可能に取付けるとともに、同ボンベ受台の前方において
    車体に後傾可能に設置されたエンジンフード又はキャビ
    ンの後傾時に前記ボンベ受台が後方へ移動されるように
    ボンベ受台とエンジンフード又はキャビンとをリンクに
    より連結した産業車両のLPGボンベ支持装置。
JP4145089U 1989-04-07 1989-04-07 産業車両のlpgボンベ支持装置 Expired - Lifetime JPH074978Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4145089U JPH074978Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 産業車両のlpgボンベ支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4145089U JPH074978Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 産業車両のlpgボンベ支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02130816U JPH02130816U (ja) 1990-10-30
JPH074978Y2 true JPH074978Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31552126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4145089U Expired - Lifetime JPH074978Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 産業車両のlpgボンベ支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074978Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248949A (ja) * 2001-01-20 2002-09-03 Daimlerchrysler Ag 燃料タンク付き車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248949A (ja) * 2001-01-20 2002-09-03 Daimlerchrysler Ag 燃料タンク付き車両

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02130816U (ja) 1990-10-30

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