JP2523516Y2 - ツイストドリル - Google Patents

ツイストドリル

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JP2523516Y2
JP2523516Y2 JP453590U JP453590U JP2523516Y2 JP 2523516 Y2 JP2523516 Y2 JP 2523516Y2 JP 453590 U JP453590 U JP 453590U JP 453590 U JP453590 U JP 453590U JP 2523516 Y2 JP2523516 Y2 JP 2523516Y2
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drill
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公志 西川
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東芝タンガロイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ツイストドリルに関し、特に先端切刃形状
を改善するようにしたものである。
(従来の技術) 従来、この種のツイストドリルは、超硬ツイストドリ
ルの開発が盛んに行なわれ、例えば、特公昭58−18163
号公報、特公昭61−30845号公報などにみられるツイス
トドリルが開示されている。
そして、前者は、いわゆる渦巻き刃ドリルに関するも
ので、後者は、芯厚、溝幅比等を数値限定したドリルに
関するものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この種のツイストドリルでは、性能を
向上させるためには、ドリルの喰付き性、チゼル近傍の
切りくず処理性の改善が問題点となっている。
このようなことから、本考案では、先端切刃稜の形状
を改善して前述した問題点を解消しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、ドリル本
体の端部に形成される先端切刃稜を形状的に改善したも
のである。すなわち、先端切刃稜は、軸方向からの先端
視を基準にしたときに、外周側では、直線稜が形成され
るようにし、また中心側では、回転中心から外周側の直
線稜に向かう線分の中間部位を先端逃げ面側で凹曲させ
るとともに、その両端側に残存する線分を先端逃げ面側
で凸曲させるようにしたチゼル稜が備えられたツイスト
ドリルを提供するものである。
(作用) 本考案のツイストドリルは、チゼル部分が形状的に改
善されているものであり、特に被削材に対する喰付き性
が良好となるように作用する。これは、チゼル稜部分に
は、凹凸稜が形成されるためである。
また、本考案はツイストドリルは、喰付き性がよくな
ることに伴い切りくずしが変形して、分断しやすくなる
ため切りくず処理性も向上する。
(実施例) 以下、本考案ツイストドリルにおける一実施例につい
て、図を参照しながら説明する。
第1図乃至第3図において、(1)は、ツイストドリ
ルであり、1対のねじれ溝(2)を備えたドリル本体
(1a)およびシャンク部分(1b)からなっている。そし
て、この工具本体(1a)の端部には、1対の先端切刃稜
(3)、先端逃げ面(4a)および先端二次逃げ面(4b)
が形成されている。
しかして、この先端切刃稜(3)は、その軸方向端面
視では、外周側の直線稜(3a)およびチゼル稜(3b)か
らなっているものである。そして、このチゼル稜(3b)
は、シンニング(5)の付与により回転中心0から、直
線稜(3a)に向かう線分中間部位を先端逃げ面(4a)側
で凹曲させ、その両端に残存する線分を先端逃げ面で凸
曲させるようにしているものである。
また、第4図は、第2図および第3図に対する変形例
を示したものであり、第2図および第3図にみられる段
差量δが形成されないものである。前者は、溝幅を狭く
して、ドリル強度を高めるようにしたものである。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、チゼル部分の刃形形
状を改善したものであるから、被削材に対する喰付き
性、切りくずの排出性が良好となり、穴あけ性能の向上
が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案ツイストドリルの一実施例を示す正面
図、第2図は、その拡大平面図、第3図は、第2図のA
矢視部分を示す要部拡大平面図、第4図は、変形例を示
す拡大平面図である。 (1a)…ドリル本体、(2)…ねじれ溝 (3)…先端切刃稜、(3a)…直線稜 (3b)…チゼル稜

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドリル本体(1a)の外周側面には、軸方向
    に延びる1対のねじれ溝(2)が形成され、しかもその
    端部には、先端切刃稜(3)が備えられられるようにし
    たツイストドリルにおいて、 前記先端切刃稜(3)は、軸方向からの先端視を基準に
    したときに、外周側では、直線稜(3a)が形成され、中
    心側では、回転中心0から、外周側の直線稜(3a)に向
    かう線分の中間部位を先端逃げ面(4a)側で凹曲させる
    とともに、その両端側残存する線分を先端逃げ面(4a)
    側で凸曲させたチゼル稜(3b)が形成されるようにした
    ことを特徴とするツイストドリル。
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