JP2005198691A - 酸素富化機 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋内・外を問わずどこでも使用できる使用勝手の良い酸素富化機を提供する。
【解決手段】酸素富化手段15とそこで得られた酸素富化空気を所定個所に供給するポンプ手段5とを内蔵した本体1と、本体1内に外気を吸引し酸素富化手段15に供給した後本体1外に排気する送風手段(図示せず)と、ポンプ手段5及び送風手段を制御する制御手段31と、ポンプ手段5、送風手段、制御手段31の電源となる二次電池32とを備え、酸素富化手段15の一方の面に制御手段31を、他方の面に二次電池32を配設したもので、二次電池32により交流電源の無い室外や、車両等の中でも酸素富化機を使用する事ができると共に、送風手段により取り入れられる外気で冷やされる酸素富化手段15の一方に二次電池32を、他方に制御手段31が配されているので、それらが効率良く冷却され、二次電池32の早期劣化を防止し、制御手段31の信頼性も向上する。
【選択図】図6

Description

本発明は、酸素富化空気を使用者に供給する酸素富化機に関するものである。
従来のこの種の酸素富化機について、図12を用いて説明する。図12は、従来の酸素富化機の断面図を示すものである。酸素富化機の本体50は、空気中の酸素濃度を高める酸素富化手段51と、酸素富化手段51で得られた酸素富化空気を吐出手段52に供給するポンプ手段53を内蔵すると共に、持ち運び用のハンドル54と、ポンプ手段53に電源を供給するための電源コード55が設けられている。吐出手段52は、使用者の頭に
セットするヘッドセット(図示せず)に設けられた吐出口(図示せず)に連通されている。
そして使用者が、ヘッドセットを頭にセットし、電源コード55を屋内のコンセントに差し込んで、本体50の電源スイッチ(図示せず)をオンすると、ポンプ手段53の運転を開始し、外気が酸素富化手段51内に吸引されると共に酸素富化された空気が吐出手段52に送られ、使用者は、自分の口元にセットした吐出口から酸素富化された空気を吸引することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3096113号公報
しかしながら、前記従来の酸素富化機においては、本体50は交流電源で運転されるものであるため、屋内でしか使用する事ができず、商用電源が得られない屋外や車の中では使用できないという課題があった。
特に最近になってこの種の酸素富化機の認知度が高まり、運動中の使用、勉強時の使用、更には自動車内での使用等々というように、幅広いシーンで使用されることが多くなり、使用上の制約は課題の一つとなりつつある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、商用電源が得られない屋外や、自動車、電車などの車輛内でも自由に使用できるとともに、内蔵された電気部品の信頼性が高い酸素富化機を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の酸素富化機は、酸素富化手段と前記酸素富化手段で得られた酸素富化空気を所定個所に供給するポンプ手段とを内蔵した本体と、前記本体内に外気を吸引し前記酸素富化手段に供給した後前記本体外に排気する送風手段と、前記ポンプ手段及び前記送風手段を制御する制御手段と、前記ポンプ手段、前記送風手段、前記制御手段の電源となる二次電池とを備え、前記酸素富化手段の一方の面に前記制御手段を、他方の面に前記二次電池をそれぞれ配設したもので、二次電池を備えているので、交流電源の無い室外や、車両等の中でも酸素富化機を使用する事ができるので、使用勝手が大幅に向上すると共に、送風手段により取り入れられた外気で冷やされる酸素富化手段の一方に面に、充・放電時に熱を放出する二次電池を、他方の面に運転時に熱を発する制御手段が配されているので、それらが効率良く冷却され、二次電池の早期劣化を防止し、制御手段の信頼性を向上させる事ができるものである。
本発明の酸素富化機は、商用電源が得られない屋外や、自動車、電車などの車輛内等、どこでも使用でき非常に使用勝手が良く、さらに内蔵された電気部品の信頼性が高いものである。
第1の発明は、酸素富化手段と前記酸素富化手段で得られた酸素富化空気を所定個所に供給するポンプ手段とを内蔵した本体と、前記本体内に外気を吸引し前記酸素富化手段に供給した後前記本体外に排気する送風手段と、前記ポンプ手段及び前記送風手段を制御する制御手段と、前記ポンプ手段、前記送風手段、前記制御手段の電源となる二次電池とを備え、前記酸素富化手段の一方の面に前記制御手段を、他方の面に前記二次電池をそれぞれ配設したもので、二次電池を備えているので、交流電源の無い室外や、車両等の中でも酸素富化機を使用する事ができるので、使用勝手が大幅に向上すると共に、送風手段により取り入れられた外気で冷やされる酸素富化手段の一方に面に、充・放電時に熱を放出する二次電池を、他方の面に運転時に熱を発する制御手段が配されているので、それらが効率良く冷却され、二次電池の早期劣化を防止し、制御手段の信頼性を向上させる事ができるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明のポンプ手段の上部に酸素富化手段を配置したもので、相対的に大きく質量の重いポンプ手段を下方に配置する事により、本体の安定感が増すと共に、比較的薄型の酸素富化手段の両側に生じるデッドスペースを二次電池と制御手段の配置に利用するので、全体的に薄型に形成することができ、本体の取り扱い、運搬、操作が容易になるものである。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の本体内にポンプ手段及び酸素富化手段を内装する内装ケースを備え、この内装ケース内に送風手段による空気が流れるようにしたもので、ポンプ手段及び酸素富化手段を内装ケースに収納する事で部品のユニット化ができ、本体全体の組み立てを容易にするとともに、前記内装ケースで送風手段による空気が通る空気通路を兼ねるので、空気通路用の別部品が不用になり、酸素富化機を安価に形成することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の送風手段により外気を取り入れる吸気口と、それを排気する排気口を設け、前記吸気口及び前記排気口を、本体の同一面内に形成したもので、本体の使用時に、吸気口及び排気口を設けた一面以外の5面の内どれでも下にして使用できるので、設置形態の選択肢が増え、使用勝手が向上する。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の二次電池に電気的に接続されると共に外部電源に接続される給電用端子を本体に設けたもので、本体を室内で使用する際は、給電用端子に一般の交流電源を接続するようにしたり、車内で使用するときには、シガーライタから給電用端子に電力を供給するようにすることで、二次電池の消耗が抑制されるとともに、その交流電源或いはシガーライタからの電力で前記二次電池の充電が可能となり、二次電池の早期劣化を防止し、かつ本体の使用勝手が向上するものである。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の本体の適所に、肩掛け用のストラップを取り付けるための係止部を設けたもので、比較的重い二次電池を備えた本体をストラップを用いて肩に掛けられるので、運搬時に手や腕に加わる負担が大幅に軽減され、より使いやすいものとなるものである。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の本体上部に持ち運び用のハンドルを設け、前記ハンドルの略中心と、制御手段と二次電池の間を通る中心線上に本体の重心を位置させるようにしたもので、ハンドルの略中心の下方に本体の重心が位置するので、本体の運搬時に、ハンドルを握った手に無理な力が加わる事が無い。
第8の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の本体上部に持ち運び用のハンドルを設け、前記ハンドルと前記本体との間にシートベルトを通して本体を車内の座席に固定できるようにしたもので、運転しながらあるいは、助手席、後部座席等で酸素富化空気を得るために本体を運転する際に、シートベルトで、本体を座席に固定できるので、移動中に本体が予期しない方向に移動或いは転倒したりする事が無く、安心して、使用することができると共に、本体が車内の床に落下したり、ドアに当たって破損する事もない。
第9の発明は、特に、第7又は第8の発明のハンドルを本体に対し引き出し自在としたもので、本体の運転時や、収納時にハンドルを本体に収納することで、見栄えが良く、又場所も取らず、運搬時にはハンドルを引き出す事で、運搬が容易になり、極めて使用勝手の良い酸素富化機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態における酸素富化機について、図1〜11を用いて説明する。
図において、1は縦長箱状の本体で、その外郭は、前後二つのケース1a、1bを突合せ結合して構成され、底板2にビス止め結合されている。3は本体1内に設けた内装ケースで、左右二つのケース3a、3bを突合せ結合して構成され、前記本体1の底板2に着脱自在にビス止めされている。4は前記本体1の上部開口を覆う天板で、前記内装ケース3にビス止めして着脱自在に取付けてある。
5は、内装ケース3の下部に内装されたベローズポンプ等からなり後述の酸素富化手段15に連通するポンプ手段で、底板2に対して以下のように弾性的に取付けてある。
すなわち、6は底板2のポンプ手段取付凹部2aに嵌合設置された台板で、その適所を底板2にビス止めしてある。7は前記ポンプ手段5の底面にビス結合された取付板で、前後左右のコーナ部にコイルバネ等から形成された第1弾性手段8と、その中心側寄り部分にゴムのような弾力性を有する柱状弾性体からなる第2弾性手段9を介して前記台板6に装着されている。
ここで前記第2弾性手段9は、その上下各端部の円周上に設けられ引っ掛け部9aを台板6及び取付板7にそれぞれ設けた孔6a、7aの縁に嵌合させて結合してあり、この結合によって台板6と取付板7を連結して防振ユニットが構成されている。なお、上記台板6及び取付板7の第1弾性手段8を受ける部分にはこれの坐屈防止用の突部等を設けておくのが好ましい。
更に、ポンプ手段5も内装ケース3に対して以下のように弾性的に支持されている。
すなわち10、11は前記ポンプ手段5を左・右・前から弾性的に支持する第3弾性手段で、圧縮コイルスプリング等で構成されている。この各第3弾性手段10、11はその一端を支持板12に結合させてあり、他端を前記内装ケース3の左右側面及び前側に形成した開口部13より挿入してポンプ手段5の側面及び前側に圧接させた後、開口部周縁の係止部14に前記支持板12をスライド係合させることにより内装ケース3に後付け可能となっている。
15は前記ポンプ手段5の上部に配置した酸素富化手段で、側面の上下方向に渡って設けたパッキン(図示せず)を介して前記内装ケース3のケース3a、3bで挟持固定されている。この酸素富化手段15は図8、9に示すように、メッシュ構造のフレーム17の両側面に略長方形の酸素富化膜18を貼って両膜間を通路としたモジュール19を、複数枚積層した略直方体のユニット構造となっており、フレーム17の通路内を吸引することにより、酸素富化膜18の外側周辺を流れる空気の一部が酸素富化膜18を通過してフレーム17の通路内に入りこみ、酸素富化空気が得られる。得られた酸素富化空気は唯一の出口である排出口20から前記ポンプ手段5がパイプ21を介して吸引するようになっている。
なお、上記酸素富化膜18は有機高分子の平膜より構成され、空気中の窒素に比べ酸素をよく通すため比較的高い酸素濃度のいわゆる酸素富化空気が得られるもので、前記ポンプ手段5による吸引によって通常約21%の酸素濃度を約30%に高めた酸素富化空気が得られる。
22は前記本体1の天板4に開口させた吐出口で、パイプ23を介して前記ポンプ手段5の排出側に接続され、ポンプ手段5から送出された酸素富化空気が吐出するところである。23aは上記パイプ23の途中に設けた消音器で、途中の通路面積を拡大させる事で消音させている。
24は前記ポンプ手段5の後部に配置した送風手段で、本体1の後面でかつ酸素富化手段15に対向して設けた吸気口25から外気を吸引し、内装ケース3内の酸素富化手段15へと取り込み、その後下向きに変流してポンプ手段5を冷却した後に排気口26より本体1外に排気するようにしている。上記送風手段24は、ポンプ手段5を冷却する機能の他に、酸素富化手段15に新鮮な外気を送ることにより、酸素富化効率の低下を防止する働きもするものである。また、本実施の形態では、内装ケース3内を空気通路として活用すると共に、吸気口25、排気口26の両方を本体1の同一面に、本実施の形態では後面に設けてある。
29、30は内装ケース3の酸素富化手段15を挟持固定している部分の側面に形成された凹所で、その下部に配置されたポンプ手段5より酸素富化手段15の幅が狭いことを利用して形成されている。31は一方の凹所29に配置され電子部品31aを搭載した制御基板等からなる制御手段で、前記ポンプ手段5、送風手段24等を制御するものである。32は、反対側の凹所30に着脱自在に装着される充電可能な二次電池で、前記ポンプ手段5、送風手段24、制御手段31等の電源となるものであり、本体1の下部側面に設けた給電用端子33を介して交流電源や車内のシガーライタ(図示せず)などの外部電源により充電されるようになっている。
この給電用端子33はまた交流を電源としたときの電源端子にもなるもので、一端にプラグ一体型変圧器34aを有し、他端に出力プラグ34bを有する電源アダプタ34の出力プラグ34bを、接続する事により交流を電源として利用できるようになっている。すなわち、プラグ一体型変圧器34aのプラグ部をコンセントに差し込んだときには交流電源が電源となり、コンセントから外したときには前記二次電池32が電源となるように前記制御手段31が切替制御するようになっている。また、給電用端子33を車内のシガーライタと電気的に接続して、自動車のバッテリーを電源として、運転するようにしても良い。
35は本体1の天板4に設けた運転スイッチで、36は、本体1の運転状態を表示する運転表示手段、37は運転時間を設定するタイマースイッチで、例えば30分、1時間、3時間と言うようにあらかじめ設定した時間運転させることができるようになっており、38は、タイマースイッチ37で設定されたタイマー時間を表示するタイマー表示手段で、前記各表示手段はいずれもLEDやランプ等で構成されている。
40は本体持ち運び用のハンドルで、その把持部40aが天板4の上面と面一になるように配置してある。このハンドル40は略コ字状に形成され、把持部40a両側の脚部40bに設けた軸部40cを内装ケース3の上部に設けた上下方向の長孔3cに貫設することによって上下スライド自在としてあり、かつ、軸部40cを中心に前後方向に回動自在ともなっている。
41は本体1の上部前後に設けた係止部で、ストラップ42を取付けることによって当該本体1を肩掛け状態で使用することができるようになっている。
43は前記本体1の天板4に開口させた吐出口22に接続して使用する酸素富化空気吐出ユニットで、一端が吐出口22に接続され他端に吐出口体46が接続された柔軟なチューブ44と、その途中に設けられ酸素富化空気に含まれる結露水を捕集する結露用容器45とから形成されている。本実施の形態では、吐出口体46をヘッドセット形式として、その上部を頭部、首部、耳などにセットし、下方に設けたマウスピース47が使用者の口元に対向するようになっており、使用者は両手を自由にしたまま酸素富化空気を得る事ができるようになっている。
次に、上記構成に基づく本実施の形態の動作について、説明する。
最初に、使用者は、吐出ユニット43を頭部、首部或いは耳部にセットする。そして運転スイッチ35をON操作すると、ポンプ手段5に動作電源が供給され通電状態を示す運転表示手段36が点灯するとともに、タイマースイッチ37で設定した時間に応じてポンプ手段5が運転し、かつ送風手段24が作動する。そして送風手段24の作動により本体1に設けた吸気口25より外気が吸引され、この外気は酸素富化手段15を通り、排気口26から本体外に排出される。一方、前記酸素富化手段15を通る外気の一部はポンプ手段5の運転により酸素富化手段15のフレーム17内に吸引され、酸素富化された空気となる。そしてこの酸素富化空気は吐出口22に送出され、チューブ44を介して酸素富化空気吐出ユニット43の吐出口体46のマウスピース47より吐出され、使用者は酸素富化空気を、口や鼻から吸引できるようになる。
ここで、本体1は通常底板2を下にして机や床面等の設置面において使用する。このような状態で使用しているときには、振動源となるポンプ手段5の振動は第1、第2弾性手段8、9の弾性力で吸収され、本体1への伝播を防止される。従って本体1が振動するようなことはなく、当然のことながら使用者は安心して使用できる。
また、この本体1を倒して横向きに設置して使用することもできる。この場合には第3弾性手段10、11がポンプ手段5を弾性的に支持することになるので、この第3弾性手段10、11がポンプ手段5自体の振動を吸収することになり、この場合も本体1への伝播を防止する。このように、本実施の形態によれば、本体1を倒して使用しても本体1が振動するようなことがなく、安心して使用することができる。また、ポンプ手段5の底板2への取付部やポンプ手段5とパイプ23との取付部等に外力や無理な力が加わるようなことも抑制でき、信頼性の向上が図れる。
このように、本実施の形態における酸素富化機は、外部電源が接続できる給電用端子33と二次電池32とを備えているので、交流電源による屋内使用はもちろんのこと、二次電池32を利用して屋外や自動車の車内等でも使用できる。すなわち、電源アダプタ34をコンセントから抜いて運転スイッチ35をONすると、自動的に二次電池32から電源が供給されて既述したような運転が可能となる。従って散歩しながら、或いは車内で酸素富化空気を吸引するといったような屋外での使用が可能となる。また、車内で使用しているときには自動車のシガーライターを電源として充電用端子33を通して電源を取ることができ、更には上記二次電池32を充電することもでき、長時間にわたって使用することができるものである。
また、送風手段24により取り入れられた外気で冷やされる酸素富化手段15の一方に面に、充・放電時に熱を放出する二次電池32を、他方の面に運転時に熱を発する制御手段31が配されているので、運転時に二次電池32、制御手段31が効率良く冷却され、二次電池32の早期劣化を防止し、制御手段31の信頼性を向上させる事ができるものである。
さらに、相対的に大きくかつ質量の大きいポンプ手段5を下方に、軽量な酸素富化手段15を上方に配置する事により、本体1の安定感が増すと共に、比較的薄型の酸素富化手段15の両側に生じるデッドスペースを二次電池32と制御手段31の配置に利用しているので、全体的に薄型に形成することができ、本体1の取り扱い、運搬、操作が容易になるものである。
また、吸気口25、排気口26が本体1の同一面にまとめて設けてあるので、吸気口25、排気口26がそれぞれ別々の面に設けてある場合に比べ設置制約が少なくなる。すなわち、吸気口25、排気口26が別々の面に設けてあると、吸気口25、排気口26が設けられた二面を設置面にして使用することができなくなる(吸吸気口25、排気口26が設置面によってふさがれて吸・排気ができなくなるため)が、本実施の形態では、吸気口25及び排気口26を設けた一面以外の5面の内どれでも下にして使用できるので、設置形態の選択肢が増え、使用勝手が向上する。以上のように、本体1を縦にしても横に倒しても使用することができ、使用形態の制約が少なくなって使い勝手が向上する。
また、この酸素富化機は、運搬の際には、ハンドル40を引き出して手に持ち、或いは、本体1の上部前後に設けた係止部41にストラップ42を取付けこのストラップ42を肩にかけることもできる。特に後者の場合、使用者はウォーキングしたり、或いは、エアロバイク等を用いて運動しながら使用することができる。このような時には本体1がぶらぶらして横方向の外力がポンプ手段5に加わることになるが、その際にも上記横方向の外力を第3弾性手段10、11が吸収することになって内装ケース3の内壁にポンプ手段5が直接接触するようなことがなく、本体1が振動して使用者がこれを異常と感じることを防止することができ、安心して使用することができるものである。
以上のようにこの酸素富化機は通常の底板2を下にした使用形態に加え、本体1横に倒しても使用することができるとともに本体1をぶらぶらさせながらでも安心して使用することができ、使用形態の制約が少なくなって使い勝手が向上すると共に幅広いシーンで使用することが可能となる。
また、ハンドル40を引き出し自在としているので、本体1の使用後ハンドル40を本体1に収納することで、見栄えが良く、又収納する時も場所を取らず、極めて使用勝手の良い酸素富化機を提供することができる。
更に、本体1を車内で使用する場合、図11に示すように、ハンドル40を引き出し、そのハンドル40と本体1との間にシートベルト48を通して、本体1を車内の助手席や後部座席などに固定すれば、移動中に本体1が予期しない方向に移動或いは転倒したりする事が無く、安心して、使用することができると共に、本体1が車内の床に落下したり、ドアに当たって破損する事もない。
また、本実施の形態では、内装ケース3内にポンプ手段5及び酸素富化手段15を収納する事で部品のユニット化ができ、予めユニット部品として組み立てておきそれを本体1に組み込むようにすることで、製品としての組み立てが容易になるとともに、内装ケース3で送風手段24による空気が通る空気通路も兼ねているので、空気通路用の別部品が不用になり、酸素富化機を安価に形成することができる。
さらに、図6に示すように、ハンドル40の略中心と、制御手段31と二次電池32の間を通る中心線C.L上に本体1の重心Gが位置するようにすれば、本体1の運搬時に、ハンドル40を握った手に無理な力が加わる事が無い。図6では、酸素富化手段15は本体中央に位置しているが、一般には、制御手段31に較べ二次電池32が重いので、二次電池32、酸素富化手段15及び制御手段31を全体的に制御手段31側に若干移動させる事により、本体1の重心Gを中心線C.L上に容易に位置させる事ができる。
なお、上記実施の形態では、ポンプ手段5を左・右・前の三面を第3弾性手段10、11で弾性支持するようにしたが、後面を含む4面を弾性支持してもよく、その場合は吸・排気口25、26は常識的に設置面とすることのない天面4に設ければよい。また、電源アダプタ34として変圧器付のもので説明したが、本体1側に変圧器を内蔵し、普通の電源コードを直接給電用端子33に接続するようにしても良い。或いは給電端子33は充電専用端子とし、別途電源コードを設ける、或いは当該電源コードを接続する給電口を設けても良い。
以上のように、本発明にかかる酸素富化機は使用形態の制約が少ないので、使い勝手が向上し、色々なシーンで使用可能となる有用なものである。
(a)本発明の第1の実施の形態における酸素富化機の左側面図(b)同酸素富化機に接続される電源アダプタの側面図 同酸素富化機の背面図 同酸素富化機の上面図 同酸素富化機のケースを取り外した時の左側面図 同酸素富化機のケースを取り外した時の右側面図 同酸素富化機のケースを取り外した時の背面図 (a)同酸素富化機の台板、取付板の組み立て状態を示す断面図(b)同台板、取付板の組み立て状態を示す平面図 同酸素富化機の酸素富化手段のモジュールの分解図 (a)同モジュールの組み立て状態を示す斜視図(b)同酸素富化手段の斜視図 同酸素富化機の酸素富化空気吐出ユニットの斜視図 同酸素富化機の座席への取り付け状態を示す斜視図 従来の酸素富化機の断面図
符号の説明
1 本体
2 底板
3 内装ケース
5 ポンプ手段
15 酸素富化手段
24 送風手段
25 吸気口
26 排気口
31 制御手段
32 二次電池
33 給電用端子
42 ストラップ

Claims (9)

  1. 酸素富化手段と前記酸素富化手段で得られた酸素富化空気を所定個所に供給するポンプ手段とを内蔵した本体と、前記本体内に外気を吸引し前記酸素富化手段に供給した後前記本体外に排気する送風手段と、前記ポンプ手段及び前記送風手段を制御する制御手段と、前記ポンプ手段、前記送風手段、前記制御手段の電源となる二次電池とを備え、前記酸素富化手段の一方の面に前記制御手段を、他方の面に前記二次電池をそれぞれ配設した酸素富化機。
  2. ポンプ手段の上部に酸素富化手段を配置した請求項1記載の酸素富化機。
  3. 本体内にポンプ手段及び酸素富化手段を内装する内装ケースを備え、この内装ケース内に送風手段による空気が流れるようにした請求項1又は2記載の酸素富化機。
  4. 送風手段により外気を取り入れる吸気口と、それを排気する排気口を設け、前記吸気口及び前記排気口を、本体の同一面内に形成した請求項1〜3のいずれか1項記載の酸素富化機。
  5. 二次電池に電気的に接続されると共に外部電源に接続される給電用端子を本体に設けた請求項1〜4のいずれか1項記載の酸素富化機。
  6. 本体の適所に、肩掛け用のストラップを取り付けるための係止部を設けた請求項1〜5のいずれか1項記載の酸素富化機。
  7. 本体上部に持ち運び用のハンドルを設け、前記ハンドルの略中心と、制御手段と二次電池の間を通る中心線上に本体の重心を位置させるようにした請求項1〜6のいずれか1項記載の酸素富化機。
  8. 本体上部に持ち運び用のハンドルを設け、前記ハンドルと前記本体との間にシートベルトを通して本体を車内の座席に固定できるようにした請求項1〜6のいずれか1項記載の酸素富化機。
  9. ハンドルを本体に対し引き出し自在とした請求項7又は8記載の酸素富化機。
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