JP2522649Y2 - 巾 木 - Google Patents
巾 木Info
- Publication number
- JP2522649Y2 JP2522649Y2 JP1989078167U JP7816789U JP2522649Y2 JP 2522649 Y2 JP2522649 Y2 JP 2522649Y2 JP 1989078167 U JP1989078167 U JP 1989078167U JP 7816789 U JP7816789 U JP 7816789U JP 2522649 Y2 JP2522649 Y2 JP 2522649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baseboard
- packing material
- decorative layer
- synthetic resin
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内の壁面と床面とのコーナー部分に取り
付けられ、床面の縁部分を体裁良く納める巾木に関する
ものである。
付けられ、床面の縁部分を体裁良く納める巾木に関する
ものである。
従来から、第4図に示す如く、巾木本体(イ)の下端
部に寸法調整部材(ロ)を設け、釘(ハ)によって巾木
本体(イ)は壁面(ニ)に、寸法調整部材(ロ)は床面
(ホ)に各々固定して、壁面(ニ)と床面(ホ)とのコ
ーナー部分に取り付けられ、床面(ホ)の縁部分を体裁
良く納める巾木は知られている。該巾木においては、巾
木本体(イ)に対して上下方向摺動自在に設けられる寸
法調整部材(ロ)によって、巾木本体(イ)の下端部と
床面(ホ)との間の隙間が塞がれるものである。
部に寸法調整部材(ロ)を設け、釘(ハ)によって巾木
本体(イ)は壁面(ニ)に、寸法調整部材(ロ)は床面
(ホ)に各々固定して、壁面(ニ)と床面(ホ)とのコ
ーナー部分に取り付けられ、床面(ホ)の縁部分を体裁
良く納める巾木は知られている。該巾木においては、巾
木本体(イ)に対して上下方向摺動自在に設けられる寸
法調整部材(ロ)によって、巾木本体(イ)の下端部と
床面(ホ)との間の隙間が塞がれるものである。
しかしながら、上記従来の技術においては、寸法調整
部材(ロ)が巾木本体(イ)と同様に木質材でなり硬質
であるため、床面(ホ)への馴染みが悪く、床面(ホ)
との間の隙間を完全に密閉できないものであり、しか
も、同寸法調整部材(ロ)は巾木本体(イ)とは別個に
床面(ホ)に固定されるものであるため、施工が面倒な
ものであった。又、第5図に示す如く、硬質合成樹脂で
なる押出中空型材(ヘ)に軟質合成樹脂でなるパッキン
片(ト)を一体に形成してなる巾木も知られている。
部材(ロ)が巾木本体(イ)と同様に木質材でなり硬質
であるため、床面(ホ)への馴染みが悪く、床面(ホ)
との間の隙間を完全に密閉できないものであり、しか
も、同寸法調整部材(ロ)は巾木本体(イ)とは別個に
床面(ホ)に固定されるものであるため、施工が面倒な
ものであった。又、第5図に示す如く、硬質合成樹脂で
なる押出中空型材(ヘ)に軟質合成樹脂でなるパッキン
片(ト)を一体に形成してなる巾木も知られている。
該巾木においては、押出中空型材(ヘ)を壁面(ニ)
に接着固定するだけで簡単に施工することができ、又、
パッキン片(ト)を床面(ホ)に密着させることによっ
て、床面(ホ)との間の隙間を完全に密閉することがで
きるものであり、前記従来の技術における問題は一応解
決されている。
に接着固定するだけで簡単に施工することができ、又、
パッキン片(ト)を床面(ホ)に密着させることによっ
て、床面(ホ)との間の隙間を完全に密閉することがで
きるものであり、前記従来の技術における問題は一応解
決されている。
しかしながら、該巾木においては、巾木が合成樹脂で
なる押出中空型材(ヘ)によって形成されているため、
部屋のコーナー部分において、巾木同士を接合する際
に、巾木の端部を45度カットして突き合わせる留め加工
接合が困難であり、すなわち、合成樹脂でなる押出中空
型材(ヘ)の熱伸縮率が大きくて巾木端部の接合部分に
隙間が発生し易く、しかも、押出中空型材(ヘ)の表面
が切断端部において凹み易く、又、同切断端部が露出し
て体裁が悪いものであり、それ故に、巾木の接合部分に
は別途コーナー役物を取り付けるのが常となっており、
施工面と共に外観面においても前記従来の技術における
問題とは別の問題が発生するものであった。
なる押出中空型材(ヘ)によって形成されているため、
部屋のコーナー部分において、巾木同士を接合する際
に、巾木の端部を45度カットして突き合わせる留め加工
接合が困難であり、すなわち、合成樹脂でなる押出中空
型材(ヘ)の熱伸縮率が大きくて巾木端部の接合部分に
隙間が発生し易く、しかも、押出中空型材(ヘ)の表面
が切断端部において凹み易く、又、同切断端部が露出し
て体裁が悪いものであり、それ故に、巾木の接合部分に
は別途コーナー役物を取り付けるのが常となっており、
施工面と共に外観面においても前記従来の技術における
問題とは別の問題が発生するものであった。
これらの問題を解決するために、第6図に示す如き巾
木がその改善案として考えられた。すなわち、該巾木
は、木質材でなる巾木本体(イ)の下端部に軟質合成樹
脂発泡体でなるパッキン材(チ)を接着剤にて貼着固定
してなるものである。該巾木においては、巾木本体
(イ)を壁面(ニ)に固定するだけで簡単に施工するこ
とができ、しかも、軟質合成樹脂発泡体でなるパッキン
材(チ)を床面(ホ)に密着させることによって、床面
(ホ)との間の隙間を完全に密閉することができ、又、
部屋のコーナー部分において、巾木本体(イ)同士を接
合する際に、巾木本体(イ)の端部を45度カットして突
き合わせる留め加工接合が容易であり、すなわち、木質
材でなる巾木本体(イ)は切断し易く且つ綺麗に切断す
ることができ、しかも、木質材でなる巾木本体(イ)の
熱伸縮率が小さくて巾木本体(イ)端部の接合部分に隙
間が発生し難いものであり、重厚な高級感が表現される
外観に体裁良く施工仕上げられるものである。
木がその改善案として考えられた。すなわち、該巾木
は、木質材でなる巾木本体(イ)の下端部に軟質合成樹
脂発泡体でなるパッキン材(チ)を接着剤にて貼着固定
してなるものである。該巾木においては、巾木本体
(イ)を壁面(ニ)に固定するだけで簡単に施工するこ
とができ、しかも、軟質合成樹脂発泡体でなるパッキン
材(チ)を床面(ホ)に密着させることによって、床面
(ホ)との間の隙間を完全に密閉することができ、又、
部屋のコーナー部分において、巾木本体(イ)同士を接
合する際に、巾木本体(イ)の端部を45度カットして突
き合わせる留め加工接合が容易であり、すなわち、木質
材でなる巾木本体(イ)は切断し易く且つ綺麗に切断す
ることができ、しかも、木質材でなる巾木本体(イ)の
熱伸縮率が小さくて巾木本体(イ)端部の接合部分に隙
間が発生し難いものであり、重厚な高級感が表現される
外観に体裁良く施工仕上げられるものである。
しかしながら、該改善案においては、木質材でなる巾
木本体(イ)と軟質合成樹脂発泡体でなるパッキン材
(チ)との接着性が悪くてパッキン材(チ)が剥がれ易
く、しかも、木質材でなる巾木本体(イ)の表面と軟質
合成樹脂発泡体でなるパッキン材(チ)との様相相互間
に違和感があり、外観的にも若干の問題を残すものであ
った。
木本体(イ)と軟質合成樹脂発泡体でなるパッキン材
(チ)との接着性が悪くてパッキン材(チ)が剥がれ易
く、しかも、木質材でなる巾木本体(イ)の表面と軟質
合成樹脂発泡体でなるパッキン材(チ)との様相相互間
に違和感があり、外観的にも若干の問題を残すものであ
った。
本考案は、上記従来の技術における問題及びその改善
案における問題を悉く解決するために考案されたもので
あり、すなわちその課題は、施工が簡単で、しかも、床
面との間の隙間を完全に密閉することができ、又、部屋
のコーナー部分において、端部を45度カットして突き合
わせる留め加工接合が容易であり、重厚な高級感が表現
される外観に体裁良く施工仕上げられ、更には、パッキ
ン材が剥がれ難く強固に固定され、巾木本体の表面とパ
ッキン材との様相相互間に違和感を生じることのない巾
木を提供することである。
案における問題を悉く解決するために考案されたもので
あり、すなわちその課題は、施工が簡単で、しかも、床
面との間の隙間を完全に密閉することができ、又、部屋
のコーナー部分において、端部を45度カットして突き合
わせる留め加工接合が容易であり、重厚な高級感が表現
される外観に体裁良く施工仕上げられ、更には、パッキ
ン材が剥がれ難く強固に固定され、巾木本体の表面とパ
ッキン材との様相相互間に違和感を生じることのない巾
木を提供することである。
本考案の巾木は、木質材でなる巾木本体の表面に合成
樹脂でなる化粧層を形成し、該化粧層を巾木本体の下側
に延設して該延設部分に、同化粧層と同種の合成樹脂で
なる別体の軟質のパッキン材を一体化して設け、このパ
ッキン材を巾木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範
囲内に配置してなるものであり、この構成により上記課
題が解決されたものである。
樹脂でなる化粧層を形成し、該化粧層を巾木本体の下側
に延設して該延設部分に、同化粧層と同種の合成樹脂で
なる別体の軟質のパッキン材を一体化して設け、このパ
ッキン材を巾木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範
囲内に配置してなるものであり、この構成により上記課
題が解決されたものである。
本考案の巾木においては、木質材でなる巾木本体の下
端部に、軟質のパッキン材を設けてなるため、巾木本体
を壁面に固定するだけで簡単に施工することができ、し
かも、軟質のパッキン材を床面に密着させることによっ
て、床面との間の隙間を完全に密閉することができ、
又、部屋のコーナー部分において、巾木本体同士を接合
する際に、巾木本体の端部を45度カットして突き合わせ
る留め加工接合が容易であり、すなわち、木質材でなる
巾木本体は切断し易く且つ綺麗に切断することができ、
しかも、木質材でなる巾木本体の熱伸縮率が小さくて巾
木本体端部の接合部分に隙間が発生し難いものであっ
て、重厚な高級感が表現される外観に体裁良く施工仕上
げられるものであり、更には、巾木本体の表面に合成樹
脂でなる化粧層が形成され、該化粧層を巾木本体の下側
に延設され該延設部分に、同化粧層と同種の合成樹脂で
なる別体の軟質のパッキン材が一体化して設けられ、こ
のパッキン材が巾木より前方へ突出しないよう巾木厚み
の範囲内に配置されているためパッキン材が剥がれ難く
強固に固着され、巾木本体の表面とパッキン材との様相
相互間に違和感を生じることがないものである。
端部に、軟質のパッキン材を設けてなるため、巾木本体
を壁面に固定するだけで簡単に施工することができ、し
かも、軟質のパッキン材を床面に密着させることによっ
て、床面との間の隙間を完全に密閉することができ、
又、部屋のコーナー部分において、巾木本体同士を接合
する際に、巾木本体の端部を45度カットして突き合わせ
る留め加工接合が容易であり、すなわち、木質材でなる
巾木本体は切断し易く且つ綺麗に切断することができ、
しかも、木質材でなる巾木本体の熱伸縮率が小さくて巾
木本体端部の接合部分に隙間が発生し難いものであっ
て、重厚な高級感が表現される外観に体裁良く施工仕上
げられるものであり、更には、巾木本体の表面に合成樹
脂でなる化粧層が形成され、該化粧層を巾木本体の下側
に延設され該延設部分に、同化粧層と同種の合成樹脂で
なる別体の軟質のパッキン材が一体化して設けられ、こ
のパッキン材が巾木より前方へ突出しないよう巾木厚み
の範囲内に配置されているためパッキン材が剥がれ難く
強固に固着され、巾木本体の表面とパッキン材との様相
相互間に違和感を生じることがないものである。
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。第1図に示す巾木は、本考案の一実施例
で、木質材でなる巾木本体1の表面に合成樹脂でなる化
粧層2を形成し、該化粧層2と同種の合成樹脂でなる別
体の軟質のパッキン材3を、同巾木本体1の下端部に一
体化して設け、このパッキン材3を巾木より前方へ突出
しないように巾木厚みの範囲内に配置してなるものであ
る。
に説明する。第1図に示す巾木は、本考案の一実施例
で、木質材でなる巾木本体1の表面に合成樹脂でなる化
粧層2を形成し、該化粧層2と同種の合成樹脂でなる別
体の軟質のパッキン材3を、同巾木本体1の下端部に一
体化して設け、このパッキン材3を巾木より前方へ突出
しないように巾木厚みの範囲内に配置してなるものであ
る。
巾木本体1は、無垢の木質材が採用されているが、合
板が採用されても良い。該巾木本体1の表面には、塩化
ビニルシートをラミネートしてなる化粧層2が形成され
ている。該化粧層2は、印刷模様が施されたものでも良
いが、木質材でなる巾木本体1表面の木質模様を表出さ
せるために、透明なものを使用しても良い。
板が採用されても良い。該巾木本体1の表面には、塩化
ビニルシートをラミネートしてなる化粧層2が形成され
ている。該化粧層2は、印刷模様が施されたものでも良
いが、木質材でなる巾木本体1表面の木質模様を表出さ
せるために、透明なものを使用しても良い。
パッキン材3は、軟質塩化ビニル樹脂でなり、前記塩
化ビニルシートをラミネートして化粧層2を形成する際
に該化粧層2の上から同時に射出成形によって形成され
るものであり、該パッキン材3と化粧層2とは融着一体
化されるものである。
化ビニルシートをラミネートして化粧層2を形成する際
に該化粧層2の上から同時に射出成形によって形成され
るものであり、該パッキン材3と化粧層2とは融着一体
化されるものである。
巾木本体1の表面には、デザイン性を高めるために長
手方向全長に亘る凹溝が形成されており、該凹溝におい
て釘打ちされて巾木本体1は壁面4に固定されるもので
ある。この場合、巾木本体1の裏面と壁面4との間に接
着剤を介在させて固定しても良い。パッキン材3の下側
は、裏側へ湾曲したヒレ状に形成されており、該パッキ
ン材3のヒレ状に形成された下端部が、木質床材が敷設
された床面5に密着されると共に、パッキン材3が巾木
本体1の下側奥方へ隠されて目立たないように施工仕上
げられるものである。
手方向全長に亘る凹溝が形成されており、該凹溝におい
て釘打ちされて巾木本体1は壁面4に固定されるもので
ある。この場合、巾木本体1の裏面と壁面4との間に接
着剤を介在させて固定しても良い。パッキン材3の下側
は、裏側へ湾曲したヒレ状に形成されており、該パッキ
ン材3のヒレ状に形成された下端部が、木質床材が敷設
された床面5に密着されると共に、パッキン材3が巾木
本体1の下側奥方へ隠されて目立たないように施工仕上
げられるものである。
従って、該実施例においては、木質材でなる巾木本体
1の下端部に、軟質のパッキン材3を設けてなるため、
巾木本体1を壁面4に固定するだけで簡単に施工するこ
とができ、しかも、軟質のパッキン材3を床面5に密着
させることによって、床面5との間の隙間を完全に密閉
することができ、又、部屋のコーナー部分において、巾
木本体1同士を接合する際に、巾木本体1の端部をパッ
キン材3と共に45度カットして突き合わせる留め加工接
合が容易であり、すなわち、木質材でなる巾木本体1は
切断し易く且つ綺麗に切断することができ、しかも、木
質材でなる巾木本体1の熱伸縮率が小さくて巾木本体1
端部の接合部分に隙間が発生し難いものであって、重厚
な高級感が表現される外観に体裁良く施工仕上げられる
ものである。
1の下端部に、軟質のパッキン材3を設けてなるため、
巾木本体1を壁面4に固定するだけで簡単に施工するこ
とができ、しかも、軟質のパッキン材3を床面5に密着
させることによって、床面5との間の隙間を完全に密閉
することができ、又、部屋のコーナー部分において、巾
木本体1同士を接合する際に、巾木本体1の端部をパッ
キン材3と共に45度カットして突き合わせる留め加工接
合が容易であり、すなわち、木質材でなる巾木本体1は
切断し易く且つ綺麗に切断することができ、しかも、木
質材でなる巾木本体1の熱伸縮率が小さくて巾木本体1
端部の接合部分に隙間が発生し難いものであって、重厚
な高級感が表現される外観に体裁良く施工仕上げられる
ものである。
更には、巾木本体1の表面に合成樹脂でなる化粧層2
が形成され、該化粧層2が巾木本体1の下側に延設され
該延設部分に、同化粧層2と同種の合成樹脂でなる別体
の軟質のパッキン材3が一体化して設けられ、このパッ
キン材3が巾木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範
囲内に配置されている。即ち、前記化粧層2とパッキン
材3とは同種の合成樹脂であるため、パッキン材3は別
体であるにもかかわらず前記化粧層2に剥がれ難く強固
に固着され、巾木本体1の表面の化粧層2とパッキン材
3との様相相互間に違和感を生じることがない。また、
化粧層2が巾木本体1の下側に延設され該延設部分にパ
ッキン材3が一体化して設けられ、このパッキン材3が
巾木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範囲内に配置
されているため、パッキン材3が、巾木本体1の下側奥
方へ隠されて目立たないように施工仕上げられるもので
ある。
が形成され、該化粧層2が巾木本体1の下側に延設され
該延設部分に、同化粧層2と同種の合成樹脂でなる別体
の軟質のパッキン材3が一体化して設けられ、このパッ
キン材3が巾木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範
囲内に配置されている。即ち、前記化粧層2とパッキン
材3とは同種の合成樹脂であるため、パッキン材3は別
体であるにもかかわらず前記化粧層2に剥がれ難く強固
に固着され、巾木本体1の表面の化粧層2とパッキン材
3との様相相互間に違和感を生じることがない。また、
化粧層2が巾木本体1の下側に延設され該延設部分にパ
ッキン材3が一体化して設けられ、このパッキン材3が
巾木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範囲内に配置
されているため、パッキン材3が、巾木本体1の下側奥
方へ隠されて目立たないように施工仕上げられるもので
ある。
なお、本考案の巾木においては、第2図に示す実施例
の如きであっても良いものである。すなわち、該実施例
の巾木においては、巾木本体1の下端部に接着剤によっ
て貼着されたパッキン材3の表面に、巾木本体1の表面
に形成される化粧層2が延設されて形成されている。
の如きであっても良いものである。すなわち、該実施例
の巾木においては、巾木本体1の下端部に接着剤によっ
て貼着されたパッキン材3の表面に、巾木本体1の表面
に形成される化粧層2が延設されて形成されている。
又、本考案においては、第3図に示す実施例の如きで
あっても良いものである。すなわち、該実施例の巾木に
おいては、巾木本体1の表面に軟質合成樹脂でなるシー
トが貼着されて化粧層2が形成され、該化粧層2の上か
ら同軟質合成樹脂が線状に塗布され一体化されてパッキ
ン材3が設けられている。
あっても良いものである。すなわち、該実施例の巾木に
おいては、巾木本体1の表面に軟質合成樹脂でなるシー
トが貼着されて化粧層2が形成され、該化粧層2の上か
ら同軟質合成樹脂が線状に塗布され一体化されてパッキ
ン材3が設けられている。
上述の如く、本考案の巾木においては、木質材でなる
巾木本体の下端部に、軟質のパッキン材を設けてなるた
めに、巾木本体を壁面に固定するだけで簡単に施工する
ことができ、しかも、巾木本体を壁面に固定するだけで
簡単に施工することができ、しかも、軟質のパッキン材
を床面に密着させることによって、床面との間の隙間を
完全に密閉することができ、又、部屋のコーナー部分に
おいて、巾木本体同士を接合する際に、巾木本体の端部
を45度カットして突き合わせる留め加工接合が容易であ
り、すなわち、木質材でなる巾木本体は切断し易く且つ
綺麗に切断することができ、しかも、木質材でなる巾木
本体の熱伸縮率が小さくて巾木本体端部の接合部分に隙
間が発生し難いものであって、重厚な高級感が表現され
る外観に体裁良く施工仕上げられるものである。
巾木本体の下端部に、軟質のパッキン材を設けてなるた
めに、巾木本体を壁面に固定するだけで簡単に施工する
ことができ、しかも、巾木本体を壁面に固定するだけで
簡単に施工することができ、しかも、軟質のパッキン材
を床面に密着させることによって、床面との間の隙間を
完全に密閉することができ、又、部屋のコーナー部分に
おいて、巾木本体同士を接合する際に、巾木本体の端部
を45度カットして突き合わせる留め加工接合が容易であ
り、すなわち、木質材でなる巾木本体は切断し易く且つ
綺麗に切断することができ、しかも、木質材でなる巾木
本体の熱伸縮率が小さくて巾木本体端部の接合部分に隙
間が発生し難いものであって、重厚な高級感が表現され
る外観に体裁良く施工仕上げられるものである。
更には、巾木本体の表面に合成樹脂でなる化粧層が形
成され、該化粧層が巾木本体の下側に延設され該延設部
分に、同化粧層と同種の合成樹脂でなる別体の軟質のパ
ッキン材が一体化して設けられ、このパッキン材が巾木
より前方へ突出しないよう巾木厚みの範囲内に配置され
ている。
成され、該化粧層が巾木本体の下側に延設され該延設部
分に、同化粧層と同種の合成樹脂でなる別体の軟質のパ
ッキン材が一体化して設けられ、このパッキン材が巾木
より前方へ突出しないよう巾木厚みの範囲内に配置され
ている。
即ち、前記化粧層とパッキン材とは同種の合成樹脂で
あるため、パッキン材は別体であるにもかかわらず前記
化粧層に剥がれ難く強固に固着され、巾木本体の表面の
化粧層とパッキン材との様相相互間に違和感を生じるこ
とがない。また、化粧層が巾木本体の下側に延設され該
延設部分にパッキン材が設けられ、このパッキン材が巾
木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範囲内に配置さ
れているため、パッキン材が、巾木本体の下側奥方へ隠
されて目立たないように施工仕上げられるものである。
あるため、パッキン材は別体であるにもかかわらず前記
化粧層に剥がれ難く強固に固着され、巾木本体の表面の
化粧層とパッキン材との様相相互間に違和感を生じるこ
とがない。また、化粧層が巾木本体の下側に延設され該
延設部分にパッキン材が設けられ、このパッキン材が巾
木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範囲内に配置さ
れているため、パッキン材が、巾木本体の下側奥方へ隠
されて目立たないように施工仕上げられるものである。
第1図は、本考案の一実施例である巾木の施工状態を示
す要部断面斜視図、第2図及び第3図は、本考案の各々
別の実施例である巾木を示す要部断面図、第4図及び第
5図は、本考案の各々別の従来例である巾木の施工状態
を示す断面図、第6図は、前記従来例の改善案である巾
木の施工状態を示す断面図である。 図において、1は巾木本体、2は化粧層、3はパッキン
材、4は壁面、5は床面である。
す要部断面斜視図、第2図及び第3図は、本考案の各々
別の実施例である巾木を示す要部断面図、第4図及び第
5図は、本考案の各々別の従来例である巾木の施工状態
を示す断面図、第6図は、前記従来例の改善案である巾
木の施工状態を示す断面図である。 図において、1は巾木本体、2は化粧層、3はパッキン
材、4は壁面、5は床面である。
Claims (1)
- 【請求項1】木質材でなる巾木本体の表面に合成樹脂で
なる化粧層を形成し、該化粧層を巾木本体の下側に延設
して該延設部分に、同化粧層と同種の合成樹脂でなる別
体の軟質のパッキン材を一体化して設け、このパッキン
材を巾木より前方へ突出しないよう巾木厚みの範囲内に
配置してなる巾木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989078167U JP2522649Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 巾 木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989078167U JP2522649Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 巾 木 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0318346U JPH0318346U (ja) | 1991-02-22 |
JP2522649Y2 true JP2522649Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31621198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989078167U Expired - Lifetime JP2522649Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 巾 木 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522649Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3795775B1 (de) | 2019-09-13 | 2022-08-24 | APU Schönberg GmbH | Sockelleiste, deckenleiste und fenster- oder türstock-dämmleiste |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235485A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Misawa Homes Co Ltd | 扉 |
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