JPS6134947Y2 - - Google Patents

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JPS6134947Y2
JPS6134947Y2 JP15587681U JP15587681U JPS6134947Y2 JP S6134947 Y2 JPS6134947 Y2 JP S6134947Y2 JP 15587681 U JP15587681 U JP 15587681U JP 15587681 U JP15587681 U JP 15587681U JP S6134947 Y2 JPS6134947 Y2 JP S6134947Y2
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JP
Japan
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molding
cover
saddle
cover material
layer
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JP15587681U
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English (en)
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JPS5860582U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動二輪車、スクーター等のサドル
カバー、特には金属光沢層をもつたプラスチツク
スモールを取り付けたサドルカバーに関する。
例えば自動二輪車のサドルカバー下縁にはアル
ミニウム箔またはアルミニウム等の金属蒸着を施
したフイルム等が透明樹脂内に埋設された可撓性
のある細長いひも状のモールが取り付けられる。
このモールは、通常黒色等の単色によつて構成さ
れるサドルに装飾性を付与するに役立つている。
ところで、この種のモールのサドルカバーに対す
る取付は、添付の図面第4図に図示したように、
モール30を中空状とし該中空部内の随所に傘ク
リツプ35等の固定具を嵌めこみ、これをカバー
10に設けた取付孔17に挿通して行なうという
のが一般的であつた。しかしながら、このような
従来の取付構造にあつては、サドルの変形、震動
に対するモールの追従性が悪いばかりか、モール
側端とカバー材表面との間に部分的に隙間を生じ
て美観を損ねることがしばしばである。また、こ
の種のカバー材の表面材は一般にビニールレザー
が多用されていて表面にはシボ模様が形成されて
いるのであるが、このシボ模様表面と光輝を有す
るプラスチツクモールとの一体感が得られにくく
装飾性にいま一つ欠けるものがあつた。
この考案はこのような点に鑑み提案されたもの
であつて、モールのカバー材に対する取付が強固
かつ確実で、従つてサドルの変形、震動にも十分
追従でき、耐久性があり、あわせてカバー材とモ
ールとの一体感があり、さらにはモール両側端に
光沢のある平滑面からなるエツジラインを形成す
ることによつて審美性の高いサドルカバーを提供
しようとするものである。
以下図に基づいて説明すると、第1図はこの考
案の一実施例を示すサドルカバーSの全体斜視
図、第2図は第1図の2−2線に沿つて切断した
部分を断面とともに示した拡大斜視図、第3図は
モール20のカバー材10に対する取付を示す断
面図である。
図示したようにこの考案のサドルカバーSはカ
バー材10の所定位置、例えば後部下縁に金属光
沢を有するプラスチツクモール20を一体に取り
付けてなるものである。なお第1図において符号
15は玉縁である。カバー材10は表皮材11と
してビニールレザー(PVCレザー)を有し、そ
の下面に補強裏布12および必要に応じて軟質発
泡ポリウレタン樹脂等よりなるカバーパツド層1
3が一体に積層されている。
この考案に使用されるプラスチツクスモール2
0は、ポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂より
なる表面層21下面にアルミニウム箔またはアル
ミニウム等の金属蒸着フイルム等の金属光沢層2
5を一体に埋設してなるもので、第3図から明ら
かなようにその本体長手方向両側端に前記表面層
21を構成する透明樹脂よりなるひれ部22,2
2が該表面層21と一体に設けられている。
そして前記モール本体の両側端に設けたひれ部
22,22においてカバー材10のビニールレザ
ー表皮材11と高周波または超音波によつて熱融
着される。第3図中符号40は電極棒を示す。
この熱融着によつてモール20のひれ部22と
ビニールレザー表皮材11とは一体に融着接合
し、しかもそれがモール長手方向全体に接合して
いるものであるから極めて強固かつ確実な接合が
可能となる。同時に第2図に図示したように、該
ひれ部22の熱融着部はビニールレザー表皮材1
1と融着することにより該部におけるシボ模様を
消去し、その上面に透明樹脂層を形成することと
なる。これがモール本体の両側端部にライン状に
形成され、光沢のある平滑面からなるエツジライ
ン19,19を作出する。このエツジラインは、
その特異な光反射作用によつてシボ模様を有する
ビニールレザー表面材11から金属光沢を有する
モール20を一段と際立たせ極めて優れた審美感
を提供する。
以上説明したように、この考案のサドルカバー
にあつては、プラスチツクスモールがその長手方
向両側端に設けたひれ部においてカバー材表面の
ビニールレザーと一体に熱融着されているもので
あるから、その取付は確実かつ強固で、サドルの
変形、震動等に対しても完全に追従し、その耐久
性も向上する。またこの考案によれば、ひれ部の
熱融着によつてモール本体の両側端に沿つて光沢
のある平滑面からなるエツジラインが形成される
ので、モールの金属光沢を一段と際立たせ、深み
のある優れた審美観を付与することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すサドルカバ
ーの全体斜視図、第2図は第1図の2−2線に沿
つて切断した部分をその断面とともに示した拡大
斜視図、第3図はモールのカバー材に対する取付
を示す断面図、第4図は従来のモールの取付構造
を示す断面図である。 10……カバー材、11……ビニールレザー表
面材、12……補強裏布、19……エツジライ
ン、20……プラスチツクスモール、21……表
面層、22……ひれ部、25……金属光沢層、4
0……電極棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性透明樹脂よりなる表面層下面に金属光
    沢層を有するモール本体の長手方向両側端に前記
    表面層を構成する透明樹脂よりなるひれ部を該表
    面層と一体に設け、該ひれ部においてカバー材表
    面のビニールレザーと熱融着することにより、カ
    バー材へのモールの接合と同時にモール本体の両
    側端部に光沢のある平滑面からなるエツジライン
    を形成したことを特徴とするサドルカバー。
JP15587681U 1981-10-20 1981-10-20 サドルカバ− Granted JPS5860582U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15587681U JPS5860582U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 サドルカバ−

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JP15587681U JPS5860582U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 サドルカバ−

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Publication Number Publication Date
JPS5860582U JPS5860582U (ja) 1983-04-23
JPS6134947Y2 true JPS6134947Y2 (ja) 1986-10-11

Family

ID=29948441

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15587681U Granted JPS5860582U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 サドルカバ−

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JPS5860582U (ja) 1983-04-23

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