JPH034670Y2 - - Google Patents

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JPH034670Y2
JPH034670Y2 JP1985200923U JP20092385U JPH034670Y2 JP H034670 Y2 JPH034670 Y2 JP H034670Y2 JP 1985200923 U JP1985200923 U JP 1985200923U JP 20092385 U JP20092385 U JP 20092385U JP H034670 Y2 JPH034670 Y2 JP H034670Y2
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sheet
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JP1985200923U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 柱または壁の床面に接した部分近辺に貼着する
幅木の改良に関する。
〈従来の技術〉 従来の幅木は、第2図に示すような塩化ビニル
樹脂製のものAか、あるいは第3図に示すような
板厚の厚い合板等の基板台板Bの上に、木目を印
刷した塩化ビニルシートCをラミネート加工し貼
着したものDであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従来の塩化ビニル樹脂製のものAは、施工は簡
単であるが重厚感がなく高級感や温かい感じのな
いものであると共に壁面の細かい凹凸になじみ、
すかして見ると蛇行して見え外観が悪く店舗や事
務所等の内装にしか使用できないものであつた。
一方、基板台板Bの上に塩化ビニルシートCを
貼着したものDは、塩化ビニル樹脂製のものAよ
りは高級感や重厚感があるが、基板台板が木製の
厚板であるため切断には鋸を必要とし、さらに凹
凸のある壁面では、壁面と幅木との間にすき間を
生じ仕上がりをそこね、すき間をかくし仕上げを
良くするという幅木の効果をなさないばかりでな
く、接着剤にて直接貼着することができず釘にて
打ちつける必要があり、手間がかかるという欠点
を有していた。又、コンクリート壁面の場合には
直接釘を打ちつけられないため木質下地施工工程
を必要とする欠点を有していた。
そこで実開昭50−57225号においては、木目を
有する化粧板と、台板と、軟質シートとを貼着し
てなる幅木が、提案されている。この幅木におい
ては、上記の問題をある程度解決し得るが、軟質
シートの厚みを最も大きなものとしているため、
見た目の重厚さを出すことはできるが、幅木を叩
くと内部が空洞の様な感じを与え、木質の重厚さ
が得られなくなつてしまう。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記の問題点を解決するため、次の
構成からなる幅木を提供する。
本考案の幅木は、木質の基板台板4と、同基板
台板4の裏面側に貼着された軟質シート2と、同
基板台板4の表面側に貼着された天然木材の木目
を有する化粧板3とを備える。そして、上記基板
台板4に、少なくとも3枚の薄板1a,1b,1
cを貼り合わせた合板を用い、この薄板1a,1
b,1cのうち、木目が幅木の短手方向と略同一
であるもの1a,1cの数を、木目が幅木の長手
方向と略同一であるもの1bの数より多くした。
又、上記軟質シート2に発泡性樹脂シートを用
い、この軟質シート2の厚みを、上記基板台板4
の厚みより小さく、上記化粧板3の厚みより小さ
いものとした。
〈作用〉 本考案の幅木においては、軟質シート2に発泡
性樹脂シートを用いることにより、そのクツシヨ
ン性を壁面の凹凸に対応して、隙間のない状態で
接着できる。そして、この軟質シート2の厚み
を、上記基板台板4の厚みより小さく、上記化粧
板3の厚みより大きなものとすることにより、そ
のクツシヨン性を害することなく、且つ、叩いて
も内部が空洞の様な感じを与えないよう、基板台
板4による木質の重厚感を保つようにした。この
ように、基板台板4を最も厚みの大きなものとす
ると、全体の柔軟性が損なわれるおそれがある
が、本考案では、基板台板4に、少なくとも3枚
の薄板1a,1b,1cを貼り合わせた合板を用
い、この薄板1a,1b,1cのうち、木目が幅
木の短手方向と略同一であるもの1a,1cの数
を、木目が幅木の長手方向と略同一であるもの1
bの数より多くすることにより、曲げやすく、湾
曲した壁面にも沿いやすくしたものである。
〈実施例〉 以下、図により説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
本考案の幅木は、天然木材の木目を有する化粧
板3と木質の基板台板4と軟質シート2を順番に
貼り重ねたものである。
基板台板4は単板(木材の薄いシート)を3
枚、木目を縦1a、横1b、縦1cに貼り合わ
せ、横1b方向を長手方向として木目にそつて切
断し、長手方向と直交する向きに対して曲げやす
くした合板であることが望ましい。
化粧板3は天然木材をうすくすいたつき板でも
良いし塩ビシートでも良い。
幅木の表面及び側面は重厚感を増すために表面
材と同色に塗装することが望ましい。
裏面の軟質シート2はクツシヨン性のある発泡
性樹脂シートであることが好ましく、これによ
り、壁面の凹凸に対応良好に対応し得るようにな
り、接着性が向上する。
尚、第1図に示すように、軟質シート2の厚み
を、上記基板台板4の厚みより小さく、上記化粧
板3の厚みより大きなものとすることにより、そ
のクツシヨン性を害することなく、且つ叩いても
内部が空洞の様な感じを与えないよう、基板台板
4による木質の重厚感を保つようにした。
施工する場合は幅木を貼着面に合わせ、適当な
寸法にカツターナイフで切断した後、接着剤や両
面テープで貼着すれば良い。
カツターナイフで切断するため、全体の厚みは
5m/m前後にすることが望ましい。
〈考案の効果〉 本考案は、隙間のない状態で接着でき、且つ、
叩いても内部が空洞の様な感じを与えないよう、
木質の重厚感を保つことができ、しかも、曲げや
すく、湾曲した壁面にも沿いやすい幅木を提供し
得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の幅木の一実施例を示す斜視
図、第2図及び第3図は従来例を示す斜視図であ
る。 図中:1a,1b,1c……薄板、2……軟質
シート、3……化粧板、4……基板台板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 木質の基板台板4と、同基板台板4の裏面側に
    貼着された軟質シート2と、同基板台板4の表面
    側に貼着された天然木材の木目を有する化粧板3
    とを備えた幅木において、 上記基板台板4が少なくとも3枚の薄板1a,
    1b,1cを貼り合わせた合板であり、この薄板
    1a,1b,1cのうち、木目が幅木の短手方向
    と略同一であるもの1a,1cの数が、木目が幅
    木の長手方向と略同一であるもの1bの数より多
    く、 上記軟質シート2が発泡性樹脂シートであり、
    この軟質シート2の厚みが、上記基板台板4の厚
    みより小さく、上記化粧板3の厚みより大きなも
    のであることを特徴とする、 幅木。
JP1985200923U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH034670Y2 (ja)

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JPS62107048U JPS62107048U (ja) 1987-07-08
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