JPH0323470Y2 - - Google Patents

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JPH0323470Y2
JPH0323470Y2 JP1984091391U JP9139184U JPH0323470Y2 JP H0323470 Y2 JPH0323470 Y2 JP H0323470Y2 JP 1984091391 U JP1984091391 U JP 1984091391U JP 9139184 U JP9139184 U JP 9139184U JP H0323470 Y2 JPH0323470 Y2 JP H0323470Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wood
cork board
veneer
pressed cork
decorative sheet
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JP1984091391U
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English (en)
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JPS615915U (ja
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Publication of JPS615915U publication Critical patent/JPS615915U/ja
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Publication of JPH0323470Y2 publication Critical patent/JPH0323470Y2/ja
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Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Finished Plywoods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は木質下地やコンクリートモルタル下地
等の上面に直接施工する建築用内装材に関するも
のである。
(2) 従来の技術 従来、木質下地、例えばコンパネ、合板、繊維
板、パーテイクルボードやコンクリートモルタル
下地等の上面に直接施工する内装材としては、ビ
ニル系床タイル、ビニル系床シート、カーペツ
ト、クロス、壁紙等が用いられ、住宅の内装材と
しては最も一般的な木質系のものは稀であり、そ
れ故、前記各内装材においては、表面に木質系風
な印刷でもつて木質感を表出させていた。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記内装材は木質系内装材に比
し手触り、吸湿性、自然感に難点があり、違和感
がぬぐいきれず、反面、木質系内装材は手触り、
吸湿性、自然感には優れているが、ビニル系床シ
ート、カーペツト等と比較すると材質自身が硬い
ため曲面への施工が困難で、仕上りはどうしても
平面的になり、また、床材として用いた場合には
柔軟性がないため人体が疲労し易い等の問題点が
あつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は圧搾コルク板の上面に緩
衝材を介して木質単板を接着させると共に下面に
補強材を接着させたことにより、平滑面はもとよ
り曲面への加工性に優れ、更に吸湿性、保温性、
吸音性、吸震性、柔軟性等にも優れ、木質単板に
よる自然美をも表出するための銘木化粧シートを
提供することにある。
考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は適当厚み
の圧搾コルク板12と、この圧搾コルク板12の
上面に薄厚の緩衝材14aを介して接着された木
質単板16と、前記圧搾コルク板12の下面に接
着された薄厚の補強板14bと、よりなる銘木化
粧シート10から構成される。
また、前記木質単板16の上面を塗料18でも
つて塗装仕上げしてなることとしてもよい。
(3) 作用 本考案の銘木化粧シートは、圧搾コルク板の上
面に薄厚の緩衝材を介して木質単板を接着すると
共に下面に同じく薄厚の補強材を接着したことに
より、建築用の木質下地やコンクリートモルタル
下地に表面材として接着させて自然美を備えた居
住空間を形成出来るものであり、圧搾コルク板の
柔軟性により下地材の平滑面はもとより曲面への
加工性に優れ、更に吸湿性、保温性、吸音性、吸
震性等にも優れることとなる。
また表面の木質単板を塗装仕上することにより
表面の汚染が防止され、美観が向上する。
(3) 実施例 以下、添付図面を参照しながら、本考案の好適
な実施例を説明する。
第1図には、本考案の実施例に係る第1銘木化
粧シート10aが示されている。
図より明らかな様に、第1銘木化粧シート10
aは、厚さ0.6〜5.0mm位の圧搾コルク板12の表
面に不織布、ガラスクロス、レーヨン紙、クラフ
ト紙、和紙の様な緩衝材14aを介して厚み0.2
〜1.0mmの木質単板16が接着され、前記圧搾コ
ルク板12の下面には前記緩衝材14aと同じ材
質の補強板14bが接着されている。
前記圧搾コルク板12は柔軟性、加工性、並び
に価格の面からして厚みを0.6〜5.0mm位となすも
のであり、また前記木質単板16は厚み0.2mm以
下では良好な品質の単板が得られず、1.0mm以上
では圧搾コルク板12の特性が損なわれるため、
木質単板16は厚みを0.2〜1.0mm位となすもので
ある。
そして、この第1銘木化粧シート10aは、表
面は木質単板16の姿を有しながら裏面部の圧搾
コルク板12の特性を有するものであり、従来の
CFシート、Pタイル、カーペツト、クロス、壁
紙等と同様に木質下地やモルタル下地材の上面に
直接接着でき、木質単板16の吸湿性によりビニ
ル系やプラスチツク系のシートの様なベタツキが
なく、また従来の木質系内装材では不可能であつ
て曲面への施工もできることとなる。更に、コル
ク材に特有な柔軟性、保温性、吸音性等のために
生活空間が快適な居住性がえられるものである。
前記緩衝材14a、補強板14bとしては、不
織布の様な材質で15g/m2〜30g/m2を単位とし
たシートを使用するものであり、前記緩衝材14
aにより圧搾コルク板12と木質単板16との接
着性が向上され、コンベヤーラインによる生産性
を向上させることが出来、また前記補強材14b
を圧搾コルク板12の下面に接着したことによ
り、下地材に対する施工時の接着性の向上、寸法
安定性、破損防止、張替時の剥離等を向上させ得
るものである。
つぎに、第2図には、本考案の他の実施例に係
る第2銘木化粧シート10bが示されている。
前記第2銘木化粧シート10bは、第1銘木化
粧シート10aと同一構成で、圧搾コルク板12
と、この圧搾コルク板12の上面に緩衝材14a
を介して接着した木質単板16と、前記圧搾コル
ク板12の下面に接着された補強板14bよりな
り、更に前記木質単板16の上面に塗料18を塗
布して塗装仕上したものである。
前記第2銘木化粧シート10bは、上面の木質
単板16が塗料18により保護されて汚染が防止
されると共に美観も向上することとなる。
考案の効果 以上、説明した様に本考案の銘木化粧シートに
よれば、圧搾コルク板の上面に緩衝材を介して木
質単板を接着すると共に下面に補強板を接着した
ことにより、建築用下地材の平滑面はもとより曲
面への加工性に優れ、更に吸湿性、保温性、吸音
性、吸震性、柔軟性等にも優れ、木質単板による
自然美をも表出し得ることとなる。
また、上面の木質単板に塗料を塗布して仕上げ
することにより木質単板の汚染が防止され、美観
も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る第1銘木化粧
シートの一部拡大斜視図、第2図は、他の実施例
にかかる第2銘木化粧シートの一部拡大斜視図で
ある。 10a,10b……第1、第2銘木化粧シー
ト、2……圧搾コルク板、14a……緩衝材、1
4b……補強板、16……木質単板、18……塗
料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 適当厚みの圧搾コルク板と、この圧搾コルク
    板の上面に薄厚の緩衝材を介して接着された木
    質単板と、前記圧搾コルク板の下面に接着され
    た薄厚の補強板と、よりなる銘木化粧シート。 2 前記木質単板の上面を塗料でもつて塗装仕上
    げしてなる実用新案登録請求範囲第1項記載の
    銘木化粧シート。
JP9139184U 1984-06-18 1984-06-18 銘木化粧シ−ト Granted JPS615915U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9139184U JPS615915U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 銘木化粧シ−ト

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JP9139184U JPS615915U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 銘木化粧シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS615915U JPS615915U (ja) 1986-01-14
JPH0323470Y2 true JPH0323470Y2 (ja) 1991-05-22

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JP9139184U Granted JPS615915U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 銘木化粧シ−ト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611528B2 (ja) * 1985-03-30 1994-02-16 北三株式会社 複合化粧板
JPH0418806Y2 (ja) * 1987-04-06 1992-04-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4867536U (ja) * 1971-11-27 1973-08-27

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JPS615915U (ja) 1986-01-14

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