JPH07229273A - 簡易施工床板 - Google Patents

簡易施工床板

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Publication number
JPH07229273A
JPH07229273A JP4480394A JP4480394A JPH07229273A JP H07229273 A JPH07229273 A JP H07229273A JP 4480394 A JP4480394 A JP 4480394A JP 4480394 A JP4480394 A JP 4480394A JP H07229273 A JPH07229273 A JP H07229273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
floor
plate
decorative body
fibrous material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4480394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Maeda
剛志 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP4480394A priority Critical patent/JPH07229273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 床板の施工性の向上を図る。 【構成】 板状の化粧体1の裏面に繊維状物2を介して
副え板3が位置をずらせて貼着され、副え板3より外側
に突出する化粧体1の裏面側に面ファスナ4が固着され
た構成により、容易に施工することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は見かけ良く容易に施工
することができる床板の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図5、6に示すように、板材の周縁部に
接合用の凹凸が形成された構成が一般的であり、この床
板を下地上に釘で打ちつけたり接着剤で貼着し、接合部
には接着剤を流し込んで順次施工されている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、前記構成では施工に
非常に手間を要し、接着剤の準備、使用可能時間の制限
がある等、熟練でないと満足に施工することが難しかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の課題を
解決する為、板状の化粧体の裏面に繊維状物を介して副
え板が位置をずらせて貼着され、副え板より外側に突出
する化粧体の裏面側にファスナが固着されたことを特徴
とする構成を採用した。
【0005】
【作用】この発明によれば、繊維状物とファスナを有し
ている為、マジックテープ(登録商標)感覚で施工する
ことができる。
【0006】
【実施例】
(実施例1)図1に示すように、板状の化粧体1の裏面
に繊維状物2を介して副え板3が位置をずらせて貼着さ
れ、副え板3より外側に突出する化粧体1の裏面側にフ
ァスナ4が固着されている。
【0007】化粧体1は厚さ2〜5mm程度の比較的薄
い合板やパーティクルボード、繊維板等の木質板、合成
樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板状からなり、表面
に天然木化粧単板や塩化ビニル樹脂シート、化粧紙、あ
るいは塗装等で表面が化粧されている。幅は80mm、
長さは900mmに形成してある。
【0008】繊維状物2はポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなり、不織布やニ
ードルパンチでカーペット状に形成されたものである。
厚さは1〜3mm程度である。
【0009】副え板3は化粧体1と同様に厚さ2〜5m
m程度の比較的薄い合板やパーティクルボード、繊維板
等の木質板、合成樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板
状からなり、幅は80mm、長さは900mmに形成し
てあり、この副え板3全面に前記繊維状物2が貼着され
ている。
【0010】そして、副え板3より外側に突出する化粧
体1の裏面側に鍵状面ファスナ4が固着されている。こ
のファスナ4は前記繊維状物2にマジックテープ状に貼
着させることができるものである。
【0011】前記のように構成された床板は、根太上に
敷き詰めた捨張り板、コンクリート床スラブ等の下地上
にゴム等からなるシート状物を敷き詰めた後、この上面
より壁際から順次施工した。床板同志は前記の繊維状物
2とファスナ4によってマジックテープのようにきわめ
て容易に施工できた。
【0012】(実施例2)図2に示すように、板状の化
粧体1が複数本ずらせて接合され、この裏面に繊維状物
2を介して副え板3が位置をずらせて貼着され、副え板
3より外側に突出する化粧体1の裏面側突出部にファス
ナ4が固着されている。
【0013】化粧体1は厚さ2〜5mm程度の比較的薄
い合板やパーティクルボード、繊維板等の木質板、合成
樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板状からなり、表面
に天然木化粧単板や塩化ビニル樹脂シート、化粧紙、あ
るいは塗装等で表面が化粧されている。そして、この化
粧体は幅75mm、長さ900mmのものを3本位置を
30mmずらせて接合されている。
【0014】繊維状物2はポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなり、不織布やニ
ードルパンチでカーペット状に形成されたものである。
厚さは1〜3mm程度である。
【0015】副え板3は化粧体1と同様に厚さ2〜5m
m程度の比較的薄い合板やパーティクルボード、繊維板
等の木質板、合成樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板
状からなり、幅は225mm、長さは900mmに形成
してあり、この副え板3全面に前記繊維状物2が貼着さ
れている。
【0016】そして、副え板3より外側に突出する化粧
体1の裏面側に鍵状面ファスナ4が固着されている。こ
のファスナ4は前記繊維状物2にマジックテープ状に貼
着させることができるものである。
【0017】前記のように構成された床板は、根太上に
敷き詰めた捨張り板、コンクリート床スラブ等の下地上
にゴム等からなるシート状物を敷き詰めた後、この上面
より壁際から順次施工した。床板同志は前記の繊維状物
2とファスナ4によってマジックテープのようにきわめ
て容易に施工できた。また、化粧体1はあらかじめ複数
本ずらせて接合していた為、素早くしかも見かけ良く施
工することができた。
【0018】(実施例3)図3に示すように、板状の化
粧体1が複数本ずらせて接合され、この裏面に繊維状物
2を介して副え板3が位置をずらせて貼着され、副え板
3より外側に突出する化粧体1の裏面側にファスナ4が
固着され、副え板3の裏面に緩衝材5が積層されてい
る。
【0019】化粧体1は厚さ2〜5mm程度の比較的薄
い合板やパーティクルボード、繊維板等の木質板、合成
樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板状からなり、表面
に天然木化粧単板や塩化ビニル樹脂シート、化粧紙、あ
るいは塗装等で表面が化粧されている。幅は80mm、
長さは900mmに形成してある。
【0020】繊維状物2はポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなり、不織布やニ
ードルパンチでカーペット状に形成されたものである。
厚さは1〜3mm程度である。
【0021】副え板3は化粧体1と同様に厚さ2〜5m
m程度の比較的薄い合板やパーティクルボード、繊維板
等の木質板、合成樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板
状からなり、幅は80mm、長さは900mmに形成さ
れており、この副え板3全面に前記繊維状物2が貼着さ
れている。
【0022】そして、副え板3より外側に突出する化粧
体1の裏面側に鍵状面ファスナ4が固着されている。こ
のファスナ4は前記繊維状物2にマジックテープ状に貼
着させることができるものである。
【0023】また、副え板の裏面に積層される緩衝材5
は、ポリエステル、ウレタン樹脂などの合成樹脂やゴム
などの発泡または未発泡、あるいは不織布やカーペット
などの繊維状物などが単体あるいは複合して用いられ
る。厚さは2〜4mm程度であまり厚くすると沈みが発
生してしまう。
【0024】前記のように構成された床板は、コンクリ
ート床スラブ上に壁際から順次載置して施工した。床板
同志は前記の繊維状物2とファスナ4によってマジック
テープのようにきわめて容易に施工できた。また、化粧
体1はあらかじめ複数本ずらせて接合していた為、素早
くしかも見かけ良く施工することができた。さらに、副
え板3裏面に緩衝材5が積層されている為、防音性能を
付与することができ、床面からの衝撃音を効果的に吸
収、低減させることができた。
【0025】(実施例4)図4に示すように、板状の化
粧体1が複数本ずらせて接合され、この裏面に繊維状物
2を介して副え板3が位置をずらせて貼着され、副え板
3より外側に突出する化粧体1の裏面側にファスナ4が
固着され、副え板3の裏面に緩衝材5が積層され、最下
面に拘束材6が積層されている。
【0026】化粧体1は厚さ2〜5mm程度の比較的薄
い合板やパーティクルボード、繊維板等の木質板、合成
樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板状からなり、表面
に天然木化粧単板や塩化ビニル樹脂シート、化粧紙、あ
るいは塗装等で表面が化粧されている。幅は80mm、
長さは900mmに形成してある。
【0027】繊維状物2はポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなり、不織布やニ
ードルパンチでカーペット状に形成されたものである。
厚さは1〜3mm程度である。
【0028】副え板3は化粧体1と同様に厚さ2〜5m
m程度の比較的薄い合板やパーティクルボード、繊維板
等の木質板、合成樹脂板、無機質板等の比較的硬質の板
状からなり、幅は80mm、長さは900mmに形成し
てあり、この副え板3全面に前記繊維状物2が貼着され
ている。
【0029】そして、副え板3より外側に突出する化粧
体1の裏面側に鍵状面ファスナ4が固着されている。こ
のファスナ4は前記繊維状物2にマジックテープ状に貼
着させることができるものである。
【0030】また、副え板3の裏面に積層される緩衝材
5は、ポリエステル、ウレタン樹脂などの合成樹脂やゴ
ムなどの発泡または未発泡、あるいは不織布やカーペッ
トなどの繊維状物などが単体あるいは複合して用いられ
る。厚さは2〜4mm程度であまり厚くすると沈みが発
生してしまう。
【0031】さらに、最下面に積層される拘束材6は、
比重の大きいゴム、塩化ビニル樹脂からなり、アスファ
ルトなどを混入して粘着性を高めている。厚さは1mm
程度でよい。
【0032】前記のように構成された床板は、コンクリ
ート床スラブ上に壁際から順次載置して施工した。床板
同志は前記の繊維状物2とファスナ4によってマジック
テープのようにきわめて容易に施工できた。また、化粧
体1はあらかじめ複数本ずらせて接合していた為、素早
くしかも見かけ良く施工することができた。さらに、副
え板3裏面に緩衝材5が積層されている為、防音性能を
付与することができ、床面からの衝撃音を効果的に吸
収、低減させることができた。またさらに、最下面に拘
束材6が積層されている為、床板に重量が付与され下地
上に施工した後、多少の衝撃にも容易にずれることがな
かった。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、繊維状物とファスナ
を有している為、マジックテープ感覚で施工することが
できる。したがって、釘や接着剤を必要とせず熟練者で
なくともきわめて容易に施工することができる。また、
床板は下地には固着されておらず着脱自在なので、簡単
にリフォームすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の簡易施工床板の正面図と底面図
【図2】実施例の簡易施工床板の正面図と底面図
【図3】実施例の簡易施工床板の正面図と底面図
【図4】実施例の簡易施工床板の正面図と底面図
【図5】従来の床板の正面図と底面図
【図6】従来の床板の正面図と底面図
【符号の説明】
1 化粧体 2 繊維状物 3 副え板 4 ファスナ 5 緩衝材 6 拘束材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の化粧体(1)の裏面に繊維状物
    (2)を介して副え板(3)が位置をずらせて貼着さ
    れ、副え板(3)より外側に突出する化粧体(1)の裏
    面側にファスナ(4)が固着されたことを特徴とする簡
    易施工床板。
  2. 【請求項2】 板状の化粧体(1)が複数本ずらせて接
    合されたことを特徴とする請求項1記載の簡易施工床
    板。
  3. 【請求項3】 副え板(3)の裏面に緩衝材(5)が積
    層されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の簡易施工床板。
  4. 【請求項4】 最下面に拘束材(6)が積層されたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記
    載の簡易施工床板。
JP4480394A 1994-02-18 1994-02-18 簡易施工床板 Pending JPH07229273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4480394A JPH07229273A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 簡易施工床板

Applications Claiming Priority (1)

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JP4480394A JPH07229273A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 簡易施工床板

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Publication Number Publication Date
JPH07229273A true JPH07229273A (ja) 1995-08-29

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ID=12701589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4480394A Pending JPH07229273A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 簡易施工床板

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JP (1) JPH07229273A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002047788A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Eidai Co Ltd 二重床構造
JP2012167472A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Pluswood Co Ltd 床材及び床面
CN106437068A (zh) * 2016-09-22 2017-02-22 无锡凯皓科技有限公司 防伸缩的装饰板

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