JP2012167472A - 床材及び床面 - Google Patents

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【課題】使用勝手の良好な床材を提供する。
【解決手段】床材Fは、略矩形形状の床材本体1と、この床材本体1の裏面に粘着剤nを介して取り付けられた軟質の略矩形形状のシート状部材2とを備え、床材本体1の厚みは、約1mm〜約8mmであり、シート状部材2の厚みは、約0.5mm〜約5mmである。シート状部材2は、床材本体1に面する面全体に亘って粘着剤nが塗布され、シート状部材2の平面視形状と床材本体1の平面視形状とは、略同じ大きさであり、シート状部材2は、床材本体1の短辺、この短辺に連なる床材本体1の一の長辺及びこの一の長辺と床材本体1の短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部2Aを有し、床材本体1の裏面は、シート状部材2が突出した分、シート状部材2で覆われないで露出して露出部1Aが形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、床材及び床面に係り、特に、使用勝手の良好な床材及び床面に関する。
従来、木質系の床材は湿度・温度変化による反りや変形が発生しても安定した敷き詰め状態を確保するために、雄雌のサネ嵌合により隣接する床材同士を繋ぐと共に、タッカー、接着剤等を併用し、根太、床の下地に固定していた。
ところが、施工後に、床材の一部分が傷んだり、不良になった場合、隣接する床材同士は繋がり、しかも、タッカー、接着剤等により根太、床の下地に固定されているため、部分的に張り替えるのは、かなりの時間と費用を要する。
また、近年需要が急増している床下配線を定期的に点検するOAフロアー、返却時に元通りの床に戻さなければならない賃貸住宅・賃貸事務所向け等にあっては、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材が求められている。
この点を考慮し、必要なときには床下地から容易に床材を分離することができ、床材の貼り替え作業を容易化するとともに、解体時などでも容易に分別処理することができる床材がある(例えば、特許文献1参照)。
この床材は、裏面に粘着剤が塗布され、離型フィルムが床材の粘着剤塗布面側に予め貼り付けてあり、施工時、床材から離型フィルムを引き剥がす。そして、引き剥がした離型フィルムを反転させ、離型面、すなわち、床材の粘着剤と接触していた面とは反対側の面(離型剤が塗布されていない面)を、床材の粘着剤が塗布されている面に貼り付ける。 その際に、離型フィルムの一部が直交する2辺からはみ出るようにして貼り付けている。
特開2010−261305号公報 図2参照
しかしながら、上述した床材にあっては、施工現場において、床材から離型フィルムを一々引き剥がし、引き剥がした離型フィルムを反転させて離型フィルムの一部が直交する2辺からはみ出るようにして貼り付けねばならず、使用勝手が良好でないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を考慮してなされた使用勝手の良好な床材及び床面を提供することを目的とする。
請求項1記載の床材は、略矩形形状の床材本体と、この床材本体の裏面に粘着剤を介して取り付けられ、軟質の略矩形形状のシート状部材とを備え、前記床材本体の厚みは、約1mm〜約8mmであり、前記シート状部材の厚みは、約0.5mm〜約5mmであり、前記シート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、前記粘着剤は、前記床材本体に面する側であり、前記シート状部材の平面視形状と前記床材本体の平面視形状とは、略同じ大きさであり、前記シート状部材は、前記床材本体の短辺、この短辺に連なる前記床材本体の一の長辺及びこの一の長辺と前記床材本体の前記短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部を有し、この突出部の長辺である前記シート状部材の長辺と前記床材本体の長辺とは、平行であり、前記突出部の短辺である前記シート状部材の短辺と前記床材本体の短辺とは、平行であり、前記床材本体の裏面は、前記シート状部材が突出した分、前記シート状部材で覆われないで露出して露出部が形成されているものである。
また、請求項2記載の床面は、施工面に請求項1記載の床材のシート状部材を当接して前記床材を敷き詰めて形成される床面であって、前記シート状部材の粘着剤を介して隣接する床材本体同士を接続するものである。
また、請求項3記載の床材は、略矩形形状の床材本体と、この床材本体の裏面全体に亘って塗布された粘着剤と、この粘着剤を介して前記床材本体の裏面に取り付けられた軟質の略矩形形状のシート状部材とを備え、前記床材本体の厚みは、約1mm〜約8mmであり、前記シート状部材の厚みは、約0.5mm〜約5mmであり、前記シート状部材の平面視形状と前記床材本体の平面視形状とは、略同じ大きさであり、前記シート状部材は、前記床材本体の短辺、この短辺に連なる前記床材本体の一の長辺及びこの一の長辺と前記床材本体の前記短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部を有し、この突出部の長辺である前記シート状部材の長辺と前記床材本体の長辺とは、平行であり、前記突出部の短辺である前記シート状部材の短辺と前記床材本体の短辺とは、平行であり、前記床材本体の裏面は、前記シート状部材が突出した分、前記シート状部材で覆われないで露出して前記粘着剤が塗布された露出部が形成されているものである。
また、請求項4記載の床面は、施工面に請求項3記載の床材のシート状部材を当接して前記床材を敷き詰めて形成される床面であって、露出部にある粘着剤を介して隣接する床材本体同士を接続するものである。
また、請求項5記載の床材は、請求項1又は請求項3記載の床材において、露出部に離剥紙が付着して、前記露出部を覆っているものである。
また、請求項6記載の床面は、施工面がカーペットであって、このカーペットの上に請求項1又は請求項3記載の床材を敷き詰め、請求項1又は請求項3記載のシート状部材の施工面側に、前記カーペットに係止する係止部材を備えた面状ファスナーを取り付け、前記面状ファスナーの係止部材が前記カーペットに係止しているものである。
また、請求項7記載の床面は、請求項6記載の床面において、OAフロアをカーペットで覆い、このカーペットを請求項1又は請求項3記載の床材を敷き詰めて覆うものである。
また、請求項8記載の床材は、略矩形形状の床材本体と、この床材本体の裏面に付着して取り付けられ、軟質の略矩形形状のシート状部材とを備え、前記床材本体の厚みは、約1mm〜約8mmであり、前記シート状部材の厚みは、約0.5mm〜約5mmであり、前記シート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、前記シート状部材の平面視形状と前記床材本体の平面視形状とは、略同じ大きさであり、前記シート状部材は、前記床材本体の短辺、この短辺に連なる前記床材本体の一の長辺及びこの一の長辺と前記床材本体の前記短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部を有し、この突出部の長辺である前記シート状部材の長辺と前記床材本体の長辺とは、平行であり、前記突出部の短辺である前記シート状部材の短辺と前記床材本体の短辺とは、平行であり、前記床材本体の裏面は、前記シート状部材が突出した分、前記シート状部材で覆われないで露出して露出部が形成され、この露出部の表面に略全体に亘って第1の面状ファスナーが設けられ、前記シート状部材の突出した部位の表面の略全体に亘って第2の面状ファスナーが設けられ、前記第1の面状ファスナーが雄型であれば、前記第2の面状ファスナーは雌型であり、前記第1の面状ファスナーが雌型であれば、前記第2の面状ファスナーは雄型であり、前記第1の面状ファスナーが雄雌型であれば、前記第2の面状ファスナーは雄雌型である。
また、請求項9記載の床材は、カーペットの上に敷き詰める略矩形形状の床材本体であって、前記床材本体の裏面に、前記カーペットに係止する係止部材を備えた面状ファスナーを取り付けたものである。
請求項1記載の床材によれば、床材の運搬、保管等のために粘着部が露出した床材本体を積層しても、上下方向に隣接したシート状部材の距離は、床材本体の厚み(約1mm〜約8mm)の間隔を有しているため、上下方向に隣接したシート状部材同士が付着するのを防いで使用勝手を向上させ、
また、施工面に略矩形形状の床材本体を上下及び/又は左右に敷き詰めれば、突出部の表面にある粘着剤を介して隣接する床材本体同士を簡易且つ迅速に接続することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
しかも、軟質のシート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、シート状部材が軟質性のため、シート状部材が床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着するのみならず、前記床材本体に隣接する床材本体の裏面にも追随し、隣接する床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、
更に、床材本体に点荷重(集中荷重)が加わっても、シート状部材は、約0.5mm〜約5mmと厚みがあって、ある程度腰があるシート状部材を介して床材本体同士は接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体にシート状部材を介して接続された床材本体をも追随するため、隣接する床材本体との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、軟質性のシート状部材の厚みが、約0.5mm〜約5mmであるため、施工面に多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材により不陸(凹凸)を吸収して、床材本体の表面の平坦面を保持することができる等使用勝手を向上させることができる。
また、請求項2記載の床面によれば、床面を施工するに当たって、床材の運搬、保管等のために粘着部が露出した床材本体を積層しても、上下方向に隣接したシート状部材の距離は、床材本体の厚み(約1mm〜約8mm)の間隔を有しているため、上下方向に隣接したシート状部材同士が付着するのを防いで使用勝手を向上させ、
また、施工面に略矩形形状の床材本体を上下及び/又は左右に敷き詰めれば、突出部の表面にある粘着剤を介して隣接する床材本体同士を簡易且つ迅速に接続することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
しかも、軟質のシート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、シート状部材が軟質性のため、シート状部材が床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着するのみならず、前記床材本体に隣接する床材本体の裏面にも追随し、隣接する床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、更に、床材本体に点荷重(集中荷重)が加わっても、シート状部材は、約0.5mm〜約5mmと厚みがあって、ある程度腰があるシート状部材を介して床材本体同士は接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体にシート状部材を介して接続された床材本体をも追随するため、隣接する床材本体との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、軟質性のシート状部材の厚みが、約0.5mm〜約5mmであるため、施工面に多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材により不陸(凹凸)を吸収して、床材本体の表面の平坦面を保持することができる等使用勝手を向上させることができる等使用勝手を向上させることができる。
また、請求項3記載の床材によれば、床材の運搬、保管等のために粘着剤が露出した床材本体を積層しても、床材本体の粘着剤が塗布された露出部と該露出部に対向するシート状部材の部位とは、床材本体の厚み(約1mm〜約8mm)の間隔を有しているため、床材本体の粘着剤が塗布された露出部と該露出部に対向するシート状部材の部位とが付着するのを防いで使用勝手を向上させ、
また、施工面に略矩形形状の床材本体を上下及び/又は左右に敷き詰めれば、突出部の表面にある粘着剤を介して隣接する床材本体同士を簡易且つ迅速に接続することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
しかも、床材本体の裏面に付着したシート状部材は軟質性のため、シート状部材が床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着するのみならず、前記床材本体に隣接する床材本体の裏面にも追随し、隣接する床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、更に、床材本体に点荷重(集中荷重)が加わっても、床材本体同士はシート状部材を介して接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体にシート状部材を介して接続された床材本体をも追随するため、隣接する床材本体との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、施工面に多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材により不陸(凹凸)を吸収することができるため、床材本体の表面の平坦面を保持することができる等使用勝手を向上させることができる。
また、請求項4記載の床面によれば、床面を施工するに当たって、床材の運搬、保管等のために粘着剤が露出した床材本体を積層しても、床材本体の粘着剤が塗布された露出部と該露出部に対向するシート状部材の部位とは、床材本体の厚み(約1mm〜約8mm)の間隔を有しているため、床材本体の粘着剤が塗布された露出部と該露出部に対向するシート状部材の部位とが付着するのを防いで使用勝手を向上させ、
また、施工面に略矩形形状の床材本体を上下及び/又は左右に敷き詰めれば、突出部の表面にある粘着剤を介して隣接する床材本体同士を簡易且つ迅速に接続することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
しかも、床材本体の裏面に付着したシート状部材は軟質性のため、シート状部材が床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着するのみならず、前記床材本体に隣接する床材本体の裏面にも追随し、隣接する床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、更に、床材本体に点荷重(集中荷重)が加わっても、床材本体同士はシート状部材を介して接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体にシート状部材を介して接続された床材本体をも追随するため、隣接する床材本体との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、施工面に多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材により不陸(凹凸)を吸収することができるため、床材本体の表面の平坦面を保持することができる等使用勝手を向上させることができる。
また、請求項5記載の床材によれば、前述した請求項1又は請求項3記載の発明の効果に加え、露出部に離剥紙が付着して、前記露出部を覆っているため、露出部の粘着剤に塵等が付着せず粘着効果が低下することを防止することができる。
また、請求項6記載の床面によれば、前述した請求項1又は請求項3記載の記載の発明の効果に加え、請求項1又は請求項3記載のシート状部材の施工面側に、カーペットに係止する係止部材を備えた面状ファスナーを取り付け、前記面状ファスナーの係止部材が前記カーペットに係止しているため、カーペットを請求項1又は請求項3記載の記載の床材で、容易に係脱自在にカーペットを隠蔽することができる。
また、請求項8記載の床材によれば、床材の運搬、保管等のために面状ファスナーが露出した床材本体を積層しても、上下方向に隣接したシート状部材の距離は、床材本体の厚み(約1mm〜約8mm)の間隔を有しているため、上下方向に隣接したシート状部材同士が付着するのを防いで使用勝手を向上させ、
また、施工面に略矩形形状の床材本体を上下及び/又は左右に敷き詰めれば、第1の面状ファスナーと第2の面状ファスナーを係止させて隣接する床材本体同士を簡易且つ迅速に接続することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
しかも、軟質のシート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、シート状部材が軟質性のため、シート状部材が床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着するのみならず、前記床材本体に隣接する床材本体の裏面にも追随し、隣接する床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、
更に、床材本体に点荷重(集中荷重)が加わっても、シート状部材は、約0.5mm〜約5mmと厚みがあって、ある程度腰があるシート状部材を介して床材本体同士は接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体にシート状部材を介して接続された床材本体をも追随するため、隣接する床材本体との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、軟質性のシート状部材の厚みが、約0.5mm〜約5mmであるため、施工面に多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材により不陸(凹凸)を吸収して、床材本体の表面の平坦面を保持することができる等使用勝手を向上させることができる。
また、請求項9記載の床材によれば、カーペットの上に敷き詰める略矩形形状の床材本体であって、前記床材本体の裏面に、前記カーペットに係止する係止部材を備えた面状ファスナーを取り付けたため、カーペットを床材で容易に係脱自在に隠蔽することができ、しかも、床材を部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
図1は、本発明の一実施例の床材の概略的斜視図である。 図2は、図1の床材から床材本体とシート状部材を分離した状態を示す概略的斜視図である。 図3は、図2のシート状部材から剥離紙を分離した状態を示す概略的斜視図である。 図4は、図1の床材の概略的平面図である。 図5は、図4の5−5線による概略的断面図である。 図6は、図1の床材を積層した状態を示す概略的斜視図である。 図7は、図6の7−7線による概略的断面図である。 図8(a)(b)(c)(d)(e)は、図1の床材を施工面へ敷き詰める過程を示す概略的平面図である。 図9(a)(b)(c)(d)(e)は、図8(a)〜(e)の後、床材を施工面へ敷き詰める過程を示す概略的平面図である。 図10は、図9(a)〜(e)の後、床材を施工面へ敷き詰めた状態の概略的平面図である。 図11は、図10の施工面と異なる施工面へ床材を敷き詰めた状態の概略的平面図である。 図12は、図1の床材と異なる他の実施例の床材をOAフロアの上のカーペットに施工する状態を示す概略的断面図である。 図13は、図12の床材をカーペットに施工した状態を示す概略的断面図である。 図14は、図12の床材と異なる他の実施例の床材の床材本体の裏面に塗布された粘着剤にシート状部材を付着する前の状態を示す概略的断面図である。 図15は、図14の床材本体の裏面に塗布された粘着剤にシート状部材が付着した状態を示す概略的断面図である。 図16は、図15の床材を積層した状態を示す概略的断面図である。
本発明の一実施例の床材及び床面を図面を参照して説明する。
(実施例1)
図1乃至図10に示すFは床材で、床材Fは、概略的に、略矩形形状の床材本体1と、この床材本体1の裏面に粘着剤nを介して取り付けられたシート状部材2とを備えている。
床材本体1は、合板1aに印刷された部材1bを貼り付けたものである。床材本体1は、これに限らず、例えば、MDF(中密度繊維板)に印刷された部材を貼り付けたもの、合板に突板(単板)を貼り付けたもの、MDF(中密度繊維板)に突板(単板)を貼り付けたもの、突板(単板)そのもの、ホモジニアスビニル床タイル、Pタイル(タジマ社製)等の樹脂製の床材等でも良く、床材本体1の厚みは、約1mm〜約8mm程度のもである。
また、シート状部材2は、軟質で略矩形形状をなし、その厚みは、約0.5mm〜約5mm(より望ましくは、約1mm〜約5mm程度)程度のもので、シート状部材2の表面の略全体に亘って粘着剤(又は再剥離性の粘着剤)nが塗布されている(図3参照)。また、シート状部材2は、軟質で略矩形形状を成していれば良いが、高層ビルやアパートなどに使用される床の場合、防音性を求められるケースも少なくなく、シート状部材2を通常床下地に敷き詰める遮音性を高める遮音シート(例えば、軟質塩化ビニール、ゴム等)で構成して、遮音効果を付与しても良い。
更に、シート状部材2として、自己粘着性を有するブチルゴム製の制振シートを利用すれば、制振性を向上でき、階下への足音を低減化できるのみならず、粘着剤を使用した粘着加工をも省くことができる。また、シート状部材2は、軟質の樹脂系だけでなく、パンチカーペットといった厚手の不織布(約0.5mm〜約5mm)でも良い。
なお、粘着剤nは、床材本体1に面する側に位置している。
そして、シート状部材2の平面視形状abcdと床材本体1の平面視形状ABCDとは、略同じ大きさであり(図4参照)、シート状部材2は、図4に示すように、床材本体1の短辺AB、この短辺ABに連なる床材本体1の一の長辺BC及びこの一の長辺BCと床材本体1の短辺ABとで形成されるコーナー部Bより突出した突出部2Aを有し、この突出部2Aの長辺bcであるシート状部材2の長辺bcと床材本体1の長辺BCとは、平行であり、突出部2Aの短辺abであるシート状部材2の短辺abと床材本体1の短辺ABとは、平行であり、床材本体1の裏面は、シート状部材2が突出した分、シート状部材2で覆われないで露出して露出部1A(図5参照)が形成されている
なお、突出部2Aは、本実施例のように剥離紙3で被覆されていることが望ましいが、必ずしも、必要ではない。また、床材Fは、図6及び図7に示すように積層して、運搬、保管等することができる。
従って、図8及び図9に示すように、施工面Aに剥離紙3を剥いで、略矩形形状の床材本体1を上下及び/又は左右に敷き詰めて床面を形成することができる。つまり、突出部2Aの表面にある粘着剤nを介して隣接する床材本体1同士を簡易且つ迅速に接続して、図10に示すような床面を形成することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材Fをえることができる。
床面の形状が、図10に示す床材本体1の寸法に合致する場合は、床材本体1をそのまま利用することができる。
また、図11に示すように、床材本体1をそのまま利用しただけでは、合致しない場合は、合致するように床材Fを図示しないカッター等を用いて切断するようにする。
なお、特に、軟質のシート状部材2は、シート状部材2の表面の略全体に亘って粘着剤nが塗布され、シート状部材2が軟質性のため、シート状部材2が床材本体1の裏面の形状に沿うことができ強力に接着するのみならず、床材本体1に隣接する床材本体1の裏面にも追随し、隣接する床材本体1の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、更に、床材本体1にテーブル、机、椅子等の脚部の点荷重(集中荷重)が加わっても、床材本体1同士はシート状部材2を介して接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体1のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体1にシート状部材2を介して接続された床材本体1をも追随するため、隣接する床材本体1との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体1との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、施工面Aに多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材2により不陸(凹凸)を吸収することができるため、床材本体1の表面の平坦面を保持することができる。
(実施例2)
次に示す実施例は、施工面がOAフロア等に敷かれたカーペットに好適な床面について、図12及び図13を参照して説明する。
本実施例の床材Fは、上述した実施例1のシート状部材2の施工面A’側に、係止部材10aを備えた面状ファスナー10を、例えば、粘着層n’を介して取り付けている。
20はOAフロアで、30は配線5を収納する溝部で、40はOAフロア20に敷かれた表面にループ形状40aを有するカーペットである。
カーペット40を床材Fを敷き詰めて覆うには、上述した実施例1と同様に、突出部2Aの表面にある粘着剤nを介して隣接する床材本体1同士を接続すると共に、面状ファスナー10の係止部材10aをカーペット40のループ形状40aに係止させるようにする。
従って、カーペット40を床材Fを敷き詰めて覆うことができるため、カーペット40を床材Fで容易に隠蔽することができ、しかも、カーペット40と床材Fとは、カーペット40の表面のループ形状40aを利用して、シート状部材2の裏面に係止部材10aを付加するという簡易な手段により、カーペット40と床材Fとの係脱を容易に行うことができる。
なお、本実施例(図12及び図13)のカーペット40の表面はループ形状40a、面状ファスナー10の係止部材10aはフック形状であったが、逆の構成でも良い。要は、シート状部材2の施工面A’側に、カーペット40に係止する係止部材10aを備えた面状ファスナー10を取り付ける関係になっていれば良い。
また、本実施例(図12及び図13)の面状ファスナー10は、粘着層nを有したシート状部材2に取り付けたが、後述する図15記載の上面に粘着層nを有しないシート状部材2にも適用することができる。すなわち、粘着剤nは床材本体1の裏面全体に亘って塗布され、この粘着剤nを介して軟質の略矩形形状のシート状部材2が床材本体1の裏面に取り付けられている。図15記載のシート状部材2に図12記載のように、粘着層n’を介して面状ファスナー10を取り付けても良く、かかる場合の作用効果は図12及び図13記載の実施例2と同様である。
また、本実施例にあっては、OAフロア20のカーペット40の例を示したが、本願発明にあっては、OAフロア20に限らず、表面にループ形状又はフック形状を有するカーペットであれば、適用できるものである。また、本実施例(図12及び図13)2においては、上述した実施例1と同一部分に同一符号を付して説明の一部を省略する。
また、本実施例にあっては、図12に示すように、床材本体1の裏面は、シート状部材2が突出した分、シート状部材2で覆われないで露出して露出部1Aが形成されているが、この露出部1Aの表面に略全体に亘って図示しない第1の面状ファスナーと、図12記載のシート状部材2の突出した部位の表面の略全体に亘って設けた剥離紙3に代えて、図示しない第2の面状ファスナーと、をそれぞれ設けるようにしても良い。
かかる場合、施工面がOAフロア等に敷かれた表面にループ状の凸片を有するカーペットに限らず、通常のフロア等であっても良く、前記第1の面状ファスナーが雄型であれば、前記第2の面状ファスナーは雌型であり、前記第1の面状ファスナーが雌型であれば、前記第2の面状ファスナーは雄型であり、前記第1の面状ファスナーが雄雌型であれば、前記第2の面状ファスナーは雄雌型である。かかる場合の床材によっても、床材1の運搬、保管等のために面状ファスナー(図示しない第1の面状ファスナー及び図示しない第2の面状ファスナー)が露出した床材本体を積層しても、上下方向に隣接したシート状部材の距離は、床材本体の厚み(約1mm〜約8mm)の間隔を有しているため、上下方向に隣接したシート状部材同士が付着するのを防いで使用勝手を向上させ、また、施工面に略矩形形状の床材本体を上下及び/又は左右に敷き詰めれば、第1の面状ファスナーと第2の面状ファスナーを係止させて隣接する床材本体同士を簡易且つ迅速に接続することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。しかも、軟質のシート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、シート状部材が軟質性のため、シート状部材が床材本体の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、前記床材本体に隣接する床材本体の裏面にも図示しない第1の面状ファスナー及び図示しない第2の面状ファスナーを介して追随し、隣接する床材本体の裏面の形状に沿うことができ、更に、床材本体に点荷重(集中荷重)が加わっても、シート状部材は、約0.5mm〜約5mmと厚みがあって、ある程度腰があるシート状部材を介して床材本体同士は接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体にシート状部材を介して接続された床材本体をも追随するため、隣接する床材本体との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、軟質性のシート状部材の厚みが、約0.5mm〜約5mmであるため、施工面に多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材により不陸(凹凸)を吸収して、床材本体の表面の平坦面を保持することができる等使用勝手を向上させることができる。
また、実施例2にあっては、シート状部材2を設けたが、場合によりシート状部材2を省略することもできる。
即ち、図12及び図13に示すシート状部材2及び剥離紙3を省略し、床材本体1の裏面に図示しない面状ファスナーを取り付け、該図示しない面状ファスナーを図12に示すループ形状40aに係止するようにしても良い。なお、床材本体1の裏面の図示しない面状ファスナーは、床材本体1の裏面に部分的に設けても良いが、望ましくは、床材本体1の裏面の略全体に亘って設けるのが良い。かかる場合の床材にあっても、カーペットの上に敷き詰める略矩形形状の床材本体であって、前記床材本体の裏面に、前記カーペットに係止する係止部材を備えた面状ファスナーを取り付けたため、カーペットを床材で容易に係脱自在に隠蔽することができ、しかも、床材を部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
(実施例3)
上述した実施例1及び実施例2の図1乃至図13においては、シート状部材2の表面の略全体に亘って粘着剤nを塗布するようにしているが、本願発明にあっては、これに限らず、粘着剤nが塗布される部位をシート状部材2ではなく床材本体1の裏面にした場合にも、同様に適用できるものである(図14乃至図16参照)。
粘着剤nは床材本体1の裏面全体に亘って塗布され、この粘着剤nを介して軟質の略矩形形状のシート状部材2が床材本体1の裏面に取り付けられている。
シート状部材2の平面視形状と床材本体1の平面視形状とは、上述した実施例1及び実施例2と同様、略同じ大きさであり、シート状部材2は、上述した実施例1及び実施例2と同様、床材本体1の短辺、この短辺に連なる床材本体1の一の長辺及びこの一の長辺と床材本体1の前記短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部2A(図15及び図16)を有し、この突出部2Aの長辺であるシート状部材2の長辺と床材本体1の長辺とは、上述した実施例1及び実施例2と同様、平行であり、突出部2Aの短辺であるシート状部材2の短辺と床材本体2の短辺とは、上述した実施例1及び実施例2と同様、平行であり、床材本体1の裏面は、シート状部材2が突出した分、シート状部材2で覆われないで露出して粘着剤nが塗布された露出部1A’(図15)が形成されている。
この実施例の床材Fによれば、床材Fの運搬、保管等のために粘着剤nが露出(露出した部位1A’)した床材本体1を積層(図16)しても、床材本体1の粘着剤nが塗布された露出部1A’と該露出部1A’に対向するシート状部材2の部位とは、床材本体の厚み(約1mm〜約8mm)の間隔(図16参照)を有しているため、床材本体1の粘着剤が塗布された露出部1A’と該露出部1A’に対向するシート状部材2の部位とが付着するのを防いで使用勝手を向上させ、
また、施工面に略矩形形状の床材本体1を実施例1と同様に、上下及び/又は左右に敷き詰めれば、床材本体1の裏面の粘着剤nを介して隣接する床材本体1同士を簡易且つ迅速に接続することができ、更に、部分的に簡単に剥がせる使用勝手の良好な床材をえることができる。
しかも、床材本体1の裏面に付着したシート状部材2は軟質性のため、シート状部材2が床材本体1の裏面の形状に沿うことができ強力に接着するのみならず、床材本体1に隣接する床材本体1の裏面にも追随し、隣接する床材本体1の裏面の形状に沿うことができ強力に接着し、更に、床材本体1に点荷重(集中荷重)が加わっても、床材本体1同士はシート状部材2を介して接続されているため、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体1のみならず、点荷重(集中荷重)が加わった床材本体1にシート状部材2を介して接続された床材本体1をも追随するため、隣接する床材本体1との境界部に隙間が生じるのを防ぎ(隙間が生じると、隣接する床板本体1との間に段差が生じ、躓いたり、隙間からゴミ等が侵入する不具合が生じる。)、加えて、施工面に多少の不陸(凹凸)があっても、軟質性のシート状部材2により不陸(凹凸)を吸収することができるため、床材本体1の表面の平坦面を保持することができる等使用勝手を向上させることができる。
F 床材
n 粘着剤
1 床材本体
1A 露出部
2 シート状部材
2A 突出部

Claims (9)

  1. 略矩形形状の床材本体と、
    この床材本体の裏面に粘着剤を介して取り付けられ、軟質の略矩形形状のシート状部材とを備え、
    前記床材本体の厚みは、約1mm〜約8mmであり、
    前記シート状部材の厚みは、約0.5mm〜約5mmであり、
    前記シート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、
    前記粘着剤は、前記床材本体に面する側であり、
    前記シート状部材の平面視形状と前記床材本体の平面視形状とは、略同じ大きさであり、
    前記シート状部材は、前記床材本体の短辺、この短辺に連なる前記床材本体の一の長辺及びこの一の長辺と前記床材本体の前記短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部を有し、
    この突出部の長辺である前記シート状部材の長辺と前記床材本体の長辺とは、平行であり、
    前記突出部の短辺である前記シート状部材の短辺と前記床材本体の短辺とは、平行であり、
    前記床材本体の裏面は、前記シート状部材が突出した分、前記シート状部材で覆われないで露出して露出部が形成されている
    ことを特徴とする床材。
  2. 施工面に請求項1記載の床材のシート状部材を当接して前記床材を敷き詰めて形成される床面であって、
    前記シート状部材の粘着剤を介して隣接する床材本体同士を接続する
    ことを特徴とする床面。
  3. 略矩形形状の床材本体と、
    この床材本体の裏面全体に亘って塗布された粘着剤と、
    この粘着剤を介して前記床材本体の裏面に取り付けられた軟質の略矩形形状のシート状部材とを備え、
    前記床材本体の厚みは、約1mm〜約8mmであり、
    前記シート状部材の厚みは、約0.5mm〜約5mmであり、
    前記シート状部材の平面視形状と前記床材本体の平面視形状とは、略同じ大きさであり、
    前記シート状部材は、前記床材本体の短辺、この短辺に連なる前記床材本体の一の長辺及びこの一の長辺と前記床材本体の前記短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部を有し、
    この突出部の長辺である前記シート状部材の長辺と前記床材本体の長辺とは、平行であり、
    前記突出部の短辺である前記シート状部材の短辺と前記床材本体の短辺とは、平行であり、
    前記床材本体の裏面は、前記シート状部材が突出した分、前記シート状部材で覆われないで露出して前記粘着剤が塗布された露出部が形成されている
    ことを特徴とする床材。
  4. 施工面に請求項3記載の床材のシート状部材を当接して前記床材を敷き詰めて形成される床面であって、
    露出部にある粘着剤を介して隣接する床材本体同士を接続する
    ことを特徴とする床面。
  5. 露出部に離剥紙が付着して、前記露出部を覆っている
    ことを特徴とする 請求項1又は請求項3記載の床材。
  6. 施工面がカーペットであって、
    このカーペットの上に請求項1又は請求項3記載の床材を敷き詰め、
    請求項1又は請求項3記載のシート状部材の施工面側に、前記カーペットに係止する係止部材を備えた面状ファスナーを取り付け、
    前記面状ファスナーの係止部材が前記カーペットに係止している
    ことを特徴とする床面。
  7. OAフロアをカーペットで覆い、このカーペットを請求項1又は請求項3記載の床材を敷き詰めて覆う
    ことを特徴とする請求項6記載の床面。
  8. 略矩形形状の床材本体と、
    この床材本体の裏面に付着して取り付けられ、軟質の略矩形形状のシート状部材とを備え、
    前記床材本体の厚みは、約1mm〜約8mmであり、
    前記シート状部材の厚みは、約0.5mm〜約5mmであり、
    前記シート状部材は、略全体に亘って粘着剤が塗布され、
    前記シート状部材の平面視形状と前記床材本体の平面視形状とは、略同じ大きさであり、
    前記シート状部材は、前記床材本体の短辺、この短辺に連なる前記床材本体の一の長辺及びこの一の長辺と前記床材本体の前記短辺とで形成されるコーナー部より突出した突出部を有し、
    この突出部の長辺である前記シート状部材の長辺と前記床材本体の長辺とは、平行であり、
    前記突出部の短辺である前記シート状部材の短辺と前記床材本体の短辺とは、平行であり、
    前記床材本体の裏面は、前記シート状部材が突出した分、前記シート状部材で覆われないで露出して露出部が形成され、
    この露出部の表面に略全体に亘って第1の面状ファスナーが設けられ、
    前記シート状部材の突出した部位の表面の略全体に亘って第2の面状ファスナーが設けられ、
    前記第1の面状ファスナーが雄型であれば、前記第2の面状ファスナーは雌型であり、
    前記第1の面状ファスナーが雌型であれば、前記第2の面状ファスナーは雄型であり、
    前記第1の面状ファスナーが雄雌型であれば、前記第2の面状ファスナーは雄雌型である
    ことを特徴とする床材。
  9. カーペットの上に敷き詰める略矩形形状の床材本体であって、
    前記床材本体の裏面に、前記カーペットに係止する係止部材を備えた面状ファスナーを取り付けた
    ことを特徴とする床材。
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