JP3237703U - 床材 - Google Patents

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JP3237703U
JP3237703U JP2022001109U JP2022001109U JP3237703U JP 3237703 U JP3237703 U JP 3237703U JP 2022001109 U JP2022001109 U JP 2022001109U JP 2022001109 U JP2022001109 U JP 2022001109U JP 3237703 U JP3237703 U JP 3237703U
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Abstract

【課題】十分に強度を有し、かつ敷設後の反りを確実に防止可能であるとともに、床下地に対して容易に敷設及び剥離することができる床材を提供する。【解決手段】床材1は、一方の短辺2及び他方の短辺3と、一方の長辺4及び他方の長辺5と、表平面6及び裏平面7で囲まれてなる長方形であって、一方の短辺2は、雄実部8が形成され、他方の短辺3は、雄実部8が嵌合する雌実部9が形成され、雄実部8は、側面視で、第1の上傾斜面8aと、第1の下傾斜面8bとが交差して角部10が形成され、雌実部9は、側面視で、第1の上傾斜面8aに対して平行な第2の上傾斜面9aと、第1の下傾斜面8bに対して平行な第2の下傾斜面9bとが交差して隅部11が形成され、角部10の頂角10aと、隅部11の最奥部11aは、いずれも床材1の厚み方向Zにおいて一致する位置に配置される。【選択図】図1

Description

本考案は、表面が天然木からなる突板で構成された床材に係り、特に、長方形をなす床
材の一方及び他方の短辺に雄実部及び雌実部がそれぞれ形成されることで、敷設後の反り
を防止可能な床材に関する。
従来、天然木からなる突板は、吸湿性を有することで水分の吸収と放出を繰り返し、伸
縮し易いという性質がある。そのため、突板を表面材とする床材は、床下地へ敷設した後
で反りが発生することが多かった。
また、床材の基材として使用される中質繊維板(MDF)も、その主原料が木質繊維で
あることから、吸湿性を有している。よって、中質繊維板も、突板と同様に、反りが発生
することが多かった。
よって、突板が中質繊維板に貼着されてなる床材を床下地に敷設した後に、反りによっ
て床表面に凹凸箇所が出現し、椅子等の移動のし易さや美観が損なわれたり、音鳴りがし
たりするという課題があった。
そこで、近年、このような課題を解決するための技術が開発されており、それに関して
既に発明や考案が開示されている。
特許文献1には「木質床材」という名称で、床に敷設した後、長期間が経過しても、基
材に貼り合せた単板の反りが発生するおそれのない木質床材に関する発明が開示されてい
る。
以下、特許文献1に開示された発明について説明する。特許文献1に開示された発明は
、木質材料よりなる基材の表、裏面に単板を貼り合わせ、この基材の両側端部に雄実突起
部と雌実部とを対応して形成するとともに、雄実突起部の上方に、基材の内方に延びる釘
打ち溝を形成した木質床材において、釘打ち溝の上側に基材の一部を延出させ、この延出
した部分が、単板の側端部と接合して張出し部を形成することを特徴とする。
このような構成の発明においては、雌実部が雄実突起部と結合するとともに、張出し部
が、釘打ち溝の上側に延出した基材の一部と、単板の側端部とを接合させた構造であるた
め、施工後長期間が経過して、単板が乾燥、収縮しても、貼り合せた基材との接合力によ
って、単板の反りを阻止できる。
また、特許文献2には「直貼り床材」という名称で、木質床板が吸湿してもその表面に
反りが生じないようにした直貼り床材に関する考案が開示されている。
特許文献2に開示された考案は、長方形状の木質床板の下面にクッション材が設けられ
、木質床板の相対する短辺側側面及び相対する長辺側側面に各々、互いに嵌合し得る形状
の突条と条溝とからなる実加工部が設けられた直貼り床材において、短辺側側面の実加工
部同志の嵌合部に、長辺側側面の実加工部同志の嵌合部よりも相対的に大きな嵌合方向の
隙間が形成されるように、短辺側側面の突条の大きさを長辺側側面の突条の大きさよりも
小に、もしくは短辺側側面の条溝を長辺側側面の条溝よりも大に設定したことを特徴とす
る。
このような構成の考案においては、短辺側側面の実加工部同志の嵌合部には、長辺側側
面の実加工部同志の嵌合部よりも相対的に大きな嵌合方向の隙間が形成されるため、短辺
側嵌合部1か所当りの伸び吸収量が長辺側嵌合部1か所当りの伸び吸収量よりも多くなる
。したがって、木質床板が吸湿しても反りが生じることがないという効果を有する。
特開2009-52201号公報 実公平6-24521号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明においては、基材の両側端部に、側面視で
、角部が面取りされた長方形状の雄実突起部と、長方形状の空間である雌実部と、略台形
状の張出し部を備えることから、これらを形成するための工程が煩雑となって、製造コス
トが嵩むおそれがある。また、雄実突起部は、両側端部に対して直交する外側方向に突出
し、かつその厚みが木質床材の全厚の約1/4であって比較的薄いことから、雄実突起部
の強度が不足して折損し易いことが懸念される。
さらに、特許文献2に開示された考案においては、その図4に示されたとおり、隣接す
る短辺側側面の突条の上方において、一方の短辺側側面と、他方の短辺側側面が、直貼り
床材の上表面とそれぞれ略直角をなす角部を形成している。すなわち、直貼り床材の厚み
方向に沿った深さを有する隙間が形成されている。そのため、床下地に微小な凹凸が存在
すると、短辺側の突条の下方に隙間を有することも手伝って、厚み方向において、他方の
短辺側側面の角部が一方の短辺側側面の角部よりも上方に浮き上がり易く、一様で滑らか
な床面を形成できないおそれがある。
加えて、実加工部は、短辺側側面及び長辺側側面に各々設けられるため、直貼り床材を
床下地へ貼着したり、床下地から剥離したりする際に時間を要する。特に、剥離時では、
直貼り床材と床下地の間に治具を差し込んでも、この直貼り床材を容易に持ち上げること
ができないことから、剥離作業に手間がかかるものと考えられる。
本考案は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、十分に強度を有する
ことで製品寿命が長く、さらに長方形状をなす床材の短辺のみに雄実部及び雌実部が形成
されることで、敷設後の反りを確実に防止可能であるとともに、床下地に対して容易に敷
設及び剥離することができる床材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の考案は、一方及び他方の短辺と、一方及び他方の長辺
と、表平面及び裏平面で囲まれてなる長方形の床材であって、一方の短辺は、雄実部が形
成され、他方の短辺は、雄実部が嵌合する雌実部が形成され、雄実部は、側面視で、表平
面から裏平面に近づく方向に傾斜する第1の上傾斜面と、裏平面から表平面に近づく方向
に傾斜する第1の下傾斜面とが交差して角部が形成され、雌実部は、側面視で、第1の上
傾斜面に対して平行な第2の上傾斜面と、第1の下傾斜面に対して平行な第2の下傾斜面
とが交差して隅部が形成され、角部の頂角と、隅部の最奥部は、いずれも床材の厚み方向
において一致する位置に配置されることを特徴とする。
このような構成の考案において、床材は、例えば、突板が中質繊維板の少なくとも上面
に、接着剤を介して貼着されて形成されたものが考えられる。
また、一方の短辺の厚み方向の一部が角部として形成されるほか、厚み方向の全部が角
部として形成されてもよい。よって、雄実部は、表平面及び裏平面と平行な箇所を有しな
い。すなわち、雄実部は、側面視で、同じ床材の他方の短辺に近づくほど、その厚みが増
加してくる。
さらに、雌実部は雄実部を嵌合させることが必要であるから、雄実部の上記形状に対応
して、他方の短辺の厚み方向の一部が隅部として形成されるほか、厚み方向の全部が隅部
として形成されてもよい。
そして、隅部の最奥部とは、一枚の床材を、一方または他方の長辺から側面視した場合
に、隅部のうち、最も一方の短辺に近い箇所をいう。
なお、側面視での角部の頂角の角度は、鋭角、直角、鈍角のいずれであってもよく、こ
れに対応して隅部の角度も決定される。ただし、角部は、必ずしも尖端状である必要はな
く、面取りされていてもよい。隅部についても、最奥部が面取りされていてもよい。
上記構成の考案においては、例えば、雄実部が雌実部に嵌合することで、床材の長手方
向に沿って隣接する床材同士が接合される。これにより、時間経過後において、床材が吸
湿と乾燥を繰り返すことによって伸縮しようとする場合であっても、床材同士の接合箇所
において、伸縮による変形が特に強く抑制される。
また、雄実部の厚みは、同じ床材の他方の短辺に近づくほど増加してくることから、雄
実部に荷重がかかった場合に、この雄実部が折損し難い。
第2の考案は、第1の考案において、頂角と、最奥部は、いずれも床材の厚み方向の中
央部に一致して配置されることを特徴とする。
このような構成の考案においては、第1の考案の作用に加えて、角部の頂角と、隅部の
最奥部は、床材の厚み方向において同じ高さ位置に形成されることから、雄実部が雌実部
に精度良く嵌合する。よって、互いに嵌合した雄実部と、雌実部が厚み方向にずれ難いと
いう作用を有する。
第3の考案は、第1又は第2の考案において、天然木からなる第1の突板と、この第1
の突板の下層に配置される基材と、この基材の下層に配置され、天然木からなる第2の突
板と、この第2の突板の下層に配置される緩衝層を備え、基材は、中質繊維板であり、緩
衝層は、発泡樹脂であることを特徴とする。
このような構成の考案において、第1の突板と、基材と、第2の突板と、緩衝層は、例
えば、接着剤を介して互いに接着される。このうち、緩衝層は、例えばウレタンや、ポリ
スチレンを含有する発泡樹脂が使用される。また、緩衝層の下層に、下面が剥離シートで
被覆された両面粘着シートが設けられてもよい。
上記構成の考案においては、第1又は第2の考案の作用に加えて、中質繊維板からなる
基材を挟んで第1の突板と、第2の突板が設けられるため、これらの突板及び基材が吸湿
及び乾燥による伸縮を繰り返すとき、基材の上方と下方で伸縮のバランスが取れることに
なり、雄実部及び雌実部の有無に関わらず床材の反りの発生が抑制される。
第4の考案は、第3の考案において、第1の突板の厚みは、0.1~0.3mmであり
、基材の厚みは、0.7~4.7mmであり、第2の突板の厚みは、0.1~0.3mm
であり、緩衝層の厚みは、0.8~1.2mmであることを特徴とする。
このような構成の考案において、第1の突板と、基材と、第2の突板と、緩衝層の各厚
みは、それぞれ独立であって、それぞれ上記範囲内で選択された値を組み合わせることが
できる。
上記構成の考案においては、第3の考案の作用に加えて、床材の厚みは、接着材の厚み
を考慮しないときに、1.7~6.5mmとなる。よって、床材の厚み中に占める基材の
厚みの比率は、0.4~0.7程度となる。したがって、床材が適度な強度を備えること
になる。また、基材と緩衝層の重さによって、床材が適度な自重を備えることになる。
第5の考案は、第1又は第2の考案において、床材は、一方及び他方の短辺の長さを1
としたときに、一方及び他方の長辺の長さが4~12の比率となることを特徴とする。
このような構成の考案において、一方及び他方の短辺の長さと、一方及び他方の長辺の
長さは、それぞれ独立であって、床材が長方形となる限り、それぞれ上記範囲内で選択さ
れた値を組み合わせることができる。
上記構成の考案においては、第1又は第2の考案の作用に加えて、様々な平面形状を有
する床材の伸縮が抑制される。
第1の考案によれば、時間経過後において、床材同士の接合箇所において、伸縮による
変形が特に強く抑制されるため、敷設後の反りを確実に防止可能である。また、敷設の際
には、雄実部を雌実部に嵌合させることで、隣り合う床材同士を接合できるので、容易に
床下地に敷設することができる。
加えて、第1の考案によれば、雄実部に荷重がかかった場合に、この雄実部が折損し難
いことから、十分に強度を有する雄実部が形成されることで製品寿命を長期化させること
ができる。
第2の考案によれば、第1の考案の効果に加えて、雄実部が雌実部に精度良く嵌合する
ため、接合された床材間にがたつきや隙間が発生することを防止できる。
また、特に雌実部のうち、第2の下傾斜面を含む箇所が折損し難いので、敷設された床
材の位置ずれを長期に亘って防止できる。
第3の考案によれば、第1又は第2の考案の効果に加えて、雄実部及び雌実部の有無に
関わらず床材の反りの発生が抑制されることから、雄実部及び雌実部による反り防止効果
と相まって、敷設後の反りを強く防止可能である。
第4の考案によれば、第3の考案の効果に加えて、床材は、適度な強度と自重を備える
ことになることから、耐久性が高く、かつ床下地に馴染み易いという効果を発揮できる。
第5の考案によれば、第1又は第2の考案の効果に加えて、様々な平面形状を有する床
材の伸縮が抑制されるため、敷設する床下地の面積や形状に応じて適切な平面形状の床材
を選択することができ、汎用性が高い。
(a)は実施例に係る床材の平面図であり、(b)は同床材を側面視した場合の側面図であり、(c)は同床材を上斜め方向からみた場合の斜視図である。 実施例に係る床材の縦断面図である。 実施例に係る床材において、雄実部が雌実部に嵌合した状態を示す縦断面図である。 (a)は実施例に係る複数の床材が敷設された最の側面図であり、(b)はその場合の平面図であり、(c)は雄実部を雌実部に嵌合する際の工程を説明するための縦断面図である。 (a)は実施例の第1の変形例に係る床材の縦断面図であり、(b)は実施例の第2の変形例に係る床材の縦断面図である。
本考案の実施の形態に係る床材について、図1乃至図4を用いて詳細に説明する。図1
(a)は実施例に係る床材の平面図であり、図1(b)は同床材を側面視した場合の側面
図であり、図1(c)は同床材を上斜め方向からみた場合の斜視図である。
図1(a)乃至図1(c)に示すように、実施例に係る床材1は、一方の短辺2及び他
方の短辺3と、一方の長辺4及び他方の長辺5と、表平面6及び裏平面7で囲まれてなる
長方形の床材であって、一方の短辺2は、雄実部8が形成され、一方の長辺4は、雄実部
8が嵌合する雌実部9が形成される。
そして、床材1は、一方の短辺2及び他方の短辺3の長さWを1としたときに、一方の
長辺4及び他方の長辺5の長さLが約6.7の比率となる長方形状をなす。具体的には、
長さWは135mmであり、長さLは900mmである。
なお、一方の短辺2及び他方の短辺3と平行な方向を短手方向X、一方の長辺4及び他
方の長辺5と平行な方向を長手方向Yとする。
また、図1(b)に示すように、雄実部8は、側面視で、表平面6から裏平面7に近づ
く方向に傾斜する第1の上傾斜面8aと、裏平面7から表平面6に近づく方向に傾斜する
第1の下傾斜面8bとが交差して角部10が形成される。具体的には、角部10は、第1
の上傾斜面8aと第1の下傾斜面8bとがなす頂角10aを備え、この頂角10aの角度
θ10の大きさは、約90度である。
また、雄実部8は、第1の上傾斜面8aと第1の下傾斜面8bのみからなり、表平面6
及び裏平面7と平行な箇所を有しない。よって、雄実部8の厚みは、側面視で、同じ床材
1の他方の短辺3に近づくほど増加している。
次に、雌実部9は、側面視で、第1の上傾斜面8aに対して平行な第2の上傾斜面9a
と、第1の下傾斜面8bに対して平行な第2の下傾斜面9bとが交差して隅部11が形成
される。この隅部11は、第2の上傾斜面9aと第2の下傾斜面9bとがなす最奥部11
aを備える。
なお、最奥部11aとは、一枚の床材1を一方の長辺4から側面視した場合に、隅部1
1のうち、最も一方の短辺2に近い箇所をいう。また、図示は省略するが、一枚の床材1
を他方の長辺5から側面視した場合においても、最奥部11aとは、隅部11のうち、最
も一方の短辺2に近い箇所でもある。そして、最奥部11aの角度θ11の大きさは、頂
角10aの角度θ10の大きさと同一である。
さらに、角部10の頂角10aと、隅部11の最奥部11aは、いずれも床材1の厚み
方向(図中Z方向)の中央部に一致して配置される。すなわち、頂角10aと最奥部11
aは、表平面6からT/2(Tは床材1の厚み)離れ、かつ裏平面7からT/2離れた位置
に配置される。ただし、頂角10aと最奥部11aは、床材1の厚み方向の中央部に精度
よく完全に一致して配置されなくてもよい。
上記のような雄実部8及び雌実部9は、図2で説明する積層構造が形成された後に、専
用の切削装置によって、切削加工されて形成される。
続いて、実施例に係る床材の積層構造について、図2を用いて説明する。図2は、実施
例に係る床材の縦断面図である。なお、図1で示した構成要素については、図2において
も同一の符号を付して、その説明を省略する。
図2に示すように、床材1は、ウォールナット、オークといった天然木からなる第1の
突板12と、この第1の突板12の下層に配置される基材13と、この基材13の下層に
配置され、第1の突板12と同一の天然木からなる第2の突板14と、この第2の突板1
4の下層に配置される緩衝層15を備える。
また、一方の長辺4及び他方の長辺5は、いずれも表平面6及び裏平面7に対して直交
する面を形成している。
このうち、基材13は、裁断された木質繊維に合成接着剤を加えて混錬し板状に熱圧成
形してなる中質繊維板(MDF)である。また、緩衝層15は、ウレタン樹脂にカルシウ
ムを添加してなる発泡樹脂である。
また、第1の突板12の上層にはコーティング材による塗装層16が形成される。この
コーティング材は、傷が付き難く、耐候性のある材料が望ましく、例えば、減摩剤が添加
された紫外線硬化型塗料が使用される。
さらに、第1の突板12と、基材13と、第2の突板14と、緩衝層15は、接着層1
7a~17cによって、互いに分離不能に接着される。この接着層17a~17cの成分
は、JIS、JAS等において最高ランクに等級分けされる「F☆☆☆☆ランク」に属す
る接着剤である。
そして、緩衝層15の下層には、両面に粘着層を有する粘着シート18aが貼着される
。この粘着シート18aの下面は、剥離シート18bが貼着されている。なお、粘着シー
ト18aが備える粘着層は、例えば剥離容易なピールアップ糊から形成される。
そして、第1の突板12の厚みT12と、第2の突板14の厚みT14は、それぞれ0
.2mmである。また、基材13の厚みT13は、2.7mmであり、緩衝層15の厚み
15は、1.0mmである。よって、接着層17a~17cと、粘着シート18aと、
剥離シート18bの厚みを無視すると、床材1の厚みTは4.1mmとなる。
続いて、雄実部8と雌実部9との嵌合について、図3を用いて説明する。図3は、実施
例に係る床材において、雄実部が雌実部に嵌合した状態を示す縦断面図である。なお、図
1及び図2で示した構成要素については、図3においても同一の符号を付して、その説明
を省略する。
図3に示すように、角部10の頂角10aと、隅部11の最奥部11aは、いずれも床
材1の厚み方向Zの中央部に一致して配置されることと、隅部11の最奥部11aの角度
θ11の大きさは、角部10の頂角10aの角度θ10の大きさと同一であることから、
雄実部8は雌実部9に精度良く一致して嵌合される。
また、雄実部8の第1の上傾斜面8aは、表平面6に対して約135度をなしており、
雌実部9の第2の上傾斜面9aは、表平面6に対して45度をなしている。すなわち、第
1の上傾斜面8aと、第2の上傾斜面9aは、それぞれの表平面6に対して直交していな
いから、第1の上傾斜面8aと第2の上傾斜面9aには、厚み方向Zに沿った深さを有す
る隙間が形成されていない。
そのため、長手方向Yにおいて、吸湿によって、第2の下傾斜面9bが第1の下傾斜面
8bをやや押し上げたとしても、第1の上傾斜面8aが第2の上傾斜面9aによって押さ
えられるので、雄実部8が、厚み方向Zの上方に浮き上がることが防止される。
逆に、乾燥によって床材1が収縮する場合では、角部10の頂角10aの角度θ10
大きさと、隅部11の最奥部11aの角度θ11の大きさが、やや小さくなることが考え
られる。すると、隣接する床材1同士において、雄実部8が形成されている側の表平面6
が、雌実部9が形成されている側の表平面6から遠ざかるおそれがある。しかし、この場
合においても、雄実部8と雌実部9には厚み方向Zに沿った深さを有する隙間が形成され
ていないため、雌実部9が形成されている側の表平面6が雄実部8の第1の上傾斜面8a
に重なった状態が維持される。
さらに、床材1の敷設方法及び剥離方法について、図4を用いて説明する。図4(a)
は実施例に係る複数の床材が敷設された床面の縦断面図であり、(b)は同床面の平面図
であり、(c)は雄実部を雌実部に嵌合する方法を説明するための縦断面図である。なお
、図1乃至図3で示した構成要素については、図4においても同一の符号を付して、その
説明を省略する。
図4(a)乃至図4(c)に示すように、床面50は、複数枚の床材1が床下地51に
敷設されることで形成される。この敷設は、床材1の裏平面7の剥離シート18bを粘着
シート18aから剥離し、この粘着シート18aを床下地51へ貼着することによる。
また、図4(b)に示すように、床面50は、床材1を一枚ずつ床下地51に貼着するこ
とで形成される。このとき、一方の長辺4及び他方の長辺5には、雄実部8及び雌実部9
が形成されていないので、新たな床材1を長辺方向Yに沿って移動させて、床材1の雄実
部8を敷設済みの床材1´の雌実部9に嵌め込むことができる。なお、敷設済みの床材1
´の構成は、新たな床材1の構成と同一である。
さらに、図4(c)に示すように、新たな床材1を長辺方向Yに沿って移動させるときは
、長手方向Yを床下地51の表面に対して傾斜した姿勢にし、そのまま角部10の頂角1
0aを敷設済みの床材1´の隅部11の最奥部11aに近づけ、角部10の頂角10a寄
りの一部を雌実部9の第2の上傾斜面9aに係止させる。その後、新たな床材1を床下地
51に平行な姿勢にすると、雄実部8を完全に雌実部9に嵌合させることができる。
一方、リフォーム等の際には、剥離用の治具を床材1の裏平面7と床下地51との間に
差し込み、床材1を持ち上げることによって、貼着されていた床材1が簡単に剥離される

このような剥離方法は、やはり一方の長辺4及び他方の長辺5に、雄実部8及び雌実部
9が形成されていないことによるものである。
上記の構造を有する床材1においては、雄実部8を雌実部9に嵌合させることにより、
長手方向Yに沿って隣接する床材1同士が接合される。よって、粘着シート18aが床下
地51に貼着されていることと相まって、時間経過後において、床材1が吸湿と乾燥を繰
り返すことによって伸縮しようとする場合であっても、床材1同士の接合箇所、すなわち
雄実部8と雌実部9において、伸縮による変形が特に強く抑制される。
また、雄実部8の厚みは、同じ床材1の他方の短辺3に近づくほど増加していることか
ら、雄実部8に荷重がかかった場合に、この雄実部8が折損し難い。
さらに、特に雌実部9において、第2の下傾斜面9bと裏平面7の間の最大厚みが、第
2の上傾斜面9aと表平面6の間の最大厚みよりも薄くならないため、雄実部8に加えて
、雌実部9のうち、第2の下傾斜面9bを含む箇所が折損し難い。
また、床材1においては、雄実部8は雌実部9に精度良く一致して嵌合されることで、
雄実部8と雌実部9には、厚み方向Zに沿った深さを有する隙間が形成されていない。そ
のため、吸湿時に雄実部8が厚み方向Zの上方に浮き上がることが防止されるとともに、
乾燥時に雌実部9が形成されている側の表平面6が第1の上傾斜面8aに重なった状態が
維持される。
したがって、吸湿と乾燥が繰り返される場合であっても、複数の床材1が敷設されて形
成される床面50が、時間経過後においても一様で滑らかな状態に維持される。
さらに、床材1においては、中質繊維板からなる基材13を挟んで第1の突板12と、
第2の突板14が設けられるため、第1の突板12、第2の突板14及び基材13が吸湿
及び乾燥による伸縮を繰り返すとき、この伸縮が基材13の上方と下方で同程度に発生す
ることになり易い。よって、基材13の上方と下方で伸縮のバランスが取れることになり
、雄実部8及び雌実部9の有無に関わらず床材1の反りの発生が抑制される。
また、発泡樹脂からなる緩衝層15が設けられることより、床材1に断熱性、遮音性、
衝撃吸収性が付加されるとともに、軽量化が実現される。
さらに、床材1の厚みTは、接着層17a~17c等の厚みを考慮しないときに、4.
1mmとなる。よって、床材1の厚みT中に占める基材13の厚みT13(2.7mm)
の比率は、0.67程度となる。したがって、床材1が適度な強度を備えることになる。
また、基材13と緩衝層15の重さによって、床材1が適度な自重を備えることになる。
以上説明したように、床材1によれば、時間経過後において、床材1同士の接合箇所に
おいて、伸縮による変形が特に強く抑制されるため、敷設後の反りを確実に防止可能であ
る。また、雄実部8が雌実部9に精度良く嵌合するため、接合された床材1間にがたつき
や隙間が発生することを防止できる。
さらに、雄実部8の厚みは、同じ床材1の他方の短辺3に近づくほど増加していること
から、雄実部8が折損し難いため、十分に強度を有する雄実部8が形成されることで製品
寿命を長期化させることができる。
そして、雄実部8に加えて、雌実部9のうち、第2の下傾斜面9bを含む箇所が折損し
難いことから、敷設された床材の位置ずれを長期に亘って防止でき、リフォーム等の貼替
までの期間を延長させることができる。
加えて、床材1によれば、雄実部8は雌実部9に精度良く一致して嵌合されることで、
吸湿と乾燥が繰り返される場合であっても、床面50が、一様で滑らかな状態に維持され
ることから、椅子等の移動のし易さや美観が損なわれたり、音鳴りがしたりするという従
来の課題を十分に解決できる。
また、床材1によれば、雄実部8及び雌実部9の有無に関わらず床材1の反りの発生が
抑制されるため、雄実部8及び雌実部9による反り防止効果と相まって、敷設後の反りを
強く防止可能である。
また、発泡樹脂からなる緩衝層15が設けられることより、床材1に断熱性、遮音性、
衝撃吸収性が付加されるとともに、軽量化が実現される。
さらに、床材1の厚みT中に占める基材13の厚みT13の比率や、基材13と緩衝層
15の重さによって、床材1が適度な強度と自重を備えることになることから、床材1は
、耐久性が高く、かつ床下地51に馴染み易いという効果を発揮し得る。
また、一方の長辺4及び他方の長辺5に、雄実部8及び雌実部9が形成されていないこ
とによって、敷設の際には、角部10の頂角10a寄りの一部を雌実部9に係止させるこ
とで、隣り合う床材1同士を接合できるので、容易に床材1を床下地51に敷設すること
ができる。
さらに、床材1を床下地51から剥離する際には、床材1と床下地51の間に治具を差
し込んで、この床材1を容易に持ち上げることができる。よって、剥離作業に係る手間も
軽減できる。
次に、実施例の第1及び第2の変形例について、図5を用いて説明する。図5(a)は
実施例の第1の変形例に係る床材の縦断面図であり、図5(b)は実施例の第2の変形例
に係る床材の縦断面図である。
図5(a)に示すように、実施例の第1の変形例に係る床材1Aは、頂角10a及び最
奥部11aが、いずれも面取りされているとともに、角度θ10の大きさが約120度で
ある。さらに、床材1Aでの第1の突板12の厚みT12、基材13の厚みT13、第2
の突板14の厚みT14、緩衝層15の厚みT15が、それぞれ実施例に係る床材1での
厚みT12,T13,T14,T15と異なっている。
具体的には、床材1Aでは、厚みT12が0.1mm、厚みT13が0.7mm、厚み
14が0.1mm、厚みT15が0.8mmである。よって、接着層17a~17cと
、粘着シート18aと、剥離シート18bの厚みを無視すると、床材1Aの厚みTは1.
7mmとなる。
次に、図5(b)に示すように、実施例の第2の変形例に係る床材1Bは、頂角10a
及び最奥部11aが、いずれも床材1Bの厚み方向Zの中央部よりも表平面6に近づいて
配置されるとともに、角度θ10の大きさが約80度である。さらに、床材1Bでの厚み
12~T15が、それぞれ実施例に係る床材1での厚みT12~T15と異なっている

床材1Bでは、厚みT12が0.3mm、厚みT13が4.7mm、厚みT14が0.
3mm、厚みT15が1.2mmである。よって、接着層17a~17cと、粘着シート
18aと、剥離シート18bの厚みを無視すると、床材1Bの厚みTは6.5mmとなる
床材1Aにおいては、その厚みTが1.7mmであり、床材1の厚みT(4.1mm)
の半分以下である。しかし、角度θ10の大きさが約120度であることから、長手方向
Yに沿って突出する雄実部8の長さLは、床材1Aの厚みTの約1/4である。これに
対し、図3に示すように、床材1においては、長手方向Yに沿って突出する雄実部8の長
さLは、床材1の厚みT(4.1mm)の約1/2である。
よって、床材1Aにおいては、その厚みTが床材1の厚みTの半分以下であるものの、
厚みTに対する長さLが、床材1の場合よりも小さいため、雄実部8の頂角10aが折
損し難い構造となっている。
したがって、床材1Aによれば、軽量でありながら、雄実部8が高い強度を有している
。これ以外の床材1Aの作用及び効果は、床材1の作用及び効果と同様である。
また、床材1Bにおいては、その厚みTは6.5mmであり、床材1の厚みTの約1.
6倍である。そして、長手方向Yに沿って突出する雄実部8の長さLは、床材1Bの厚
みTの約2/3である。
よって、床材1Bにおいては、厚みTに対する長さLが、床材1の場合よりも大であ
るため、第1の突板12等の収縮が大きい場合であっても、雌実部9が形成されている側
の表平面6が雄実部8の第1の上傾斜面8aに重なった状態が一層維持され易い。これ以
外の床材1Bの作用及び効果は、床材1の作用及び効果と同様である。
なお、本考案に係る床材は、実施例に示すものに限定されない。例えば、第1の突板1
2及び第2の突板14の樹種はウォールナット、オーク以外であってもよく、それぞれ異
なる樹種及び厚みを有していてもよい。また、基材13は木質合板でもよく、緩衝層15
は例えばポリスチレン発泡樹脂が使用されてもよい。さらに、粘着シート18a及び剥離
シート18bは省略されてもよい。この場合、敷設の際に床下地51に予め接着剤を塗布
する作業が必要となる。
本考案は、職場や病院、一般家庭等の床下地に敷設可能な床材として利用可能である。
1,1´,1A,1B…床材 2…一方の短辺 3…他方の短辺 4…一方の長辺 5
…他方の長辺 6…表平面 7…裏平面 8…雄実部 8a…第1の上傾斜面 8b…第
1の下傾斜面 9…雌実部 9a…第2の上傾斜面 9b…第2の下傾斜面 10…角部
10a…頂角 11…隅部 11a…最奥部 12…第1の突板 13…基材 14…
第2の突板 15…緩衝層 16…塗装層 17a~17c…接着層 18a…粘着シー
ト 18b…剥離シート 50…床面 51…床下地

Claims (5)

  1. 一方及び他方の短辺と、一方及び他方の長辺と、表平面及び裏平面で囲まれてなる長方
    形の床材であって、
    前記一方の短辺は、雄実部が形成され、
    前記他方の短辺は、前記雄実部が嵌合する雌実部が形成され、
    前記雄実部は、側面視で、前記表平面から前記裏平面に近づく方向に傾斜する第1の上
    傾斜面と、前記裏平面から前記表平面に近づく方向に傾斜する第1の下傾斜面とが交差し
    て角部が形成され、
    前記雌実部は、側面視で、前記第1の上傾斜面に対して平行な第2の上傾斜面と、前記
    第1の下傾斜面に対して平行な第2の下傾斜面とが交差して隅部が形成され、
    前記角部の頂角と、前記隅部の最奥部は、いずれも前記床材の厚み方向において一致す
    る位置に配置されることを特徴とする床材。
  2. 前記頂角と、前記最奥部は、いずれも前記床材の前記厚み方向の中央部に一致して配置
    されることを特徴とする請求項1に記載の床材。
  3. 天然木からなる第1の突板と、
    この第1の突板の下層に配置される基材と、
    この基材の下層に配置され、天然木からなる第2の突板と、
    この第2の突板の下層に配置される緩衝層を備え、
    前記基材は、中質繊維板であり、
    前記緩衝層は、発泡樹脂であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床材。
  4. 前記第1の突板の厚みは、0.1~0.3mmであり、
    前記基材の厚みは、0.7~4.7mmであり、
    前記第2の突板の厚みは、0.1~0.3mmであり、
    前記緩衝層の厚みは、0.8~1.2mmであることを特徴とする請求項3に記載の床
    材。
  5. 前記床材は、前記一方及び他方の短辺の長さを1としたときに、前記一方及び他方の長
    辺の長さが4~12の比率となることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床材。
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