JP2793065B2 - 建築用床材 - Google Patents

建築用床材

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JP2793065B2
JP2793065B2 JP3933092A JP3933092A JP2793065B2 JP 2793065 B2 JP2793065 B2 JP 2793065B2 JP 3933092 A JP3933092 A JP 3933092A JP 3933092 A JP3933092 A JP 3933092A JP 2793065 B2 JP2793065 B2 JP 2793065B2
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末廣 坂口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築用床材に関し、特
に、合板よりなる床下地、RC造のコンクリート床下地
或いはOA床等よりなる平滑な床下地上に直接に敷設さ
れる建築用床材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような床下地上に直接に床
仕上げをする場合には、施工が簡便で且つ張り替えが容
易なために、じゅうたんやカーペット等の敷き込み、或
いはクッションフロアや長尺円ビシート等からなる合成
樹脂製シート状床材の接着貼り等がよく採用されてき
た。
【0003】ところで、近年、居住性、耐久性、ダニ等
の衛生面及び高級感のある外観を求める等のニーズか
ら、木質系フローリング材の需要が増加すると共に、平
滑な床下地上に接着剤を使用して直接に施工する木質系
の直貼り床材からなる建築用床材の需要が急増してき
た。そして、後者の建築用床材としては、長方形状のム
ク材や合板フローリング材、或いは防音性を高めるため
に長方形状の合板フローリング材の下面に繊維状やシー
ト状のクッション材を貼着したもの等がよく使用されて
きている。
【0004】この場合、後者のような建築用床材同士を
その長辺側の側面同士が接し隙間が形成されないように
接合するためには、図5に示すように、建築用床材の長
辺側の一側面に雄実形状の第1本実部aを形成すると共
に長辺側の他側面に雌実形状の第2本実部bを形成し、
第1本実部aと第2本実部bとを実接合する方法が採用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な建築用床材の短辺側の側面にも上記同様の接合部を設
けると、建築用床材の周面にすべて接合部が設けられる
ことになり、建築用床材が剛性を有していることと相俟
って建築用床材同士の接合が困難になり施工性が悪くな
る。
【0006】また、従来の建築用床材においては、建築
用床材の伸縮に伴って短辺側の側面同士の間に隙間が生
じてしまい、床仕上げ面の外観が損なわれると共に上記
隙間にごみがたまって不潔になるという問題がある。
【0007】上記に鑑み、本発明は、長方形状の建築用
床材における長辺側の側面のみならず短辺側の側面にも
接合部を設けるにも拘らず、床下地上に簡易に施工でき
る建築用床材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、上面或いは下面に形成された亀
裂により木材薄板に柔軟性をもたらしめると共に該木材
薄板の下面に柔軟性を有する樹脂製シートを貼着するこ
とによって建築用床材に柔軟性を付与し、さらに、建築
用床材の短辺側の側面には雄実形状と雌実形状とからな
る合決り部を設けるものである。
【0009】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、上面及び下面のうちの少なくとも一面に形成された
多数の亀裂によって柔軟性がもたらされた木材薄板と、
該木材薄板の上面に繊維方向が互いに交差するように貼
着された突板と、上記木材薄板の下面に貼着された柔軟
性を有する樹脂製シートとからなる長方形状に形成され
ており、上記木材薄板の長辺側の一側面に雄実形状の第
1本実部が設けられ且つ長辺側の他側面に上記第1本実
部と対応する雌実形状の第2本実部が設けられ、上記木
材薄板の短辺側の一側面に雄実形状の第1合決り部が設
けられ且つ短辺側の他側面に上記第1合決り部と対応す
る雌実形状の第2合決り部が設けられており、上記第1
本実部の上面及び上記第2本実部を構成する上側凸条部
の下面にそれぞれ多数の亀裂が形成されている構成とす
るものである。
【0010】請求項2の発明は、建築用床材の柔軟性を
いっそう増すために、請求項1の構成に、上記突板の厚
さは上記木材薄板の厚さの2分の1以下に設定されてい
る構成を付加するものである。
【0011】請求項3の発明は、建築用床材の低重心性
を増すことにより建築用床材と床下地との馴染み性を向
上させるため、請求項1又は2の構成に、上記樹脂製シ
ートの比重は上記木材薄板の比重の1.5倍以上に設定
されている構成を付加するものである。
【0012】
【作用】請求項1の構成により、木材薄板は上面及び下
面のうちの少なくとも一面に形成された多数の亀裂によ
って柔軟性がもたらされているが、突板と木材薄板とは
両者の繊維方向が互いに交差するように貼着されている
ため、木材薄板に多数の亀裂が形成されているにも拘ら
ず、木材薄板はバラバラにならない。従って木材薄板に
は十分な柔軟性を付与することができる。
【0013】また、木材薄板の下面に柔軟な樹脂製シー
トが貼着されており、木材薄板が十分な柔軟性を有して
いることと相俟って、建築用床材は大きな柔軟性を有し
ている。
【0014】さらに、木材薄板には多数の亀裂が設けら
れているため、木材薄板が吸湿したり放湿したりする際
に木材薄板に発生する伸縮力は木材薄板の内部に伝達さ
れ難く、伸縮に伴う応力が緩和されるので、木材薄板に
は反りや捩じれ等が発生し難い。
【0015】請求項2の構成により、建築用床材を構成
する木材薄板、突板及び樹脂製シートのうち突板の厚さ
が木材薄板の厚さの2分の1以下に設定されているた
め、突板の剛性が小さいので、建築用床材の柔軟性はい
っそう向上している。
【0016】請求項3の構成により、樹脂製シートの比
重は木材薄板の比重の1.5倍以上に設定されているの
で、建築用床材は低重心化されており、その柔軟性と相
俟って床下地に対する馴染み性がいっそう向上してい
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る建築用床材を
図面に基づいて説明する。
【0018】建築用床材は、図1に示すように、下面に
形成された多数の亀裂10aによって柔軟性をもたらさ
れた木材薄板10と、木材薄板10の上面に貼着された
突板12と、木材薄板10の下面に貼着された柔軟性を
有する樹脂製シート18とから構成されて長方形状に形
成されている。この建築用床材の大きさは特に限定され
ないが、一例を挙げると、短辺方向の長さが100mm
で、長辺方向の長さが900mm或いは1800mm程
度に設定することができる。
【0019】木材薄板10の樹種は特に限定されない
が、針葉樹やラワン系(南洋産広葉樹)を用いることが
でき、木材薄板10の厚さは2〜8mm程度にすること
が好ましく、木材薄板10の繊維方向を短辺方向に設定
することが好ましい。
【0020】突板12は木材薄板10の上面に互いの繊
維方向が交差するように、つまり突板12の繊維方向が
長辺方向になるように接着剤により貼着されている。突
板12としては天然或いは人工のものを用いることがで
き、突板12の厚さは3mm以下で且つ木材薄板10の
厚さの1/2以下の寸法に設定することが、建築用床材
に柔軟性を付与する上で好ましい。
【0021】木材薄板10と突板12とを接着する接着
剤は、特に限定されないが、通常用いられる尿素樹脂
系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、ウレタン樹脂
系、ゴム系等の汎用接着剤を用いることができる。
【0022】樹脂製シート18の種類は特に限定されな
いが、塩化ビニール樹脂、ウレタン樹脂、合成ゴム系樹
脂、ポリエチレン樹脂、各種再利用プラスチック等を使
用でき、これらの樹脂に炭酸カルシウム、シリカ、アル
ミナ、カーボンブラック、金属粉或いは金属酸化物粉等
の重量粉を適宜混入して、樹脂製シート18の比重を木
材薄板10の比重(0.4〜0.7)の1.5倍以上に
することが好ましく、木材薄板10の比重の2倍以上で
あることがより好ましい。
【0023】また、柔軟性を有する木材薄板10の下面
に木材薄板10の1/3〜2倍程度の厚さの樹脂製シー
ト18を貼着し、さらに木材薄板10の上面に貼着され
る突板12の繊維方向を上述のように長辺方向に設定す
ると、長辺方向に湾曲自在な柔軟性を有する建築用床材
を得ることができる。
【0024】建築用床材の長辺側の一側面(図1におけ
る右側面)には、突板12の長辺側の一側部と、木材薄
板10の長辺側の一側部の上側部分と、樹脂製シート1
8の長辺側の一側部とが所定の寸法に切除されてなる雄
実形状の第1本実部22が設けられており、長辺側の他
側面(図1における左側面)には、上記第1本実部22
と対応するように木材薄板10の長辺側の他側部の下側
部分が切除されてなる雌実形状の第2本実部24が設け
られている。また、建築用床材の短辺側の一側面(図1
における手前側)には、突板12の短辺側の一側部と、
木材薄板10の短辺側の一側部とが所定の寸法に切除さ
れてなる雄実形状の第1合決り部26が設けられてお
り、短辺側の他側面(図1における後方側)には、上記
第1合決り部26と対応するように樹脂製シート18の
短辺側の他側部が切除されてなる雌実形状の第2合決り
部28(図1においては省略されており、図4(b)を
参照)が設けられている。
【0025】以下、上記実施例に係る建築用床材の製造
方法について説明する。
【0026】まず、針葉樹やラワン系の原木をロータリ
ーレース又はスライサーにより切削して、下面に微視的
或いは明視的な多数の亀裂10aを有する通常のロータ
リー単板又はスライス単板からなる木材薄板10を得
る。
【0027】次に、木材薄板10及び突板12の一方又
は両方に接着剤を塗布した後、図2に示すように、両者
を積層して所定時間圧締又は熱圧することによって互い
に貼着して両者を一体化する。この場合、本実施例にお
いては、木材薄板10における亀裂10aが発生してい
ない方を上面に設定したが、これに代えて、木材薄板1
0における亀裂10aが発生している方を上面に設定し
てもよい。また、当然ではあるが、木材薄板10の両面
に亀裂10aが発生している場合には、いずれの面を上
面に設定してもよい。
【0028】次に、図3に示すように、突板12が貼着
された木材薄板10を複数対のローラ16,16同士の
間を木材薄板10に曲げ力が加わるように通過させて木
材薄板10の亀裂10aを拡大させる。このようにして
木材薄板10の亀裂10aを拡大させると、木材薄板1
0は剛性が低下して柔軟になる。この場合、木材薄板1
0の亀裂10aは拡大しており、突板12との間の接着
剤層に至る程度に深い亀裂10aも生じるが、木材薄板
10と突板12とは互いの繊維方向が交差するように貼
着されているため、突板12に微細な亀裂が発生してい
てもこの亀裂は拡大しないので、木材薄板10は分断し
たりすることなく一体化した状態を保ち得る。
【0029】尚、上記の製造方法においては、木材薄板
10に多数の亀裂10aを有するものを使用し、該亀裂
10aを拡大させることにより木材薄板10に柔軟性を
付与したが、これに代えて、切削時の刃物の形状の変
化、切削前の原木に対する蒸煮時の温度や蒸煮時間の加
減、或いはロータリーレースのノーズバーの圧力の加減
等の調節を行なうことによって意図的に多数の深い亀裂
10aを発生させたり、又は通常の条件で単板を得た
後、該単板をローラ等によってしごいたり或いは湾曲さ
せたりして多数の深い亀裂10aを発生させてもよい。
さらには、亀裂の入り易い小径の木材を適宜レースで切
削したり、このようなレースで切削後の単板に亀裂を拡
大させるようなスポット的な衝撃ないしは押圧力を多数
加えて多数の深い亀裂10aを発生させてもよい。もっ
とも、上記のような処理は単板が細かく分断されたり、
搬送等の取扱い時に破損したりしない程度にとどめてお
くことが好ましい。このようにして、多数の亀裂10a
を意図的に発生させた木材薄板10は、上記のように突
板12を貼着した後、ローラ等により曲げ力を加えてさ
らに亀裂10aを拡大させることもできるし、またこの
ようなローラー等による曲げ力を加えなくても十分な柔
軟性を有する状態に形成されている場合は、上記ローラ
等による曲げ力を加える処理は特に必要ではない。
【0030】上記のようにして、木材薄板10の亀裂1
0aを深くし、接着剤層にまで達する亀裂10aを増加
させると、木材薄板10に剪断的な力も加わり、木材薄
板10はいわゆる、のしいか状の非常に柔軟性に富む状
態にも形成できる。
【0031】次に、柔軟性が付与された木材薄板10の
下面に樹脂製シート18を接着剤により貼着する。接着
剤としては特に限定されず、上述した木材薄板10と突
板12とを接着したものを適宜用いることができる。
【0032】次に、突板12及び樹脂製シート18が貼
着された木材薄板10の長辺方向の一側面に第1本実部
22を、長辺側の他側面に第2本実部24を、短辺側の
一側面に第1合決り部26を、短辺側の他側面に第2合
決り部28をそれぞれ形成して図1に示すような建築用
床材を得ることができる。
【0033】尚、上記のように予め最終形状に近い木材
薄板10、突板12及び樹脂製シート18を準備し、こ
れらを互いに貼着してもよいし、予め最終形状よりも大
きい大版形状の木材薄板、突板及び樹脂製シートを互い
に貼着した後、これを所定の大きさに切断すると共に第
1及び第2本実部22,24及び第1及び第2合決り部
26,28を設けてもよい。
【0034】さらに、上記の製造方法においては、木材
薄板10の上面に突板12を貼着した後、木材薄板10
を柔軟化したり予め意図的に柔軟化した木材薄板10に
突板12を貼着したものを示したが、これに代えて、木
材薄板10の下面に樹脂製シート18を貼着した後、木
材薄板10を柔軟化してもよいし、また、木材薄板10
の上面に突板12を貼着すると共に下面に樹脂製シート
18を貼着した後、木材薄板10を柔軟化してもよい。
【0035】図4は第1合決り部26と第2合決り部2
8との接合部の断面構造を示しており、(a)は木材薄
板10の短辺側端部の下側部分から樹脂製シート18の
短辺側端部の上側部分にかけて斜めに切断して得られる
第1合決り部26と第2合決り部28との接合構造であ
り、(b)は突板12及び木材薄板10の短辺側端部を
上面に対して直角に切断して得られる第1合決り部26
と、樹脂製シート18の短辺側端部を上面に対して直角
に切断して得られる第2合決り部28との接合構造であ
り、(c)は木材薄板10の短辺側端部を斜めに切断し
て得られる第1合決り部26と第2合決り部28との接
合構造である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る建築用床材によると、木材薄板の長辺側の一側面に
雄実形状の第1本実部が、長辺側の他側面に雌実形状の
第2本実部が、短辺側の一側面に雄実形状の第1合決り
部が、短辺側の他側面に雌実形状の第2合決り部がそれ
ぞれ設けられているため、特に隙間の発生し易い短辺側
の接合部同士を接着剤で固定して施工すると長辺側の接
合部及び短辺側の接合部には共に隙間が発生しないの
で、長期間に亘って良好な外観及び清潔な環境を維持す
ることができる。この場合、突板と木材薄板とは両者の
繊維方向が互いに交差するように貼着されているため、
木材薄板に多数の亀裂が形成されているにも拘らず木材
薄板はバラバラにならないので、木材薄板には十分な柔
軟性を付与することができ、また木材薄板の下面に柔軟
な樹脂製シートが貼着されているため、建築用床材は大
きな柔軟性を有している。従って、短辺側には本実部で
はなく合決り部が設けられていることと相俟って、建築
用床材の四周の接合が容易であり、施工性は良好であ
る。
【0037】また、木材薄板には多数の亀裂が設けられ
ているため、木材薄板が吸湿したり放湿したりする際に
木材薄板に発生する伸縮力は木材薄板の内部に伝達され
難く、伸縮に伴う応力が緩和されるので木材薄板に反り
や捩じれ等が発生し難い。このため、建築用床材同士の
間の隙間はいっそう発生し難くなっている。
【0038】また、木材薄板と突板とを互いの繊維方向
が交差するように貼着しているので、木材薄板に多数の
亀裂が形成されているにも拘らず突板が割れることはな
く、良好な床仕上げ面を維持することができる。
【0039】また、突板と樹脂製シートとの間に多数の
亀裂を有する木材薄板が介在しているため建築用床材の
上面に加わる床荷重に対して強いと共に耐久性が良い。
【0040】さらに、互いに接合された建築用床材同士
からなる床面の周縁部を巾木等に固定しない施工方法を
採用すると、建築用床材の伸縮は床面の端部で吸収され
るので、建築用床材同士の隙間はいっそう発生しなくな
る。
【0041】請求項2の発明に係る建築用床材による
と、突板の厚さが木材薄板の厚さの2分の1以下に設定
されているため突板の剛性が小さいので、建築用床材の
柔軟性はいっそう向上している。
【0042】請求項3の発明に係る建築用床材による
と、樹脂製シートの比重は木材薄板の比重の1.5倍以
上に設定されているため、建築用床材は低重心化されて
いるので、その柔軟性と相俟って床下地に対する馴染み
性がいっそう向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る建築用床材の斜視図で
ある。
【図2】上記建築用床材の製造方法を示す斜視図であ
る。
【図3】上記建築用床材の製造方法を示す斜視図であ
る。
【図4】上記建築用床材の第1合決り部と第2合決り部
との接合構造を示す断面図である。
【図5】従来の建築用床材の断面図である。
【符号の説明】 10 木材薄板 12 突板 18 樹脂製シート 22 第1本実部 24 第2本実部 26 第1合決り部 28 第2合決り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面及び下面のうちの少なくとも一面に
    形成された多数の亀裂によって柔軟性がもたらされた木
    材薄板と、該木材薄板の上面に繊維方向が互いに交差す
    るように貼着された突板と、上記木材薄板の下面に貼着
    された柔軟性を有する樹脂製シートとからなる長方形状
    に形成されており、上記木材薄板の長辺側の一側面に雄
    実形状の第1本実部が設けられ且つ長辺側の他側面に上
    記第1本実部と対応する雌実形状の第2本実部が設けら
    れ、上記木材薄板の短辺側の一側面に雄実形状の第1合
    決り部が設けられ且つ短辺側の他側面に上記第1合決り
    部と対応する雌実形状の第2合決り部が設けられてお
    り、上記第1本実部の上面及び上記第2本実部を構成す
    る上側凸条部の下面にそれぞれ多数の亀裂が形成されて
    いることを特徴とする建築用床材。
  2. 【請求項2】 上記突板の厚さは上記木材薄板の厚さの
    2分の1以下に設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の建築用床材。
  3. 【請求項3】 上記樹脂製シートの比重は上記木材薄板
    の比重の1.5倍以上に設定されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の建築用床材。
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