JPS6152301B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6152301B2
JPS6152301B2 JP6899379A JP6899379A JPS6152301B2 JP S6152301 B2 JPS6152301 B2 JP S6152301B2 JP 6899379 A JP6899379 A JP 6899379A JP 6899379 A JP6899379 A JP 6899379A JP S6152301 B2 JPS6152301 B2 JP S6152301B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double
sided tape
flooring
release paper
side edges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6899379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55161164A (en
Inventor
Akira Mochizuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noda Plywood Mfg Co Ltd
Original Assignee
Noda Plywood Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noda Plywood Mfg Co Ltd filed Critical Noda Plywood Mfg Co Ltd
Priority to JP6899379A priority Critical patent/JPS55161164A/ja
Publication of JPS55161164A publication Critical patent/JPS55161164A/ja
Publication of JPS6152301B2 publication Critical patent/JPS6152301B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は床材および該床材を用いた施工法に関
するものである。
従来この施工方法として根太組みした床面全面
に、合板、繊維板などの下地材を釘により固定し
て下貼りした後、その下地材表面にクツシヨンフ
ロアーシート、カーペツトなどの床化粧材を接着
して敷き詰める方法(前者)。
表面に任意化粧加工を施こし、かつ本実加工を
施こされた床材(一般に1′×6′サイズ)を根太上
に載置し、その雄実に釘を打ち込み、この雄実に
雌実を嵌合し、床材相互を連接し、床材を敷き詰
め、フロアーを形成する方法(後者)。
が用いられている。
しかし前者の方法は下地材を施工後、床化粧材
を敷き詰めるため、下地材の釘打ちが悩天釘打ち
によつて行なえる利点があるが、下地貼り、化粧
材貼りの2工程を要し、施工工程が手間取る欠点
がある。
後者の方法においては、初め第1の床材を壁
内、幅木によつた隠れる部分に悩天打ちした後、
反対側の雄実部に釘打ちを行ない第1の床材を固
定する。つぎに第1の床材の雄実部に連接される
べき第2の床材の雌実部を嵌合し、他方の雄実部
に釘打ちを行う。
このようにして順次床板を全面に敷き詰め、釘
頭が表面に現われることなく施工できる利点は備
えている。しかし後者の方法においてもなお次の
理由から手間がかゝりすぎる欠点を伴なう。
すなわち、一般に根太間隔に合せて1尺巾の床
材が用いられているが、このように小巾の床材に
化粧材貼りするのには施工の手間がかかり過ぎる
からである。このような手間を省くため予じめ表
面化粧した床材の巾を広くして悩天釘打ちによる
施工も考えられるが、釘頭が床表面に現われ意匠
性が低下する。また釘打ちの結果、床材のへこ
み、またはささくれ、釘頭の出つ張りなどによる
ひつかゝりなどが発生し易い。
さらにまた上記のように施工手間を省くため、
根太間隔を広くして床材の巾を広くすることも考
えられるがこの場合は根太間で床材のたわみが生
ずる。
さらに釘打ち個所を根太1本置きにして固定す
ることも考えられるが、固定されていない床材と
根太との接触部で歩行時不快音をする。
本発明は以上のような従来の床材の施工上の手
間を省略し、しかも意匠性を低下することなく、
かつ、床材の完全な施工を可能とすることを目的
とするものである。
以下図面に記載された本発明の実施例について
説明する。まず本発明床材の製造順序を説明す
る。
木口面を突き合せて接合する板状基板1の表
面周側または両側縁および面内の適宜位置に両
面テープ2a,2bを貼着する。この際第2図
のように両面テープ2a,2bの上面剥離紙
3uは残置し、下面剥離紙3dはもちろん除去
しておく。第1図,,は両面テープ2
a,2bの配置例を示す。
板状基板1は木板、合板、繊維板、木片板又
は発熱機能を有する公知の床パネルなどの木質
材料からなる。本発明床材に用いる板状基板1
はその木口面を第4図,,に示すように
突合せ接合するものである。第4図において9
a,9b,9c,10a,10b,10cはそ
の突き合せ面である。
両面テープ2a,2bを床材1に貼着する位
置は根太7との対応位置に貼着される。一般に
床構造部材である根太7の間隔は予じめ想定で
きるので、この想定された間隔にしたがつて両
面テープ2a,2bを貼着すればよい。
つぎに両面テープ2a,2bを貼着した板状
基板1の表全面に酢酸ビニールなどの合成樹脂
接着剤4を100〜200g/m2塗布する。この際両
面テープ2aの上面剥離紙3uは残置したまゝ
とする。(第2図) つぎに接着剤4の塗布された板状基板1の表
面に化粧材5を載置し、貼着する。(第2図
) 化粧材5としては合成樹脂のシート状物、た
とえば厚手の塩化ビニール、ポリエステルなど
の樹脂シート、またはこれら樹脂シートを発泡
した発泡性クツシヨンシート、あるいは表面に
繊維物を埋め込まれた(あるいは貼着された)
カーペツトなどが用いられる。なお前記シート
状物にはエンボス加工を施こしておいてもよ
い。
化粧材5は両面テープ2a,2b上ではその
テープ2a,2b上面に残置された上面剥離紙
3uのため板状基板1に貼着されることなく浮
いた状態となつている。
化粧材5は両面テープ2a,2bの部分で盛
上つた状態となるから、化粧材5が薄手のもの
であると、テープ2の部分が不陸として現われ
易い。このため意匠性の低下することがあるの
で化粧材5は厚手のものまたはカーペツトのよ
うなものが好ましい。
つぎに両側または周縁を除く面内の両面テー
プ2bに沿つて化粧材5にカツターを用いて切
込み6を化粧材5の全巾にわたり切り込む。
(第2図) 以上のようにして本発明床材が得られる。
つぎにこのような本発明床材を用いたフロアー
の施工方法について説明する。
根太7上に板状基板1を載置する。(第3図
) その際基板1の壁内、幅木によつて隠れる部
分に一側縁の両面テープ2aが位置する。
つぎに化粧材5の壁側の側縁部分を第3図
のようにめくり上げる。そして両面テープ2a
の上面剥離紙3uを取除き、釘8を両面テープ
2aから根太7に向けて打ち込む。ただし釘8
の打ち込み後、上面剥離紙3uを除去しても差
支えない。つぎに第3図のように化粧材5を
両面テープ2aに接着する。かくして化粧材5
全体が平坦な面となつて板状基板1に接着され
る。
他側縁の両面テープ2aについても同様に他
側縁の化粧材5を部分的にめくり上げ同様両面
テープ2a上から釘8を打ち込む。
かくして床材の両側縁は両側縁の根太7,7
に固定される。
つぎに面内の両面テープ2b上の化粧材5b
の切り込み6を第3図のようにめくり上げ、
両面テープ2bの上面剥離紙3uを除去すると
ともに釘8を打ち込む。なお釘8を打ち込んだ
後上面剥離紙3uを除去してもよい。そしてめ
くり上げた化粧材5の切り込み6部分を再び両
面テープ2bに接着する。
つぎに第3図のように第2の床材の木口部
9または10をつき合せ、以下同様の工程を繰
返す。
なお両面テープ2a,2bが板状基板1の四
周縁に配置された場合も同様の操作が行なわれ
る。
本発明の作用効果: 本発明の床材は板状体1表面に両面テープ2
を周縁または両側縁および面内の適宜間隔に貼
着し、かつテープ2bに沿つて切り込み6を切
り込むだけで一枚の施工ユニツトとなる床材を
形成する。したがつて、本発明床材をそのまゝ
施工現場に持ち込み施工できるので施工の手間
がかゝらない。
本発明の施工方法は化粧材5の両側縁または
周縁および切り込み6をめくり上げさえすれば
釘頭が化粧材5表面にあらわれることなく、釘
8の打ち込みが可能であるので施工手間を要す
ることなく、しかも体栽のよいフロアーが得ら
れる。
また根太7と床材との結合も確実であり、歩
行時不快音の発生もない。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明床材の斜視図、第1図,
,,:両面テープの配置例およびその断面
図、第2図,,,:本発明床材の製造順
序を断面図で示す。第3図,,,:本発
明施工方法の工程順を断面図で示す。第4図,
,:本発明床材の突き合せ部の実施例。 1:板状基板、2:両面テープ、2a:両側縁
のテープ、2b:面内のテープ、3:剥離紙、3
u:上面剥離紙、3d:下面剥離紙、4:接着
剤、5:化粧材、6:切り込み、7:根太、8:
釘、9:突き合せ面、10:突き合せ面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ・ 木口面を突き合せて接合する板状基板1
    の表面にクツシヨンシート、カーペツトなどの
    化粧材5を貼着した床材において、 ・ 板状基板1の表面周縁または両側縁および面
    内の適宜位置に感圧接着剤を塗布した両面テー
    プ2a,2bを貼着し、 ・ かつ両面テープ2a,2bの下面剥離紙3d
    を除去し、上面剥離紙3uのみを残置してお
    り、 ・ これら両面テープ2a,2b上から化粧材5
    を全面に接着し、 ・ かつ前記表面周縁または両側縁を除いた面内
    の両面テープ2bの方向に沿つて全巾にわた
    り、切込み6が切り込まれている。 ことを特徴とする床材。 2 ・ 木口面を突き合せて接合する板状基板1
    の表面周縁または両側縁および面内の適宜位置
    に感圧接着剤を塗布した両面テープ2a,2b
    を貼着し、 ・ かつ両面テープ2a,2bの下面剥離紙3d
    を除去し、上面剥離紙3uのみを残置してお
    り、 ・ これら両面テープ2a,2b上から化粧材5
    を全面に接着し、 ・ かつ前記表面周縁または両側縁を除いた面内
    に両面テープ2bの方向に沿つて全巾にわた
    り、切込み6が切り込んで第1の床材を形成
    し、 ・ 該第1の床材を床構造の根太7上に載置し、 ・ 周縁または両側縁の両面テープ2a上の化粧
    材5の部分をめくり上げ周縁または両側縁の両
    面テープ2aの上面剥離紙3uを取り除くとと
    もに、釘8を打ち込み、第1の床材の両側縁を
    床構造材に固定し、 ・ つぎに再びめくり上げられた部分の化粧材5
    を周縁または両側縁の両面テープ2aに接着
    し、 ・ つぎに化粧材5の切込み6の部分をめくり上
    げて、面内の両面テープ2bの上面剥離紙3u
    を除去するとともに釘8を根太7に向けて打ち
    込み、 ・ つぎに前記めくり上げられた化粧材5の切込
    み6部分を再び面内の両面テープ2bに接着し
    て、第1の床材の根太7への取付けを完了し、 ・ 以下第1の床材と同一構成の第2第3の床材
    を順次その木口面相互を突き合せ接合して同様
    の工程を繰返し、フロアーを構成する、 ことを特徴とする床材の施工方法。
JP6899379A 1979-06-04 1979-06-04 Floor material and method of construction with said material Granted JPS55161164A (en)

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