JP2522489B2 - 車両位置表示装置 - Google Patents
車両位置表示装置Info
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- JP2522489B2 JP2522489B2 JP62175954A JP17595487A JP2522489B2 JP 2522489 B2 JP2522489 B2 JP 2522489B2 JP 62175954 A JP62175954 A JP 62175954A JP 17595487 A JP17595487 A JP 17595487A JP 2522489 B2 JP2522489 B2 JP 2522489B2
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- Japan
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- vehicle
- route
- display
- map
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車などの車両に取付けられてその車両
の走行位置を検出し、該検出した車両走行位置を表示画
面上の地図に対して表示する車両位置表示装置に関する
ものである。
の走行位置を検出し、該検出した車両走行位置を表示画
面上の地図に対して表示する車両位置表示装置に関する
ものである。
従来、かかる装置として、記憶手段に記憶された各交
差点或いは分岐点、曲がり角(以下ポイントと総称す
る)のXY座標で示した位置情報と各ポイントに隣接する
ポイント番号とからなる地図データに基づいてポイント
間の直線を算出して該直線上に車両の現在位置の座標を
表示するようにしたものが例えば特開昭60−48600号公
報において提案されている。
差点或いは分岐点、曲がり角(以下ポイントと総称す
る)のXY座標で示した位置情報と各ポイントに隣接する
ポイント番号とからなる地図データに基づいてポイント
間の直線を算出して該直線上に車両の現在位置の座標を
表示するようにしたものが例えば特開昭60−48600号公
報において提案されている。
従来提案されている装置ではまた、駐車場、ガソリン
スタンドなどの記号、主要建築物などの名称を地図画面
上に表示するようにしていたが、文字、記号を容易に認
識できるようにするためには、地図上の道路等の表示よ
りも大きく表示せざるをえなかった。このため、縮小し
た地図では認識可能な大きさの文字、記号を表示しよう
とした場合には、道路などと文字、記号などが重なるよ
うになり、文字、記号、道路が見づらくなる。このた
め、地図情報を間引いて道路表示を省略するなど面倒な
画像処理が必要になる。同様のことは程度の差はあって
も地図の拡大表示を行っているときにも生じる。
スタンドなどの記号、主要建築物などの名称を地図画面
上に表示するようにしていたが、文字、記号を容易に認
識できるようにするためには、地図上の道路等の表示よ
りも大きく表示せざるをえなかった。このため、縮小し
た地図では認識可能な大きさの文字、記号を表示しよう
とした場合には、道路などと文字、記号などが重なるよ
うになり、文字、記号、道路が見づらくなる。このた
め、地図情報を間引いて道路表示を省略するなど面倒な
画像処理が必要になる。同様のことは程度の差はあって
も地図の拡大表示を行っているときにも生じる。
要するに、地図画面上に特に文字情報を重ねて表示す
る従来のものにあっては、画面が非常に見にくく、理解
しにくいものとなっている他、文字を同時に表示するこ
とでデータ処理が複雑になり、特に車両内に設けられる
ことを考えると、表示装置の大きさに限界があるため、
問題がより深刻になっている。
る従来のものにあっては、画面が非常に見にくく、理解
しにくいものとなっている他、文字を同時に表示するこ
とでデータ処理が複雑になり、特に車両内に設けられる
ことを考えると、表示装置の大きさに限界があるため、
問題がより深刻になっている。
また、従来の装置では、車両の進行方向を示すため、
矢印や車両を模した形状を表示することにより、車両の
位置と進行方向とを同時に認識できるようにしていた。
このため、車両位置を示すマークがその方向までを認識
できる程度に大きく表示することが必要となり、特に縮
小地図表示時にはこれが地図上の道路との関係で正確に
現在位置を認識させるには異常に大きくなりすぎ、表示
を見にくくしている。
矢印や車両を模した形状を表示することにより、車両の
位置と進行方向とを同時に認識できるようにしていた。
このため、車両位置を示すマークがその方向までを認識
できる程度に大きく表示することが必要となり、特に縮
小地図表示時にはこれが地図上の道路との関係で正確に
現在位置を認識させるには異常に大きくなりすぎ、表示
を見にくくしている。
そこで、本発明は地図画面を見にくくすることなく運
転者にとって必要最小限の地名表示を行えるようにした
車両位置表示装置及び更に地図画面を見にくくすること
なく車両の進行方向を分り易く表示できるようにした車
両位置表示装置を提供しようとするものである。
転者にとって必要最小限の地名表示を行えるようにした
車両位置表示装置及び更に地図画面を見にくくすること
なく車両の進行方向を分り易く表示できるようにした車
両位置表示装置を提供しようとするものである。
上記問題点を解決するため本発明によりなされた車両
位置表示装置は、第1図の基本構成図に示す如く、車両
に設けられた角速度センサ12からの信号により車両の角
度を検出する角度検出手段13aと、前記車両に設けられ
車両の走行距離を検出する走行距離計11と、分岐点の座
標と各分岐点に隣接する分岐点とを含む地図情報を記憶
した第1の記憶手段18aと、前記地図情報の前記各分岐
点に対応して地名などの文字情報を記憶する第2の記憶
手段18bと、各分岐点において車両がどのルートをとっ
たかを判定するためのルート判定エリアを設定するルー
ト判定エリア設定手段13bと、前記走行距離計11により
検出される走行距離による地図上での車両の現在位置と
分岐点の座標との距離を算出する距離算出手段13cと、
前記距離算出手段13cからの信号に基づき、前記第1の
記憶手段18aに記憶した地図情報に基づく地図画面上で
の車両の現在位置を決定する位置決定手段13dと、前記
ルート判定エリア設定手段13bにより設定されたルート
判定エリア内に車両があるとき前記角度検出手段13aに
より検出される角度によりルートを判定するルート判定
手段13eと、前記ルート判定エリア設定手段13bによって
設定されたルート判定エリアを前記位置決定手段13bに
よって決定された車両の現在位置により車両が通過した
かどうかを判定する通過判定手段13fと、前記地図情報
による地図画面と前記位置決定手段13dによる車両の現
在位置とを表示する第1の表示手段aと、該第1の表示
手段aと別個の表示域を有し、車両が向かっている前方
の分岐点に対応する前記第2の記憶手段18bからの文字
情報に基づき地名などの文字表示を行う第2の表示手段
cと、前記通過判定手段13fによってルート判定エリア
を通過したことが判定されたとき前記ルート判定手段13
eにより判定されたルート上の車両が向かっている前方
の分岐点に対応する前記第2の記憶手段18bからの文字
情報に基づき前記第2の表示手段cに表示している地名
などの文字表示を切り替える表示切替手段と13gを備え
ることを特徴としている。
位置表示装置は、第1図の基本構成図に示す如く、車両
に設けられた角速度センサ12からの信号により車両の角
度を検出する角度検出手段13aと、前記車両に設けられ
車両の走行距離を検出する走行距離計11と、分岐点の座
標と各分岐点に隣接する分岐点とを含む地図情報を記憶
した第1の記憶手段18aと、前記地図情報の前記各分岐
点に対応して地名などの文字情報を記憶する第2の記憶
手段18bと、各分岐点において車両がどのルートをとっ
たかを判定するためのルート判定エリアを設定するルー
ト判定エリア設定手段13bと、前記走行距離計11により
検出される走行距離による地図上での車両の現在位置と
分岐点の座標との距離を算出する距離算出手段13cと、
前記距離算出手段13cからの信号に基づき、前記第1の
記憶手段18aに記憶した地図情報に基づく地図画面上で
の車両の現在位置を決定する位置決定手段13dと、前記
ルート判定エリア設定手段13bにより設定されたルート
判定エリア内に車両があるとき前記角度検出手段13aに
より検出される角度によりルートを判定するルート判定
手段13eと、前記ルート判定エリア設定手段13bによって
設定されたルート判定エリアを前記位置決定手段13bに
よって決定された車両の現在位置により車両が通過した
かどうかを判定する通過判定手段13fと、前記地図情報
による地図画面と前記位置決定手段13dによる車両の現
在位置とを表示する第1の表示手段aと、該第1の表示
手段aと別個の表示域を有し、車両が向かっている前方
の分岐点に対応する前記第2の記憶手段18bからの文字
情報に基づき地名などの文字表示を行う第2の表示手段
cと、前記通過判定手段13fによってルート判定エリア
を通過したことが判定されたとき前記ルート判定手段13
eにより判定されたルート上の車両が向かっている前方
の分岐点に対応する前記第2の記憶手段18bからの文字
情報に基づき前記第2の表示手段cに表示している地名
などの文字表示を切り替える表示切替手段と13gを備え
ることを特徴としている。
前記車両位置表示装置において、前記第1の表示手段
aと別個の表示域を有し、車両の進行方向を更に表示す
る第3の表示手段bを備えることを特徴としている。
aと別個の表示域を有し、車両の進行方向を更に表示す
る第3の表示手段bを備えることを特徴としている。
[作用] 以上の構成により、地図上に車両の現在位置を表示す
る第1の表示手段aと表示域を別個にする第2の表示手
段cに、現在の車両位置に対応する地名などの文字表示
が行われるようになっているため、文字表示が見にくく
なることがなく、 運転者に必要な最小限の地名などの情報を与えること
ができる。また、第3の表示手段bが車両の進行方向を
表示するようになっていて、地図上には現在位置のみを
表示すればよいので、現在位置をより明確に表示するこ
とができるようになっている。
る第1の表示手段aと表示域を別個にする第2の表示手
段cに、現在の車両位置に対応する地名などの文字表示
が行われるようになっているため、文字表示が見にくく
なることがなく、 運転者に必要な最小限の地名などの情報を与えること
ができる。また、第3の表示手段bが車両の進行方向を
表示するようになっていて、地図上には現在位置のみを
表示すればよいので、現在位置をより明確に表示するこ
とができるようになっている。
しかも、位置決定手段13dによって決定された車両の
現在位置により、ルート判定手エリア設定手段13eによ
って設定されたルート判定エリアを車両が通過したと通
過判定手段13fが判定すると、表示切替手段13gが第2の
表示手段cに表示されている車両が向かっている前方の
分岐点に対応する地名などの文字表示をルート判定手段
eにより判定されたルート上の車両が向かっている前方
の分岐点に対応する文字情報に基づき文字表示を切り替
える。
現在位置により、ルート判定手エリア設定手段13eによ
って設定されたルート判定エリアを車両が通過したと通
過判定手段13fが判定すると、表示切替手段13gが第2の
表示手段cに表示されている車両が向かっている前方の
分岐点に対応する地名などの文字表示をルート判定手段
eにより判定されたルート上の車両が向かっている前方
の分岐点に対応する文字情報に基づき文字表示を切り替
える。
よって、車両が目標分岐点を通過するごとに次の目標
分岐点に対応した地名などの文字表示が自動的に切り替
えられるようになる。
分岐点に対応した地名などの文字表示が自動的に切り替
えられるようになる。
以下、本発明による車両位置表示装置の実施例を図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第2図は本発明による車両位置表示装置の一実施例を
示すブロック図である。図において、11は車両の走行に
対応した信号を発生する走行距離計、12は車両の走行に
基づく角速度を検出する例えば振動形ジャイロセンサな
どからなる角速度センサである。走行距離計11及び角速
度センサ12からのそれぞれの測定値信号はCPU13に取り
込まれる。CPU13はROM14に予め格納してあるプログラム
に従って動作して各種処理を行い、該処理に必要なデー
タをRAM15から読み出すと共に、処理結果をRAM15に記憶
させる。16は必要なデータを外部から入力するためのキ
ーボード、17はデータを表示するためのCRTのような表
示装置、18は地図情報を記憶するためのメモリである。
19は交差点などの分岐点でのルート判定エリアに対する
現在位置の誤差を補正する際操作される補正要求ボタン
である。
示すブロック図である。図において、11は車両の走行に
対応した信号を発生する走行距離計、12は車両の走行に
基づく角速度を検出する例えば振動形ジャイロセンサな
どからなる角速度センサである。走行距離計11及び角速
度センサ12からのそれぞれの測定値信号はCPU13に取り
込まれる。CPU13はROM14に予め格納してあるプログラム
に従って動作して各種処理を行い、該処理に必要なデー
タをRAM15から読み出すと共に、処理結果をRAM15に記憶
させる。16は必要なデータを外部から入力するためのキ
ーボード、17はデータを表示するためのCRTのような表
示装置、18は地図情報を記憶するためのメモリである。
19は交差点などの分岐点でのルート判定エリアに対する
現在位置の誤差を補正する際操作される補正要求ボタン
である。
上記メモリ18に記憶される地図情報は、例えば第3図
に示すような道路のポイントについてXY座標上で示した
位置情報と、そのポイントと隣接するポイントの番号と
からなる。すなわち、第3図の道路については、下表に
示すように、ポイントP0は位置情報としてX0,Y0が、隣
接ポイントとしてP1,P4がそれぞれ記憶され、ポイント
P1については位置情報X1,Y1及び隣接ポイント情報P0,
P2,P3が記憶される。
に示すような道路のポイントについてXY座標上で示した
位置情報と、そのポイントと隣接するポイントの番号と
からなる。すなわち、第3図の道路については、下表に
示すように、ポイントP0は位置情報としてX0,Y0が、隣
接ポイントとしてP1,P4がそれぞれ記憶され、ポイント
P1については位置情報X1,Y1及び隣接ポイント情報P0,
P2,P3が記憶される。
上記表示装置17には、例えば第4図に示すような表示
が行われる。図において、aで示す表示領域には地図情
報と車両の現在位置とが表示され、道路網A、鉄道B、
山C、川D、橋E、駅Fなどが表示する。地図情報中の
道路上の車両Vが例えば赤丸で指示される。道路網のう
ち国道、高速道路などの幹線道路については肉太線で表
示される。bで示す表示領域には道路上の車両Vの進行
方向と前方交差点の分岐数とが表示され、cで示す表示
領域には車両Vの現在位置が地名などによって表示さ
れ、dで示す表示領域には車両Vの近くの交差点のルー
ト判定エリアJE及び車両位置VPの関係と交差点Pまでの
距離lPとが表示される。
が行われる。図において、aで示す表示領域には地図情
報と車両の現在位置とが表示され、道路網A、鉄道B、
山C、川D、橋E、駅Fなどが表示する。地図情報中の
道路上の車両Vが例えば赤丸で指示される。道路網のう
ち国道、高速道路などの幹線道路については肉太線で表
示される。bで示す表示領域には道路上の車両Vの進行
方向と前方交差点の分岐数とが表示され、cで示す表示
領域には車両Vの現在位置が地名などによって表示さ
れ、dで示す表示領域には車両Vの近くの交差点のルー
ト判定エリアJE及び車両位置VPの関係と交差点Pまでの
距離lPとが表示される。
以上の構成において、今車両が第3図の地図のポイン
トP0とP1とを結ぶ道路R0の上のポイントP00(X00,
Y00)からポイントP1(X1,Y1)に向って走行するとし
た場合、CPU13は第5図乃至第6図に示すフローチャー
トに基づいて以下のように動作する。
トP0とP1とを結ぶ道路R0の上のポイントP00(X00,
Y00)からポイントP1(X1,Y1)に向って走行するとし
た場合、CPU13は第5図乃至第6図に示すフローチャー
トに基づいて以下のように動作する。
まずステップS1において、その走行に先立ってキーボ
ード16により入力される車両の初期位置X00,Y00とその
車両が位置している道路R0の両端のポイントP0,P1とを
取り込み、これをRAM15に記憶させる。その後、ステッ
プS2に進み、ここでステップS1により入力された現在位
置をメモリ18に記憶されている道路や地名などの地図情
報と共に表示装置17に表示する。
ード16により入力される車両の初期位置X00,Y00とその
車両が位置している道路R0の両端のポイントP0,P1とを
取り込み、これをRAM15に記憶させる。その後、ステッ
プS2に進み、ここでステップS1により入力された現在位
置をメモリ18に記憶されている道路や地名などの地図情
報と共に表示装置17に表示する。
次にステップS3において、上記入力に基づいて道路R0
の基準線すなわち第3図の水平線lHに対する角度(反時
計回りを正とする)θ0を、両隣接ポイントP0,P2の位
置情報から下式の演算により求める。
の基準線すなわち第3図の水平線lHに対する角度(反時
計回りを正とする)θ0を、両隣接ポイントP0,P2の位
置情報から下式の演算により求める。
同様にして車両が向っているポイントP1と各隣接ポイン
トP2,P3とを結ぶ道路R2,R3と水平線lHとのなす角度θ
2,θ3をそれぞれ演算により求める。
トP2,P3とを結ぶ道路R2,R3と水平線lHとのなす角度θ
2,θ3をそれぞれ演算により求める。
続いてステップS4において、出発点P00から前方のポ
イントP1までの距離Lnを下式により求めると共にルート
判定エリアJEの設定を行う。
イントP1までの距離Lnを下式により求めると共にルート
判定エリアJEの設定を行う。
前方ポイントまでの距離Lnを算出した後ステップS5に
進み、ここでステップS3で算出した角度θ0に基づいて
表示装置17の表示領域bに進行方向を表示し、メモリ18
に記憶されている地図情報に基づいて表示領域cに前方
ポイントの分岐数を表示し、かつ予め設定されている判
定エリア情報及びステップS4で算出した前方ポイントま
での距離Lに基づいて表示領域dの全部を表示する。
進み、ここでステップS3で算出した角度θ0に基づいて
表示装置17の表示領域bに進行方向を表示し、メモリ18
に記憶されている地図情報に基づいて表示領域cに前方
ポイントの分岐数を表示し、かつ予め設定されている判
定エリア情報及びステップS4で算出した前方ポイントま
での距離Lに基づいて表示領域dの全部を表示する。
その後ステップS6においては、ΔSn=0,Δθn=0,Xn
=X00,Yn=Y00,θn=θ0、θ=θ0、xn=X00、yn
=Y00の設定をそれぞれ行い、以上の各データθ0,θ
2,θ3,Ln,ΔSn,Δθn,Xn,Yn,θn,xn,ynな
どをRAM15に記憶しておく。
=X00,Yn=Y00,θn=θ0、θ=θ0、xn=X00、yn
=Y00の設定をそれぞれ行い、以上の各データθ0,θ
2,θ3,Ln,ΔSn,Δθn,Xn,Yn,θn,xn,ynな
どをRAM15に記憶しておく。
次にステップS7に進むが、ステップS7としては第6図
のようなサブルーチンとして設けられている。第6図の
サブルーチンの最初のステップS71では、走行距離計11
からの走行距離Sseと角速度センサ12からの角度θseと
を周期的に取り込み、続くステップS72においてこれら
取り込んだ走行距離Sseと角度θseとをそれぞれ積算し
てΔSnとΔθnとを求める。その後ステップS73におい
て一定時間(例えば1秒)経過したか否かがチェックさ
れ、このステップS73の判定がYESのときには、次のステ
ップS74において上記ステップS72において求めた角度の
積算値Δθを現在RAM15に記憶されている角度θn−1
に加算し、これを新たなθnとしてRAM15に記憶する。
そしてこの角度θnに基づいてXn-1+ΔSncosθn,Y
n-1+ΔSnsinθnを計算し、これらを補正用軌跡Xn,Yn
として設定し記憶する。なお、Xn-1,Yn-1は以前にRAM1
5に記憶されているXn,Ynで、例えば上記X00,Y00であ
る。ここでθは、現在走行しているルートのX軸に関し
て反時計回りを正とした角度であり、上記地図軌跡は記
憶されたポイントの座標データから得られるポイント間
を結ぶ直線上を走行距離Sseづつ移動することになる。
その後ステップS75においてΔSn及びΔθnをそれぞれ
0にする。続いて、上記ステップS74で求めた現在地の
座標(Xn,Yn)又は(xn,yn)から現在表示装置17に表
示されている地図の切替えをステップS76で判定する。
ステップS76で地図切替えが必要であると判定された場
合、ステップS77で地図表示の切替えが必要ない場合は
ステップS77を飛ばしてステップS78に進む。
のようなサブルーチンとして設けられている。第6図の
サブルーチンの最初のステップS71では、走行距離計11
からの走行距離Sseと角速度センサ12からの角度θseと
を周期的に取り込み、続くステップS72においてこれら
取り込んだ走行距離Sseと角度θseとをそれぞれ積算し
てΔSnとΔθnとを求める。その後ステップS73におい
て一定時間(例えば1秒)経過したか否かがチェックさ
れ、このステップS73の判定がYESのときには、次のステ
ップS74において上記ステップS72において求めた角度の
積算値Δθを現在RAM15に記憶されている角度θn−1
に加算し、これを新たなθnとしてRAM15に記憶する。
そしてこの角度θnに基づいてXn-1+ΔSncosθn,Y
n-1+ΔSnsinθnを計算し、これらを補正用軌跡Xn,Yn
として設定し記憶する。なお、Xn-1,Yn-1は以前にRAM1
5に記憶されているXn,Ynで、例えば上記X00,Y00であ
る。ここでθは、現在走行しているルートのX軸に関し
て反時計回りを正とした角度であり、上記地図軌跡は記
憶されたポイントの座標データから得られるポイント間
を結ぶ直線上を走行距離Sseづつ移動することになる。
その後ステップS75においてΔSn及びΔθnをそれぞれ
0にする。続いて、上記ステップS74で求めた現在地の
座標(Xn,Yn)又は(xn,yn)から現在表示装置17に表
示されている地図の切替えをステップS76で判定する。
ステップS76で地図切替えが必要であると判定された場
合、ステップS77で地図表示の切替えが必要ない場合は
ステップS77を飛ばしてステップS78に進む。
ステップS78においては、フラグDが0であるか否か
の判定が行われる。フラグDは表示装置17に表示する現
在地の座標を決定するためのもので、D=0のときすな
わちステップS78がYESのとき、ステップS79において地
図軌跡からの座標(xn,yn)に、D=1のときすなわち
ステップS78の判定がNOのときステップS80において補正
用軌跡からの座標(xn,yn)にする。すなわち、このフ
ラグにより、表示装置17に表示する座標を決定し、ステ
ップS79及びS80において選択された座標を表示する。ス
テップS80の後はステップS81に進む、ここで第4図中の
表示領域cの現在位置の文字表示を行う。以上により、
サブルーチンの処理を終了し第5図のステップS8に進
む。
の判定が行われる。フラグDは表示装置17に表示する現
在地の座標を決定するためのもので、D=0のときすな
わちステップS78がYESのとき、ステップS79において地
図軌跡からの座標(xn,yn)に、D=1のときすなわち
ステップS78の判定がNOのときステップS80において補正
用軌跡からの座標(xn,yn)にする。すなわち、このフ
ラグにより、表示装置17に表示する座標を決定し、ステ
ップS79及びS80において選択された座標を表示する。ス
テップS80の後はステップS81に進む、ここで第4図中の
表示領域cの現在位置の文字表示を行う。以上により、
サブルーチンの処理を終了し第5図のステップS8に進
む。
上記ステップS81で現在位置の地名などを文字表示す
るための文字データは第7図に示すように各ポイントデ
ータの次に続けて記憶したり、第8図に示すように各ポ
イントデータと記憶領域を分けて記憶し、両者の下位番
地を共通にすることによってデータの読出しを簡単に行
えるようにしている。
るための文字データは第7図に示すように各ポイントデ
ータの次に続けて記憶したり、第8図に示すように各ポ
イントデータと記憶領域を分けて記憶し、両者の下位番
地を共通にすることによってデータの読出しを簡単に行
えるようにしている。
ステップS8においては、前方ポイントP1で選択できる
通路の数、すなわち分岐点数が1以上であるか否かの判
定が行われる。判定がNOのときはステップS9においてフ
ラグBを1としてステップS10に進み、分岐点数が1よ
り多く判定がYESのときには直ちにステップS10に進む。
ステップS10では、ΔSnが0であるか否かが判定され、
判定がYES、ちまり車両が停止中にはステップS24に進
む。判定がNO、つまり走行中であればステップS11に進
み、Ln-1−ΔSnをLnとして設定する。すなわち、第3図
において出発点P00から前方ポイントP1までの距離Lnか
ら進行した分の距離ΔSnを引算し、ポイントP1までの新
たな距離Lnを求める。そしてステップS12に進む。
通路の数、すなわち分岐点数が1以上であるか否かの判
定が行われる。判定がNOのときはステップS9においてフ
ラグBを1としてステップS10に進み、分岐点数が1よ
り多く判定がYESのときには直ちにステップS10に進む。
ステップS10では、ΔSnが0であるか否かが判定され、
判定がYES、ちまり車両が停止中にはステップS24に進
む。判定がNO、つまり走行中であればステップS11に進
み、Ln-1−ΔSnをLnとして設定する。すなわち、第3図
において出発点P00から前方ポイントP1までの距離Lnか
ら進行した分の距離ΔSnを引算し、ポイントP1までの新
たな距離Lnを求める。そしてステップS12に進む。
ステップS12では、Lnがルート判定エリアJEの範囲を
示すエリア判定値Lc以下となったか否かが判定される。
判定がNO、すなわち20m以下でない場合にはステップS7
に戻り、判定がYES、すなわち20m以下になった場合に
は、ステップS13に進む。ステップ12における判定がYES
となったことは、交差点に車両が接近したことを意味す
る。ステップS13においては、Lmを0に設定し、同時に
フラグDを1にする。すなわち、上述の様に、表示装置
17に表示する現在地の座標を補正用軌跡(Xn,Yn)で表
示するように設定する。
示すエリア判定値Lc以下となったか否かが判定される。
判定がNO、すなわち20m以下でない場合にはステップS7
に戻り、判定がYES、すなわち20m以下になった場合に
は、ステップS13に進む。ステップ12における判定がYES
となったことは、交差点に車両が接近したことを意味す
る。ステップS13においては、Lmを0に設定し、同時に
フラグDを1にする。すなわち、上述の様に、表示装置
17に表示する現在地の座標を補正用軌跡(Xn,Yn)で表
示するように設定する。
その後ステップS14に進み、ここでルートに対して軌
跡が成す角度θnにθ0を、補正用軌跡の座標Xn,Ynに
軌跡上の座標xn,ynをそれぞれ代入してからステップS1
5に進む。このステップS15は第6図に示したサブルーチ
ンである。従って、このステップS15においては、補正
用座標を地図軌跡に修正するが、これは交差点の正しい
角度、すなわち地図データに示されている角度に合わせ
て補正用軌跡を描かせるためのものである。
跡が成す角度θnにθ0を、補正用軌跡の座標Xn,Ynに
軌跡上の座標xn,ynをそれぞれ代入してからステップS1
5に進む。このステップS15は第6図に示したサブルーチ
ンである。従って、このステップS15においては、補正
用座標を地図軌跡に修正するが、これは交差点の正しい
角度、すなわち地図データに示されている角度に合わせ
て補正用軌跡を描かせるためのものである。
続くステップS16では、Ln-1−ΔSnをLmとおき、次の
ステップS17で積算距離Lmがエリア通過判定値MM、例え
ば30m以上であるか否かが判定される。判定がNO、すな
わち30m以下の場合にはステップS15に戻り、判定がYE
S、すなわち30m以上の場合にはステップS18に進む。ス
テップS17のYESの判定は、交差点の手前Lcからの走行距
離がエリア通過判定値MM以上になり、交差点を通過した
ことを意味する。
ステップS17で積算距離Lmがエリア通過判定値MM、例え
ば30m以上であるか否かが判定される。判定がNO、すな
わち30m以下の場合にはステップS15に戻り、判定がYE
S、すなわち30m以上の場合にはステップS18に進む。ス
テップS17のYESの判定は、交差点の手前Lcからの走行距
離がエリア通過判定値MM以上になり、交差点を通過した
ことを意味する。
ステップS18では、フラグDを0にセットし、表示装
置17に表示する現在地の座標を地図軌跡(xn,yn)で表
示するように設定する。ステップS19では表示領域cの
地名文字を消去し、その後ステップS20に進み、ここで
フラグBが1であるか否かが判定され、フラグBが1で
なく判定がNOのときは分岐点の数が複数あるので、ポイ
ントP1で何れの道路に曲がったかを判定するためのステ
ップS21に進む。ステップS21では、ポイントP1と隣接す
る前方ポイントP2,P3に対する予めステップS3で求めた
角度θ2又はθ3の何れとθnが略等しいかを比較し、
θnに最も近い値、例えばθ2を判定し、ポイントP2側
に曲ったことを判定する。そしてその後ステップS22に
進む。
置17に表示する現在地の座標を地図軌跡(xn,yn)で表
示するように設定する。ステップS19では表示領域cの
地名文字を消去し、その後ステップS20に進み、ここで
フラグBが1であるか否かが判定され、フラグBが1で
なく判定がNOのときは分岐点の数が複数あるので、ポイ
ントP1で何れの道路に曲がったかを判定するためのステ
ップS21に進む。ステップS21では、ポイントP1と隣接す
る前方ポイントP2,P3に対する予めステップS3で求めた
角度θ2又はθ3の何れとθnが略等しいかを比較し、
θnに最も近い値、例えばθ2を判定し、ポイントP2側
に曲ったことを判定する。そしてその後ステップS22に
進む。
一方、ステップS20の判定がYESのとき、すなわち分岐
点の数が1つしかなく何れのポイント側に曲ったか判定
する必要がない場合には、ステップS21を飛ばしてステ
ップS22に進む。
点の数が1つしかなく何れのポイント側に曲ったか判定
する必要がない場合には、ステップS21を飛ばしてステ
ップS22に進む。
ステップS22においては、初期位置の再設定が行われ
る。すなわち、角度の判定時点における補正用軌跡の座
標(xn,yn)と進行角度とにより決定される線分と、曲
る前すなわちポイントP1を通過する前に走行中のルート
の後方ポイントP0の座標とポイントP1,P2の座標から求
まる角度とにより決定される線分との交点すなわち補正
用交点を求め、この交点をポイントP1に合わせることに
より地図上へ座標修正を行う。これは車両の実際の曲が
り点の中心を求めることになる。補正用交点(Xc,Yc)
から補正用軌跡までの距離S1は、 を演算することにより得られる。このS1を利用して X01=X1+S1cosθ2 X01=Y1+S1sinθ2 を求め、このX01,Y01を新たな初期位置、すなわち
X00,Y00とする。
る。すなわち、角度の判定時点における補正用軌跡の座
標(xn,yn)と進行角度とにより決定される線分と、曲
る前すなわちポイントP1を通過する前に走行中のルート
の後方ポイントP0の座標とポイントP1,P2の座標から求
まる角度とにより決定される線分との交点すなわち補正
用交点を求め、この交点をポイントP1に合わせることに
より地図上へ座標修正を行う。これは車両の実際の曲が
り点の中心を求めることになる。補正用交点(Xc,Yc)
から補正用軌跡までの距離S1は、 を演算することにより得られる。このS1を利用して X01=X1+S1cosθ2 X01=Y1+S1sinθ2 を求め、このX01,Y01を新たな初期位置、すなわち
X00,Y00とする。
その後、このポイントP1を上記P0、ポイントP2を上記
P1として道路R2を進行する車両の位置の演算を行う。従
って、ステップS23で補正後の座標を表示装置17に表示
した後、ステップS3に戻る。
P1として道路R2を進行する車両の位置の演算を行う。従
って、ステップS23で補正後の座標を表示装置17に表示
した後、ステップS3に戻る。
上記ステップS10の判定がYESのとき、すなわち車両が
停止しているときにはステップS24に進むが、ステップS
24では、補正要求ボタン19がオンされ座標補正要求が有
るか否かが判定される。ステップS24の判定がNOのと
き、すなわち補正要求ボタン19が操作されていないとき
にはステップS7に戻り、判定がYESのときにはステップS
25に進む。ステップS25では、ステップS4で算出した前
方ポイントまでの距離L(=Ln)が予め定めた距離L0、
例えば40m(>Lc=20m)より小さいか否かを判定する。
ステップS25の判定がNOのとき、すなわちLn>LDのとき
にはステップS7に戻り、判定がYESのときにはステップS
26に進む。
停止しているときにはステップS24に進むが、ステップS
24では、補正要求ボタン19がオンされ座標補正要求が有
るか否かが判定される。ステップS24の判定がNOのと
き、すなわち補正要求ボタン19が操作されていないとき
にはステップS7に戻り、判定がYESのときにはステップS
25に進む。ステップS25では、ステップS4で算出した前
方ポイントまでの距離L(=Ln)が予め定めた距離L0、
例えば40m(>Lc=20m)より小さいか否かを判定する。
ステップS25の判定がNOのとき、すなわちLn>LDのとき
にはステップS7に戻り、判定がYESのときにはステップS
26に進む。
ステップS26においては、xn=Xf−Lncosθ、yn=Yj−
Lnsinθ、Ln=Lc−1(m)を計算する。ここでXf,Yf
は前方ポイントの座標であり、これはメモリ18に記憶さ
れているデータが使用される。このステップS26で計算
された座標(xn,yn)は判定エリアJEより1m内側に入っ
たルートの点である。このステップS26の実行後はステ
ップS13に進む。
Lnsinθ、Ln=Lc−1(m)を計算する。ここでXf,Yf
は前方ポイントの座標であり、これはメモリ18に記憶さ
れているデータが使用される。このステップS26で計算
された座標(xn,yn)は判定エリアJEより1m内側に入っ
たルートの点である。このステップS26の実行後はステ
ップS13に進む。
例えば車両が交差点のごく近くにいるにもかかわら
ず、表示装置17の表示領域dにおける車両位置VPが判定
エリアJE内に入っていないときには、明らかに計算によ
る現在位置が誤っていて判定エリアJEでの正常な判定が
行えなくなる恐れがあるが、上記ステップS24〜S26の存
在により、運転者が車両の停止時に上記誤りに気付き座
標補正要求ボタン19を操作すると、車両の現在位置VPが
判定エリアJE内1mの位置に補正される。
ず、表示装置17の表示領域dにおける車両位置VPが判定
エリアJE内に入っていないときには、明らかに計算によ
る現在位置が誤っていて判定エリアJEでの正常な判定が
行えなくなる恐れがあるが、上記ステップS24〜S26の存
在により、運転者が車両の停止時に上記誤りに気付き座
標補正要求ボタン19を操作すると、車両の現在位置VPが
判定エリアJE内1mの位置に補正される。
以上の説明から明らかなように、CPU13はフローチャ
ートに示した処理を行うことによって、車両に設けられ
た角速度センサ12からの信号により車両の角度を検出す
る角度検出手段13a、各分岐点において車両がどのルー
トをとったかを判定するためのルート判定エリアを設定
するルート判定エリア設定手段13b、走行距離計11によ
り検出される走行距離による地図上での車両の現在位置
と分岐点の座標との距離を算出する距離算出手段13c、
算出した距離に基づき、記憶した地図情報に基づく地図
画面上での車両の現在位置を決定する位置決定手段13
d、設定されたルート判定エリア内に車両があるとき検
出される角度によりルートを判定するルート判定手段13
e、設定されたルート判定エリアを決定された車両の現
在位置により車両が通過したかどうかを判定する通過判
定手段13f、そして、ルート判定エリアを通過したこと
が判定されたとき判定されたルート上の車両が向かって
いる前方の分岐点に対応する文字情報に基づき地名など
の文字表示を切り替える表示切替手段と13gとして働
く。
ートに示した処理を行うことによって、車両に設けられ
た角速度センサ12からの信号により車両の角度を検出す
る角度検出手段13a、各分岐点において車両がどのルー
トをとったかを判定するためのルート判定エリアを設定
するルート判定エリア設定手段13b、走行距離計11によ
り検出される走行距離による地図上での車両の現在位置
と分岐点の座標との距離を算出する距離算出手段13c、
算出した距離に基づき、記憶した地図情報に基づく地図
画面上での車両の現在位置を決定する位置決定手段13
d、設定されたルート判定エリア内に車両があるとき検
出される角度によりルートを判定するルート判定手段13
e、設定されたルート判定エリアを決定された車両の現
在位置により車両が通過したかどうかを判定する通過判
定手段13f、そして、ルート判定エリアを通過したこと
が判定されたとき判定されたルート上の車両が向かって
いる前方の分岐点に対応する文字情報に基づき地名など
の文字表示を切り替える表示切替手段と13gとして働
く。
以上要するに上述の実施例では、第9図に示すよう
に、車両がイで示すようにルート判定エリアJEに入った
ことが検出されると、その時点から表示領域Cの地名文
字の表示が開始されると共に、車両の現在位置も地図の
ルート上にではなく、補正用軌跡座標Xn,Ynに基づき実
際の軌跡通りのロで示すような丸印で表示される。そし
て、車両がハで示すようにルート判定エリアJE外に出た
ことが検出されると、その時点から地名文字表示が消さ
れると共に、車両の現在位置が地図のルート上に乗るよ
うに表示される。そして、このとき算出される角度によ
って表示領域bの車両の進行方向表示及び表示領域cの
分岐数の表示が変えられる。
に、車両がイで示すようにルート判定エリアJEに入った
ことが検出されると、その時点から表示領域Cの地名文
字の表示が開始されると共に、車両の現在位置も地図の
ルート上にではなく、補正用軌跡座標Xn,Ynに基づき実
際の軌跡通りのロで示すような丸印で表示される。そし
て、車両がハで示すようにルート判定エリアJE外に出た
ことが検出されると、その時点から地名文字表示が消さ
れると共に、車両の現在位置が地図のルート上に乗るよ
うに表示される。そして、このとき算出される角度によ
って表示領域bの車両の進行方向表示及び表示領域cの
分岐数の表示が変えられる。
なお、図示実施例では、地名表示を行う時点は地図情
報としてメモリ18に記憶された屈曲点、交差点、分岐点
Pにおける判定エリアJEに関連して行われているが、よ
り詳細な地名表示を行えるようにするには、第10図に示
すように交差点と交差点との間の直線道路上に地名表示
のためのポイントデータPxを任意に追加することもでき
る。
報としてメモリ18に記憶された屈曲点、交差点、分岐点
Pにおける判定エリアJEに関連して行われているが、よ
り詳細な地名表示を行えるようにするには、第10図に示
すように交差点と交差点との間の直線道路上に地名表示
のためのポイントデータPxを任意に追加することもでき
る。
また、上述の実施例では補正要求ボタン19の操作に応
じ、条件が満たされていれば自動的にルート判定エリア
JE内に1m入ったところに車両位置を修正するようにして
いるが、この代りに、例えば第11図に示すように、補正
要求ボタン19を操作すると、点線で示すように例えば1m
づつ車両現在位置を移動して修正するようにしてもよ
い。
じ、条件が満たされていれば自動的にルート判定エリア
JE内に1m入ったところに車両位置を修正するようにして
いるが、この代りに、例えば第11図に示すように、補正
要求ボタン19を操作すると、点線で示すように例えば1m
づつ車両現在位置を移動して修正するようにしてもよ
い。
更に、図示実施例では表示領域aとそれ以外の表示領
域b〜dとは同一のCRT画面上に形成されているが、こ
れらは別々の表示器の画面上に形成するようにしてもよ
い。
域b〜dとは同一のCRT画面上に形成されているが、こ
れらは別々の表示器の画面上に形成するようにしてもよ
い。
以上説明したように本発明によれば、車両の現在位置
に対応する地名などの文字情報を地図画面とは別の位置
に表示しているため、地図を見にくくすることなく必要
な情報を運転者に与えることができる。そして、車両の
現在位置によりルート判定エリアを車両が通過したと判
定すると、これまで表示されていた分岐点に対応する地
名などの文字表示が、判定されたルート判定エリア上の
車両がこれから向かおうとする前方の分岐点に対応する
文字情報に基づき新しい地名に自動的に切り替えられる
ので、次の目標分岐点の地名などを何ら面倒な操作なし
に適時に得られるようになり、運転者にとって極めて有
用なものとなっている。
に対応する地名などの文字情報を地図画面とは別の位置
に表示しているため、地図を見にくくすることなく必要
な情報を運転者に与えることができる。そして、車両の
現在位置によりルート判定エリアを車両が通過したと判
定すると、これまで表示されていた分岐点に対応する地
名などの文字表示が、判定されたルート判定エリア上の
車両がこれから向かおうとする前方の分岐点に対応する
文字情報に基づき新しい地名に自動的に切り替えられる
ので、次の目標分岐点の地名などを何ら面倒な操作なし
に適時に得られるようになり、運転者にとって極めて有
用なものとなっている。
また、車両の進行方向の表示も地図画面とは別個の位
置に表示されているため、運転者が地図上において車両
位置をより容易にかつ正確に認識できるようになる。
置に表示されているため、運転者が地図上において車両
位置をより容易にかつ正確に認識できるようになる。
第1図は本発明による車両位置表示装置の基本構成を示
すブロック図、 第2図は本発明による装置の一実施例を示すブロック
図、 第3図は本発明による装置の動作を説明する説明図、 第4図は本発明による装置の表示例を示す図、 第5図及び第6図は第2図中のCPUの動作を示すフロー
チャート図、 第7図及び第8図は第2図中のメモリ中の地図情報の例
を示すデータ構成図、 第9図は本発明の実施例の動作を説明するための説明
図、 第10図及び第11図は本発明の変形例を示す図である。 11……走行距離計、12……角速度センサ、13a……角度
検出手段(CPU)、13b……ルート判定エリア設定手段
(CPU)、13c……距離算出手段(CPU)、13d……位置決
定手段(CPU)、13e……ルート判定手段(CPU)、13f…
…通過判定手段(CPU)、13g……表示切替手段(CP
U)、18a……第1の記憶手段(メモリ)、18b……第2
の記憶手段(メモリ)、a〜c……第1〜第3の表示手
段(表示領域)。
すブロック図、 第2図は本発明による装置の一実施例を示すブロック
図、 第3図は本発明による装置の動作を説明する説明図、 第4図は本発明による装置の表示例を示す図、 第5図及び第6図は第2図中のCPUの動作を示すフロー
チャート図、 第7図及び第8図は第2図中のメモリ中の地図情報の例
を示すデータ構成図、 第9図は本発明の実施例の動作を説明するための説明
図、 第10図及び第11図は本発明の変形例を示す図である。 11……走行距離計、12……角速度センサ、13a……角度
検出手段(CPU)、13b……ルート判定エリア設定手段
(CPU)、13c……距離算出手段(CPU)、13d……位置決
定手段(CPU)、13e……ルート判定手段(CPU)、13f…
…通過判定手段(CPU)、13g……表示切替手段(CP
U)、18a……第1の記憶手段(メモリ)、18b……第2
の記憶手段(メモリ)、a〜c……第1〜第3の表示手
段(表示領域)。
Claims (2)
- 【請求項1】車両に設けられた角速度センサからの信号
により車両の角度を検出する角度検出手段と、 前記車両に設けられ車両の走行距離を検出する走行距離
計と、 分岐点の座標と各分岐点に隣接する分岐点とを含む地図
情報を記憶した第1の記憶手段と、 前記地図情報の前記各分岐点に対応して地名などの文字
情報を記憶する第2の記憶手段と、 各分岐点において車両がどのルートをとったかを判定す
るためのルート判定エリアを設定するルート判定エリア
設定手段と、 前記走行距離計により検出される走行距離による地図上
での車両の現在位置と分岐点の座標との距離を算出する
距離算出手段と、 前記距離算出手段からの信号に基づき、前記第1の記憶
手段に記憶した地図情報に基づく地図画面上での車両の
現在位置を決定する位置決定手段と、 前記ルート判定エリア設定手段により設定されたルート
判定エリア内に車両があるとき前記角度検出手段により
検出される角度によりルートを判定するルート判定手段
と、 前記ルート判定エリア設定手段によって設定されたルー
ト判定エリアを前記位置決定手段によって決定された車
両の現在位置により車両が通過したかどうかを判定する
通過判定手段と、 前記地図情報による地図画面と前記位置決定手段による
車両の現在位置とを表示する第1の表示手段と、 該第1の表示手段と別個の表示域を有し、車両が向かっ
ている前方の分岐点に対応する前記第2の記憶手段から
の文字情報に基づき地名などの文字表示を行う第2の表
示手段と、 前記通過判定手段によってルート判定エリアを通過した
ことが判定されたとき前記ルート判定手段により判定さ
れたルート上の車両が向かっている前方の分岐点に対応
する前記第2の記憶手段からの文字情報に基づき前記第
2の表示手段に表示している地名などの文字表示を切り
替える表示切替手段と を備えることを特徴とする車両位置表示装置。 - 【請求項2】前記第2の表示手段が車両の進行方向を更
に表示することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
記載の車両位置表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62175954A JP2522489B2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 | 車両位置表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62175954A JP2522489B2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 | 車両位置表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6421316A JPS6421316A (en) | 1989-01-24 |
JP2522489B2 true JP2522489B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=16005158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62175954A Expired - Fee Related JP2522489B2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 | 車両位置表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522489B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU745164B2 (en) * | 1998-06-18 | 2002-03-14 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Navigation device |
JP3945444B2 (ja) * | 2003-04-08 | 2007-07-18 | 株式会社デンソー | カーナビゲーション装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132099A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-30 | 株式会社デンソー | 車両用走行案内システム |
JPH0632159B2 (ja) * | 1985-10-22 | 1994-04-27 | スズキ株式会社 | 車両用走行径路表示装置 |
JP2517902B2 (ja) * | 1986-01-13 | 1996-07-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ナビゲ−ションシステム |
-
1987
- 1987-07-16 JP JP62175954A patent/JP2522489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6421316A (en) | 1989-01-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |