JP2763070B2 - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置

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JP2763070B2
JP2763070B2 JP62010355A JP1035587A JP2763070B2 JP 2763070 B2 JP2763070 B2 JP 2763070B2 JP 62010355 A JP62010355 A JP 62010355A JP 1035587 A JP1035587 A JP 1035587A JP 2763070 B2 JP2763070 B2 JP 2763070B2
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Shinsangyo Kaihatsu KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は運転者に進路情報を与える車両用ナビゲーシ
ョン装置に関し、特に交差点における交差点特徴物の情
報を提供する車両用ナビゲーション装置に関するもので
ある。 〔従来の技術〕 従来車両用ナビゲーション装置として、車両の走行距
離を検出する距離センサと車両の進行方位を検出する方
位センサと地図記憶装置とを備え、地図記憶装置から読
み出した地図画像上に車両の現在地を単に表示するもの
が提案されている。 第7図は従来のナビゲーション装置の構成を示す図
で、1は地図記憶装置、2は方位センサ、3は距離セン
サ、4はスイッチ、5はタッチパネル、6は入力インタ
ーフェース、7は内部バス、8はCPU、9はRAM、10はRO
M、11は出力インターフェース、12はCRTである。 図において、地図データが記憶されている地図記憶装
置1はビデオディスクやCDROM等からなり、必要に応じ
てそのうちの特定地区の地図データが読みだされてCRT1
2上に表示される。方位センサ2は、例えば車両の進行
方位に応じた地磁気を検出して方位データを発生する。
距離センサ3は、例えば車輪の回転数を検出して単位距
離毎に距離データを発生する。この方位センサ2及び距
離センサ3により出発点からの移動距離と移動方向を検
出して車両の現在地を算出し、地図上に重ねて表示す
る。スィッチ4、タッチパネル5はドライバにより操作
されて目的地の入力、地図の拡大入力等のデータ入力を
行うためのもので、これによりナビゲーション開始時に
目的地および車両の現在位置等をRAM9に入力する。タッ
チパネル5は例えばCRT12の表示面上に取りつけられ、
分割されたタッチエリアのうち特定のタッチエリアを操
作することによりそれに応じた信号が発生される。入力
インターフェース6は各センサ、記憶装置、スイッチ等
からの入力を内部バス7に送るための信号変換装置であ
る。ROM10には、入力インターフェース6、出力インタ
ーフェース11、内部バス7を介しての各種データの入出
力及びデータ処理のためのプログラムが入力されており
CPU8により実行される。 第8図は第7図のナビゲーション装置による表示画面
の例を示す図で、特定地区の地図上に目的地までのルー
トRと現在位置Pとが表示されており、ドライバはこの
表示画面を見て予め定めたルートにしたがって走行して
いるかどうかチェックしながら目的地まで到達すること
ができる。 従来のナビゲーション装置においては、第8図に示す
如く地図上に目的地までのルートと現在地とを単に表示
するだけであるため、曲がるべき交差点に接近したこと
は分かるにしても、複数の交差点が隣接して存在する場
合等にどの交差点で曲がればよいかが分かりにくく、ま
た方位センサ及び距離センサによる現在地算出には誤差
があるため、実際に曲がるべき交差点を見つけるのが非
常に困難な場合が多い。 そこで上記問題点を解決するために、例えば特開昭61
−95386号公報には、交差点に近接した時に該交差点に
おける風景画像を表示することにより交差点における道
路事情を容易に認識させる手段を開示している。また、
特開昭61−47981号公報及び特開昭61−190698号公報に
は、通過する交差点の形状を表示することにより、実際
の交差点と表示されている交差点との一致を運転者に迅
速に認識させる手段を開示している。 【発明が解決すべき問題点】 しかしながら、上記風景画像を表示して運転者に交差
点における風景を目で確認させることにより、該交差点
における道路事情を認識させたとしても、建造物等を目
で認識するのに時間がかかったり、またその交差点から
先の道路形状や道路の幅等、実際の交差点の形状を把握
しにくい等の不具合を有する。また例えば建造物が改築
中であったり季節の変化により、入力された画像データ
と実際に運転者の目に写る風景とが一致するとは限らな
い。また交差点形状を表示する場合においては、良く似
た形状の交差点が連続する場合に実際に曲がるべき交差
点を認識しにくいという問題点を有するものである。 そこで本発明は上記問題点を解決すると共に、曲がる
べき交差点を確実にかつ迅速に運転者に認識させ、走行
における安全性を向上させることを可能にした車両用ナ
ビゲーション装置を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 そのために本発明の車両用ナビゲーション装置は、予
め設定されたルートに従い案内すべき特定の交差点で案
内指示を出力する車両用ナビゲーション装置において、 少なくとも交差点情報に関するデータを含む地図デー
タと、運転者の視点からみた交差点風景画像データ等を
記憶する記憶手段と、 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 地図、運転者の視点からみた交差点風景画像、交差点
情報および現在位置等を表示する表示手段と、 前記現在位置検出手段により検出された現在位置が予
め設定されたルート上の案内すべき特定の交差点へ所定
距離内に接近したときに、前記記憶手段より前記特定の
交差点の運転者の視点からみた交差点風景画像データと
前記特定の交差点の交差点情報に関するデータを読み出
して、前記表示手段に前記特定の交差点における運転者
の視点からみた交差点風景画像を出力し、該風景画像を
表示する表示領域の一部を交差点情報表示領域として設
定し、該表示領域に交差点情報を表示するよう前記運転
者の視点からみた交差点風景画像と前記交差点情報とを
合成表示する制御手段とを備え、 前記交差点情報は、特定の交差点の形状及び予め設定
されたルートにおける特定の交差点でのルートに沿って
走行するための進行方向であり、前記制御手段は、少な
くとも前記交差点情報表示領域に前記特定の交差点の形
状と進行方向を表示することを特徴とする。 また、前記交差点情報は、前記特定の交差点の形状及
び予め設定されたルートにおける特定の交差点でのルー
トに沿って走行するための進行方向と交差点の名称であ
り、前記制御手段は、少なくとも前記交差点情報表示領
域に前記特定の交差点の形状と進行方向と交差点の名称
を表示することを特徴とする。 また、前記制御手段は、現在位置検出手段により検出
された車両の現在位置と前記特定の交差点までの残距離
を算出し、前記表示手段は、前記交差点情報としてさら
に前記特定の交差点までの残距離を表示することを特徴
とする。 また、前記表示手段は、交差点における特徴的建造物
を示す目印情報を表示することを特徴とする。 また、前記特徴的建造物を示す目印情報は、前記風景
画像中における特徴的建造物の一部を囲む指示枠として
表示することを特徴とする。 〔作用および効果〕 本発明は、車両の現在位置が特定の交差点へ所定距離
内に近接した場合に、案内すべき特定の交差点の詳細情
報として、特定の交差点の位置を認識するための運転者
の視点からみた風景画像情報を表示するとともに、その
一部に設定した領域に交差点における進行すべき道路を
認識するための交差点形状及び進行方向を表示すること
により、使用者は確実に交差点の詳細情報を取得するこ
とができるという特有の効果が得られる。すなわち、案
内すべき交差点に近づくと使用者は表示された前記風景
画像と実際に見えている風景とを対照させつつ案内の対
象となっている交差点の位置を特定し、その交差点に近
づくと交差点情報を確実に把握することができ、その交
差点から進出する道路の情報及び案内経路に基づく進出
路の情報を確実に認識することが可能となる。 また、前記風景画像を表示する領域の一部を交差点情
報を表示する領域として設定し、その領域に交差点情報
を表示するようにしているため、交差点風景画像自体の
視認性を損ねることなく、付加的に交差点に関する情報
を効果的に運転者に報知することが可能となり、運転者
は表示された交差点と実際の交差点を見比べることが容
易にできるので、交差点情報を確実に認識できる。特に
分岐点に到達した時には、複数の交差点が隣接して存在
する場合等においても、曲がるべき交差点を確実に且つ
迅速に運転者に認識させることができ、走行における安
全性を向上させることができる。また、交差点情報とし
て交差点名称や交差点までの距離を風景画像に加えて表
示することにより、さらに交差点の認識がし易くなり、
また、交差点における進行方向を交差点形状に加えて表
示することにより、さらに交差点における進行方向を明
確にすることが可能となり、また、交差点風景画像を表
示する際に、その特徴を指示する特徴点指示枠を重ねて
表示するので、交差点の特徴を素早く認識することが可
能となる。 〔実施例〕 以下、実施例を図面に基づき説明する。 第1図は本発明による車両用ナビゲーション装置の一
実施例の構成を示すブロック図であり、第7図と同一番
号は同一内容を示しており、その詳細な説明は省略す
る。なお、13は交差点風景画像記憶装置、14はスーパー
インポーザーである。 図において、交差点風景画像記憶装置13はビデオディ
スク、CDROM、ビデオテープ等からなり、目的地までの
予め定められたルート上での曲がるべき交差点等特定の
交差点の風景画像が前もって記憶されており、CPU8から
指示された画像信号を出力する。スーパーインポーザー
14は交差点風景画像記憶装置13からの画像信号と、CPU8
からの内部バス7を通して送られる交差点名等の表示と
を合成してCRT12へ信号を送る。ROM10にはナビゲーショ
ンプログラムおよび目的地までのルート、曲がるべき交
差点特定の交差点の名称、形状、風景画像番号、各風景
画像の特徴部分の位置、特定の交差点までの区間距離、
各交差点での進行方向等のデータが格納されている。 第2図は本発明における交差点図の具体的な表示例を
示し、21は交差点の特徴物を示す例として交差点風景画
像を表示している。22は風景特徴点指示枠、23は交差点
形状と進行方向指示、24は交差点名称、25は交差点まで
の距離表示である。 図において、方位センサ2及び距離センサ3等により
構成される現在位置検出手段からの入力データにより、
車両の現在位置が交差点に接近したことを検出した時、
その交差点の風景画像及びその交差点の実際の形状等の
交差点情報を合成表示する交差点図をCRT12上に表示す
る。交差点図の表示としては全ての交差点について表示
しても良いし、分岐点や左右折すべき交差点等における
案内の必要な交差点のみ表示しても良い。交差点の風景
画像を表示する代わりに、目印となる建造物等のみを表
示しても良い。また風景画像を表示する場合には、その
表示画像上に風景画像の特徴を指示する枠22を重ねて表
示しても良い。さらに表示画面上に交差点名称24、進行
方向指示23、交差点迄の区間表示距離25等の交差点情報
も合成して表示可能に構成されている。距離表示25につ
いては距離センサ3からの入力を基にして走行に従って
減算し表示する。即ち現在地から該交差点迄の残距離を
表示する。 第3図は予め記憶させておくルートデータの内容を示
す図、第4図は交差道路方向を示す図、第5図は風景特
徴点指示方法を説明するための図である。 第3図において、D1は目的地までのルート上の曲がる
べき交差点数を表し、D2は交差点風景画像ナンバーであ
り、交差点風景画像記憶装置13内の該当交差点画像の入
っている場所を示している。D3は交差点名称、D4は(i
−1)番目の交差点からi番目の交差点までの区間距離
である。D5は交差道路数であり、例えば3叉路のときは
3となる。D6は交差道路方向のデータで、第4図に示す
ように0〜15の数字で表され、該当する交差道路方向
を、交差しているそれぞれの道路の方向に最も近い数字
を選んで列記する。D7は進行方向のデータで第4図の0
〜15の数字から選択する。D8は交差点における特徴点の
数を表し、D9は特徴点を画像表示するための座標を示し
ており、第5図に示すように交差点風景画像中の特徴点
を囲む四角形の対角線上の2頂点の画面上に於けるx、
y座標値を表している。こうしてデータD2〜D9によりi
番目の交差点データが表される。 次に、第6図のフローチャートにより本発明によるナ
ビゲーション処理について詳細に説明する。 スタートステップ100よりナビゲーション処理を開始
し先ず目的地の設定を行う(ステップ101)。ステップ1
02ではルートデータを読み込み、交差点番号を表すiを
1にセットする(ステップ103)。ステップ104では交差
点番号がルート上の曲がるべき交差点等特定の交差点数
より少ないかどうか判断し、YESであればステップ106へ
進む。NOであればルート上の曲がるべき交差点等特定の
交差点は全て通過したこととなるのでナビゲーション処
理はENDとなる(ステップ105)。 次に、(i−1)番目の交差点からi番目の交差点ま
での区間距離をRESTDに設定し距離センサ値を読み込む
(ステップ106、107)。ステップ108では、(RESTD−進
んだ距離)の値でRESTDの内容を更新し、ステップ109で
RESTDの内容(次の交差点までの距離)が定数L以下か
どうか判断し、YESであれば次のステップに進み、NOで
あればステップ107へ戻る。このステップ106〜109で曲
がるべき交差点等特定の交差点へ所定距離L以内に接近
したかどうかが検出される。 ステップ110ではi番目の交差点の風景画像番号をPCT
NOにセットし、ステップ111でPCTNOを交差点風景画像記
憶装置13へ出力する。このステップ110と111で交差点風
景画像の切り換えを行う。次に文字表示領域を白でクリ
アし(ステップ112)、i番目の交差点名をNAMEにセッ
トし、NAMEの内容を画面上に表示し(ステップ113、11
4)、ステップ115、116で残りの距離を表示する。ステ
ップ117〜119は交差点形状の表示を行うステップで、交
差道路数をNRに、交差道路方向をRD[0]〜RD[NR−
1]にセットし、RD[0]〜RD[NR−1]からなる交差
点形状を表示する。また進行方向をDIRCTにセットし、D
IRCT方向へ矢印を表示する。ステップ122〜124は曲がる
べき交差点画像の特徴点指示を表示するためのステップ
で、先ず特徴点数をNFにセットし、特徴点を囲む四角形
の対角線の2頂点の座標を(x11,y11)〜(xNF1,yNF2
としてセットし、それぞれ(x11,y11)−(x12,y12)、
…(xNF1,yNF1)−(xNF2,yNF2)を2頂点とする四角形
を表示する。ステップ125〜128は走行に応じて残距離表
示を変更するステップで、先ず距離センサ値を読み込
み、(RESTD−進んだ距離)でRESTDの内容を更新し、RE
STD(残距離)の値を表示し、RESTDが0でなければステ
ップ125に戻り、0になったら交差点番号をi+1に更
新してステップ104に戻り、以後ルート上の全ての曲が
るべき交差点を通過するまで同様の処理を繰り返す。 こうしてルート上における案内すべき特定の交差点の
詳細情報として、特定の交差点の位置を認識するための
運転者の視点からみた風景画像情報を表示するととも
に、その一部に設定した領域に交差点における進行すべ
き道路を認識するための交差点形状及び進行方向を表示
することにより、使用者は確実に交差点の詳細情報を取
得することができるという特有の効果が得られる。すな
わち、案内すべき交差点に近づくと使用者は表示された
前記風景画像と実際に見えている風景とを対照させつつ
案内の対象となっている交差点の位置を特定し、その交
差点に近づくと交差点情報を確実に把握することがで
き、その交差点から進出する道路の情報及び案内経路に
基づく進出路の情報を確実に認識することが可能とな
る。 また、風景画像を表示する領域の一部を交差点情報を
表示する領域として設定し、その領域に交差点情報を表
示するようにしているため、前記交差点風景画像自体の
視認性を損ねることなく、付加的に交差点に関する情報
を効果的に運転者に報知することが可能となり、運転者
は表示された交差点と実際の交差点を見比べることが容
易にできるので、交差点情報を確実に認識できる。特に
分岐点に到達した時には、複数の交差点が隣接して存在
する場合等においても、曲がるべき交差点を確実に且つ
迅速に運転者に認識させることができ、走行における安
全性を向上させることができる。また、交差点情報とし
て交差点名称や交差点までの距離を風景画像に加えて表
示することにより、さらに交差点の認識がし易くなり、
また、交差点における進行方向を交差点形状に加えて表
示することにより、さらに交差点における進行方向を明
確にすることが可能となり、また、交差点風景画像を表
示する際に、その特徴を指示する特徴点指示枠を重ねて
表示するので、交差点の特徴を素早く認識することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による車両用ナビゲーション装置の一実
施例の構成を示すブロック図、第2図は本発明による交
差点風景画像の表示画像の一例を示す図、第3図は予め
記憶させておくルートデータの内容を示す図、第4図は
交差道路方向を示す図、第5図は風景特徴点指示方向を
説明するための図、第6図は本発明によるナビゲーショ
ン処理のフローを説明するための図、第7図は従来のナ
ビゲーション装置の構成を示す図、第8図は従来のナビ
ゲーション装置における表示画面の例を示す図である。 1……地図記憶装置、2……方位センサ、3……距離セ
ンサ、4……スイッチ、5……タッチパネル、6……入
力インターフェース、7……内部バス、8……CPU、9
……RAM、10……ROM、12……CRT、13……交差点風景画
像記憶装置、14……スーパーインポーザー、21……交差
点風景画像、22……風景画像特徴点指示枠、23……交差
点形状と進行方向指示、24……交差点名、25……交差点
までの距離表示。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−93613(JP,A) 特開 昭61−49300(JP,A) 特開 昭61−215922(JP,A) 特開 昭61−47981(JP,A) 特開 昭60−256900(JP,A) 特開 昭61−95386(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.予め設定されたルートに従い案内すべき特定の交差
    点で案内指示を出力する車両用ナビゲーション装置にお
    いて、 少なくとも交差点情報に関するデータを含む地図データ
    と、運転者の視点からみた交差点風景画像データ等を記
    憶する記憶手段と、 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 地図、運転者の視点からみた交差点風景画像、交差点情
    報および現在位置等を表示する表示手段と、 前記現在位置検出手段により検出された現在位置が予め
    設定されたルート上の案内すべき特定の交差点へ所定距
    離内に接近したときに、前記記憶手段より前記特定の交
    差点の運転者の視点からみた交差点風景画像データと前
    記特定の交差点の交差点情報に関するデータを読み出し
    て、前記表示手段に前記特定の交差点における運転者の
    視点からみた交差点風景画像を出力し、該風景画像を表
    示する表示領域の一部を交差点情報表示領域として設定
    し、該表示領域に交差点情報を表示するよう前記運転者
    の視点からみた交差点風景画像と前記交差点情報とを合
    成表示する制御手段とを備え、 前記交差点情報は、特定の交差点の形状及び予め設定さ
    れたルートにおける特定の交差点でのルートに沿って走
    行するための進行方向であり、前記制御手段は、少なく
    とも前記交差点情報表示領域に前記特定の交差点の形状
    と進行方向を表示することを特徴とする車両用ナビゲー
    ション装置。 2.予め設定されたルートに従い案内すべき特定の交差
    点で案内指示を出力する車両用ナビゲーション装置にお
    いて、 少なくとも交差点情報に関するデータを含む地図データ
    と、交差点風景画像データ等を記憶する記憶手段と、 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 地図、運転者の視点からみた交差点風景画像、交差点情
    報および現在位置等を表示する表示手段と、 前記現在位置検出手段により検出された現在位置が予め
    設定されたルート上の案内すべき特定の交差点へ所定距
    離内に接近したときに、前記記憶手段より前記特定の交
    差点の運転者の視点からみた交差点風景画像データと前
    記特定の交差点の交差点情報に関するデータを読み出し
    て、前記表示手段に前記特定の交差点における運転者の
    視点からみた交差点風景画像を出力し、該風景画像を表
    示する表示領域の一部を交差点情報表示領域として設定
    し、該表示領域に交差点情報を表示するよう前記運転者
    の視点からみた交差点風景画像と前記交差点情報とを合
    成表示する制御手段とを備え、 前記交差点情報は、特定の交差点の形状及び予め設定さ
    れたルートにおける特定の交差点でのルートに沿って走
    行するための進行方向と交差点の名称であり、前記制御
    手段は、少なくとも前記交差点情報表示領域に前記特定
    の交差点の形状と進行方向と交差点の名称を表示するこ
    とを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 3.前記制御手段は、前記現在位置検出手段により検出
    された車両の現在位置と前記特定の交差点までの残距離
    を算出し、前記表示手段は、前記交差点情報としてさら
    に前記特定の交差点までの残距離を表示することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の車両用
    ナビゲーション装置。 4.前記表示手段は、交差点における特徴的建造物を示
    す目印情報を表示することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2鋼記載の車両用ナビゲーション装置。 5.前記特徴的建造物を示す目印情報は、前記風景画像
    中における特徴的建造物の一部を囲む指示枠として表示
    することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の車両
    用ナビゲーション装置。
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