JP2521491Y2 - スロットルバルブ開度センサの気密構造 - Google Patents

スロットルバルブ開度センサの気密構造

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JP2521491Y2
JP2521491Y2 JP11917090U JP11917090U JP2521491Y2 JP 2521491 Y2 JP2521491 Y2 JP 2521491Y2 JP 11917090 U JP11917090 U JP 11917090U JP 11917090 U JP11917090 U JP 11917090U JP 2521491 Y2 JP2521491 Y2 JP 2521491Y2
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JP
Japan
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packing
case
cover
throttle valve
valve opening
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JP11917090U
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JPH0475140U (ja
Inventor
高志 坂巻
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車等の内燃機関のスロットルバルブ開
度センサの気密構造に関する。
[従来の技術] 従来、この種の技術としては、例えば、実開平1−11
3145号公報に開示された技術がある。該従来の技術は、
ケースに摺動基板を嵌合し、かつ第2のパッキンを介し
てカバーにより閉塞している。第2のパッキンは、断面
が長方形なリング状の部材である。また、第2のパッキ
ンは、Oリングを代用する場合もある。また、カバー
は、第2のパッキンの内側に、摺動基板を保持するため
の突起を周設している。該カバーは、ケースに嵌着後、
該カバーとケースとの嵌合部に接着剤を塗布し、気密性
を保っている。
[考案が解決しようとする問題点] 前述した従来の第2のパッキンは、気密性が劣るの
で、ケースのカバー嵌着部に接着剤を塗布しなければな
らず、組付工数が多いという問題点がある。また、摺動
基板は、ケースとカバーにより挟持され、カバーの突起
が摺動基板に圧接している。このため、セラミック基板
等から成る摺動基板は、カバーの突起に押圧されて割れ
ることがある。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るスロットルバルブ開度センサの気密構造
は、前記問題点を解消すべく考案されたものであり、ケ
ースとカバーとにより摺動基板及びパッキンとを挟持し
たスロットルバルブ開度センサにおいて、前記ケースと
摺動基板との嵌合部上に位置する箇所に溝を穿設すると
共に、該溝により分別された一方の外側下端部を前記ケ
ースに圧接し、他方の内側下端部を前記摺動基板に圧接
した前記パッキンと、該パッキンの内周面側にパッキン
の高さより低い突起を周設した前記カバーとを配設した
ことにより、前述した従来技術の問題点を解消するもの
である。
[作用] パッキンをケースに組付ける場合は、先ず、摺動基板
をケースに嵌合し、かつパッキンを摺動基板とケースと
の嵌合箇所に挿入し、カバーにて閉塞する。カバーは、
パッキンを押圧して、該パッキンの外側下端部がケース
に圧接し、内側下端部が摺動基板に圧接する。このた
め、ケースにおけるパッキンの載置面と、摺動基板にお
けるパッキンの載置面との高さが相違した場合であって
も、パッキンはカバーとケースとの間、及び該カバーと
摺動基板との間の気密性を保持することができ、従来使
用していた接着剤のシーリングが不要となる。また、カ
バーは、パッキンの高さより低い突起を形成したので、
該突起が摺動基板に圧接しないため、摺動基板が突起に
より割れることを防止することができる。
[実施例] 以下、第1図、第2図及び第3図に基づき本考案に係
るスロットルバルブ開度センサの気密構造の好適な実施
例を詳述する。
1は、スロットルバルブ開度センサのケースであり、
回転体2の軸棒3を軸支している。該ケース1は、回転
体2の摺動接片4に接触する。摺動基板5、パッキン
6、及びカバー7を嵌合し、開口部1aを全周加締め固定
している。摺動基板5は、抵抗体(図示せず)等を有す
るセラミック基板であり、上面の高さをケース1のパッ
キン載置面1bと同一にしている。パッキン6は、少なく
とも、下面中央に溝6aを穿設している。該パッキン6
は、H型あるいは逆U字型等である。該パッキン6は、
上面中央部に溝6bを穿設している。該パッキン6は、溝
6aの外側の外側下端部6cをケース1のパッキン載置面1b
に圧接し、溝6aの内側の内側下端面6dを摺動基板5の上
面に圧接させている。溝6aは、ケース1と摺動基板5の
嵌合部上に形成される。カバー7は、パッキン6の内周
面側に突起7aを周設している。該突起の高さh1は、パッ
キンの高さh2より低い。
本考案に係るスロットルバルブ開度センサの気密構造
は、以上のような構成であり、次にその作用を詳述す
る。
組付ける場合は、先ず、回転体2及び軸棒3をケース
1に軸支する。そして、ケース1に摺動基板5、パッキ
ン6、及びカバー7を挿入し、開口部1aを全周加締め固
定する。カバー7は、加締められた開口部1aに押圧され
て、パッキン6を圧縮する。該パッキン6は、外側下端
部6cがパッキン載置面1bを圧接し、内側下端部6dが摺動
基板を圧接し、該パッキン6の上面がカバー7に圧接す
る。パッキン6は、下面中央に溝6aを穿設したことによ
り、変形し易い。このため、パッキン6は、パッキン載
置面1bと摺動基板5の上面の高さが相違した場合であっ
ても、外側下端部6cがパッキン載置面1bに、内側下端部
6dが摺動基板5にそれぞれ圧着し、気密性を保持するこ
とができる。したがって、従来使用していた接着剤によ
るシーリングが不要となる。また、カバー7に形成した
突起7aは、パッキン6の高さh2より低いので、該突起7a
が摺動基板5に圧接しないため、摺動基板5が突起7aに
より割れることを防止することができる。
[考案の効果] 本考案に係るスロットルバルブ開度センサの気密構造
は、ケースと摺動基板との嵌合部に位置する箇所に溝を
穿設すると共に、該溝により分別された一方の外側下端
部を前記ケースに圧接し、他方の内側下端部を前記摺動
基板に圧接した前記パッキンを配設したことにより、気
密性を向上し、接着剤によるシーリングを不要とする。
また、パッキンの内周面側にパッキンの高さより低い突
起を周設した前記カバーを配設したことにより、摺動基
板がカバーに押圧されて割れることを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、本考案に係るスロットル
バルブ開度センサの気密構造の好適な実施例を示す図面
であり、第1図は中央縦断面図、第2図は第1図のA部
拡大断面図、第3図は一部断面を施したパッキンの斜視
図である。 1……ケース、5……摺動基板、6……パッキン、6a…
…溝、6c……外側下端部、6d……内側下端部、7……カ
バー、7a……突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースとカバーとにより摺動基板及びパッ
    キンとを挟持したスロットルバルブ開度センサにおい
    て、 前記ケースと摺動基板との嵌合部上に位置する箇所に溝
    を穿設すると共に、該溝により分別された一方の外側下
    端部を前記ケースに圧接し、他方の内側下端部を前記摺
    動基板に圧接した前記パッキンと、 該パッキンの内周面側にパッキンの高さより低い突起を
    周設した前記カバーとを具備したことを特徴とするスロ
    ットルバルブ開度センサの気密構造。
JP11917090U 1990-11-14 1990-11-14 スロットルバルブ開度センサの気密構造 Expired - Lifetime JP2521491Y2 (ja)

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JPH0475140U JPH0475140U (ja) 1992-06-30
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