JPH0621816Y2 - リザーバ - Google Patents

リザーバ

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JPH0621816Y2
JPH0621816Y2 JP12452888U JP12452888U JPH0621816Y2 JP H0621816 Y2 JPH0621816 Y2 JP H0621816Y2 JP 12452888 U JP12452888 U JP 12452888U JP 12452888 U JP12452888 U JP 12452888U JP H0621816 Y2 JPH0621816 Y2 JP H0621816Y2
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JP
Japan
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cap
reservoir
base cap
base
level gauge
Prior art date
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JP12452888U
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English (en)
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JPH0244568U (ja
Inventor
靖人 林
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、リザーバに関し、更に詳細には動力舵取装置
等に利用されるリザーバのキヤツプ構造に関する。
(従来の技術) 従来のリザーバとして実開昭62−23762号公報に
開示されるものがある。
このリザーバは、キヤツプのキヤツプ装着穴への対接面
にシールパツキンを着脱可能に嵌着し、このシールパツ
キンの嵌着部位より下方に離間した位置に止め金をベー
スキヤツプと一体とされたレベルゲージに形成される肩
部の段部に一端を係止されるスプリングによつてシール
パツキン側に押圧力を付与して設け、キヤツプ内に大気
と連通し且つ止め金にて開閉されるエア抜き穴を設けて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来のリザーバにおいては、シールパツキンと
リザーバ本体との間に押圧力を与えるスプリングの一端
をベースキヤツプと一体とされたレベルゲージの肩部に
て係止しているため、リザーバ組付時においてスプリン
グの径をレベルゲージの肩部の径まで拡径しなければな
らず、これによりリザーバの組付性が大幅に悪化すると
いう問題がある。また、リザーバ内の作動液のレベル変
化によるリザーバ内の空気の圧力と大気圧との間に圧力
差が生じるのを防ぐエア抜き穴をベースキヤツプに新た
に設けなければならず、コスト的にも問題があつた。
そこで本考案は、リザーバの組付性を向上させると共に
コストの低減化を図ることを、その技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために講じた手段は、当
該リザーバを上蓋に組付けられてリザーバ本体外部に連
通する空間を前記上蓋との間に形成すると共に該空間を
前記リザーバ本体内部に連通する連通孔を有するベース
キヤツプと、一端にその先端部に拡径した係合部を備え
た二股部を有し、該二股部を前記係合部を介して弾性変
形させて前記ベースキヤツプの連通孔に嵌合させ、前記
係合部が前記ベースキヤツプの前記連通路の開口縁部に
係合されて前記ベースキヤツプに一体結合されると共
に、前記二股部の間に前記空間と前記リザーバ本体内部
とを連通させる間隙部を有するレベルゲージと、該レベ
ルゲージの外周もしくは前記ベースキヤツプに設けられ
前記リザーバ本体に係合して前記ベースキヤツプを前記
リザーバ本体に固定的に保持する止め金と、前記ベース
キヤツプの前記リザーバ本体に形成されるキヤツプ装置
穴への対接面に嵌着されるシールパツキンと、前記レベ
ルゲージの外周に形成される肩部と前記止め金との間に
張設されて前記シールパツキンを前記キヤツプ装着穴に
押圧させるスプリングとから構成したことである。
(作用) これによれば、スプリングの径を拡径することなく、ス
プリングの一端をレベルゲージの肩部に係止し、その他
端を止め金に係止させた状態にてレベルゲージの二股部
をベースキヤツプの連通孔のスナツプフイツトによりベ
ースキヤツプとレベルゲージを一体結合することによつ
て、スプリングを張設することができ、リザーバの組付
性が向上する。また、二股部の間に形成される間隙部に
よりベースキヤツプと上蓋間の空間とリザーバ本体内部
が連通されるため、ベースキヤツプに新たに連通路を設
ける必要がなくなり、加工コストを低減できる。
(実施例) 以下、本考案に従つたリザーバの一実施例を図面に基づ
き説明する。
第1図において、リザーバ10は上蓋11に組付けられ
てリザーバ本体20の外部に連通路11aを介して連通
する空間19を上蓋11との間に形成するベースキヤツ
プ12を備えている。ベースキヤツプ12には、空間1
9をリザーバ本体20の内部に連通する連通孔12aが
形成されている。
ベースキヤツプ12には、レベルゲージ13の一端に形
成されてその先端部に拡径した係合部15を備えた二股
部14が連通孔12a内に嵌合されている。ここで、連
通孔12aの径は二股部14の径より大きく、係合部1
5の径より小さくされている。よつて、二股部14は係
合部15を介して弾性変形させられてベースキヤツプ1
2の連通孔12aに嵌合させられており、第4図に示す
ように二股部14の弾性復元力により係合部15がベー
スキヤツプ12の連通路12aの開口縁部に係合され
て,所謂スナツプフイツトにより、ベースキヤツプ12
とレベルゲージ13とが一体的に結合されている。
また、レベルゲージ13の二股部14の間には間隙部1
6が形成されており、該間隙部16はレベルゲージ13
とベースキヤツプ12とが一体結合された状態にてその
両開口部がリザーバ本体20の内部と連通されるように
されていて、これにより間隙部16を介して空間19と
リザーバ本体20の内部とが連通されていて、リザーバ
本体20内の作動液のレベル変化により大気との間にお
いて圧力差が生じないようにしている。
ベースキヤツプ12の小径部12bには、第3図に示す
ように一対の係止17aを有する止め金17が嵌合され
ており、該止め金17とレベルゲージ13の外周に形成
された肩部13aとの間にはスプリング18が張設され
ている。また、リザーバ本体20の開口部には、第2図
に示すようにキヤツプ装着穴20aが形成されており、
該装着穴20aには止め金17の係止部17aが挿通す
る一対の通し溝20bが形成されている。また、ベース
キヤツプ12のキヤツプ装着穴20aの対接面にはシー
ルパツキン21が着脱可能に嵌着されており、止め金1
7の係止部17aを通し溝20bに挿通させた後に所定
角度回転させることにより、上蓋11及びベースキヤツ
プ12をリザーバ本体20に固定的に保持させ、スプリ
ング18によりシールパツキン21をキヤツプ装着穴2
0aに押圧し密着させてリザーバ本体20の作動液の漏
れを防止する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、スプリングの径を拡径することなく、
スプリングの一端をレベルゲージの肩部に係止し、その
他端を止め金に係止させた状態にてレベルゲージの二股
部をベースキヤツプの連通孔へのスナツプフイツトによ
りベースキヤツプとレベルゲージを一体結合することに
よつて、容易にスプリングを張設することができ、リザ
ーバの組付性を大幅に向上させることができる。また、
本考案によれば二股部の間に形成される間隙部によりベ
ースキヤツプと上蓋間の空間とリザーバ本体内部が連通
されるため、ベースキヤツプに新たに連通路を設ける必
要がなくなり、加工コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つたリザーバの一実施例を示す断面
図、第2図はリザーバ本体の平面図、第3図はキヤツプ
の下面図、第4図はベースキヤツプとレベルゲージとが
結合された状態を示す平面図である。 10……リザーバ、11……上蓋、12……ベースキヤ
ツプ、12a……連通孔、13……レベルゲージ、13
a……肩部、14……二股部、15……係合部、16…
…間隙部、17……止め金、18……スプリング、20
……リザーバ本体、21……シールパツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上蓋に組付けられてリザーバ本体外部に連
    通する空間を前記上蓋との間に形成すると共に該空間を
    前記リザーバ本体内部に連通する連通孔を有するベース
    キヤツプと、一端にその先端部に拡径した係合部を備え
    た二股部を有し、該二股部を前記係合部を介して弾性変
    形させて前記ベースキヤツプの連通孔に嵌合させ、前記
    係合部が前記ベースキヤツプの前記連通路の開口縁部に
    係合されて前記ベースキヤツプに一体結合されると共
    に、前記二股部の間に前記空間と前記リザーバ本体内部
    とを連通させる間隙部を有するレベルゲージと、該レベ
    ルゲージの外周もしくは前記ベースキヤツプに設けられ
    前記リザーバ本体に係合して前記ベースキヤツプを前記
    リザーバ本体に固定的に保持する止め金と、前記ベース
    キヤツプの前記リザーバ本体に形成されるキヤツプ装置
    穴への対接面に嵌着されるシールパツキンと、前記レベ
    ルゲージの外周に形成される肩部と前記止め金との間に
    張設されて前記シールパツキンを前記キヤツプ装着穴に
    押圧させるスプリングとから成るリザーバ。
JP12452888U 1988-09-22 1988-09-22 リザーバ Expired - Lifetime JPH0621816Y2 (ja)

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JP12452888U JPH0621816Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 リザーバ

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JPH0244568U JPH0244568U (ja) 1990-03-27
JPH0621816Y2 true JPH0621816Y2 (ja) 1994-06-08

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JP12452888U Expired - Lifetime JPH0621816Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 リザーバ

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