JPS6328142Y2 - - Google Patents

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JPS6328142Y2
JPS6328142Y2 JP13570282U JP13570282U JPS6328142Y2 JP S6328142 Y2 JPS6328142 Y2 JP S6328142Y2 JP 13570282 U JP13570282 U JP 13570282U JP 13570282 U JP13570282 U JP 13570282U JP S6328142 Y2 JPS6328142 Y2 JP S6328142Y2
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JP
Japan
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metal lid
radiator
resin cover
attached
metal
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JP13570282U
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JPS5941241U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラジエータに装着するラジエータ用
キヤツプに関する。
〔従来の技術〕
従来、ラジエータ用キヤツプは、例えば第1図
に示すように、金属製蓋体1にリベツト2の締付
けによりリテーナ3及び釣鐘体4を設け、釣鐘体
4に可動板5を介してゴム製の弁板6を付けた加
圧板7を設け、前記リテーナ3と可動板5との間
に加圧スプリング8を設け、加圧板7の弁装着孔
9に弁棒10を有する負圧弁11を設け、弁棒1
0の先端突起部12と加圧弁7との間に負圧スプ
リング13を設けた構造となつている。尚、同図
中、14は、リテーナ3に設けたパツキング材で
ある。
そして、かかるラジエータ用キヤツプを図示し
ないラジエータのフイラネツクに装着してラジエ
ータ・タンク内の内圧を一定に保持している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、ドライブ中にエンジンの調子が悪く
なつてラジエータを点検しなければならない場合
があるが、上記ラジエータ用キヤツプは、蓋体が
金属製であるから、充分に冷えてない状態で触れ
ることによつて思わぬ火傷を生ずることがある。
本考案は、上記に鑑みてなされたもので、熱い
金属製蓋体に触れることによつて思わぬ火傷を生
ずることのないラジエータ用キヤツプを提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るラジエータ用キヤツプは、調圧弁
機構と、この調圧弁機構を取り付け、ラジエータ
のフイラネツクに係止される爪部を設けると共
に、調圧弁機構の取り付ける天面で調圧弁機構を
取り付ける部位以外の箇所に貫通孔を設けた金属
製蓋体と、この金属製蓋体の外形形状と相似形を
為し、金属製蓋体に設けた貫通孔に嵌入するスナ
ツプフイツトを内面に設けると共に、この内面と
金属製蓋体との間に所定の空間を確保するための
突起を設けた樹脂製カバーとから成る。
〔作用〕
本考案においては、金属製蓋体と相似形を為す
樹脂製カバーがスナツプフイツトを介して取り付
けられているので、樹脂製カバーを回すことによ
つて金属製蓋体を回すことができる。そして、こ
の時に樹脂製カバーは突起によつて金属製カバー
の天面との間に所定の空間が形成されているか
ら、樹脂製カバーに金属製蓋体の熱が直に伝わる
ことがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図は、本考案に係るラジエータ用キヤツプ
の一実施例を示したものである。
金属製蓋体15は、左右に半円形の突起部を有
する円形の、例えば鉄板からなる蓋体で、その下
部に、リベツト16の締付けによりリテーナ17
及び釣鐘体18を設けている。釣鐘体18に、こ
の外壁を案内にして上下移動する可動板19を設
けて、これを介してゴム製の弁板20を付けた加
圧弁21を設けている。前記リテーナ17と可動
板19の間には、加圧弁21の押圧力を調節する
加圧ばね22が介在している。この加圧弁21の
中央の弁装着孔23に、弁棒24を有する負圧弁
25を設けて、また、弁棒24の先端突起部26
と加圧弁21との間に、負圧弁25の引圧力を調
節する負圧スプリング27を介在している。
前記金属製蓋体15には、左右に装着孔28が
形成されており、上部に樹脂製カバー30が取り
付けてある。樹脂製カバー30は、金属製蓋体1
5よりも若干大きなカバーで、第3図及び第4図
に示すように、前記金属製蓋体15の装着孔28
に対応して内面にスナツプフイツト29を設ける
と共に、両スナツプフイツト29間に適当に突出
する円弧状の突起31を対峙するように設け、前
記装着孔28にスナツプフイツト29をそれぞれ
嵌入して金属製蓋体15上に、その金属製蓋体1
5と樹脂製カバー30との間に、空間部32を有
するように取り付けてある。尚、第2図中、33
はリテーナ17に設けたパツキング材である。
そして、図示しないラジエータ・タンクのフイ
ラネツクに装着してある。
かくして、金属製蓋体15に樹脂製カバー30
を取り付ければ、金属製蓋体15を熱伝導性の鈍
い樹脂製カバー30で保護したことになり、ラジ
エータの点検の際に熱くなつている金属製蓋体1
5に直接触れることなくキヤツプを開放すること
ができる。従つて、熱い金属製蓋体15に触れる
ことによる思わぬ火傷を生ずることがない。しか
も、樹脂製カバー30の内面に、突起31を設け
たことによつて、金属製蓋体15と樹脂製カバー
30との間に空間部32が形成され、これによつ
て樹脂製カバー30への熱伝達がより少なくな
り、火傷の危険性は一層少なくなる。
尚、上記実施例の場合、加圧弁21及び負圧弁
25を設けたラジエータ用キヤツプの例を示した
が、本考案は、加圧弁のみを設けたもの、負圧弁
のみを設けたもの及び加圧弁も負圧弁もないもの
にも適用でき、種々のタイプのラジエータ用キヤ
ツプに利用できるものである。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案は、調圧弁機構と、この調
圧弁機構を取り付け、ラジエータのフイラネツク
に係止される爪部を設けると共に、調圧弁機構の
取り付ける天面で調圧弁機構を取り付ける部位以
外の箇所に貫通孔を設け金属製蓋体と、この金属
製蓋体の外形形状と相似形を為し、金属製蓋体に
設けた貫通孔に嵌入するスナツプフイツトを内面
に設けると共に、この内面と金属製蓋体との間に
所定の空間を確保するための突起を設けた樹脂製
カバーとから成るので、樹脂製カバーは突起を介
して隔離され、金属製蓋体の熱が直に伝わること
がない。そのため、例えば、冷却液が充分に冷め
ない状態にラジエータ用キヤツプを開けなければ
ならないような事態が生じた時に、ドライバー或
いは点検者が樹脂製カバーに触れても、火傷を負
うようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラジエータ用キヤツプの断面図
である。第2図は本考案に係るラジエータ用キヤ
ツプの一実施例の断面図である。第3図は第2図
のラジエータ用キヤツプに用いる樹脂製カバーを
示す断面図である。第4図はその底面図である。 主要な部分の符号の説明、15……金属製蓋
体、28……装着孔、29……スナツプフイツ
ト、30……樹脂製カバー、31……突起、32
……空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調圧弁機構と、この調圧弁機構を取り付け、ラ
    ジエータのフイラネツクに係止される爪部を設け
    ると共に、調圧弁機構の取り付ける天面で調圧弁
    機構を取り付ける部位以外の箇所に貫通孔を設け
    た金属製蓋体と、この金属製蓋体の外形形状と相
    似形を為し、金属製蓋体に設けた貫通孔に嵌入す
    るスナツプフイツトを内面に設けると共に、この
    内面と金属製蓋体との間に所定の空間を確保する
    ための突起を設けた樹脂製カバーとから成るラジ
    エータ用キヤツプ。
JP13570282U 1982-09-06 1982-09-06 ラジエ−タ用キヤツプ Granted JPS5941241U (ja)

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JP13570282U JPS5941241U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ラジエ−タ用キヤツプ

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JP13570282U JPS5941241U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ラジエ−タ用キヤツプ

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Publication Number Publication Date
JPS5941241U JPS5941241U (ja) 1984-03-16
JPS6328142Y2 true JPS6328142Y2 (ja) 1988-07-29

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JP13570282U Granted JPS5941241U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ラジエ−タ用キヤツプ

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JPS5941241U (ja) 1984-03-16

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