JPS5849378Y2 - 樹脂ラジエ−タのフイラ−ネック部シ−ル構造 - Google Patents
樹脂ラジエ−タのフイラ−ネック部シ−ル構造Info
- Publication number
- JPS5849378Y2 JPS5849378Y2 JP1977071383U JP7138377U JPS5849378Y2 JP S5849378 Y2 JPS5849378 Y2 JP S5849378Y2 JP 1977071383 U JP1977071383 U JP 1977071383U JP 7138377 U JP7138377 U JP 7138377U JP S5849378 Y2 JPS5849378 Y2 JP S5849378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- filler neck
- cap
- pressure
- seal structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ラジェータのフィラーネック部シール構造
に関するものである。
に関するものである。
一般に、ラジェータのアッパタンク１のフィラーネック
部２には、第１図に示すような圧力調整弁３及び負圧弁
４を備えたプレッシャキャップ５が装着されている。
部２には、第１図に示すような圧力調整弁３及び負圧弁
４を備えたプレッシャキャップ５が装着されている。
そしてこのプレッシャキャップ５の圧力調整弁３は冷却
水の沸騰点を高めると共に、ラジェータの単位体積当り
の放熱量を増加するように作用し、又負圧弁４は冷却水
系の圧力が負圧になると開き、外気を吸入して冷却水系
の圧力低下を防止する働きをし、この２つの弁の作用に
より、ラジェータは良好な放熱作用を行うようになって
いる。
水の沸騰点を高めると共に、ラジェータの単位体積当り
の放熱量を増加するように作用し、又負圧弁４は冷却水
系の圧力が負圧になると開き、外気を吸入して冷却水系
の圧力低下を防止する働きをし、この２つの弁の作用に
より、ラジェータは良好な放熱作用を行うようになって
いる。
ところで、近年上記アッパタンク１は重量軽減のために
樹脂化する傾向にあるが、アッパタンク１を樹脂化する
と、フィラーネック部２のプレッシャキャップ５の圧力
調整弁３と接触するシール面６が熱負荷等により変形し
、当所の平面度が確保できなくなって圧力調整弁３とシ
ール回６との間に局部的な面圧低下が生じ、このため圧
力調整弁３の開弁圧が低下し、オーバーヒート等を発生
しやすくなる欠点があった。
樹脂化する傾向にあるが、アッパタンク１を樹脂化する
と、フィラーネック部２のプレッシャキャップ５の圧力
調整弁３と接触するシール面６が熱負荷等により変形し
、当所の平面度が確保できなくなって圧力調整弁３とシ
ール回６との間に局部的な面圧低下が生じ、このため圧
力調整弁３の開弁圧が低下し、オーバーヒート等を発生
しやすくなる欠点があった。
この考案は上記従来の欠点に鑑み、プレッシャキャップ
５の圧力調整弁３と接触するフィラーネック部２のシー
ル面６に、第２図に示すような熱変形、熱劣化等のない
材質、例えば金属、耐熱性樹脂等で成形したキャップａ
を、融着圧入、カシメもしくはインサートにより装着し
、且つフィラーネック部本体との接面を気密にした構造
をとり、シール面６の熱負荷等による変形を防止するこ
とにより、圧力調整弁３とシール面６との気密を保ち、
圧力調整弁３の開弁圧が低下し、オーバーヒート等が発
生するのを防止したものである。
５の圧力調整弁３と接触するフィラーネック部２のシー
ル面６に、第２図に示すような熱変形、熱劣化等のない
材質、例えば金属、耐熱性樹脂等で成形したキャップａ
を、融着圧入、カシメもしくはインサートにより装着し
、且つフィラーネック部本体との接面を気密にした構造
をとり、シール面６の熱負荷等による変形を防止するこ
とにより、圧力調整弁３とシール面６との気密を保ち、
圧力調整弁３の開弁圧が低下し、オーバーヒート等が発
生するのを防止したものである。
第３図はキャップｂをシール面６に載置した後、キャッ
プｂをカシメによりシール面６に固定しり例を示したも
ので、又第４図は、シール面６にキャラ７”ｌ）をカシ
メにより固定すると共に、キャップｂとシール面６との
間にＯリング又はパツキンＣを挿入し、シール面６とキ
ャラ１６間の気密を一層完全にした例を示したものであ
る。
プｂをカシメによりシール面６に固定しり例を示したも
ので、又第４図は、シール面６にキャラ７”ｌ）をカシ
メにより固定すると共に、キャップｂとシール面６との
間にＯリング又はパツキンＣを挿入し、シール面６とキ
ャラ１６間の気密を一層完全にした例を示したものであ
る。
以上説明したように、この考案は樹脂材製ラジェータの
アッパタンクにおけるフィラーネック部とラジェータの
プレッシャキャップにおける圧力調整弁とが接触するシ
ール面にキャップを被嵌し、鉄部を気密に構成すると共
に該キャップを熱変形熱劣化のない材質の薄板材料で形
成したから、シール面が熱負荷により変形し、圧力調整
弁とシール面との間に局部的に面圧が低下して圧力調整
弁の開弁圧が低下するのを防止でき、ラジェータの軽量
化を保ちつつ良好な放熱作用を行うようにしたものであ
る。
アッパタンクにおけるフィラーネック部とラジェータの
プレッシャキャップにおける圧力調整弁とが接触するシ
ール面にキャップを被嵌し、鉄部を気密に構成すると共
に該キャップを熱変形熱劣化のない材質の薄板材料で形
成したから、シール面が熱負荷により変形し、圧力調整
弁とシール面との間に局部的に面圧が低下して圧力調整
弁の開弁圧が低下するのを防止でき、ラジェータの軽量
化を保ちつつ良好な放熱作用を行うようにしたものであ
る。
第１図は、従来のラジェータのフィラーネック部にプレ
ッシャキャップを装着した状態の断面図、第２図はこの
考案に係るフィラーネック部の断面図、第３図及び第４
図はこの考案の他の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・ラジェータ、２・・・・・・フィラーネ
ック部、３・・・・・・圧力調整弁、５・・・・・・プ
レッシャキャップ、６・・・・・・シール面、ａ、ｂ・
・・・・・キャップ、Ｃ・・・・・・Ｏリング（パツキ
ン）。
ッシャキャップを装着した状態の断面図、第２図はこの
考案に係るフィラーネック部の断面図、第３図及び第４
図はこの考案の他の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・ラジェータ、２・・・・・・フィラーネ
ック部、３・・・・・・圧力調整弁、５・・・・・・プ
レッシャキャップ、６・・・・・・シール面、ａ、ｂ・
・・・・・キャップ、Ｃ・・・・・・Ｏリング（パツキ
ン）。
Claims (1)
- 樹脂材製ラジェータのアッパタンクをおけるフィラーネ
ック部とラジェータのプレッシャキャップにおける圧力
調整弁とが接触するシール面にキャップを被嵌し、鉄部
を気密に構成すると共に、該キャップを熱変形、熱劣化
のない材質の薄板材料で形成したことを特徴とする樹脂
ラジェータのフィラーネック部シール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977071383U JPS5849378Y2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 樹脂ラジエ−タのフイラ−ネック部シ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977071383U JPS5849378Y2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 樹脂ラジエ−タのフイラ−ネック部シ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53165141U JPS53165141U (ja) | 1978-12-25 |
| JPS5849378Y2 true JPS5849378Y2 (ja) | 1983-11-11 |
Family
ID=28982085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977071383U Expired JPS5849378Y2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 樹脂ラジエ−タのフイラ−ネック部シ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849378Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030039468A (ko) * | 2001-11-13 | 2003-05-22 | 현대자동차주식회사 | 라디에이터 캡 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4912655U (ja) * | 1972-05-10 | 1974-02-02 | ||
| JPS4931061U (ja) * | 1972-06-22 | 1974-03-18 | ||
| JPS50124026A (ja) * | 1974-03-14 | 1975-09-29 |
-
1977
- 1977-05-31 JP JP1977071383U patent/JPS5849378Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4912655U (ja) * | 1972-05-10 | 1974-02-02 | ||
| JPS4931061U (ja) * | 1972-06-22 | 1974-03-18 | ||
| JPS50124026A (ja) * | 1974-03-14 | 1975-09-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53165141U (ja) | 1978-12-25 |
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