JPS6038433Y2 - 電気保温容器 - Google Patents
電気保温容器Info
- Publication number
- JPS6038433Y2 JPS6038433Y2 JP17248279U JP17248279U JPS6038433Y2 JP S6038433 Y2 JPS6038433 Y2 JP S6038433Y2 JP 17248279 U JP17248279 U JP 17248279U JP 17248279 U JP17248279 U JP 17248279U JP S6038433 Y2 JPS6038433 Y2 JP S6038433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive member
- thermally conductive
- heat
- heating element
- bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気魔法瓶等の電気保温容器に関し、保温性能
の向上を目的とするものである。
の向上を目的とするものである。
従来、魔法瓶等の保温容器においては熱湯を注入しても
時間の経過とともに湯温か下がるため、長時間たつと魔
法瓶としての所期の目的が遠戚されない。
時間の経過とともに湯温か下がるため、長時間たつと魔
法瓶としての所期の目的が遠戚されない。
湯温か下がる主な原因は中瓶開口部からの熱流出に基づ
くものである。
くものである。
特にガラス真空二重層の中瓶を有する魔法瓶では熱湯を
注入しても中瓶外壁の温度上昇が見られないため、流出
する大部分の熱は中瓶開口部の枠部から逃げていること
になる。
注入しても中瓶外壁の温度上昇が見られないため、流出
する大部分の熱は中瓶開口部の枠部から逃げていること
になる。
近年、枠部からステンレス製の管を中瓶内に挿入し、湯
を汲み出す方式の魔法瓶が見られるが、この方式では熱
が管を伝わって枠部の外に逃げるため、枠部の開閉によ
る外気の出入での影響は少ないが、保温中の湯温の低下
は非常に大きい。
を汲み出す方式の魔法瓶が見られるが、この方式では熱
が管を伝わって枠部の外に逃げるため、枠部の開閉によ
る外気の出入での影響は少ないが、保温中の湯温の低下
は非常に大きい。
これらの熱の流出は外気温と密接な関係があるため冬季
においては幣害が顕著である。
においては幣害が顕著である。
本考案は上記従来の魔法瓶の欠点を解消するもので、以
下に本考案の実施例について添付図面を参照して説明す
る。
下に本考案の実施例について添付図面を参照して説明す
る。
第１，２図において、１は外装体の一部を構成する胴で
あり、上端には環状の口金２が載置固定されている。
あり、上端には環状の口金２が載置固定されている。
３は胴１内に収態されたガラス真空二重層の中瓶である
。
。
この中瓶３の開口縁部には内周面から外周面にわたり連
続してシリコン樹脂等のバッキング４を介して熱伝導性
部材５が設けられている。
続してシリコン樹脂等のバッキング４を介して熱伝導性
部材５が設けられている。
６はこの熱伝導性部材５の外周面に設けた正抵抗温度係
数を有する発熱体６である。
数を有する発熱体６である。
この発熱体６の抵抗温度特性は第３図に示す通りである
。
。
また発熱体６は電気絶縁シートの基板７に抵抗体８が印
刷、塗布されて形成され、可撓性を有する。
刷、塗布されて形成され、可撓性を有する。
９は熱伝導性部材５および発熱体６を覆い、口金２との
間に介在される断熱材である。
間に介在される断熱材である。
１０はシリコン樹脂等のバッキング１１を備えた中栓、
１２は中栓１０の上部を覆う蓋である。
１２は中栓１０の上部を覆う蓋である。
上記構成における保温特性は第４図に示す通りである。
この第４図において、Ａは熱伝導性部材５の内周面の一
点ａの温度変化を示し、Ｂは湯温変化、Ｃは従来の魔法
瓶の湯温変化を示す。
点ａの温度変化を示し、Ｂは湯温変化、Ｃは従来の魔法
瓶の湯温変化を示す。
なお、発熱体６は正の抵抗温度係数を有するので、他の
温度制御部品が不要であり、構造が簡略化できるととも
に、必要以上に高温になることがなく安全で、かつ経済
的である。
温度制御部品が不要であり、構造が簡略化できるととも
に、必要以上に高温になることがなく安全で、かつ経済
的である。
また、温度の立上りが比較的速いため余熱等の必要性が
ない。
ない。
次に本考案の他の実施例について第５，６図を参照して
説明する。
説明する。
１３は口金であり、シリコン樹脂等のバッキング４で覆
われた中瓶３の開口縁部内周面に−が垂下している。
われた中瓶３の開口縁部内周面に−が垂下している。
１４は口金１３の上部内面に固着された熱伝導性部材で
あり、口金１３内にて中瓶３の開口縁部内局面および、
口金１３の上部内面に位置している。
あり、口金１３内にて中瓶３の開口縁部内局面および、
口金１３の上部内面に位置している。
１５は熱伝導性部材１４の上部裏面に固着された発熱体
であり、電気絶縁シート１６上に抵抗体１７を設けて構
成されている。
であり、電気絶縁シート１６上に抵抗体１７を設けて構
成されている。
なお、熱伝導性部材１４を除いて発熱体１５を直接口金
１３に固着して、口金１３を熱伝導性部材としてもよい
が、口金１３の材料として、水分による腐食を考慮する
と、熱伝導率の高いアルミニウム、銅等は使用できず。
１３に固着して、口金１３を熱伝導性部材としてもよい
が、口金１３の材料として、水分による腐食を考慮する
と、熱伝導率の高いアルミニウム、銅等は使用できず。
好ましくはない。なお、上記各実施例における中瓶３は
ガラス製の二重瓶でもステンレス等金属製真空瓶であっ
てもよい。
ガラス製の二重瓶でもステンレス等金属製真空瓶であっ
てもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば発熱体
による熱が熱伝導性部材により中瓶開口縁部内周面まで
伝達され、熱の流出が防がれるとともに、長時間経過後
には発熱体により湯を加熱することとなり、保温に対し
著しい効果がある。
による熱が熱伝導性部材により中瓶開口縁部内周面まで
伝達され、熱の流出が防がれるとともに、長時間経過後
には発熱体により湯を加熱することとなり、保温に対し
著しい効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す電気保温容器の一部欠
截断面図、第２図は同要部欠截断面図、第３図は同要部
発熱体の抵抗温度特性図、第４図同電気保温容器の各部
の温度特性図、第５図は本考案の他の実施例における電
気保温容器の一部欠截断面図、第６図は同要部欠截断面
図である。 １・・・・・・胴、３・・・・・・中瓶、５，１４・・
・・・・熱伝導性部材、６，１５・・・・・・発熱体。
截断面図、第２図は同要部欠截断面図、第３図は同要部
発熱体の抵抗温度特性図、第４図同電気保温容器の各部
の温度特性図、第５図は本考案の他の実施例における電
気保温容器の一部欠截断面図、第６図は同要部欠截断面
図である。 １・・・・・・胴、３・・・・・・中瓶、５，１４・・
・・・・熱伝導性部材、６，１５・・・・・・発熱体。
Claims (4)
- （１）外装体内に収納された中瓶と、この中瓶の開口縁
部内側に配設された熱伝導性部材と、この熱伝導性部材
の延長部に設けた発熱体とを備えてなる電気保温容器。 - （２）中瓶の開口縁部内面と熱伝導性部材との間にバッ
キングを介在してなる実用新案登録請求の範囲第１項記
載の電気保温容器。 - （３）熱伝導性部材と外装体との間に断熱材を介在させ
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載
の電気保温容器。 - （４）発熱体は正の抵抗温度係数を有することを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第１項記載の電気保温容器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17248279U JPS6038433Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 電気保温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17248279U JPS6038433Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 電気保温容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5688440U JPS5688440U (ja) | 1981-07-15 |
| JPS6038433Y2 true JPS6038433Y2 (ja) | 1985-11-16 |
Family
ID=29683287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17248279U Expired JPS6038433Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 電気保温容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038433Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-12 JP JP17248279U patent/JPS6038433Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5688440U (ja) | 1981-07-15 |
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