JPS6118838Y2 - - Google Patents

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JPS6118838Y2
JPS6118838Y2 JP5774381U JP5774381U JPS6118838Y2 JP S6118838 Y2 JPS6118838 Y2 JP S6118838Y2 JP 5774381 U JP5774381 U JP 5774381U JP 5774381 U JP5774381 U JP 5774381U JP S6118838 Y2 JPS6118838 Y2 JP S6118838Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
coffee
main body
heat sink
heat
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Expired
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JP5774381U
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JPS57169225U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ドリツプ式コーヒー沸し器には、第3図に示す
ように、貯水槽Aから逆止弁Bを介在せしめてパ
イプCを配管し、配管途中をコーヒーDで加熱し
熱湯とするとともに、コーヒーDで放熱板Eを加
熱しその上にコーヒー受け容器Fを載置し、煎出
されたコーヒーを加熱保温するようにしたものが
知られている。
本考案は、このようにヒーターによつて加熱さ
れる放熱板上に載置するコーヒー受け容器に関す
るものである。
この種のコーヒー受け容器は従来ガラス製が一
般的であるが、割れ易く取扱いに注意を払わなけ
ればならない欠点がある。またステンレス等金属
容器とした場合は、コーヒーの味や香りに悪影響
を及ぼす欠点がある。
そこで、これをプラスチツク製とすれば、ガラ
スのように割れることがなく、風味豊かなコーヒ
ーを賞味できる訳であるが耐熱性に問題が残る。
本考案は上記点に鑑み、プラスチツク製の容器
主体の底部に金属製リングその他耐熱性のスペー
サーを装着し、容器の底面と放熱板との間に隙間
を生ぜしめ、直接加熱による過熱を回避すること
によつて熱に対する耐久性に優れ、しかも保温性
能に優れたコーヒー受容器を考案したものであ
る。
以下スペーサーとして金属製リングを使用した
本考案の実施例を添付の図面に基づいて説明す
る。
コーヒー受け容器1は、少なくとも容器主体2
をポリサルホンなどの比較的耐熱性に優れたプラ
スチツク製とする。
この容器主体2の外底部には、ステンレスその
他の金属製リング3を装着し、この金属製リング
3の底面3aを容器主体2の底面2aより下方と
なるようにする。しかして放熱板E上にこれを載
置した場合、放熱板Eと容器主体2の底面2aと
の間に隙間Xを生ぜしめる。
隙間Xは0.3mm〜0.5mm程度となるようにすると
よい。
容器主体2に金属製リングを装着するには、容
器主体2の外底部に鍔部4を突設し、これに断面
略コ字状の金属製リング3を嵌着するようにする
とよい。そして金属製リング3と容器主体2とは
放熱板Eからなるべく離れた少しの面で接するよ
うにすると、金属製リングを介して高温に過熱さ
れることを可及的に少なくすることができる。
容器主体2には、把手5を装着してコーヒー受
け容器1を構成する。把手5は別に成型したもの
を取付けてもよいが、容器主体2自体をプラスチ
ツク製としたため、把手5と容器主体2とを一体
に成型してもよい。
以上、スペーサーとして金属製リング3を用い
た実施例に付いて詳述したが、シリコン,フツ素
樹脂等任意の耐熱性材料でスペーサーを形成する
こともできる。
本考案によれば、プラスチツク製としたコーヒ
ー受け容器の外底部にスペーサーを設け、放熱板
上に載置したとき、コーヒー受け容器の底面と放
熱板との間に隙間を生ぜしめたので、コーヒー受
け容器が直接加熱されることがなく、いわゆる間
接加熱されるためヒーターによる局部加熱を防止
することができる。
ちなみに、本考案者の実験によれば、直接加熱
する場合、放熱板との接触面は約200℃迄加熱さ
れるが、本考案の実施例では樹脂表面温度は150
℃であり、プラスチツクで充分に耐えることが立
証された。
そして、プラスチツク製であるため保温性に優
れ、外表面からの放熱が少ないものとすることが
できる。これは、加熱されている放熱板以外の冷
たい面に置いてもさめにくい特長がある。
そして、冷たい面に置いたとき容器主体が直接
触れないためより効果的となる。
また、ガラス製のように破損することも少な
く、保温性に優れ、金属性のように味や香りに悪
影響を与えることなく、また例えばハンドルを一
体的に成型するなど製造コストを著しく低減する
ことができる効果を有するコーヒー受け容器とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本考案コーヒー受け容器を説明す
るためのもので、第1図は金属製リングを装着し
た実施例を示すコーヒー受け容器の側面図、第2
図は、第1図の実施例を放熱板上に載置した状態
を示す一部分のみの断面図、第3図は、コーヒー
受け容器を利用するコーヒー沸し器であつて、従
来のコーヒー受け容器を載置した状態を示す縦断
面図、である。 1……コーヒー受け容器、2……容器主体、2
a……底面、3……金属製リング、3a……底
面、E……放熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒーターによつて加熱される放熱板上に載置
    し、煎出されたコーヒーを受容せしめらこれを加
    熱保温するようにしたコーヒー沸し器等のコーヒ
    ー受け容器において、容器主体2を耐熱性プラス
    チツク製とし、該容器主体2の外底部に金属製リ
    ング3その他耐熱性を有するスペーサーを設け、
    その底面の位置を容器主体2の底面より下方と
    し、放熱板上に載置したとき容器主体2の底面2
    aと放熱板との間に隙間Xを保持せしめることを
    特徴とするコーヒー受け容器。
JP5774381U 1981-04-20 1981-04-20 Expired JPS6118838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5774381U JPS6118838Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

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JP5774381U JPS6118838Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57169225U JPS57169225U (ja) 1982-10-25
JPS6118838Y2 true JPS6118838Y2 (ja) 1986-06-07

Family

ID=29854211

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JP5774381U Expired JPS6118838Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

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JPS57169225U (ja) 1982-10-25

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