JPH0246826B2 - Yuatsuboshinkioirurizaabanojohatsuboshikozo - Google Patents

Yuatsuboshinkioirurizaabanojohatsuboshikozo

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Publication number
JPH0246826B2
JPH0246826B2 JP59255088A JP25508884A JPH0246826B2 JP H0246826 B2 JPH0246826 B2 JP H0246826B2 JP 59255088 A JP59255088 A JP 59255088A JP 25508884 A JP25508884 A JP 25508884A JP H0246826 B2 JPH0246826 B2 JP H0246826B2
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JP
Japan
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oil
dish
oil reservoir
cover
border
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59255088A
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English (en)
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JPS61136082A (ja
Inventor
Kaneo Goto
Junji Akita
Haruyoshi Takayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、配管の支持装置として使用される油
圧式の防振器のオイルリザーバ内のオイルの蒸発
を防止する構造に関するものである。
〔発明の背景〕
第3図は配管を支持する油圧式防振器の概要的
な説明図である。11は防振器の油圧シリンダ
で、12はピストン、13はピストンロツドであ
る。このピストンロツド13は支承すべき配管に
接続されている、配管の振動によつてピストンロ
ツド13が動かされると、ピストン12がシリン
ダ11内のオイルをコントロールバルブボツクス
10に送出したり吸い戻したりするので、オイル
リザーバ1内のオイル8に油量が増減する。9は
連絡管である。
上記のように、オイルリザーバ1内の油量が増
減するので、該オイルリザーバ1の頂部付近に呼
吸用の孔を設けて大気に連通しておかねばならな
いが、連通孔を設けておくとオイル8が大気中に
蒸発するという問題を生じる。
このため、オイルリザーバ1の内圧を大気圧と
等しく保ち、かつ、オイルの蒸発を防止すること
が望まれる。
この種の蒸発防止構造として、実公昭59−6294
号公報に開示されているごとく複雑な弁構造を用
いたものが公知である。この公知技術は球弁の重
量と内部流体の流動抵抗とのバランス効果によつ
て弁の開閉が行われるものである。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、オイルリザーバ
内の圧力が大きく変動した時のみ該圧力変動を逃
がすように作用し、圧力が変動せず若しくは変動
が小さいときはオイルリザーバ内部空間の密閉を
保持してオイルの蒸発を防止し得る構造を提供し
ようとするものである。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため、本発明の蒸発防止
構造は、オイルリザーバに気密に取付けたベロー
ズと、上記ベローズの頂面を覆う皿状部分とを有
する蒸軟なカバーを設け、上記カバーの皿状部分
の中央付近に境界を設けてその両側にそれぞれ上
方に向かつて凹なる曲面を設けるとともに、上記
1対の凹曲面それぞれの最低の位置に通気孔を設
け、該1対の凹曲面それぞれの上にバルブボール
を載置し、かつ、前記皿状部分の中央付近に設け
た境界部の上昇を制限するストツパ手段を設けた
ことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
先に、本発明の一実施例を第1図及び第2図に
ついて説明する。
第1図は本発明の蒸発防止構造を適用したオイ
ルリザーバの一例の垂直断面図、第2図は第1図
のX−X断面図である。
オイルリザーバ1の中のオイル8が貯えられ、
該オイルリザーバ1の上方に円筒スカート6を介
してボデイカバー7を冠着してある。このボデイ
カバー7には通気孔7aを設ける。
次記のような構成のカバー2を設ける。
オイルリザーバ1の上縁に気密に嵌着するベロ
ーズ2aの上端を覆うように皿状部を連設し、少
なくともベローズ2aは蒸軟な材料で構成する。
本発明において皿状とは、上方に向かつて凹な
る形状を意味する。
上記の皿状部の中央部に、上方に向かつて凸な
る突条3を設けて該部を2分し、皿状部2pと皿
状部2mとを構成し、それぞれの皿状部の最低の
位置に通気孔4p,4mを設ける。そして上記そ
れぞれの皿状部にプラスチツク製のバルブボール
5p,5mを載置する。
上記のバルブボール5p,5mはそれぞれ皿状
部2p,2mの最低部に安定して通気孔4p,4
mを塞いでボール式のバルブを構成する。
上記のように構成した蒸発防止構造を備えたオ
イルリザーバにおいて、オイル8の油面が上下に
変動したとき、その変動が僅少であればベローズ
2aの伸縮によつて内部空間をほぼ大気圧に等し
く保ちつつ、内部空間を大気から遮断してオイル
の蒸発を防止する。
オイル8の油面変動が比較的大きいときの作用
を、油面上昇時と油面下降時とに区分して次に述
べる。
油面が上昇してオイルリザーバ1内がプラス圧
力になると、ベローズ2aが伸長するが、カバー
2の頂面に設けた突条3がボデイガバー7に当接
する。
このため、カバー2の頂面の中央部が上昇を制
限されたまま、周囲が上昇する。その結果、皿状
部2pは仮想線で示した2p′の如く変位して傾斜
し、バルブボール5pが転動して通気孔4pを開
放する。その後、オイルリザーバ1内の圧力が大
気圧にほぼ等しくなると、油面の位置に関係なく
カバー2は第1図に実線で描いた位置に復元して
オイルリザーバ内を密閉する。
また、油面が下降してオイルリザーバ1内がマ
イナス圧力になると、皿状部2pは仮想線2p″の
如く変位して傾斜し、バルブボール5pが転動し
て通気孔4pを開放し、圧力がバランスすると第
1図の実線位置に復元して密閉状態に戻る。
本実施例の構造によれば、上述の作用によつて
オイルリザーバ1内の圧力を大気圧とほぼ等しく
保ちつつオイルの蒸発を抑制し、油量点検や補給
などのメンテイナンスインターバルを延長せしめ
る。またオイルと外気との接触が少なくなつてオ
イルの劣化が抑制される。
特に、本発明を原子炉の配管に適用した場合、
オイルの蒸発防止の結果、蒸発したオイルと塵な
どによつて形成される汚染物質が抑制されるとい
う特有の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の油圧防振器オイ
ルリザーバ蒸発防止構造を適用すると、オイルリ
ザーバ内の圧力が大きく変動した時のみ該圧力変
動を逃がすように作用し、圧力が変動せず若しく
は変動が小さいときはオイルリザーバ内部空間の
密閉を保持オイルの蒸発を防止し得るという優れ
た実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の垂直断面図、第2
図は第1図のX−X断面図である。第3図は油圧
式防振器の概要的な構造説明図である。 1…オイルリザーバ、2…カバー、2a…ベロ
ーズ、2p,2m…皿状部、3…突条、4p,4
m…通気孔、5p,5m…バルブボール、6…円
筒スカート、7…ボデイカバー、8…オイル、9
…連絡管、10…コントロールバルブボツクス、
11…油圧シリンダ、12…ピストン、13…ピ
ストンロツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オイルリザーバに気密に取り付けたベローズ
    と上記ベローズの頂面を覆う皿状部分とを有する
    柔軟なカバーを設け、上記カバーの皿状部分の中
    央付近に境界を設けてその両側にそれぞれ上方に
    向かつて凹なる曲面を設けるとともに、上記1対
    の凹曲面それぞれの最低の位置に通気孔を設け、
    該1対の凹曲面それぞれの上にバルブボールを載
    置し、かつ、前記皿状部分の中央付近に設けた境
    界部の上昇を制限するストツパ手段を設けたこと
    を特徴とする油圧防振器オイルリザーバ用の蒸発
    防止構造。
JP59255088A 1984-12-04 1984-12-04 Yuatsuboshinkioirurizaabanojohatsuboshikozo Expired - Lifetime JPH0246826B2 (ja)

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JPS61136082A JPS61136082A (ja) 1986-06-23
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