JPS5943729Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5943729Y2 JPS5943729Y2 JP9491479U JP9491479U JPS5943729Y2 JP S5943729 Y2 JPS5943729 Y2 JP S5943729Y2 JP 9491479 U JP9491479 U JP 9491479U JP 9491479 U JP9491479 U JP 9491479U JP S5943729 Y2 JPS5943729 Y2 JP S5943729Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing plate
- electrolytic capacitor
- elastic body
- case
- explosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防爆構造を改良した電解コンデンサに関する・
ものである。
ものである。
従来、防爆構造を有する電解コンデンサは第1図に示す
ように封口板1に設けた防爆穴2に防爆弁を有するゴム
防爆栓3を挿入し、封口板1に値設された端子4とコン
デンサ素子5より導出された内部リード板6とをかしめ
、溶接などにより接続し、環状の弾性体7を封口板1の
巻締部に嵌合させ、コンデンサ素子5を固定材9ととも
にケース8に収納し、該ケース8の開口部を巻締め密閉
されたものであった。
ように封口板1に設けた防爆穴2に防爆弁を有するゴム
防爆栓3を挿入し、封口板1に値設された端子4とコン
デンサ素子5より導出された内部リード板6とをかしめ
、溶接などにより接続し、環状の弾性体7を封口板1の
巻締部に嵌合させ、コンデンサ素子5を固定材9ととも
にケース8に収納し、該ケース8の開口部を巻締め密閉
されたものであった。
しかし上述のように電解コンデンサにおいては、コンデ
ンサの異常によりガスを発生して内圧が上昇すると、ゴ
ム防爆栓3の防爆弁が破壊して作動するが、電気特性が
急激に劣化し使用に供せられなくなるいわゆる非回復性
の防爆構造であるので、コンデンサ素子5が自己回復性
を有する製品は引続き使用することができない欠点があ
った。
ンサの異常によりガスを発生して内圧が上昇すると、ゴ
ム防爆栓3の防爆弁が破壊して作動するが、電気特性が
急激に劣化し使用に供せられなくなるいわゆる非回復性
の防爆構造であるので、コンデンサ素子5が自己回復性
を有する製品は引続き使用することができない欠点があ
った。
本考案は上述の欠点を除去したもので、構造が簡単で回
復性をもつ防爆構造を備えた電解コンデンサである。
復性をもつ防爆構造を備えた電解コンデンサである。
以下、本考案を第2図に示す実施例について説明する。
第2図イは封口板の斜視図、口は同封口板を用いた電解
コンデンサの断面図を示し、封口板1の外周部に適当な
幅と深さの凹部11を設けである。
コンデンサの断面図を示し、封口板1の外周部に適当な
幅と深さの凹部11を設けである。
4は該封口板1に植設された端子である。
コンデンサ素子5より導出された内部リード板6と端子
4とをかしめ、溶接などにより接続し、固定材9ととも
にケース8に収納して封口板1をケース8ト開ロ部に装
着し、さらに封口板1の外周部にゴムなどの環状の弾性
体10を嵌合させケース8を巻締め密閉したものである
。
4とをかしめ、溶接などにより接続し、固定材9ととも
にケース8に収納して封口板1をケース8ト開ロ部に装
着し、さらに封口板1の外周部にゴムなどの環状の弾性
体10を嵌合させケース8を巻締め密閉したものである
。
弾性体10はケース8と封口板1との間に介在し、ケー
ス8の巻締めによって圧縮され気密を保持しているが、
封口板1に設げた凹部11における気密度は他の部分の
それより低く、凹部の寸法と弾性体の厚み硬度などを選
定することにより希望値を得ることができる。
ス8の巻締めによって圧縮され気密を保持しているが、
封口板1に設げた凹部11における気密度は他の部分の
それより低く、凹部の寸法と弾性体の厚み硬度などを選
定することにより希望値を得ることができる。
しかして上述の凹部11は防爆弁としての機能を有する
ものとなる。
ものとなる。
本考案の電解コンデンサは以上のようにして構成されて
いるので、コンデンサ素子5の異常により内圧が上昇す
ると、上述の凹部11と弾性体10との間または該凹部
11附近の弾性体10とケース8との間からガスが放出
され、内圧が低下すると元の状態の気密に戻り、防爆弁
が回復性をもつ機能を有し、コンデンサ素子5が急激に
劣化することなく、またコンデンサ素子自体が自己回復
性を有する場合引続き使用することもでき、構造が簡単
で、安価に製作できるなど多くの効果がある。
いるので、コンデンサ素子5の異常により内圧が上昇す
ると、上述の凹部11と弾性体10との間または該凹部
11附近の弾性体10とケース8との間からガスが放出
され、内圧が低下すると元の状態の気密に戻り、防爆弁
が回復性をもつ機能を有し、コンデンサ素子5が急激に
劣化することなく、またコンデンサ素子自体が自己回復
性を有する場合引続き使用することもでき、構造が簡単
で、安価に製作できるなど多くの効果がある。
なお、上述の実施例においては封口板1に設けた凹部1
1は1箇所であるが、必要に応じて複数箇所に設けても
よく、凹部の形状も矩形9皿形。
1は1箇所であるが、必要に応じて複数箇所に設けても
よく、凹部の形状も矩形9皿形。
波形などに形成することができる。
叙上のように本考案はコンデンサ素子5を収納するケー
ス8と封口板1との間に弾性体10を介在させ、該ケー
ス8を巻締め弾性体10を締付は密閉してなる電解コン
デンサにおいて、上記締付けされた弾性体10と接する
封口板10面に少くとも1箇所間部11を設げたことを
特徴とする電解コンデンサで、経済的かつ自己回復性の
防爆機能を有し、工業的ならびに実用的価値の犬なるも
のである。
ス8と封口板1との間に弾性体10を介在させ、該ケー
ス8を巻締め弾性体10を締付は密閉してなる電解コン
デンサにおいて、上記締付けされた弾性体10と接する
封口板10面に少くとも1箇所間部11を設げたことを
特徴とする電解コンデンサで、経済的かつ自己回復性の
防爆機能を有し、工業的ならびに実用的価値の犬なるも
のである。
第1図は従来の電解コンデンサの断面図、第2図は本考
案の一実施例を示し、イは封目板の斜視図、口は同封口
板を用いた電解コンデンサの断面図である。 1・・・・・・封口板、5・・・・・・コンデンサ素子
、8・・・・・・ケース、10・・・・・・弾性体、1
1・・・・・・凹部。
案の一実施例を示し、イは封目板の斜視図、口は同封口
板を用いた電解コンデンサの断面図である。 1・・・・・・封口板、5・・・・・・コンデンサ素子
、8・・・・・・ケース、10・・・・・・弾性体、1
1・・・・・・凹部。
Claims (1)
- コンデンサ素子を収納するケースと封口板との間に弾性
体を介在させ、該ケースを巻締め弾性体を締付は密閉し
てなる電解コンデンサにおいて、上記締付けされた弾性
体と接する封目板の面に少くとも1箇所間部を設けたこ
とを特徴とする電解コンアンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9491479U JPS5943729Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9491479U JPS5943729Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612342U JPS5612342U (ja) | 1981-02-02 |
JPS5943729Y2 true JPS5943729Y2 (ja) | 1984-12-26 |
Family
ID=29327785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9491479U Expired JPS5943729Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943729Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022163210A1 (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 蓄電デバイス |
-
1979
- 1979-07-09 JP JP9491479U patent/JPS5943729Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612342U (ja) | 1981-02-02 |
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