JP2520762B2 - 自動販売機のコイン処理装置 - Google Patents
自動販売機のコイン処理装置Info
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- JP2520762B2 JP2520762B2 JP2098414A JP9841490A JP2520762B2 JP 2520762 B2 JP2520762 B2 JP 2520762B2 JP 2098414 A JP2098414 A JP 2098414A JP 9841490 A JP9841490 A JP 9841490A JP 2520762 B2 JP2520762 B2 JP 2520762B2
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- Japan
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- coin
- return
- slot
- coins
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、自動販売機のコイン処理装置に係り、とく
に、コイン投入口に投入されたコインを跳ね上げ機構に
よって跳ね上げてコインメカニズムに導入すものに関す
る。
に、コイン投入口に投入されたコインを跳ね上げ機構に
よって跳ね上げてコインメカニズムに導入すものに関す
る。
(従来の技術) 一般に、自動販売機では、実公昭53−33600号公報あ
るいは実開昭63−97182号公報等に示されているよう
に、本体の接客面となる前面扉に、商品の選択ボタンや
販売口が設けられているとともに、コイン投入口とコイ
ン返却口が設けられている。
るいは実開昭63−97182号公報等に示されているよう
に、本体の接客面となる前面扉に、商品の選択ボタンや
販売口が設けられているとともに、コイン投入口とコイ
ン返却口が設けられている。
そして、前面扉の裏面側にはコインメカニズムが設け
られ、このコインメカニズムが、コイン投入口から投入
されたコインを投入口シュート等を介して導入すること
により販売信号を出力し、これを条件に選択ボタンで指
定された商品を販売口に払出すとともに、投入金額に対
して釣銭等がある場合には、コイン返却口に釣銭を払出
す等の販売動作処理を行なうようになっている。
られ、このコインメカニズムが、コイン投入口から投入
されたコインを投入口シュート等を介して導入すること
により販売信号を出力し、これを条件に選択ボタンで指
定された商品を販売口に払出すとともに、投入金額に対
して釣銭等がある場合には、コイン返却口に釣銭を払出
す等の販売動作処理を行なうようになっている。
ところで、このコインメカニズムが、重力を利用し
て、上端部から投入コインを導入し、コインが上方から
下方に所定の流動距離をもって落下する過程で、コイン
の正偽や金種等を判別し、さらに、釣銭を含む返却コイ
ンを下端部から払出す関係で、コイン投入口はコインメ
カニズムの上部に設け、コイン返却口はコインメカニズ
ムの下部に設けることになる。
て、上端部から投入コインを導入し、コインが上方から
下方に所定の流動距離をもって落下する過程で、コイン
の正偽や金種等を判別し、さらに、釣銭を含む返却コイ
ンを下端部から払出す関係で、コイン投入口はコインメ
カニズムの上部に設け、コイン返却口はコインメカニズ
ムの下部に設けることになる。
そして、このコイン投入口とコイン返却口の位置は、
コインメカニズムの大きさや設置位置に左右されるが、
通常は、購入利用者のコインの投入操作に不自然な姿勢
を強いない適性な高さにコイン投入口を設けているの
で、このコイン投入口の高さを基準として、コインメカ
ニズムの設置位置が決められ、これにともなって、コイ
ン返却口の位置も決定される。
コインメカニズムの大きさや設置位置に左右されるが、
通常は、購入利用者のコインの投入操作に不自然な姿勢
を強いない適性な高さにコイン投入口を設けているの
で、このコイン投入口の高さを基準として、コインメカ
ニズムの設置位置が決められ、これにともなって、コイ
ン返却口の位置も決定される。
したがって、コイン投入口が購入利用者の腰の高さよ
り上方となる前面扉の中段より上に配置されているのに
対して、コイン返却口は床面側に近い下段よりに配置さ
れているのが一般的である。
り上方となる前面扉の中段より上に配置されているのに
対して、コイン返却口は床面側に近い下段よりに配置さ
れているのが一般的である。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、従来の自動販売機では、適正な高さ
にコイン投入口を配設すると、これよりコインメカニズ
ムの少なくとも上下方向の寸法にプラスアルファー分を
加えた下方にコイン返却口が設けられるので、コイン投
入口には適性な高さ位置が得られず、購入利用者の釣銭
等の返却コインの取出し動作に、不自然な屈み込み姿勢
を強いるようになり、返却コインの取出しを忘れたまま
で立去る原因にもなっている。
にコイン投入口を配設すると、これよりコインメカニズ
ムの少なくとも上下方向の寸法にプラスアルファー分を
加えた下方にコイン返却口が設けられるので、コイン投
入口には適性な高さ位置が得られず、購入利用者の釣銭
等の返却コインの取出し動作に、不自然な屈み込み姿勢
を強いるようになり、返却コインの取出しを忘れたまま
で立去る原因にもなっている。
これに対して、コイン返却口に適性な高さを求める
と、逆にコイン投入口が適性位置から上方に外れた位置
になって、コインの投入動作がやり難くなる。
と、逆にコイン投入口が適性位置から上方に外れた位置
になって、コインの投入動作がやり難くなる。
したがって、コインの投入とコインの取出しの双方の
使い勝手を満足させるようなものは得られず、そのいず
れかが犠牲になることは避けられない。
使い勝手を満足させるようなものは得られず、そのいず
れかが犠牲になることは避けられない。
また、設計製造上において、コイン投入口とコイン返
却口が前面扉の上下に分散すると、構造の制約を受け
て、前面扉が意匠上の制約を受けることにもなる。
却口が前面扉の上下に分散すると、構造の制約を受け
て、前面扉が意匠上の制約を受けることにもなる。
さらに、コインメカニズムの上方に、コイン投入口を
設けることによる問題として、コイン投入口から洗剤液
や食塩水等の液体を流込んでコインメカニズムの制御回
路等に侵入させ、商品や釣銭等の払出機構に誤動作を誘
発させ、釣銭や商品を只取りしようとする被害が頻発し
ていることもあり、その改善が望まれている。
設けることによる問題として、コイン投入口から洗剤液
や食塩水等の液体を流込んでコインメカニズムの制御回
路等に侵入させ、商品や釣銭等の払出機構に誤動作を誘
発させ、釣銭や商品を只取りしようとする被害が頻発し
ていることもあり、その改善が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、コイ
ン投入口とコイン返却口の双方を、ともにコインの投入
動作や取出し動作が容易な適正な高さにすることを目的
とするものである。
ン投入口とコイン返却口の双方を、ともにコインの投入
動作や取出し動作が容易な適正な高さにすることを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、商品の選択ボタンや販売口を有する接客面
にコイン投入口とコイン返却口を設け、コイン投入口か
ら投入されたコインを上端部から導入することにより販
売信号を出力するとともに釣銭等の返却コインを下端部
からコイン返却口に払出す販売動作処理機能を有するコ
インメカニズムを内蔵した自動販売機において、上記コ
イン投入口に投入されたコインを跳ね上げ機構によって
上方に跳ね上げ、跳ね上げられたコインを搬送路により
コインメカニズムの上端部に案内して導入するコイン処
理装置であって、上記コイン投入口及び上方のコインメ
カニズムへの搬送路に連らなりコイン投入口から投入さ
れたコインを受けて静止させるコイン受部と、このコイ
ン受部で受けたコインを上記コインメカニズムへの搬送
路に跳ね上げる揺動自在の跳ね上げレバーと、この跳ね
上げレバーを動作させる駆動機構とを備えたものであ
る。
にコイン投入口とコイン返却口を設け、コイン投入口か
ら投入されたコインを上端部から導入することにより販
売信号を出力するとともに釣銭等の返却コインを下端部
からコイン返却口に払出す販売動作処理機能を有するコ
インメカニズムを内蔵した自動販売機において、上記コ
イン投入口に投入されたコインを跳ね上げ機構によって
上方に跳ね上げ、跳ね上げられたコインを搬送路により
コインメカニズムの上端部に案内して導入するコイン処
理装置であって、上記コイン投入口及び上方のコインメ
カニズムへの搬送路に連らなりコイン投入口から投入さ
れたコインを受けて静止させるコイン受部と、このコイ
ン受部で受けたコインを上記コインメカニズムへの搬送
路に跳ね上げる揺動自在の跳ね上げレバーと、この跳ね
上げレバーを動作させる駆動機構とを備えたものであ
る。
また、請求項2の発明は、請求項1の構成において、
コイン受部の側部に、このコイン受部にコインが受入れ
られている場合に次のコインを排出してコイン返却口に
返却する返却路を設けたものである。
コイン受部の側部に、このコイン受部にコインが受入れ
られている場合に次のコインを排出してコイン返却口に
返却する返却路を設けたものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の構成において、
コイン投入口からコイン受部にコインを導く投入口シュ
ートに、コイン受部にコインが受入れらている場合に次
のコインを停止させるホールド機構を設けたものであ
る。
コイン投入口からコイン受部にコインを導く投入口シュ
ートに、コイン受部にコインが受入れらている場合に次
のコインを停止させるホールド機構を設けたものであ
る。
(作用) 本発明の自動販売機のコイン処理装置では、コイン投
入口から投入されたコインを跳ね上げ機構におけるコイ
ン受部に受入れて静止状態にセッティングし、かつ駆動
機構により跳ね上げレバーを作動し、コインを上方に跳
ね上げ、跳ね上げたコインを搬送路でコインメカニズム
の上端部に案内し、コインメカニズムの上端部に導入す
る。そして、釣銭等の返却コインは、コインメカニズム
の下端部からコイン返却口に払出される。
入口から投入されたコインを跳ね上げ機構におけるコイ
ン受部に受入れて静止状態にセッティングし、かつ駆動
機構により跳ね上げレバーを作動し、コインを上方に跳
ね上げ、跳ね上げたコインを搬送路でコインメカニズム
の上端部に案内し、コインメカニズムの上端部に導入す
る。そして、釣銭等の返却コインは、コインメカニズム
の下端部からコイン返却口に払出される。
また、請求項2の発明では、コイン投入口から複数枚
のコインが連続的に投入された場合、1枚のコインのみ
をコイン受部に受入れるとともに、次の2枚目以降のコ
インは、コイン受部のコインによってはじかれて、コイ
ン受部の側部の返却路に導かれ、ただちにコイン返却口
に返却される。
のコインが連続的に投入された場合、1枚のコインのみ
をコイン受部に受入れるとともに、次の2枚目以降のコ
インは、コイン受部のコインによってはじかれて、コイ
ン受部の側部の返却路に導かれ、ただちにコイン返却口
に返却される。
また、請求項3の発明では、コイン受部にコインが受
入れられている場合に次のコインをホールド機構により
いったん停止させ、先に投入されたコインの跳ね上げ後
に1枚ずつ送り込む。
入れられている場合に次のコインをホールド機構により
いったん停止させ、先に投入されたコインの跳ね上げ後
に1枚ずつ送り込む。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は自動販売機の本体で、この本体
1の前面には接客面となる開閉自在の前面扉2が設けら
れ、この前面扉2の中段から上段の範囲に利用者が購入
する商品を選択するための複数の選択ボタン3が設けら
れているとともに、この前面扉2の中段には選択された
商品を払出す販売口4が設けられ、この販売口4に隣接
して、代金を投入するコイン投入口5と釣銭や不良コイ
ン等の返却コインが払出されるコイン返却口6が設けら
れている。
1の前面には接客面となる開閉自在の前面扉2が設けら
れ、この前面扉2の中段から上段の範囲に利用者が購入
する商品を選択するための複数の選択ボタン3が設けら
れているとともに、この前面扉2の中段には選択された
商品を払出す販売口4が設けられ、この販売口4に隣接
して、代金を投入するコイン投入口5と釣銭や不良コイ
ン等の返却コインが払出されるコイン返却口6が設けら
れている。
そして、上記前面扉2の裏面側には、上記コイン返却
口6の上方に位置して、コインメカニズム7が配設され
ているとともに、このコインメカニズム7の上端部と上
記コイン投入口5の間に位置してコイン搬送手段8が配
設され、コイン投入口5から投入されたコインが、コイ
ン搬送手段8によって上方に搬送され、コインメカニズ
ム7の上端部に導入されるようになっている。
口6の上方に位置して、コインメカニズム7が配設され
ているとともに、このコインメカニズム7の上端部と上
記コイン投入口5の間に位置してコイン搬送手段8が配
設され、コイン投入口5から投入されたコインが、コイ
ン搬送手段8によって上方に搬送され、コインメカニズ
ム7の上端部に導入されるようになっている。
このコインメカニズム7は、販売動作処理機能を有
し、コインが上方から下方に所定の流動距離をもって落
下する過程で、コインの正偽や金種等を判別して、投入
金額に応じた販売信号を出力し、これを条件に、上記本
体1内において、図示しない商品の排出機構が上記選択
ボタン3で指定された商品を商品コラムから排出すると
ともに、この商品を商品搬送手段9が上方に搬送して前
面扉2の販売口4に払出すようになっており、そして、
投入金額に対して釣銭等の返却コインがある場合には、
コインメカニズム7の下端部からコイン返却口6に返却
コインを払出すようになっている。
し、コインが上方から下方に所定の流動距離をもって落
下する過程で、コインの正偽や金種等を判別して、投入
金額に応じた販売信号を出力し、これを条件に、上記本
体1内において、図示しない商品の排出機構が上記選択
ボタン3で指定された商品を商品コラムから排出すると
ともに、この商品を商品搬送手段9が上方に搬送して前
面扉2の販売口4に払出すようになっており、そして、
投入金額に対して釣銭等の返却コインがある場合には、
コインメカニズム7の下端部からコイン返却口6に返却
コインを払出すようになっている。
なお、10は釣銭や残金を返却させるための返却レバ
ー、11は投入金額や残金を表示する金額表示器、12は釣
銭切れを表示する釣銭切れ表示器であり、これらは、上
記販売口4、コイン投入口5及びコイン返却口6ととも
に、前面扉2の中段に設けられ、また、13は複数の商品
見本を上記選択ボタン3に対応して展示する展示室であ
る。
ー、11は投入金額や残金を表示する金額表示器、12は釣
銭切れを表示する釣銭切れ表示器であり、これらは、上
記販売口4、コイン投入口5及びコイン返却口6ととも
に、前面扉2の中段に設けられ、また、13は複数の商品
見本を上記選択ボタン3に対応して展示する展示室であ
る。
このように、前面扉2の中段つまり床面からの適性高
さ位置にコイン投入口5の他に、コイン返却口6及び販
売口4、さらに、返却レバー10、金額表示器11、釣銭切
れ表示器12等が設けられているので、その確認が容易
で、とくに、コインの投入動作や返却コイン及び商品の
取出し動作に不自然な姿勢を強いることがなく、しか
も、これによって空きスペースとなった前面扉2の下段
側は、商品のPR文字や絵模様等が施される看板部14とす
ることができる。
さ位置にコイン投入口5の他に、コイン返却口6及び販
売口4、さらに、返却レバー10、金額表示器11、釣銭切
れ表示器12等が設けられているので、その確認が容易
で、とくに、コインの投入動作や返却コイン及び商品の
取出し動作に不自然な姿勢を強いることがなく、しか
も、これによって空きスペースとなった前面扉2の下段
側は、商品のPR文字や絵模様等が施される看板部14とす
ることができる。
上記コイン搬送手段8は、第2図、第3図及び第4図
に示すように、跳ね上げ機構21と導入シュート22とで構
成され、上記コイン投入口5から投入されたコインCを
跳ね上げ機構21に受入れ、受入れたコインCを跳ね上げ
機構21が上方に跳ね上げ、跳ね上げられたコインCを逆
J字状の搬送路23を有する導入シュート22がコインメカ
ニズム7の上端部の導入口に案内して導入するようにな
っている。
に示すように、跳ね上げ機構21と導入シュート22とで構
成され、上記コイン投入口5から投入されたコインCを
跳ね上げ機構21に受入れ、受入れたコインCを跳ね上げ
機構21が上方に跳ね上げ、跳ね上げられたコインCを逆
J字状の搬送路23を有する導入シュート22がコインメカ
ニズム7の上端部の導入口に案内して導入するようにな
っている。
上記跳ね上げ機構21は、基台25にコイン受部26が形成
されている。このコイン受部26は、両側板27と、この両
側板27間に上下方向に設けられた案内板28と、この案内
板28の下端前部に設けられた受体29とからなっている。
そして、上記案内板28の上部に対向して、上記コイン投
入口5からの投入口シュート30に連らなる投入路31が開
口されているとともに、受体29の前側部に上記コイン返
却口6への返却口シュート32に連らなる返却路33が開口
され、かつ、コイン受部26の上方に上記コインメカニズ
ム7に連らなる導入シュート22が連設されている。
されている。このコイン受部26は、両側板27と、この両
側板27間に上下方向に設けられた案内板28と、この案内
板28の下端前部に設けられた受体29とからなっている。
そして、上記案内板28の上部に対向して、上記コイン投
入口5からの投入口シュート30に連らなる投入路31が開
口されているとともに、受体29の前側部に上記コイン返
却口6への返却口シュート32に連らなる返却路33が開口
され、かつ、コイン受部26の上方に上記コインメカニズ
ム7に連らなる導入シュート22が連設されている。
上記コイン受部26の下方において上記基台25に支軸34
により跳ね上げレバー35の前端部が揺動自在に軸支さ
れ、この跳ね上げレバー35の途中上部に上記コイン受部
26に臨ませた凸部36が設けられているとともに、跳ね上
げレバー35にコイル状のスプリング37が取付けられ、跳
ね上げレバー35は常時上方に付勢されている。
により跳ね上げレバー35の前端部が揺動自在に軸支さ
れ、この跳ね上げレバー35の途中上部に上記コイン受部
26に臨ませた凸部36が設けられているとともに、跳ね上
げレバー35にコイル状のスプリング37が取付けられ、跳
ね上げレバー35は常時上方に付勢されている。
また、上記跳ね上げレバー35の後部に駆動機構38が設
けられている。この駆動機構38は、基台25にモータ39が
設けられ、このモータ39の回転軸40にアーム41の基端部
が固着され、このアーム41の先端部に上記跳ね上げレバ
ー35上に係脱する作動杆42が取付けられている。
けられている。この駆動機構38は、基台25にモータ39が
設けられ、このモータ39の回転軸40にアーム41の基端部
が固着され、このアーム41の先端部に上記跳ね上げレバ
ー35上に係脱する作動杆42が取付けられている。
また、第4図に示すように、上記コイン受部26と対向
する部分において、一側の側板27に可動カバー44が軸45
を介して進退自在に設けられている。そして、この可動
カバー44は、軸45に装着された図示しないばねによって
他側の側板27から離れる方向に付勢されているととも
に、図示しないソレノイドによって他側の側板27に接近
する方向に付勢されるようになっており、通常の通電時
には付勢力の強いソレノイドによって接近し、停電等の
非通電時にはばねによって離間し、さらに、上記返却レ
バー10が操作されると、強制的に他側の側板27から引き
離されるようになっており、この可動カバー44が離れる
と、コイン受部26にあるコインCが可動カバー44の下方
の返却通路46に落下し、この返却通路46を通して落下し
たコインCを上記コイン返却口6に払出すようになって
いる。
する部分において、一側の側板27に可動カバー44が軸45
を介して進退自在に設けられている。そして、この可動
カバー44は、軸45に装着された図示しないばねによって
他側の側板27から離れる方向に付勢されているととも
に、図示しないソレノイドによって他側の側板27に接近
する方向に付勢されるようになっており、通常の通電時
には付勢力の強いソレノイドによって接近し、停電等の
非通電時にはばねによって離間し、さらに、上記返却レ
バー10が操作されると、強制的に他側の側板27から引き
離されるようになっており、この可動カバー44が離れる
と、コイン受部26にあるコインCが可動カバー44の下方
の返却通路46に落下し、この返却通路46を通して落下し
たコインCを上記コイン返却口6に払出すようになって
いる。
そして、上記モータ39は、投入口シュート30またはコ
イン受部26に配設された図示しない検知スイッチ等のコ
インセンサが上記コイン投入口5から投入されたコイン
を検知することによって、始動するようになっており、
このモータ39の駆動によってアーム41が第3図反時計方
向に回転し、その作動杆42が跳ね上げレバー35を支軸34
を支点として下方に回動し、作動杆42が跳ね上げレバー
35から外れるとともに、跳ね上げレバー35がスプリング
37により上方に急速に回動するようになっている。
イン受部26に配設された図示しない検知スイッチ等のコ
インセンサが上記コイン投入口5から投入されたコイン
を検知することによって、始動するようになっており、
このモータ39の駆動によってアーム41が第3図反時計方
向に回転し、その作動杆42が跳ね上げレバー35を支軸34
を支点として下方に回動し、作動杆42が跳ね上げレバー
35から外れるとともに、跳ね上げレバー35がスプリング
37により上方に急速に回動するようになっている。
したがって、上記コイ投入口5からコインCが投入さ
れ、このコインCがコイン受部26に受けられて静止され
る一方、モータ39が始動してアーム41の作動杆42を介し
て跳ね上げレバー35を作動し、その上方への急速な回動
によって凸部36によりコイン受部26のコインCを上方に
跳ね上げ、跳ね上げられたコインCは、逆J字状の導入
シュート22の搬送路23を通って、コインメカニズム7の
上端部の導入口に入るようになっている。
れ、このコインCがコイン受部26に受けられて静止され
る一方、モータ39が始動してアーム41の作動杆42を介し
て跳ね上げレバー35を作動し、その上方への急速な回動
によって凸部36によりコイン受部26のコインCを上方に
跳ね上げ、跳ね上げられたコインCは、逆J字状の導入
シュート22の搬送路23を通って、コインメカニズム7の
上端部の導入口に入るようになっている。
また、上記跳ね上げ機構21の導入シュート22は、第2
図に示すように、後側面方向に傾斜しているとともに、
導入シュート22の中間部から下方に返送シュート48が連
設され、この返送シュート48が上記コイン返却口6に連
らなっている。そして、何等かの原因でコインCが搬送
路23内を上昇通過しきれずに途中で落下すると、この落
下コインCは搬送路23の内側面に沿って導入シュート22
の傾斜方向下側に接続した返送シュート48に入り、この
返送シュート48によりコイン返却口6に戻されるように
なっている。
図に示すように、後側面方向に傾斜しているとともに、
導入シュート22の中間部から下方に返送シュート48が連
設され、この返送シュート48が上記コイン返却口6に連
らなっている。そして、何等かの原因でコインCが搬送
路23内を上昇通過しきれずに途中で落下すると、この落
下コインCは搬送路23の内側面に沿って導入シュート22
の傾斜方向下側に接続した返送シュート48に入り、この
返送シュート48によりコイン返却口6に戻されるように
なっている。
また、図示しないが、上記本体1内には、商品を収納
する複数の商品コラムと、コインメカニズム7からの販
売指令に応じて商品コラム内に収納された商品を一個ず
つ排出させる排出機構が設けられているが、商品コラム
にサーペンタイン方式を採用したものでは、商品を重力
を利用して上方から下方に搬送するため、商品は商品コ
ラムの下端部から排出されることになり、したがって、
商品の収納量を確保するために、商品コラムを長くする
と、排出機構によって商品コラムから排出された商品
は、本体1の下段に位置するため、上記前面扉2の中段
に設けられた販売口4に対して直接払出すことができ
ず、このため、上記商品搬送手段9が、商品コラムから
排出された商品を、本体1内の下方で受入れて、上方に
搬送し、販売口4に払出すようになっている。
する複数の商品コラムと、コインメカニズム7からの販
売指令に応じて商品コラム内に収納された商品を一個ず
つ排出させる排出機構が設けられているが、商品コラム
にサーペンタイン方式を採用したものでは、商品を重力
を利用して上方から下方に搬送するため、商品は商品コ
ラムの下端部から排出されることになり、したがって、
商品の収納量を確保するために、商品コラムを長くする
と、排出機構によって商品コラムから排出された商品
は、本体1の下段に位置するため、上記前面扉2の中段
に設けられた販売口4に対して直接払出すことができ
ず、このため、上記商品搬送手段9が、商品コラムから
排出された商品を、本体1内の下方で受入れて、上方に
搬送し、販売口4に払出すようになっている。
なお、商品搬送手段9には、たとえば、バケットを上
下動させるエレベータ、あるいは、無端状のベルトコン
ベア等の適当な搬送手段を採用することができる。
下動させるエレベータ、あるいは、無端状のベルトコン
ベア等の適当な搬送手段を採用することができる。
上記構成において、コイン投入口5からコインCが投
入されると、コインCは投入口シュート30から投入路31
を通ってコイン受部26に受けられて静止する。一方、コ
インCの投入とともに、投入口シュート30またはコイン
受部26に設けられたコインセンサがこれを検知して、跳
ね上げ機構21のモータ39を始動させ、アーム41及び作動
杆42とともにスプリング37により跳ね上げレバー35を急
速に上方に回動させ、その凸部36により静止状態のコイ
ンCを上方に勢いよく跳ね上げ、跳ね上げられたコイン
Cは、逆J字状の導入シュート22の搬送路23を一気に上
昇して、コインメカニズム7の上端部の導入口に入る。
したがって、この跳ね上げによるコインCの搬送速度
は、従来の重力のみを利用したコインメカニズムへのコ
イン導入速度と比べて遅くなることはない。
入されると、コインCは投入口シュート30から投入路31
を通ってコイン受部26に受けられて静止する。一方、コ
インCの投入とともに、投入口シュート30またはコイン
受部26に設けられたコインセンサがこれを検知して、跳
ね上げ機構21のモータ39を始動させ、アーム41及び作動
杆42とともにスプリング37により跳ね上げレバー35を急
速に上方に回動させ、その凸部36により静止状態のコイ
ンCを上方に勢いよく跳ね上げ、跳ね上げられたコイン
Cは、逆J字状の導入シュート22の搬送路23を一気に上
昇して、コインメカニズム7の上端部の導入口に入る。
したがって、この跳ね上げによるコインCの搬送速度
は、従来の重力のみを利用したコインメカニズムへのコ
イン導入速度と比べて遅くなることはない。
そして、跳ね上げ機構21によって跳ね上げられたコイ
ンCが、何等かの原因で、導入シュート22の搬送路23内
を上昇通過しきれずに落下した場合には、この落下コイ
ンCは搬送路23の傾斜方向下側の内側面に沿って返送シ
ュート48に入り、この返送シュート48によりコイン返却
口6に戻される。
ンCが、何等かの原因で、導入シュート22の搬送路23内
を上昇通過しきれずに落下した場合には、この落下コイ
ンCは搬送路23の傾斜方向下側の内側面に沿って返送シ
ュート48に入り、この返送シュート48によりコイン返却
口6に戻される。
なお、跳ね上げ機構21のモータ39の停止は、図示しな
いコインセンサがコインCの投入を検知してから所定時
間経過した後に通電を止めるタイマー等によって行なう
が、タイマー等によって設定した駆動時間内に次のコイ
ンCの投入があった場合には、先の経過時間をクリヤー
し、新たなコインCの検知を起点にして所定時間経過し
た後に通電を止める他、たとえば、コインメカニズム7
の導入口に検知スイッチ等のコインセンサを設け、コイ
ンCが連続的に投入された場合の最後のコインCがコイ
ンメカニズム7に入った時点をもって通電を止めるよう
にしたり、あるいは、商品の価格以上の金額のコインC
をコインメカニズム7が検出した時点をもって通電を止
めるようにしてもよい。
いコインセンサがコインCの投入を検知してから所定時
間経過した後に通電を止めるタイマー等によって行なう
が、タイマー等によって設定した駆動時間内に次のコイ
ンCの投入があった場合には、先の経過時間をクリヤー
し、新たなコインCの検知を起点にして所定時間経過し
た後に通電を止める他、たとえば、コインメカニズム7
の導入口に検知スイッチ等のコインセンサを設け、コイ
ンCが連続的に投入された場合の最後のコインCがコイ
ンメカニズム7に入った時点をもって通電を止めるよう
にしたり、あるいは、商品の価格以上の金額のコインC
をコインメカニズム7が検出した時点をもって通電を止
めるようにしてもよい。
また、コイン投入口5から複数枚のコインCが連続的
に投入された場合、1枚のコインCのみをコイン受部26
に受入れるとともに、次の2枚目以降のコインCは、コ
イン受部26のコインCによってはじかれて、コイン受部
26の側部の返却路33に導かれ、ただちにコイン返却口6
に返却される。
に投入された場合、1枚のコインCのみをコイン受部26
に受入れるとともに、次の2枚目以降のコインCは、コ
イン受部26のコインCによってはじかれて、コイン受部
26の側部の返却路33に導かれ、ただちにコイン返却口6
に返却される。
また、商品の販売を行なっている通常の通電時には、
釣銭や不良コイン等の返却コインは、コインメカニズム
7を通過した後、その下端部からその下方に設けられた
コイン返却口6に対して払出されるが、コインメカニズ
ム7の導入口がコイン投入口5の上方に位置し、コイン
投入口5から投入されたコインCを跳ね上げ機構21によ
ってコインCの導入口に跳ね上げているので、販売が中
止されている停電等の非通電時には、跳ね上げ機構21が
作動せず、これを知らずにコイン投入口5からコインC
が投入されたような場合には、投入コインをコインメカ
ニズム7を介してコイン返却口6に返却することはでき
ないことになる。
釣銭や不良コイン等の返却コインは、コインメカニズム
7を通過した後、その下端部からその下方に設けられた
コイン返却口6に対して払出されるが、コインメカニズ
ム7の導入口がコイン投入口5の上方に位置し、コイン
投入口5から投入されたコインCを跳ね上げ機構21によ
ってコインCの導入口に跳ね上げているので、販売が中
止されている停電等の非通電時には、跳ね上げ機構21が
作動せず、これを知らずにコイン投入口5からコインC
が投入されたような場合には、投入コインをコインメカ
ニズム7を介してコイン返却口6に返却することはでき
ないことになる。
このため、この実施例では、跳ね上げ機構21におい
て、図示しないソレノイドとばねを用い、通常の通電時
には、可動カバー44がソレノイドによって閉じられた使
用可能な状態に保持しているのに対し、停電等の非通電
時には、ソレノイドの断電により、可動カバー44がばね
によって開放状態としているので、停電等の非通電時に
は、コイン投入口5から投入されたコインCを、基台25
側と可動カバー44の間から下方の返却通路46に落下さ
せ、この返却通路46を介して、ただちにコイン返却口6
に返却させるようになっている。
て、図示しないソレノイドとばねを用い、通常の通電時
には、可動カバー44がソレノイドによって閉じられた使
用可能な状態に保持しているのに対し、停電等の非通電
時には、ソレノイドの断電により、可動カバー44がばね
によって開放状態としているので、停電等の非通電時に
は、コイン投入口5から投入されたコインCを、基台25
側と可動カバー44の間から下方の返却通路46に落下さ
せ、この返却通路46を介して、ただちにコイン返却口6
に返却させるようになっている。
また、上記停電等の非通電時以外にも、跳ね上げ機構
21がモータ39の故障等で作動しない場合も想定され、こ
の場合には、ソレノイドが通電状態となっているので、
コイン投入口5から投入されたコインCがコイン受部26
に止まることになるが、このようなときには、返却レバ
ー10を操作して強制的に可動カバー44を引き離すことに
よって、コインCを、基台25側と可動カバー44の間から
下方の返却通路46に落下させ、この返却通路46を介し
て、ただちにコイン返却口6に返却させるようになって
いる。
21がモータ39の故障等で作動しない場合も想定され、こ
の場合には、ソレノイドが通電状態となっているので、
コイン投入口5から投入されたコインCがコイン受部26
に止まることになるが、このようなときには、返却レバ
ー10を操作して強制的に可動カバー44を引き離すことに
よって、コインCを、基台25側と可動カバー44の間から
下方の返却通路46に落下させ、この返却通路46を介し
て、ただちにコイン返却口6に返却させるようになって
いる。
このようにして、コインメカニズム7から払出される
返却コインCを受入れるコイン返却口6は、従来よりも
上方に位置させて、コイン投入口5と同様に、適正な高
さに設けることができるから、返却コインCの確認が容
易で、コインCの投入動作と同様に、返却コインCの取
出し動作にも不自然な姿勢を強いられることがなく、そ
の取扱いが極めて容易なものとなる。
返却コインCを受入れるコイン返却口6は、従来よりも
上方に位置させて、コイン投入口5と同様に、適正な高
さに設けることができるから、返却コインCの確認が容
易で、コインCの投入動作と同様に、返却コインCの取
出し動作にも不自然な姿勢を強いられることがなく、そ
の取扱いが極めて容易なものとなる。
そして、コイン受部26に受入れられてセッティングさ
れた静止状態のコインCを跳ね上げレバー35によって1
枚ずつ跳ね上げることにより、跳ね上げのタイミング取
りが容易となり、跳ね上げ力が安定し、各コインCを確
実に跳ね上げることができる。また、次のコインCの投
入が早すぎた場合、返却路33からコイン返却口6に返却
することにより、コイン受部26からの跳ね上げは1枚ず
つの確実なものとすることができる。
れた静止状態のコインCを跳ね上げレバー35によって1
枚ずつ跳ね上げることにより、跳ね上げのタイミング取
りが容易となり、跳ね上げ力が安定し、各コインCを確
実に跳ね上げることができる。また、次のコインCの投
入が早すぎた場合、返却路33からコイン返却口6に返却
することにより、コイン受部26からの跳ね上げは1枚ず
つの確実なものとすることができる。
また、コイン投入口5及びコイン返却口6とともに、
販売口4も前面扉2の中段に設けてあるので、商品の取
出し動作にも不自然な姿勢を強いられることがなく、し
かも、前面扉2の下段側の構造をシンプルにしているの
で、構造上のネックが解消されて、この部分をたとえば
看板部14として利用する場合には極めて好都合となる。
販売口4も前面扉2の中段に設けてあるので、商品の取
出し動作にも不自然な姿勢を強いられることがなく、し
かも、前面扉2の下段側の構造をシンプルにしているの
で、構造上のネックが解消されて、この部分をたとえば
看板部14として利用する場合には極めて好都合となる。
なお、このように前面扉2の下段側を看板部14として
利用する場合には、上述のように、販売口4も中段付近
に設けることが望ましいが、少なくともコイン返却口6
上方にあるならば、販売口4が下方にあっても、前面扉
2の下段部分に開口する部分は、従来の2か所に比べて
1か所となるので、構造上の制約が軽減されて上記看板
部14の他に、意匠上の斬新さを盛り込む上で、設計製造
上有利なことには変わりなく、この空きスペースを利用
して集客力を高めることが可能となる。
利用する場合には、上述のように、販売口4も中段付近
に設けることが望ましいが、少なくともコイン返却口6
上方にあるならば、販売口4が下方にあっても、前面扉
2の下段部分に開口する部分は、従来の2か所に比べて
1か所となるので、構造上の制約が軽減されて上記看板
部14の他に、意匠上の斬新さを盛り込む上で、設計製造
上有利なことには変わりなく、この空きスペースを利用
して集客力を高めることが可能となる。
また、コインメカニズム7の導入口は、コイン投入口
5の上方にあって、コイン投入口5と分離された状態と
なるので、コインメカニズム7に組込まれている制御回
路等を誤動作させて商品や釣銭を只取りすることを目的
として、コイン投入口5から洗剤液や食塩水等の液体等
が流し込まれた場合、また、雨水が侵入した場合に、こ
の液体がコインメカニズム7に入ることはなく、コイン
投入口5とコインメカニズム7の間に介在されたコイン
搬送手段8の跳ね上げ機構21まで侵入したとしても、基
台25と可動カバー44の隙間等を経て下方に流下し、被害
を防ぐことができる。
5の上方にあって、コイン投入口5と分離された状態と
なるので、コインメカニズム7に組込まれている制御回
路等を誤動作させて商品や釣銭を只取りすることを目的
として、コイン投入口5から洗剤液や食塩水等の液体等
が流し込まれた場合、また、雨水が侵入した場合に、こ
の液体がコインメカニズム7に入ることはなく、コイン
投入口5とコインメカニズム7の間に介在されたコイン
搬送手段8の跳ね上げ機構21まで侵入したとしても、基
台25と可動カバー44の隙間等を経て下方に流下し、被害
を防ぐことができる。
また、連続投入されたコインの対応としてコイン返却
口6に返却させる返却路33を設けるほか、第3図に示す
ように、投入口シュート30にソレノイド等で動作するホ
ールド機構50を設けてもよい。
口6に返却させる返却路33を設けるほか、第3図に示す
ように、投入口シュート30にソレノイド等で動作するホ
ールド機構50を設けてもよい。
この場合、コイン受部26にコインCが受入れられてい
る場合に次のコインCをホールド機構50によりいったん
停止させ、先に投入されたコインCの跳ね上げに連動さ
せて1枚ずつ送り込むか、コインメカニズム7側に先の
コインが受け入れられたことを検出してから送り込むよ
うにすることにより、搬送路23でのコイン詰りを防止す
ることができる。また、コインメカニズム7側にコイン
を送り込むに際して、上記のホールド機構50を設けるこ
とを前提とした場合には、上げそこないのコインに対し
て上述したコイン返却口6側に戻さずに、直接コイン受
部26に戻して、再跳ね上げを何度でも行なわせることな
どの応用も可能である。
る場合に次のコインCをホールド機構50によりいったん
停止させ、先に投入されたコインCの跳ね上げに連動さ
せて1枚ずつ送り込むか、コインメカニズム7側に先の
コインが受け入れられたことを検出してから送り込むよ
うにすることにより、搬送路23でのコイン詰りを防止す
ることができる。また、コインメカニズム7側にコイン
を送り込むに際して、上記のホールド機構50を設けるこ
とを前提とした場合には、上げそこないのコインに対し
て上述したコイン返却口6側に戻さずに、直接コイン受
部26に戻して、再跳ね上げを何度でも行なわせることな
どの応用も可能である。
なお、上述した実施例の跳ね上げ機構21では、駆動機
構38においてモータ39を用いているが、ソレノイド等を
用いてもよい。
構38においてモータ39を用いているが、ソレノイド等を
用いてもよい。
また、上述した実施例では、跳ね上げ機構21におい
て、可動カバー44を、ばねによって開く方向に付勢し、
ソレノイドによって閉じる方向に付勢したが、ソレノイ
ドを設けない場合、可動カバー44をばねによって閉じる
ようにして、コインCの返却は返却レバー10による手動
操作のみで行なうようにしてもよい。
て、可動カバー44を、ばねによって開く方向に付勢し、
ソレノイドによって閉じる方向に付勢したが、ソレノイ
ドを設けない場合、可動カバー44をばねによって閉じる
ようにして、コインCの返却は返却レバー10による手動
操作のみで行なうようにしてもよい。
上述したように、本発明によれば、自動販売機におい
て、コイン投入口から投入されたコインを跳ね上げ機構
によって上方に跳ね上げ、跳ね上げたコインをコインメ
カニズムの上端部に案内し、コインメカニズムの上端部
に導入するので、コインメカニズムをコイン投入口より
も高い位置に設けることができるとともに、コイン返却
口を、従来よりも高い位置に引き上げて、従来は上方に
離間していたコイン投入口に接近させることができ、こ
れによって、コイン投入口とコイン返却口の双方を、と
もにコインの投入動作や取出し動作が容易な適正な高さ
にすることができる。
て、コイン投入口から投入されたコインを跳ね上げ機構
によって上方に跳ね上げ、跳ね上げたコインをコインメ
カニズムの上端部に案内し、コインメカニズムの上端部
に導入するので、コインメカニズムをコイン投入口より
も高い位置に設けることができるとともに、コイン返却
口を、従来よりも高い位置に引き上げて、従来は上方に
離間していたコイン投入口に接近させることができ、こ
れによって、コイン投入口とコイン返却口の双方を、と
もにコインの投入動作や取出し動作が容易な適正な高さ
にすることができる。
そして、コイン受部に受入れられてセッティングされ
た静止状態のコインを跳ね上げレバーによって1枚ずつ
跳ね上げることにより、跳ね上げのタイミング取りが容
易となり、跳ね上げ力が安定し、各コインを確実に跳ね
上げることができる。
た静止状態のコインを跳ね上げレバーによって1枚ずつ
跳ね上げることにより、跳ね上げのタイミング取りが容
易となり、跳ね上げ力が安定し、各コインを確実に跳ね
上げることができる。
また、請求項2の発明によれば、コイン投入口から複
数枚のコインが連続的に投入された場合、1枚のコイン
のみをコイン受部に受入れるとともに、次の2枚目以降
のコインは、コイン受部のコインによってはじかれて、
コイン受部の側部の返却路に導かれ、ただちにコイン返
却口に返却され、また、請求項3の発明によれば、コイ
ン受部にコインが受入れられている場合に次のコインを
ホールド機構によりいったん停止させ、先に投入された
コインの跳ね場げ後に1枚ずつ送り込むので、次のコイ
ンの投入が早すぎた場合にも、コイン受部からの跳ね上
げは1枚ずつの確実なものとすることができる。
数枚のコインが連続的に投入された場合、1枚のコイン
のみをコイン受部に受入れるとともに、次の2枚目以降
のコインは、コイン受部のコインによってはじかれて、
コイン受部の側部の返却路に導かれ、ただちにコイン返
却口に返却され、また、請求項3の発明によれば、コイ
ン受部にコインが受入れられている場合に次のコインを
ホールド機構によりいったん停止させ、先に投入された
コインの跳ね場げ後に1枚ずつ送り込むので、次のコイ
ンの投入が早すぎた場合にも、コイン受部からの跳ね上
げは1枚ずつの確実なものとすることができる。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は自動販売機の正
面図、第2図はコイン処理装置の側面図、第3図は跳ね
上げ機構の断面図、第4図は可動カバー部の断面図であ
る。 2……接客面となる前面扉、3……選択ボタン、4……
販売口、5……コイン投入口、6……コイン返却口、7
……コインメカニズム、21……跳ね上げ機構、23……搬
送路、26……コイン受部、30……投入口シュート、33…
…返却路、35……跳ね上げレバー、38……駆動機構、50
……ホールド機構、C……コイン。
面図、第2図はコイン処理装置の側面図、第3図は跳ね
上げ機構の断面図、第4図は可動カバー部の断面図であ
る。 2……接客面となる前面扉、3……選択ボタン、4……
販売口、5……コイン投入口、6……コイン返却口、7
……コインメカニズム、21……跳ね上げ機構、23……搬
送路、26……コイン受部、30……投入口シュート、33…
…返却路、35……跳ね上げレバー、38……駆動機構、50
……ホールド機構、C……コイン。
Claims (3)
- 【請求項1】商品の選択ボタンや販売口を有する接客面
にコイン投入口とコイン返却口を設け、コイン投入口か
ら投入されたコインを上端部から導入することにより販
売信号を出力するとともに釣銭等の返却コインを下端部
からコイン返却口に払出す販売動作処理機能を有するコ
インメカニズムを内蔵した自動販売機において、 上記コイン投入口に投入されたコインを跳ね上げ機構に
よって上方に跳ね上げ、跳ね上げられたコインを搬送路
によりコインメカニズムの上端部に案内して導入するコ
イン処理装置であって、 上記コイン投入口及び上方のコインメカニズムへの搬送
路に連らなりコイン投入口から投入されたコインを受け
て静止させるコイン受部と、 このコイン受部で受けたコインを上記コインメカニズム
への搬送路に跳ね上げる揺動自在の跳ね上げレバーと、 この跳ね上げレバーを動作させる駆動機構と、 を備えたことを特徴とする自動販売機のコイン処理装
置。 - 【請求項2】コイン受部の側部に、このコイン受部にコ
インが受入れられている場合に次のコインを排出してコ
イン返却口に返却する返却路を設けたことを特徴とする
請求項1記載の自動販売機のコイン処理装置。 - 【請求項3】コイン投入口からコイン受部にコインを導
く投入口シュートに、コイン受部にコインが受入れられ
ている場合に次のコインを停止させるホールド機構を設
けたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機のコイ
ン処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098414A JP2520762B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 自動販売機のコイン処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098414A JP2520762B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 自動販売機のコイン処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03296190A JPH03296190A (ja) | 1991-12-26 |
JP2520762B2 true JP2520762B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=14219167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2098414A Expired - Fee Related JP2520762B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 自動販売機のコイン処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520762B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2098414A patent/JP2520762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03296190A (ja) | 1991-12-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |